JP3610585B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は空気調和機などに用いられる横断流送風機型送風回路及び構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の横断流送風機型空気調和機は、横断面図である図4のような構成になっている。複数のブレード1から成る羽根車単体(クロスーフローファン)2を配し、その周囲にリアガイダ3とスタビライザ4とで空気の流路を形成し、吸い込みグリル5とエアーフィルタ6と風向変更羽根15を備えた吹き出し口7と熱交換器8とを有する横断流送風機を構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような構成を有する横断流送風機は、軸流送風機等の他の送風機に比べて同一流量での騒音が高く効率が低くなる。また、空気調和機本体の限定されたサイズの中で、熱交換器サイズの増分による熱交換器能力増加を確保するのは困難である。さらに、熱交換器とリアガイダとファンの間の空間が小さくなり、ヒータ等の付加機能部品を設置する余裕が少ない。空間を大きくしようとすると熱交換器を小さくせざるをえず、熱交換器能力が小さくなる。
【0004】
そこで、本発明は横断流送風機のファン中心から見た吸い込み方向の全域を熱交換器で囲むことにより、吸い込み流れを円滑にし乱れの小さい流れ場を形成し低騒音化を図ることを目的とする。さらに、2つ折りした熱交換器を前面側・背面側に収納することにより、従来の本体サイズで熱交換器能力を増加させることを目的とする。さらに、前面側・背面側に収納された熱交換器間の空間を大きくすることにより、ヒータ等の付加機能部品の設置の容易化を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の第1の技術的手段は、2個の独立している前面側と背面側の熱交換器と、2個の熱交換器を上部で接続する「へ」の字型に中央で折り曲げた長板によって、クロスフローファンの中心から見て吸い込み方向の全域を囲むと共に、2個の熱交換器とクロスフローファンとで形成される空間に除湿用ヒーターを配設した空気調和機である。
【0006】
第2の技術的手段は、前面側の熱交換器上部を、背面側上部に対して下方になるように配設した2個の独立した熱交換器と、熱交換器の間で折り曲げのない、前面側へ傾斜させた熱交換器を接続する長板によって、クロスフローファンの中心から見て吸い込み方向の全域を囲むように配設した空気調和機である。
【0007】
第3の技術的手段は、前面側の熱交換器上部を、背面側上部に対して上方になるように配設した2個の独立した熱交換器と、熱交換器の間で折り曲げのない、背面側へ傾斜させた熱交換器を接続する長板によって、クロスフローファンの中心から見て吸い込み方向の全域を囲むように配設した空気調和機である。
【0008】
【作用】
上記の構成にすれば、2個の独立した熱交換器とファンの間の空間が広くなり、ヒータ等の付加機能部品を設置する余裕ができる。
【0009】
さらに、横断流送風機のファン中心から見た吸い込み方向の全域を熱交換器で囲むことにより、吸い込み流れを円滑にし乱れの小さい流れ場を形成し低騒音化が図れる。また、ファン外周部での流入流速分布が均一化され流量性能が向上される。さらに、2つ折りした熱交換器を前面側・背面側に収納することにより、従来の本体サイズで熱交換器能力を増加させることができる。さらに、前面側または背面側の熱交換器に結露した結露水は、長板を伝わることなく処理が可能となり、長板自体への結露水は、両側の熱交換器へ導かれ、ファンへの滴下を防ぐことが可能となる。
【0010】
上記第2の技術的手段により、吸い込みグリルの前面側上部と熱交換器との隙間を確保できることから、吸い込みグリルの上部の傾斜角度を倒す余地ができるなど、意匠性の向上が可能になる。さらに、長板自体への結露水は、前面側の熱交換器へ導かれ、ファンへの滴下を防ぐことが可能となる。
【0011】
上記第3の技術的手段により前面側の熱交換器とファンとの距離が充分に確保できることにより、ファンへの吸い込み流れの乱れが小さくなり低騒音化を図れる。さらに、長板自体への結露水は、背面側の熱交換器へ導かれ、ファンへの滴下を防ぐことが可能となる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づいて説明する。
【0013】
図1は、本発明の第1の実施例の横断面図である。概略の流れ及び構成を説明すると、前面カバー9及び台枠10に設けられた吸い込み口11から室内空気が吸い込まれ、前面カバー9の内面に添わせて設けられている着脱自在なエアフィルター6及び前面側及び背面側に設置されている2個の熱交換器8a,8bを通過して、ファン2に吸い込まれる。ファン2の周囲にリアガイダ3とスタビライザ4とで形成される送風路12を通過して吹き出し口7から放出される。前面側及び背面側の2個の独立している熱交換器8と、2個の熱交換器を接続する「へ」の字型に中央で折り曲げた長板13aによって、ファン2の中心から見て吸い込み方向(160゜〜200゜)の全域を囲むように配置する。熱交換器8とファン2の間の空間が広がり、除湿用のヒータ14を容易に設置できる。
【0014】
また2個の熱交換器8のうち、前面側の熱交換器8aの上部を、背面側の熱交換器8bの上部に対して下方になるように配設し、2個の熱交換器を接続する長板を熱交換器の間の折り曲げをなくし、前面側へ傾斜させる。
【0015】
また2個の熱交換器8のうち、前面側の熱交換器8aの上部を、背面側の熱交換器8bの上部に対して上方になるように配設し、2個の熱交換器を接続する長板を熱交換器の間の折り曲げをなくし、背面側へ傾斜させる。
【0016】
【発明の効果】
本発明は上記説明から明らかなように、2個の独立した熱交換器とファンの間の空間が広くなり、ヒータ等の付加機能部品を設置する余裕ができる。横断流送風機のファン中心から見た吸い込み方向の全域を熱交換器で囲むことにより、吸い込み流れ(熱交換器とファンの間)を偏流することなく円滑にし乱れの小さい流れ場を形成し低騒音化が図れる。また、ファン外周部での流入流速分布が均一化され流量性能が向上される。さらに、2つ折りした熱交換器を前面側・背面側に収納することにより、従来の本体サイズで熱交換器能力を増加させることができる。さらに、前面側または背面側の熱交換器に結路した結路水は、長板を伝わることなく処理が可能となり、長板自体への結露水は、両側の熱交換器へ導かれ、ファンへの滴下を防ぐことが可能となり性能の向上になる。
【0017】
また、吸い込みグリルの前面側上部と熱交換器との隙間を確保できることから、吸い込みグリルの上部の傾斜角度を倒す余地ができるなど、意匠性の向上が大幅に可能となる。さらに、長板自体への結露水は、前面側の熱交換器へ導かれ、ファンへの滴下を防ぐことが可能となり性能の向上になる。
【0018】
また、前面側の熱交換器とファンとの距離が充分に確保できることにより、ファンへの吸い込み流れの乱れが小さくなり低騒音化を図れ、大幅な性能向上となる。さらに、長板自体への結露水は、背面側の熱交換器へ導かれ、ファンへの滴下を防ぐことが可能となり性能の向上になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の横断面図
【図2】本発明の第2の実施例の横断面図
【図3】本発明の第3の実施例の横断面図
【図4】従来技術の横断面図
【符号の説明】
1 ブレード
2 羽根車単体(クロスフローファン)
3 リアガイダ
4 スタビライザ
5 吸い込みグリル
6 エアーフィルタ
7 吹き出し口
8 熱交換器
9 前面カバー
10 台枠
11 吸い込み口
12 送風路
13 長板
14 ヒータ
15 風向変更羽根

Claims (3)

  1. 一定の長さを有する複数のブレードを円柱状に配列した羽根車単体を回転軸方向に組み合わせてなるクロスフローファンと、これに近接・対向して位置するスタビライザと、流路を形成するリアガイダと、エアーフィルタと、吸い込みグリルと、2個の独立している前面側と背面側の熱交換器と、2個の熱交換器を上部で接続する「へ」の字型に中央で折り曲げた長板から構成され、前記クロスフローファンの中心から見て吸い込み方向の全域を前記熱交換器で囲むと共に、前記2個の熱交換器と前記クロスフローファンとで形成される空間に除湿用ヒーターを配したことを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
  2. 前記の2個の熱交換器のうち、前面側の熱交換器上部を、背面側上部に対して下方になるように配設し、前記の熱交換器を接続する長板の熱交換器の間の折り曲げをなくし、前面側へ傾斜させたことを特徴とした請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
  3. 前記の2個の熱交換器のうち、前面側の熱交換器上部を、背面側上部に対して上方になるように配設し、前記の熱交換器を接続する長板の熱交換器の間の折り曲げをなくし、背面側へ傾斜させたことを特徴とした請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
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