JP3609328B2 - 空間安定装置 - Google Patents

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宏樹 山本
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空間安定装置に関し、特に、ジンバル機構部に設けられ可動側のインナジンバル及びアウタジンバルに各々光ファイバジャイロを設け、各光ファイバジャイロの輪状の各光ファイバの内側に光学部品を設けることにより、装置全体の大きさを小型化するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種の空間安定装置としては、一般に、用いられる3軸用の光ファイバジャイロは、各々輪状光ファイバ、光学部品、電子回路部が1個のパッケージに収納された状態で、空間安定装置に取付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の空間安定装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、各光ファイバジャイロは、輪状光ファイバ、光学部品及び電子回路部が1個のパッケージの中に収納されていると共に、装置の外側にすべて設けられていたため、3軸の各光ファイバジャイロのサイズが大型となり、空間安定装置自体の形状を小型化することは極めて困難であった。
そのため、近年益々小型化される各種飛翔体等の内部に内蔵することが難しく、より小型化された構成の出現が切望されていた。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ジンバル機構部に設けられ可動側のインナジンバル及びアウタジンバルに各々光ファイバジャイロを設け、各光ファイバジャイロの輪状の各光ファイバの内側に光学部品を設けることにより、装置全体の大きさを小型化した空間安定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による空間安定装置は、目的物検出部を複数軸方向へ移動させるためのジンバル機構部を有するハウジング部1と、前記ジンバル機構部に設けられたインナジンバル及びアウタジンバルと、前記インナジンバルに直接設けられ非真円状のボビンに設けられた光ファイバジャイロからなるピッチ軸検出用光ファイバジャイロと、前記アウタジンバルに直接設けられ非真円状のボビンに設けられた光ファイバからなるヨー軸検出用光ファイバジャイロと、前記ハウジング部の後部に設けられ輪状に形成されたフランジ部に装着されたロール軸検出用光ファイバジャイロとを備え、前記ピッチ軸検出用光ファイバジャイロ及びヨー軸検出用光ファイバジャイロは、前記光ファイバの内側に位置する光学部品とを有すると共に、前記ピッチ軸検出用光ファイバジャイロは、前記インナジンバルとアウタジンバルとの間に位置し、前記ヨー軸検出用光ファイバジャイロは前記アウタジンバルと前記ハウジング部との間に位置している構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明による空間安定装置の好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは、全体形状がほぼ筒状の多角形をなすハウジング部であり、このハウジング部1の内側には周知のジンバル機構部2により保持された例えば赤外線カメラ又はセンサ等からなり、目的とする物体を検出するための目的物検出部3が設けられている。
【0007】
前記目的物検出部3は、前記ジンバル機構部2の互いに直交して配置された周知のインナジンバル50及びアウタジンバル51の中、インナジンバル50にはピッチ軸検出用光ファイバジャイロ11が直接取付けられ、アウタジャイロ51にはヨー軸検出用光ファイバジャイロ10が直接取付けられている。
また、ハウジング部1のフランジ部12には、ロール軸検出用光ファイバジャイロ13が設けられている。
【0008】
前記目的物検出部3は、前記ジンバル機構部2に設けられアウタジンバル51を回転駆動させるためのヨー軸用駆動モータ5、インナジンバル50を回転駆動するためのピッチ軸用駆動モータ(図示せず)及び図示しない周知のロール補正機構(ジンバル機構部2とは別に設けられモータ等からなる)によって3軸方向の姿勢変化を制御し、常に空間の一定方向を向くことができるように構成されている。
なお、前記ジンバル機構部2は周知の機構であると共に、前述のヨー軸及びピッチ軸用の駆動モータは、何れも有限角モータが採用されている。
【0009】
前記ヨー軸検出用光ファイバジャイロ10は非真円状のボビン10cを介して非真円状の光ファイバ10aが設けられ、このボビン10cすなわち光ファイバ10aの内側に光学部品10bが配設され、このヨー軸検出用光ファイバジャイロ10のヨー軸検出用光ファイバジャイロ用電子回路(図示せず)は、このヨー軸検出用光ファイバジャイロ10とは独立して離間した状態で前記ハウジング部1に設けられている。
【0010】
前記ヨー軸検出用光ファイバジャイロ10とは角度を90度異ならせて直交する状態で配設された前記ピッチ軸検出用光ファイバジャイロ11は、非真円状のボビン11cを介して非真円の光ファイバ11aが設けられ、このボビン11cすなわち光ファイバ11aの内側に光学部品10bが配設され、このピッチ軸検出用光ファイバジャイロ11のピッチ軸検出用光ファイバジャイロ用電子回路30は、このピッチ軸検出用光ファイバジャイロ11とは独立して離間した状態で前記ハウジング部1に設けられている。従って、前記ピッチ軸検出用光ファイバジャイロ11は前記インナジンバル50とアウタジンバル51との間に位置し、前記ヨー軸検出用光ファイバジャイロ10は前記アウタジンバル51とハウジング部1との間に位置している。
【0011】
従って、前述の構成において、本発明による空間安定装置100を、船舶又は飛行機あるいはミサイルやロケット等に取付け、これらの姿勢が変化した場合においても、この目的物検出部3によって捕捉された目的物(ターゲット)は、画像として取り込まれ、姿勢変化は応じて各光ファイバジャイロ10、11、13で検出された位置信号により前記各駆動モータ5等が駆動され、目的物検出部3の空間姿勢が制御される。
【0012】
【発明の効果】
本発明による空間安定装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ヨー軸及びピッチ軸検出用光ファイバジャイロが、ジンバル機構部2のアウタジンバルとインナジンバルに設けられ、光学部品が輪状の光ファイバの内側に配設されているため、従来の光ファイバジャイロの取付構造に比較すると、各光ファイバジャイロをコンパクトに取付けることができ、装置自体の形状を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空間安定装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング部
2 ジンバル機構部
3 目的物検出部
10 ヨー軸検出用光ファイバジャイロ
10a 光ファイバ
10b 光学部品
10c ボビン
11 ピッチ軸検出用光ファイバジャイロ
11a 光ファイバ
11b 光学部品
11c ボビン
12 フランジ部
13 ロール軸検出用光ファイバジャイロ
50 インナジンバル
51 アウタジンバル

Claims (1)

  1. 目的物検出部(3)を複数軸方向へ移動させるためのジンバル機構部(2)を有するハウジング部1と、前記ジンバル機構部(2)に設けられたインナジンバル(50)及びアウタジンバル(51)と、前記インナジンバル(50)に直接設けられ非真円状のボビン (11c) に設けられた光ファイバジャイロ (11a) からなるピッチ軸検出用光ファイバジャイロ(11)と、前記アウタジンバル(51)に直接設けられ非真円状のボビン (10c) に設けられた光ファイバ (10a) からなるヨー軸検出用光ファイバジャイロ(10)と、前記ハウジング部(1)の後部に設けられ輪状に形成されたフランジ部(12)に装着されたロール軸検出用光ファイバジャイロ(13)とを備え、前記ピッチ軸検出用光ファイバジャイロ(11)及びヨー軸検出用光ファイバジャイロ(10)は、前記光ファイバ(10a、11a)の内側に位置する光学部品(10b、11b)とを有すると共に、前記ピッチ軸検出用光ファイバジャイロ (11) は、前記インナジンバル (50) とアウタジンバル (51) との間に位置し、前記ヨー軸検出用光ファイバジャイロ (10) は前記アウタジンバル (51) と前記ハウジング部 (1) との間に位置していることを特徴とする空間安定装置。
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