JP3609134B2 - フォトレジスト塗布装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、フォトレジスト塗布装置に係わり、特に、ガラス基板にフォトレジストを塗布する際に、ガラス基板のフォトレジスト塗布面と反対の面がフォトレジストにより汚染されるのを防ぐようにしたフォトレジスト塗布装置に関する。ここでいうフォトレジストとは、写真蝕刻用フォトレジストや、カラーフィルタ用のカラーレジスト及び層間絶縁膜、保護膜等の有機樹脂膜材料のことをいう。
【0002】
【従来の技術】
一般に、フォトレジスト塗布装置は、ガラス基板の一面に、顔料等の着色剤を含有したフォトレジストを塗布するものとして知られており、例えば、液晶表示装置に用いられるカラーフィルターを製造する際に利用されるものである。
【0003】
図5は、既知のフォトレジスト塗布装置の概要構成を示す斜視図である。
【0004】
図5において、51はフォトレジスト塗布部、52は基板搬送部、53はフォトレジスト塗布用ローラー、54は抑えローラー、55はフォトレジスト受け皿、56は第1のローラー駆動用モーター、57は第2のローラー駆動用モーター、58は基板搬送用コロ、59はガラス基板である。
【0005】
そして、フォトレジスト塗布部51は、フォトレジスト塗布用ローラー53、抑えローラー54、フォトレジスト受け皿55、第1のローラー駆動用モーター56、第2のローラー駆動用モーター57を備えており、基板搬送部52は、複数の基板搬送用コロ58を備えている。この場合、フォトレジスト塗布用ローラー53と抑えローラー54とは対向するように配置され、フォトレジスト塗布用ローラー53はフォトレジスト受け皿55内の顔料等の着色剤を含有したフォトレジスト(図示なし)を巻き込んでガラス基板59の一面に移送させるように構成されている。フォトレジスト塗布用ローラー53の軸心には第1のローラー駆動用モーター56の軸が連結され、抑えローラー54の軸心には第2のローラー駆動用モーター57の軸が連結される。ガラス基板59は、フォトレジスト塗布用ローラー53及び抑えローラー54が回転駆動されることにより、フォトレジスト塗布用ローラー53と抑えローラー54との間を搬送通過する。複数の基板搬送用コロ58は略等間隔に設けられており、ガラス基板59がこれら基板搬送用コロ58に沿ってその上を容易に搬送されるように構成されている。
【0006】
次いで、図6(a)、(b)は、図5に図示された既知のフォトレジスト塗布装置において、ガラス基板59がフォトレジスト塗布部51を搬送通過する際に、ガラス基板59の一面にフォトレジストが塗布される状況を示す断面構成図であって、(a)は、ガラス基板59がフォトレジスト塗布部51を搬送通過する途中の様子を、(b)は、ガラス基板59がフォトレジスト塗布部51を搬送通過した直後の様子をそれぞれ示すものである。
【0007】
また、図7は、既知のフォトレジスト塗布装置に用いられるフォトレジスト塗布用ローラー53の表面形状の一例を示す斜視図である。
【0008】
図6(a)、(b)及び図7において、60は顔料等の着色剤を含有した有色系のフォトレジスト、61はメニスカスであり、その他、図5に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0009】
前記構成による既知のフォトレジスト塗布装置の動作を、図6(a)、(b)及び図7を併用して説明する。
【0010】
ガラス基板59は、基板搬送部52において、複数の基板搬送用コロ58に沿ってそれらの上を矢印方向に搬送され、フォトレジスト塗布部51に到達する。このとき、フォトレジスト塗布部51は、第1のローラー駆動用モーター56及び第2のローラー駆動用モーター57の各回転駆動によって、フォトレジスト塗布用ローラー53及び抑えローラー54がそれぞれ回転駆動され、これらの回転駆動により、ガラス基板59は、フォトレジスト塗布用ローラー53と抑えローラー54との間を搬送通過するようになる。そして、ガラス基板59がフォトレジスト塗布用ローラー53と抑えローラー54との間を搬送される場合に、フォトレジスト塗布用ローラー53は、図7に示されるように、例えば、表面に螺旋状の凹凸が形成されているので、図6(a)に示されるように、フォトレジスト塗布用ローラー53の回転に伴い、フォトレジスト塗布用ローラー53に巻き込まれたフォトレジスト60は、メニスカス61となって順次ガラス基板59の表面に移送されて付着するようになり、ガラス基板59の一面にフォトレジストが塗布される。この場合、ガラス基板59の一面へのフォトレジストの塗布は、ガラス基板59がフォトレジスト塗布用ローラー53と抑えローラー54との間に搬送され始めてから搬送が終るまで連続して行われ、ガラス基板59の一面には、ほぼ全面にわたってフォトレジストが塗布される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前記構成による既知のフォトレジスト塗布装置においては、以下に述べるような理由によって、フォトレジスト受け皿55内にあるフォトレジスト60がガラス基板59の一面に移送される以外に、各個所に飛散するようになり、飛散したフォトレジスト60によって各個所が汚染されることが知られている。
【0012】
ここで、フォトレジスト60が飛散し、各個所を汚染させる第1の理由は、ガラス基板59がフォトレジスト塗布用ローラー53と抑えローラー54との間を搬送通過する際に、ガラス基板59に加えられる衝撃をできるだけ柔らげるため、抑えローラー54にゴム系のローラーを用いているが、このようなゴム系の抑えローラー54は、ガラス基板59との接触及び剥離を繰り返している間に、抑えローラー54の表面が帯電する。そして、この抑えローラー54の表面の帯電により、ガラス基板59が搬送通過した後で、フォトレジスト塗布用ローラー53と抑えローラー54との間に何等の遮蔽物がなくなったとき、抑えローラー54にフォトレジスト60の粒子が吸引されるようになり、それが抑えローラー54に付着して汚染するようになる。
【0013】
この場合、抑えローラー54にフォトレジスト60の粒子が付着しないようにするには、抑えローラー54の帯電を中和すればよく、この中和のために、通常、イオン発生器を用いて中和を行っている。
【0014】
このように、既知のフォトレジスト塗布装置は、前記第1の理由によるフォトレジスト60の汚染に対し、イオン発生器による中和手段を用いることにより、抑えローラー54によるフォトレジスト60の付着の汚染を適宜防ぐことができるものである。
【0015】
次に、フォトレジスト60が飛散し、各個所を汚染させる第2の理由は、ガラス基板59がフォトレジスト塗布用ローラー53と抑えローラー54との間を通り抜け終わると、ガラス基板59の一面へのフォトレジスト60の塗布は同様に終了するが、このフォトレジスト60の塗布の終了時に、図6(b)に示されるように、フォトレジスト塗布用ローラー53に巻き込まれたフォトレジスト60がメニスカス61となってガラス基板59の終端部に拡がり、それが抑えローラー54の表面に一直線状に付着し、抑えローラー54をメニスカス61で汚染するようになる。そして、抑えローラー54がメニスカス61で汚染されている状態のとき、ガラス基板59がフォトレジスト塗布用ローラー53と抑えローラー54との間を通過したとすれば、このメニスカス61が抑えローラー54の表面からガラス基板59の裏側の面上に落ち、ガラス基板59の裏側をメニスカス61で汚染するものである。ところで、ガラス基板59がフォトレジスト塗布用ローラー53と抑えローラー54との間を通り抜ける瞬間におけるフォトレジスト塗布用ローラー53と抑えローラー54との間隔は、ガラス基板59を押しつけるために、ガラス基板59の厚さの80%前後に選ばれているので、ガラス基板59の厚さが薄くなる程、抑えローラー54のい表面へのメニスカス61の汚染の度合いは顕著になる。
【0016】
この場合、抑えローラー54の表面に付着するメニスカス61に基づくガラス基板59の裏側の汚染を防ぐための有効な手段は、未だ、見出されていないのが実情であって、一般には、抑えローラー54がメニスカス61で汚染される度ごとに、人手によって抑えローラー54の清掃を行うようにしていた。
【0017】
このように、既知のフォトレジスト塗布装置は、前記第2の理由によるガラス基板59の裏側のフォトレジスト60の汚染に対し、何等有効な手段を見出すことができないものであり、汚染される度ごとに、人手による抑えローラー54の清掃を行わねばならないという問題がある。
【0018】
一方、フォトレジスト塗布用ローラー53を用いているフォトレジスト塗布装置においては、ガラス基板59に形成されるフォトレジスト塗布膜の厚さがフォトレジスト塗布用ローラー53に設けられているフォトレジスト巻き込み用の凹部の内部容積に比例する。そして、ガラス基板59に形成されるフォトレジスト塗布膜の厚さを制御するには、この凹部の内部容積の大きさを変更させればよい。しかしながら、凹部の内部容積の大きさを同一であっても、フォトレジスト塗布装置の使用時の環境条件、例えば、温度、湿度、気圧等や、フォトレジストの品質等にによって形成されるフォトレジスト塗布膜の厚さは変化するようになる。
【0019】
このように、既知のフォトレジスト塗布装置は、使用時の環境条件やフォトレジストの品質等に応じて、必ずしも、ガラス基板59に形成されるフォトレジスト塗布膜の厚さを正確に制御することができないという問題もある。
【0020】
本発明は、前記各問題点を解決するもので、その第1の目的は、ガラス基板におけるフォトレジスト塗布面の裏側に付着するフォトレジストを皆無にするようにしたフォトレジスト塗布装置を提供することにある。
【0021】
また、本発明の第2の目的は、使用時の環境条件やフォトレジストの品質等に依存することなく、ガラス基板に形成されるフォトレジスト塗布膜の厚さを正確に制御することが可能なフォトレジスト塗布装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
前記第1の目的を達成するために、本発明は、ガラス基板を順次搬送させる基板搬送部と、抑えローラー及びフォトレジスト塗布用ローラーとからなるフォトレジスト塗布部とからなり、前記抑えローラーと前記フォトレジスト塗布用ローラーとの間を前記ガラス基板が搬送通過する際に、前記フォトレジスト塗布用ローラーによってフォトレジストを巻き込むことにより前記ガラス基板の一面にフォトレジストを塗布させるフォトレジスト塗布装置において、前記抑えローラーの表面にローラーの幅方向にわたって一条の溝を設け、前記抑えローラーと前記フォトレジスト塗布用ローラーとの間を前記ガラス基板が搬送通過する際に、前記ガラス基板の後端部と前記一条の溝の到来時刻が略一致するように、前記ガラス基板の搬送タイミングを定めるようにした第1の手段、及び、ガラス基板を順次搬送させる基板搬送部と、抑えスライド基板及びフォトレジスト塗布用ローラーとからなるフォトレジスト塗布部とからなり、前記抑えスライド基板と前記フォトレジスト塗布用ローラーとの間を前記ガラス基板が搬送通過する際に、前記フォトレジスト塗布用ローラーによってフォトレジストを巻き込むことにより前記ガラス基板の一面にフォトレジストを塗布させるフォトレジスト塗布装置において、前記抑えスライド基板の表面にスライド基板の幅方向にわたる一条の溝を設け、前記抑えスライド基板と前記フォトレジスト塗布用ローラーとの間を前記ガラス基板が搬送通過する際に、前記ガラス基板の後端部と前記一条の溝の到来時刻が略一致するように、前記ガラス基板の搬送タイミングを定めるようにした第1の手段を備える。
【0023】
また、前記第2の目的を達成するために、本発明は、ガラス基板を順次搬送させる基板搬送部と、抑えスライド基板、フォトレジスト塗布用ローラー及びフォトレジスト受け皿とからなるフォトレジスト塗布部とからなり、前記抑えスライド基板と前記フォトレジスト塗布用ローラーとの間を前記ガラス基板が搬送通過する際に、前記フォトレジスト塗布用ローラーによって前記フォトレジスト受け皿内にあるフォトレジストを巻き込むことにより前記ガラス基板の一面にフォトレジストを塗布させるフォトレジスト塗布装置において、前記フォトレジスト受け皿に連結されたフォトレジスト供給路内にフォトレジストと溶剤の混合部を設け、前記混合部でフォトレジストに対する溶剤の混合量を制御して、前記ガラス基板に塗布されるフォトレジストの膜厚が制御される第2の手段を備える。
【0024】
【作用】
前記第1の手段によれば、抑えローラーの表面にローラーの幅方向にわたって一条の溝を設け、抑えローラーとフォトレジスト塗布用ローラーとの間をガラス基板が搬送通過する際に、ガラス基板の後端部と一条の溝の到来時刻が略一致するように、ガラス基板の搬送タイミングを定めるか、もしくは、抑えスライド基板の表面にスライド基板の幅方向にわたる一条の溝を設け、抑えスライド基板とフォトレジスト塗布用ローラーとの間をガラス基板が搬送通過する際に、ガラス基板の後端部と一条の溝の到来時刻が略一致するように、ガラス基板の搬送タイミングを定めるようにしているので、ガラス基板の後端部が抑えローラーとフォトレジスト塗布用ローラーとの間または抑えスライド基板とフォトレジスト塗布用ローラーとの間を通過する際に、抑えローラーまたは抑えスライド基板へのフォトレジストの付着が頻繁に発生する抑えローラー及び抑えスライド基板の部分に、一条の溝からなる空間が設けられているので、ガラス基板の後端部に拡がったメニスカスが付着する場所がなくなり、再び、フォトレジスト受け皿内に戻されるようになる。
【0025】
このように、前記第1の手段によれば、抑えローラー及び抑えスライド基板側へのメニスカスの付着がなくなるので、ガラス基板を連続的に抑えローラーとフォトレジスト塗布用ローラーとの間または抑えスライド基板とフォトレジスト塗布用ローラーとの間を搬送通過させ、連続してフォトレジスト塗布を行ったとしても、抑えローラーの表面へのメニスカスの付着がなくなり、もって、ガラス基板の裏面(フォトレジスト塗布面と反対側の面)へのフォトレジストの付着を防ぐことができる。
【0026】
また、前記第2の手段によれば、フォトレジスト受け皿に連結されたフォトレジスト供給路内にフォトレジストと溶剤の混合部を設け、混合部でフォトレジストに対する溶剤の混合量を制御し、フォトレジストに含有される溶剤量を調整するようにしている、即ち、ガラス基板に塗布されるフォトレジストの膜厚を制御するようにしているので、フォトレジスト塗布膜における固形分の濃度(加熱乾燥後に残留する不揮発分の濃度)が適宜制御され、使用時の環境条件やフォトレジストの品質等に依存しない一定の膜厚のフォトレジスト塗布膜を形成させることができる。
【0027】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0028】
図1は、本発明に係わるフォトレジスト塗布装置の第1の実施例の概要構成をを示す斜視図である。
【0029】
図1において、1はフォトレジスト塗布部、2は基板搬送部、3はフォトレジスト塗布用ローラー、4は抑えローラー、5はフォトレジスト受け皿、6は第1のローラー駆動用モーター、7は第2のローラー駆動用モーター、8は基板搬送用コロ、9はガラス基板、10はフォトレジスト塗布用ローラー3の表面にローラーの幅方向に沿って設けた一条の溝である。
【0030】
そして、フォトレジスト塗布部1は、フォトレジスト塗布用ローラー3、抑えローラー4、フォトレジスト受け皿5、第1のローラー駆動用モーター6、第2のローラー駆動用モーター7を備えており、基板搬送部2は、複数の基板搬送用コロ8を備えている。この場合、フォトレジスト塗布用ローラー3と抑えローラー4とは対向するように配置され、フォトレジスト塗布用ローラー3は、図7に示されるように、表面に螺旋状の凹凸が形成されていて、その回転に応じてフォトレジスト受け皿5内に収納されている顔料等の着色剤を含有したフォトレジスト(図示なし)を巻き込み、ガラス基板9の一面に移送させるように構成されている。フォトレジスト塗布用ローラー3の軸心には第1のローラー駆動用モーター6の軸が連結され、抑えローラー4の軸心には第2のローラー駆動用モーター7の軸が連結される。ガラス基板9は、フォトレジスト塗布用ローラー3及び抑えローラー4が回転駆動されることにより、フォトレジスト塗布用ローラー3と抑えローラー4との間を搬送通過する。複数の基板搬送用コロ8は略等間隔に設けられており、ガラス基板9がこれら基板搬送用コロ8に沿ってその上を容易に搬送されるように構成されている。これまで述べた構成は、図5に図示された既知のフォトレジスト塗布装置の構成と同じであるが、第1の実施例においては、抑えローラー4の表面に、抑えローラー4の幅方向に沿って一条の溝10を設けている点において、既知のフォトレジスト塗布装置の構成と異なっている。
【0031】
次に、図2は、図1に図示の第1の実施例のフォトレジスト塗布装置において、ガラス基板9がフォトレジスト塗布部1を搬送通過した直後に、ガラス基板9の後端部にフォトレジストが拡がる様子を示す断面構成図である。
【0032】
図2において、11は顔料等の着色剤を含有した有色系のフォトレジスト、12はメニスカスであり、その他、図1に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0033】
前記構成による第1の実施例のフォトレジスト塗布装置の動作を、図2を併用して説明する。
【0034】
ガラス基板9は、基板搬送部2において、複数の基板搬送用コロ8に沿ってそれらの上を矢印方向に搬送され、フォトレジスト塗布部1に到達する。このとき、フォトレジスト塗布部1は、第1のローラー駆動用モーター6及び第2のローラー駆動用モーター7の各回転駆動によって、フォトレジスト塗布用ローラー3及び抑えローラー4がそれぞれ回転駆動され、これらの回転駆動により、ガラス基板9は、フォトレジスト塗布用ローラー3と抑えローラー4との間を搬送通過するようになる。そして、ガラス基板9がフォトレジスト塗布用ローラー3と抑えローラー4との間を搬送される場合に、フォトレジスト塗布用ローラー3は、図7に示されるように、例えば、表面に螺旋状の凹凸が形成されているので、フォトレジスト塗布用ローラー3の回転に伴い、フォトレジスト塗布用ローラー3に巻き込まれたフォトレジスト11は、順次ガラス基板9の表面に移送されて付着するようになり、ガラス基板9の一面にフォトレジスト11が塗布される。この場合、ガラス基板9の一面へのフォトレジスト11の塗布は、ガラス基板9がフォトレジスト塗布用ローラー3と抑えローラー4との間に搬送され始めてから搬送が終るまで連続して行われ、ガラス基板9の一面には、ほぼ全面にわたってフォトレジスト11が塗布される。
【0035】
次いで、ガラス基板9がフォトレジスト塗布用ローラー3と抑えローラー4との間を通り抜け終わると、ガラス基板9の一面へのフォトレジスト11の塗布は終了するが、このフォトレジスト11の塗布の終了時に、図2に示されるように、フォトレジスト塗布用ローラー3に巻き込まれたフォトレジスト11がメニスカス12となってガラス基板9の終端部に拡がるとともに、抑えローラー4の表面方向に移送される。この場合、第1の実施例においては、ガラス基板9の終端部がフォトレジスト塗布用ローラー3と抑えローラー4との間を通り過ぎるタイミングと、抑えローラー4の表面に設けられた一条の溝10がガラス基板9の終端部に当接するタイミングとが一致するように、フォトレジスト塗布用ローラー3と抑えローラー4の各回転状態を制御するようにしているので、ガラス基板9の終端部に拡がったメニスカス12は、一条の溝10からなる空間の存在により、抑えローラー4の表面側に到達することがなく、再び、フォトレジスト受け皿5側に戻されるようになる。
【0036】
この場合、抑えローラー4の表面に設けられた一条の溝10とガラス基板9の終端部とが到達するタイミングを一致させるには、矢印方向に搬送される途中のガラス基板9を一時停止させるようにするか、あるいは、抑えローラー4の回転を一時停止させるようにすればよい。
【0037】
このように、第1の実施例によれば、抑えローラー4の表面に一条の溝10を設け、ガラス基板9の終端部がフォトレジスト塗布用ローラー3と抑えローラー4との間を通り過ぎるタイミングと、抑えローラー4の表面の一条の溝10がガラス基板9の終端部に当接するタイミングとを一致させているので、ガラス基板9の終端部に拡がったメニスカス12は、一条の溝10によって抑えローラー4の表面側に付着されることがなく、ガラス基板9の裏面(フォトレジスト塗布面と反対側の面)へのフォトレジストの付着を防ぎ、ガラス基板9のフォトレジスト汚染を防止することができる。
【0038】
なお、第1の実施例においては、抑えローラー4の表面に設けた一条の溝10の断面を3角形状にし、かつ、溝10の底部の角度を鋭角とした例を挙げて説明したが、本発明における一条の溝10の断面は、かかる構造のものに限られず、底部が平面または円形である溝であっても差し支えなく、この場合も3角形状の溝10と同様の効果が得られる。
【0039】
また、溝10の構成に関し、その深さと抑えローラー4の円周方向の切り込みの長さの最小寸法をそれぞれ0.5mm以上であって、かつ、抑えローラー4全体の変形を防ぐために、最大寸法をそれぞれ5mm以下にすれば、前記効果を有効に達成することができる。
【0040】
続いて、図3は、本発明に係わるフォトレジスト塗布装置の第2の実施例の概要構成の主要部を示す断面図である。
【0041】
図3において、13は抑えスライド基板、14は抑えスライド基板13の幅方向に沿って設けた一条の溝であり、その他、図1及び図2に示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0042】
そして、抑えスライド基板13は、フォトレジスト塗布用ローラー3に対向するように配置され、抑えスライド基板13とフォトレジスト塗布用ローラー3との間をガラス基板9が搬送通過するように構成される。このガラス基板9の搬送通過時に、第2のローラー(スライド基板)駆動用モーター6の回転駆動により、抑えスライド基板13は、フォトレジスト塗布用ローラー3上をガラス基板9の搬送方向に沿って移動するように構成される。また、抑えスライド基板13の後部側に台形状の断面を有する一条の溝14が設けられ、抑えスライド基板13は、ガラス基板9の終端部と一条の溝14との搬送タイミングが一致するように制御されて、フォトレジスト塗布用ローラー3上を搬送される。
【0043】
ここで、第2の実施例と前記第1の実施例との構成の違いを見ると、第1の実施例は、抑えローラー4を用いているのに対し、第2の実施例は、抑えスライド基板13を用いている点、第1の実施例の溝10の断面は、3角形状であるのに対し、第2の実施例の一条の溝14の断面は、台形状である点だけであって、その他に、第2の実施例と第1の実施例との間には構成上の違いがない。この場合の一条の溝14は、図3の下図に示されるように、抑えスライド基板13の後端部まで段差がついている構造24でも問題はない。そこで、第2の実施例の構成については、その余の構成の説明を省略する。
【0044】
前記構成を有する第2の実施例の動作については、フォトレジスト塗布部1でガラス基板9を搬送させる場合、第1の実施例は、回転するフォトレジスト塗布用ローラー3と同じく回転する抑えローラー4とで行っているのに対し、第2の実施例は、回転するフォトレジスト塗布用ローラー3とガラス基板9の搬送方向にスライドするスライド基板13とで行っている点、及び、ガラス基板9の終端部と一条の溝10、14との到達タイミングの一致させる場合、第1の実施例は、ガラス基板9の搬送の調整または抑えローラー4の回転の調整によって行っているのに対し、第2の実施例は、ガラス基板9の搬送の調整または抑えスライド基板13の搬送の調整によって行っている点が異なるだけであって、その他、第2の実施例と第1の実施例との間には、動作上の違いがない。そこで、第2の実施例の動作についても、その余の動作の説明を省略する。
【0045】
また、第2の実施例の作用効果については、前述のように、第2の実施例の動作と第1の実施例の動作との間に格段の違いがないことから、第2の実施例においても、第1の実施例で期待できる作用効果をそのまま期待することができる。
【0046】
次いで、図4は、本発明に係わるフォトレジスト塗布装置の第3の実施例を示す構成図であって、この第3の実施例は、ガラス基板に形成されるフォトレジスト塗布膜の厚さを制御できるように構成したものである。
【0047】
図4において、15はフォトレジスト容器、16は混合タンク、17は撹拌器、18aは第1のポンプ、18bは第2のポンプ、19は溶剤容器、20は粘度測定器、21は液面検出センサー、22は溶剤供給バルブ、23はフォトレジスト供給バルブであり、その他、図1に示された構成要素と同じ構成要素については、同じ符号を付けている。
【0048】
そして、フォトレジスト容器15は、フォトレジスト供給バルブ23を介して混合タンク16の第1の入力に配管結合され、溶剤容器19は、溶剤供給バルブ22を介して混合タンク16の第2の入力に配管結合される。混合タンク16には、撹拌器17が機械的に結合される。混合タンク16の出力は、第1のポンプ18aを介してフォトレジスト受け皿5に配管結合され、フォトレジスト受け皿5は、第2のポンプ18bを介して混合タンク16の第3の入力に配管結合される。粘度測定器20は、検出端がフォトレジスト受け皿5内に収納されてフォトレジストに結合され、出力端が溶剤供給バルブ22とフォトレジスト供給バルブ23の各制御端子に接続される。液面検出センサー21は、検出端がフォトレジスト受け皿5内に収納されたフォトレジストに結合され、出力端がフォトレジスト供給バルブ23の制御端子に接続される。
【0049】
前記構成によるフォトレジスト塗布装置は、次のように動作する。
【0050】
フォトレジスト容器15に収納されているフォトレジストの粒子は、フォトレジスト容器15から配管を介して圧送され、フォトレジスト供給バルブ23で供給量が調整された後、混合タンク16の第1の入力に印加される。一方、溶剤容器19に収納されている溶剤は、溶剤容器19から配管を介して圧送され、溶剤供給バルブ22で供給量が調整された後、同じく混合タンク16の第2の入力に印加される。混合タンク16に入力されたフォトレジストの粒子及び溶剤は、撹拌器17で撹拌混合され、溶剤と混合されたフォトレジストの粒子は、混合タンク16から第1のポンプ18aにより配管を介して圧送され、フォトレジスト受け皿5に供給される。フォトレジスト受け皿5に供給されたフォトレジストは、フォトレジスト受け皿5がフォトレジストでオーバーフロー状態になるか、あるいは、適宜のサイクルにより、フォトレジスト受け皿5から第2のポンプ18bにより配管を介して再び圧送され、再び混合タンク16の第3の入力に印加される。かかるフォトレジストの循環系統を設けることは、フォトレジスト塗布用ローラー3を用いていなるフォトレジスト塗布装置においては、一般的に用いられているもので、このフォトレジストの循環系統の途中にフィルター(図示なし)を挿入することにより、フォトレジスト受け皿5内に混入される異物を除去するようにしている。
【0051】
ところで、第3の実施例における特徴的な点は、この循環系統の途中に、混合タンク16を設け、混合タンク16においてフォトレジストの粒子に溶剤を混合させるようにしている。フォトレジストと溶剤は、前述のように、撹拌機17によって混合されるが、フォトレジストの粘度制御を自動的に行うため、フォトレジスト受け皿5内のフォトレジストの粘度を粘度測定器20で検出し、その検出信号を制御部25を経由して溶剤供給バルブ22及びフォトレジスト供給バルブ23に供給している。そして、粘度測定器20において、フォトレジストの粘度が基準値よりも高いことを検出すると、溶剤供給バルブ22を通過する溶剤の供給量を高めるとともに、フォトレジスト供給バルブ23を通過するフォトレジストの供給量を低下させて、フォトレジストの粘度を基準値に近付けるように制御し、一方、粘度測定器20において、フォトレジストの粘度が基準値よりも低いことを検出すると、溶剤供給バルブ22を通過する溶剤の供給量を低下させるとともに、フォトレジスト供給バルブ23を通過するフォトレジストの供給量を増大させて、同様に、フォトレジストの粘度を基準値に近付けるように制御している。
【0052】
この他に、第3の実施例においては、既知のフォトレジスト塗布装置のように、液面検出センサー21がフォトレジスト受け皿5内に収納されているフォトレジストの収納量を検出し、液面検出センサー21において、フォトレジストの収納量(フォトレジストの液面の高さ)が基準値よりも低下したことを検出すると、フォトレジスト供給バルブ23を通過するフォトレジストの供給量を増大させて、フォトレジストの収納量が基準値を超えるように制御し、一方で、液面検出センサー21において、フォトレジストの収納量が所定量よりも増加したことを検出すると、フォトレジスト供給バルブ23を通過するフォトレジストの供給量を減少させて、フォトレジストの収納量が所定値の範囲内に収まるように制御している。
【0053】
このように、第3の実施例においては、フォトレジスト受け皿5に連結されたフォトレジスト供給路内に、フォトレジストと溶剤とを混合する混合タンク16を設け、この混合タンク16でフォトレジストと溶剤との混合量を制御し、フォトレジストに含有される溶剤量を調整するようにしている、即ち、ガラス基板9に塗布されるフォトレジストの膜厚を制御するようにしているので、フォトレジスト塗布膜における固形分の濃度(加熱乾燥後に残留する不揮発分の濃度)が適宜制御されるようになり、使用時の環境条件やフォトレジストの品質等に依存しない一定の膜厚のフォトレジスト塗布膜が形成できる。なお、混合タンク16で行われるフォトレジストに対する溶剤の混合量の制御は、フォトレジスト受け皿5内にあるフォトレジストの粘度によって制御するかわりに、フォトレジストの塗布膜厚を測定し、その測定結果によって制御してもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1及び請求項3に記載の発明によれば、抑えローラーまたは抑えスライド基板の表面に幅方向にわたって一条の溝を設け、抑えローラーまたは抑えスライド基板とフォトレジスト塗布用ローラーとの間をガラス基板が搬送通過する際に、ガラス基板の後端部と一条の溝の到来時刻が略一致するように搬送タイミングを定めているので、ガラス基板の後端部に拡がったメニスカスが、一条の溝によって形成される空間の存在で付着する場所がなくなり、再び、フォトレジスト受け皿内に戻されるようになる。
【0055】
このように、請求項1及び請求項3に記載の発明によれば、抑えローラー及び抑えスライド基板側へのメニスカスの付着がなくなるので、ガラス基板を連続的に抑えローラーとフォトレジスト塗布用ローラーとの間または抑えスライド基板とフォトレジスト塗布用ローラーとの間を搬送通過させ、連続してフォトレジスト塗布を行ったとしても、抑えローラーの表面へのメニスカスの付着がなくなり、もって、ガラス基板の裏面(フォトレジスト塗布面と反対側の面)へのフォトレジストの付着を防げるという効果がある。
【0056】
また、請求項5に記載の発明によれば、フォトレジスト受け皿に連結されたフォトレジスト供給路内にフォトレジストと溶剤とを混合する混合部を設け、この混合部でフォトレジストと溶剤との混合量を制御し、フォトレジストに含有される溶剤量を調整するようにしている、即ち、ガラス基板に塗布されるフォトレジストの膜厚を制御するようにしているので、フォトレジスト塗布膜における固形分の濃度(加熱乾燥後に残留する不揮発分の濃度)が適宜制御され、使用時の環境条件やフォトレジストの品質等に依存しない一定の膜厚のフォトレジスト塗布膜を形成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるフォトレジスト塗布装置の第1の実施例の概要構成を示す斜視図である。
【図2】図1に図示の第1の実施例において、フォトレジスト塗布部でガラス基板の終端部にメニスカスが塗布される様子を示す説明図である。
【図3】本発明に係わるフォトレジスト塗布装置の第2の実施例において、フォトレジスト塗布部の主要な部分の概要構成を示す断面図である。
【図4】本発明に係わるフォトレジスト塗布装置の第3の実施例の概要構成を示す全体図である。
【図5】既知のフォトレジスト塗布装置の一例の概要構成を示す斜視図である。
【図6】図5に図示の既知のフォトレジスト塗布装置において、ガラス基板の一面及び終端部にメニスカスが塗布される様子を示す説明図である。
【図7】図5に図示の既知のフォトレジスト塗布装置において、フォトレジスト塗布用ローラーの表面構造の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フォトレジスト塗布部
2 基板搬送部
3 フォトレジスト塗布用ローラー
4 抑えローラー
5 フォトレジスト受け皿
6 第1のローラー駆動用モーター
7 第2のローラー駆動用モーター
8 基板搬送用コロ
9 ガラス基板
10 フォトレジスト塗布用ローラー3の表面に設けた一条の溝
11 フォトレジスト
12 メニスカス
13 抑えスライド基板
14 抑えスライド基板13に設けた一条の溝
15 フォトレジスト容器
16 混合タンク
17 撹拌器
18a 第1のポンプ
18b 第2のポンプ
19 溶剤容器
20 粘度測定器
21 液面検出センサー
22 溶剤供給バルブ
23 フォトレジスト供給バルブ
24 抑えスライド基板13に設けた段差部
25 制御部

Claims (6)

  1. ガラス基板を順次搬送させる基板搬送部と、抑えローラー及びフォトレジスト塗布用ローラーとからなるフォトレジスト塗布部とからなり、前記抑えローラーと前記フォトレジスト塗布用ローラーとの間を前記ガラス基板が搬送通過する際に、前記フォトレジスト塗布用ローラーによってフォトレジストを巻き込むことにより前記ガラス基板の一面にフォトレジストを塗布させるフォトレジスト塗布装置において、前記抑えローラーの表面にローラーの幅方向にわたって一条の溝を設け、前記抑えローラーと前記フォトレジスト塗布用ローラーとの間を前記ガラス基板が搬送通過する際に、前記ガラス基板の後端部と前記一条の溝の到来時刻が略一致するように、前記ガラス基板の搬送タイミングを定めるようにしたことを特徴とするフォトレジスト塗布装置。
  2. 前記一条の溝は、溝底部の角度が鋭角をなす3角形状であることを特徴とする請求項1に記載のフォトレジスト塗布装置。
  3. ガラス基板を順次搬送させる基板搬送部と、抑えスライド基板及びフォトレジスト塗布用ローラーとからなるフォトレジスト塗布部とからなり、前記抑えスライド基板と前記フォトレジスト塗布用ローラーとの間を前記ガラス基板が搬送通過する際に、前記フォトレジスト塗布用ローラーによってフォトレジストを巻き込むことにより前記ガラス基板の一面にフォトレジストを塗布させるフォトレジスト塗布装置において、前記抑えスライド基板の表面にスライド基板の幅方向にわたる一条の溝を設け、前記抑えスライド基板と前記フォトレジスト塗布用ローラーとの間を前記ガラス基板が搬送通過する際に、前記ガラス基板の後端部と前記一条の溝の到来時刻が略一致するように、前記ガラス基板の搬送タイミングを定めるようにしたことを特徴とするフォトレジスト塗布装置。
  4. 前記一条の溝は、溝部分の断面形状が略台形状であることを特徴とする請求項3に記載のフォトレジスト塗布装置。
  5. フォトレジスト塗布用ローラーによってフォトレジスト受け皿内にあるフォトレジストを巻き込むことによりガラス基板の一面にフォトレジストを塗布させるフォトレジスト塗布装置において、前記フォトレジスト受け皿に連結されたフォトレジスト供給路内にフォトレジストと溶剤の混合部を設け、前記混合部でフォトレジストに対する溶剤の混合量を制御して、前記ガラス基板に塗布されるフォトレジストの膜厚が制御されることを特徴とするフォトレジスト塗布装置。
  6. 前記混合部で行われるフォトレジストに対する溶剤の混合量の制御は、前記フォトレジスト受け皿内にあるフォトレジストの粘度またはフォトレジストの塗布膜厚測定結果によって制御されることを特徴とする請求項5に記載のフォトレジスト塗布装置。
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