JP3608681B2 - インターロックスイッチ及びこれを用いた電子機器 - Google Patents

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/60Auxiliary means structurally associated with the switch for cleaning or lubricating contact-making surfaces
    • H01H1/605Cleaning of contact-making surfaces by relatively high voltage pulses

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターロックスイッチ及びこれを用いる電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、可動接点及び固定接点を有するスイッチの接点部分のクリーニング方法としては、例えば、特開平3−189176号公報に記載されている装置のように、スイッチの電気的接点部をヘッドホルダの摺動によって印字行毎に移動させることにより、接点部のセルフクリーニングを可能にするものがある。
また、実願昭54−4462号公報に記載されている装置のように、可動接点に菱形に折り曲げた長方形薄板バネを用い、クリーニング効果を高めるものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術で述べたように、スイッチを押す度に摺動を行い、接点部をクリーニングするものがあるが、埃やカス等の異物はスイッチの密閉度がある程度良ければ、度々侵入するものではない。かえって、埃、カス等の異物あるいは酸化被膜の除去のために何度もクリーニングを行うと、スイッチの接点部形状にもよるが、接点間の摩耗等による接点部の劣化の原因になるという問題があった。また、クリーニング過多によるスイッチの誤動作が発生したり、スイッチ接点部分に余計な摩耗が起こって接点部分の劣化を早めるという問題があった。
本発明は、このような問題点を改善し、過度のクリーニングによって摩耗を起こすことなく効果的にスイッチ接続部分をクリーニングすることを目的とする。また本発明は、定期的にインターロックスイッチのクリーニングを行い、接点部分における接触不良を防止し、インターロックスイッチ搭載製品での誤動作を含む不具合を防止することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、可動接点(図1の1)を固定接点(図1の2)と接触させるためのアクチュエータ(図1の3)、そのアクチュエータを保持するバネ(図1の4)、上記可動接点の移動に伴って移動する可動片(図1の5)、その可動片を保持する保持手段(図1の6)、その可動片と可動接点を接続する形状記憶合金バネ(図1の7)、そのバネに電源を接続する手段等にてインターロックスイッチを構成し、上記可動接点と固定接点を接触させ、上記形状記憶合金バネに外部電源を接続して所定温度まで加熱した後、その外部電源を切断する動作を繰り返し、両接点の接触部分のクリーニングを自動的に行うことに特徴がある。
また請求項2記載の発明は、上記インターロックスイッチと、CPU等の制御手段、電源、駆動手段、及び記憶手段を備えた電子機器を構成し、予め設定した上記両接点の接触回数毎に定期的にクリーニング動作を行うことに特徴がある。
また請求項3記載の発明は、上記クリーニング動作を行うための両接点の接触回数の設定を可変とすることに特徴がある。
【0005】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明においては、可動接点を固定接点を接触させるためのアクチュエータ、その可動接点に従って移動する可動片、その可動片と可動接点間に用いる形状記憶合金バネ等にてインターロックスイッチを構成し、そのインターロックスイッチを取り付けた製品の電源を利用して、製品からの指示により、自動的に接点部分のクリーニングを行う。
請求項2記載の発明においては、装置全体の制御を行うマイクロプロセッサ等のCPUを内蔵した主制御部、装置の動作に関するプログラムを記憶しているROM及び主制御部からのデータを記憶するRAMを含むユニット、駆動用電源、等からなるファクシミリ装置において、請求項1記載のインターロックスイッチを搭載し、上記主制御部からの指示にてクリーニング動作を行う。この場合、例えば所定の開閉動作回数毎に定期的にクリーニングを行うように予め設定する。
請求項3記載の発明においては、請求項2記載のファクシミリ装置において、インターロックスイッチのクリーニング周期(例えば所定の開閉動作回数)の設定を、ユーザあるいはサービスマンが任意に変更できるようにする。
【0006】
以下、本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例におけるインターロックスイッチの概略を示す図である。
図1において、1は可動接点、2は固定接点、3は、可動接点1を動作させるためのアクチュエータ、4は、アクチュエータ3を保持するバネ、5は、可動接点1と共に移動する可動片(絶縁物)、6は、可動片5を保持する保持棒、7は形状記憶合金(バネ)、8はバネ、9はスイッチ筐体、10は絶縁物である。また22′はインターロックスイッチを搭載している製品の電源である。
【0007】
図2は、本発明の一実施例におけるファクシミリ装置の概略を示すブロック図である。
図2において、20はファクシミリ装置全体の制御を行う主制御部、21はファクシミリ動作に関するプログラムを記憶しているROM及び主制御部20からのデータを記憶するRAMを含むメモリ部、22はファクシミリ装置に電源を供給する電源装置、23はメモリ部を保護するためのバックアップ電池、24は操作入力及び表示を行うオペポート部である。25は図1に示したインターロックスイッチである。本実施例のインターロックスイッチは、ファクシミリ装置の定着部等の開閉動作を判断するスイッチとして使用する。そのため、このインターロックスイッチが接触不良等の不具合を起こすと、定着部のドアを閉めているのにファクシミリ装置上では、ドアオープンと判断され、ファクシミリ通信が行えない等の不具合を生じる。なお26は警告、案内等を音声出力するための音声出力部である。
【0008】
次に、本実施例のファクシミリ装置の動作を説明する。
図3は、本発明の一実施例におけるファクシミリ装置を動作を示すフローチャートである。
本実施例では、まずインターロックスイッチをファクシミリ装置に組み込む(100)。この後、どういう条件になった場合にインターロックスイッチのクリーニング動作を行うかをメモリ部(ROM)に書込み設定する(101〜104)。本実施例では、インターロックスイッチのON/OFF動作(ドアの開閉)の度か(102)、所定のコピー枚数に達した時か(103)、あるいはそれらの両方か(104)で設定する。その後、上記の各設定下で通常にファクシミリ装置を使用する(105a〜105c)。そして、定着部等での紙のジャムの際にドアを開閉した場合(106aのY、106bのY)、あるいは、ある設定枚数に達した場合(107aのY、107bのY)は、インターロックスイッチへファクシミリ装置から電源を供給する(108)。なおドアの開閉がなかったり(106aのN、106bのN)、設定枚数に達していない場合(107aのN、107bのN)は、通常動作(105a〜105c)に戻る。
【0009】
次に、図2に示した主制御部20からの指示によりクリーニング動作(109)を行うが、その方法を具体的に説明する。
本実施例では、図1に示したように、可動接点1の一方には形状記憶合金(バネ)7を配置し、もう一方にはバネ8を配置する。どちらも可動接点1との間には絶縁物10を使用し、誤動作を防ぐ。形状記憶合金7は、所定の温度に達すると所定の長さだけ伸びるように構成する(所定の長さを記憶させる)。可動接点1と固定接点2が接触すると、電源22′から形状記憶合金7へ電流を流し、所定の温度まで到達させることにより伸びを与える。その後、電流をカットすることにより元の状態に戻す動作を行う。これを繰り返すことにより、スイッチ接点上の埃、カス等の酸化被膜の除去を行うことができる。
こうしてクリーニング動作を行った後、音声や表示による出力を行う(110)。次に、ユーザがクリーニングまでの設定の変更を行うかどうかを選択する(111)。変更する場合は、ステップ101に戻りマニュアル等にて再設定を行う。勿論、定期メンテナンス時に設定を変更するようにしてもよい。
【0010】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、製品からの指示により自動的に接点部分のクリーニングを行うため、何度もクリーニングを行うことなく、摩耗を起こすことなく効果的にクリーニングすることができる。
請求項2記載の発明によれば、ファクシミリ装置等の製品に請求項1記載のインターロックスイッチを搭載することにより、製品側からの指示で定期的にインターロックスイッチのクリーニングを行うことができるので、接点部分における接触不良の防止につながり、製品でのインターロックスイッチによる不具合を防止できる。
請求項3記載の発明によれば、装置を設置する環境によりクリーニングを実施するまでの期間(周期等)設定を可変とし、クリーニング実施後にも設定を変更できるので、効率的にクリーニングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるインターロックスイッチの概略を示す図である。
【図2】本発明の一実施例におけるファクシミリ装置の概略を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例におけるファクシミリ装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:可動接点、2:固定接点、3:アクチュエータ、4:バネ、5:可動片、6:保持棒、7:形状保持合金(バネ)、8:バネ、9:スイッチ筐体、10:絶縁物、22′:電源。

Claims (3)

  1. 可動接点を固定接点と接触させるためのアクチュエータと、該アクチュエータを保持するバネと、上記可動接点の移動に伴って移動する可動片と、該可動片を保持する保持手段と、該可動片と可動接点を接続する形状記憶合金バネと、該バネに電源を接続する手段とを備え、
    上記可動接点と固定接点を接触させ、上記形状記憶合金バネに外部電源を接続して所定温度まで加熱した後、該外部電源を切断する動作を繰り返し、両接点の接触部分のクリーニングを自動的に行うように構成したことを特徴とするインターロックスイッチ。
  2. 請求項1記載のインターロックスイッチと、CPUを含む制御手段、電源、駆動手段、及び記憶手段を備え、
    予め設定した上記両接点の接触回数毎に定期的にクリーニング動作を行うように構成したことを特徴とする電子機器。
  3. 上記クリーニング動作を行うための両接点の接触回数を任意に設定する手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
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