JP3608153B2 - テープ結束装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば袋詰め物品等を複数個重ねて粘着テープで結束するテープ結束装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数個の袋詰め物品を重ねて粘着テープにより結束する装置として、例えば特開平9−156611号公報に記載されたものが知られている。この結束装置は、所定間隔離間する1対の昇降アクチュエータの各下端部に吸着部材が夫々支持され、両吸着部材の下面に、所定長さに切断された粘着テープの非粘着面である上面を吸着するよう構成される。そして、1対の昇降アクチュエータのピストンロッドを伸長して各吸着部材を下降させることで、両吸着部材に吸着されている粘着テープの中央部が物品を重ね合わせた被結束物の上面に貼着されると共に、該テープの両端寄り部分が吸着部材の吸着力に抗して摺動してテンションを付与しつつ下方に引張られ、被結束物の前後両側面に粘着テープが夫々着される。このときテープ両端部は、被結束物の前後両側面から下方に突出した状態となっており、1組の撫で付け部材を被結束物の下側に交互に水平移動することで、吸着部材の下面と粘着テープの非粘着面との吸着力に基づく抵抗に抗しつつ、粘着テープが被結束物の下側に引込まれ、該テープの両端部は互いに重なり合うように貼着されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の結束装置によれば、被結束物の前後両側面に貼着されて下方に突出したテープ両端部を、吸着部材とは別部材の1組の撫で付け部材によって被結束物の下面に貼着するよう構成している。このため、吸着部材から粘着テープが離れた際に位置ズレが生じ易く、被結束物の下面での粘着テープの重なり状態にズレが発生してしまい、結束後の見栄えが劣るという問題点が指摘される。
【0004】
【発明の目的】
この発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、商品価値の低下となる、被結束物の下面での粘着テープの重なり状態のズレの発生を抑制し得るテープ結束装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決し、所期の目的を好適に達成するため本発明は、
所定長さの粘着テープを被結束物の外周囲に貼着するテープ結束装置であって、
1対の昇降ロッドの上端に夫々配設され、前記被結束物の移送方向の上下流側における側面近傍を昇降作動し、その下降位置において前記被結束物がその上方を通過可能な貼着片を有するテープ巻付け部材を備え、
前記移送方向上流側の昇降ロッドを移送方向に前後動可能に設定すると共に、前記貼着片の下面に、前記粘着テープをエアー吸着保持する吸着孔を開設し、
前記両テープ巻付け部材は、被結束物より上方の受取り位置で前記粘着テープの非粘着面を前記吸着孔によりエアー吸着して下降する際に、該粘着テープを被結束物の上面に貼着するよう設定し、
更に移送方向上流側のテープ巻付け部材前記被結束物の下面位置に応じた所定の位置まで下降後、前記昇降ロッドと共に移送方向下流側に向けて移動するのに伴い、前記粘着テープを被結束物の上流側の側面に貼着すると共に、前記貼着片の上面で該粘着テープの上流側端部を前記被結束物の下面に押し撫でて貼着するよう構成し、
前記被結束物に対するテープ貼着に際し、前記粘着テープにテンションを付与しつつ粘着テープの前記貼着片に対する移動を許容し得るように前記吸着孔による粘着テープの吸着力を設定すると共に、その吸着力を設定変更可能に構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
被結束物より上方の受取り位置において、該被結束物の移送方向の上下流側における側面近傍を昇降作動する1対のテープ巻付け部材に粘着テープが受取られる。両テープ巻付け部材が受取り位置から下降することで、所定長さの粘着テープは被結束物の上面に着される。また、移送方向上流側のテープ巻付け部材が被結束物の下面位置に応じた所定の位置まで下降した後、前記粘着テープにテンションを与えながら移送方向下流側に向けて移動することで、該粘着テープが被結束物の上流側の側面および下面に貼着される。
【0007】
下降位置に保持されている移送方向下流側のテープ巻付け部材に対し、被結束物がその上方を移送されることで、該巻付け部材に保持されている粘着テープが被結束物の下流側の側面および下面に貼着される。また、前記両テープ巻付け部材に対して粘着テープをエアー吸着するための吸着力を設定変更することで、粘着テープに付与するテンションが調節される。更に、テープ巻付け部材が下降位置まで下降する前に移送方向に沿う方向への移動を開始することで、粘着テープは被結束物の外周囲にシワを生ずることなく良好に貼着される。なお、少なくとも粘着テープの上流側端部が被結束物の下面に着されるまでは、該被結束物の上面に粘着テープを押圧着する押圧部材により被結束物が押圧保持される。また、粘着テープが貼着される被結束物は、そのテープ結束位置より移送方向上流側において、整形手段により予め整形される。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るテープ結束装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
【0009】
図1は、テープ結束装置の全体構成を示すものであって、装置機枠10に配設されて図示しない駆動手段により間欠的に走行駆動する供給コンベヤ11は、物品移送方向と交差する幅方向に離間して物品移送方向と平行に延在する1対の支持フレーム12,12の上端に、幅方向に離間してベッド13,13が略水平に配設され、複数個(実施例では2個)の袋詰めの物品を上下に重ねた被結束物14が、両ベッド13,13上に跨って載置されるようになっている。また供給コンベヤ11では、両ベッド13,13の間に、幅方向に離間する1対の無端チェン15,15が、物品移送面(ベッド13の上面)より下方を物品移送方向に沿って循環走行するよう配設される。各無端チェン15には、物品移送方向に所定間隔離間して移送用のアタッチメント16が夫々対応的に配設され、1対の無端チェン15,15が往路を走行する際にアタッチメント16,16がベッド13,13の物品移送面より上方に突出して、物品移送方向に隣り合う前後のアタッチメント16,16の間に被結束物14を収容した状態で下流側へ移送するよう構成される。なお供給コンベヤ11は、後述するテープ結束位置に、前後のアタッチメント16,16の間に収容された被結束物14が到来したタイミングで間欠停止するよう運転制御される。
【0010】
図1に示す如く、前記供給コンベヤ11の配設位置より上方で、その物品移送路に対して物品移送方向と交差する方向に離間する装置機枠10にセット用フレーム17が配設され、このフレーム17における供給コンベヤ側を指向する前面上部には、複数(実施例では2基)のテープセット手段18が、物品移送方向に離間して配設される。そして、各セット手段18は、セット用フレーム17に回動可能に枢支された紙管ホルダ19を備え、この紙管ホルダ19に、粘着テープ20が紙管に所要径で巻回されたテープロール21が装填される。なお紙管ホルダ19には、粘着テープ20の引出しに際し、セット用フレーム17に配設された制動手段22により所要の制動が付与されて、粘着テープ20が弛むことなく張った状態で引出されるよう構成してある。
【0011】
前記セット用フレーム17には、複数の案内ローラ23が回動可能に枢支されており、前記テープロール21から引出された粘着テープ20は、各案内ローラ23を介して後述するテープ切断装置28に案内されるようになっている。なお、テープ引出し方向最下流側に位置する案内ローラ23より上流側のセット用フレーム17に、ブラケット24を介して供給コンベヤ11の物品移送路におけるテープ結束位置より上流側の上方に臨むように第1エアシリンダ25が倒立状態で配設されており、そのピストンロッドに整形手段としての物品押え26が配設してある。すなわち、供給コンベヤ11が間欠停止した際に第1エアシリンダ25を付勢して物品押え26を下降することで、前記前後のアタッチメント16,16の間に収容されている結束前の被結束物14を該物品押え26で上方から押圧して、該被結束物14における物品の積み重ね状態を整形するよう構成される。
【0012】
前記セット用フレーム17に配設されるテープ引出し方向最下流側の案内ローラ23から下流側に離間して、粘着テープ20を所定長さで切断するテープ切断装置28が装置機枠10に配設されている(図4参照)。このテープ切断装置28は、図3に示す如く、前記供給コンベヤ11の物品移送方向と平行な後述するテープ引出し装置42によるテープ引出し方向に離間して装置機枠10に配設された一対のプレート29,29間に、上下に離間して平行に架設された一対のガイドロッド30,30を備える。このガイドロッド30,30に支持体31が移動調節可能に配設されると共に、該支持体31の下端に配設されたブラケット32には、テープ引出し経路の下方に臨む位置に、複数本(実施例では2本)のローラからなる上流側受けローラ組33および下流側受けローラ組34が、テープ引出し方向に離間して回動可能に枢支されている。そして、前記最下流側の案内ローラ23で案内されて引出された粘着テープ20は、両受ローラ組33,34上に粘着面を下向きとした状態で支持されるよう構成される。なお、前記ブラケット32における上下流側の受けローラ組33,34の間には、後述するテープ押え38との間で粘着テープ20を挟持する受け台35が、その上端レベルを受けローラ組33,34の上端レベルと一致するよう配設してある。
【0013】
前記支持体31には、テープ引出し経路の上方に臨む位置に、第2エアシリンダ36が倒立状態で配設されると共に、このシリンダ36のピストンロッド36aに、前記受け台35と下流側受けローラ組34との間を昇降可能なカッター37がホルダ27およびシャフト27aを介して配設される。すなわち、第2エアシリンダ36を付勢してカッター37を受け台35および下流側受けローラ組34の上端より下降することで、受け台35と下流側受けローラ組34との間に臨む粘着テープ20を切断するようになっている。なお前記シャフト27aには、テープ引出し方向の前後でカッター37を挟む1対のテープ押え38,38が摺動可能に配設されると共に、このテープ押え38,38は、シャフト27aに巻装した弾性手段としてのバネ39によって、常にはその下端がカッター37より下方に突出した状態に付勢される。また両テープ押え38,38は、前記ブラケット32に配設されている受け台35および下流側受けローラ組34に当接可能な位置に臨んでいる。従って、前記第2エアシリンダ36の付勢によりカッター37と共に下降するテープ押え38,38と受け台35および下流側受けローラ組34との間で粘着テープ20が挟持され、カッター37による粘着テープ20の確実な切断をなし得る。
【0014】
前記1対のプレート29,29には、両ガイドロッド30,30の間に臨む位置にネジ軸40が回動可能に枢支されると共に、該ネジ軸40が支持体31に配設した雌ネジ部材(図示せず)に螺挿されている。このネジ軸40の一端にハンドル41が取付けられており、該ハンドル41を手動で回動操作することによって、ネジ軸40が正逆方向に回転され、前記支持体31がガイドロッド30,30に沿ってテープ引出し方向の前後に移動することで、粘着テープ20の切断長さを任意に設定変更し得るよう構成される。
【0015】
前記テープ切断装置28による粘着テープ20の支持部位(受ローラ組33,34)を、物品移送方向と交差する方向で挟む供給コンベヤ11の配設位置とは反対側に臨む装置機枠10に、テープ引出し装置42が配設されている。このテープ引出し装置42は、図4に示す如く、前記プレート29,29の配設位置より下方において、テープ引出し方向に沿って装置機枠10に配設されたガイドレール43にスライドベース44が摺動可能に配設されると共に、該スライドベース44は、テープ引出し方向に離間して装置機枠10に回動可能に枢支された1対のプーリ45,45間に巻掛けられた無端ベルト46に連結されている。またスライドベース44の下端に配設された支持プレート47には、テープ引出し方向と交差する方向に離間して回動可能に枢支された1対の支持ローラからなるローラ組48が引出し方向に離間して2組配設され、両ローラ組48,48に把持ベース49がテープ引出し方向と交差する方向に前後動可能に支持されている。
【0016】
前記把持ベース49の供給コンベヤ11を指向する前端部に、テープ引出し方向に離間して一対のスライドシャフト50,50が上下動可能に配設され、両シャフト50,50のベース上方に臨む上端は連結部材51で連結されている。また両シャフト50,50のベース下方に臨む下端には把持ホルダ52が配設されており、該ホルダ52の前端面に、前方に延出する2本のローラからなる可動把持体53が配設される。更に、把持ベース49の前端には、可動把持体53に対して上方で対向する固定把持体54が前方に延出するよう配設される(図4参照)。更に、前記両スライドシャフト50,50の間に臨む把持ベース49の上面に第3エアシリンダ55が立設され、そのピストンロッド55aが前記連結部材51に連結されている。そして、第3エアシリンダ55の正逆付勢により前記可動把持体53は、固定把持体54に対して近接・離間移動され、その近接時に両把持体53,54の間で粘着テープ20を把持し得るよう構成される。
【0017】
前記一方のプーリ45には正逆回転可能な駆動モータ56が連結されており、該モータ56によりプーリ45を正逆回転して無端ベルト46を正逆方向に走行することで、両把持体53,54は、前記テープ切断装置28のカッター37によるテープ切断位置より上流側の把持位置と、該切断装置28から下流側に離間する引出し位置との間を水平移動されるよう設定される。また図4に示す如く、前記支持プレート47の下面に第4エアシリンダ57が配設され、そのピストンロッド57aが前記把持ベース49に連結してある。すなわち、第4エアシリンダ57の正逆付勢により、両把持体53,54は、前記上流側受けローラ組33と受け台35との間に臨む粘着テープ20を把持可能な前進位置と、テープ切断装置28と干渉しない後退位置との間を前後移動するよう構成される。なお、把持位置において前進位置に位置決めされて上下に離間している可動把持体53および固定把持体54は、テープ切断装置28における受け台35と上流側受けローラ組33との間に臨む粘着テープ20を挟む上下に位置するよう設定される。そして、この状態で前記第3エアシリンダ55を付勢して可動把持体53を固定把持体54に近接することで、粘着テープ20を把持するようになっている。
【0018】
また、前記可動把持体53が固定把持体54との間で粘着テープ20を把持している状態で、該可動把持体53の下端レベルは、前記受け台35および下流側受けローラ組34の上端レベルより上方に位置し、該把持体53の下流側への移動が許容されるようになっている。なお、前記両把持体53,54の現在位置は、前記他方のプーリ45の回転軸の回転数を検出するエンコーダ58により監視され、該エンコーダ58からの信号を受けた図示しない制御装置が、前記駆動モータ56を回転制御することで、該把持体53,54を把持位置と引出し位置とに停止するよう設定される。ここで、前記テープ切断装置28による粘着テープ20の切断位置を変更した場合は、制御装置に入力される把持位置に関するデータを設定変更することで対応し得る。
【0019】
前記装置機枠10には、前記テープ切断装置28と引出し位置まで移動したテープ引出し装置42の両把持体53,54との間に臨む位置に、所定長さに切断された粘着テープ20を後述するテープ巻付け部材71,72に受渡すテープ受渡し装置59が配設される。このテープ受渡し装置59は、前記テープ引出し装置42の配設位置より上方の装置機枠10にブラケット60を介して略水平に配設される第5エアシリンダ61を備え、該シリンダ61の供給コンベヤ側を指向するピストンロッド61aに保持部材62が配設されている。保持部材62の下端には、テープ引出し方向に沿って水平に延在する挟持ベース63が配設されると共に、該ベース63におけるテープ引出し方向の前後端部に、略L字状に形成された固定挟持体64が、前記テープ引出し装置42によるテープ引出し経路の上方に臨むように夫々垂設してある。
【0020】
前記挟持ベース63には、テープ引出し方向に離間して一対のスライドシャフト65,65が上下動可能に配設され、両シャフト65,65のベース上方に臨む上端は連結部材66で連結されている。また、両シャフト65,65のベース下方に臨む下端に挟持ホルダ67が配設されており、該ホルダ67のテープ引出し方向の前後端部に、対応する前記固定挟持体64に対してテープ引出し経路の下方で対向するローラからなる可動挟持体68が夫々配設される。前記スライドシャフト65,65の間に臨む挟持ベース63の上面に第6エアシリンダ69が立設され、そのピストンロッド69aが前記連結部材66に連結されている。そして、第6エアシリンダ69の正逆付勢により前記可動挟持体68,68は、固定挟持体64,64に対して近接・離間移動され、その近接時に両挟持体64,68の間で所定長さに切断された粘着テープ20におけるテープ引出し方向の前後端部近傍を挟持するよう構成される。
【0021】
なお、前記固定挟持体64,64に対して可動挟持体68,68が離間している状態で、前記テープ引出し装置42における両把持体53,54の通過を許容するよう設定される。また前記第5エアシリンダ61を正逆付勢することで、両挟持体64,68は、テープ引出し装置42によるテープ引出し経路に臨む後退位置と、前記テープ巻付け部材71,72に粘着テープ20を受渡し可能な前進位置との間を移動するよう構成される。
【0022】
前記テープ結束位置に到来した被結束物14の外周囲に、前記所定長さに切断された粘着テープ20を巻付けて貼着するテープ結束装置70は、前記供給コンベヤ11におけるベッド13,13の間において、該コンベヤ11により移送される被結束物14が間欠停止されるテープ結束位置を挟む物品移送方向上下流側に、前記テープ受渡し装置59を指向する側に開放するコ字状に形成された第1のテープ巻付け部材71および第2のテープ巻付け部材72を昇降可能に備える。流側に位置する第1のテープ巻付け部材71の下面に第1昇降ロッド73が垂設され、この第1昇降ロッド73が、前記支持フレーム12,12間に配設された第1ホルダ74に、その回動が規制された状態で昇降可能に挿通支持される。また流側に位置する第2のテープ巻付け部材72の下面に第2昇降ロッド75が垂設され、この第2昇降ロッド75は、図2に示す如く、支持フレーム12,12間に配設されたガイド部材76に対して物品移送方向に沿って摺動可能に支持されている作動部材77に配設した第2ホルダ78に、その回動が規制された状態で昇降可能に挿通支持してある。
【0023】
前記供給コンベヤ11の下方に臨む装置機枠10に、物品移送方向に離間して1対の軸受部材79,79が配設され、両軸受部材79,79間に、図示しない駆動モータにより所定方向に回転駆動される駆動軸80が回動可能に軸支されている。また、一方(下流側)の軸受部材79に昇降用レバー81の長手方向一端部が回動可能に枢支されると共に、該レバー81の他端部は、前記第1昇降ロッド73および第2昇降ロッド75に夫々連杆82,83を介して相互に回動可能に連結されている。昇降用レバー81にはフォロワ81aが回動可能に枢支されており、該フォロワ81aが、駆動軸80に一体的に回転するよう配設された昇降用カム84に形成したカム溝84aに係合してある。すなわち、前記駆動モータにより駆動軸80を回転することで、昇降用カム84のカム溝84aにフォロワ81aを介して係合する昇降用レバー81が揺動し、該レバー81の他端部に連結される両昇降ロッド73,75が昇降動する。これにより、第1のテープ巻付け部材71および第2のテープ巻付け部材72は、供給コンベヤ11の物品移送面より下方(被結束物14が上方を通過可能な位置)の下降位置と、該物品移送面に載置されている被結束物14より上方で前記テープ受渡し装置59に挟持されている粘着テープ20を受取り可能な受取り位置との間を同期的に昇降動するよう構成される(図5参照)。
【0024】
前記両テープ巻付け部材71,72における上側の貼着片71a,72aには、その下面に吸着孔(図示せず)が開設されると共に、この吸着孔が前記昇降ロッド73,75を介して図示しない負圧源に接続され、該貼着片71a,72aの下面に、前記切断された粘着テープ20の非粘着面である上面をエアー吸着により保持するよう構成される。なお、吸着孔および負圧源からなる吸着手段によるテープ巻付け部材71,72への粘着テープ20の吸着力は、被結束物14に対するテープ貼着に際し、該粘着テープ20に所定のテンションを付与しつつ粘着テープ20の貼着片71a,72aに対する移動を許容するよう設定される。また吸着力を設定変更することで、粘着テープ20に付与するテンションを調節し得るよう構成されている。更に、前記両テープ巻付け部材71,72の下降位置において、両貼着片71a,72aの上面は、前記ベッド13,13に載置されている被結束物14の下面に接するよう設定される。
【0025】
前記一方の支持フレーム12に略V字状の作動レバー85の折曲部が回動可能に枢支されており、該レバー85の枢支部から離間する一端部が、前記第2ホルダ78に連杆86を介して回動可能に連結されている。また、前記他方(上流側)の軸受部材79に前後用レバー87の長手方向一端部が回動可能に枢支されると共に、該レバー87の他端部は、前記作動レバー85の枢支部から離間する他端部に連杆88を介して回動可能に連結されている。前後用レバー87にはフォロワ87aが回動可能に枢支されており、該フォロワ87aが、駆動軸80に一体的に回転するよう配設された前後用カム89に形成したカム溝89aに係合してある。すなわち、前記駆動モータにより駆動軸80を回転することで、前後用カム89のカム溝89aにフォロワ87aを介して係合する前後用レバー87が揺動し、該レバー87の他端部に連結された作動レバー85が揺動する。これにより、図5(b)に示す如く、第2ホルダ78がガイド部材76に案内されて物品移送方向に前後動し、その前進時(下流側への移動時)に、前記第2のテープ巻付け部材72が被結束物14の下面側に移動して、該巻付け部材72に保持している粘着テープ20の上流側の端部を該下面に貼着するよう構成される。
【0026】
なお、前記第2のテープ巻付け部材72の物品移送方向下流側への移動(被結束物14の下面側に向かう移動)が、該巻付け部材72が前記下降位置まで下降する前に開始され、下降しながら移送方向下流側に移動するように、前記作動レバー85を作動するカム形状に前記前後用カム89のカム溝89aが設定される。これにより、第2のテープ巻付け部材72が被結束物14の外周に沿った軌跡(実施例では円弧状の軌跡)を移動し、粘着テープ20を被結束物14の外周囲に良好に貼着することができるようになっている。なお、第2のテープ巻付け部材72の移動軌跡は、実施例の円弧状に限らず、他の形状であってもよい。
【0027】
前記物品移送路を挟んでテープ受渡し装置59の配設位置とは反対側に位置する支持フレーム12には、図2に示す如く、ブラケット90を介して第7エアシリンダ91が配設され、その上方を指向するピストンロッド91aに連結された押圧部材としてのテープ押え板92が、前記両テープ巻付け部材71,72の間で物品移送路を横断するように延在している。そしてこのテープ押え板92は、第7エアシリンダ91の正逆付勢により、前記受取り位置に臨む両テープ巻付け部材71,72で保持されている粘着テープ20より上方の上昇位置と、該テープ20を被結束物14の上面に押付ける下降位置との間を昇降動するよう構成される。なお第7エアシリンダ91は、両テープ巻付け部材71,72の下降と同期してテープ押え板92を下降すると共に、少なくとも粘着テープ20の上流側端部が被結束物14の下面に着されるまでテープ押え板92を下降位置に維持して貼着時の被結束物14のズレを防止し、その後に単独で上昇するよう付勢制御される。
【0028】
前記粘着テープ20の引出し経路に配設される案内ローラ23、テープ切断装置28の受けローラ組33,34や受け台35、テープ引出し装置42の可動把持体53およびテープ受渡し装置59の可動挟持体68の夫々は、粘着テープ20が難い材質で形成されたり、または表面にフィルム貼着防止処理が施され、粘着テープ20の良好な引出し案内または解放可能に構成されている。
【0029】
【実施例の作用】
次に、前述した実施例に係るテープ結束装置の作用につき説明する。前記テープロール21からテープ引出し装置42により引出された粘着テープ20は、前記テープ受渡し装置59の可動挟持体68,68および固定挟持体64,64によりテープ引出し方向の前後端部近傍が夫々挟持されると共に、前記テープ切断装置28より所定長さに切断される。
【0030】
このようにテープ受渡し装置59に切断された粘着テープ20が挟持されている状態で、前記供給コンベヤ11における前後のアタッチメント16,16の間に収容された被結束物14が、供給コンベヤ11の間欠駆動により前記テープ結束位置に到来して間欠停止したタイミングにおいて、前記駆動軸80と一体的に回転する昇降用カム84に係合する昇降用レバー81の揺動に伴い1対のテープ巻付け部材71,72が下降位置から受取り位置への上昇を開始する。なお、前記テープ押え板92は、予め上昇位置に臨んでいる。また前記第1エアシリンダ25が付勢され、前記物品押え26によりテープ結束位置より物品移送方向上流側に位置する被結束物14を上方から押圧することで、該被結束物14の積み重ね状態を整形する。
【0031】
次に、前記テープ受渡し装置59の第5エアシリンダ61が付勢され、両挟持体64,68を後退位置から前進位置に移動すると共に、第6エアシリンダ69が逆付勢されて固定挟持体64,64から可動挟持体68,68を離間して粘着テープ20の挟持を解除し、該粘着テープ20を可動挟持体68,68間に支持した状態とする。この粘着テープ20は、既に受取り位置に到来している1対のテープ巻付け部材71,72における貼着片71a,72aの下方に臨み、該テープ20の非粘着面である上面が貼着片71a,72aの下面にエアー吸着により保持される(図5(a)参照)。なお、粘着テープ20を受渡したテープ受渡し装置59では、前記第5エアシリンダ61の逆付勢により両挟持体64,68が後退位置に移動する。
【0032】
前記粘着テープ20を保持した1対のテープ巻付け部材71,72は、前記昇降用レバー81の揺動により同期的に下降する。このとき、前記第7エアシリンダ91が付勢されて、前記テープ押え板92を下降して両部材71,72間に臨む粘着テープ20を被結束物14の上面に押圧することで、該粘着テープ20の被結束物14に対する確実な着がなされる。
【0033】
前記1対のテープ巻付け部材71,72の夫々が、被結束物14における物品移送方向の前後側面に近接する位置を、前記粘着テープ20を所定の吸着力で保持した状態で下降する。上流側の第2のテープ巻付け部材72は、前記駆動軸80と一体的に回転する前後用カム89に係合する前後用レバー87の揺動に伴い、前記下降位置まで下降する前に、前記作動レバー85を介して物品移送方向下流側への移動が開始される。すなわち、第2のテープ巻付け部材72が、下降位置の少し前から下降しながら下流側に向けて移動することにより、被結束物14の上流側の側面に粘着テープ20を貼着すると共に、該テープ20の上流側端部を被結束物14の下面に前記貼着片72aの上面で押し撫でながら貼着する(図5(b)参照)。このとき、第2のテープ巻付け部材72にエアー吸着により保持されている粘着テープ20には、その吸着力に応じたテンションが付与されつつ貼着片72aに対して移動し、貼りジワを生ずることなく良好な貼着状態が得られる。また前記テープ押え板92は、第2のテープ巻付け部材72により粘着テープ20の上流側端部が被結束物14の下面に貼着されるまでは、該被結束物14の上面を押圧してその位置ズレを防止し、その後に前記第7エアシリンダ91の逆付勢により上昇位置に復帰する。
【0034】
前記受取り位置と下降位置との間の昇降動のみを行なう下流側の第1のテープ巻付け部材71は下降位置まで下降した状態で保持状態となっており、前記供給コンベヤ11が間欠停止状態から物品移送を開始するのに伴い被結束物14が下流側に移動することで、被結束物14の下流側の側面に粘着テープ20が貼着されると共に、被結束物14の下面が第1のテープ巻付け部材71における貼着片71aの上面を摺動することで、粘着テープ20の下流側端部が、既に被結束物14の下面に貼着されているテープ上流側端部に重なるように貼着される。第1のテープ巻付け部材71による粘着テープ20の貼着に際しても、前述した第2のテープ巻付け部材72での貼着と同様に、粘着テープ20にはテンションが付与されつつ被結束物14に対する貼着がなされ、貼りジワを生ずることなく良好な貼着状態が得られる。
【0035】
【変更例】
本願発明に係るテープ結束装置は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、各種の変更が可能である。
例えば、実施例では上流側のテープ巻付け部材のみを昇降移動と被結束物の下面側に向かう物品移送方向に沿う方向への移動とを行なうようにしているが、下流側のテープ巻付け部材も同様の構成(昇降移動と移送方向上流側への移動)にすれば、一層確実な粘着テープの貼着ができて良い。
テープ巻付け部材は、常には供給コンベヤにおける物品移送面より下方に位置して、被結束物の移送停止に合わせて上昇を開始する構成となっているが、被結束物より上方位置(例えば受取り位置)を待機位置として、該位置から下降する方式も適宜に採用できる。
上流側のテープ巻付け部材は、被結束物の下面位置まで至る前に下流側に向けて移動するようになっているが、必要に応じて下面位置まで下降した後に下流側に移動するように設定してもよい。
ープ巻付け部材は、カムレバーによる駆動形式を採用しているが、エアシリンダにより直接駆動する形式等、その他の方式であってもよい。
実施例では袋詰め物品を重ねた被結束物を例示したが、該被結束物は、その他の複数物品を段積みしたものや、集積物であってもよい。
上下流側のテープ巻付け部材は、同期的に下降するように設定されているが、別々のタイミングで下降するように設定することも可能である。
テープ巻付け部材の貼着片は、被結束物の下面側を指向する面がフラット面に形成されたものとなっているが、被結束物の下面に対して粘着テープを押付けながら回転する自由回転可能なローラ状のものでもよい。
被結束物の上面に対して粘着テープを貼着するテープ押え板は、テープ巻付け部材とは別駆動によって作動するようになっているが、該巻付け部材と一体的に作動するような構成も採用できる。
各機構を作動するエアシリンダに代えて、その他各種のアクチュエータを採用し得る。
粘着テープは、テープ巻付け部材で受取った後に所定長さに切断されるものであってもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明の請求項1に係るテープ結束装置では、粘着テープを保持して被結束物の側面から下面に亘って貼着する工程を1つの部材によって行なうよう構成したので、被結束物の側面から下面への粘着テープの貼着に際して位置ズレが発生することなく良好な結束状態とすることができる。また、テープ巻付け部材への粘着テープの保持をエアー吸着とし、かつ吸着力を設定変更可能に構成したので、簡単な構成で被結束物に貼着される際の粘着テープに付与するテンションを簡単に調節し得る。また請求項2に係るテープ結束装置では、移送方向下流側のテープ巻付け部材を昇降動のみとし、被結束物の下流側への移動に伴い、下降位置に保持した該テープ巻付け部材により被結束物の下面に粘着テープを貼着し得るようにしたので、巻付け部材の構成を簡略化することができる。しかも、貼着作動に伴う被結束物の移送停止時間を短時間に設定でき、貼着サイクルタイムの短縮化によって、より高速での結束が可能となる。
【0037】
また、請求項に係るテープ結束装置では、下流側のテープ巻付け部材も上流側のテープ巻付け部材と同様の構成とすることで、一層確実な粘着テープの貼着ができる。更に、請求項に係るテープ結束装置によれば、テープ巻付け部材を下降しながら移送方向に沿う方向に移動するよう構成したので、該巻付け部材は被結束物の外周に沿った軌跡を移動し、テープ貼着時の貼りジワの発生を防止し、一層良好な結束状態が得られる。
【0038】
請求項に係るテープ結束装置では、前記テープ巻付け部材によるテープ貼着に際し、少なくとも粘着テープの上流側端部が被結束物の下面に着されるまでは、該被結束物の上面に粘着テープを押圧着する押圧部材により被結束物を押圧保持するので、被結束物の位置ズレは確実に防止される。また請求項に係るテープ結束装置では、結束前の被結束物を整形手段により予め整形するので、より良好な結束状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るテープ結束装置を示す概略正面図である。
【図2】実施例に係るテープ結束装置を示す概略縦断側面図である。
【図3】実施例に係るテープ切断装置、テープ引出し装置およびテープ受渡し装置を一部省略して示す概略平面図である。
【図4】実施例に係るテープ切断装置およびテープ引出し装置を示す概略縦断側面図である。
【図5】実施例に係るテープ結束装置により粘着テープを被結束物に貼着する工程を示す工程図である。
【符号の説明】
14 被結束物
20 粘着テープ
21 テープロール
26 物品押え(整形手段)
71 第1のテープ巻付け部材
71a 貼着片
72 第2のテープ巻付け部材
72a 貼着片
73 第1昇降ロッド ( 昇降ロッド )
75 第2昇降ロッド ( 昇降ロッド )
92 テープ押え板(押圧部材)

Claims (6)

  1. 所定長さの粘着テープ(20)を被結束物(14)の外周囲に貼着するテープ結束装置であって、
    1対の昇降ロッド (73,75) の上端に夫々配設され、前記被結束物(14)の移送方向の上下流側における側面近傍を昇降作動し、その下降位置において前記被結束物 (14) がその上方を通過可能な貼着片 (71a,72a) を有するテープ巻付け部材(71,72)を備え、
    前記移送方向上流側の昇降ロッド (75) を移送方向に前後動可能に設定すると共に、前記貼着片 (71a,72a) の下面に、前記粘着テープ (20) をエアー吸着保持する吸着孔を開設し、
    前記両テープ巻付け部材(71,72)は、被結束物(14)より上方の受取り位置で前記粘着テープ (20) の非粘着面を前記吸着孔によりエアー吸着して下降する際に、該粘着テープ(20)を被結束物(14)の上面に貼着するよう設定し、
    更に移送方向上流側のテープ巻付け部材(72)前記被結束物(14)の下面位置に応じた所定の位置まで下降後、前記昇降ロッド (75) と共に移送方向下流側に向けて移動するのに伴い、前記粘着テープ(20)を被結束物(14)の上流側の側面に貼着すると共に、前記貼着片 (72a) の上面で該粘着テープ (20) の上流側端部を前記被結束物 (14) 下面に押し撫でて貼着するよう構成し、
    前記被結束物 (14) に対するテープ貼着に際し、前記粘着テープ (20) にテンションを付与しつつ粘着テープ (20) の前記貼着片 (71a,72a) に対する移動を許容し得るように前記吸着孔による粘着テープ (20) の吸着力を設定すると共に、その吸着力を設定変更可能に構成した
    ことを特徴とするテープ結束装置。
  2. 移送方向下流側のテープ巻付け部材(71)は、前記受取り位置と前記下降位置との間の昇降動のみを行ない、前記被結束物(14)が下流側へ移動するのに伴い、下降位置に保持されたテープ巻付け部材(71)により粘着テープ(20)を被結束物 (14) の側面に貼着すると共に、被結束物 (14) が前記粘着片 (71a) の上面を摺動して該粘着テープ (20)の下流側端部を被結束物(14)の下面に貼着するよう構成した請求項1記載のテープ結束装置。
  3. 移送方向下流側のテープ巻付け部材(71)は、前記被結束物(14)の下面位置に応じた所定の位置まで下降後、前記粘着テープ(20)にテンションを与えながら移送方向上流側に向けて移動するのに伴なって、該粘着テープ(20)の下流側端部を被結束物(14)の下流側側面に貼着すると共に、該テープ巻付け部材 (71) における貼着片 (71a) により前記被結束物 (14) の下面を押し撫でて貼着するよう構成した請求項1記載のテープ結束装置。
  4. 前記昇降ロッド (73,75) と共に前記テープ巻付け部材(71,72)は、下降しながら移送方向に沿う方向に移動するよう構成した請求項1または3に記載のテープ結束装置。
  5. 前記1対のテープ巻付け部材(71,72)の間に、前記粘着テープ(20)を被結束物(14)の上面に押圧して着する押圧部材(92)が配設され、該押圧部材(92)は、少なくとも粘着テープ(20)の上流側端部が被結束物(14)の下面に着されるまで被結束物(14)を押圧する請求項1〜の何れかに記載のテープ結束装置。
  6. 前記1対のテープ巻付け部材(71,72)により被結束物(14)に粘着テープ(20)を貼着するテープ結束位置より移送方向上流側に、結束前の被結束物(14)を上方から押圧して整形する整形手段(26)配設した請求項1〜の何れかに記載のテープ結束装置。
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