JP3607333B2 - 高齢者等用手洗所設備 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、高齢者や身障者等の車椅子等による使用の便利を図った高齢者等用手洗所設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、手洗所設備として、図11に示すような固定式手洗い器や図12に示すような可倒式手洗い器がある。
固定式手洗い器は、例えば手洗い器28付きのカウンタ29、あるいは手洗い器単体を便器27の側方に設置したものである。
可倒式手洗い器は、通常、壁内やキャビネットに収納されている手洗い器28を、使用時に便器27の手前位置に倒して使用するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、固定式手洗い器では、利用者が便器27に対して車椅子や自立歩行等で前方から近づくときの必要空間を確保するために、カウンタ29や手洗い器単体の便器27からの距離が遠くなり、殆どの場合、便器27から立ち上がらないと手洗い器28に手が届かない。このため、高齢者や身障者等にとって非常に使い勝手が悪いという問題点がある。
一方、前記の可倒式手洗い器では、便器27の前方に手洗い器28を収納する壁面やキャビネットが存在するが、そのため高齢者等の介護用天井走行リフトや車椅子等を使用する場合に、便器27に前方から近づく動線上の妨げとなる。手洗い器28自体の使用を考えると、手洗い器28は正面に設置した方が機能的に優れているが、その場合には便器27に近づく場合に動線上の妨げとなる。
可倒式の手洗い器28を側方に設置できれば、便器27に近づく動作と手洗い器28の使い勝手との両方に便利となるが、高齢者用等の便所では便器27の側方に手摺が設けられており、その適正な設置箇所が、可倒式の手洗い器28を収納する箇所に干渉する。そのため便器27の側方に可倒式の手洗い器28を設置することができない。
【0004】
この発明の目的は、高齢者や身障者等が手洗い器に妨げられることなく容易に便器に近づくことができ、かつ便器に座ったままで手洗い器に手が届く高齢者等用手洗所設備を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の高齢者等用手洗所設備は、腰掛け式の便器の近傍における前記便器の側方でこの便器よりも若干前方まで延びる側壁に、この便器よりも上方でかつ便器よりも前に位置する手摺部分を有する手摺を設け、前記便器の側方から便器の前方へ水平に引出し自在な手洗い器、およびこの手洗い器を水平に引出し自在に支持する支持台を設けたものである。この支持台は前記手摺の設けられた袖壁状の側壁の前端から突出して設けられ、この支持台は、前記手摺の設けられた側壁の前端の前側に設けられ、かつ上部で前記手洗い器を収納しその収納箇所よりも下方の部分が収納スペースとして利用可能なものとする。前記手洗い器は、下面高さが前記便器に腰を掛けた人の膝が下方に入り込み可能な高さで、かつ上面高さが前記手摺部分よりも下方に位置させてある。
前記手洗所設備において、前記便器の自動水栓等の操作用スイッチ盤および紙巻器の両方またはいずれか一方を、前記手摺の前部の付近における前記手摺との非干渉位置に設置してもよい。
また、前記便器の前方における室内の天井部には、側方へ延びる人体搬送用の天井走行リフトのレールを設けてもよい。
さらに、寝室、手洗い所、洗面脱衣室、および浴室を一列に並べて配置し、これら寝室、手洗い所、洗面脱衣室、および浴室にわたって前記天井走行リフトのレールを設けてもよい。
【0006】
【作用】
この構成の手洗所設備によると、便器の前方へ手洗い器を引き出すことにより、便器に座ったままで、立ち上がることなく手洗い器が使用できる。手洗い器は側方から引き出すようにしてあり、不使用時は側方に収容できるため、便器に対して前方や斜め前方から、車椅子や自立歩行、天井走行リフト等で近づく動作の妨げとならない。手洗い器が収納された状態では、介助する場合の空間的ゆとりが有り、介助も行い易い。介護機器には大型のものが多いが、そのような場合でも、便器に対する近づき動作が容易である。
また、手洗い器は引出し式としたため、可倒式とした場合と異なり、上下に延びる収納空間を必要としない。そのため手摺の配置と干渉しない。すなわち、手摺には種々の形状のものがあるが、便器からの立ち上がり動作や座り動作を考えると、便器よりも上方でかつ便器よりも前に位置する手摺部分が少なくとも必要となる。そのためこの位置に手摺部分を設けているが、この位置に手摺部分があっても、手洗い器は引出し式であるため、この手摺部分の下方に手洗い器が配置できる。そのため、適正配置の手摺と干渉することなく、引出し式の手洗い器を収納することができる。
手洗い器は、便器に腰を掛けた人の膝が下方に入り込み可能な高さとしているため、手洗い器を前後方向につき便器に近い位置とできて、使い勝手が良い。また、手洗い器を床面上からスライドさせるものと異なり、車椅子の使用時に便器の際まで車椅子を近づけることができ、車椅子使用者の使用に非常に便利である。
便器の前方における室内の天井部に、側方へ延びる人体搬送用の天井走行リフトのレールを設けた場合には、リフトを利用して高齢者等を住宅内の各場所に移動させることができる。この場合に、手洗い器は引出し式のものであるため、上方へ起こして収納するものと異なり、上方の空間が開いているおり、リフト使用時の動線の妨げとならない。
さらに、寝室、手洗い所、洗面脱衣室、および浴室を一列に並べて配置し、これら寝室、手洗い所、洗面脱衣室、および浴室にわたって前記天井走行リフトのレールを設けた場合には、寝室から手洗い所、洗面脱衣室、および浴室にわたっ高齢者等をリフトに載せて移動させることができる。この場合に、手洗い器が障害となることなく、リフトの経路を直線に設計することが可能で、リフトの構成の簡易化、介護者の負担の軽減が図れ、またリフトから便器への近づき動作も手洗い器で妨げられることがなく、しかも便器に座ったままでの手洗い器の使用が可能となる。
【0007】
【実施例】
この発明の第1の実施例を図1ないし図5に基づいて説明する。手洗い所2と洗面脱衣所3とが左右に隣接して設けられており、手洗い所2の後部に腰掛け式の自動水栓式の便器7が設置されている。手洗い所2と洗面脱衣所3とは、便器7よりも若干前方まで延びる側壁5で仕切られている。側壁5の手洗い所2側の壁面には便器7の利用者の支えとなる手摺6が設けられ、側壁5の前端の前側に、引出し式の手洗い器8の支持台9(図2)が設置してある。手洗い器8は、手洗いボールと、蛇口と、ボックス状のカバーとからなり、支持台9により、この支持台9の真上に収まる収納位置から、便器7の前方位置となる引出し位置まで引出し自在に支持されている。支持台9による手洗い器8の支持は、手洗い器8の引出し方向に沿う両側縁の上縁付近を、支持台9に設けられた一対ガイドレール(図示せず)で支持するものとしてある。また、支持台9はキャビネットとして形成されて、手洗い器8の収容状態では支持台9のカバー内に手洗い器8が収まる。支持台9の手洗い器8の収納箇所よりも下方の部分は、収納スペースとして利用可能としてある。
【0008】
手摺6は、一端を便器7の後方の壁面に、他端を側壁5に各々固定した概形がL字状のパイプからなり、その折曲部付近の手摺部分6aが、便器7の近傍で、便器7よりも上方に、かつ便器7よりも前方に位置するように配置される。
図2に示すように、手洗い器8の底面高さH1 (=600mm )は、便器7に腰掛けた人Mの膝が手洗い器8の下に入り込める高さに設定されている。特に、この実施例では、手洗い器8の底面の便器7寄りの半部を便器7側に向けて上り勾配とすることにより、膝が手洗い器8の下に十分余裕をもって入り込めるようにしてある。また、手洗い器8の上面高さH2 (=750mm )は、前記手摺部分6aよりも下方に位置するように設定されている。これにより、便器7に腰掛けた人Mの膝や手摺部分6aに妨げられることなく、手洗い器8を支持台9から便器7の前方に引き出すことができる。
【0009】
側壁5の、前記手摺部分6aの近傍位置には、便器7の自動水栓等の操作用スイッチ盤10と、紙巻器11とが設置されている。この例の便器7は、上蓋および便座の開閉、人体洗浄用の噴射式水栓の開閉をスイッチ操作で自動的に行うと共に、排水をセンサで自動的に行うようにした一般の自動化便器であり、便器7の制御装置内蔵のハウジング12に、そのスイッチ盤12aが設けられている。側壁5に設けられた前記スイッチ盤10は、利用者の操作が行い易い箇所でスイッチ操作ができるように、ハウジング12のスイッチ盤12aと並設されて、いずれのスイッチ盤10,12aでも操作が可能とされるものである。
なお、この例では便器7の先端から支持台9の中心相当位置までの奥行き寸法L1 を250mm 、便器7の先端から手摺部分6aの前端相当位置までの奥行き寸法L2 を200mm 、便器7の高さH3 を430mm 、便器7の本体の幅寸法W1 を400mm 、便器7の本体の右端から支持台9までの距離W2 を200mm としてある。
【0010】
手洗い器8の側部、すなわち手洗い器8の引出し方向における正面部分には、支持台9からの引出し操作のための引出し用握手13と、手洗い器8に内蔵の引出しロック機構14(図5)のロック解除ボタン15とが設けられている。この実施例の設置プランでは、洗面脱衣室3側から手洗い器8に手が当たることがあるが、このような場合に、前記ロック機構14が設けられていることにより、手洗い器8が不意に引き出されることが防止される。なお、手洗い器8を引出し動作させる機構としては、スライドレールを用いた前記の手動式の物の他、電動式、または油圧式等の駆動装置で引出しおよび収納動作させるものとしても良い。その場合、ロック解除ボタン15は、その駆動装置の引出し動作を行わせるスイッチとなる。なお、図3に示すように、引出し用握手13は、その一部13aにおいて手洗い器8の側面との間隔が広く設定され、この握手部分13aを手拭きタオルの吊り部として利用できるようにしてある。引出し用握手13のロック解除ボタン15の近傍部分は、把手13を把持したままでボタン操作できるように、手洗い器8に近づけてある。
【0011】
手洗い所2の左隣は寝室1とされ、便器7の寝室1寄りの側方には、高齢者等の利用者が便器7に楽に乗り移るためのベンチ16が設けられている。洗面脱衣室3の右隣は浴室4としてあり、これにより寝室1、手洗い所2、洗面脱衣室3、および浴室4がこれらの順序で一列に並んで配置されている。洗面脱衣室3内には、洗面ボール20を有する洗面カウンタ21が、手洗い所2の便器7と同じ向きに設置され、収納家具22が前記側壁5に沿って設けられている。
手洗い所2の便器7の前方の天井部から前記各室の天井部にわたる範囲には、図4に示すような人体搬送用の天井走行リフト17のレール18が設けられている。このレール18は、手洗い所2において、分岐レール18aが便器7上まで延ばされている。これにより、身障者等の利用者は、天井走行リフト17に吊られて、寝室1から、手洗い所2の便器7上、洗面脱衣室3、および浴室4まで移動できるので、介添え者の負担を大幅に軽減できる。
ここでは、床から天井走行リフト17の下端までの高さH4 は1200mmとしてあるので、手洗い所2から洗面脱衣室3に移動する場合にも、手洗い器8(高さH2 =750mm )がその走行の妨げになることはない。また、手洗い所2の非使用時には、手洗い器8は支持台9上に退避した収納位置にあるので、天井走行リフト17に吊られた高齢者等が分岐レール18aの経路で便器7上に近づき、便器7上に腰掛ける一連の動作において、手洗い器8が妨げになることもない。
また、利用者は便器7に腰掛けた状態で、手洗い器8を支持台9上から便器7の前方まで引き出すことができるので、便器7から立ち上がることなく、座ったままで手洗い器8に手を差し出して手洗いができる。そのため高齢者等にとって非常に使い勝手がよい。
なお、前記実施例において、手摺6は、図2のようにL字状に曲げたものを用いたが、手摺6は、この他に図6のように便器7の後方から前方に向けU字状に曲げたものであっても良い。また、手摺6は床面から立設したものであっても良い。操作用スイッチ盤10等も床面から立設したフレームに取付けても良い。その場合、側壁5は設けられない場合がある。
また、前記実施例では、天井走行リフト17で高齢者等の利用者を吊って移動させる場合につき説明したが、車椅子に載って移動する場合にも使用に便利である。すなわち、手洗い器8は、収納状態では壁5の壁面や手摺6程度にしか突出していないので、介助車椅子や自走式車椅子で便器7に前方から近づく場合に、手洗い器8が障害となることなく、便器7の際まで近づくことができる。車椅子の寸法によっては、この近づき状態で車椅子が障害となることなく、その上方に手洗い器8を引き出すことも可能である。勿論、自立歩行で便器7に近づく場合にも、手洗い器8が収納されていると近づき易い。
【0012】
図7は第2の実施例を示す。この実施例では、手洗い所2に設けられた腰掛け式の便器7の前方へ引出し自在となる手洗い器8を、側壁5′に設けたものである。手摺6や手洗い器8の配置は先の実施例の場合と同様である。手洗い所2は、洗面脱衣所等とは分離された独立した部屋として構成され、側壁5′は手洗い所2の側方の全面に設けられている。
この実施例の場合も、手洗い所2の他方の側壁の出入口から、あるいは前方の出入口から入って便器7に近づくときに、側壁5′内に手洗い器8を収納しておけるので、手洗い器8が妨げにならない。便器7から立ち上がることなく、手洗いを行えることも、先の実施例と同様である。
【0013】
図8はこの発明の第3の実施例を示す。この実施例は、図7の実施例において、便器7の左側方に身障者が便器7に乗り移るためのベンチ16を設けたものである。
【0014】
図9はこの発明の第4の実施例を示す。この実施例は、側壁5′が外壁であって、この側壁5′に出窓17を有する手洗い所において、その出窓19の下部に手洗い器8を、便器7の前方へ引出し自在に設けたものである。手摺6や手洗い器8の配置は図7の実施例の場合と同様である。
【0015】
図10はこの発明の第5の実施例を示す。この実施例は、図1に示す第1の実施例における浴室4が洗面脱衣室4の前方に配置されている場合を示す。これに伴って走行リフトのレール18の経路も屈曲経路とされている。また、洗面カウンタ21および洗面ボール20は、手洗い所2との仕切りとなる側壁5に沿って配置されている。その他の構成は第1の実施例とほぼ同様である。
【0016】
【発明の効果】
この発明の高齢者等用手洗所設備は、腰掛け式の便器の近傍における前記便器の側方に、この便器よりも上方でかつ便器よりも前に位置する手摺部分を有する手摺を設け、前記便器の側方から便器の前方へ引出し自在な手洗い器、およびこの手洗い器を引出し自在に支持する支持台を設け、前記手洗い器は、下面高さが前記便器に腰を掛けた人の膝が下方に入り込み可能な高さで、かつ上面高さが前記手摺部分よりも下方に位置するものとしたため、高齢者や身障者等が手洗い器に妨げられることなく容易に便器に近づくことができ、かつ便器に座ったままで手洗い器に手が届き、使用に便利である。
請求項2の発明の場合は、前記便器の自動水栓等の操作用スイッチ盤および紙巻器の両方またはいずれか一方を、前記手摺の前部の付近に設置したので、スイッチ盤や紙巻器の操作を、便器に座った利用者が使用し易い箇所で操作でき、この場合にもこれらスイッチ盤や紙巻器、手洗い器、および手摺を相互に納まり良く配置できる。
請求項3の発明の場合は、便器の前方における室内の天井部に、側方へ延びる人体搬送用の天井走行リフトのレールを設けたので、介護が行い易く、またこのように天井走行リフトを設けても、引出し状態や収納状態の手洗い器の上方を走行させることができて、手洗い器が障害となることが回避できる。
請求項4の発明の場合は、寝室、手洗い所、洗面脱衣室、および浴室を一列に並べて配置し、これら寝室、手洗い所、洗面脱衣室、および浴室にわたって前記天井走行リフトのレールを設けたので、寝室から手洗い所、洗面脱衣室、および浴室にわたって高齢者等をリフトに載せて移動させることができ、介護者の負担を大幅に低減できる。また、この場合も、手洗い器を収納しておくことで、高齢者等が便器に近づく動作の妨げとなることが防止され、また収納状態の手洗い器が障害とならずに前記レールに沿って高齢者のリフトによる移送が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例にかかる高齢者等用手洗所設備の平面図である。
【図2】同設備の側面図である。
【図3】同設備における手洗い器の要部斜視図である。
【図4】同設備における天井走行リフトの正面図である。
【図5】同設備の正面図である。
【図6】同設備の変形例を示す側面図である。
【図7】この発明の第2の実施例にかかる高齢者等用手洗所設備の平面図である。
【図8】この発明の第3の実施例にかかる高齢者等用手洗所設備の平面図である。
【図9】(A)はこの発明の第4の実施例にかかる高齢者等用手洗所設備の平面図、(B)は同設備の要部縦断面図である。
【図10】この発明の第5の実施例にかかる高齢者等用手洗所設備の平面図である。
【図11】(A),(B)は従来例の平面図および側面図である。
【図12】(A),(B)は別の従来例の平面図および側面図である。
【符号の説明】
2…手洗い所、6…手摺、6a…手摺部分、7…便器、8…手洗い器、9…支持台、10…操作用スイッチ盤、11…紙巻器、17…天井走行リフト
Claims (4)
- 腰掛け式の便器の近傍における前記便器の側方でこの便器よりも若干前方まで延びる側壁に、この便器よりも上方でかつ便器よりも前に位置する手摺部分を有する手摺を設け、前記便器の側方から便器の前方へ水平に引出し自在な手洗い器、およびこの手洗い器を水平に引出し自在に支持する支持台を設け、この支持台は、前記手摺の設けられた側壁の前端の前側に設けられ、かつ上部で前記手洗い器を収納しその収納箇所よりも下方の部分が収納スペースとして利用可能なものとし、前記手洗い器は、下面高さが前記便器に腰を掛けた人の膝が下方に入り込み可能な高さで、かつ上面高さが前記手摺部分よりも下方に位置するものとした高齢者等用手洗所設備。
- 前記便器の自動水栓等の操作用スイッチ盤および紙巻器の両方またはいずれか一方を、前記手摺の前部の付近における前記手摺との非干渉位置に設置した請求項1記載の高齢者等用手洗所設備。
- 前記便器の前方における室内の天井部に、側方へ延びる人体搬送用の天井走行リフトのレールを設けた請求項1または請求項2記載の高齢者等用手洗所設備。
- 寝室、手洗い所、洗面脱衣室、および浴室を一列に並べて配置し、これら寝室、手洗い所、洗面脱衣室、および浴室にわたって前記天井走行リフトのレールを設けた請求項3記載の高齢者等用手洗所設備。
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