JP3606305B2 - 液体封入式マウント - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車エンジン等の振動体に対する防振支持手段として用いられる液体封入式マウントであって、エンジン等の振動体に対する防振支持手段として用いられる液体封入マウントに関し、特に、外部からの流体圧力導入によって防振特性を制御するようにした液体封入式マウントに関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンを車体フレームに弾性的に支持するマウントには、車体のバウンド等の衝撃による低周波大振幅の変位入力に対しては優れた緩衝性及び振動減衰性、また、アイドリング時の機関振動等による中・高周波域の小振幅の継続的な入力振動に対しては、動ばね定数を低く保つことによる優れた振動絶縁性が要求される。そしてこのような異なる防振特性を得ることのできるマウントとしては、支持ばねにより容積が可変である第一液室と、ダイアフラムにより容積が可変である第二液室が細く長いショックオリフィスを介して互いに連通され、前記両液室間にあって第二のダイアフラムにより容積が可変である第三液室と、前記第一液室が前記ショックオリフィスよりも流動抵抗の小さいアイドルオリフィスを介して互いに連通され、前記第二のダイアフラムに外部からの流体圧力を作用させることによって防振特性を選択的に制御するようにした液体封入式マウントが知られている。
【0003】
すなわち上記液体封入式マウントは、第二のダイアフラムを外部からの負圧導入により拘束することによって、第一液室と第三液室との間での封入液体の移動を規制した状態では、低周波大振幅の変位入力に対して、支持ばねの変位によって圧力変動を受ける第一液室と、この第一液室にショックオリフィスを介して連通された第二液室との間で封入液体が反復移動するので、この時の流動抵抗によって大きな減衰力を得ることができる。また、前記負圧による第二のダイアフラムの拘束を解除した状態では、アイドリング時の機関振動等による中・高周波域の小振幅の継続振動は、封入液体が第一液室と第三液室との間で流動抵抗の小さいアイドルオリフィスを介して移動することによって、支持ばねの小振幅の振動変位による第一液室の圧力変動が吸収され、動ばね定数が低くなって優れた振動絶縁性を発揮する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこの種の液体封入式マウントにおいては、負圧導入による第二のダイアフラムの拘束状態から、大気開放によって負圧を解除した時に、前記拘束状態が応答良く解除されず、高減衰から低動ばねへの移行が円滑に行われない可能性が指摘される。これは、第二のダイアフラムが第三液室と反対側の壁面に吸引して貼り付かせることによって拘束されるため、大気開放しても第二のダイアフラムが貼り付いたままになりやすく、また、第二のダイアフラムを負圧によって吸引・拘束した状態では第三液室の封入液体も吸引されているので、第二のダイアフラムが非拘束位置に復帰するには、これに接する封入液体も復帰移動しなければならないからである。
【0005】
本発明は、上記のような事情のもとになされたもので、その技術的課題とするところは、流体圧力の導入・開放による特性の切換制御を円滑に行うことの可能な液体封入式マウントを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の技術的課題は本発明によって有効に解決することができる。すなわち本発明に係る液体封入式マウントは、ケースとセンターボスとの間に介在され円周方向に連続したエラストマからなる支持ばねと、前記ケースの内周に封着されたエラストマからなる第一のダイアフラムと、これら支持ばねと第一のダイアフラムとの間で外周部が前記ケースの内周に固定された内部壁体とによって、前記支持ばね側の第一液室と、前記第一のダイアフラム側の第二液室と、前記両液室間の第三液室及び導圧室が画成され、前記第一液室と第二液室はショックオリフィスを介して互いに連通され、前記第一液室と第三液室は前記ショックオリフィスよりも流動抵抗の小さいアイドルオリフィスを介して互いに連通され、前記第三液室と前記導圧室との間はこの導圧室への負圧の導入によって拘束され前記負圧の開放によって拘束が解除される第二のダイアフラムで画成され、前記第二のダイアフラムの作動部に、この作動部を非拘束方向へ付勢する付勢手段を設けたものである。
【0007】
上記構成によると、衝撃等による低周波大振幅の変位入力に対しては、従来と同様、第二のダイアフラムの作動部を導圧室への流体圧力の導入により拘束する。これによって、第一液室と第三液室との間での封入液体の移動が規制されるので、前記低周波大振幅の変位入力に伴う支持ばねの変位によって圧力変動を受ける第一液室と、第一のダイアフラムによって容積が可変である第二液室との間で封入液体がショックオリフィスを介して反復移動し、この時の流動抵抗によって大きな減衰力を発現する。なお、この状態では、第二のダイアフラムの作動部に設けられた付勢手段は、前記流体圧力による前記作動部の拘束位置への変位によって蓄勢された状態にある。
【0008】
また、振動体の例えば機関振動等による中・高周波域の小振幅の継続的な振動入力に対しては、第二のダイアフラムの作動部に作用させている流体圧力を開放する。このとき、蓄勢された状態にある付勢手段の付勢力が、前記作動部に非拘束方向(拘束位置から解放させる方向)に作用するので、前記第二のダイアフラムの自由変位可能な状態への移行が円滑に行われる。このため、前記中・高周波域の小振幅の振動入力に伴って、第一液室と第三液室との間で封入液体がアイドルオリフィスを介して移動し、これによつて動ばね定数が低くなるので、優れた振動絶縁性を発揮する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る液体封入式マウントの好適な一実施形態を示す概略的な断面図である。この図1において、参照符号1は車体フレーム側及び支持対象の振動体であるエンジン側のうちいずれか一方に連結される金属製のケースで、上端が開放されたカップ状の外筒11と、その内周に密嵌された内筒12とからなり、下側が小径となるように円周方向に連続した上側段差部1a及び下側段差部1bが形成されている。2は上面中央に突設された取付ボルト21を介して前記車体フレーム側及びエンジン側のうちの他方に連結される金属製のセンターボスで、前記ケース1の上端開口側に同心的に配置されている。
【0010】
センターボス2には、その外周側へ略円錐台状に延びるエラストマ製の支持ばね3が加硫接着により一体的かつ同心的に設けられている。補強環31が埋設されたこの支持ばね3の外周部は、ケース1における内筒12の上部内周面に密嵌され、ケース1の上側段差部1aと、このケース1における外筒11の上端カシメ部11aの間に固定されている。またこれによって、ケース1の上端開口が密閉された状態となっている。
【0011】
参照符号4はエラストマ製の第一のダイアフラムで、その外周部4aはケース1の下側段差部1bに位置する内筒12の下端部12aに一体的に加硫接着されている。また、この第一のダイアフラム4の外周部4aからはケース1の上側段差部1aの位置まで延びるシール膜41が一体的に延在され、前記内筒12の内周面を覆うように加硫接着されている。
【0012】
参照符号5は第一の内部壁体である。図2にも示すように、この第一の内部壁体5は、上側円盤部51と、その下面に突出形成された筒状部52と、この筒状部52の下端部から外周側へ延在された下側フランジ部53と、更にこの下側フランジ部53の下面に突設された円周方向に連続した嵌合突条54とからなる。前記上側円盤部51の外周縁はケース1の上側段差部1aと支持ばね3の外周部との間に挟持され、前記下側フランジ部53の外周縁が前記ケース1の内周のシール膜41の内周面に密嵌され、これによって、前記上側円盤部51と支持ばね3との間に第一液室Aが画成される。
【0013】
参照符号6は第一の内部壁体5の下側(第一のダイアフラム4側)に配置された第二の内部壁体である。この第二の内部壁体6は、図2にも示すように、円盤部61と、その外周に沿って円周方向に連続形成された筒状フランジ部62とからなり、この筒状フランジ部62の上部内周面62aが第一の内部壁体5における嵌合突条54の外周面と嵌着されている。また、前記筒状フランジ部62は、その外周がケース1のシール膜41の内周面に密嵌されると共に、その下端部が第一のダイアフラム4の外周部4a上面に当接され、これによって前記第一のダイアフラム4との間に第二液室Bが画成される。
【0014】
参照符号7は湾曲円盤状を呈するエラストマ製の第二のダイアフラムであり、その外周縁に沿って厚肉に形成された外周フランジ部71は第一の内部壁体5における嵌合突条54の下端部と、第二の内部壁体6における円盤部61の上面外周部との間に密嵌状態で挟持されている。そして第一の内部壁体5と第二の内部壁体6との間の空間はこの第二のダイアフラム7によって上下に分離され、すなわち第一の内部壁体5側の第三液室Cと、第二の内部壁体6側の導圧室Dが画成される。
【0015】
第二のダイアフラム7における薄肉の作動部72の中央からは、付勢手段として、上方へ向けて延びる細長い弾性連結部73が形成されており、その先端(上端)73aは、第一の内部壁体5における上側円盤部51の中央部に開設された連結孔51aに挿し込み結合されている。この弾性連結部73は、第二のダイアフラム7を形成しているエラストマの一部からなり、常態では第二の内部壁体6における円盤部61の上面から適宜離隔した自由状態にある前記作動部72と、前記上側円盤部51とを連結する長さであって、前記第二の内部壁体6の円盤部61の上面に密接状態となる位置への前記作動部72の変位を許容する弾性を有する。なお、好ましくは前記エラストマとしては、繰り返し伸縮を受けることによるヘタリの少ないものが採用される。
【0016】
図2に示すように、第二の内部壁体6における筒状フランジ部62の外周面には螺旋溝62bが形成されており、この螺旋溝62bによって、図1に示すように前記筒状フランジ部62とケース1(シール膜41)との間にショックオリフィスEが形成される。このショックオリフィスEの一端は第一の内部壁体5における下側フランジ部53の外周の一部に形成された切欠53a及びこれに対応して上側円盤部51に形成された開口部51bを介して第一液室Aに開放され、他端は前記筒状フランジ部62の下部に開設された開口部62cを介して第二液室Bに開放されている。すなわち第一液室Aと第二液室Bは、螺旋状のショックオリフィスEを介して互いに連通している。
【0017】
第一の内部壁体5の外周部には、図2に示すように、上側円盤部51の外周部、筒状部52及び下側フランジ部53によって溝状空間5aが形成されており、この溝状空間5aによって、図1に示すようにケース1(シール膜41)との間にアイドルオリフィスFが形成される。このアイドルオリフィスFの一端は前記上側円盤部51の開口部51bを介して第一液室Aに開放され、他端は前記筒状部52の円周方向一部に開設された開口部52aを介して第三液室Cに開放されている。すなわち第一液室Aと第三液室Cは、アイドルオリフィスFを介して互いに連通している。
【0018】
第一液室A、第二液室B、第三液室C、ショックオリフィスE及びアイドルオリフィスFからなる連続した密閉空間にはシリコンオイル等の液体が封入されている。ショックオリフィスEは、螺旋状に長く延びるものであることによって、その内部に存在する封入液体の液柱共振周波数が所定の低周波数域に設定され、かつ前記封入液体が移動する時に大きな流動抵抗を発生するものである。またアイドルオリフィスFは、ショックオリフィスEに比較してその流路長さが短くかつ流路断面積が大きなものとなっていることによって、その内部に存在する封入液体の液柱共振周波数がエンジンの駆動に伴う機関振動等に対応する所定の中・高周波数域に設定され、かつ流動抵抗の小さなものとなっている。
【0019】
第二の内部壁体6には、内端が導圧室Dに開放され外端が筒状フランジ部62の外周面に開放された導圧孔6aが開設され、この導圧孔6aの外端開口部には、ケース1を貫通して管継手8が接続されている。そしてこの管継手8には図示されていないパイプ及び弁装置等を介して負圧源が接続され、すなわち前記導圧室Dには、前記弁装置の切換動作によって前記負圧源による負圧又は大気圧が選択的に導入されるようになっている。
【0020】
導圧室Dに負圧が導入された場合は、第二のダイアフラム7の作動部72は、図1に示す状態から弾性連結部73の伸長変形を伴いながら第二の内部壁体6における円盤部61の上面に密接されるように変位する。また導圧室Dが大気開放された場合には、前記作動部72自体の有する原形復帰力及び前記弾性連結部73の引張弾性によって図1に示す非拘束位置に復帰するようになっている。
【0021】
上記実施形態による液体封入式マウントは、車体フレーム側とエンジン側との間での振動入力によってケース1とセンターボス2が軸方向(図1における上下方向)に反復して相対変位され、支持ばね3が反復変形を受ける。
【0022】
一方、導圧室Dに負圧を導入すると、第二のダイアフラム7の作動部72が弾性連結部73の引張弾性に抗して前記導圧室Dの容積を縮小させるように変位し、この時の変位力(第二のダイアフラム7の有効面積×負圧)を、弾性連結部73の伸長変形による引張弾性より大きくすることによって、前記作動部72は、第二の内部壁体6の円盤部61の上面に密接した状態に拘束される。この拘束状態では、第三液室Cの容積変化が規制されるため、第一液室Aと第三液室Cとの間では封入液体は移動しない。したがって、例えば低周波大振幅の振動入力によって支持ばね3が大きく反復変位されると、これによって圧力変動を受ける第一液室Aと、自在な変位が許容された第一のダイアフラム4によって容積が可変である第二液室Bとの間で、封入液体がショックオリフィスEを介して液柱共振により反復移動するので、この時の流動抵抗によって前記入力振動に対する大きな減衰力を発現し、ショック入力等に対する良好な緩衝性を得ると共に、振動を短時間で制止する。
【0023】
上述のように導圧室Dへの負圧導入によって第二のダイアフラム7を第二の内部壁体6における円盤部61の上面に貼り付かせた状態から、弁装置の切換操作によって導圧室Dに大気圧を導入(大気開放)すると、前記第二のダイアフラム7の作動部72は、弾性連結部73の引張弾性によって、図1に示すように前記円盤部61から離れた非拘束位置に直ちに復帰する。そしてこの状態において、前記弾性連結部73は第二のダイアフラム7における作動部72の撓み動作を固定するものではないため、前記作動部72は、第三液室C側からの封入液体の圧力変動によって自在に撓み変形することができる。
【0024】
また、エンジンの駆動に伴う中・高周波域の小振幅の継続振動の入力に対しては、ショックオリフィスEにおける液柱慣性が大きくなるため、このショックオリフィスEでは封入液体の反復流動が起こりにくくなる。したがつて前記中・高周波域の小振幅振動が入力された場合は、支持ばね3により容積変化を受ける第一液室Aと、第二のダイアフラム7の撓み変位により容積可変である第三液室Cとの間で、封入液体が流動抵抗の小さいアイドルオリフィスFを介して反復移動し、これによって前記第一液室Aの圧力変動が吸収され、動ばね定数が低くなって優れた振動絶縁性を発揮する。
【0025】
なお、本発明は図示の一実施形態に限定されるものではない。例えば付勢手段としての弾性連結部73は、その先端73aに焼付け等により一体的に設けた金具等を介して第一の内部壁体5に連結しても良い。また、前記弾性連結部73の代わりに付勢手段を導圧室D側に設け、その圧縮反力等を利用して第二のダイアフラム7の作動部72を非拘束方向へ付勢するようにすることも考えられる。また、ショックオリフィスE及びアイドルオリフィスFの形状や、その他の細部の形状等も種々の変更が可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明に係る液体封入式マウントによると、導圧室への圧力導入によって第二のダイアフラムの作動部を内部壁体に貼り付かせて拘束した状態から、前記導圧室を大気開放をした時に、前記作動部が弾性連結部によって前記貼り付き拘束状態を解除され、自由変位可能位置に復帰するので、防振特性の切換制御を応答良く行うことができ、これによって防振性能を向上させることができるといった優れた効果が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体封入式マウントの好ましい一実施形態を示す断面図である。
【図2】上記実施形態における一部を分離して示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース
1a 上側段差部
1b 下側段差部
11 外筒
11a カシメ部
12 内筒
3 支持ばね
31 補強環
4 第一のダイアフラム
41 シール膜
5 第一の壁体
51 上側円盤部
51a 連結孔
51b,52a,62c 開口部
52 筒状部
53 下側フランジ部
53a 切欠
54 嵌合突条
6 第二の内部壁体
6a 導圧孔
61 円盤部
62 筒状フランジ部
7 第二のダイアフラム
71 外周フランジ部
72 作動部
73 弾性連結部(付勢手段)
73a 先端
8 管継手
A 第一液室
B 第二液室
C 第三液室
D 導圧室
E ショックオリフィス
F アイドルオリフィス

Claims (1)

  1. 互いに同心配置されたケース(1)とセンターボス(2)との間に介在され円周方向に連続したエラストマからなる支持ばね(3)と、前記ケース(1)の内周に封着されたエラストマからなる第一のダイアフラム(4)と、これら支持ばね(3)と第一のダイアフラム(4)との間で外周部が前記ケース(1)の内周に固定された内部壁体(5,6)とによって、
    前記支持ばね(3)側の第一液室(A)と、前記第一のダイアフラム(4)側の第二液室(B)と、前記両液室(A,B)間の第三液室(C)及び導圧室(D)が画成され、
    前記第一液室(A)と第二液室(B)はショックオリフィス(E)を介して互いに連通され、
    前記第一液室(A)と第三液室(C)は前記ショックオリフィス(E)よりも流動抵抗の小さいアイドルオリフィス(F)を介して互いに連通され、
    前記第三液室(C)と前記導圧室(D)との間はこの導圧室(D)への負圧の導入によって拘束され前記負圧の開放によって拘束が解除される第二のダイアフラム(7)で画成され、
    前記第二のダイアフラム(7)の作動部(72)に、この作動部(72)を非拘束方向へ付勢する付勢手段(73)を設けたことを特徴とする液体封入式マウント。
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