JP3605687B2 - 擁壁ブロック構築方法 - Google Patents

擁壁ブロック構築方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3605687B2
JP3605687B2 JP33038699A JP33038699A JP3605687B2 JP 3605687 B2 JP3605687 B2 JP 3605687B2 JP 33038699 A JP33038699 A JP 33038699A JP 33038699 A JP33038699 A JP 33038699A JP 3605687 B2 JP3605687 B2 JP 3605687B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
panel
retaining wall
stage
upper edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP33038699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001115465A (ja
JP3605687B6 (ja
Inventor
譲 後藤
Original Assignee
株式会社三州コンクリート工業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三州コンクリート工業 filed Critical 株式会社三州コンクリート工業
Priority to JP1999330386A priority Critical patent/JP3605687B6/ja
Priority claimed from JP1999330386A external-priority patent/JP3605687B6/ja
Publication of JP2001115465A publication Critical patent/JP2001115465A/ja
Publication of JP3605687B2 publication Critical patent/JP3605687B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3605687B6 publication Critical patent/JP3605687B6/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Retaining Walls (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は造成地や道路敷設地や河川の土手及び湾岸工事などの法面にコンクリートブロックを設置する擁壁ブロック構築方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来コンクリート擁壁を構築するに際して、前壁板とその後方に設けた後壁板及びそれらの間に介在させる控杆部材とで成型されたいわゆる函型の擁壁ブロックを使用して所定の擁壁法面を形成するように構築する方法やブロック本体とその背部に配設する胴込め用尻蓋パネルなどを組合わせて擁壁ブロックを構築する方法などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した函型の擁壁ブロックは前壁板と後壁板の幅が1mまたは1.5mで控杆部材の長さが0.75m,1m,1.5m,2mもある函型にその重量も5屯以上にもなるような大型に成型されているのが現状である。従って、土質,含水量,地盤の強度,土圧その他いろんなデータをもとにした背面安定計算で得られた擁壁法面を算定した後上記控杆部材に対応して擁壁法面の背後を図12に示すように深く掘削しなければならず、そのため掘削作業に多くの労力と手間がかゝる他掘出した建設残土の取扱いに問題が生じるばかりか擁壁ブロックが大型でしかもかなりの重量のため大型重機が必要になり施工も難渋するなど問題がある。さらに又、控杆部材の奥行が深いため水抜きパイプも長くなり経済的の面でも問題がある。
【0004】
また、上記したブロックとその背後に設置する胴込め用尻蓋パネルとを組合わせ構築する方法にあっては上記ブロックと上記パネルとが強固に一体的に連結されるため上記ブロックは上記した函型で大型のブロックより軽量化できるが上記パネルが上記ブロックに並設されているからこの場合にあっても上記した施工要領ほどではないが図11に示すように切土面Cと上記パネルとの間に裏込材を込める容積Dに見合う建設残土が出る問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、予め設定された掘削法面まで所定幅(厚さ) 掘削するとともに基礎を掘削し、所定の基礎部を構築し基礎部後 端に位置する基部と予め設定された擁壁法面の上方背向部に収斂 する項部とを結び、かつ上記掘削法面にほぼ平行する面まで上記 掘削法面との間に所定量の裏込材を充填して裏込材仕上面を形成 し、上記基礎部に上記擁壁法面を基準にして表面が乱れ石積み風 に形成された根石ブロックを設置するとともにその背向部に上記 根石ブロックとほぼ同一幅の1段目の胴込め用尻蓋パネルを裏込 材仕上面に接圧し同パネルの上縁と上記ブロックの背面に突設し た脚控の張出し端上辺部とを同上辺部に基部が取付けられたセパ レータで連結支承し、上記パネルと上記根石ブロックとの間に脚 控の張出し端と上記パネル上縁とを結ぶ線まで胴込めコンクリー トを打設して1段目のコンクリート打設面とし、上記根石ブロッ クの上側に表面が乱れ石積み風に形成され背面に少なくも2本以 上の脚控を具える1段目のブロック本体を設置するとともにその 背部に上記1段目胴込め用尻蓋パネルの設置面の上側に2段目の 胴込め用尻蓋パネルを上記裏込材仕上面に接圧して設置しその上 縁部と上記1段目ブロック本体の脚控張出し端上辺部とをセパレ ータで連結支承し、上記パネルと1段目ブロック本体との間に同 ブロック本体の脚控張出し端上縁と2段目胴込め用尻蓋パネル上 縁とを結ぶ線まで胴込めコンクリートを打設して2段目のコンク リート打設面として2段目の擁壁ブロックを構築し、1段目のブ ロック本体の上側にこれと同一形状に成型された2段目のブロッ ク本体を設置するとともにその背部に上記パネルの設置面の上に 位置させて3段目の胴込め用尻蓋パネルを上記仕上面に接圧して 設置しその上縁部と上記2段目ブロック本体の脚控張出し端上辺 部とをセパレータで連結支承し、上記パネルと2段目ブロック本 体との間に同ブロック本体の脚控張出し端と上記パネル上縁とを 結ぶ線まで胴込めコンクリートを打設して次の段のコンクリート 打設面とし3段目の擁壁ブロックを構築し、その上に順次擁壁ブ ロックを所要段数積上げ構築することを特徴とし、その目的とす るところは手順よく的確な操作で従来の不具合点を未然に解決で きる擁壁ブロックの構築方法を提供しようとするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の最も好ましい図示実施例について説明する。図1ないし図7にいて、Sは安定計算により算定された擁壁法面、Aは背面安定計算式で得られた法線、Cはその背部に位置する掘削法面(切土面)、Eは掘削法面Cの基部に所定の基礎工事完了後に周知の要領で設置された基礎コンクリート、1は擁壁ブロックで後記するようにブロック本体2と胴込め用尻蓋パネル7その他から構成さ
Figure 0003605687
なる大小のあたかも自然石を積上げたように成型され、この乱れ石積み風の模様は擁壁ブロックの設置場所の景観や同ブロックの配列のレイアウトその他により適宜好ましい模様に選択できる。3は脚控でブロック本体2の背面に3本張出して設けられている。4はセパレータで上記脚控3の上縁自由端に基部5が取付けられその自由端には図6に示すように側面視H字型の支承片6が取付けられその支承片6は上記パネル7の上縁とその上に設置される次の段の胴込め用尻蓋パネルの下縁を支承する。そしてこのセパレータ4は上記ブロック本体2と上記パネル7との設置間隔に適合する長さに安定計算式により算定された計算書により予め決められ必要数用意されている。8は図7に示すように鍵状に形成された止め具である。9は上記擁壁ブロック1と同様に成型された根石ブロックでその底辺は擁壁法面Sの角度に対応してカットされている。
【0007】
上記したように構成されたブロック本体2、セパレータ4及び胴込め用尻蓋パネル7などは予め工場で擁壁ブロックのレイアウトや上記した安定計算書に基づいて例えば幅1m、幅2mのブロック本体やこのブロック本体の幅に対応する胴込め用尻蓋パネル及びセパレータなどを予め多数製作して構築現場に搬入して置く。擁壁ブロックの構築はまず、構築箇所の山肌を掘削法面(切土面)Cまで所定量掘削した後、図1に示す法線Aの面まで所要量の裏込材を埋めて同法線Aの裏込材仕上面を仕上るとともに基礎部に基礎コンクリートを打って基礎工事をする。ついで、基礎上に3分又は5分の所定勾配に応じた周知の丁張を用いて擁壁法面Sの角度を設定する。続いてこの角度に対応する根石ブロック9を基礎コンクリートE上に載せ、同時にその背部に所定間隔隔てゝ上記尻蓋パネル7を上記裏込材仕上面に沿わせてセットする。この時セパレータ4の基部5を同ブロック9の脚控3の張出し端上辺部に取付けその自由端の支承片6の下半部で上記尻蓋パネル7の上縁を支承し、ついで、同パネル7の下辺を止め具8の立上がり部で固定するとともにその水平部で基礎コンクリートに固定する。こうして根石ブロック9と上記パネル7が基礎コンクリートにセットされると上記脚控の張出し端上縁と上記パネルの上縁とを結ぶ線すなわちセパレータ4がセットされた面まで胴込めコンクリートを打設して1段目のコンクリート打設面10を形成する。
【0008】
続いてブロック本体2を根石ブロック9の上に載せると同時にセパレータ4の基部5をブロック本体2の脚控3の張出し端上辺部に取付け、ついで上記裏込材仕上面に2段目の胴込め用尻蓋パネルを設置しその上縁を上記1段目のブロック本体2に固定したセパレータ4の自由端に設けてある支承片6の下半部で支承し、上記パネル7の下縁を止め具8を介して1段目のコンクリート打設面10に固定する。そして上述したと同様の手順で上記パネル7と1段目ブロック本体2との間に胴込コンクリートを打設してコンクリート打設面11を形成し、1段目の擁壁ブロックの構築する。
【0009】
1段目の擁壁ブロックの施工に続いて、その上に2段目のブロック本体2を載せると同時に3段目の胴込め用尻蓋パネル7を2段目の上記尻蓋パネルの設置面と同一延長面上になるように上記裏込材仕上面にセットして同パネルの下縁を上記支承片6の上半部で支える。一方この3段目の尻蓋パネルの上縁は上記2段目のブロック本体の脚控3に基部が取付けられる3段目のセパレータ4の支承片6の下半部で支承される。このようにしてブロック本体と胴込め用尻蓋パネルがセットされると上記要領と同様な手順で上記した2段目のセパレータのセット面まで胴込コンクリートが打設されて2段目の擁壁ブロックが構築される。ついで、この上に図1に示すように3段目と4段目及び5段目のブロック本体とそれらの背部にセットされる胴込め用尻蓋パネルを順次上方に積み、上記した手順で上記した各ブロック本体と胴込め用尻蓋パネルとの間に胴込コンクリートを打設し、擁壁ブロックを積上げ構築し、所定段数構築されるとその上に従来と同様に天端コンクリートブロックを置きそれと法線Aの面との間にコンクリートを詰め、所定の擁壁ブロックの構築作業を終了する。
【0010】
上記した実施例では根石ブロックの上に擁壁ブロックを5段積み、5段目の擁壁ブロックの高さは他のブロックより低くしてあるがその高さは擁壁法面の高さにより適宜選択して決めればよく、ブロックを積む段数は5段に限定する必要はなく、また上記した各段のブロック本体及び根石ブロックはそれぞれ幅が1mと2mでそれらは擁壁面の景観を考えて1m幅のブロック本体と2m幅のブロツク本体を横方向に交互に並べそれらの接合面の位相を横方向にずらすようにする。更に上記した脚控3は3本設けてあるがブロックの幅に応じて2本でもよく、さらに又上記パネルは1枚用いているがこれを半分にした2枚のパネルを使用してもよくこの場合は2枚のパネルの突合わせ部それぞれを上記3本の脚控の中央の脚控の両側にセパレータをセツトし、上述の要領で上記パネルをブロック本体の背面にセットすればよい。なお、上記した各ブロックには図1に点線で示す水抜きパイプが周知の要領で設けてあるがその長さは図11,12に示す水抜きパイプに比べて大幅に短く、特に図11に示す水抜きパイプに比べ約13%短く材料費を節約できるばかりかそれを埋込む手間も大幅に軽減できる利点がある。
【0011】
上記実施例ではブロック本体2が方形で平面状であるが、これを図8,9に示す方形で円弧状のブロック本体や図10に示す台形で円弧状のブロック本体にしてもよい。この場合は掘削法面の凸曲面部の擁壁ブロック施工に好都合である。そしてその施工に際しては鈍角状の凸曲面の場合は図8,9に示すブロック本体を用いるが鈍角状若しくは鋭角状を呈する凸曲面の場合は図10に示す台形で円弧状のブロックを用い、施工面の幅及び高さを考慮して台形の底辺の長さを最下段のブロックの底辺より順次狭めたブロックを積み上げ同時に横に並べ、ブロックに埋込んだ複数本のボルトねじ穴を利用して上記した所定長さのセパレータ及び上記尻蓋バネルを用いて上述の要領で積み上げる。又、上記曲面が凹曲面の場合は逆台形のブロックを所要段数積み上げかつ横方向に所定数配設すればよい
【0012】
【発明の効果】
本発明は上記実施例の説明から明らかなとおり、少なくとも2本以上の脚控を背面に具え表面が乱れ石積み風に形成された根石ブロックとこれと同一形状に形成されたブロック本体とそれらの背部にセットされる胴込め用尻蓋パネル及びそれらを連結支承するセパレータとで擁壁ブロックが構成されており、予め所定の基礎工事が終了した基礎上に擁壁法面を基準にして先ず擁壁ブロックを構成する根石ブロックと上記パネルとを設置し両者をセパレータで連結支承し、両者の間に胴込めコンクリートを打設し、ついで、その上に上記ブロック本体と上記パネルを所要段数積上げ、その積上げの都度上記した各ブロックの脚控は互いに重合うとともに各ブロツクと上記パネルとの間に込められる胴込めコンクリートにより上記ブロック本体と上記パネルとが一体的に結合し、上記セパレータは胴込めコンクリート内に喰込み、各ブロック本体と胴込め用尻蓋パネルは横方向にかつ縦方向にも互いに結合し、しかも上記尻蓋パネルは掘削法面に接圧しているから堅固な擁壁フロックを構築することができる。
【0013】
このように本発明は擁壁ブロックが根石ブロックやブロック本体 と胴込め用尻蓋パネル及びセパレータとで別々に構成されている から重量が5屯もあるよううな従来のL字状又は図11に示す函 型の自立形ブロックに比べ重量を大幅に軽量化できる。そのため それらを施工現場まで個々に小型トラックでアクセス道路が不整 備な山間地、地滑り地帯、河川や造成地などへ運べるから運送コ ストが安く、また、各段毎のブロック本体や上記パネルなどが安 定計算書で算出された寸法によって成型されしかもブロック本体 は上記した自立形のブロックに比べ小形で軽量のため施工現場で 特別な足場などを使うことなくかつ大型の建設重機などの使わず に小型の建設機械でブロック本体などを積上げ作業が楽にできる 。又、本発明は胴込め用尻蓋パネルが安定計算で定められた法線 A即ち基礎ブロックの後端部から擁壁法面を形成する最上段のブ ロック本体の頂部背向部近くまで収斂する状態で擁壁法面の背向 部に直線状に形成される裏込材仕上面に一列状にセットされてい るから図12に示す工法に比べ各ブロック本体とその背面にセッ トされる上記パネルとの間の空隙が少なく、従ってこの空隙に込 められる胴込めコンクリートを約20%節約できる。さらに上記 パネルが上述のように同一面上にその上端部は擁壁法面に近付け てセットされているから図11に示す従来工法に比べて安定計算 に基づく控厚並びに掘削断面など不経済掘削断面を大幅に減少で き、掘削法面と擁壁法面との間隔が大幅に縮小され、特に図12 に示す工法に比べても図1からも理解できるとおり上記間隔は相 当に狭く、擁壁法面の背面を大幅に掘削する必要がない。そのた め掘削作業の工数が大幅に低減される他掘削作業により生じる建 設残土(切土)の量は図12に示す工法採用の場合に比べ約15 %も減り、建設残土の処理作業の省力化の面からも優れた効果を 発揮する。 さらに又本願発明は実施例の説明から理解されると おり裏込材仕上面が基部から擁壁法面の頂部背向部に向かい収 して形成され同仕上面は胴込め用尻蓋パネルの接圧面を形成して いるから従来の例えば図12に示す工法に比べ上記パネルの設置 作業が簡単になるばかりか従来工法のように擁壁ブロックを構築 積上げる都度上記パネルと掘削法面との間に裏込材と胴込めコン クリートを充填する作業は勿論その使用裏込材などの材料費も大 幅に節減できるなど優れた実用効果を発揮できる。 なお、本発 明は上述したとおり裏込材仕上面が擁壁法面の背向部で同法面の 基部から頂部に向かって収斂する形で形成され、同法面と裏込材 仕上面との間隔が図12に示す従来例に比べ狭くなっており、そ のため胴込め用尻蓋パネルとブロック本体の脚控張出し端との間 隔も狭くなる。従って、上記パネルと上記張出し端とを連結する セパレータも従来例に比べ短くなり、材料費を節減できる効果が ある。
【0014】
さらに、本発明の根石ブロック及びブロック本体の表面があたかも大中小の自然石をうまく組合わせて凹凸のある石垣状にいわゆる乱れ石積み風の凹凸模様に形成されているから構築された擁壁ブロック全面が雅趣あふれる自然の美観に富み、河川の土手や道路の法面を上記した凹凸模様の凹凸を利用して登り降りができるなどの実用的効果が発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構築要領を説明する概略側面図である。
【図2】同実施例におけるブロック本体を斜め前方から見た斜視説明図である。
【図3】上記ブロック本体を斜め後上方から見た斜視説明図である。
【図4】図1のIV−IV矢覗平面図である。
【図5】図4の左側面図である。
【図6】本実施例に用いるセパレータの斜視説明図である。
【図7】本実施例に用いる止め具の斜視説明図である。
【図8】本実施例におけるブロック本体の他の変形例を示す斜視説明図である。
【図9】図8に示す実施例の平面説明図である。
【図10】本実施例におけるブロック本体のさらに他の変形例を示す斜視説明図である。
【図11】従来の擁壁ブロックの構築要領を説明する側面図である。
【図12】従来の擁壁ブロックの他の構築要領を説明する側面図である。
【符号の説明】
A B 安定計算により求められた法線
C, 掘削法面(切土面)
S 擁壁法面
D 裏込材を詰める容積
1 擁壁ブロック
2 ブロック本体
3 脚控
4 セパレータ
7 胴込め用尻蓋パネル
8 止め具
9 根石ブロック
10 1段目のコンクリート打設面
11 2段目のコンクリート打設面
12 3段目のコンクリート打設面

Claims (1)

  1. 予め設定された掘削法面まで所定幅(厚さ)掘削するとともに基 礎を掘削し所定の基礎部を構成し、基礎部後端に位置する基部と 予め設定された擁壁法面の上方背向部に収斂する頂部とを結びか つ上記掘削法面にほぼ簿平行する面まで上記掘削法面との間に所 要量の裏込材を充填して裏込材仕上面を形成し、上記基礎部に上 記擁壁法面を基準にして表面が乱れ石積み風に形成された根石ブ ロックを設置するとともにその背向部に上記根石ブロックとほぼ 同一幅の1段目の胴込め用尻蓋パネルを裏込材仕上面に接圧し同 パネルの上縁と上記ブロックの背面に突設した脚控の張出し端上 辺部とを同上辺部に基部が取付けられたセパレータで連結支承し 、上記パネルと上記根石ブロックとの間に脚控の張出し端と上記 パネル上縁とを結ぶ線まで胴込めコンクリートを打設して1段目 のコンクリート打設面とし、上記根石ブロックの上側に表面が乱 れ石積み風に形成され背面に少なくも2本以上の脚控を具える1 段目のブロック本体を設置するとともにその背部に上記1段目胴 込め用尻蓋パネルの設置面の上側に位置させて2段目の胴込め用 尻蓋パネルを上記裏込材仕上面に接圧して設置しその上縁部と上 記1段目ブロック本体の脚控張出し端上辺部とをセパレータで連 結支承し、上記パネルと1段目ブロック本体との間に同ブロック 本体の脚控張出し端上縁と2段目胴込め用尻蓋パネル上縁とを結 ぶ線まで胴込めコンクリートを打設して2段目のコンクリート打 設面として2段目の擁壁ブロックを構築し、1段目のブロック本 体の上側にこれと同一形状に成型された2段目のブロック本体を 設置するとともにその背部に上記パネルの設置面の上側に位置さ せて3段目の胴込め用尻蓋パネルを上記仕上面に接圧して設置し その上縁部と上記2段目ブロック本体の脚控張出し端上辺部とを セパレータで連結支承し、上記パネルと2段目ブロック本体との 間に同ブロック本体の脚控張出し端と上記パネル上縁とを結ぶ線 まで胴込めコンクリートを打設して次の段のコンクリート打設面 とし3段目の擁壁ブロックを構築し、その上に順次擁壁ブロック を所要段数積上げ構築することを特徴とする擁壁ブロック構築工 法
JP1999330386A 1999-10-14 擁壁ブロック構築方法 Expired - Lifetime JP3605687B6 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999330386A JP3605687B6 (ja) 1999-10-14 擁壁ブロック構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999330386A JP3605687B6 (ja) 1999-10-14 擁壁ブロック構築方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001115465A JP2001115465A (ja) 2001-04-24
JP3605687B2 true JP3605687B2 (ja) 2004-12-22
JP3605687B6 JP3605687B6 (ja) 2005-03-09

Family

ID=

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001115465A (ja) 2001-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3195312A (en) Method for erecting precast retaining wall
CN102966119B (zh) 土工格栅加筋墙体及其施工方法
JP3605687B2 (ja) 擁壁ブロック構築方法
CN105113350A (zh) 桥墩台路基结构及施工方法
CN209260748U (zh) 一种阶形塔吊基础
JP3605687B6 (ja) 擁壁ブロック構築方法
JP3781123B2 (ja) 橋梁における橋台の沈下防止構造
JP3012973B2 (ja) 擁壁ブロツク及びその構築方法
CN204940031U (zh) 一种紧贴桥墩台便于快速施工的路基结构
JP2010116715A (ja) 擁壁構築工法
JP2001003376A (ja) L型擁壁ブロック及びその施工方法
CN204919604U (zh) 一种地道的改建结构及其y型连接结构
JPH03247801A (ja) 道路構築工法
CN217324788U (zh) 一种便于预制安装的陡坡路基结构
CN110485452B (zh) 施工于持力层的独立基础及其施工方法
CN215888372U (zh) 一种用于地基承载加强的加固装置
JPH11350505A (ja) 石材擁壁
JP3639084B2 (ja) 結合構造を有する擁壁ブロック及び該擁壁ブロックを使用した擁壁の施工方法
JP3072651U (ja) 土留用コンクリートブロック
JPH0641993A (ja) もたれ擁壁
KR101954113B1 (ko) 옹벽 구조물 및 그 시공방법
CN111270675A (zh) 超大基坑内永临结合的物流通道及其施工方法
JPS6344021A (ja) 合成樹脂の発泡ブロックによる埋設車庫ブロックへの土圧軽減構造
JPH083181B2 (ja) 擁壁の形成方法および擁壁用基礎ブロック
CN114960698A (zh) 一种消力式滑坡体防护结构施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3605687

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term