JP3605230B2 - 除塵機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は河川の排水機場、上水または発電所などの取水口に設けられ、島状に固まった状態で流下する枯れ草、藁、その他草木類等のごみを確実に掻き揚げ除去するのに適した除塵機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、河川の排水機場や上水または発電所等の取水口には、河川を流下するごみをポンプ等に流入しないよう予めこの流下ごみを除去するために除塵機を設けている。この種の除塵機としては連続式の除塵機や、モノレーキの間欠式除塵機が一般的であり、連続式の除塵機として自動除塵機、U形除塵機等がある。しかし、これらの除塵機はスクリーンに沿って複数のレーキを回動させるもので、スクリーン面をレーキは一定時間毎に通過することになり、掻き揚げは連続でない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の除塵機においては、経済性の点から平均流下ごみ量に応じた掻揚能力を有するものを配置しているため、降雨時など一時的に流下するごみ量が増大する場合、さらには流下する枯れ草、藁、その他草木類が島状に固まった状態となって流下する場合には掻揚能力に不足が生じ、それらの増大した流下ごみを掻き揚げることができず、さらには過荷重により除塵機を破損し掻揚不能に陥るという問題点があった。
【0004】
本発明は上記従来の除塵機の有する問題点を解決し、製作が簡単で、通常の流下ごみに対しては勿論のこと、上記の如き一時的にごみ量が増大する場合や島状に固まった状態で流下する場合に対しても対応でき、かつこれをスクリーンにて捕捉した状態で連続して確実に掻き揚げ除去することができる除塵機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の除塵機は、水路の両側に対設した1対のエンドレスチェーン間に、対設した1対のエンドレスチェーン間に、チェーンの周回方向に沿って多数のスクリーンユニットを回転自在に架設し、各スクリーンユニットは1本の連結軸に、水路幅方向にスクリーンの目幅となる間隔に複数のスクリーンエレメントを櫛歯状に取り付けて構成するとともに、各スクリーンエレメントを連結軸に対し、周回方向の前後方向に突設し、かつ周回方向の前後に位置するスクリーンユニットのスクリーンエレメント間に挿入されるように連結軸の周回方向の前方向に突設した前方エレメント片と後方向に突設した後方エレメント片とを連結軸の軸方向に偏位させ設けた除塵機であって、前記スクリーンユニットを、後方エレメント片の端部が折れ曲がった主スクリーンエレメントのみで形成した主スクリーンユニットと、この主スクリーンエレメントの連結軸取付位置にレーキを突設して一体にしたレーキ付スクリーンエレメントと前記主スクリーンエレメントとを組み合わせて形成したレーキ付スクリーンユニットと、後方エレメント片の端部が直線状の副スクリーンエレメントのみで形成した副スクリーンユニットとの3種類のスクリーンユニットで構成し、この3種類のスクリーンユニットをチェーンの周回方向に沿って組み合わせて架設したことを特徴とする。
【0006】
上記の構成からなる本発明の除塵機は、上下に所要の傾斜角をもって張架し、かつ水路の取水口の両側端にて互いに対向した1対のエンドレスチェーン間にチェーンの周回方向に定ピッチで配設し、かつ回転自在にスクリーンユニットを架設連結して構成し、この各スクリーンユニットの連結軸に、水路幅方向に一定間隔に異なる形状のスクリーンエレメントを周回方向における前後にて各エレメントの前方エレメント片と後方エレメント片とが互いに干渉することなくチェーン屈曲点においても大きな隙間が生じることなく挿入するようにして取り付けているため、降雨時など一時的に流下するごみ量が増大する場合でも、さらには流下する枯れ草、藁、その他草木類が島状に固まった状態となって流下する場合でも、それらの流下ごみをスクリーンユニットの各エレメント間より流出することなく形状の異なるスクリーンユニットにて確実に捕捉し引掛けてスクリーンエレメントの移動により自然に掻き揚げることができる。
【0007】
そして、スクリーンユニットを、後方エレメント片の端部が折れ曲がった主スクリーンエレメントのみで形成した主スクリーンユニットと、この主スクリーンエレメントの連結軸取付位置にレーキを突設して一体にしたレーキ付スクリーンエレメントと前記主スクリーンエレメントとを組み合わせて形成したレーキ付スクリーンユニットと、後方エレメント片の端部が直線状の副スクリーンエレメントのみで形成した副スクリーンユニットとの3種類のスクリーンユニットで構成し、この3種類のスクリーンユニットをチェーンの周回方向に沿って組み合わせて架設することにより、形状の異なる3種類のスクリーンユニットを水路の幅方向に、スクリーン周回方向に予め定めた配列で配置しているので、水路幅方向にて不均一にごみが流下してきても、また流下ごみの形状がどのようなものであっても確実に捕捉することができ、しかもレーキが突設されたスクリーンユニットにて大きな島状となったごみをも引掛けて確実に掻き上げることができる。
【0008】
また、この場合、レーキ付スクリーンユニットのレーキの周回方向の直前に副スクリーンユニットの後方エレメント片が位置するようにスクリーンユニットを組み合わせてチェーンの周回方向に沿って架設することができる。
【0009】
上記の構成からなる本発明の除塵機においては、レーキ付スクリーンユニットのレーキの周回方向の直前に先端がストレートとした副スクリーンユニットを配設しているので、レーキ直前のスクリーン上面部分に大きなスペースを確保することができるので、島状になったごみや大型のごみも確実にこのレーキにて引掛けて掻き揚げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の除塵機の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
【0011】
図において1は除塵機の上部に配した駆動用のスプロケットホイール、2は除塵機の下部に配した図示のようなU字形に屈曲形成したチェーンガイド、又は従動のスプロケットホイール、3はこの上下に対向するスプロケットホイール1,チェーンガイド2間に張架したエンドレスチェーンで、このエンドレスチェーン3は予め定めた除塵機の傾斜角に合わせて張架されるとともに、河川の排水機場や上水または発電所等の取水口の両側に互いに対向して配設され、かつこの互いに対向する一対のチェーン間に3種類のスクリーンユニットA、B、Cを予め定めた組み合わせで配列して各スクリーンユニットをそれぞれ回動自在に支持して構成する。各スクリーンユニットはその連結軸4をチェーン間に架設し、この各連結軸4に櫛歯状にして多数のスクリーンエレメント5又は6、7を突設し、スクリーンユニットを構成するスクリーンエレメントの形状の相違および配列の仕方により主スクリーンユニットA、レーキ付スクリーンユニットB、副スクリーンユニットCとし、これらを一定の配列で配置してスクリーンSを構成するものである。
【0012】
取水口P等の両側に互いに対向して張架される1対のエンドレスチェーン3、3間に架け渡して配設される多数のスクリーンユニットの各連結軸4は、エンドレスチェーン3の周回方向(長手方向)に予め定めたピッチで配設するが、これはエンドレスチェーンのリンクに直接、またはリンクに突設したブラケットにてそれぞれ回転自在に支持するものである。
【0013】
また、スクリーンユニットの連結軸4にはチェーン周回方向に沿って隣接する連結軸間ピッチより長い3種類のスクリーンエレメント5、6、7の1種、または2種を組み合わせ予め定めた配列で固定するとともに、図4乃至図6に示すように各スクリーンエレメント5、6、7は各連結軸4に取水口幅方向にスクリーンの目幅となる所定間隔にて並列的に多数を配列配置し櫛歯状に突設して一体としてスクリーンユニットを構成するものでこのスクリーンエレメントの間隔は構成するスクリーンSの目幅となるようにして配設するものとする。
【0014】
次に異なる形状をしたスクリーンエレメント5、6、7の説明をする。主スクリーンユニットAおよびレーキ付スクリーンユニットBを構成するための主スクリーンエレメント5は図4に詳示するように、その基端部に前記連結軸4を挿通するための取付孔52を穿設し、この取付孔52よりチェーンの周回方向の後方となる側を(図4では上方部分)後方エレメント片5Aとし、この後方エレメント片5Aの先端を少し上向きに屈曲させて折曲片51とし、また取付孔52より反対側を前方エレメント片5Bとし、この前方エレメント5Bを後方エレメント片5Aより短くするとともに、取付孔位置にて後方エレメント片5Aの軸線と前方エレメント片5Bの軸線とが図4(b)に示すように偏位するように後方エレメント片の可及的に取付孔に近い位置で屈曲させる。この後方エレメント片5Aに対する前方エレメント片5Bの偏位量はスクリーン周回方向の前後位置のスクリーンエレメントが互いにその間隙内に挿入される場合、互いに接触等の干渉が起こらないようにして定めるものとする。また、後方エレメント片5Aの先端を屈曲させて形成した折曲片51の角度は通常の流下するごみより少し固まって島状になっているものに対して捕捉するとともに、これを引掛けて掻き上げられるようにして定める。
【0015】
また、レーキ付スクリーンエレメント6は図5に詳示するように、主スクリーンエレメント5と同じ形状に、基端部には前記連結軸4を挿通するための取付孔62を穿設し、この取付孔62より後方の後方エレメント片6Aの先端を少し上向きに屈曲させて折曲片61とし、また取付孔62より前方の前方エレメント片6Bを後方エレメント片6Aより短くするとともに、取付孔位置にて後方エレメント片6Aの軸線と前方エレメント片6Bの軸線とが図示のように偏位するように後方エレメント片の可及的に取付孔に近い位置で屈曲させる。勿論この偏位量は図4の主スクリーンエレメント5と同様に並列するスクリーンエレメント間の隙間にスクリーン周回方向の前後位置のスクリーンエレメントが挿入される場合でも、接触等の干渉が起こらないようにして定めるものとする。さらにレーキ付スクリーンエレメント6の連結軸取付位置にレーキ64を突設して一体に形成して構成する。従ってこのレーキ付スクリーンエレメント6はレーキを除いた形状、大きさは主スクリーンエレメント5と同じであり、また、主スクリーンエレメントでは引掛け掻き上げられない大きな島状となって流下してくるごみや木片等もスクリーンエレメントで捕捉された後、この突出したレーキにて確実に引掛けて掻き上げられるようにしてレーキの形、突出量を定めるものする。
【0016】
また、主スクリーンエレメント5を少し変形させた副スクリーンエレメント7は図6に詳示するように、主スクリーンエレメント5と同様に基端部には前記連結軸4を挿通するための取付孔72を穿設し、この取付孔72より前方の前方エレメント片7Bを後方エレメント片7Aより短くするとともに、取付孔位置にて後方エレメント片7Aの軸線と前方エレメント片7Bの軸線とが図示のように偏位するように後方エレメント片の可及的に取付孔に近い位置で屈曲させる。そして後方エレメント片7Aの先端はストレートとして、かつその長さも主スクリーンエレメントの後方エレメント片よりも少し短くするものである。
【0017】
このように3種類の形状の異なった主スクリーンエレメント5、レーキ付スクリーンエレメント6、副スクリーンエレメント7を用いて主スクリーンユニットA、レーキ付スクリーンユニットB、副クリーンユニットCを構成する。主スクリーンユニットAは図2に示すように、1本の連結軸4に主スクリーンエレメント5のみを用いて、予め定めた配列で多数挿通し、かつ隣接する主スクリーンエレメント間隔をスクリーン目幅として保持しつつ、パイプ状の連結軸を内部から加圧膨出変形させて各主スクリーンエレメント5を固定して形成するものである。
【0018】
また、レーキ付スクリーンユニットBは、図示省略したが主スクリーンユニットと同様に、1本の連結軸4に前記主スクリーンエレメント5と、レーキ付スクリーンエレメント6とを用いて予め定めた配列で多数挿通し、隣接するスクリーンエレメント間隔をスクリーン目幅として保持しつつ、パイプ状の連結軸を内部から加圧膨出変形させて各スクリーンエレメント5、6を固定して形成するものである。この主スクリーンエレメント5と、レーキ付スクリーンエレメント6との配列は主スクリーンエレメント5を2枚に対し、レーキ付スクリーンエレメント6を1枚の比率で前記連結軸4に挿通するものであるが、この主スクリーンエレメント5に対するレーキ付スクリーンエレメント6の比率は自由に設定できるものである。
【0019】
また、副スクリーンユニットCは1本の連結軸4に、図2に示す主スクリーンユニットと同様にして、図6に示す副スクリーンエレメント7のみを用い、これを予め定めた配列で多数挿通し、かつ隣接する副スクリーンエレメント間隔をスクリーン目幅として保持しつつ、パイプ状の連結軸を内部から加圧膨出変形させて各副スクリーンエレメント7を固定して形成するもので、これはレーキ付スクリーンユニットの直上部に配設し、レーキ直前のスペースを大きくあけて、島状になったごみ、大型ごみのレーキによる引掛けを確実に行うものである。
【0020】
このようにして各連結軸4に、3種類の形状の異なった1種または2種のスクリーンエレメントを櫛歯状に挿通固着して主スクリーンユニットAと、レーキ付スクリーンユニットBと、副スクリーンユニットCとを形成し、この3種類のスクリーンユニットを適宜組み合わせて配列、例えば図1に示すようにエンドレスチェーンに沿って上方から主スクリーンユニットA、副スクリーンユニットB、主スクリーンユニットA、主スクリーンユニットA、副スクリーンユニットCの配列で配置し、これを順次繰り返して各ユニットの連結軸を前記チェーンに係着し、所要のスクリーンSを構成するが、この各ユニットの配列はレーキ付スクリーンユニットBの直上、図示の実施例では1つおいた上流側を先端がストレートな副スクリーンユニットCを配置するようにすれば図示のものに限定されることなく任意に組み合わせることができる。
【0021】
なおこの場合、各ユニットの連結軸4に挿通して隣接する各スクリーンエレメント間は定ピッチとする。このように形成することにより3種のスクリーンユニットを使用しても前後のスクリーンユニットのスクリーンエレメントは互いに干渉することなくチェーンの駆動にて運行でき、しかもレーキ直前のスクリーン上面には大きなスペースが確保されるので大型のごみも確実に引掛け掻き揚げられるものである。
【0022】
各スクリーンユニットを構成するスクリーンエレメント5、6、7は、ごみを掻き揚げ時、上述のように互いに前後即ち上下のものが互いに後方エレメント片の間隙に前方エレメント片が互いに挿入されて、これによりエンドレスチェーンの周回方向のスクリーンエレメントは恰も1本のスクリーンのようになり、これを取水口幅方向に複数本を定間隔で並列的に配設するが、チェーンの復路側即ち下降時には各スクリーンユニットのスクリーンエレメントは水平になるようにその揺動角は予め定められ、これによりスクリーンを流下した下流側の水流を阻害することのないようにする。
【0023】
上部スプロケットホイール1の掻揚終了位置において、各スクリーンユニットの自重あるいは他の反転機構により強制的に反転させて掻き揚げたごみを脱荷させるとともに、このスクリーンユニットに付着したスクリーン渣を確実に除去するため櫛状スクレーパを除塵機の固定側に設けることもある。
【0024】
さらに、各スクリーンユニットのA、B、Cは、掻揚上昇点即ちエンドレスチェーンの往路側より上部スプロケットホイールを経て復路側へ移る際、その自重にて反転する。このとき、一本の連結軸4には櫛歯状に多数のスクリーンエレメントを突設しているので、質量も大となり、従ってスクリーンユニットの反転時に衝撃及び振動が発生する。この反転時に衝撃及び振動を吸収して確実に反転できるように反転機構を設けることがある。
【0025】
なお下部のU字形をしたガイドレール2に沿って、各スクリーンエレメントが往路側において正常な姿勢を保って上昇しごみを掻き揚げられるよう、スクリーンエレメントの先端を導く円弧形をしたガイドを設けることもある。
【0026】
【発明の効果】
本発明除塵機の請求項1記載の発明においては、上下に所要の傾斜角をもって張架し、かつ水路の取水口の両側端にて互いに対向した1対のエンドレスチェーン間にチェーンの周回方向に定ピッチで配設し、かつ回転可能に架設連結した連結軸に、水路幅方向に一定間隔に異なる形状のスクリーンユニットのスクリーンエレメントを周回方向における前後にて互いに干渉することなく挿入するようして取り付けているため、降雨時など一時的に流下するごみ量が増大する場合、さらには流下する枯れ草、藁、その他草木類が島状に固まった状態となって流下する場合でも、それらの流下ごみをこの形状の異なるスクリーンエレメントにて捕捉し確実に引掛けてスクリーンユニットの移動により自然に掻き揚げられる利点がある。
【0027】
そして、形状の異なるスクリーンエレメントを用いて異なる形状のスクリーンユニットとし、これを水路内において、スクリーン周回方向に予め定めた組み合わせで配列配置しているので、水路幅方向にて不均一にごみが流下してきても、また流下ごみの形状がどのようなものであっても確実に捕捉することができ、しかもレーキが突設されたスクリーンエレメントにて引掛けて掻き上げられる利点がある。
【0028】
請求項2記載の発明においては、レーキ直前のスクリーン上面部分に大きなスペースを確保することができるので、島状になったごみや大型のごみも確実にこのレーキにて引掛けて掻き揚げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除塵機の一実施例の全形を示す側面図である。
【図2】スクリーンを構成するスクリーンユニットをチェーンに取り付けた状態を示す説明図である。
【図3】除塵機上端のスプロケットホイール部の拡大説明図である。
【図4】主スクリーンエレメントを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図5】レーキ付スクリーンエレメントを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図6】副スクリーンエレメントを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
S スクリーン
P 取水口
G ガイドレール
1 駆動スプロケットホイール
2 ガイドレール
3 エンドレスチェーン
4 連結軸
5 主スクリーンエレメント
5A 後方エレメント片
5B 前方エレメント片
6 レーキ付スクリーンエレメント
6A 後方エレメント片
6B 前方エレメント片
7 副スクリーンエレメント
7A 後方エレメント片
7B 前方エレメント片
A 主スクリーンユニット
B レーキ付スクリーンユニット
C 副スクリーンユニット
Claims (2)
- 対設した1対のエンドレスチェーン間に、チェーンの周回方向に沿って多数のスクリーンユニットを回転自在に架設し、各スクリーンユニットは1本の連結軸に、水路幅方向にスクリーンの目幅となる間隔に複数のスクリーンエレメントを櫛歯状に取り付けて構成するとともに、各スクリーンエレメントを連結軸に対し、周回方向の前後方向に突設し、かつ周回方向の前後に位置するスクリーンユニットのスクリーンエレメント間に挿入されるように連結軸の周回方向の前方向に突設した前方エレメント片と後方向に突設した後方エレメント片とを連結軸の軸方向に偏位させ設けた除塵機であって、前記スクリーンユニットを、後方エレメント片の端部が折れ曲がった主スクリーンエレメントのみで形成した主スクリーンユニットと、この主スクリーンエレメントの連結軸取付位置にレーキを突設して一体にしたレーキ付スクリーンエレメントと前記主スクリーンエレメントとを組み合わせて形成したレーキ付スクリーンユニットと、後方エレメント片の端部が直線状の副スクリーンエレメントのみで形成した副スクリーンユニットとの3種類のスクリーンユニットで構成し、この3種類のスクリーンユニットをチェーンの周回方向に沿って組み合わせて架設したことを特徴とする除塵機。
- レーキ付スクリーンユニットのレーキの周回方向の直前に副スクリーンユニットの後方エレメント片が位置するようにスクリーンユニットを組み合わせてチェーンの周回方向に沿って架設したことを特徴とする請求項1記載の除塵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16840496A JP3605230B2 (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 除塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16840496A JP3605230B2 (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 除塵機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09328736A JPH09328736A (ja) | 1997-12-22 |
JP3605230B2 true JP3605230B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=15867502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16840496A Expired - Lifetime JP3605230B2 (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 除塵機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3605230B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-07 JP JP16840496A patent/JP3605230B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH09328736A (ja) | 1997-12-22 |
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