JP3603715B2 - 測距装置および該測距装置を備えたカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、測距装置および該測距装置を備えたカメラに関し、例えば、スチルカメラやムービーカメラなどの測距装置や、画像認識装置などの入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮影の主要な対象である主被写体を認識し、主被写体に焦点や露出を自動的に合わせるカメラが種々提案されている。
【0003】
その場合、測距情報から焦点を合わせたい主被写体の距離を決定するが、必ずしも信頼性の高い測距データが得られるとは限らない。そのような場合の焦点調節の方法として、例えば、特開平9−90204号公報には、信頼性の高いデータを使って焦点調節を行う技術が提案されている。また、特開平11−119088号公報には、信頼性が低い場合の焦点調節方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、被写体の距離情報を基に主被写体の認識を行う場合、複数の測距エリアを配置し、各測距エリアの出力する距離データを基に主被写体の境界を認識して、その境界情報から主被写体の認識を行うことが考えられる。
【0005】
しかし、パッシブ方式の測距システムの場合、例えば、被写体のコントラストが低い部分、被写体が暗い部分、異なる距離の被写体が測距エリア内に含まれる部分、明るすぎる部分などについては、正確な測距データが得られない。
【0006】
また、アクティブ方式の測距システムの場合、例えば、被写体の反射率が低い部分、正反射する部分、測距ビームの照射領域内で反射率が変化している部分などについては、正確な測距データが得られない。
【0007】
このような測距システムの原理的な問題で正確な測距データが得られないと、例えば、被写体の一部が測距不能となるために、同一被写体であるにもかかわらず別個の分離した被写体と認識するなど、主被写体の認識が不能、あるいは、誤認識する場合がある。
【0008】
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、測距できない部分があっても、正確に被写体を認識できるようにする測距装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の測距装置を提供する。
【0010】
測距装置は、被写体領域に対して複数の測距点を持つ。測距装置は、領域選択手段と、測距演算手段と、信頼性判定手段と、測距不可領域抽出手段と、間隔演算手段と、距離設定手段とを備える。上記領域選択手段は、前記複数の測距点の中から少なくとも3つ以上の測距点を含む測距領域を選択する。上記測距演算主意段は、該選択された前記測距領域内の前記少なくとも3つ以上の測距点について、該各測距点までの距離データを算出する。上記信頼性判定手段は、該測距演算手段が算出した前記距離データの信頼性を判別する。上記測距不可領域抽出手段は、該信頼性判定手段により前記距離データの信頼性が低いと判別された1又は連続する2以上の前記測距点を含む測距不可領域を抽出する。上記間隔演算手段は、該抽出された前記測距不可領域の被写体上での間隔を演算する。上記距離設定手段は、前記測距領域内において、前記測距不可領域の両側に隣接する前記測距点についてのそれぞれの距離データと、前記測距不可領域の前記被写体上での間隔とに応じて、前記測距不可領域の距離データを設定する。
【0011】
上記構成によれば、測距不能となった測距点があっても、それに隣接する測距可能な測距点の距離データと、測距不可領域の被写体上での間隔とに応じて、測距不可領域の妥当な距離データが存在するであろうと考えられる場合には、適宜な推定データを測距不可領域の距離データとして設定することができる。
【0012】
したがって、測距できない部分があっても、その部分のデータとして妥当なデータを適宜設定することで、正確に被写体を認識することができるようにすることが可能である。これにより、例えば、測距不可領域で被写体が分離しているか、連続しているかを、正確に認識することが可能となる。
【0013】
好ましくは、前記距離設定手段は、前記測距領域内において前記測距不可領域の両側に隣接する前記測距点についてのそれぞれの前記距離データの差と、前記測距不可領域の前記被写体上での間隔データと所定値との比較結果とに応じて、前記測距領域内において前記測距不可領域の両側に隣接する前記測距点に基づく推定データを、前記測距不可領域の距離データとして採用するか否かを決定する。
【0014】
例えば、測距不可領域とその両側に隣接する測距点のそれぞれの距離データの差が小さい場合や、測距不可領域の被写体上での間隔が小さい場合には、測距不可領域で被写体が連続している可能性もあるが、測距不可領域とその両側に隣接する測距点のそれぞれの距離データの差が大きい場合や、測距不可領域の被写体上での間隔が大きい場合には、測距不可領域で被写体が分離している可能性が高い。したがって、測距不可領域とその両側に隣接する測距点のそれぞれの距離データの差と、測距不可領域の被写体上での間隔とを考慮することにより、正確に測距不可領域の距離データを設定することができる。
【0015】
好ましくは、前記測距領域内の前記各測距点について輝度算出を行う輝度演算手段をさらに備える。前記距離設定手段は、前記測距不可領域内の前記測距点についての輝度と、前記測距領域内において前記測距不可領域の両側に隣接する前記測距点についての輝度との差とに応じて、前記測距不可領域の距離データを設定する。
【0016】
例えば、測距不可領域とその両側に隣接する測距点との間の輝度差が所定範囲内であれば、測距不可領域で被写体が連続している可能性もあるが、測距不可領域とその両側に隣接する測距点との間の輝度差が極端に大きい場合には、測距不可領域で被写体が分離している可能性が極めて高い。したがって、測距点の輝度差を考慮することにより、正確に測距不可領域の距離データを設定することができる。
【0017】
さらに、本発明は、上記各構成の測距装置を備えたカメラを提供する。
【0018】
カメラは、上記したいずれかの構成の測距装置と、撮影範囲を視認するためのファインダと、該ファインダの視野内に、前記各測距点にそれぞれ対応してエリア表示を行うことが可能な表示装置と、制御装置とを備える。該制御装置は、前記測距演算手段が算出した前記距離データと、前記距離設定手段が設定した前記測距不可領域の前記距離データとに応じて被写体を認識し、該認識した被写体に応じて前記表示装置の前記エリア表示を制御する。
【0019】
上記構成によれば、測距装置は測距不可領域について距離データを適宜設定するので、例えば、測距不可領域で被写体が分離しているか、連続しているかについて、ファインダーの視野内に正確にエリア表示を行うことが可能となる。
【0020】
また、本発明は、上記各構成の測距装置を備えた他の構成のカメラを提供する。
【0021】
カメラは、上記したいずれかの構成の測距装置と、被写体領域内の主被写体を決定する主被写体決定手段と、前記主被写体に対して焦点調節をする焦点調節手段とを備える。前記主被写体決定手段は、前記測距演算手段が算出した前記距離データと、前記距離設定手段が設定した前記測距不可領域の前記距離データとに応じて被写体を認識し、該認識した被写体から主被写体を決定する。
【0022】
上記構成によれば、測距装置は測距不可領域について距離データを適宜設定するので、主被写体決定手段は、例えば、測距不可領域で被写体が分離しているか、連続しているかを正確に認識して、主被写体を認識することができる。したがって、主被写体の全体に適正に焦点を合わせることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の測距装置をオートフォーカス(AF)カメラに用いた実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1および図2は、アクティブAFの例である。
【0025】
図1に示すように、被写体領域、すなわち撮影領域に対して、3つの測距エリア1、2、3を設定し、アクティブ方式で測距する。このとき、測距エリア2については、被写体Fの襟の白と衣装の黒の反射率が異なるため、測距不能と判断される。
【0026】
この場合、従来のカメラでは、図2(a)のように、ファインダー内に、測距エリア1および3に対応する2つのフォーカスフレーム21および22の両方又はいずれか一方が表示され、撮影者に違和感を与えることがあった。
【0027】
これに対し、本発明では、測距エリア1と測距エリア3が所定以内の距離差であり、測距エリア1と測距エリア3の間隔も30cm程度と比較的近いため、測距エリア1から測距エリア3までは、同一被写体を捕らえていると判断する。そして、測距エリア2の測距データとしては、測距エリア1若しくは測距エリア3の一方の測距データは、又は測距エリア1および測距エリア3の両方の測距データの平均値を採用する。ここで、測距エリア1と測距エリア3の間隔は、実際の被写体Fにおける間隔であり、測距エリア1と測距エリア3の距離データと測距ビームの照射角度に基づいて算出する。そして、図2(b)に示すように、ファインダー内には、測距エリア1〜3の全体に対応する1つのフォーカスフレーム20が表示される。このフォーカスフレーム20は、撮影者にとって自然であり、違和感を与えることはない。
【0028】
図3および図4は、パッシブAFの例である。
【0029】
図3に示すように、8つの測距エリア1〜8が設定され、パッシブ方式で測距される。このとき、測距エリア5、6は、被写体Fの襟の内部にあり、コントラストが低く、測距不能である。
【0030】
この場合、従来のカメラでは、図4(a)のように、ファインダー内に、測距エリア3、4および測距エリア7、8に対応する2つのフォーカスフレーム21および22の両方又はいずれか一方が表示され、撮影者に違和感を与えることがあった。
【0031】
これに対し、本発明では、測距エリア4および7(衣装の黒と襟の白のため測距が可能)の距離が所定距離差以内であり、測距エリア4と測距エリア7の間隔も、30cm程度と比較的近いため、測距エリア5および6の距離データを測距エリア4若しくは7(あるいは、その平均)とする。そして、図4(b)に示すように、ファインダー内には、測距エリア3〜8の全体に対応する1つのフォーカスフレーム20が表示される。このフォーカスフレーム20は、撮影者にとって自然であり、違和感を与えることはない。
【0032】
図5は、2つの被写体F1、2の間の測距エリア5が、低コントラストのため測距不能である場合を示す。この場合、その他の測距エリア1〜4、6〜8は測距可能であり、測距エリア5に隣接する測距エリア1〜4および測距エリア6〜8の輝度と、測距エリア5の輝度が異なっている場合、測距エリア5の測距データは不定(すなわち、測距不能)のままとする。これにより、2つの被写体F1、F2が分離したものであると認識することが可能となる。
【0033】
図6は、測距エリア4および5が低コントラストのため測距不能だったが、その他の測距エリア1〜3、6〜8は測距可能である場合を示す。この場合、測距エリア5に隣接する測距エリア3と6の間隔が所定以上であれば、測距エリア4および5の測距データは不定(すなわち、測距不能)のままとする。これにより、2つの被写体F1、F2が分離したものであると認識することが可能となる。
【0034】
図7は、各測距エリア1〜8に、○で示した各3つの測距点(1)〜(H)が対応付けられ、隣接する測距エリア同士は1つの測距点が重なるようになっており、被写体F1と被写体F2の間の測距エリアの測距点(9)、(A)、(B)を含む測距エリア5は低コントラストであるため測距不能である場合を示す。
【0035】
この場合、イ)測距点(8)と測距点(C)の距離が略等しく、ロ)測距点(9)〜(B)と測距点(8)、(C)を含む所定の測距エリア4、5、6の輝度変化が所定以内で、ハ)測距点(8)と(C)の間隔が所定以内であるならば、測距点(9)〜(B)の測距データは、測距点(8)および(C)を含むその周辺の測距点の測距データを元に設定される。例えば、平均値や最近接値、測距点(8)若しくは(C)の値などが設定される。
【0036】
しかし、この図の例では、被写体輝度変化が大きいため、測距点(9)〜(B)の測距値は設定されない。
【0037】
図8は、多列の場合の例である。図において、測距不能な測距点は、列Aでは(4)〜(6)、(9)〜(D)、列Bでは(5)、(9)〜(D)、列Cでは(9)〜(D)である。
【0038】
この例では、測距可能な測距エリアに属する測距点であっても、低コントラストな測距エリアであれば、測距不能な測距点であることを判定している。
【0039】
列Aの(4)〜(6)および列Bの(5)の各測距点は、測距可能であった測距点(列Aの(3)、(7)、列Bの(4)、(6)、列Cの(5)の少なくともいずれか)を含む測距点の測距データを元に測距データを設定する。
【0040】
列A〜Cの測距点(9)〜(D)の測距データは、その周辺の測距点(8)および(E)(のいずれか)を含む周辺の測距点の輝度との差が所定以上であり、測距点(8)と(E)(これは測距点(9)と(D)の間隔と等価)の間隔が所定以上であるために測距データは設定されない。
【0041】
図9は、人物Fが壁にかけられた絵画G1、G2の前に立っている場合の例である。図において測距不能な測距点は、列Aでは(B)〜(G)、列Bでは(B)〜(G)、列Cでは(8)〜(H)である。
【0042】
この例では、測距点(B)および(G)の間隔が十分大きいため、測距点(B)〜(G)の測距データは、コントラストがあるため測距できる測距点(A)および(H)の少なくともいずれかを含む測距データを元に設定される。
【0043】
例えば、測距点(B)〜(G)の測距データとして、測距点(A)又は(H)と同一値、測距点(A)および(H)の平均値、あるいは、測距点(A)および(H)の測距データを直線補間したデータを設定する。
【0044】
図10は、人物が二人で、背景が明るい場合を示す。測距エリア5は、低コントラストのため測距不能であったが、その他のエリアは測距可能であった。この場合、エリア5に隣接するエリア1〜4および6〜8の輝度とエリア5の輝度が異なっている。このため、エリア5は左右の2つの被写体F1、F2と異なるものを見ていると判断し、その測距データは不定(すなわち、測距不能)のままとする。
【0045】
図11は、人物が一人で、襟元が測距不能である場合を示す。エリア4、5は、低コントラストのため測距不能だったが、その他のエリアは測距可能であった。この場合、エリア3と6の間隔が所定以内で、エリア2とエリア7の輝度差が所定以内である。このため、エリア4、5については、周囲のエリア3、6と同一被写体であると判断し、エリア3、6から算出した測距データを設定する。
【0046】
図12は、測距装置の構成を示すブロック図である。
【0047】
この図の測距装置は、測距モジュール110とデータ処理回路100とを備える。
【0048】
測距モジュール110は、2組のレンズ112およびセンサ114を含む。センサ114はエリアセンサであっても、ラインセンサであってもよい。レンズ112は、センサ114上に被写体像を結像する。センサ114の出力は、測距のみならず、輝度の検出にも用いる。
【0049】
データ処理回路100は、センサ114の出力データを処理する。測距演算手段102と、領域選択手段103と、信頼性判別手段104と、測距不可領域抽出手段105と、間隔演算手段106と、距離設定手段107と、輝度演算手段108とを備える。
【0050】
測距演算手段102は、センサ114からの2組のデータを比較して、各測距点について距離データを求める。領域選択手段103は、撮影レンズの焦点距離や、撮影モードなどに応じて測距エリアを設定し、設定した測距エリア内の測距点に対応する距離データを、測距演算手段102が求めた距離データから抽出する。信頼性判別手段104は、領域選択手段103により抽出された測距エリア内の測距点の距離データの信頼性を判別する。測距不可領域抽出手段105は、信頼性判別手段104による信頼性判別結果に基づいて、測距不可領域を抽出する。間隔演算手段106は、測距不可領域抽出手段105による測距不可領域抽出結果に基づいて、測距不可領域の被写体上における間隔を演算する。輝度演算手段は、センサ114の出力に基づいて、各測距点に対応する輝度を演算する。距離設定手段107は、間隔演算手段106により求めた測距不可領域の間隔と、輝度演算手段108により求めた測距可能領域と測距不可領域との輝度差とに基づいて、測距不可領域の測定点に対する距離データを適宜に設定する。
【0051】
図13は、測距モジュール110とは別に測光モジュール120を備えた場合の測距装置のブロック図である。この場合、測光モジュール120のセンサは複数のエリアに分割されており、輝度演算手段108は、測光モジュール120からの出力データに基づいて、各測距点に対応する輝度を検出することができる。
【0052】
図14は、分離した測距可領域間(すなわち、測距不可領域)の被写体上での間隔データW、測距不可領域とそれに隣接する測距可能領域の輝度差dB、測距可能領域の距離差dD、測距不可領域の設定距離の演算についてフローチャートである。
【0053】
まず、データ処理回路100は、測距モジュール110からセンサ114の出力データを読み込み(#10)、所定の測距点の数Nだけ測距演算を行い(#12)、j番目の測距点に対応する測距データD(j)を算出する。また、所定の測距点の数Nだけ、測距データD(j)の信頼性判定を行い(#14)、j番目の測距点に対応する測距データの信頼性フラグFlag(j)に、OK又はNGを設定する。また、各測距点近傍の輝度を検出し(#16)、j番目の測距点に対応する輝度データB(j)を求める。
【0054】
そして、iの初期値として“0”を設定し(#18)、測距点の数だけ、以下のルーチンを繰り返す(#24、#26)。
【0055】
すなわち、i番目の測距点について信頼性の有無を判定する(#20)。信頼性がなければ(#20でYES)、測距不可領域の始点パラメータiSttにiを設定し(#22)、カウントアップし(#24)、i=Nとなるまで#20に戻る(#26)。なお、始点パラメータiSttにiを設定した後は、#22はスキップする。
【0056】
i番目の測距点について信頼性があれば(#20でNO)、i−1番目の測距点について信頼性の有無を判定する(#30)。信頼性があれば(#30でNO)、前述した#24に進む。信頼性がなければ(#30でYES)、測距不可領域の終点パラメータiEndに“i−1”を設定し、以下の演算を行う。
【0057】
まず、被写体上での測距不可領域の間隔データWを、
W=(P/f)×{D(iStt−1)+D(iEnd+1)}/2
により、算出する(#34)。
【0058】
ここで、iStt番目の測定点からiEnd番目の測定点の間が測距不可領域である。Pは、iStt番目の測定点とiEnd番目の測定点のセンサ114上の間隔、fは測距モジュール110のレンズ112の焦点距離、D(j)はj番目の測距点の距離データを示す。
【0059】
次に、測距不可領域の輝度Bngと、それに隣接する測距可能領域の平均輝度Bokと、両者の輝度差dBとを算出する(#36)。
【0060】
測距不可領域の輝度Bngは、測距不可領域の「平均」輝度である。測距不可領域の各測距点j=iStt、iStt+1、・・・、iEndに対応する輝度データB(j)を加えたものを、(iEnd−iStt+1)で割る。
【0061】
測距不可領域に隣接する測距可能領域の平均輝度Bngは、測距不可領域に隣接する測距点j=iStt−1、iEnd+1に対応する輝度データB(j)の平均値である。
【0062】
輝度差dBは、測距不可領域の輝度Bngと、それに隣接する測距可能領域の平均輝度Bokとの差の絶対値である。
【0063】
次に、測距不可領域の両側に隣接する測距点の距離差dDを算出する(#38)。距離差dDは、測距不可領域に隣接する測距点j=iStt−1、iEnd+1の距離データD(j)の差の絶対値の半分である。
【0064】
次に、測距不可領域と測距可能領域の輝度差dBが所定値以下かつ測距不可領域の両側に隣接する測距点の距離差dDが所定値以上の条件を満たすか否かを判定する(#40)。この条件を満たさなければ(#40でNO)、#24に進む。この条件を満たせば(#40でYES)、被写体上での測距不可領域の間隔データWが所定値“1”以下であるか否かを判定する(#42)。間隔データWが所定値“1”以下であれば(#42でYES)、測距不可領域の距離データD(i)、i=iStt、iStt+1、・・・、iEndには、測距不可領域に隣接する測距点の測距データD(iStt−1)、D(iEnd+1)の平均値を設定し(#46)、#24に進む。
【0065】
間隔データWが所定値“1”以下でなければ(#42でNO)、間隔データWが所定値“2”以上であるか否かを判定する(#44)。間隔データWが所定値“2”以上であれば(#44でYES)、前述の#46に進む。間隔データWが所定値“2”以上でなければ(#44でNO)、前述の#24に進む。なお、#42、#44により、“ 1 < W < 2 ”のときには、測距不可領域の距離データD(i)、i=iStt、iStt+1、・・・、iEnd、は不定のままとなる。
【0066】
以上説明したように、アクティブAFやパッシブAFの原理上の問題により測距データ(すなわち、距離データ)が得られない測距エリアがあった場合、従来は、連続した距離画像が得られないため、被写体の位置や形状の認識ができなかったが、本発明の手法によれば、距離画像を復元することが可能になるため、距離画像を元にした、被写体の位置や形状の認識が可能になる。
【0067】
すなわち、測距不能となった測距エリアの周辺に配置されている測距エリアが測距可能であったならば、その条件(測距データと輝度、測距不能となった領域のサイズ)に応じて、測距不能となった測距エリアに対応する被写体の距離を求める。
【0068】
被写体の認識においては、測距可能であった測距エリアの距離データから、被写体の距離画像を構成する。この場合も、測距不能の測距エリアのため、距離画像の構成ができなかった領域では、その周辺の距離画像から、距離画像を構成する。
【0069】
測距不能であった領域の、測距データが得られるようになるため、例えば、以下のような機能の提供が可能になる。
【0070】
第1に、被写体の認識において、距離情報の欠落から、同一の被写体を誤って2つの被写体として認識することがなくなり、被写体の認識率を向上する。
【0071】
第2に、被写体のサイズを正確に把握することが可能になり、カメラなどにおいて、ピントを合わせる位置をビューファインダー上に重ねあわせて表示する場合、1つの被写体に対して、2つ以上の表示が出たり、いずれか一方の表示が出るといった、操作上の不快感を排除することができる。
【0072】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】アクティブAFの説明図である。
【図2】アクティブAFのファインダ内表示の説明図である。
【図3】パッシブAFの説明図である。
【図4】パッシブAFのファインダ内表示の説明図である。
【図5】測距不能領域がある場合の説明図である。
【図6】測距不能領域がある場合の説明図である。
【図7】測距不能領域がある場合の説明図である。
【図8】測距不能領域がある場合の説明図である。
【図9】測距不能領域がある場合の説明図である。
【図10】測距不能領域がある場合の説明図である。
【図11】測距不能領域がある場合の説明図である。
【図12】本発明の測距装置のブロック図である。
【図13】本発明の他の測距装置のブロック図である。
【図14】本発明の測距装置の動作のフローチャートである。
【符号の説明】
100 データ処理回路
102 測距手段
103 領域選択手段
104 信頼性判別手段
105 測距不可領域抽出手段
106 間隔演算手段
107 距離設定手段
108 輝度演算手段
110 測距モジュール
Claims (5)
- 被写体領域に対して複数の測距点を持つ測距装置であって、
前記複数の測距点の中から少なくとも3つ以上の測距点を含む測距領域を選択する領域選択手段と、
該選択された前記測距領域内の前記少なくとも3つ以上の測距点について、該各測距点までの距離データを算出する測距演算手段と、
該測距演算手段が算出した前記距離データの信頼性を判別する信頼性判定手段と、
該信頼性判定手段により前記距離データの信頼性が低いと判別された1又は連続する2以上の前記測距点を含む測距不可領域を抽出する測距不可領域抽出手段と、
該抽出された前記測距不可領域の被写体上での間隔を演算する間隔演算手段と、
前記測距領域内において、前記測距不可領域の両側に隣接する前記測距点についてのそれぞれの距離データと、前記測距不可領域の前記被写体上での間隔とに応じて、前記測距不可領域の距離データを設定する距離設定手段とを備えたことを特徴とする測距装置。 - 前記距離設定手段は、前記測距領域内において前記測距不可領域の両側に隣接する前記測距点についてのそれぞれの前記距離データの差と、前記測距不可領域の前記被写体上での間隔データと所定値との比較結果とに応じて、前記測距領域内において前記測距不可領域の両側に隣接する前記測距点に基づく推定データを、前記測距不可領域の距離データとして採用するか否かを決定することを特徴とする、請求項1に記載の測距装置。
- 前記測距領域内の前記各測距点について輝度算出を行う輝度演算手段をさらに備え、
前記距離設定手段は、前記測距不可領域内の前記測距点についての輝度と、前記測距領域内において前記測距不可領域の両側に隣接する前記測距点についての輝度との差とに応じて、前記測距不可領域の距離データを設定することを特徴とする、請求項1又は2に記載の測距装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の測距装置と、
撮影範囲を視認するためのファインダと、
該ファインダの視野内に、前記各測距点にそれぞれ対応してエリア表示を行うことが可能な表示装置と、
前記測距演算手段が算出した前記距離データと、前記距離設定手段が設定した前記測距不可領域の前記距離データとに応じて被写体を認識し、該認識した被写体に応じて前記表示装置の前記エリア表示を制御する制御装置とを備えたことを特徴とするカメラ。 - 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の測距装置と、
被写体領域内の主被写体を決定する主被写体決定手段と、
前記主被写体に対して焦点調節をする焦点調節手段とを備えたカメラであって、
前記主被写体決定手段は、前記測距演算手段が算出した前記距離データと、前記距離設定手段が設定した前記測距不可領域の前記距離データとに応じて被写体を認識し、該認識した被写体から主被写体を決定することを特徴とするカメラ。
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