JP3601794B2 - フイルムスキャナにおけるスキャン方法 - Google Patents

フイルムスキャナにおけるスキャン方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はフイルムスキャナにおけるスキャン方法に係り、特にラインセンサに対して一定のスキャン速度で現像済みスチル写真フイルムを給送し、このラインセンサを介してフイルムの画像データを取り込むフイルムスキャナにおけるスキャン方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フイルムの画像をCCDラインセンサを用いて取り込むようにしたフイルムスキャナが提案されている(特開昭63−39267号公報)。このフイルムスキャナは、CCDラインセンサの画素方向(主走査方向)に対して副走査方向にフイルムを連続移動させて画像データを取り込むようにしており、副走査方向の速度(スキャン速度)を変えて読取り画像の拡大・縮小を行うようにしている。そして、このフイルムスキャナは、フイルム画像を連続的な変倍率(80%〜120%)でプリントできるようにしている。尚、主走査方向の倍率をどの様に変倍させるかについての記載はないが、このような倍率の画像信号は一般に補間処理によって得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特開昭63−39267号公報に記載のフイルムスキャナの場合には、スキャンした画像を補間処理により縮小等を行わなければならず、回路が複雑になり、また、1本のフイルムの全コマの縮小画像を取り込み、これをインデックス画像として表示するものではない。尚、スキャンしたフイルム画像の縮小画像を得るために、単純に間引き処理することも考えられるが、この場合には、主走査方向及び副走査方向にそれぞれ間引き回路が必要になる。
【0004】
また、1本のフイルムの全コマの画像データを取り込む場合には、通常多くの時間がかかるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、縮小画像(インデックス画像)を作成する場合に、主走査方向の間引き回路の簡略化を図るとともに副走査方向の間引き回路を省略することができ、更にスキャン時間の短縮化を図ることができるフイルムスキャナにおけるスキャン方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、長尺の現像済みスチル写真フイルムの給送方向と直交する方向に光電変換素子が配列されたラインセンサを設け、前記フイルムを一定のスキャン速度で給送することにより前記ラインセンサを介して該フイルムの画像データを取り込むフイルムスキャナにおいて、縮小画像の画像データを取り込む際に、前記フイルムのスキャン速度を通常のスキャン速度の2のべき乗のスキャン速度に変更するとともに、前記ラインセンサから取り込む画像データの画素間隔を、バッファへの書き込み時のタイミングを制御するためのパルスをカウントする2進カウンタから特定のビット出力を使用することにより、通常のスキャン速度時に取り込む画像データの画素間隔の2のべき乗の画素間隔に変更するようにしたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
本発明によれば、ラインセンサを介して写真フイルムの縮小画像の画像データを取り込む際に、前記フイルムのスキャン速度を通常のスキャン速度の2のべき乗のスキャン速度に変更するようにしている。これにより、フイルム給送方向(副走査方向)における間引き回路を設けずに、副走査方向の画素数を通常のスキャン時の2のべき乗分の1に縮小することができる。また、前記ラインセンサから取り込む画像データの画素間隔も、通常のスキャン速度時に取り込む画像データの画素間隔の2のべき乗の画素間隔に変更するようにしている。これにより、ラインセンサの画素方向(主走査方向)の画素数も通常のスキャン時の2のべき乗分の1に縮小することができる。尚、2のべき乗の間引き率で画像データを取り込むようにしたため、間引きを行うための回路の簡略化を図ることができる。
【0007】
【実施例】
以下添付図面に従って本発明に係るフイルムスキャナにおけるスキャン方法の好ましい実施例を詳説する。
図1は本発明に係るスキャン方法が適用されたフイルムスキャナを含むシステム全体の概略構成を示す斜視図である。同図に示すように、フイルムスキャナ100は直方体状に形成され、その前面にはフイルムカートリッジトレー102及び電源スイッチ104が設けられている。フイルムカートリッジトレー102は、フイルムカートリッジ110のローディング/アンローディング時に前後方向に進退駆動され、これよりフイルムカートリッジ110の収納または取出しが行われる。
【0008】
フイルムスキャナ100にはキーパッド120及びモニタTV109が接続され、キーパッド120からは信号ケーブル106を介してフイルムスキャナ100を制御するための各種の操作信号がフイルムスキャナ100に出力され、フイルムスキャナ100からは信号ケーブル108を介して映像信号がモニタTV109に出力される。尚、キーパッド120によるフイルムスキャナ100の制御の詳細については後述する。
【0009】
フイルムカートリッジ110は、図2に示すように単一のスプール112を有し、このスプール112に写真フイルム114が巻回されている。写真フイルム114には、各コマの位置を示すパーフォレーション114Aが穿設されるとともに、フイルム全面又はフイルム縁部に磁気記録層114Bが形成されており、この磁気記録層114Bには、磁気ヘッドを有するカメラによってコマ毎の撮影データ等を示す磁気データが記録できるようになっている。また、現像処理された上記写真フイルム114はフイルムカートリッジ110に巻き取られ、これにより保管できるようになっている。
【0010】
このフイルムカートリッジ110を使用するカメラは、カメラ内蔵の磁気ヘッドによって前記フイルム114の磁気記録層114Bに各種の磁気データをコマ毎に記録することができる。記録される磁気データとしては、例えば、コマ番号、ハイビジョン画像、パノラマ画像及び通常画像のいずれかを示すプリントフォーマット、撮影日/時刻、カメラでの撮影時のフイルム巻取方向を示すノーマルワインド/プリワインドを示すデータ等が考えられるが、その他、カメラによって多数種類のデータを記録することができる。また、前記写真フイルム114には、被写体光によって露光されるコマ領域以外にフイルムタイプ、コマ番号等を示すバーコードを光学的に記録することができる。
【0011】
図3は上記フイルムスキャナ100の内部構成の一実施例を示すブロック図である。このフイルムスキャナ100は、主として照明用の光源130、撮影レンズ136、CCDラインセンサ142を含むCCD回路ユニット140、第1信号処理回路151、第2信号処理回路152、第3信号処理回路153、メモリ制御回路154、CCDバッファM1、表示バッファM2、中央処理装置(CPU)160、フイルム駆動メカ170、光学データ読取装置180、磁気記録再生装置182等を備えている。
【0012】
光源130は、例えばフイルム114の給送方向と直交する方向に長い蛍光灯からなり、赤外カットフィルタ132を介してフイルム114を照明する。フイルム114を透過した画像光は、単焦点の撮影レンズ136を介してCCDラインセンサ142の受光面に結像される。尚、CCDラインセンサ142によるフイルム画像の撮像中には、フイルム114はフイルム駆動メカ170によって一定速度で矢印A方向(以下、順方向という)又は矢印B方向(以下、逆方向という)に移動させられるが、このフイルム駆動の詳細については後述する。
【0013】
CCDラインセンサ142はフイルム給送方向と直交する方向に配設されている。そして、CCDラインセンサ142の受光面に結像された画像光は、R,G,Bフィルタを有する各センサで所定時間電荷蓄積され、光の強さに応じて量のR,G,Bの信号電荷に変換される。このようにして蓄積された信号電荷は、CCD駆動回路144から加えられる所定周期のリードゲートパルスによってシフトレジスタに読み出され、レジスタ転送パルスによって順次読み出される。
【0014】
ここで、CCDラインセンサ142は、フイルム給送方向と直交する方向(主走査方向)に例えば1024画素分のセンサを有している。また、1コマのフイルム給送方向と同方向(副走査方向)の画素数は、CCD駆動回路144のリードゲートパルス等の周期を変更しないため、フイルム給送速度に応じて変化する。本実施例では、フイルムの副走査方向の速度(スキャン速度)を、標準のフイルム画像を取り込む時のスキャン速度の2のべき乗、例えば1/2倍、1倍、8倍、16倍)となるように変更でき、これらの各スキャン速度における副走査方向の画素数は、1792画素、896画素、112画素、56画素となる。
【0015】
このようにしてCCDラインセンサ142から読み出された信号電荷は、CDSクランプによってクランプされてR,G,B信号としてアナログ処理回路146に加えられ、ここでR,G,B信号のゲイン等が制御される。アナログ処理回路146から出力されるR,G,B信号はマルチプレクサ148によって点順次化され、A/Dコンバータ150によってデジタル信号に変換されたのち、第1信号処理回路151及びCPU160に加えられる。
【0016】
第1信号処理回路151は、白バランス調整回路、ネガポジ変転回路、γ補正回路及びRGB同時化回路等を含み、順次入力する点順次のR,G,B信号を各回路で適宜信号処理したのち、同時化したR,G,B信号を第2信号処理回路152に出力する。尚、第1信号処理回路151における白バランス調整回路は、CPU160から加えられる制御信号に基づいて行うもので、その詳細は後述する。
【0017】
第2信号処理回路152はマトリクス回路を有し、入力するR,G,B信号に基づいて輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b を生成し、これらをメモリ制御回路154に出力する。
メモリ制御回路154は、上記輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b のCCDバッファM1への書込み/読出しを制御するとともに、CCDバッファM1に記憶された輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b の表示バッファM2への書込み/読出しを制御する。尚、CCDバッファM1及び表示バッファM2への書込み/読出し制御の詳細については後述する。
【0018】
メモリ制御回路154によって表示バッファM2から読み出される輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b は、第3信号処理回路153に加えられる。第3信号処理回路153は、入力する輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b に基づいて例えばNTSC方式のカラー複合映像信号を生成し、これをD/Aコンバータ156を介してビデオ出力端子158に出力する。尚、メモリ制御回路154、第3信号処理回路156及びD/Aコンバータ156には同期信号発生回路159から所定周期の同期信号がそれぞれ加えられており、これにより各回路の同期がとられるとともに所要の同期信号を含む映像信号が得られるようにしている。また、CCD回路ユニット140、A/Dコンバータ150、第1信号処理回路151、第2信号処理回路152及びメモリ制御回路154にはCPU160によって制御されるタイミング信号発生回路162からタイミング信号がそれぞれ加えられており、これにより各回路の同期がとられている。
【0019】
フイルム駆動メカ170は、フイルムカートリッジ110のスプール112と係合し、そのスプール112を正転/逆転駆動するフイルム供給部と、このフイルム供給部から送出されるフイルム114を巻き取るフイルム巻取部と、フイルム搬送路に配設され、フイルム114をキャプスタンとピンチローラとで挟持してフイルム114を一定速度で送る手段とから構成されている。尚、上記フイルム供給部は、フイルムカートリッジ110のスプール112を図3上で時計回り方向に駆動し、フイルム先端がフイルム巻取部によって巻き取られるまでフイルムカートリッジ110からフイルム114を送り出すようにしている。
【0020】
光学データ読取装置180は、フイルム114のパーフォレーション114Aを光学的に検出する第1の光センサ180Aと、フイルム縁部に書き込まれているバーコード等の光学データを光学的に検出する第2の光センサ180Bとを含み、これらの光センサ180A、180Bを介して検出した光学データを処理してCPU160に出力する。
【0021】
磁気記録再生装置182は磁気ヘッド182Aを含み、磁気ヘッド182Aを介してフイルム114の磁気記録層114Bに記録されている磁気データを読み取り、その磁気データを処理してCPU160に出力し、また、CPU160から加えられる書込み用のデータを磁気記録に適した信号に変換したのち磁気ヘッド182Aに出力し、フイルム114の磁気記録層114Bに記録する。
【0022】
次に、上記構成のフイルムスキャナ100の作用について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、フイルムカートリッジ110をフイルムカートリッジトレー102にセットすると、CPU160はフイルム駆動メカ170を制御してフイルムローディングを実行する(ステップ200)。即ち、フイルムカートリッジ110からフイルム114を送り出し、フイルム先端をフイルム巻取部の巻取軸に巻き付ける。
【0023】
フイルムローディングが完了すると、フイルム114の第1のプリスキャンを実行する。即ち、図5に示すようにフイルム114を148.0mm/秒の高速(通常のスキャン速度9.25mm/秒の16倍のスキャン速度)で順方向に給送し、続いて148.0mm/秒の高速で逆方向に巻き戻す。上記順方向の第1のプリスキャン時には、CCDラインセンサ142を介して画像データが取り込まれるとともに、光学データ読取装置180及び磁気記録再生装置182を介して光学データ及び磁気データが読み取られる。
【0024】
次に、上記第1のプリスキャン時に取り込んだ画像データに基づく処理について説明する。
CPU160は、図3に示すA/Dコンバータ150から点順次のR,G,B信号を入力する。CPU160は、全コマのR,G,B信号を各別に取り込み、色信号別のオフセット量、及び白バランスを調整するための色信号別のゲイン調整量を算出し、これらの色信号別のオフセット量を示すオフセットデータ及びゲイン調整量を示すAWBデータをコマ毎にCPU内蔵のランダム・アクセス・メモリ(RAM)160Aに記憶する。また、各コマのR,G,B信号から各コマの明るさを示すAEデータをRAM160Aに記憶する。尚、CPU160は、光学データ読取装置180及び磁気記録再生装置182を介して加えられる光学データ及び/又は磁気データに基づいてフイルム114の各コマを検知することができ、また、各コマをカウントすることによりコマ番号も検知することができる。
【0025】
次に、フイルム114の第2のプリスキャンを実行する。即ち、図5に示すようにフイルム114を74・0mm/秒の高速(通常のスキャン速度の8倍)で順方向に再び給送し、続いて148.0mm/秒の高速で逆方向に巻き戻す。上記順方向の第2のプリスキャン時には、再びCCDラインセンサ142を介して画像データが取り込まれる。この画像データの取込み時には、CPU160は、RAM160Aに記憶したAEデータに基づいて絞り制御装置164を介して各コマ毎に絞り134を制御する。尚、CCDラインセンサ142として、電子シャッタ機構を有するものを使用する場合には、CCD駆動回路144を介してCCDラインセンサ142における電荷蓄積時間を制御することにより、露光量を調整することができ、この場合には絞り134や絞り制御装置164は不要になる。
【0026】
また、CPU160は、第1信号処理回路151において、各コマ毎にR,G,B信号のオフセット量及び白バランスの調整を行わせる。即ち、CPU160は、RAM160Aに記憶した各コマの色信号毎のオフセットデータを第1信号処理回路151に出力し、第1信号処理回路151はこのオフセットデータに基づいて点順次のR,G,B信号のオフセット量を調整する。同様に、CPU160は、RAM160Aに記憶した各コマの色信号毎のAWBデータを第1信号処理回路151に出力し、第1信号処理回路151はこのAWBデータに基づいて点順次のR,G,B信号のゲインを調整する。
【0027】
上記AWデータ、AWBデータ等に基づいて各コマの画像データを調整しているため、各コマの撮影条件にかかわらず、良好な画像データを取り込むことができる。
このようにして調整された各コマの画像データ、即ち、第2信号処理回路152から出力される輝度信号Y及びクロマ信号Cr/b は、メモリ制御回路154を介してCCDバッファM1に順次記憶される。
【0028】
ここで、前述したように標準のフイルム画像を取り込む時のスキャン速度の8倍の速度でフイルム114が給送されるため、図6(A)に示すように1コマの副走査方向の画素数は、112画素となる。また、CCDラインセンサ142は、前述したように主走査方向に1024画素分のセンサを有しているが、1/16(標準のフイルム画像を取り込む時の1/8)に間引くことにより1コマの主走査方向の画素数は、64画素となる。即ち、主走査方向の画像データの間引きは、CCDバッファM1への書き込み時のタイミングを、通常の8倍のタイミングで行うことにより実現できる。具体的には、2進カウンタで書込みタイミングを制御するためのパルスをカウントし、その2進カウンタの特定のビット出力を書込みタイミングパルスとして使用することにより主走査方向の画像データの間引きを実現できる。
【0029】
上記CCDバッファM1は、図6(A)に示すように512×1024画素のデータを記憶する記憶容量を有しており、これにより5×4×2(=40)コマ分の画像データを記憶することができる。即ち、CCDバッファM1には、40コマ分のインデックス画像を示す画像データが記憶されることになる。
表示バッファM2は、図6(B)に示すように512×1024画素のデータを記憶する記憶容量を有しているが、上記インデックス画像を示す画像データを記憶する場合には、1コマの画素が73×128に拡大されて5×4(=20)コマ分の画像データを記憶する。そして、インデックス画像をモニタTV109に表示させる場合には、表示バッファM2の左上の480×640画素分の領域が読み出される(図6(B)、(C)参照)。
【0030】
さて、CCDバッファM1には、図6(A)に示すように上記第2のプリスキャン時における各コマの画像データの読取り順に、各コマの画像データが左上の記憶領域から右側に向かって順次記憶され、4コマ分記憶されると、1行下がった記憶領域から再び右側に向かって順次記憶される。そして、5行分(4×5=20コマ分)記憶れると、隣の20コマ分の記憶領域に同様にして記憶される。
【0031】
CCDバッファM1への上記記憶動作中にも、CCDバッファM1の記憶内容は表示バッファM2に転送され、その結果、モニタTV109には、左上から順次コマ画像が表示されることになる。
表示バッファM2には1度に20コマ分の画像データしか記憶できないため、CCDバッファM1に21コマ目の画像データが入力されると、インデックス画像を上方向にスクロールさせるように、表示バッファM2への画像データの書換え及び読み出しが行われる。例えば、CCDバッファM1に21コマ目の画像データが入力されると、表示バッファM2のコマ番号1〜4の1行分の記憶領域の画像データがクリアされ、21コマ目の画像データが書き込まれるとともに、映像信号出力時のスキャン開始アドレスを2行目に変更される。これにより、モニタTV109では1行分だけ上方向にスクロールしたインデックス画像が表示されることになる。このようにして全コマの画像データがCCDバッファM1に記憶されると、モニタTV109には再びコマ番号1〜20までのインデックス画像が表示されるように下方向にスクロール又は画面が切り替えられる。
【0032】
ところで、CPU160は、上記スキャン時における各コマの画像データの読取り順に各コマに対してコマ番号を1、2、…とし、各コマのコマ番号を示すキャラクター信号を出力することにより、図7等に示すようにコマ番号がスーパーインポーズされたインデックス画像を表示させるようにしている。
上記のようにしてインデックス画像の作成が行われ、インデックス画像がモニタTV109に表示されると、続いてインデックス画像を見ながらキーパッド120を使用し、対話形式でモニタTV109に1コマ表示するために必要な編集、その他の指定を行う(ステップ204)。
【0033】
即ち、キーパッド120は、図1に示すように上下左右の各キー121〜124、「UP」キー125、「DOUN」キー126、「Execute」キー127、「Cancel 」キー128の8キーから構成されている。
さて、CPU160は、図7に示すように20コマ分のインデックス画像とともに各種の設定メニューを示す文字をモニタTV109に表示させる。尚、「PSET」はプリント枚数の設定を示し、「ROTS」はコマの縦横の設定を示し、「SKPS」は再生時における非表示コマの設定を示し、「VIEW」は1コマずつ再生することを示し、「PLAY」は各コマを一定のインターバルで連続的に再生することを示し、「ENV」はインターバル時間や背景色等の環境設定を示し、「END」はインデックス画像を用いた編集の終了を示す。
【0034】
上記メニューの選択は、キーパッド120の「UP」,「DOUN」キー125、126を使用して実行したいメニューの位置にカーソル(他のメニューと色を変えて区別する)を移動させ、「Execute」キー127を押すことによって行われる。尚、メニューが選択されると、1コマ目が編集対象のコマとなり、1コマ目のコマ番号がカレント表示(そのコマ番号がブリンク表示)される。また、編集対象のコマの選択は、キーパッド120の上下左右のキー121〜124を操作することによって行うことができる。
【0035】
いま、図7に示すように「SKPS」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すと、スキップ設定メニューとなる。
このスキップ設定メニューにおいて、例えばコマ番号1のコマを非表示コマとして設定する場合には、編集対象のコマとしてコマ番号1のコマを選択し、「UP」キー125を押す。これにより、コマ番号1のコマ内には「SKIP」の文字が表示される。そして、「Execute」キー127を押すと、表示バッファM2のコマ番号1に対応する記憶領域はクリア色で塗りつぶされるとともに、非表示コマのコマ番号1を示すデータがCPU160のRAM160Aに記憶される。尚、CCDバッファM1上では画像データはそのままの状態になっているため、「DOWN」キー126を押し、コマ番号1のコマ内に「VIEW」の文字を表示したのち、「Execute」キー127を押すと、表示バッファM2のコマ番号1に対応する記憶領域にはコマ番号1に対応する画像データがCCDバッファM1から転送され、これによりコマ表示が行われるとともに、RAM160Aに記憶された非表示コマのコマ番号1を示すデータがクリアされる。このようにして、表示/非表示コマの設定が行われる。尚、「Cancel 」キー128によって設定内容をキャンセルすることもできる。
【0036】
次に、コマの縦横を切り替える場合について説明する。
この場合には、図8に示すように「ROTS」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押し、縦横設定メニューにする。
縦横設定メニューが選択されると、図8に示すように編集対象のコマのコマ番号がブリンク表示されるとともに、そのコマの画像中に天地方向を示す矢印↑が表示される。この状態から「UP」キー125を押すと、ワンプッシュする毎に矢印の方向が90度ずつ時計回り方向に回転し、「DOWN」キー126を押すと、ワンプッシュする毎に矢印の方向が90度ずつ反時計回り方向に回転する。このようにして、矢印によって天地方向を選択したのち、「Execute」キー127を押すと、表示バッファM2の対象コマの記憶領域の画像データは、前記選択された天地方向に応じて回転させられる。尚、図6に示したように1コマの縦と横の画素数が異なるため、横から縦に回転させる場合には画像を縮小し、縦から横に回転させる場合には画像を拡大する。
【0037】
次に、各コマのプリント枚数を設定する場合について説明する。
この場合には、図9に示すように「PSET」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押し、プリント枚数設定メニューにする。
プリント枚数設定メニューが選択されると、図9に示すように編集対象のコマのコマ番号がブリンク表示されるとともに、そのコマの画像中にプリント枚数が表示される。このプリント枚数は、そのコマの画像中に予め0が表示されるようになっており、この状態から「UP」キー125を押すと、ワンプッシュする毎に数字が1ずつ増加し、「DOWN」キー126を押すと、ワンプッシュする毎に数字が1ずつ減少する。このようにして、プリント枚数を選択したのち、「Execute」キー127を押すと、その表示されたプリント枚数が設定され、CPU160のRAM160Aに格納される。
【0038】
また、画像の縦横比に対応するハイビジョン、パノラマ、通常等のプリントフォーマット指定も各コマ毎に行うことができる。この場合、フォーマット指定に応じてインデックス画像のコマの縦横比を変更すれば、いずれのフォーマットが指定されたかをインデックス画像上で視認することができる。
更に、あるコマから次のコマに表示を切り替える場合のコマ切替方法も指定することができる。例えば、あるコマから次のコマに表示を切り替える場合に、表示画面を瞬時に切り替えるコマ切替方法の他に、画面をスクロールさせて切り替えるコマ切替方法、フェードアウト/フェードインで切り替えるコマ切替方法等の指定をインデックス画像を見ながら行うことができる。
【0039】
上記のようにしてインデックス画像を見ながら編集を行たのち、「END」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すと、インデックス画像を用いた編集が終了する。
インデックス画像による編集が終了すると、続いてステップ206(図4)において各コマ毎の編集を行うか否かが選択される。この選択もモニタTV109の画面を見ながらキーパッド120を操作することによって行うことができる。
【0040】
次に、各コマ毎の編集を行う場合について説明する。
この場合には、先ず表示コマ番号を1にセットし(ステップ208)、続いて図5に示すようにフイルム114を9.25mm/秒で順方向に1コマ分給送して、コマ番号1のコマのスキャン(本スキャン)を行う(ステップ210)。この本スキャン時にCCDラインセンサ142を介して画像データがCCDバッファM1に取り込まれる。
【0041】
この画像データの取込み時には、CPU160は、RAM160Aに記憶したAEデータ、AWBデータ等に基づいて各コマの画像データを調整しているため、各コマの撮影条件にかかわらず、良好な画像データを取り込むことができる。また、このようにしてCCDバッファM1に取り込まれる1コマ分の画素数は、図6(D)に示すように512×896画素である。即ち、1024画素分のセンサを有するCCDラインセンサ142のCCD出力を、本スキャン時には1/2に間引き、これにより1コマの主走査方向の画素数を512とし、また、スキャン速度をインデックス画像の画像データの取込み時に比べて1/8にすることにより、インデックス画像の1コマの副走査方向の画素数(112画素)の8倍の896画素としている。
【0042】
上記のようにしてCCDバッファM1に取り込まれた1コマ分の画像データは、表示バッファM2に転送され、この表示バッファM2の記憶内容が繰り返し読み出されことによりモニタTV109に1コマの画像が表示される。尚、1コマ再生メニュー設定モード時には、図10に示すようにコマ番号がモニタTV109の画面左上に表示され、1コマの編集に必要な設定メニュー等を示す文字がモニタTV109の画面右側に表示される。尚、「FWD」は次のコマ再生を示し、「REV」は前のコマ再生を示し、「RST」は各種設定をリセットし、再スキャンを行うこと示し、「ZOOM」はズーム設定を示し、「MASK」はマスク設定を示し、「ROT」はコマの縦横の設定を示し、「SET」はプリント枚数等の設定を示し、「IDX」は前述したインデックス画像の表示を示し、「ENV」はインターバル時間や背景色等の環境設定を示し、「END」は1コマの画像を用いた編集の終了を示す。
【0043】
上記メニューの選択は、前述したインデックス画像を用いた編集時と同様にキーパッド120の「UP」,「DOUN」キー125、126を使用して実行したいメニューの位置にカーソルを移動させ、「Execute」キー127を押すことによって行われる。
いま、「ZOOM」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すと、ズーム設定メニューとなる(ステップ212)。このズーム設定メニューにおいて、キーパッド120の上下左右のキー121〜124を操作することによりポインタを適宜移動させ、ズーム中心を指示する。そして、「UP」キー125又は「DOWN」キー126を押すことにより、電子ズームによるズームアップ又はズームアウトを行う。このようにして所望のズーミングを行ったのち、「Execute」キー127を押すと、ズーム設定が確定し、CPU160のRAM160Aに記憶される(ステップ214)。尚、フイルムスキャナ100と接続されるビデオプリンタ(図示せず)でプリントする場合には、プリンタ側からのプリント指示によって行われる(ステップ216)。
【0044】
また、上記電子ズームでは、例えば0.5〜1.5倍の範囲のズーミングができるものとする。そして、電子ズームによる倍率が1.5となり、更に「UP」キー125によるズームアップが指示されると、低速の本スキャンを行う。この場合、フイルム114を4.63mm/秒(通常の本スキャンの速度の1/2)で順方向に給送するとともに、CCDラインセンサ142のCCD出力を間引かずに、前記指定されたズーム中心を基準にして取り込む。これにより、通常の本スキャン時に比べて2倍にズーミングされた画像データが取り込まれるとになる。この画像データに対して、電子ズームをかけることにより、最大3倍までズーミングすることができるようになる。
【0045】
更に、キーパッド120を用いながら、コマ画像に重ねて表示するタイトルを入力することができ(ステップ218、220)、そのタイトルを示す文字データはCPU160のRAM160Aに格納され、また、「MASK」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すことにより、枠付け設定メニューにすることができ、キーパッド120を用いながら表示コマの周囲に設ける枠の大きさや位置を入力することができる(ステップ224、226)。尚、これらの入力確定後、ステップ216と同様にビデオプリンタによるプリントが可能となる(ステップ222、228)。
【0046】
次に、表示コマのプリント枚数等を設定する場合について説明する。
この場合には、「SET」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押し、プリント枚数設定メニューにする(ステップ230、232)。
即ち、プリント枚数設定メニューが選択されると、図11に示すようにそのコマの画像の左上に「SET」が表示されるとともに、3つの対象項目「PRINT 0」,「DATE ON」,「PLAY VIEW」が表示される。これらの対象項目は、上・下キー121、122を操作することにより選択され、選択された対象項目はブリンク表示される。「PRINT 0」を選択すると、「UP」キー125、「DOUN」キー126によってプリント枚数を指定することができ、「DATE ON」を選択すると、「UP」キー125、「DOUN」キー126によって撮影日時をプリントするか否か(ON/OFF)を指定することができ、「PLAY VIEW」を選択すると、「UP」キー125、「DOUN」キー126によってコマの表示/非表示(VIEW/SKIP)を指定することができる。このようにしてプリント枚数等を指定したのち、「Execute」キー127を押すと、その表示されたプリント枚数等が設定され、CPU160のRAM160Aに格納される。尚、インデックス画像で設定したプリント枚数と、1コマ設定メニューで設定したプリント枚数とが異なる場合には、例えば1コマ設定メニューで設定したプリント枚数が優先される。
【0047】
次に、表示コマのインターバル時間等を設定する場合について説明する。
この場合には、「ENV」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押し、環境設定メニューにする。
環境設定メニューが選択されると、画像はミュートとされ、図12に示すように「INTERVAL TIME:10」,「BACK COLOR:BLACK」の文字のみが表示される。これらの対象項目は、上・下キー121、122を操作することにより選択され、選択された対象項目はブリンク表示される。「INTERVAL TIME:10」を選択すると、「UP」キー125、「DOUN」キー126によって1コマずつ連続的に表示する際の表示時間を指定することができ、「BACK COLOR:BLACK」を選択すると、「UP」キー125、「DOUN」キー126によって表示コマの背景色を8色の中から指定することができる。このようにしてインターバル時間等を指定したのち、「Execute」キー127を押すと、その表示されたインターバル時間等が設定され、CPU160のRAM160Aに格納される。
【0048】
上記のようにして表示コマの編集を行たのち、「END」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すと、表示コマの編集が終了し(ステップ234)、一方、「FWD」又は「REV」にカーソルを合わせて「Execute」キー127を押すと、コマ番号を1だけ増加又は減少し(ステップ236)、ステップ210に戻る。これにより上記と同様にして別の表示コマの編集を実行することができる。
【0049】
さて、表示コマの編集が終了すると(ステップ234)、図5に示すようにフイルム114を148.0mm/秒の高速で順方向に給送し、この給送中に予めフイルム114の磁気記録層114Bから読み取られてCPU160のRAM160Aに記憶された磁気データ、前記インデックス画像を用いた編集の内容を示すデータ、表示コマを用いた編集の内容を示すデータ等がフイルム114の磁気記録層114Bに再び記録される(ステップ238)。続いて148.0mm/秒の高速で逆方向に巻き戻され、フイルムカートリッジ110が取り出される(ステップ240)。
【0050】
一方、ステップ206において、表示コマを用いた編集を実行しない場合には、ステップ244、244に進み、上記ステップ238、240と同様にフイルム114の磁気記録層114Bへの書き込み、及びフイルムカートリッジ110の取出しが行われる。図4のフローチャートでは示していないが、上記のようにして編集した編集内容に応じてフイルムの各コマを1コマずつ又は所定のインターバルで連続的にモニタTV109に再生してフイルム画像を楽しむことができる。また、一旦編集が行われたフイルムカートリッジ110をローディングした場合には、その編集内容に応じてモニタTV109に再生することができる。
【0051】
尚、本実施例では、インデックス画像の作成時におけるフイルムのスキャン速度を、1コマのみをスキャンする通常のスキャン速度の8倍としたが、これに限らず、2のべき乗のスキャン速度であればよい。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るフイルムスキャナにおけるスキャン方法によれば、ラインセンサを介して写真フイルムの縮小画像の画像データを取り込む際に、スキャン速度を通常のスキャン速度の2のべき乗のスキャン速度に変更するようにしたため、フイルム給送方向(副走査方向)における間引き回路を設けずに、副走査方向の画素数を通常のスキャン時の2のべき乗分の1に縮小することができ、且つスキャン時間の短縮化を図ることができる。また、ラインセンサから取り込む画像データの画素間隔も、通常のスキャン速度時に取り込む画像データの画素間隔の2のべき乗の画素間隔に変更するようにしたため、ラインセンサの画素方向(主走査方向)の画素数も通常のスキャン時の2のべき乗分の1に縮小することができるとともに、2のべき乗の間引き率で画像データを取り込むようにしたため、間引きを行うための回路の簡略化も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るスキャン方法が適用されたフイルムスキャナを含むシステム全体の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示したフイルムスキャナに適用されるフイルムカートリッジの一例を示す図である。
【図3】図3は図1に示したフイルムスキャナの内部構成の一実施例を示すブロック図である。
【図4】図4は図1に示したフイルムスキャナの作用を説明するために用いたフローチャートである。
【図5】図5は図1に示したフイルムスキャナにおいて搬送されるフイルムの搬送シーケンスの一例を示す図である。
【図6】図6(A)乃至(D)は図1に示したフイルムスキャナにおけるCCDバッファ、表示バッファにおける記憶領域及びモニタTVの表示画面を示す図である。
【図7】図7はインデックス画像を用いたスキップ設定を説明するために用いた図である。
【図8】図8はインデックス画像を用いたコマの縦横設定を説明するために用いた図である。
【図9】図9はインデックス画像を用いた各コマのプリント枚数の設定を説明するために用いた図である。
【図10】図10は1コマ再生メニュー設定モード時のモニタ画面の一例を示す図である。
【図11】図11は表示コマのプリント枚数等の設定を説明するために用いた図である。
【図12】図12は表示コマの環境設定を説明するために用いた図である。
【符号の説明】
100…フイルムスキャナ
110…フイルムカートリッジ
114…写真フイルム
120…キーパッド
130…光源
135…撮影レンズ
140…CCD回路ユニット
142…CCDラインセンサ
150…A/Dコンバータ
151…第1信号処理回路
152…第2信号処理回路
153…第3信号処理回路
154…メモリ制御回路
156…D/Aコンバータ
160…中央処理装置(CPU)
170…フイルム駆動メカ
M1…CCDバッファ
M2…表示バッファ

Claims (2)

  1. 長尺の現像済みスチル写真フイルムの給送方向と直交する方向に光電変換素子が配列されたラインセンサを設け、前記フイルムを一定のスキャン速度で給送することにより前記ラインセンサを介して該フイルムの画像データを取り込むフイルムスキャナにおいて、
    縮小画像の画像データを取り込む際に、前記フイルムのスキャン速度を通常のスキャン速度の2のべき乗のスキャン速度に変更するとともに、前記ラインセンサから取り込む画像データの画素間隔を、バッファへの書き込み時のタイミングを制御するためのパルスをカウントする2進カウンタから特定のビット出力を使用することにより、通常のスキャン速度時に取り込む画像データの画素間隔の2のべき乗の画素間隔に変更するようにしたことを特徴とするフイルムスキャナにおけるスキャン方法。
  2. 前記縮小画像の画像データの取込みを前記フイルムの全コマについて行い、その取り込んだ画像データに基づいて複数コマ分のインデックス画像を作成することを特徴とする請求項1のフイルムスキャナにおけるスキャン方法。
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