JP3598661B2 - 電磁駆動ポンプ及びそれを用いた循環温浴器 - Google Patents

電磁駆動ポンプ及びそれを用いた循環温浴器 Download PDF

Info

Publication number
JP3598661B2
JP3598661B2 JP16136196A JP16136196A JP3598661B2 JP 3598661 B2 JP3598661 B2 JP 3598661B2 JP 16136196 A JP16136196 A JP 16136196A JP 16136196 A JP16136196 A JP 16136196A JP 3598661 B2 JP3598661 B2 JP 3598661B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
electromagnetically driven
driven pump
vibration
holding portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16136196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH109185A (ja
Inventor
誠二 下川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP16136196A priority Critical patent/JP3598661B2/ja
Publication of JPH109185A publication Critical patent/JPH109185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3598661B2 publication Critical patent/JP3598661B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴水等の循環に使用される電磁駆動ポンプ及びそれを用いた循環温浴器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から一般家庭で使用されるポンプは、小型でメンテナンスが容易であって価格が安いことが望まれていた。そのためにポンプの構造を簡単にして組立を容易にしたり、プラスチックを一体成形して部品点数を減らすことなどが行われてきた。一方、ポンプを小型にすると構成部材の配置が近接して振動によって接触したり、軽量になるため運転時の振動が大きくなり、騒音が高くなるという問題がある。また、最近需要が増えている24時間いつでも入浴できる循環温浴器等に使用されるポンプは、お湯漏れがあってはならないため軸封部を無くし、流路化したポンプケーシング内に永久磁石を備えた羽根車を配置する電磁駆動ポンプが用いられることが多い。しかしこのような羽根車が液中で回転されると、さらに振動が大きく騒音も大きくなるものである。この循環温浴器は深夜でも運転されることが多く、そのため振動や騒音が問題となっていた。
【0003】
そこでこれらの問題を解決するために、次のような技術(特開平01−187394号公報)が提案されている。この技術はモーター駆動部の軸受部を防振ゴムを介して筒状ブラケットに取り付けるとともに、筒状ブラケットに電磁駆動ポンプの支持金具を取り付け、騒音の小さい電磁駆動ポンプを実現しようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平01−187394号公報に記載された電磁駆動ポンプは、その振動が防振ゴムで一部吸収されるものの、防振ゴムが軸受部に設けられたものであるため、軸受部で発生する局部的な振動が吸収されるにすぎず、ポンプから発生する全体的な振動は充分吸収されないものであった。また、電磁駆動ポンプは、モーターの電磁的な振動と流体の流れに起因する振動とが同時に羽根車に作用し、また逆にステーターはこの羽根車の作用を直接間接に受けて振動するという問題もあった。しかもその振動の周波数は人間にとって不快な500Hz付近であり、かつ騒音の周波数は同じく不快な1000Hz付近のものであった。
【0005】
そこで本発明は、前記従来の問題点を解決するもので、低振動で低騒音の組立が容易で小型の電磁駆動ポンプを提供することを目的とするものである。
【0006】
また、24時間運転しても静粛な運転を行うことができ、騒音と振動が気にならない循環温浴器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために本発明の電磁駆動ポンプは、ステーター収納部を設けたブラケットと、ブラケットから突出されたステーター保持部と、ステーター収納部内に収納されるとともに粘弾性のダンパを介してステーター保持部によって保持されたステーターと、ステーターによって駆動される永久磁石を有する羽根車とを備え、ステーター保持部には先端部に向かって薄くなる厚み勾配が設けられるとともに、ダンパにはステーターとステーター保持部との間を充填する断面楔状の厚み勾配が設けられていることを特徴とする。
【0008】
これより、ステーター保持部とステーターの間に粘弾性の断面楔状のダンパを介在させ、低振動で低騒音の組立が容易で小型の電磁駆動ポンプを提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、ステーター収納部を設けたブラケットと、ブラケットから突出されたステーター保持部と、ステーター収納部内に収納されるとともに粘弾性のダンパを介してステーター保持部によって保持されたステーターと、ステーターによって駆動される永久磁石を有する羽根車とを備え、ステーター保持部には先端部に向かって薄くなる厚み勾配が設けられるとともに、ダンパには断面楔状の厚み勾配が設けられステーターとステーター保持部との間を充填したものであり、ステーター保持部の先端部の振動を厚みの厚い粘弾性のダンパで吸収できるという作用を有する。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、ダンパがブチルゴムを主成分とした粘弾性材料からなるものであり、粘弾性に優れ、容易にステーターとステーター保持部との間に充填しやすく断面楔状を形成することができるという作用を有する。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、ステーター保持部が円筒状であり、この端部を覆うカバーを備えたものであり、ステータ収納部を密閉することができるという作用を有する。
【0012】
また、請求項4記載の発明は、ダンパの断面楔状の厚み勾配の角度が1〜5度であって、100〜1000Hzの振動を減衰することができるものであり、1000Hz周辺の騒音の発生を抑えることができるという作用を有する。
【0013】
また、請求項5記載の発明は、ステーター保持部の厚み勾配が金型の抜き勾配によって形成されるものであり、ステーターとの間に容易に断面楔状のスペースを形成できるという作用を有する。
【0014】
また、請求項6記載の発明は、浴水を循環する循環路と、循環路に設けられ浴水を濾過する濾過槽と、循環する浴水を加熱する加熱部とを設けるとともに、循環路に浴水を循環させるため請求項1〜5のいずれかに記載の電磁駆動ポンプ設けたものであり、振動を小さくし騒音を抑えることができるという作用を有する。
【0015】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、図1、図2、図3、図4及び図5を用いて説明する。図1は、本発明の一実施の形態による電磁駆動ポンプの横断面図で、図2は本発明の一実施の形態による電磁駆動ポンプの拡大横断面図である。図3は本発明の一実施の形態による電磁駆動ポンプの振動と周波数の関係図で、図4は本発明の一実施の形態による電磁駆動ポンプの騒音と周波数の関係図である。図1及び図2において、1は電磁駆動ポンプ、2はブラケットであってPPE樹脂などの合成樹脂で一体成形され、羽根車収納部8及びステータ収納部9が両側にそれぞれ設けられており、羽根車収納部8の中央部には固定軸15が圧入により立設されている。この固定軸15は羽根車12の回転中心部に設けた軸受16を回転自在に支持している。3はステーター保持部でブラケット2から円筒状に突設されており、円筒内側面でステーター4を保持するものである。このステーター保持部3には図1及び図2に示したように、先端部に向かって薄くなる厚み勾配が設けられている。4はステーターで、ステータ収納部9に圧入され粘弾性のダンパ6を介してステーター保持部3によって保持されている。12は羽根車でステーター4と中心軸を同じにして設けられ、永久磁石10を備えている。この永久磁石10は羽根車12の形成と同時に合成樹脂によって一体にモールドされる。7は回路基板でステーター4へ電流を制御して供給する制御回路が形成されたものである。11は中央に軸支部11aが設けられた仕切板で、軸支部11aは固定軸15に装着することができる。5はカバーでステーター保持部3に脱着自在に設けられ、円筒状の突出部5aがステーター4をステーター収納部9に押圧して固定する。カバー5はステーター保持部3とともにステーター収納部9を形成する空間を密閉し、騒音が直接外部に伝えられないようになっている。17は吸水口20、吐出口21を備えたケーシングカバー、18はパッキン、19はネジ穴等を設け電磁駆動ポンプ1を所定の箇所に取り付ける取付板である。
【0016】
ここで本実施の形態におけるダンパ6について説明する。ダンパ6は円筒状であってステーター4とステーター保持部3との間を充填できるように断面楔状の厚み勾配が設けられている。すなわち一方の肉厚が厚く他方が薄いリング部材となっている。この厚み勾配は、ステーター保持部3の厚み勾配に対応した勾配を与えるのが望ましい。この勾配の角度は1〜5度程度が後述するように100〜1000Hzの振動を効果的に減衰することができるので適当である。そしてこの1〜5度の勾配は、ステーター保持部3を一体成形する際の金型の抜き勾配として与えることができる。ダンパ6は粘弾性材から構成されるが、この粘弾性材としてはブチルゴム等を主成分としその分子量は15000以下のものが適当である。粘弾性材料とは長い鎖状の分子が絡まった高分子材料で、この鎖が液体のように流動すると同時に鎖自体の弾性的な部分を有し、負荷が加わることによって時間に依存した変形を起こすような性質を持った材料のことである。ブチルゴムを主成分とする材料の場合、分子量が15000以下の範囲にあれば粘弾性可塑物としての性質を示すが、これを外れると粘性率が低下して100〜1000Hzの特定周波数の振動の減衰が充分でなくなる。そしてこの粘弾性材料としてはブチルゴムに可塑剤としてジオクチルフタレート、粘着性付与剤としてアルキルフェノール・ホルマリン樹脂等を加え、比重が1.5程度にしたもの等(スリーボンド(株)社製、スリーシーラーU0)が適当である。この可塑剤はブチルゴムに可塑性を付与し粘弾性化するもので、押圧によって容易に変形し騒音などのシールド効果を高めることができる。また粘着性付与剤によって粘着性が付与されたブチルゴムは、シート状に加工してステーター4の外周部に捲回して積層することができるし、ステーター4をステータ保持部3に粘着して容易に保持することができる。
【0017】
ここでは粘弾性体としてブチルゴムを主成分とするものを使用しているが、これ以外にウレタンゴムやシリコンゴムなどの高分子化合物を主成分とするものであってもよい。
【0018】
ここで粘弾性のダンパ6の作用について説明する。この粘弾性のダンパ6は振れに伴う局部的な力を分散させ、振動を減衰低下させるとことができるものである。そしてダンパ6が断面楔状の厚み勾配が与えられているから、ステーター保持部3の振れの大きいところほど粘性率が高くなり、500Hz付近の振動について大きな減衰をさせることができるものである。上述したようにブラケット2は合成樹脂等からなり、インジェクション成形等の一体成形によって製造されることが多く、そのときには金型の抜き勾配が必要になり、ステーター保持部3の先端の厚みが0.5mm程度以下に薄くなる場合すらある。このような場合に羽根車12が高速回転すると、それらの回転による振動はブラケット2に伝達され、ついでステーター保持部3にも伝達される。ステーター保持部3は先端にいくほど振動幅が大きくなり、100〜1000Hzで大きく振れるようになる。とくに周波数が500Hz付近の振動と1000Hzの騒音は人間にとって不快なものであるが、本発明においては断面楔状の厚み勾配を設けた粘弾性のダンパ6を介在させることによってこの付近の周波数を持つ振動をとくに減衰させ、騒音は遮断することができる。
【0019】
ここでこの実施の形態1の電磁駆動ポンプ1を循環温浴器に装着して運転したときに発生する振動レベルと騒音レベルの周波数分析をし、図3及び図4に示した。ここではステーター保持部3の厚み勾配は2度で、ダンパ6には分子量が10000で硬度が20の粘弾性のブチルゴム(前述のスリーボンド(株)社製、スリーシーラーU0)を使用した。つぎにその測定法について説明する。振動レベルの測定はJIS−B8310(ポンプの騒音レベル測定方法)に準じて、振動測定用ピックアップを図1に示した電磁駆動ポンプ1のステーター保持部3の外周部に密着させ、振動測定用ピックアップが出力した信号を周波数分析器(小野測器製FFTアナライザーCF−2400型)を使用して分析した。また騒音レベルの測定はJIS−C1510(振動レベル計)に準じたサウンドレベルメーター(小野測器製)を運転中の電磁駆動ポンプ1から1mの距離に固定し、振動測定の場合と同様に周波数分析した。図3は本実施の形態による電磁駆動ポンプの運転時の振動レベルの周波数スペクトラムで、図4は本実施の形態による電磁駆動ポンプの運転時の騒音レベルの周波数スペクトラムである。
【0020】
図3において縦軸は振動レベル(dB)を表し、横軸は周波数(Hz)を対数目盛で表している。図中でスペクトラム線aは比較例として分子量が約200、000のブチルゴムを介在させた場合で、bは本実施の形態による断面楔状の粘弾性のダンパ6を介在させた場合である。図3から明らかなように断面楔状で厚み勾配の角度が2度の粘弾性のダンパ6を介在させることで、周波数が100〜1000Hzの振動レベルは低減され、特に500Hz付近では平均値で約20dBも低くなっている。また、図4から明らかなように断面楔状で厚み勾配が2度の粘弾性のダンパ6を介在させることで、周波数が300Hz〜2000Hzの範囲で騒音レベルが低くなり、とくに1000Hz付近では平均値で約10dBも低減されている。このことは、断面楔状のダンパ6を介在させることでステーター保持部3の振動はダンパ6に吸収され、振動が吸収されることによって騒音が低減されることを示している。特に人間が騒音として最も強く感じるときの周波数は1000Hz程度であるといわれることから、体感する騒音は著しく減少するものである。
【0021】
また、この電磁駆動ポンプ1を組み立てる場合には、予めステーター4の外周部に先端部が厚くなるよう厚み勾配をつけた円筒状の断面楔状のダンパ6を装着し、このステータ4をステータ収納部9に圧入固定すればよく、小型にでき組立が簡単でメンテナンスも容易である。
【0022】
この実施の形態1では、断面楔状の厚み勾配が設けられた粘弾性のダンパ6を電磁駆動ポンプに設ける場合について説明したが、これ以外にモーターや各種ポンプに設けても、上述したと同様な効果を得ることができる。
【0023】
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態1による電磁駆動ポンプを取り付けた循環温浴器について図5に基づいて説明する。図5は本発明のもう一つの実施の形態による循環温浴器の構成図である。図5において、31は循環温浴器でバス37内の浴水36を加熱、濾過して矢印に示したように循環させ、24時間いつでも入浴できるようにするものである。32は前述した電磁駆動ポンプで浴水36を吸引、吐出し循環路35を循環させる。33は加熱部で循環する浴水36を所定の温度に加熱する。34は濾過槽で浴水36に含まれる汚れ成分や微生物などを吸着濾過するものである。38はヘアキャッチャーで比較的大きな異物などを濾過する。
【0024】
この循環温浴器31は室内機として浴室に設けられる場合と、室外機として屋外に設置する場合とがあるが、いずれも24時間連続運転しながら使用されることが多い。ここで実施の形態1の電磁駆動ポンプ32を使用することで振動と騒音は低減され、深夜の運転時にも利用者や周囲の人に騒音を感じさせることはなくなる。しかも電磁駆動ポンプ32が小型にできるから、循環温浴器31も小型にできその組立が簡単になり、メンテナンスも容易にすることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上から明らかなように本発明の電磁駆動ポンプは、先端部に向かって薄くなる厚み勾配が設けられたステーター保持部とステーターの間に、断面楔状の厚み勾配が設けられたダンパを充填することにより、電磁駆動ポンプの振動と騒音を抑えることができ、組立が容易で小型にできるという効果を有する。
【0026】
また、ダンパがブチルゴムを主成分とした粘弾性材料であることにより、粘弾性に優れ振動を容易に減衰するという効果を有する。
【0027】
また、ステーター保持部が円筒状であり、この端部を覆うカバーを備えていることにより、ステーター収納部の騒音をその内部に閉じこめて外に放出されるのを抑えるという効果を有する。
【0028】
また、ダンパの断面楔状の厚み勾配の角度が1〜5度であって、100〜1000Hzの振動を減衰することにより、体感騒音を低減できるという効果を有する。
【0029】
また、ステーター保持部の厚み勾配が金型の抜き勾配であることにより、ダンパに断面楔状の厚み勾配を設けることができるという効果を有する。
【0030】
また、浴水を循環する循環路と、循環路に設けられ浴水を濾過する濾過槽と、循環する浴水を加熱する加熱部とを設けるとともに、循環路に浴水を循環させるための前記電磁駆動ポンプ設けたことにより、循環温浴器の振動と騒音を低減できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電磁駆動ポンプの横断面図
【図2】本発明の一実施の形態による電磁駆動ポンプの拡大横断面図
【図3】本発明の一実施の形態による電磁駆動ポンプの振動と周波数の関係図
【図4】本発明の一実施の形態による電磁駆動ポンプの騒音と周波数の関係図
【図5】本発明のもう一つの実施の形態による循環温浴器の構成図
【符号の説明】
1 電磁駆動ポンプ
2 ブラケット
3 ステーター保持部
4 ステーター
5 カバー
5a 突出部
6 ダンパ
7 回路基板
8 ローター収納部
9 ステーター収納部
10 永久磁石
11 仕切板
11a 軸支部
12 羽根車
12a 排出口
13 ローター
15 固定軸
16 軸受
17 ケーシングカバー
18 パッキン
19 取付板
20 吸水口
21 吐出口
31 循環温浴器
32 電磁駆動ポンプ
33 加熱部
34 濾過槽
35 循環路
36 浴水
37 バス
38 ヘアキャッチャー

Claims (6)

  1. ステーター収納部を設けたブラケットと、前記ブラケットから突出されたステーター保持部と、前記ステーター収納部内に収納されるとともに粘弾性のダンパを介して前記ステーター保持部によって保持されたステーターと、前記ステーターによって駆動される永久磁石を有する羽根車とを備え、前記ステーター保持部には先端部に向かって薄くなる厚み勾配が設けられるとともに、前記ダンパには断面楔状の厚み勾配が設けられ前記ステーターと前記ステーター保持部との間を充填することを特徴とする電磁駆動ポンプ。
  2. 前記ダンパがブチルゴムを主成分とした粘弾性材料であることを特徴とする請求項1記載の電磁駆動ポンプ。
  3. 前記ステーター保持部が円筒状であり、この端部を覆うカバーを備えたことを特徴とする請求項1または2記載の電磁駆動ポンプ。
  4. 前記ダンパの断面楔状の厚み勾配の角度が1〜5度であって、100〜1000Hzの振動を減衰することができることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電磁駆動ポンプ。
  5. 前記ステーター保持部の厚み勾配が金型の抜き勾配であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電磁駆動ポンプ。
  6. 浴水を循環する循環路と、前記循環路に設けられ浴水を濾過する濾過槽と、循環する浴水を加熱する加熱部とを設けるとともに、前記循環路に浴水を循環させるため請求項1〜5のいずれかに記載の電磁駆動ポンプ設けたことを特徴とする循環温浴器。
JP16136196A 1996-06-21 1996-06-21 電磁駆動ポンプ及びそれを用いた循環温浴器 Expired - Fee Related JP3598661B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16136196A JP3598661B2 (ja) 1996-06-21 1996-06-21 電磁駆動ポンプ及びそれを用いた循環温浴器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16136196A JP3598661B2 (ja) 1996-06-21 1996-06-21 電磁駆動ポンプ及びそれを用いた循環温浴器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH109185A JPH109185A (ja) 1998-01-13
JP3598661B2 true JP3598661B2 (ja) 2004-12-08

Family

ID=15733635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16136196A Expired - Fee Related JP3598661B2 (ja) 1996-06-21 1996-06-21 電磁駆動ポンプ及びそれを用いた循環温浴器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3598661B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5535860B2 (ja) * 2009-10-06 2014-07-02 チョンジンテファエレクトリックマシナリー カンパニー リミテッド 振動及び騷音低減構造を持つポンプハウジングを備えた温水ボイラー
JP6181090B2 (ja) 2015-01-17 2017-08-16 株式会社鷺宮製作所 遠心ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH109185A (ja) 1998-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20010085229A (ko) 팬 모터
US9214840B2 (en) Fan motor, on-vehicle air conditioner using the fan motor, and method for assembling fan motor
JPH0732933Y2 (ja) 電動フューエルポンプ
EP1756424A2 (en) Integrally molded sound housing for blower motor
JP3598661B2 (ja) 電磁駆動ポンプ及びそれを用いた循環温浴器
US20170149304A1 (en) Actuator and Pump Using the Actuator
CN107740773B (zh) 电子水泵
US20210187177A1 (en) Drive unit for a breast pump and breast pump
JPH05168188A (ja) ファンモータの防振装置
JPH11289735A (ja) ブラシレスモータ
JP3948806B2 (ja) ダイレクトドライブのシールレス電動ポンプの製造方法
JPH11182488A (ja) 送風機
JP2001178098A (ja) Dcブラシレスモータ
CN213450868U (zh) 直流水泵和空调器
JPH10229667A (ja) ブラシレスモータ
JPH09303282A (ja) 空調装置用ドレンポンプ
CN210397138U (zh) 降低电机启动噪音的叶轮启动机构、电机及排水泵
JPH10304640A (ja) ブラシレスモータ
CN214660901U (zh) 空调微型直流排水泵
JP2001329993A (ja) ポンプの羽根車
JP3826541B2 (ja) ファン装置の騒音低減方法
JP3069747B2 (ja) うず巻ポンプ
JPS6354376B2 (ja)
JPH03295513A (ja) 電気湯沸かし器
CN115540122A (zh) 一种加湿器及加湿器控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040906

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees