JP3597691B2 - 物品棚における物品落下防止装置 - Google Patents

物品棚における物品落下防止装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品棚の棚板上に載置された物品の棚板からの落下を防止する物品棚における物品落下防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の物品棚における物品落下防止装置としては、実開平8−299080号公報に開示されたもの等が知られている。
【0003】
この装置は、棚板の先端部に、付勢スプリングを介して上方または下方に突出するストッパ部材が設けられており、通常時においては係止部材により前記ストッパ部材を棚板内に収納しておき、振動センサーにより振動が検知された場合には前記係止部材とストッパ部材との係止状態を解除し、ストッパ部材が棚板上方または下方に突出され、棚板上の物品の落下が防止されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような方法では、物品が棚板の前部まで達するように置かれている場合、ストッパ部材が物品に妨げられて突出されず、物品の落下を防止出来ないことがあるばかりか、ストッパ部材の高さが棚板の厚み以上であると収納時において棚板の下部に突出してしまい、通常時における物品の出し入れの邪魔になるとともに、棚板の厚み以下であると背の高い物品等の落下を効果的に防止できないといった問題があった。
【0005】
また、棚板先端部上面に左右方向の長孔を設けてストッパ部材を取り付けるような場合、棚板の強度が低下する恐れがあった。
【0006】
本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、通常時において物品の出し入れの邪魔になることがなく、かつ棚板に振動が生じた場合、物品の棚板からの落下を確実に防止することが出来る物品棚における物品落下防止装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の物品棚における物品落下防止装置は、棚板支持部材と、この棚板支持部材にブラケットを介して取り付けられる棚板とからなる物品棚において、
前記ブラケットの前部に前後方向に摺動可能に設けられた摺動リンクと、ブラケットの後部に一端が軸着された回動リンクと、一端を前記摺動リンクの後端に、他端が回動リンクの他端に軸着された中間リンクと、前記摺動リンクの前端に、前記摺動リンクとほぼ平行をなす収納位置と、先端が棚板の少なくとも上方もしくは下方に突出する突出位置との間で回動自在に設けられた棚フェンスと、少なくとも前記摺動リンクの一部が棚板前端より突出された時に、前記棚フェンスを前記収納位置から突出位置まで回動させる回動手段と、前記回動リンクを所定位置にて係止する係止装置と、振動を感知して前記係止装置による回動リンクの係止を解除する感震装置と、を備え、
前記回動リンクの回動により、少なくとも前記摺動部材が、棚フェンスが前記収納位置から突出位置まで回動可能な位置まで前方に移動された後、前記棚フェンスが棚板前端部に保持されるまで後方に移動されるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、感震装置が作動されると回動リンクの係止が解除され、回動リンクが回動し、この回動リンクの回動が中間リンクを介して摺動リンクに伝達されて摺動リンクが前方に摺動される。そして摺動リンクの前部が棚板前端より前方に突出され、回動手段により棚フェンスが突出位置に移動された時点で摺動リンクが後方に移動され、棚フェンスが棚板の前端近傍まで引き戻され、物品の棚板からの落下が防止される。
【0008】
本発明の物品棚における物品落下防止装置は、少なくとも前記摺動リンク、中間リンク、回動リンク及び係止装置が、ブラケットの内側面に取り付けられていることが好ましい。
このようにすることで、各リンクが外側から見えにくくなり、外観が向上するとともに、これらリンクを外部からの衝撃より保護することが出来る。
【0009】
本発明の物品棚における物品落下防止装置は、前記回動リンクが、ブラケットに設けられた係止ピンにより上死点近傍より若干後方に傾けられた状態に保持されるとともに、所定以上の振動により前方に回動されるようになっていることが好ましい。
このようにすることで、リンクの一部が感震装置となるため、構造が単純化される。
【0010】
本発明の物品棚における物品落下防止装置は、前記回動手段が、一端が前記棚フェンスの先端に、他端が該棚フェンスの回動軸を経てブラケットの所定箇所に固着されたワイヤーであり、摺動リンクが前方に突出された時に、前記ワイヤーが張設されて棚フェンスが収納位置から突出位置まで回動されるようになっていることが好ましい。
このようにすることで、棚フェンスが収納位置において突出位置方向に付勢されることがなく、摺動リンクの摺動が滑らかに行われるとともに、棚フェンスを突出位置から収納位置まで戻すだけで各リンクが逆動作され、通常の収納位置に簡単に戻すことが可能となる。
【0011】
本発明の物品棚における物品落下防止装置は、前記摺動リンク前端に、突出位置において先端がそれぞれ棚板の上方及び下方を向く2つの棚フェンスが設けられ、少なくとも前記一方の棚フェンスが、他方の棚フェンスに連動して回動されるようになっていることが好ましい。
このようにすることで、棚板が複数段設けられている場合、所定の棚板上に載置された物品の上部と下部とがそれぞれ同時に支持されるため、物品の落下防止効果が向上される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、まず図1には本発明の適用される物品棚1が示されており、この物品棚1は、左右側に設けられた脚2と、この脚2の前後方向略中央位置に立設された支柱3と、支柱3の前後面に上下方向に形成された複数の係止孔4に係止可能な係止片5(図2、3参照)を介して、支柱3の前後に着脱自在に取り付けられるブラケット6と、左右の支柱3にそれぞれ取り付けられたブラケット6上に左右側下面が支持される複数の棚板7とから構成されている。また、8は左右の支柱3、3間に設けられる仕切板であり、Gは棚板7上面に載置された物品である。なお、最下段の棚板7は上方と違異なる形状のブラケット6により取り付けられている。
【0013】
図2及び図3に示されるように、左右のブラケット6の内側には、一端がブラケット6の後部下端に設けられた軸9により回動可能に軸着された回動リンク10と、この回動リンク10の他端に軸(図示略)を介して一端が軸着された中間リンク11と、中間リンク11の他端に軸12を介して後端が軸着された摺動リンク13とが設けられている。また、中間リンク11の後端には、所定重量を有するウェイト部材14が内向きに突設されている。
【0014】
また、軸9のやや上方位置には、回動リンク10を上死点より若干後方に傾けた状態に保持し、かつ所定の振動以上で回動リンク10が前方に回転する位置にて係止する係止ピン15が内向きに突設されている。
【0015】
摺動リンク13は、ブラケット6の前部に固着されたチャンネル状の案内部材16内に、前後水平方向に摺動自在に案内されるように挿通されている。また、摺動リンク13の前端部には軸部材17が突設されているとともに、後述する取付部材の回動を規制する規制部材18が形成されている。
【0016】
前記軸部材17には、棚板7とほぼ同等の左右幅を有する棚フェンスとしての板部材19の左右両端部に取り付けられる取付部材20の端部に形成された孔部21が挿通され、カバー部材23を介して逸脱不能に軸着されている。この取付部材20と摺動リンク13との間には、取付部材20が常時時計回りに回動付勢されるように、板部材19の回動手段としてのコイルバネ22が設けられている。
【0017】
案内部材16の上部には、板部材19が図2に示されるように棚板7の下方に位置する時、取付部材20の上方への回動付勢を規制するストッパ片16aが内向きに突出するように設けられている。また、摺動リンク13の略中央位置には取付部材20の下方への回動を規制するストッパピン24が内向きに突設されている。
【0018】
また、取付部材20の取付片20aの後端縁20bは、取付部材20の回動とともに、規制部材18の上端に当接されるように設けられており、板部材19を垂直位置に保持できるようになっている。
【0019】
次に、このように構成された本発明実施例の物品落下の作用を図4(a)〜図4(c)に基づいて説明すると、まず図4(a)に示されるように、通常時において、回動リンク10は上死点より若干後方に傾いた状態にて係止ピン15により保持されている。この時摺動部材13の先端部は棚板7の前端部より前方に突出されず、かつ板部材19が棚板7下方の収納位置にて保持されている。ここで板部材19は、取付片20aが案内部材16のストッパ片16aの下方に位置するため、回動が規制されるようになっている。
【0020】
この時各リンク10、11、13および案内部材16等は全てブラケット6の内面に収容されているため、外部からの見栄えが向上するとともに、外部からの衝撃等による損傷等が防止されているとともに、板部材19が棚板7下方の収納位置において摺動リンク13と同様に水平状態に保持されるため、棚板7の下方等に突出して、物品の取り出しの邪魔等になることがない。
【0021】
そして地震等の発生により物品棚1の前後方向に所定以上の振動が生じると、図4(b)に示されるように回動リンク10と係止ピン15との係止が解除されて回動リンク10が上死点より前方に回動されると、中間リンク11を介して摺動リンク13が前方に移動される。軸部材17を中心に先端が後方に折り畳まれた板部材19が棚板7の前方に突出され、回動リンク10と中間リンク11とが略一直線状になった時点で板部材19はコイルバネ22により時計回りに回動付勢され、取付片20aの後端縁20bと規制部材18との当接により直立状態で突出位置にて保持される。
【0022】
さらに回動リンク10が回動されると、図4(c)に示されるように摺動リンク13が中間リンク11を介して後方に移動され、板部材19の後面19aが棚板7の前端面7aに当接された時点で回動リンク10の回動が停止される。また、ウェイト部材14により回動リンク10のモーメントが大きくなっているので、棚板7上に載置された物品により板部材19に前方への負荷が加わっても、板部材19が容易に前方へ移動されることはない。
【0023】
こうして直立状態に突出された板部材19が棚板7の前端部に設けられることにより、棚板7上に載置された物品の棚板7からの落下が効果的に防止される。また、通常時、すなわち収納時において板部材19は略水平状態に保持されているので、板部材19の高さを棚板7等の厚み等に影響されることなく、物品の棚板からの落下を防止できる十分な高さに設定することが出来る。
【0024】
さらに、板部材19は棚板7の前方位置において突出されるため、突出動作が棚板7上の物品に妨げられる恐れがないので、確実な物品の落下防止が達成される。
【0025】
次に本発明の物品落下防止装置の第2実施例を図5(a)〜図5(c)に基づいて説明していく。本実施例において前述の実施例と相違する点は、棚フェンスの回動手段として、一端が係止ピン15に固着され、他端が軸部材17の前方を回り込んで取付部材20の先端に固着される所定長さのワイヤー25が設けられている点である。なお、26はワイヤー25のガイドローラである。
【0026】
以下、本実施例における物品落下防止装置の作用を説明すると、図5(a)に示されるように板部材19が棚板7下方の収納位置にある時、ワイヤー25は撓んだ状態にある。板部材19はストッパピン24により水平状態に保持されている。
【0027】
振動が発生し、回動リンク10の回動による摺動リンク13の前方移動に伴い、ワイヤー25の一端が前方に引っ張られ、図5(b)に示されるように板部材19が棚板7の所定前方位置に突出された時点でワイヤー25が完全に張設される。さらに摺動リンク13が前方に移動されると、板部材19の先端がワイヤー25により引っ張られて板部材19が回動され、規制部材18により直立状態にて保持される。この時内向きに突設されたウェイト部材14がワイヤー25の所定箇所に引っかかる。
【0028】
回動リンク10がさらに回動され、図5(c)に示されるようにワイヤー25がウェイト部材14により引っ張られて摺動リンク13が後方に移動されることにより、板部材19の後面19aが棚板7の前端面7aに当接される。
【0029】
このようにワイヤー25を用いれば、板部材19を突出位置まで回動させることが出来るとともに、図5(c)の状態にある板部材19を突出時と逆の後方に回動させるだけで、ウェイト部材14がワイヤー25により逆回動され、各リンクが図5(c)〜図5(a)の順に逆動作されるため、板部材19を収納位置まで簡単に戻すことが出来る。
【0030】
図6、図7には本発明の第3の実施例が示されており、本実施例において前述の第1実施例と相違する点は、摺動リンク13の前端に、板部材19が上方に回動する板部材19aと、該板部材19aの回動に連動して下方に回動する板部材19bとが設けられている点である。
【0031】
図7に示されるように、両板部材19a、19bは取付部材20、20’を介して上下の軸部材17、17’に軸着されており、互いの取付部材20、20’に形成されたギヤ部27、27’の噛合により連動するように設けられている。上方の板部材19のみが特に図示しないコイルバネにより上方に付勢されているとともに、取付部材20に形成された円弧状の長孔28と、この長孔28内に挿通するように突設された規制ピン29とにより、回動規制されるようになっている。
【0032】
このように突出位置において所定の棚板7の上方及び下方に突出される板部材19a、19bが取り付けられていることにより、所定の棚板7上に載置された物品の上部と下部とがそれぞれ同時に支持されるため、物品の落下防止効果が向上される。
【0033】
また、棚フェンスの回動手段としてのコイルバネ等をそれぞれの板部材19に設けることなく、簡単な機構で両板部材19a、19bを同時に突出させることが可能となる。
【0034】
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
【0035】
例えば、棚フェンスの高さや形状、及び回動手段等は任意であり、種々に変形可能である。
【0036】
また、感震装置が回動リンクとは別途設けられ、この感震装置が振動を感知したときに係止装置が解除されて回動リンクが回動されるようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
【0038】
(a)請求項1の発明によれば、棚フェンスの高さを棚板等の厚み等に影響されることなく、物品の棚板からの落下を防止できる十分な高さに設定することが出来るとともに、棚フェンスは棚板の前方位置において突出されるため、突出動作が棚板上の物品に妨げられることがない。よって物品の棚板からの落下が確実に防止される。
【0039】
(b)請求項2の発明によれば、各リンクが外側から見えにくくなり、外観が向上するとともに、これらリンクを外部からの衝撃より保護することが出来る。
【0040】
(c)請求項3の発明によれば、リンクの一部が感震装置となるため、構造が単純化される。
【0041】
(d)請求項4の発明によれば、棚フェンスが収納位置において突出位置方向に付勢されることがなく、摺動リンクの摺動が滑らかに行われるとともに、棚フェンスを突出位置から収納位置まで戻すだけで各リンクが逆動作され、通常の収納位置に簡単に戻すことが可能となる。
【0042】
(e)請求項5の発明によれば、棚板が複数段設けられている場合、所定の棚板上に載置された物品の上部と下部とがそれぞれ同時に支持されるため、物品の落下防止効果が向上される。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される物品棚の設置状況を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】物品落下防止装置の構造を示す一部分解斜視図である。
【図4】(a)〜(c)は地震発生時における物品落下防止装置の作用を示す概略側面図である。
【図5】(a)〜(c)は本発明の第2実施例としての物品落下防止装置の地震発生時における作用を示す概略側面図である。
【図6】本発明の第3の実施例としての物品落下防止装置を示す側面図である。
【図7】図6の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 物品棚
2 脚
3 支柱(棚板支持部材)
4 係止孔
5 係止片
6 ブラケット
7 棚板
7a 前端面
8 仕切り板
9、12 軸
10 回動リンク(感震装置)
11 中間リンク
13 摺動リンク
14 ウェイト部材
15 係止ピン(係止装置)
16 案内部材
16a ストッパ片
17、17’ 軸部材
18 規制部材
19 板部材(棚フェンス)
19a、19b 板部材(棚フェンス)
20 取付部材
20a 取付片
20b 後端縁
21 孔部
22 コイルバネ(回動手段)
23 カバー部材
24 ストッパピン
25 ワイヤー(回動手段)
26 ガイドローラ
27、27’ ギヤ部
28 長孔
29 規制ピン

Claims (5)

  1. 棚板支持部材と、この棚板支持部材にブラケットを介して取り付けられる棚板とからなる物品棚において、
    前記ブラケットの前部に前後方向に摺動可能に設けられた摺動リンクと、ブラケットの後部に一端が軸着された回動リンクと、一端を前記摺動リンクの後端に、他端が回動リンクの他端に軸着された中間リンクと、前記摺動リンクの前端に、前記摺動リンクとほぼ平行をなす収納位置と、先端が棚板の少なくとも上方もしくは下方に突出する突出位置との間で回動自在に設けられた棚フェンスと、少なくとも前記摺動リンクの一部が棚板前端より突出された時に、前記棚フェンスを前記収納位置から突出位置まで回動させる回動手段と、前記回動リンクを所定位置にて係止する係止装置と、振動を感知して前記係止装置による回動リンクの係止を解除する感震装置と、を備え、
    前記回動リンクの回動により、少なくとも前記摺動部材が、棚フェンスが前記収納位置から突出位置まで回動可能な位置まで前方に移動された後、前記棚フェンスが棚板前端部に保持されるまで後方に移動されるようになっていることを特徴とする物品棚における物品落下防止装置。
  2. 少なくとも前記摺動リンク、中間リンク、回動リンク及び係止装置が、ブラケットの内側面に取り付けられている請求項1に記載の物品棚における物品落下防止装置。
  3. 前記回動リンクが、ブラケットに設けられた係止ピンにより上死点近傍より若干後方に傾けられた状態に保持されるとともに、所定以上の振動により前方に回動されるようになっている請求項1または2に記載の物品棚における物品落下防止装置。
  4. 前記回動手段が、一端が前記棚フェンスの先端に、他端が該棚フェンスの回動軸を経てブラケットの所定箇所に固着されたワイヤーであり、摺動リンクが前方に突出された時に、前記ワイヤーが張設されて棚フェンスが収納位置から突出位置まで回動されるようになっている請求項1ないし3のいずれかに記載の物品棚における物品落下防止装置。
  5. 前記摺動リンク前端に、突出位置において先端がそれぞれ棚板の上方及び下方を向く2つの棚フェンスが設けられ、少なくとも前記一方の棚フェンスが、他方の棚フェンスに連動して回動されるようになっている請求項1ないし4のいずれかに記載の物品棚における物品落下防止装置。
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