JP3597421B2 - 可変抵抗器 - Google Patents

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    • H01C10/32Adjustable resistors the contact sliding along resistive element the contact moving in an arcuate path
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    • H01C10/16Adjustable resistors including plural resistive elements
    • H01C10/20Contact structure or movable resistive elements being ganged

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、摺動子を固定した固定部材に対し、抵抗体を形成した可動部材を往復移動可能に取り付け、摺動子と抵抗体とを摺接させるようにした可変抵抗器にに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の可変抵抗器としては特開昭63−42101号の如きものがあり、これを図12乃至図14に示してある。この可変抵抗器は、筒状に形成された固定部材としての絶縁性のハウジング51と、このハウジング51内に回転自在に収容されて、少なくとも一端部にドライバー等と係合する係合部52aを有する可動部材としての絶縁性の回転軸52と、ハウジング51内で回転軸52に巻回されたフレキシブル絶縁シート53と、このフレキシブル絶縁シート53に形成された抵抗回路54と、ハウジング51に取り付けられ抵抗回路54に摺接する摺動子55と、摺動子55につながっている結線用端子56とから構成されている。
【0003】
図13は、フレキシブル絶縁シート53とこれに設けられた抵抗回路54の展開図を示すもので、図14は図13の14−14断面図であり、抵抗回路54は、回転軸52の周方向に並行して延びる一本の抵抗体54aと二本の電極54b,54cとからなり、抵抗体54aが中間にくるようにこれらが直列接続されてなっている。摺動子55は、抵抗体54aと電極54b,54cとに各々先端部が摺接する3つの摺動子55a,55b,55cからなり、結線用端子56は、摺動子55a,55b,55cに各々電気的につながっている3つの結線用端子56a,56b,56cとからなっている。
【0004】
このように構成された可変抵抗器は、接続用端子56b,56cを介して摺動子55b,55c間に所定の電圧を印加した状態で、回転軸52をドライバー等で回転させると、回転軸52に巻回されている抵抗回路54が摺動子55a,55b,55cに対し回転移動し、抵抗体54a及び電極54b,54c上における摺動子55a,55b,55cの摺接位置が変化する。これにより、摺動子55a,55b間の抵抗値(電圧値)及び摺動子55a,55c間の抵抗値(電圧値)が変化して、回転軸52の回転に応じた電気信号(電圧信号)が摺動子55aを介して接続用端子56aから取り出されるようになっている。
【0005】
そして、抵抗回路54をフレキシブル絶縁シート53上に形成するにあたっては、電極形成工程と抵抗体形成工程との2つの工程を必要とし、先ず、電極形成工程にて、銀箔や銅箔等の電極54b,54cを蒸着により、あるいは接着剤により接着し、次いで、抵抗体形成工程にて、ベリリウム箔、ニクロム箔、タングステン箔等の抵抗体54aを蒸着により、あるいは接着剤により接着するなどして、抵抗回路54を形成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した可変抵抗器の従来技術にあっては、ハウジング51に固定された摺動子55a,55b,55cが、回転軸52の回転により、回転軸52に巻回された抵抗体54a及び電極54b,54c上を摺動するようになっている。このため、電極54b,54cを形成するという煩雑な工程が必要となるばかりでなく、電極形成工程と抵抗体形成工程との2つの工程を必要とするので、可変抵抗器の製造工程が全体として長くなり、また、抵抗体54aが一本のみでその長さは最大でも回転軸52の軸回り一周分しか取れないことから、定格電圧を大きく設定することができず、摺動子55b,55c間に大きな電圧を印加すると、抵抗体54aが焼損してしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、上述した従来技術の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、抵抗体に接続される電極を不要とし、定格電圧を大きく設定することが可能な可変抵抗器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の可変抵抗器は、往復移動自在に設けられた可動部材に形成された抵抗体と、前記可動部材に対向して固定された固定部材に取り付けられ、前記抵抗体に摺接して前記抵抗体とで電気信号生成部を形成する摺動子とを備え、前記抵抗体は、前記可動部材の往復移動方向に延びる互いに電気的に独立した第1,第2,第3の抵抗体と、前記第1,第2の抵抗体の一端部同士を接続した第1の抵抗パターンと、前記第3の抵抗体の一端部の反対側の他端部を前記第2の抵抗体の他端部に接続した第2の抵抗パターンとを有し、前記摺動子は、前記第1,第2,第3の抵抗体に各々摺接する第1,第2,第3の摺動子で構成され、これら第1,第2,第3の摺動子は、前記可動部材の往復移動により前記第1,第2,第3の抵抗体上を摺動して、前記可動部材が前記第1,第2,第3の抵抗体の一端部側から他端部側に向かう方向へ移動するときに、前記第1,第2の摺動子間の抵抗値が増大し、前記第2,第3の摺動子間の抵抗値が減少するとともに、前記可動部材が前記第1,第2,第3の抵抗体の他端部側から一端部側に向かう方向へ移動するときに、前記第1,第2の摺動子間の抵抗値が減少し、前記第2,第3の摺動子間の抵抗値が増大することを最も主要な特徴としている。
【0009】
また、上記構成において、前記第1,第3の抵抗体は、前記可動部材の往復移動方向に対し直交する方向に並設されて、前記第2の抵抗体に沿って平行に形成されている。
【0010】
さらに、、上記構成において、前記第1,第3の抵抗体は、前記第2の抵抗体の挟んで対向して配設されている。
【0011】
また、上記構成において、前記第1,第2,第3の抵抗体および第1,第2の抵抗パターンを一体に形成した。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の可変抵抗器の第1の実施形態を図1乃至図7に基づいて説明する。
【0013】
この可変抵抗器は、交叉状に重ね合わされ互いに重なる位置に孔部27a,32aが穿設された第1,第2の連動部材26,31と、この第1,第2の連動部材26,31の両端部を各々支持し、第1,第2の連動部材26,31を回動自在に架設する固定部材としてのケース1と、このケース1に傾動可能に支持されて第1,第2の連動部材26,31の孔部27a,32aに挿通されたレバー部材36と、このレバー部材36の傾動量に対応した検出信号を生成する第1,第2の抵抗部16,20と、レバー部材36を初期位置に自動復帰させる復帰ばね24等で構成されており、後述するように、第1,第2の連動部材26,31はレバー部材36の傾動操作により回動するようになっている。
【0014】
ケース1は、絶縁性の合成樹脂材料を成形してなるもので、正方形状の底壁部2と、この底壁部2上に四方に配して設けられた4つの起立壁3,4,5,6とを有し、図1,図5に示すように、これら起立壁3〜6には、その内壁面に自由端側の先端部から底壁部2に向かうに従い内側に傾斜するテーパ面3a,4a,5a,6aと、このテーパ面3a〜6aの下方より底壁部2に至る係止孔3b,4b,5b,6bとが各々形成されている。また、底壁部2には、透孔7a,7bがそれぞれ係止孔5b,6bに連続して穿設され、環状の突起8が形成されているとともに、導電金属板からなる一対の端子9,10が一端側を外方に突出させてインサート成形により取り付けられており、この一対の端子9,10の他端側は、環状の突起8内において底壁部2上に露出して固定接点9a及び接点部10a,10bとされている。そして、環状の突起8内には、可動接点としての導電金属薄板からなるドーム状のクリックばね11がフランジ部11aを接点部10a,10bに接触させた状態で収容保持されて押釦スイッチを構成している。
【0015】
また、底壁部2には、その一側部に沿って起立壁4の固定端を一部切り欠くように延びるガイド溝12と、底壁部2の一端部に沿って起立壁3の固定端を一部切り欠くように延びるガイド溝13とが形成されて、これらガイド溝12,13内に透孔12a,13aがそれぞれ係止孔4b,3bに連続して形成されており、ガイド溝12,13が交叉する一角に正方形状の導出孔14が、透孔12a,13aとの間に各々区画部12b,13bを残すように穿設されている。そして、ガイド溝12,13の縁部には、フック部15a,15bがそれぞれ起立壁3,4に対向して形成されている。(尚、図1中で起立壁5はその自由端側を切り欠いて示した。)
【0016】
第1の抵抗部16は、フェノール樹脂積層板等の絶縁合成樹脂製で矩形平板状に形成された可動部材17と、可動部材17の裏面に印刷によってつづら折り状に設けられた抵抗体18と、抵抗体18に摺接して抵抗体18とで電気信号生成部を形成する摺動子19とを備え、可動部材17は、係合孔17aを有し、図2に示すように、両側部がフック部15bと起立壁4の固定端とで係止されてケース1に保持され、ガイド溝12に沿って図1に示す矢印A,B方向に往復移動自在となっている。抵抗体18は、図6に示すように、可動部材17の往復移動方向(矢印A,B方向)に延びる互いに電気的に独立した第1,第2,第3の抵抗体18a,18b,18cと、第1,第2の抵抗体18a,18bの一端部同士を接続した第1の抵抗パターン18dと、第2,第3の抵抗体18b,18cの他端部同士を接続した第2の抵抗パターン18eとを有し、これら第1,第2,第3の抵抗体18a,18b,18c及び第1,第2の抵抗パターン18d,18eは、何れも同一のカーボンペーストにて同一の工程で同幅に形成されている。そして、第1,第3の抵抗体18a,18cは、可動部材17の往復移動方向に対し直交する方向に並設されて、第2の抵抗体18bを挟んで対向し、第2の抵抗体18bに沿って平行に形成されている。
【0017】
また、摺動子19は、図2,図5,図6に示すように、先端部を透孔12a内に突出させて区画部12bにインサート成形により取り付けられた導電薄板からなる第1,第2,第3の摺動子19a,19b,19cで構成されており、この第1,第2,第3の摺動子19a,19b,19cは第1,第2,第3の抵抗体18a,18b,18cに各々摺接し、可動部材17の往復移動により第1,第2,第3の抵抗体18a,18b,18c上を摺動するようになっている。そして、第2の摺動子19bの後端部には、曲折されて導出孔14から下方に導出される端子19dが一体に形成されているとともに、第1,第3の摺動子19a,19cの後端部が各々延設されて連結片19e,19fとされている。
【0018】
第2の抵抗部20は、絶縁合成樹脂製で矩形平板状に形成された可動部材21と、可動部材21の裏面に印刷によってつづら折り状に設けられた抵抗体22と、抵抗体22に摺接して抵抗体22とで電気信号生成部を形成する摺動子23とを備え、可動部材21は、係合孔21aを有し、図3に示すように、両側部がフック部15aと起立壁3の固定端とで係止されてケース1に保持され、ガイド溝13に沿って図1に示す矢印C,D方向に往復移動自在となっている。抵抗体22は、図7に示すように、可動部材21の往復移動方向(矢印C,D方向)に延びる互いに電気的に独立した第1,第2,第3の抵抗体22a,22b,22cと、第1,第2の抵抗体22a,22bの一端部同士を接続した第1の抵抗パターン22dと、第3の抵抗体22cの一端部の反対側の他端部を第2の抵抗体22bの他端部に接続した第2の抵抗パターン22eとを有し、これら第1,第2,第3の抵抗体22a,22b,22c及び第1,第2の抵抗パターン22d,22eは、何れも同一のカーボンペーストにて同一の工程で同幅に形成されている。そして、第1,第3の抵抗体22a,22cは、可動部材21の往復移動方向に対し直交する方向に並設されて、第2の抵抗体22bを挟んで対向し、第2の抵抗体22bに沿って平行に形成されている。
【0019】
また、摺動子23は、図3,図5,図7に示すように、先端部を透孔13a内に突出させて区画部13bにインサート成形により取り付けられた導電薄板からなる第1,第2,第3の摺動子23a,23b,23cで構成されており、この第1,第2,第3の摺動子23a,23b,23cは第1,第2,第3の抵抗体22a,22b,22cに各々摺接し、可動部材21の往復移動により第1,第2,第3の抵抗体22a,22b,22c上を摺動するようになっている。そして、第1〜第3の摺動子23a〜23cの後端部には、曲折されて導出孔14から下方に導出される端子23d〜23fが各々一体に形成されているとともに、更に、第1,第3の摺動子23a,23cの後端部には、上述した第1,第3の摺動子19a,19cから延設された連結片19e,19fが各々一体に形成されている。
【0020】
尚、第1の抵抗部16の第1〜第3摺動子19a〜19c、第2の抵抗部20の第1〜第3摺動子23a〜23c、連結片19e,19f、端子19d及び端子23d〜23f、並びに一対の端子9,10は、共通の導電薄板に打ち抜き形成されて一体となった状態でフープ状に巻き取られ、ケース1にインサート成形した後に所定部分で切断されて上述の如き形状にフォーミングされる。
【0021】
復帰ばね24は、らせん状のコイルばねで構成され、図2に示すように、その下端部に環状の突起8が嵌合されてケース1に取り付けられている。また、この復帰ばね24の上端部には、リング状のばね受け25がその内周縁に沿って形成された環状壁部25aを嵌合させて支持されている。
【0022】
第1の連動部材26は、絶縁性の合成樹脂材料を成形してなるもので、中央部を上方に膨出させた半円柱状の基部27と、この基部27の両端部に設けられた取付部28,29とを有し、基部27の膨出部分には、基部27の長手方向に延びる孔部27aが設けられており、取付部28,29には各々起立壁4,6のテーパ面4a,6aに対応するテーパ面28a,29aが形成されている。また、取付部28と孔部27aとの間の取付部28から離れた位置において、基部27の下面には、アーム状の第1の作動部30が垂下するように一体に設けられており、この第1の作動部30の先端部に円形部30aが形成されている。そして、この第1の連動部材26は、基部27の下面をばね受け25に当接させ、両取付部28,29を係止孔4b,6bの上端部に係止して対向する起立壁4,6で回動自在に架設されることによって、ケース1に支持されており、円形部30aを第1の抵抗部16の可動部材17の係合孔17aにガタなく挿入係合させている。
【0023】
第2の連動部材31は、絶縁性の合成樹脂材料を成形してなるもので、中央部を上方に膨出させた半円柱状の基部32と、この基部32の両端部に設けられた取付部33,34とを有し、基部32の膨出部分には、基部32の長手方向に延びる孔部32aとこの孔部32aに直交する小判状の嵌入孔32bとが各々穿設されており、取付部33,34には各々起立壁3,5のテーパ面3a,5aに対応するテーパ面33a,34aが形成されている。また、取付部33と孔部32aとの間の取付部33から離れた位置において、基部32の下面には、アーム状の第2の作動部35が垂下するように一体に設けられており、この第2の作動部35の先端部に円形部35aが形成されている。そして、この第2の連動部材31は、基部32の下面をばね受け25に当接させ、両取付部33,34を係止孔3b,5bの上端部に係止して対向する起立壁3,5で回動自在に架設されることにより、第1の連動部材26と交叉状に重ね合わされた状態でケース1に支持されており、その重なり部分で孔部27a,32aどうしが対向し、円形部35aを第2の抵抗部20の可動部材21の係合孔21aにガタなく挿入係合させている。
【0024】
レバー部材36は、絶縁性の合成樹脂材料を成形してなるもので、円柱状のシャフト部37と、このシャフト部37の下端部に一体に設けられた押圧部38とを有し、シャフト部37の外壁面には一対の突起37aが形成されている。そして、このレバー部材36は、シャフト部37を第1,第2の連動部材26,31の孔部27a,32aに挿通させて、一対の突起37aが第2の連動部材31の嵌入孔32bに係止されてスナップ止めされることにより、第2の連動部材31を介してケース1に傾動可能に支持されており、押圧部38がケース1の環状の突起8内に位置してクリックばね11に当接し、一対の突起37aが嵌入孔32bの上端部に位置した状態となっている。
【0025】
次に、このように構成された可変抵抗器の組立方法を説明すると、予め、抵抗体16のつづら折り形状に対応するマスク及びカーボンペーストを使用し、第1,第2,第3の抵抗体18a,18b,18c及び第1,第2の抵抗パターン18d,18eを、可動部材17の裏面にスクリーン印刷により同一工程にて同時に形成するとともに、抵抗体22のつづら折り形状に対応するマスク及びカーボンペーストを使用し、第1,第2,第3の抵抗体22a,22b,22c及び第1,第2の抵抗パターン22d,22eを、可動部材21の裏面にスクリーン印刷により同一工程にて同時に形成しておく。そして先ず、第1の抵抗部16の第1〜第3の摺動子19a〜19cと抵抗体18とを対向させて、可動部材17をフック部15bと起立壁4との間に嵌め込んでケース1に保持させ、次いで、第2の抵抗部20の第1〜第3の摺動子22a〜22cと抵抗体22とを対向させて、可動部材21をフック部15aと起立壁3との間に嵌め込んでケース1に保持させる。次に、ケース1の環状の突起8内にクリックばね11を収容保持し、次いで、復帰ばね24の上端部に環状壁部25aを嵌合させ、ばね受け25を支持した復帰ばね24の下端部を環状の突起8に嵌合させることにより、復帰ばね24をケース1に取り付ける。
【0026】
次に、レバー部材36をその上端側から第2の連動部材31の孔部32aに挿入し、一対の突起37aを嵌入孔32bに係止させてスナップ止めさせることにより、レバー部材36と第2の連動部材31とを組み付けてユニット化し、このユニットを起立壁3,5の自由端側より、第2の連動部材31のテーパ面33a,34aと起立壁3,5のテーパ面3a,5aとを対応させて、起立壁3,5間に挿入すると、このユニットは、第2の連動部材31のテーパ面33a,34aをテーパ面3a,5aにガイドさせて、起立壁3,5を外方に撓ませながら挿入され、取付部33,34が、起立壁3のテーパ面3a下の内壁面、及び起立壁5のテーパ面5a下の内壁面をそれぞれ通過したときに、起立壁3,5は元の状態に復元し、内方に弾性復帰した起立壁3,5の各係止孔3b,5bに取付部33,34が挿入係止されてスナップ止めされ、起立壁3,5で回動自在に架設される。
【0027】
次に、レバー部材36の上端側から第1の連動部材26の孔部27aをシャフト部37に挿通させ、第1の連動部材26のテーパ面28a,29aと起立壁4,6のテーパ面4a,6aとを対応させて、第1の連動部材26を自由端側より起立壁4,6間に挿入すると、この第1の連動部材26は、そのテーパ面28a,29aを起立壁4,6のテーパ面4a,6aにガイドさせて、起立壁4,6を外方に撓ませながら挿入され、取付部28,29が、起立壁4のテーパ面4a下の内壁面、及び起立壁6のテーパ面6a下の内壁面をそれぞれ通過したときに、起立壁4,6は元の状態に復元し、内方に弾性復帰した起立壁4,6の各係止孔4b,6bに取付部28,29が挿入係止されてスナップ止めされ、第2の連動部材31に交叉状に重ね合わされて、起立壁4,6で回動自在に架設される。
【0028】
このようにして可変抵抗器の組立は完了するが、組立後においては、第1,第2の連動部材26,31の基部27,32の下面にばね受け25が当接し、取付部28,29,33,34が各々係止孔4b,6b,3b,5bの上端部に位置して、レバー部材36がその軸線36aをケース1の底壁部2に直交させ押圧部38をクリックばね11に当接させる初期位置に位置しており、また、可動部材17,21が各々ガイド溝12,13内に位置してケース1と対向し、第1,第2の作動部30,35の円形部30a,35aが各々可動部材17,21の係合孔17a,21aに挿入係合され、第1の抵抗部16の第1〜第3の摺動子23a〜23cが抵抗体22に接触し、端子23dと端子23fとが連結片19e、第1の摺動子19a、抵抗体18、第3の摺動子19c及び連結片19fを介して導通しているとともに、第2の抵抗部20の第1〜第3の摺動子23a〜23cが抵抗体22に接触して、端子23dと端子23fとが第1の摺動子23a、抵抗体22及び第3の摺動子23cを介して導通した状態となっている。
【0029】
上述の如く構成・組み立てられた多方向入力装置は、端子23d,23f間及び端子9,10間に所定の電圧を印加した状態で用いられ、操作者がレバー部材36のシャフト部37を例えば図5に示す矢印E方向に傾動操作すると、シャフト部37が孔部27a,32aを遊動しながら第1,第2の連動部材26,31が回動されて、第1,第2の連動部材26,31の基部27,32の下面にばね受け5が押圧され、復帰ばね24を圧縮させながら、第1の作動部30が第1の連動部材26の基部27と一体に回動し、第2の作動部35が第2の連動部材32の基部32と一体に回動する。そして、図4に示すように、レバー部材36のシャフト部37が実線で示す初期位置から点線で示す状態に傾動したときに、第1の作動部材30は実線で示す初期位置から点線で示す状態に回動し、この第1の作動部材30の回動によって円形部30aに係合された可動部材17が、ガイド溝12に沿って実線で示す初期位置から点線で示す位置へと、第1,第2,第3の抵抗体18a,18b,18cの一端部側から他端部側に向かう方向(矢印A方向)へ、第1〜第3の摺動子19a〜19cに抵抗体18の第1〜第3の抵抗体18a〜18cを各々摺接させながら移動する。
【0030】
この可動部材17の移動に伴い、図6に示すように、抵抗体18と第1〜第3の摺動子19a〜19cの先端との摺接位置が、初期位置P0から移動した位置P1となり、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値が減少するとともに、第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が増大して、第1の抵抗部16が第1の作動部材30の回動を検出し、この抵抗値の変化に対応した電気信号(電圧信号)を第1〜第3の摺動子19a〜19cと抵抗体18とで形成された前記電気信号生成部が生成し、この電気信号は第1の摺動子19aもしくは第3の摺動子19cと第2の摺動子19bを介して端子23dもしくは端子23fと端子19d間から取り出される。尚、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値の減少分だけ第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が増加するので、第1,第3の摺動子19a,19c間の抵抗値は一定であり、可動部材17の移動量に比例したリニアな出力が端子19dと端子23d、もしくは端子23f間から出力される。
【0031】
同様に、レバー部材36の矢印E方向への傾動に伴う第2の作動部31の回動により、円形部35aに係合された作動部材21が、第1,第2,第3の抵抗体22a,22b,22cの一端部側から他端部側に向かう方向(矢印C方向)へ、ガイド溝13に沿って第1〜第3の摺動子23a〜23cに抵抗体22を摺接させながら移動し、図7に示すように、抵抗体22と第1〜第3の摺動子23a〜23cの先端との摺接位置が、初期位置S0から移動した位置S1となり、第1,第2の摺動子23a,23b間の抵抗値が減少するとともに、第2,第3の摺動子23b,23c間の抵抗値が増大して、第2の抵抗部20が第2の作動部材35の回動を検出し、この抵抗値の変化に対応した電気信号(電圧信号)を第1〜第3の摺動子23a〜23cと抵抗体22とで形成された前記電気信号生成部が生成し、この電気信号は第1の摺動子23aもしくは第3の摺動子23cと第2の摺動子23bを介して端子23dもしくは端子23fと端子23e間から取り出される。尚、この際も抵抗体18と同様に作動部材21の移動量に比例したリニアな出力が端子23eと端子23dもしくは端子23f間から出力される。
【0032】
また、レバー部材36の傾動操作力を解除すると、復帰ばね24の復元力によりばね受け25が上方に押し返されて第1,第2の連動部材26,31が回動され、この回動により、レバー部材36が孔部27a,32aを遊動しながら起き上がり初期位置に復帰するとともに、第1,第2の作動部30,35が各々可動部材17,21を伴って上述と反対方向に回動し初期位置に戻るようになっている。
【0033】
このとき、可動部材17は、第1,第2,第3の抵抗体18a,18b,18cの他端部側から一端部側に向かう方向(矢印B方向)へ、ガイド溝12に沿って第1〜第3の摺動子19a〜19cに抵抗体18を摺接させながら移動し、図6に示すように、抵抗体18と第1〜第3の摺動子18a〜18cの先端との摺接位置が、移動位置P1から初期位置P0となり、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値が増大するとともに、第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が減少して、第1の抵抗部16が第1の作動部材16の回動を検出し、この抵抗値の変化に対応した電気信号(電圧信号)を第1〜第3の摺動子19a〜19cと抵抗体18とで形成された前記電気信号生成部が生成し、この電気信号は第1の摺動子19aもしくは第3の摺動子19cと第2の摺動子19bを介して端子23dもしくは端子23fと端子19d間から取り出される。尚、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値の増加分だけ第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が減少するので、第1,第3の摺動子19a,19c間の抵抗値は一定であり、可動部材17の移動量に比例したリニアな出力が端子19dと端子23d、もしくは端子23f間から出力される。
【0034】
同様に、初期位置へ復帰する第2の作動部材31の回動により、可動部材21は、第1,第2,第3の抵抗体22a,22b,22cの他端部側から一端部側に向かう方向(矢印D方向)へ、ガイド溝13に沿って第1〜第3の摺動子23a〜23cに抵抗体22を摺接させながら移動し、図7に示すように、抵抗体22と第1〜第3の摺動子23a〜23cの先端との摺接位置が、移動位置S1から初期位置S0となり、第1,第2の摺動子23a,23b間の抵抗値が増大するとともに、第2,第3の摺動子23b,23c間の抵抗値が減少して、第2の抵抗部20が第2の作動部材35の回動を検出し、この抵抗値の変化に対応した電気信号(電圧信号)を第1〜第3の摺動子23a〜23cと抵抗体22とで形成された前記電気信号生成部が生成し、この電気信号は第1の摺動子23aもしくは第3の摺動子23cと第2の摺動子23bを介して端子23dもしくは端子23fと端子23e間から取り出される。尚、この際も抵抗体18と同様に作動部材21の移動量に比例したリニアな出力が端子23eと端子23dもしくは端子23f間から出力される。
【0035】
一方、操作者がレバー部材36のシャフト部37を下方に押圧操作すると、一対の突起37aが嵌入孔32bに案内されて軸線36a方向にスライドすることにより、レバー部材36が降下してクリックばね11を押圧部38が押圧し、クリックばね11を反転させて固定接点9aに接触させる。これにより、クリック感が生起され、固定接点9aと接点部10aとの間、及び固定接点9aと接点部10bとの間がクリックばね11によって導通されて前記押釦スイッチがオン状態となり、端子9あるいは端子10からスイッチオン信号が出力される。
【0036】
また、この状態でレバー部材36に対する押圧操作力を解除すると、クリックばね11は自らの反転復元力により元のドーム形状に戻るので、このクリックばね11に押圧部38が押し上げられてレバー部材36が初期位置に復帰し、よってクリックばね11が固定接点9aから離間し、固定接点9aと接点部10aとの間、及び固定接点9aと接点部10bとの間の導通が解除されたスイッチオフ状態となる。したがって、レバー部材36の傾動操作による電気信号の出力に加え、レバー部材36を押圧操作することによってスイッチオン信号を出力することができるようになっている。
【0037】
次に、本発明の可変抵抗器の第2の実施形態を図8に基づいて説明する。
【0038】
この第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、第1の抵抗部16の抵抗体18の形状を変更し抵抗体39とした点と、この変更に合わせて、第1の抵抗部16の第1〜第3の摺動子19a〜19cの配置を変更した点とが異なるのみで、他は第1の実施形態と同様である。
【0039】
図8に示す抵抗体39は、可動部材17の裏面に同一のカーボンペーストによって、同幅に形成された第1,第2,第3の抵抗体39a,39b,39c及び第1,第2の抵抗パターン39d,39eで構成され、第1,第3の抵抗体39a,39cは、可動部材17の往復移動方向(矢印A,B方向)に対し直交する方向に並設されて、第2の抵抗体39bに沿って平行に形成されており、第3の抵抗体39cは、第1,第2の抵抗体39a,39b間に配置され、第1の実施例で示した第3の抵抗体18cと同じ長さに形成されている。そして、第3の抵抗体39cは、第1の抵抗パターン39dとの接触を避けるため、第1の抵抗パターン39dとの間にクリアランスt1を空けて配設されている。このため、抵抗体39は、第1の実施形態の抵抗体18に比べ、可動部材17の往復移動方向の長さが、クリアランスt1分だけ長いものとなっている。
【0040】
このように構成された第2の実施形態にあっては、第1の実施形態と同様に、操作者がレバー部材36のシャフト部37を例えば図5に示す矢印E方向に傾動操作すると、円形部30aに係合された作動部材17が、第1,第2,第3の抵抗体39a,39b,39cの一端部側から他端部側に向かう方向(矢印A方向)へ、ガイド溝12に沿って第1〜第3の摺動子19a〜19cに抵抗体39を摺接させながら移動し、図8に示すように、抵抗体39と第1〜第3の摺動子19a〜19cの先端との摺接位置が、初期位置P0から移動した位置P1となり、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値が減少するとともに、第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が増大して、第1の抵抗部16が第1の作動部材30の回動を検出し、この抵抗値の変化に対応した電気信号(電圧信号)を第1〜第3の摺動子19a〜19cと抵抗体39とで形成された電気信号生成部が生成し、この電気信号は第1の摺動子19aもしくは第3の摺動子19cと第2の摺動子19bを介して端子23dもしくは端子23fと端子19d間から取り出される。尚、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値の減少分だけ第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が増加するので、第1,第3の摺動子19a,19c間の抵抗値は一定であり、可動部材17の移動量に比例したリニアな出力が端子19dと端子23d、もしくは端子23f間から出力される。
【0041】
また、レバー部材36の傾動操作力を解除すると、第1の実施形態と同様に、可動部材17は、第1,第2,第3の抵抗体39a,39b,39cの他端部側から一端部側に向かう方向(矢印B方向)へ、ガイド溝12に沿って第1〜第3の摺動子19a〜19cに抵抗体39を摺接させながら移動し、図8に示すように、抵抗体39と第1〜第3の摺動子19a〜19cの先端との摺接位置が、移動位置P1から初期位置P0となり、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値が増大するとともに、第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が減少して、第1の抵抗部16が第1の作動部材30の回動を検出し、この抵抗値の変化に対応した電気信号(電圧信号)を第1〜第3の摺動子19a〜19cと抵抗体39とで形成された前記電気信号生成部が生成し、この電気信号は第1の摺動子19aもしくは第3の摺動子19cと第2の摺動子19bを介して端子23dもしくは端子23fと端子19d間から取り出される。尚、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値の増加分だけ第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が減少するので、第1,第3の摺動子19a,19c間の抵抗値は一定であり、可動部材17の移動量に比例したリニアな出力が端子19dと端子23d、もしくは端子23f間から出力される。
【0042】
尚、この第2の実施形態は、第1の抵抗部16に適用した場合について示したが、同様に第2の抵抗部20に適用することも可能であり、また、第1,第2の抵抗部16,20の両方に適用することも可能である。
【0043】
次に、本発明の可変抵抗器の第3の実施形態を図9に基づいて説明する。
【0044】
この第3の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、第1の抵抗部の抵抗体18の形状を変更し抵抗体40とした点と、この変更に合わせて、第1の抵抗部16の第1〜第3の摺動子19a〜19cの配置を変更した点とが異なるのみで、他は第1の実施形態と同様である。
【0045】
図9に示す抵抗体40は、可動部材17の裏面に同一のカーボンペーストによって、同幅に形成された第1,第2,第3の抵抗体40a,40b,40c及び第1,第2の抵抗パターン40d,40eで構成され、第1,第3の抵抗体40a,40cは、可動部材17の往復移動方向(矢印A,B方向)に一直線上にクリアランスt1を空けて並設され、第2の抵抗体40bに沿って平行に形成されている。このため、この抵抗体40は、第1,第2の実施形態の抵抗体18,39に比べ、可動部材17の往復移動方向の長さが、第3の抵抗体40cを第1の抵抗体40aにクリアランスt1を空けて並設した分だけ長いものとなっている。
【0046】
このように構成された第3の実施形態にあっては、第1の実施形態と同様に、操作者がレバー部材36のシャフト部37を例えば図5に示す矢印E方向に傾動操作すると、円形部30aに係合された作動部材17が、第1,第2,第3の抵抗体40a,40b,40cの一端部側から他端部側に向かう方向(矢印A方向)へ、ガイド溝12に沿って第1〜第3の摺動子19a〜19cに抵抗体40を摺接させながら移動し、図9に示すように、抵抗体40と第1〜第3の摺動子19a〜19cの先端との摺接位置が、初期位置P0から移動した位置P11となり、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値が減少するとともに、第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が増大して、第1の抵抗部16が第1の作動部材30の回動を検出し、この抵抗値の変化に対応した電気信号(電圧信号)を第1〜第3の摺動子19a〜19cと抵抗体40とで形成された電気信号生成部が生成し、この電気信号は第1の摺動子19aもしくは第3の摺動子19cと第2の摺動子19bを介して端子23dもしくは端子23fと端子19d間から取り出される。尚、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値の減少分だけ第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が増加するので、第1,第3の摺動子19a,19c間の抵抗値は一定であり、可動部材17の移動量に比例したリニアな出力が端子19dと端子23d、もしくは端子23f間から出力される。
【0047】
また、レバー部材36の傾動操作力を解除すると、第1の実施形態と同様に、可動部材17は、第1,第2,第3の抵抗体40a,40b,40cの他端部側から一端部側に向かう方向(矢印B方向)へ、ガイド溝12に沿って第1〜第3の摺動子19a〜19cに抵抗体40を摺接させながら移動し、図9に示すように、抵抗体40と第1〜第3の摺動子19a〜19cの先端との摺接位置が、移動位置P1から初期位置P0となり、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値が増大するとともに、第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が減少して、第1の抵抗部16が第1の作動部材30の回動を検出し、この抵抗値の変化に対応した電気信号(電圧信号)を第1〜第3の摺動子19a〜19cと抵抗体40とで形成された前記電気信号生成部が生成し、この電気信号は第1の摺動子19aもしくは第3の摺動子19cと第2の摺動子19bを介して端子23dもしくは端子23fと端子19d間から取り出される。尚、第1,第2の摺動子19a,19b間の抵抗値の増加分だけ第2,第3の摺動子19b,19c間の抵抗値が減少するので、第1,第3の摺動子19a,19c間の抵抗値は一定であり、可動部材17の移動量に比例したリニアな出力が端子19dと端子23d、もしくは端子23f間から出力される。
【0048】
尚、この第3の実施形態は、第1の抵抗部16に適用した場合について示したが、同様に第2の抵抗部20に適用することも可能であり、また、第1,第2の抵抗部16,20の両方に適用することも可能である。
【0049】
次に、本発明の可変抵抗器の第4の実施形態を図10乃至図11に基づいて説明する。
【0050】
図10に示すように、軸受孔41aが形成されたプリント基板41には、摺動子42が固着され、この摺動子42は導電薄板からなる第1,第2,第3の摺動子42a,42b,42cで構成されており、これら第1,第2,第3の摺動子42a,42b,42cの後端部からは各々端子42d,42e,42fが導出されている。
【0051】
図11は、プリント基板41に対接する可動部材43を示すもので、この可動部材43は、円板状の絶縁基板43aと、この絶縁基板43aの中央部に立設された円筒軸43bとを備え、円筒軸43bを軸受孔41aに嵌入させてプリント基板41に回転自在に取り付けられ、時計回り方向と反時計回り方向とに往復移動自在となっている。絶縁基板43aの裏面には、抵抗体44が形成され、この抵抗体44は、第1,第2,第3の摺動子42a,42b,42cの先端部が各々摺接し可動部材43の往復移動方向(矢印F,G方向)に円弧状に延びる互いに電気的に独立した第1,第2,第3の抵抗体44a,44b,44cと、第1,第2の抵抗体44a,44bの一端部同士を接続した第1の抵抗パターン44dと、第3の抵抗体44cの一端部の反対側の他端部を第2の抵抗体44bの他端部に接続した第2の抵抗パターン44eとを一連に有し、これら第1,第2,第3の抵抗体44a,44b,44c及び第1,第2の抵抗パターン44d,44eは、何れも同一のカーボンペーストにて同幅に形成されている。そして、第1,第3の抵抗体44a,44cは、可動部材43の往復移動方向に対し直交する方向(半径方向)に並設されて、第2の抵抗体44bを挟んで対向し、第2の抵抗体44bに沿って平行に形成されている。
【0052】
このように構成された第4の実施形態にあっては、端子42d,42f間に所定の電圧を印加した状態で、操作者が可動部材43を第1,第2,第3の抵抗体44a,44b,44cの一端部側から他端部側に向かう方向(矢印F方向)へ回動すると、第1〜第3の抵抗体44a〜44cと第1〜第3の摺動子42a〜42cとの摺接位置が、初期位置P0から移動した位置P1となり、第1,第2の摺動子42a,42b間の抵抗値が減少するとともに、第2,第3の摺動子42b,42c間の抵抗値が増大して、この抵抗値の変化に対応した電気信号(電圧信号)を第1〜第3の摺動子42a〜42cと抵抗体44とで形成された電気信号生成部が生成し、この電気信号は第1の摺動子42aもしくは第3の摺動子42cと第2の摺動子42bを介して端子42dもしくは端子42fと端子42e間から取り出される。尚、第1,第2の摺動子42a,42b間の抵抗値の減少分だけ第2,第3の摺動子42b,42c間の抵抗値が増加するので、第1,第3の摺動子42a,42c間の抵抗値は一定であり、可動部材43の移動量に比例したリニアな出力が端子42eと端子42d、もしくは端子42f間から出力される。
【0053】
また、操作者が可動部材43を第1,第2,第3の抵抗体44a,44b,44cの他端部側から一端部側に向かう方向(矢印G方向)へ回動すると、第1〜第3の抵抗体44a〜44cと第1〜第3の摺動子42a〜42cとの摺接位置が、移動位置P1から元の初期位置P0となり、第1,第2の摺動子42a,42b間の抵抗値が増大するとともに、第2,第3の摺動子42b,42c間の抵抗値が減少して、この抵抗値の変化に対応した電気信号(電圧信号)を第1〜第3の摺動子42a〜42cと抵抗体44とで形成された前記電気信号生成部が生成し、この電気信号は第1の摺動子42aもしくは第3の摺動子42cと第2の摺動子42bを介して端子42dもしくは端子42fと端子42eから取り出される。尚、第1,第2の摺動子42a,42b間の抵抗値の増加分だけ第2,第3の摺動子42b,42c間の抵抗値が減少するので、第1,第3の摺動子42a,42c間の抵抗値は一定であり、可動部材43の移動量に比例したリニアな出力が端子42eと端子42d、もしくは端子42f間から出力される。
【0054】
しかして、第2の実施形態に示した抵抗体39は、第1,第3の抵抗体39a,39cを、可動部材17の往復移動方向に対し直交する方向に並設させて、第2の抵抗体39bに沿って平行に形成したので、可動部材17の往復移動方向の長さが、第3の実施形態の抵抗体40に比べ短いものとなっている。したがって、その分、可動部材17の往復移動方向における寸法を小さくでき、ひいては可変抵抗器の小型化を図ることができる。
【0055】
また、第1の実施形態に示した抵抗体18は、第1,第3の抵抗体18a,18cを、第2の抵抗体18bを挟んで対向して配設させたので、可動部材17の往復移動方向の長さが、第2の実施形態の抵抗体39に比べクリアランスt1分短いものとなっている。したがって、その分、可動部材17の往復移動方向における寸法を小さくでき、より一層可変抵抗器の小型化を図ることができる。尚、このことは、第4の実施形態に示した抵抗体44についても同様である。
【0056】
また、第1,第2,第3の実施形態にあっては、4つの起立壁3〜6の内方の4つの起立壁3〜6で囲まれた領域内において、第1の連動部材26の両取付部28,29の回動中心を結ぶ直線26aと交叉する方向に第1の作動部30を突出させ、第2の連動部材31の両取付部33,34の回動中心を結ぶ直線31aと交叉する方向に第2の作動部35を突出させて、第1,第2の抵抗部16,20を配設し、第1,第2の作動部30,35の回動を第1,第2の抵抗部16,20で検出するようにしたので、直線26aが延びる方向、及び直線31aが延びる方向に可変抵抗器の寸法を小さくでき、小型化を図ることができる。
【0057】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0058】
往復移動自在に設けられた可動部材に形成された抵抗体と、前記可動部材に対向して固定された固定部材に取り付けられ、前記抵抗体に摺接して前記抵抗体とで電気信号生成部を形成する摺動子とを備え、前記抵抗体は、前記可動部材の往復移動方向に延びる互いに電気的に独立した第1,第2,第3の抵抗体と、前記第1,第2の抵抗体の一端部同士を接続した第1の抵抗パターンと、前記第3の抵抗体の一端部の反対側の他端部を前記第2の抵抗体の他端部に接続した第2の抵抗パターンとを有し、前記摺動子は、前記第1,第2,第3の抵抗体に各々摺接する第1,第2,第3の摺動子で構成され、これら第1,第2,第3の摺動子は、前記可動部材の往復移動により前記第1,第2,第3の抵抗体上を摺動して、前記可動部材が前記第1,第2,第3の抵抗体の一端部側から他端部側に向かう方向へ移動するときに、前記第1,第2の摺動子間の抵抗値が増大し、前記第2,第3の摺動子間の抵抗値が減少するとともに、前記可動部材が前記第1,第2,第3の抵抗体の他端部側から一端部側に向かう方向へ移動するときに、前記第1,第2の摺動子間の抵抗値が減少し、前記第2,第3の摺動子間の抵抗値が増大するようにしたので、従来の如く電極を形成する必要がないため、可変抵抗器の製造工程を簡素化することができるとともに、前記抵抗体の長さが従来に比して長く取れることから定格電圧を大きく設定することが可能となる。また、前記第1,第2,第3の抵抗体及び前記第1,第2の抵抗パターンは、スクリーン印刷法を用いて同一工程にて同時に形成できるため可変抵抗器の生産性が向上する。
【0059】
また、前記第1,第3の抵抗体は、前記可動部材の往復移動方向に対し直交する方向に並設されて、前記第2の抵抗体に沿って平行に形成されているので、前記可動部材の往復移動方向における前記抵抗体の寸法を小さくでき、ひいては可変抵抗器の小型化を図ることができる。
【0060】
さらに、前記第1,第3の抵抗体は、前記第2の抵抗体の挟んで対向して配設されているので、前記可動部材の往復移動方向における前記抵抗体の寸法を小さくでき、より一層可変抵抗器の小型化を図ることができる。
【0061】
また、前記第1,第2,第3の抵抗体および第1,第2の抵抗パターンを一体に形成すれば、これらを同一工程にて一回で形成できるので、可変抵抗器の生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る可変抵抗器の分解斜視図。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図。
【図3】図1の3−3線に沿う断面図。
【図4】本発明の第1の実施形態の可変抵抗器の動作を示す説明図。
【図5】本発明の第1の実施形態の可変抵抗器に係るケースの平面図。
【図6】本発明の第1の実施形態の可変抵抗器に係る第1の抵抗部の裏面図。
【図7】本発明の第1の実施形態の可変抵抗器に係る第2の抵抗部の裏面図。
【図8】本発明の第2の実施形態の可変抵抗器に係る第1の抵抗部の裏面図。
【図9】本発明の第3の実施形態の可変抵抗器に係る第1の抵抗部の裏面図。
【図10】本発明の第4の実施形態の可変抵抗器に係るプリント基板の平面図。
【図11】本発明の第4の実施形態の可変抵抗器に係る可動部材の裏面図。
【図12】従来の可変抵抗器の断面図。
【図13】従来の可変抵抗器に係るフレキシブル絶縁シートの展開図。
【図14】図13の14−14線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 ケース
2 底壁部
3 起立壁
3a テーパ面
3b 係止孔
4 起立壁
4a テーパ面
4b 係止孔
5 起立壁
5a テーパ面
5b 係止孔
6 起立壁
6a テーパ面
6b 係止孔
7a 透孔
7b 透孔
8 環状の突起
9 端子
9a 固定接点
10 端子
10a 接点部
10b 接点部
11 クリックばね
11a フランジ部
12 ガイド溝
12a 透孔
12b 区画部
13 ガイド溝
13a 透孔
13b 区画部
14 導出孔
15a フック部
15b フック部
16 第1の抵抗部
17 可動部材
17a 係合孔
18 抵抗体
18a 第1の抵抗体
18b 第2の抵抗体
18c 第3の抵抗体
18d 第1の抵抗パターン
18e 第2の抵抗パターン
19 摺動子
19a 第1の摺動子
19b 第2の摺動子
19c 第3の摺動子
19d 端子
19e 連結片
19f 連結片
20 第2の抵抗部
21 可動部材
21a 係合孔
22 抵抗体
22a 第1の抵抗体
22b 第2の抵抗体
22c 第3の抵抗体
22d 第1の抵抗パターン
22e 第2の抵抗パターン
23 摺動子
23a 第1の摺動子
23b 第2の摺動子
23c 第3の摺動子
23d 端子
23e 端子
23f 端子
24 復帰ばね
25 ばね受け
25a 環状壁部
26 第1の連動部材
27 基部
27a 孔部
28 取付部
28a テーパ面
29 取付部
29a テーパ面
30 第1の作動部
30a 円形部
31 第2の連動部材
32 基部
32a 孔部
32b 嵌入孔
33 取付部
33a テーパ面
34 取付部
34a テーパ面
35 第2の作動部材
35a 円形部
36 レバー部材
36a 軸線
37 シャフト部
37a 突起
38 押圧部
39 抵抗体
39a 第1の抵抗体
39b 第2の抵抗体
39c 第3の抵抗体
39d 第1の抵抗パターン
39e 第2の抵抗パターン
40 抵抗体
40a 第1の抵抗体
40b 第2の抵抗体
40c 第3の抵抗体
40d 第1の抵抗パターン
40e 第2の抵抗パターン
41 プリント基板
41a 軸受孔
42 摺動子
42a 第1の摺動子
42b 第2の摺動子
42c 第3の摺動子
42d 端子
42e 端子
42f 端子
43 可動部材
43a 絶縁基板
43b 円筒軸
44 抵抗体
44a 第1の抵抗体
44b 第2の抵抗体
44c 第3の抵抗体
44d 第1の抵抗パターン
44e 第2の抵抗パターン

Claims (4)

  1. 往復移動自在に設けられた可動部材に形成された抵抗体と、前記可動部材に対向して固定された固定部材に取り付けられ、前記抵抗体に摺接して前記抵抗体とで電気信号生成部を形成する摺動子とを備え、前記抵抗体は、前記可動部材の往復移動方向に延びる互いに電気的に独立した第1,第2,第3の抵抗体と、前記第1,第2の抵抗体の一端部同士を接続した第1の抵抗パターンと、前記第3の抵抗体の一端部の反対側の他端部を前記第2の抵抗体の他端部に接続した第2の抵抗パターンとを有し、前記摺動子は、前記第1,第2,第3の抵抗体に各々摺接する第1,第2,第3の摺動子で構成され、これら第1,第2,第3の摺動子は、前記可動部材の往復移動により前記第1,第2,第3の抵抗体上を摺動して、前記可動部材が前記第1,第2,第3の抵抗体の一端部側から他端部側に向かう方向へ移動するときに、前記第1,第2の摺動子間の抵抗値が増大し、前記第2,第3の摺動子間の抵抗値が減少するとともに、前記可動部材が前記第1,第2,第3の抵抗体の他端部側から一端部側に向かう方向へ移動するときに、前記第1,第2の摺動子間の抵抗値が減少し、前記第2,第3の摺動子間の抵抗値が増大することを特徴とする可変抵抗器。
  2. 前記第1,第3の抵抗体は、前記可動部材の往復移動方向に対し直交する方向に並設されて、前記第2の抵抗体に沿って平行に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の可変抵抗器。
  3. 前記第1,第3の抵抗体は、前記第2の抵抗体の挟んで対向して配設されていることを特徴とする請求項2に記載の可変抵抗器。
  4. 前記第1,第2,第3の抵抗体および第1,第2の抵抗パターンを一体に形成したことを特徴とする請求項1に記載の可変抵抗器。
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