JP3597413B2 - 湯水混合弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は弁ケース内部に配設された弁体の移動によって混合水の温度調節を行う湯水混合弁に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、筒状の弁ケースと、その弁ケース内に配設された弁体と、その弁体を当接させる水側弁座面及び湯側弁座面とを有し、弁体によって水及び湯の流入通路の開度を制御するようになした湯水混合弁が公知である。
【0003】
この種湯水混合弁において、特に感温体として形状記憶合金から成る感温ばねを用い、その感温ばねによって弁体の湯側弁部を湯側弁座面に向けて付勢する一方、反対側からバイアスばねによって水側弁部を水側弁座面に向けて付勢し、それら感温ばねとバイアスばねとの付勢力がバランスする位置に弁体を位置させる一方、湯側弁体を湯側弁座面に強制的に当接させるための操作力を弁体に直接伝えるための弁軸を弁体に連設することが考えられている。
【0004】
この場合弁体と弁軸とを一体に構成しておけば、それらの組み付けが不要であって好都合である。
しかしながら弁体その他の組付けの関係上、弁体と弁軸とを別々に構成してそれらを組み付けなければならない場合がある。
この場合弁体と弁軸とをねじ結合するようになしておくと組付けが簡単で好都合であるが、このようなねじ結合方式の場合ねじが緩んでしまう恐れがあり、またその緩みを防止しようとして組付けの際にねじをきつく締め過ぎると、特に弁体や弁軸が樹脂製の場合ねじ部が損傷し易いといった問題が生ずる。
【0005】
以上弁軸が湯側弁部を湯側弁座面に強制的に当接させるための操作力を弁体に伝える引き棒である場合を例として説明したが、同様の問題は組付けの関係その他の理由によって弁体と弁軸とを別々に構成してそれらを互いにねじ結合する場合において共通して生じ得る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決するためになされたものである。
而して請求項1の湯水混合弁は、筒状の弁ケースと、該弁ケース内に配設された弁体と、該弁体に連設された弁軸と、該弁体を当接させる水側弁座面及び湯側弁座面とを有し、該弁体によって水及び湯の流入通路の開度を制御する湯水混合弁において、前記弁体及び弁軸を別体に構成して何れか一方に雄ねじ部を、他方に雌ねじ部を設けてそれらをねじ結合するとともに、それら弁体及び弁軸の一方と他方とに、ねじ結合状態の下で該弁軸における軸方向に掛合して該弁軸の弁体からの螺退方向の移動を阻止する径方向内向きの掛合突起と外向きの掛合突起とを設け、且つそれら一対の掛合突起の少なくとも何れかを前記径方向に弾性を有するものとなして、前記弁軸の螺進時に一方が他方を乗り越えた上で前記軸方向に互いに掛合するものとなしてあることを特徴とする。
【0007】
請求項2の湯水混合弁は、請求項1に記載の湯水混合弁において、前記弁体に雌ねじ部を、前記弁軸に雄ねじ部をそれぞれ設けるとともに、該弁体に軸方向に延びる弾性片を設けて該弾性片に前記内向きの掛合突起を、前記弁軸に外向きの掛合突起をそれぞれ設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項3の湯水混合弁は、請求項2に記載の湯水混合弁において、前記弁軸に外向きのフランジ部を設けて、該フランジ部を該弁軸の前記外向きの掛合突起となしてあることを特徴とする。
【0009】
請求項4の湯水混合弁は、請求項1〜3の何れかに記載の湯水混合弁において、前記内向きの掛合突起又は外向きの掛合突起の何れか一方又は両方とに、前記弁軸の螺進時に各掛合突起を互いに軸方向に乗り越えさせるためのカム面が設けてあることを特徴とする
【0010】
求項の湯水混合弁は、請求項1〜の何れかに記載の湯水混合弁において、前記弁体は水側弁部と湯側弁部とが軸方向に離隔して設けてあるとともに、それら水側弁部と湯側弁部との間の位置において前記弁ケースに前記水側弁座面と湯側弁座面とを形成し、前記弁軸をそれら水側弁部と湯側弁部との軸方向中間部で前記弁体にねじ結合してあることを特徴とする。
【0011】
請求項の湯水混合弁は、請求項に記載の湯水混合弁において、前記水側弁部と湯側弁部とを別体に構成した上、互いを組み付けてあることを特徴とする。
【0012】
請求項の湯水混合弁は、請求項5,6の何れかに記載の湯水混合弁において、前記弁ケースは前記水側弁部と湯側弁部との間の部分が内方に突出させてあり、該突出部に前記水側弁座面及び湯側弁座面を形成してあることを特徴とする。
【0013】
請求項の湯水混合弁は、請求項1〜7の何れかに記載の湯水混合弁において、該湯水混合弁がサーモスタット式湯水混合弁であって、前記弁体を互いに逆向きに付勢する感温ばねとバイアスばねとが設けてあり、該感温ばねが湯水の混合室内に、該バイアスばねが該弁体に対して該混合室とは軸方向反対側のばね収容室内にそれぞれ収容してあり、且つそれら混合室及びばね収容室が該弁体を通過する連通穴にて互いに連通させてあることを特徴とする。
【0014】
請求項の湯水混合弁は、請求項1〜の何れかに記載の湯水混合弁において、前記弁軸が前記弁体を前記湯側弁座面に強制的に当接させる力を該弁体に伝達するための引き棒であることを特徴とする。
【0015】
【作用及び発明の効果】
以上のように請求項1の湯水混合弁は、弁体及び弁軸の一方と他方とに、ねじ結合状態の下で弁軸における軸方向に掛合して弁軸の弁体からの螺退方向の移動を阻止する径方向内向きの掛合突起と外向きの掛合突起とを設けたもので、この湯水混合弁においては、それら径方向内向きの掛合突起と外向きの掛合突起との掛合作用によって、弁体と弁軸とのねじが緩むのを防止することができる。
またねじ結合が緩むのを防止できるため、弁軸を弁体にねじ込む際にきつく締める必要がなくなり、従って締過ぎによるねじ部の損傷も防止することができる。
ここで上記内向きの掛合突起と外向きの掛合突起とは、それぞれ弁体又は弁軸に一体成形しておくことができる。
【0016】
本発明では内向きの掛合突起と外向きの掛合突起との少なくとも何れかを径方向に弾性を有するものとなしている。
このようにしておけば、弁軸を弁体にねじ込むときにその弾性を利用して内向きの掛合突起と外向きの掛合突起とを互いを乗り越えて軸方向に通過させることができ、これによって雄ねじ部と雌ねじ部とを十分にねじ結合させることができるとともに、ねじ結合後において互いを掛合状態となし得て、ねじの緩みをそれらの掛合作用により効果的に防止することができる。
【0017】
請求項2の湯水混合弁は、弁体に雌ねじ部を、弁軸に雄ねじ部を設け、そしてその弁体に軸方向に延びる弾性片を設けてその弾性片に上記内向きの掛合突起を設けたもので、このようにしておけば、弁軸を弁体にねじ込む際に弁体側の内向きの掛合突起を弾性片の弾性を利用して容易に且つ大きく弾性変形させることができ、従って弁軸の螺進時に弁体側の内向きの掛合突起を弁軸側の外向きの掛合突起が容易に乗り越えて通過することができる。
従って弁軸を弁体に小さい操作力で簡単にねじ込むことができる。
【0018】
一方でねじ込み後においては、原形状に復元した内向きの掛合突起と外向きの掛合突起とを広い掛合面積に亘って掛合させることができ、抜き力を大きくすることができる。
ここで上記弁軸の外向きの掛合突起は、弁軸に設けた外向きのフランジ部となすことができる(請求項3)。
【0019】
請求項4の湯水混合弁は、上記内向きの掛合突起,外向きの掛合突起の一方又は両方に、弁軸を弁体にねじ込む際に各掛合突起を互いに軸方向に乗り越えさせるためのカム面を設けたもので、このようにしておけば弁軸を弁体にねじ込む際に各掛合突起を互いに軸方向に容易に乗り越えさせることができ、従って弁軸を簡単に弁体にねじ込むことができる
【0020】
求項の湯水混合弁は、弁体における水側弁部と湯側弁部とを軸方向に離隔して設け、それらの間の位置において弁ケースに水側弁座面と湯側弁座面とを形成し、上記弁軸をそれら水側弁部と湯側弁部との軸方向中間部で弁体にねじ結合したものである。
【0021】
弁軸を弁体にねじ結合するに際して弁体の軸方向端部にこれをねじ結合することも可能であるが、この場合弁体と弁軸とを合せた軸方向長が長くなってしまう。
しかるに請求項に従って弁軸を弁体の水側弁部と湯側弁部との中間部でねじ結合するようにすれば、弁体及び弁軸全体の軸方向長を短くでき、ひいては湯水混合弁をコンパクトに構成することができる。
【0022】
請求項のものは、水側弁部と湯側弁部とを別体に構成した上、それらを互いに組み付けるようになしたもので、このようにしておけば、水側弁部及び湯側弁部を一体に構成したときにその組付けが困難となるような場合においても、かかる弁体を弁ケース内に容易に組み付けることが可能となる。
【0023】
特に、弁ケースの水側弁部と湯側弁部との間の部分が内方に突出していて、それらを軸方向両側に水側弁部と湯側弁部とを配置するような場合、それら水側弁部と湯側弁部とを一体に構成しておくとその組付けが非常に困難か、実質的に組付け不能となってしまう。
これに対して水側弁部と湯側弁部とを別体状態で構成して互いを組み付けるようにしておけば、そのような場合であっても支障なく簡単に弁体を弁ケース内に組み入れることができる(請求項)。
【0024】
本発明は、感温ばねとバイアスばねとを用いて弁体を互いに逆向きに付勢する形式のサーモスタット式湯水混合弁に好適に適用可能なものである(請求項)。
また上記弁軸が弁体を湯側弁座面に強制的に当接させる力を弁体に伝達するための引き棒である場合に好適に適用可能である(請求項)。
【0025】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10はサーモスタット式の湯水混合弁で、軸ケース12と弁ケース14とを有しており、それらが軸方向端部でねじ結合されている。
16は回転操作軸でセレーション部18を有しており、そのセレーション部18において回転ハンドルに一体回転状態に連結されるようになっている。
【0026】
回転操作軸16は、軸ケース12の内部において大径の円筒部20を有している。
この円筒部20の内周面には雌ねじ部22が形成されており、この雌ねじ部22が、円筒形状をなす駆動部材24の外周面の雄ねじ部26に螺合されている。
駆動部材24は後述の弁体32を駆動するための部材で、回転操作軸16の回転に伴って上記雌ねじ部22と雄ねじ部26とのねじ送りで軸方向、即ち図中左右方向に進退移動させられる。
【0027】
上記弁ケース14には、周方向に円弧状をなし且つ弁ケース14を内外に貫通する水流入口28及び湯流入口30が軸方向に所定距離隔てて形成されている。
これら水流入口28,湯流入口30から弁ケース14内部に流入した水と湯とは混合室31で混合された上、図中左向きに流出する。
【0028】
一方、弁ケース14の内部には弁体32が軸方向に摺動可能に嵌合されており、その弁体32の軸方向移動によってそれら水流入口28,湯流入口30の開度が制御されるようになっている。
弁体32は、円筒形状の水側弁部34と円筒形状の湯側弁部36とを有しており、それらが軸方向に離隔して設けられている。
一方弁ケース14は、水側弁部34と湯側弁部36との間の部分が内方に突出しており、その突出部92に水側弁座面40と湯側弁座面42とが形成されている。
【0029】
水側弁部34及び湯側弁部36は、外周面に環状溝を有しており、それら環状溝にリング状のシール部材44が装着され、それらシール部材44が弁ケース14の内周面に水密に且つ摺動可能に嵌合している。
これら水側弁部34と湯側弁部36とは、中心軸部38において軸方向に互いに連絡されている。
【0030】
ここで中心軸部38は、図2にも示しているように断面十字形状をなしている。
即ち中心軸部38は、中心から放射方向に突き出した板状部39を有していて、それら板状部39と39との間に水,湯の通路を形成している。
この中心軸部38は、各板状部39の軸方向端部且つ外周部において湯側弁部36に一体結合されている。即ちこの例において中心軸部38と湯側弁部36とは一体成形されている。
尚、本例において弁体32はその全体が樹脂製とされている。
【0031】
弁体32は、図1中左向きの移動によって水側弁部34が水側弁座面40に当接して水流入口28を遮断する一方、湯側弁部36が湯側弁座面42から大きく離隔して湯流入口30の開度を大きくする。
また一方同図中右向きの移動によって湯側弁部36が湯側弁座面42に当接して湯流入口30を遮断する一方、水側弁部34が水側弁座面40から大きく離隔して水流入口28の開度を大きくする。
またそれらの中間位置において水流入口28及び湯流入口30を開き、且つその開度を変化させて水,湯の流入量を変化させる。
【0032】
弁ケース14の軸方向端部、詳しくは図1中左端部にはリング状の第一ばね受46が、第一ばね受46に形成された掛止爪47と弁ケース14に形成された掛止穴48との掛止によって取り付けられており、その第一ばね受46に形状記憶合金から成る感温ばね50の一端部が当接している。
【0033】
感温ばね50の他端部は弁体32に当接しており、弁体32がその感温ばね50によって図1中右向きに付勢されている。
ここで感温ばね50は、混合室31内の混合水温度の高低に応じてばね力を変化させる。即ち温度が高くなると付勢力を増大させ、また温度が低くなると付勢力を低下させる。
【0034】
上記弁体32には、主として引き棒としての働きをなす弁軸52がねじ結合により組み付けられている。
詳しくは、弁体32には水側弁部34と湯側弁部36との中間部において雌ねじ孔(雌ねじ部)54が中心軸部38に形成されており、そこに弁軸52の図中左端部の雄ねじ部56がねじ結合されている。これにより弁体32と弁軸52とが軸方向に一体に移動するようになっている。
ここで弁軸52は回転操作軸16の逆方向回転により図中右向きに引き込まれ、湯側弁部36を湯側弁座面42に強制的に当接させる働きをなす。
【0035】
上記駆動部材24には、リング状の第二ばね受58が組み付けられている。
第二ばね受58は、周方向に180°隔たった2箇所において底部から軸方向に延び出す弾性アーム59を有しており、その先端の掛止爪60が、駆動部材24の被掛止部62に掛止されている。
ここで第二ばね受58は、掛止爪60を駆動部材24の凹部64に位置させた状態で、駆動部材24に対し軸方向に相対移動可能とされている。
【0036】
この第二ばね受58の底部には、第一バイアスばね66の一端部が当接している。
第一バイアスばね66の他端部は、ストッパリング68を介して駆動部材24の端部且つ内向きのフランジ部70に当接している。
【0037】
72は第二バイアスばねで、その一端部が上記水側弁部34の内向きのフランジ部76に、他端部が弁軸52に摺動可能に嵌装された第三ばね受74にそれぞれ当接している。
尚、水側弁部34は湯側弁部36とは別体に構成された上、湯側弁部36と一体の断面十字形状の中心軸部38に嵌合され、内向きのフランジ部76がその中心軸部38の先端に当接している。
【0038】
本例では、ばね室(ばね収容室)78内に収容された第一バイアスばね66及び第二バイアスばね72によって弁体32が図中左向きに付勢され、また一方、混合室31内の感温ばね50によって図中右向きに付勢されている。
【0039】
弁軸52には、図中右端部に大径のフランジ状の頭部80が設けられており、その頭部80に工具係合用の係合溝81が設けられている。
弁軸52は、この係合溝81に工具を係合させてこれを回転操作できるようになっている。
【0040】
弁軸52にはまた、軸方向中間部に中間フランジ部82が設けられており、この中間フランジ部82に、上記第三ばね受74が図中右向きに当接するようになっている。
尚第二ばね受58は、内径がこの中間フランジ部82よりも大きくされており、中間フランジ部82を軸方向に通過可能となっている。
また上記駆動部材24は、内径が弁軸52の上記頭部80よりも大きくされている。
【0041】
上記弁体32における中心軸部38の軸端部には切欠きが形成されていてそれら切欠きの間に、軸方向に延びる弾性片84(図2,図4参照)が形成されている。またこの切欠きによって、上記混合室31とばね室78とを連通させる連通穴が形成されている。
これら弾性片84の内面には、図2に示しているように内向きの掛合突起86が設けられている。
この内向きの係合突起86のそれぞれには、傾斜形状のカム面88が形成されている。
【0042】
一方上記弁軸52にはその軸端部近傍、詳しくは雄ねじ部56の隣接部位に、フランジ部が形成されていて、このフランジ部により外向きの掛合突起90が構成されている。
これら弁体32側の内向きの掛合突起86と弁軸52側の外向きの掛合突起90とは、弁軸52及び弁体32のねじ結合状態の下で軸方向に掛合した状態にあり、その掛合作用によって弁軸52が弁体32から抜止めされている。
【0043】
本例の湯水混合弁10では、回転操作軸16を回転(正方向回転)操作すると駆動部材24が図中左向きに前進移動する。
これによって弁体32を図中左向きに付勢する第一バイアスばね66及び第二バイアスばね72の付勢力が強まって、弁体32が図中左方向にシフトさせられる。
【0044】
弁体32が左向きにシフトした状態において、第一バイアスばね66及び第二バイアスばね72の左向きの付勢力と、感温ばね50による右向きの付勢力とは釣り合った状態にあり、その状態で水流入口28及び湯流入口30から流入する水と湯の混合水温度が変動すると、これに伴って感温ばね50が付勢力を増減させて弁体32を左右方向に微動させる。これにより混合水温度が設定温度に維持される。
【0045】
また一方回転操作軸16を逆方向に回転操作すると、駆動部材24が図中右向きに移動して、第一バイアスばね66及び第二バイアスばね72の付勢力が低下し、これにより弁体32が図中右向きにシフトさせられる。そしてそのシフト位置において感温ばね50の温度感知に基づく付勢力の増減によって混合水温度が調節される。
【0046】
本例の湯水混合弁10では、弁体32を図中左向きに押動する際には回転操作軸16の操作力を駆動部材24,第一バイアスばね66,第二バイアスばね72を介して弁体32に作用させる。
一方、弁体32に対する図中右向きの押動力は感温ばね50によって加えられる。
而してその感温ばね50による押動力は混合水温度が低いときには弱くなり、湯側弁部36を湯側弁座面42に当接させて湯の流入を完全に遮断する上で不十分となる場合がある。
【0047】
このとき回転操作軸16を逆方向に回転させると、その操作力が駆動部材24,第二ばね受58,第一バイアスばね66,ストッパリング68を介して弁軸52の頭部80に作用する。即ち弁軸52に図中右向きの引込力が加えられ、これにより湯側弁部36が強制的に湯側弁座面42に当接させられて、湯流入口30が完全に遮断される。
【0048】
本例の湯水混合弁10の場合、弁ケース14における水側弁部34と湯側弁部36との間の部分が内方に突出し、それら水側弁部34と湯側弁部36との間に水側弁座面40及び湯側弁座面42が形成されている関係上、弁体32を予め一体に成形しておくと弁体32の組付けができなくなる。
また同様に弁軸52を弁体32に一体成形しておくと、第三ばね受74その他部材の組付けができなくなる。
【0049】
そこで本例では、弁体32における水側弁部34と湯側弁部36とが別体且つ分離構成とされた上、互いに組み付けられ、また同様に弁軸52が弁体32と別体に構成されて互いに組み付けられるようになっている。
【0050】
図3ないし図6は本例の湯水混合弁10における組付手順を表している。以下これらの図に従って本例の湯水混合弁10の組付手順を説明する。
先ず図3に示しているように弁軸52とストッパリング68,第一バイアスばね66,第二ばね受58,第三ばね受74及び駆動部材24を組み付ける。そしてその状態で図4に示しているように更に第二バイアスばね72及び水側弁部34を組み付ける。
【0051】
また一方、これとは別に中心軸部38と一体の湯側弁部36,感温ばね50及び第一ばね受46を組み合せ、それらを弁ケース14に対し互いに逆方向から挿入する。
そして弁軸52の雄ねじ部56を弁体32の雌ねじ孔54、つまり湯側弁部36と一体の中心軸部38に形成してある雌ねじ孔54にねじ込み、各部材を結合するとともにそれらを弁ケース14内部に組み付ける。
【0052】
このとき、即ち雄ねじ部56を雌ねじ孔54にねじ込む際、弁軸52をその軸端の頭部80において回転操作することとなる。
その回転操作によって弁軸52の雄ねじ部56が、中心軸部38の雌ねじ孔54内部にねじ込まれて行くが、あるところで弁軸52の外向きの掛合突起90が弁体32の内向きの掛合突起86に当接する。
【0053】
そして更に弁軸52をねじ込んで行くと、内向きの掛合突起86、つまり弾性片84を外向きに弾性変形させながら弁軸52の外向きの掛合突起90が内向きの掛合突起86を乗り越え、ここにおいて雄ねじ部56が雌ねじ孔54に完全にねじ結合されるとともに、外向きの掛合突起90が内向きの掛合突起86を乗り越えた段階でそれら掛合突起90,86同士が軸方向に掛合した状態となり、ここにおいて弁軸52の弁体32からの抜けが防止される。
【0054】
尚、一方の掛合突起90が他方の掛合突起86を乗り越える際、掛合突起86にはカム面88が形成されており且つ掛合突起86は弾性片84に形成されているため、掛合突起90が容易に掛合突起86を軸方向に乗り越えることができる。
【0055】
上記のようにして弁軸52,弁体32,弁ケース14等を組み付けた後又はこれに先立って、図5に示しているように回転操作軸16を軸ケース12に組み付けておき、その後図6に示しているように軸ケース12を弁ケース14にねじ結合することで、図1に示す湯水混合弁10全体を組付状態とすることができる。
【0056】
本例の湯水混合弁10の場合、径方向内向きの掛合突起86と外向きの掛合突起90との掛合作用で、弁体32と弁軸52とのねじが緩むのを防止でき、従って弁軸52を弁体32にねじ込む際きつく締める必要がなく、締過ぎによるねじ部の損傷も防止できる。
【0057】
本例の湯水混合弁10ではまた、弁体32側の内向きの掛合突起86を弾性片84の弾性を利用して容易に且つ大きく弾性変形させることができ、従って弁軸52の雄ねじ部56を弁体32の雌ねじ孔54にねじ込む際に、弁体32側の内向きの掛合突起86を弁軸52側の外向きの掛合突起90が容易に乗り越えて通過することができる。
従って弁軸52を弁体32に小さい操作力で簡単にねじ込むことができる。
【0058】
一方でねじ込み後においては、原形状に復元した内向きの掛合突起86と外向きの掛合突起90とを広い掛合面積に亘って掛合させることができ、抜き力を大きくすることができる。
【0059】
また、弁体32には切欠きを設けてその切欠きの間に弾性片84を形成し、そしてその切欠きによって弁体32を通る連通穴を形成するようにしており、必要な連通穴を形成するのと併せて必要な弾性片84を形成することができる。
尚この連通穴は、混合室31とばね室78との圧力を連絡して、弁体32の作動を確保するために必要なものである。
【0060】
本例の湯水混合弁10では、弁体32における水側弁部34と湯側弁部36とを軸方向に分けて設け、それらの間の位置において弁ケース14に水側弁座面40と湯側弁座面42とを形成し、そして弁軸52をそれら水側弁部34と湯側弁部36との軸方向中間部で弁体32にねじ結合している。
【0061】
弁軸52を弁体32にねじ結合するに際して弁体32の軸方向端部にねじ結合することも可能であるが、この場合弁体32と弁軸52とを合せた軸方向長が長くなってしまう。
これに対し本例によれば、弁体32及び弁軸52全体の軸方向長を短くでき、湯水混合弁10をコンパクト化することができる。
【0062】
図7及び図8は本発明の他の実施例を示している。
先ず図7(A)の例は、弁体32における湯側弁部36と水側弁部34とを別体に構成して互いに組み付けるようになすとともに、その湯側弁部36に筒状の中心軸部94を一体に形成し、そしてその中心軸部94の端部に周方向所定間隔で切欠きを設けて弾性片84を形成し、それら弾性片84の内面に内向きの掛合突起86を形成した例である。
尚、内向きの掛合突起86にはカム面88が形成されており、また上記切欠きは混合室31とばね室78とを連通させる連通穴を形成している点で上記実施例と同様である。
【0063】
一方、図7(B)は同じく弁体32における湯側弁部36と水側弁部34とを別体構成としてそれらを互いに組み付けるようになすとともに、中心軸部96を筒状に且つ水側弁部34に一体に形成した例である。
【0064】
この例においても、中心軸部96且つ水側弁部34の側に切欠きが設けてあって、それら切欠きにより混合室31とばね室78とを連通させる連通穴が形成されるとともに、切欠きと切欠きの間に弾性片84が形成してあり、その弾性片84の内面に内向きの掛合突起86が形成されている。
尚筒状の中心軸部96には、流入した水及び湯を混合室31側に通すための連通穴98が設けられている。
【0065】
他方図8の例は、水側弁部34と湯側弁部36とを別体に構成してそれらを互いに組み付けるとともに、中心軸部100を断面十字形状且つ水側弁部34に一体に形成した例である。
この例においても中心軸部100の水側弁部34の側に切欠きが設けられていて、それら切欠きにより混合室31とばね室78とを連通させる連通穴が形成されるとともに、切欠きと切欠きの間に弾性片84が形成され、それら弾性片84の内面に内向きの掛合突起86が形成してある。
【0066】
以上は水側弁部34と湯側弁部36とを別体に構成した上、互いを組み付けるようにした場合の例であるが、本発明においては図9(A)に示しているように弁体32を水側弁部34及び湯側弁部36が一体の構成となし、その弁体32に対し弁軸52をねじ結合するようになすことも可能である。
尚同図において、28は水流入口、30は湯流入口、40は水側弁座面、42は湯側弁座面である。
【0067】
図9(B)の例は、水側弁部34と湯側弁部36とを別体構成とした上互いを組み付けるようになすとともに、その水側弁部34に直接弁軸52をねじ結合するようにした場合の例である。
本発明においては、このような形態で弁軸52を弁体32にねじ結合することも可能である。
【0068】
尚図9(B)の例において102は中心軸部で、この例では中心軸部102は筒状に且つ湯側弁部36に一体に形成されている。
但し図9(B)の例において、中心軸部102はこれを湯側弁部36と分離し、水側弁部34に一体に形成することも可能であるし、またその断面形状は筒状に限らず断面十字状その他種々形状に形成することが可能である。
【0069】
以上本発明の実施例を詳述したがこれらはあくまで一例示である。
例えば上記実施例では雄ねじ部が弁軸に、雌ねじ部が弁体にそれぞれ設けられているが、場合によって雄ねじ部を弁体側に、また雌ねじ部を弁軸側に設けてそれらをねじ結合するようになすといったことも可能であるし、また外向きの掛合突起を弁体側に、また内向きの掛合突起を弁軸側に設けてそれらを互いに軸方向に掛合させるといったことも可能である。
【0070】
また上例はサーモスタット式の湯水混合弁に本発明を適用した場合の例であるが、本発明は弁体の移動によって単に湯と水の流入通路を調整するだけの通常の、即ち自動温度調節機能を有しない混合弁に適用することも可能であるし、またサーモスタット式の湯水混合弁に適用する場合において、感温体として上記のような感温ばね以外の他の種々形態の感温体を用いることも可能であるし、更に上記のような引き棒以外の弁軸を有する湯水混合弁に本発明を適用することも可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である湯水混合弁を組付完了状態で示す図である。
【図2】同じ実施例の湯水混合弁の要部を各部に分解して示す一部切欠斜視図である。
【図3】同じ実施例の湯水混合弁の組付手順の第一のステップを説明する説明図である。
【図4】同じ実施例の湯水混合弁の組付手順の図3に続くステップの説明図である。
【図5】同じ実施例の湯水混合弁の組付手順の図3及び図4とは別のステップの説明図である。
【図6】同じ実施例の湯水混合弁の組付手順の図3,図4,図5に続くステップの説明図である。
【図7】本発明の他の実施例の湯水混合弁の要部を示す図である。
【図8】本発明の更に他の実施例の湯水混合弁の要部を示す図である。
【図9】本発明の更に他の実施例の湯水混合弁の要部を示す図である。
【符号の説明】
10 湯水混合弁
14 弁ケース
31 混合室
32 弁体
34 水側弁部
36 湯側弁部
40 水側弁座面
42 湯側弁座面
50 感温ばね
52 弁軸
54 雌ねじ孔(雌ねじ部)
56 雄ねじ部
66 第一バイアスばね
72 第二バイアスばね
78 ばね室(ばね収容室)
84 弾性片
86,90 掛合突起
88 カム面
92 突出部

Claims (9)

  1. 筒状の弁ケースと、該弁ケース内に配設された弁体と、該弁体に連設された弁軸と、該弁体を当接させる水側弁座面及び湯側弁座面とを有し、該弁体によって水及び湯の流入通路の開度を制御する湯水混合弁において、
    前記弁体及び弁軸を別体に構成して何れか一方に雄ねじ部を、他方に雌ねじ部を設けてそれらをねじ結合するとともに、それら弁体及び弁軸の一方と他方とに、ねじ結合状態の下で該弁軸における軸方向に掛合して該弁軸の弁体からの螺退方向の移動を阻止する径方向内向きの掛合突起と外向きの掛合突起とを設け、且つそれら一対の掛合突起の少なくとも何れかを前記径方向に弾性を有するものとなして、前記弁軸の螺進時に一方が他方を乗り越えた上で前記軸方向に互いに掛合するものとなしてあることを特徴とする湯水混合弁。
  2. 請求項1に記載の湯水混合弁において、前記弁体に雌ねじ部を、前記弁軸に雄ねじ部をそれぞれ設けるとともに、該弁体に軸方向に延びる弾性片を設けて該弾性片に前記内向きの掛合突起を、前記弁軸に外向きの掛合突起をそれぞれ設けたことを特徴とする湯水混合弁。
  3. 請求項2に記載の湯水混合弁において、前記弁軸に外向きのフランジ部を設けて、該フランジ部を該弁軸の前記外向きの掛合突起となしてあることを特徴とする湯水混合弁。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の湯水混合弁において、前記内向きの掛合突起又は外向きの掛合突起の何れか一方又は両方とに、前記弁軸の螺進時に各掛合突起を互いに軸方向に乗り越えさせるためのカム面が設けてあることを特徴とする湯水混合弁
  5. 求項1〜の何れかに記載の湯水混合弁において、前記弁体は水側弁部と湯側弁部とが軸方向に離隔して設けてあるとともに、それら水側弁部と湯側弁部との間の位置において前記弁ケースに前記水側弁座面と湯側弁座面とを形成し、前記弁軸をそれら水側弁部と湯側弁部との軸方向中間部で前記弁体にねじ結合してあることを特徴とする湯水混合弁。
  6. 請求項に記載の湯水混合弁において、前記水側弁部と湯側弁部とを別体に構成した上、互いを組み付けてあることを特徴とする湯水混合弁。
  7. 請求項5,6の何れかに記載の湯水混合弁において、前記弁ケースは前記水側弁部と湯側弁部との間の部分が内方に突出させてあり、該突出部に前記水側弁座面及び湯側弁座面を形成してあることを特徴とする湯水混合弁。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載の湯水混合弁において、該湯水混合弁がサーモスタット式湯水混合弁であって、前記弁体を互いに逆向きに付勢する感温ばねとバイアスばねとが設けてあり、該感温ばねが湯水の混合室内に、該バイアスばねが該弁体に対して該混合室とは軸方向反対側のばね収容室内にそれぞれ収容してあり、且つそれら混合室及びばね収容室が該弁体を通過する連通穴にて互いに連通させてあることを特徴とする湯水混合弁。
  9. 請求項1〜の何れかに記載の湯水混合弁において、前記弁軸が前記弁体を前記湯側弁座面に強制的に当接させる力を該弁体に伝達するための引き棒であることを特徴とする湯水混合弁。
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