JP3597002B2 - パケット送受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パケットを転送する際の同期制御を、パケットを送信する送信側とパケットを受信する受信側の両側で実現できるパケット送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アナログ形式の画像信号の記録再生を行うビデオテープレコーダ(VTR)を用いて編集処理を行う場合、記録用VTRでは、再生用VTRの再生タイミング、即ち、フレームタイミングに同期して画像信号の記録を行う。この同期を実現する目的で、再生用VTRは、自己のフレームタイミングを示す同期信号を画像信号と共に記録用VTRに向けて出力する。記録用VTRは、この同期信号を基にフレームの転送タイミングを認識し、フレーム単位で画像信号の記録を実施する。
【0003】
更に、2本のビデオカセット(VC)の内容を1本のVCにまとめる編集処理の場合、2台の再生用VTRと、1台の記録用VTRを用意する。そして、これらVTRを、編集装置(エフェクタ)を介して相互接続する。この相互接続の他に、例えば、第1の再生用VTRから第2の再生用VTRに向けて同期信号を転送するための接続を設ける。即ち、第2の再生用VTRは、第1の再生用VTRに同期して再生処理を行うことになる。この場合、第2の再生用VTRは、独自のタイミングでは再生処理を実施できない。即ち、第1の再生用VTRのフレームタイミングに同期して外部同期再生モードと呼ばれる動作モードで再生処理を実施する。また、記録用VTRも同様に、第1の再生用VTRに同期して記録処理を実施する。
【0004】
なお、エフェクタは、必要に応じて第1の再生用VTRが出力する画像信号と第2の再生用VTRが出力する画像信号とをフレーム単位で合成する、またはフレーム単位で切替える等の編集処理を実現する一般的な装置である。
【0005】
第1及び第2の再生用VTRと記録用VTRが同期して動作する場合、エフェクタにおいて、第1及び第2の再生用VTRから出力される画像信号の合成及び切換等を或る特定のフレームタイミングに同期して実施できる。更に、記録用VTRにおいても、エフェクタから出力される画像信号をこのフレームタイミングに同期して記録できる。
【0006】
ところで、アナログ形式の画像信号の場合、転送に伴う画質の劣化が発生する。この劣化を回避する一つの方法として、画像信号をデジタル化して取扱う方法を挙げることができる。ディジタル形式の画像信号を転送する場合(ディジタルVTR:DVCの場合)、ディジタルインタフェース、例えばIEEE1394規格に合致したバスが利用される。この規格においては、全ての機器、ここではVTR及びエフェクタが一つのバス(共有バス)を介して相互接続される。この共通バス以外に特別な接続を設ける必要は無い。
【0007】
図2に、共有バスを用いた機器の配置図を示す。
図に示すように、再生用VTR(再生用DVC)である第1及び第2のVTR1,2と、記録用VTR(記録用DVC)である第3のVTR3と、エフェクタ4とが、共通バス5を介して相互接続される。IEEE1394規格に合致した共通バス5上では、パケット化されたデータが一定の転送レートで転送される。図に示すように、共通バス5上を転送されるパケット6は、“Isochronous Packet”と呼ばれる。このパケット6の構成は、パケットヘッダ部7、ヘッダCRC部8、転送データ部9、そしてデータCRC部10を有している。パケットヘッダ部6は、転送プロトコルに係るプロトコル信号等が格納される領域である。ヘッダCRC部8及びデータCRC部10は、転送に伴う情報の欠落や改変を検出するためのパリティ信号等が格納される領域である。転送データ部9は、画像信号や音響信号等を表すデータ等が格納される領域で、CIPヘッダ(Common Isochronous Packet Header)部12とデータ部13とを含む。CIPヘッダ部12は、データ部13に格納されたデ ータの形式や転送方法等に関するパラメータ(識別情報)が格納される領域である。再生用VTR1,2及び記録用VTR3は、このCIPヘッダ部12の内容を基に、データ部13に格納された データの解析方法や転送タイミング等を認識する。なお、データ部13は、画像や音声等を表すデータが格納される領域である。
【0008】
通常、DVCの画像信号(再生信号)を転送する場合、パケット6の転送データ部9は、CIPヘッダ部12とデータ部13との対から形成される。ここでは、このパケット6を通常パケット6と呼ぶことにする。一方、画像信号の転送ではなく、自己の動作タイミング(フレームタイミング)を他の機器(DVC)に通知する場合、パケット6の転送データ部9は、CIPヘッダ部12のみで形成される。即ち、転送データ部12にはデータ部13が含まれない。ここではこのパケット6を同期用パケット6と呼ぶことにする。
【0009】
ところで、再生用VTR2が外部同期再生モードで動作する場合、即ち再生用VTR1に同期して動作する場合、再生用VTR2(記録用VTR3)は、再生用VTR1のフレームタイミングを認識するため、再生用VTR1が送信した通常パケット6に含まれるCIPヘッダ部12を参照する。また、再生用VTR1,2が外部同期再生モードで動作する場合、即ち記録用VTR3に同期して動作する場合、再生用VTR1,2は、記録用VTR3のフレームタイミングを認識するため、記録用VTR3が送信した同期用パケット6に含まれるCIPヘッダ部12を参照する。
【0010】
ここで、図3を参照して従来のパケット送受信装置の動作を説明する。図3は、再生用VTRの構成を示すブロック図である。図に示すように、再生用VTR(例えば、再生用VTR2)は、再生用VTR1(記録用VTR3)が出力するパケット6を共通バス5を介して受信する受信系構成15と、共通バス5に向けてパケット6を送信する送信系構成16とを有する。受信系構成15には、共通バス5に対する電気的整合を実現する受信回路17と、受信回路17が受信したパケット6を記憶する記憶回路を有する受信バッファ18とが設けられている。同様に、送信系構成16には、共通バス5に対する電気的整合を実現する送信回路19と、送信回路19が送信すべきパケットを一時記憶する記憶回路を有する送信バッファ20とが設けられている。受信バッファ18及び送信バッファ20は、パケットの解析及び生成等を実現するマイクロプロセッサや、ビデオカセットの駆動を行う図示しない回路及び機構に接続される。なおこの構成は、再生用VTR1及び記録用VTR3にも搭載可能である。
【0011】
例えば、再生用VTR1では、送信バッファ20に送信すべき通常パケット6が格納されると、送信回路19の制御により共通バス5に向けてこの通常パケット6が送信される。再生用VTR2では、受信回路17が再生用VTR1から送信された通常パケット6を共通バス5を介して受信し、そして受信バッファ18へと書込む。再生用VTR2では、受信バッファ18に格納された通常パケット6からCIPヘッダ部12を抽出して再生用VTR1のフレームタイミングを認識し、再生用VTR1に同期した再生動作、即ち外部同期再生モードにおける再生動作を実現する。この再生によって得られたデータは、再生用VTR1に同期して共通バス5に向けて送信される。即ち、再生用VTR2では、データ再生用VTR1のフレームタイミングに同期して、再生用VTR1と同様のCIPヘッダ12及び自己の再生に係るデータ部13とを含む通常パケット6が生成され、そして送受信バッファ24に書込まれる。送受信バッファ24に格納された通常パケット6は、送信回路22の制御により、再生用VTR1のフレームタイミングに同期して共通バス5に向けて送信される。再生用VTR1,VTR2が送信した通常パケット6は、必要に応じてエフェクタ4で処理され、記録用VTR3に転送される。記録用VTR3では、再生用VTR1のフレームタイミングに同期して、通常パケット6の受信及び受信バッファ18への書込みが実施される。さらに記録用VTR3では、受信バッファ18に格納された通常パケット3のデータ部13に係る記録処理を実現する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
さて、図3を参照して説明したように、外部同期再生モードにおける動作を想定したVTR(再生用VTR1,VTR2)は、その送信系と受信系のそれぞれに、同一容量のバッファ(メモリ)を設けなければならなかった。その理由は、送受信系共に、転送データ部9がCIPヘッダ部12とデータ部13の対から構築されたパケット6を送受信する場合を想定していたためである。しかしながら、転送データ部9をCIPヘッダ部12のみで構築したパケット6については、データ部13に対応する格納領域が利用されない、という事態が発生する。即ち、データ部13用に設けられた格納領域が無駄になってしまうという問題が生じていた。言い換えれば、格納領域を必要最小限に留めたパケット送受信装置が望まれていた。
【0013】
本発明は、受信系と送信系の各々に略々同一容量のバッファを設ける必要の無い、即ち搭載するバッファの容量を必要最小限に留めることが出来るパケット送受信装置を提供することを目的とする。
【0014】
本発明のパケット送受信装置は、データとパケット送受信の同期に使用する識別情報との内、当該識別情報のみを含むパケット及び当該データと当該識別情報とを含むパケットを受信する受信回路と、前記データと前記識別情報とを含む前記パケットを格納する送受信バッファと、前記識別情報を格納する同期用バッファと、前記識別情報のみを含む前記パケットを受信した場合には当該パケットから当該識別情報を抽出し当該識別情報を前記同期用バッファに書込む処理を実現し、前記データと前記識別情報とを含む前記パケットを受信した場合には当該パケットから当該識別情報を抽出して当該識別情報を前記同期用バッファに書込み、かつ、当該パケットを前記送受信バッファに書込む処理を実現する外部同期制御手段とを設け、識別情報のみを含むパケットの送受信時に利用するバッファの容量を、データと識別情報とを含むパケットの送受信時に利用するバッファ容量よりも少なくする。
【0015】
以上の構成のパケット送受信装置では、同期用のパケットを受信した場合、同期情報に係るデータを抽出して同期用バッファに格納する。この同期用バッファの容量は、同期情報に係るデータのみを格納できればよいため、データと識別情報とを含むパケットの格納に必要な容量を有する送受信バッファよりも少ない。即ち、データと識別情報とを含むパケットの格納を想定したバッファを二系統用意する必要がない。即ち、バッファの容量を必要最小限に留めることが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】
ここで、先に図2を参照して説明した従来の機器構成における再生用VTR1,VTR2、そして記録用VTR3に、本発明のパケット送受信装置を搭載する場合を想定して説明を行う。また、本発明のパケット送受信装置で取り扱うパケットは、例えば、図2に示した形式のパケットと同一である。
【0017】
図1に、本発明のパケット送受信装置の概念図を示す。図に示したパケット送受信装置21は、ディジタルVTR(DVC)、例えば図2に示した再生用VTR1,2、そして記録用VTR3の全てに搭載される装置である。このパケット送受信装置21は、送信回路22、受信回路23、送受信バッファ24、同期用バッファ25、そして外部同期制御手段26とを有する。
【0018】
送信回路22は、送受信バッファ24と共通バス5との電気的整合を実現し、更に送受信バッファ24に格納されたパケットを共通バス5に送信する一般的な通信インタフェースである。受信回路23は、送受信バッファ24及び同期用バッファ25と共通バス5との電気的整合を実現し、更に共通バス5を介して受信したパケット6を送受信バッファ24に書込み、送受信バッファ24に格納されたパケットを送信する等の処理を実施する通信インタフェースである。受信回路23には、受信したパケット6からCIP ヘッダ12を抽出して同期用バッファ25に書込む、そして同期用バッファ25に格納された制御を実現する外部同期制御手段26が設けられている。送受信バッファ24は、受信回路23が受信したパケット6を格納するRAM等からなる記憶装置である。同期用バッファ25は、受信回路23が受信したパケットの内、CIPヘッダ部12のみを格納するRAM等から成る記憶装置である。
【0019】
パケット6の転送データ部9のデータ量は、CIPヘッダ部12とデータ部13とを含む場合、例えば488バイトである。一方、CIPヘッダ部12のみを含む場合、例えば8バイトである。従って、送受信バッファ24として、ヘッダ部及びCRC部のデータ及びこの488バイトのデータとを格納する容量を備えた記憶装置が使用される。一方、同期用バッファ25としては、CIPヘッダ部12の内容のみを格納できれば良いため、例えば8バイトのデータを格納する容量を備えた記憶装置が使用される。
【0020】
外部同期制御手段26は、この場合、再生用VTR1,2、そして記録用VTR3においてそれぞれ、動作モードが外部同期動作モードに設定された場合に起動される手段で、受信したパケット6からCIPヘッダ部12のみを抽出する、また送信されるべきCIPヘッダ部12用のデータが同期バッファ25に格納された場合、CIPヘッダ部12のみ含むパケット6(転送データ部9)を構築するマイクロプロセッサ等から構成される手段である。パケット6からCIPヘッダ部12のみを抽出する処理は、例えば、パケットヘッダ部7及びCIPヘッダ部12が固有のマークを有する場合は、これらマークを認識するための比較手段を用意し、これらマークの特定、即ちヘッダを特定することにより実現する。更には、パケット6の先頭からビット数を計数し、所定の計数位置から8バイト抽出するという処理によっても、CIPヘッダ部12の抽出が実現する。
【0021】
再生用VTR2が外部同期動作モードに設定されると、外部同期制御手段26が起動する。以後、外部同期制御手段26は、共通バス5を介して再生用VTR1が送信したパケット6を受信すると、受信したパケット6からCIPヘッダ部12を抽出し、同期用バッファ25に格納する。再生用VTR2では、同期用バッファ25に格納されたCIPヘッダ部12から再生用VTR1のフレームタイミングを認識し、再生用VTR1に同期した再生動作、即ち外部同期再生モードにおける再生動作を実現する。この再生によって得られたデータは、再生用VTR1に同期して共通バス5に向けて送信される。即ち、再生用VTR2では、データ再生用VTR1のフレームタイミングに同期して、再生用VTR1と同様のCIPヘッダ12及び自己の再生に係るデータ部13とを含む通常パケット6が生成され、そして送受信バッファ24に書込まれる。送受信バッファ24に格納された通常パケット6は、送信回路22の制御により、再生用VTR1のフレームタイミングに同期して共通バス5に向けて送信される。再生用VTR1,VTR2が送信した通常パケット6は、必要に応じてエフェクタ4で処理され、記録用VTR3に転送される。
【0022】
記録用VTR3では、受信回路23により受信された通常パケット6(CIPヘッダ部12及びデータ部13を含む)が、送受信バッファ24に書込まれる。送受信バッファ24に格納されたパケット6は、そのデータ部13が内部回路により参照され、結果として所定の記録処理が実現される。
【0023】
次に、再生用VTR1,2が記録用VTR3のフレームタイミングに同期して動作する場合について説明する。この場合、再生用VTR1,2が外部同期動作モードで動作する。
【0024】
記録用VTR3では、再生用VTR1,2を外部同期動作モードで動作させる場合、自己のフレームタイミングを示す同期情報、即ちCIPヘッダ部12が同期用バッファ25に格納される。記録用VTR3の送信回路22は、外部同期制御手段26の制御により、同期用バッファ25に格納されたCIPヘッダ部12のみを含む同期用パケット6を生成し、この同期用パケット6を共通バス5に向けて送信する。
【0025】
再生用VTR1,2において、外部同期制御手段26は、受信回路23による同期用パケット6の受信を認識すると、この同期用パケットからCIPヘッダ部12を抽出し、そしてこのCIPヘッダ部12を同期用バッファ25に書込む。再生用VTR1,2の内部回路は、同期用バッファ25に格納されたCIPヘッダ部12を基に記録用VTR3のフレームタイミングを認識し、このフレームタイミングに同期した再生動作を実施する。即ち、記録用VTR3に同期した再生動作、即ち外部同期再生モードにおける再生動作を実現する。この再生によって得られたデータは、記録用VTR3に同期した通常パケット6として共通バス5に向けて送信される。即ち、再生用VTR1,2では、記録用VTR3のフレームタイミングに同期して、記録用VTR3と同様のCIPヘッダ12及び自己の再生に係るデータ部13とを含む通常パケット6が生成され、そして送受信バッファ24に書込まれる。送受信バッファ24に格納された通常パケット6は、送信回路22の制御により、記録用VTR3のフレームタイミングに同期して共通バス5に向けて送信される。再生用VTR1,VTR2が送信した通常パケット6は、必要に応じてエフェクタ4で処理され、記録用VTR3に向けて転送される。
【0026】
記録用VTR3では、自己のフレームタイミングに同期した通常パケット6を受信すると、この通常パケット6を、外部同期制御手段26の制御により送受信バッファ24に書込む。記録用VTR3の内部回路は、送受信バッファ24に格納された通常パケット6のデータ部13を参照して、自己のフレームタイミングに同期した記録動作を実施する。
【0027】
以上説明のような再生用VTR1に再生用VTR2(記録用VTR3)が同期して動作する状態、そして記録用VTR3に再生用VTR1,2が同期して動作する状態は、外部同期動作モードが解除されるまで継続される。
【0028】
【発明の効果】
以上の構成のパケット送受信装置は、通常のパケットよりも容量が小さい同期用パケットに係るバッファを設けて同期制御を実施するため、通常のパケット用の容量を備えたバッファを二系統設ける必要がない。即ち、バッファの容量を必要最小限に留めることが出来る。言い換えれば、バッファに係るコストの削減及びバッファが占有する領域の低減、更には装置の小型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパケット送受信装置の概念図である。
【図2】共有バスを用いた機器の配置図を示す図である。
【図3】従来の再生用VTRの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
21:パケット送受信装置
22:送信回路
23:受信回路
24:送受信バッファ
25:同期用バッファ
26:外部同期制御手段

Claims (14)

  1. データとパケット送受信の同期に使用する識別情報との内、当該識別情報のみを含むパケット及び当該データと当該識別情報とを含むパケットを受信する受信回路と、
    前記データと前記識別情報とを含む前記パケットを格納する送受信バッファと、
    前記識別情報を格納する同期用バッファと、
    前記識別情報のみを含む前記パケットを受信した場合には当該パケットから当該識別情報を抽出し当該識別情報を前記同期用バッファに書込む処理を実現し、前記データと前記識別情報とを含む前記パケットを受信した場合には当該パケットから当該識別情報を抽出して当該識別情報を前記同期用バッファに書込み、かつ、当該パケットを前記送受信バッファに書込む処理を実現する外部同期制御手段と
    を有することを特徴とするパケット送受信装置。
  2. データとパケット送受信の同期に使用する識別情報との内、当該識別情報のみを含むパケットを受信する受信回路と、
    前記データと前記識別情報とを含むパケットを格納する送受信バッファと、
    前記識別情報を格納する同期用バッファと、
    前記識別情報のみを含む前記パケットを受信した場合には当該パケットから当該識別情報を抽出して当該識別情報を前記同期用バッファに書込む処理を実現する外部同期制御手段と、
    を有することを特徴とするパケット送受信装置。
  3. データとパケット送受信の同期に使用する識別情報との内、当該データと当該識別情報とを含むパケットを受信する受信回路と、
    前記データと前記識別情報とを含む前記パケットを格納する送受信バッファと、
    前記識別情報を格納する同期用バッファと、
    前記パケットを受信した場合には当該パケットから当該識別情報を抽出して当該識別情報を前記同期用バッファに書込み、かつ、当該パケットを前記送受信バッファに書込む処理を実現する外部同期制御手段と、
    を有することを特徴とするパケット送受信装置。
  4. 前記データと前記識別情報とを含む前記パケットを送信する送信回路を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパケット送受信装置。
  5. 前記データと前記識別情報とを含む前記パケットを送信する送信回路を備えたことを特徴とする請求項2に記載のパケット送受信装置。
  6. 前記識別情報のみを含む前記パケットを送信する送信回路を備えたことを特徴とする請求項3に記載のパケット送受信装置。
  7. 前記外部同期制御手段が、
    送信すべき前記データ及び該識別情報が前記送受信バッファに格納された場合には当該データ及び当該識別情報を含む前記パケットを送信するように前記送信回路を制御すること、
    を特徴とする請求項に記載のパケット送受信装置。
  8. 前記外部同期制御手段が、
    送信すべき前記データ及び該識別情報が前記送受信バッファに格納された場合には当該データ及び当該識別情報を含む前記パケットを送信するように前記送信回路を制御すること、
    を特徴とする請求項5に記載のパケット送受信装置。
  9. 前記外部同期制御手段が、
    送信すべき前記識別情報が前記同期用バッファに格納された場合には当該識別情報のみを含む前記パケットを送信するように前記送信回路を制御すること、
    を特徴とする請求項6に記載のパケット送受信装置。
  10. 前記外部同期手段が、更に、
    前記受信回路が前記データと前記識別情報とを含む前記パケットを受信した場合に、前記送信すべき前記データ及び前記識別情報を前記送受信バッファに格納すること、
    を特徴とする請求項7に記載のパケット送受信装置。
  11. 前記外部同期手段が、更に、
    前記受信回路が前記識別情報のみを含む前記パケットを受信した場合に、前記送信すべき前記データ及び前記識別情報を前記送受信バッファに格納すること、
    を特徴とする請求項8に記載のパケット送受信装置。
  12. 前記外部同期手段が、更に、
    前記受信回路が前記データと前記識別情報とを含むパケットを受信するために、前記送信すべき前記識別情報を前記同期用バッファに格納すること、
    を特徴とする請求項9に記載のパケット送受信装置。
  13. 前記送信回路が、他のパケット送受信装置が接続された共通バスに向けて前記パケットを送信すること
    を特徴とする請求項4乃至12の何れか一項に記載のパケット送受信装置。
  14. 前記受信回路が、前記共通バスを介して前記パケットを受信すること
    を特徴とする請求項1乃至13の何れか一項に記載のパケット送受信装置。
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