JPH11296981A - 信号記録再生装置 - Google Patents

信号記録再生装置

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JPH11296981A
JPH11296981A JP10096457A JP9645798A JPH11296981A JP H11296981 A JPH11296981 A JP H11296981A JP 10096457 A JP10096457 A JP 10096457A JP 9645798 A JP9645798 A JP 9645798A JP H11296981 A JPH11296981 A JP H11296981A
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JP10096457A
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Inventor
Kenji Nikata
謙二 荷方
Taketoshi Yamane
武敏 山根
Kunihiro Ezaki
邦裕 江崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムデータをマイクロコンピュータ等に
処理させることができる信号記録再生装置を提供する。 【解決手段】 カメラから得られたアナログのビデオ信
号がビデオ信号処理回路4に供給され、ディジタルのビ
デオデータに変換される。マイクロコンピュータ11
は、磁気テープ20に記録する記録用のシステムデータ
を生成する。データ合成/分離処理回路10には、ビデ
オデータとオーディオデータとが供給されるとともに、
パラレルバス14を介してマイクロコンピュータ11か
ら記録用のシステムデータが供給される。そして、デー
タ合成/分離処理回路10は、ビデオデータとオーディ
オデータとシステムデータとを合成し、DVフォーマッ
トに従ったディジタルデータを生成する。このディジタ
ルデータは、記録再生回路12により変調等の処理がさ
れ磁気テープ20に記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルのビデ
オデータと、ディジタルのオーディオデータと、このビ
デオデータ及びこのオーディオデータのシステムデータ
とを合成した信号の記録再生を記録媒体に対して行う信
号記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影したビデオ信号やオーディオ
信号をディジタルデータに変換して、カセットに収納さ
れた磁気テープにディジタル記録するディジタルビデオ
カセットレコーダ(VCR)が広く開発されている。
【0003】このようなVCRの記録フォーマットとし
て、いわゆるディジタルビデオフォーマットの基本仕様
(以下、単にDVフォーマットという。)が提案されて
いる。このDVフォーマットでは、ディジタル化したビ
デオデータやオーディオデータとともに、システムデー
タを磁気テープに記録することが規定されている。この
システムデータは、5バイト単位でパック化されて磁気
テープ上に記録される。
【0004】従来のVCRは、記録時には、ビデオデー
タとオーディオデータとシステムデータとを合成してこ
のDVフォーマットに応じた記録信号を生成する処理を
行い、再生時には、DVフォーマットに応じた再生信号
からこれらビデオデータとオーディオデータとシステム
データとを分離する処理を行うデータ合成/分離回路が
備えられている。このデータ合成/分離回路は、撮影し
たビデオデータ等をリアルタイムで処理するため、一般
に、ハードウェアにより構成されている。
【0005】また、従来のVCRは、装置全体の制御を
行うマイクロコンピュータが備えられている。
【0006】従来のVCRでは、このマイクロコンピュ
ータとデータ合成/分離回路とがシリアルバスで接続さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DVフォー
マットでは、例えば、NTSC方式の映像信号を取り扱
う場合には、1フレームを10本の記録トラックに分割
して記録する。また、このDVフォーマットでは、各記
録トラックに、ビデオ信号及びオーディオ信号ととも
に、図9に示すような大量のシステムデータを記録する
ことが規定されている。
【0008】そのため、従来のVCRでは、シリアルバ
スによりマイクロコンピュータとデータ処理回路との間
をシステムデータを伝送させて、マイクロコンピュータ
にシステムデータのデータ処理をさせることは、このシ
リアルバスのデータ伝送量が、システムデータの伝送量
に対して非常に少ないことから、非常に困難であった。
【0009】従って、従来のVCRでは、この図9に示
した大量のシステムデータを処理する場合には、データ
合成/分離回路やマイクロコンピュータとは別の回路を
新たに設けて、処理をさせなければならなかった。
【0010】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、システムデータをマイクロコンピュータ
等に処理させることができ、データ合成/分離処理回路
の負担を軽減させることができる信号記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る信号記録再生装置は、ディジタルの
ビデオデータと、ディジタルのオーディオデータと、こ
のビデオデータ及びこのオーディオデータのシステムデ
ータとを合成した信号の記録再生を記録媒体に対して行
う信号記録再生装置であって、記録時には、上記ビデオ
データと上記オーディオデータと上記システムデータと
を合成して上記記録媒体に記録する記録信号を生成し、
再生時には、上記記録媒体から再生された再生信号から
ビデオデータとオーディオデータとシステムデータとを
分離するデータ合成/分離手段と、上記システムデータ
のデータ処理を行うデータ処理手段と、上記データ合成
/分離手段と上記データ処理手段とをパラレルバスによ
り接続し、システムデータの伝送を行う伝送手段とを備
え、上記データ処理手段は、記録時には、生成したシス
テムデータを上記伝送手段を介して上記データ合成/分
離手段に供給し、再生時には、上記データ合成/分離手
段により分離されたシステムデータを上記伝送手段を介
して取得してデータ処理を行うことを特徴とする。
【0012】この信号記録再生装置では、データ合成/
分離手段とデータ処理手段との間のシステムデータの伝
送を、パラレルバスを用いて行う。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を適用した実施の形態とし
て、ディジタルビデオフォーマットの基本仕様(DVフ
ォーマット)に基づき、テープ状の記録媒体にビデオデ
ータとオーディオデータとこれらのシステムデータの記
録及び再生をするディジタルビデオカセットレコーダ
(ディジタルVCR)について説明する。ここで、シス
テムデータとは、記録時間、記録される信号の種類、著
作権情報等のディジタルVCRのフォーマット書(Spec
ifications of Consumer-Use Digital VCRs)のAnnex D
:The pack header Table and contents of Packsに記
載されているデータのことを示しており、例えば、上述
した図9に示すようなデータである。
【0014】図1に示すように、この実施の形態のディ
ジタルVCR1は、被写体を撮像するカメラ2と、ビデ
オ信号入出力端子3と、ビデオ信号処理回路4と、マイ
クロフォン(以下、単にマイクと呼ぶ。)5と、オーデ
ィオ信号入出力端子6と、オーディオ信号処理回路7
と、ディジタルデータ入出力端子8と、ディジタル入出
力データ処理回路9と、データ合成/分離処理回路10
と、マイクロコンピュータ11と、記録再生回路12
と、磁気ヘッド13と、データ合成/分離処理回路10
とマイクロコンピュータ11とを接続するパラレルバス
14とを備え、記録媒体となる磁気テープ20にDVフ
ォーマットに基づき生成された記録信号を記録し、ま
た、この磁気テープ20からDVフォーマットに基づく
再生信号を再生する。
【0015】カメラ2は、被写体から得られる撮像光を
電気信号に変換し、撮像信号を生成する。
【0016】ビデオ信号入出力端子3は、外部カメラや
アナログ方式の外部VTR(ビデオテープレコーダ)等
とこのディジタルVCR1とを接続する端子である。こ
のビデオ信号入出力端子3は、外部カメラ等により生成
されたアナログのビデオ信号が供給され、また、このデ
ィジタルVCR1により生成したアナログのビデオ信号
を外部VTRに供給する。
【0017】ビデオ信号処理回路4は、カメラ2或いは
ビデオ信号入出力端子3から供給される撮像信号或いは
アナログのビデオ信号に対して、アナログ−ディジタル
変換処理や圧縮符号化処理等を行い、ディジタルのビデ
オデータを生成し、データ合成/分離処理回路10に供
給する。また、このビデオ信号処理回路4は、データ合
成/分離処理回路10から供給されるディジタルのビデ
オデータに対して、伸張復号処理やディジタル−アナロ
グ変換処理等を行い、アナログのビデオ信号を生成し、
ビデオ信号入出力端子3に供給する。
【0018】マイク5は、外部音声を電気信号に変換
し、音声信号を生成する。
【0019】オーディオ信号入出力端子6は、外部マイ
クや外部スピーカ等とこのディジタルVCR1とを接続
する端子である。このオーディオ信号入出力端子6は、
外部マイク等により生成されたアナログのオーディオ信
号が供給され、また、このディジタルVCR1により生
成したアナログのオーディオ信号を外部スピーカ等に供
給する。
【0020】オーディオ信号処理回路7は、マイク5或
いはオーディオ信号入出力端子6から供給される音声信
号或いはアナログのオーディオ信号に対して、アナログ
−ディジタル変換処理やインタリーブ処理等を行い、デ
ィジタルのオーディオデータを生成し、データ合成/分
離処理回路10に供給する。また、オーディオ信号処理
回路7は、データ合成/分離処理回路10から供給され
るディジタルのオーディオデータに対して、デインタリ
ーブ処理やディジタル−アナログ変換処理等を行い、ア
ナログのオーディオ信号を生成し、オーディオ信号入出
力端子6に供給する。
【0021】ディジタルデータ入出力端子8は、いわゆ
るIEEE1394ディジタルインターフェース用の入
出力端子である。このディジタルデータ入出力端子8
は、外部装置となるパーソナルコンピュータやこのディ
ジタルVCR1以外のディジタルVCR等により生成さ
れたディジタルのビデオデータ,オーディオデータ,及
びシステムデータが供給され、また、このディジタルV
CR1により生成したディジタルのビデオデータ,オー
ディオデータ,及びシステムデータをこれらの外部装置
に供給する。
【0022】ディジタル入出力データ処理回路9は、こ
のIEEE1394ディジタルインタフェース用の入出
力インタフェース回路である。このディジタルデータ入
出力端子8は、ディジタルデータ入出力端子8から供給
されるこのIEEE1394のフォーマットで規定され
たビデオデータ等を、このディジタルVCR1に適合し
たフォーマットのビデオデータ,オーディオデータ,及
びシステムデータ等に変換する。また、ディジタル入出
力データ処理回路9は、このディジタルVCR1により
生成したビデオデータ等を、IEEE1394のフォー
マットに適合したディジタルデータに変換する。
【0023】データ合成/分離処理回路10は、ビデオ
信号処理回路4から供給されるビデオデータと、オーデ
ィオ信号処理回路7から供給されるオーディオデータ
と、所定のシステムデータとを合成して、DVフォーマ
ットに基づくディジタルデータを生成して、記録再生回
路12に供給する。また、データ合成/分離処理回路1
0は、外部装置からディジタルデータ入出力端子8を介
してディジタルのビデオデータ等が供給された場合に
は、この供給されたビデオデータ等をDVフォーマット
に基づくディジタルデータに変換して、記録再生回路1
2に供給する。
【0024】また、データ合成/分離処理回路10は、
記録再生回路12から供給されるDVフォーマットに基
づくディジタルデータから、ビデオデータと、オーディ
オデータと、システムデータとを分離して、それぞれビ
デオ信号処理回路4,オーディオ信号処理回路7,マイ
クロコンピュータ11に供給する。また、データ合成/
分離処理回路10は、外部装置にディジタルのビデオデ
ータ等を供給する場合には、分離したビデオデータとオ
ーディオデータとシステムデータとを、ディジタル入出
力データ処理回路9に供給する。
【0025】記録再生回路12は、データ合成/分離処
理回路10から供給されるDVフォーマットのディジタ
ルデータに対して変調処理等を行って記録信号を生成
し、この記録信号を磁気ヘッド13を介して磁気テープ
20に記録する。また、記録再生回路12は、磁気ヘッ
ド13を介して得られる磁気テープ20からの再生信号
に対して、復調処理等を行い、DVフォーマットのディ
ジタルデータをデータ合成/分離処理回路10に供給す
る。
【0026】マイクロコンピュータ11は、このディジ
タルVCR1の全体の制御を行うとともに、ビデオデー
タ及びオーディオデータに合成するシステムデータのデ
ータ処理、ビデオデータ及びオーディオデータから分離
されたシステムデータのデータ処理等を行う。
【0027】パラレルバス14は、データ合成/分離処
理回路10とマイクロコンピュータ11の間を接続し、
システムデータの伝送を行う。パラレルバス14は、い
わゆる汎用のDRAMとCPUと間に用いられるバスと
同様の構成であり、その詳細については後述する。
【0028】つぎに、ディジタルVCR1の動作内容に
ついて説明する。
【0029】まず、カメラ2により撮影した撮影信号等
を磁気テープ20に記録するカメラ記録モード時におけ
るディジタルVCR1の動作について図2を用いて説明
する。
【0030】カメラ記録モード時には、カメラ2或いは
ビデオ信号入出力端子3から得られたアナログのビデオ
信号がビデオ信号処理回路4に供給され、ディジタルの
ビデオデータに変換される。また、マイク5或いはオー
ディオ信号入出力端子6から得られたアナログのオーデ
ィオ信号がオーディオ信号処理回路7に供給され、ディ
ジタルのオーディオデータに変換される。マイクロコン
ピュータ11は、磁気テープ20に記録する記録用のシ
ステムデータを生成する。データ合成/分離処理回路1
0には、ビデオ信号処理回路4からのビデオデータと、
オーディオ信号処理回路7からのオーディオデータとが
供給されるとともに、パラレルバス14を介して記録用
のシステムデータが供給される。そして、データ合成/
分離処理回路10は、このビデオデータと、オーディオ
データと、システムデータとを合成し、DVフォーマッ
トに従ったディジタルデータを生成する。このディジタ
ルデータは、記録再生回路12により変調等の処理がさ
れた後、記録信号として磁気テープ20上に記録され
る。
【0031】また、このカメラ記録モード時において
は、例えばモニタリング用として、記録するビデオデー
タ等をディジタルデータ入出力端子8を介してパーソナ
ルコンピュータや他のVCR等の外部装置に供給する。
モニタリング用のビデオデータ,オーディオデータ,シ
ステムデータは、データ合成/分離処理回路10からデ
ィジタル入出力データ処理回路9に供給され、ディジタ
ル入出力データ処理回路9によりIEEE1394のデ
ータフォーマットに変換された後、ディジタルデータ入
出力端子8を介して外部装置に供給される。このとき、
システムデータは、マイクロコンピュータ11によりデ
ィジタルインターフェース用のシステムデータに書き換
えられたものが、データ合成/分離処理回路10を介し
て供給される。
【0032】続いて、磁気テープ20を再生する再生モ
ード時におけるディジタルVCR1の動作について図3
を用いて説明する。
【0033】再生モード時には、記録再生回路12が、
磁気テープ20から得られる再生信号の復調処理等を行
い、DVフォーマットに従ったディジタルデータを生成
する。データ合成/分離処理回路10では、このDVフ
ォーマットに従ったディジタルデータを、ビデオデー
タ,オーディオデータ,及びシステムデータに分離す
る。分離されたビデオデータは、ビデオ信号処理回路4
を介して、ビデオ信号入出力端子3に供給される。ま
た、分離されたオーディオデータは、オーディオ信号処
理回路7を介してオーディオ信号入出力端子6に供給さ
れる。
【0034】また、この再生モード時もカメラ記録モー
ド時と同様に、再生したビデオデータ等をディジタルデ
ータ入出力端子8を介してパーソナルコンピュータや他
のVCR等の外部装置に供給することができる。この場
合、分離されたビデオデータ,オーディオデータ,シス
テムデータは、データ合成/分離処理回路10からディ
ジタル入出力データ処理回路9に供給され、ディジタル
入出力データ処理回路9によりIEEE1394のデー
タフォーマットに変換された後、ディジタルデータ入出
力端子8を介して外部装置に供給される。このとき、シ
ステムデータは、マイクロコンピュータ11により、I
EEE1394における送信側の処理としてGT(Gene
rate Transfer)処理及びNT(No_information Transf
er)処理がされたディジタルインターフェース用のシス
テムデータに書き換えられたものが、データ合成/分離
処理回路10を介して供給される。
【0035】続いて、パーソナルコンピュータや他のV
CR等の外部装置からディジタルデータとして供給され
るビデオデータ等を磁気テープ20に記録するデータ記
録モード時におけるディジタルVCR1の動作について
図4を用いて説明する。
【0036】データ記録モード時には、外部装置からデ
ィジタルデータ入出力端子8を介して供給されたビデオ
データ等は、ディジタル入出力データ処理回路9により
ディジタルVCR1に適応したデータに変換された後、
データ合成/分離処理回路10に供給される。データ合
成/分離処理回路10は、ビデオデータ,オーディオデ
ータ,及びシステムデータをそれぞれ分離する。分離さ
れたビデオデータは、モニタリング用のデータとして、
ビデオ信号処理回路4を介してビデオ信号入出力端子3
に供給され、また、分離されたオーディオデータは、こ
れもまたモニタリング用のデータとして、オーディオ信
号処理回路7を介してオーディオ信号入出力端子6に供
給される。
【0037】一方、分離されたシステムデータは、パラ
レルバス14を介してマイクロコンピュータ11に供給
される。マイクロコンピュータ11は、供給されたシス
テムデータに対して、IEEE1394におけえる受信
側の処理としてGR(Generate Receiver)処理及びN
R(No_Information Receiver)処理を行う。マイクロ
コンピュータ11は、このような処理を行った後、シス
テムデータをパラレルバス14を介してデータ合成/分
離処理回路10に供給する。
【0038】そして、データ合成/分離処理回路10
は、このビデオデータと、オーディオデータと、システ
ムデータとを合成し、DVフォーマットに従ったディジ
タルデータを生成する。このディジタルデータは、記録
再生回路12により変調等の処理がされた後、記録信号
として磁気テープ20上に記録される。
【0039】つぎに、データ合成/分離処理回路10と
マイクロコンピュータ11の間を接続し、システムデー
タの伝送を行うパラレルバス14について説明する。
【0040】パラレルバス14は、図5に示すように、
いわゆる汎用のDRAMとCPUと間に用いられるバス
と同様の構成であり、また、データ合成/分離処理回路
10には、システムデータ用メモリ21と、バスインタ
フェース回路22とが設けられている。
【0041】パラレルバス14は、例えば、8ビットの
パラレルの伝送ラインからなるアドレスデータライン
(AD0−7)と、アドレスストローブライン(AST
B)と、チップイネーブルライン(XCE)と、リード
ライトライン(R/W)と、データストローブライン
(DSTB)とからなる。アドレスデータライン(AD
0−7)では、データ合成/分離処理回路10とマイク
ロコンピュータ11との間で双方向のデータ転送がされ
る。その他のラインでは、マイクロコンピュータ11か
らデータ合成/分離処理回路10への一方向の制御命令
が転送される。
【0042】データ合成/分離処理回路10は、システ
ムデータ用メモリ21と、バスインターフェース回路2
2と、ビデオデータ,オーディオデータ,システムデー
タの合成処理及び分離処理を行う主回路23とからなっ
ている。
【0043】システムデータ用メモリ21には、例え
ば、8ビットのシステムデータが入力される入力端子
(Data_In)と、8ビットのシステムデータが出
力される出力端子(Data_Out)と、入力データ
及び出力データの8ビットのアドレスが入力されるアド
レス端子(Adrs)と、書き込みと読み出しの制御命
令が与えられるリードライト端子(R/W)と、書き込
み或いは読み出しパルスが与えられるライトリードパル
ス入力端子(XWR)とを有している。
【0044】バスインターフェース回路22は、主回路
23からのシステムデータ用メモリ21に対するアクセ
スタイミングと、マイクロコンピュータ11からのシス
テムデータ用メモリ21に対するアクセスタイミング
を、SEL信号に基づき切り換える制御を行う。また、
バスインタフェース回路22は、パラレルバス14のデ
ータ伝送のタイミングと、システムデータ用メモリ21
のアクセスタイミングの制御を行う。
【0045】バスインタフェース回路22は、アドレス
データライン(AD0−7)を介してマイクロコンピュ
ータ11から伝送されたシステムデータを、バッファ3
1を介して、システムデータ用メモリ21の入力端子
(Data_In)に供給する。
【0046】また、バスインタフェース回路22は、ア
ドレスデータライン(AD0−7)を介してマイクロコ
ンピュータ11から伝送されたアドレスを、Dフリップ
フロップ32を介して、システムデータ用メモリ21の
アドレス端子(Adrs)に供給する。なお、このDフ
リップフロップ32は、システムデータ用メモリ21に
供給するアドレスを、アドレスストローブライン(AS
TB)を介してディジタルVCR1から与えられるパル
スに同期させる。
【0047】また、バスインタフェース回路22は、リ
ードライトライン(R/W)を介してマイクロコンピュ
ータ11から与えられるリード命令或いはライト命令
を、Dフリップフロップ33を介して、システムデータ
用メモリ21のリードライト端子(R/W)に供給す
る。なお、このDフリップフロップ33は、システムデ
ータ用メモリ21に供給するリード命令或いはライト命
令を、データ合成/分離処理回路10内部のクロックに
同期させる。
【0048】また、バスインタフェース回路22は、デ
ータストローブライン(DSTB)を介して与えられる
データストローブ命令を、シーケンシャルに接続された
2つのDフリップフロップ34,35と、前段のDフリ
ップフロップ34の反転出力と後段のDフリップフロッ
プ35の出力との論理積の反転をとるNAND36と、
NAND36の出力とデータ合成/分離処理回路10内
部のクロックとの論理和をとるOR37とを介して、シ
ステムデータ用メモリ21のライトリードパルス入力端
子(XWR)に供給する。このようなバスインタフェー
ス回路22は、データストローブ命令を、データ合成/
分離処理回路10の内部クロックで同期をとるとともに
エッジ化し、さらに、このエッジ化したデータストロー
ブ命令を内部クロックに同期した1パルスのライトリー
ドパルスにして、システムデータ用メモリ21に供給し
ている。
【0049】また、バスインタフェース回路22は、シ
ステムデータ用メモリ21の出力端子(Data_Ou
t)から出力されるシステムデータを、アドレスデータ
ライン(AD0−7)を介してマイクロコンピュータ1
1に供給する。なお、このバスインタフェース回路22
は、マイクロコンピュータ11から与えられるチップイ
ネーブル(XCE)と、リードライト命令(R/W)
と、データストローブ命令の反転との論理和をとるOR
38の出力に基づき、システムデータをマイクロコンピ
ュータ11に供給する。
【0050】以上のようなバスインタフェース回路22
の動作タイミングチャートを、図6及び図7に示す。
【0051】マイクロコンピュータ11からデータ合成
/分離処理回路10へのシステムデータの転送は、図6
に示すように、通常CPUに接続される汎用のRAMに
用いられるバスによる書き込み動作と同様である。
【0052】また、データ合成/分離処理回路10から
マイクロコンピュータ11へのシステムデータの転送
は、図7に示すように、通常CPUに接続される汎用の
RAMに用いられるバスによる読み出し動作と同様であ
る。
【0053】また、以上のようなバスインタフェース回
路22は、システムデータ用メモリ21の出力端子をの
ぞく各端子(Data_In,Adrs,R/W,XW
R)に、マイクロコンピュータ11からのアクセスと、
データ合成/分離処理回路10の主回路23からのアク
セスとのタイミングを切り換える切り換えスイッチ41
を有している。この切り換えスイッチ41は、データ合
成/分離処理回路10の動作時間の一部を、マイクロコ
ンピュータ11からのアクセス時間として割り当てるた
めに用いられるSEL信号により切り換えられる。
【0054】図8に、このSEL信号による動作タイミ
ングの切り換えを説明するためのタイムチャートを示
す。
【0055】例えば、NTSC方式の映像信号を取り扱
う場合には、1フレームの映像信号が、10本のトラッ
クに分割されて記録される。1フレームの表示時間が3
3msであることから、1つのトラックの再生時間は、
3.3msとなる。SEL信号は、この図8に示すよう
に、1トラック時間を制御するトラックパルスの立ち上
がり或いは立ち下がりエッジから所定時間の間ハイとな
っており、 このハイの間に、主回路23に対してシス
テムデータ用メモリ21へのアクセスを許可し、ローの
間に、マイクロコンピュータ11に対してシステムデー
タ用メモリ21へのアクセスを許可している。
【0056】このようにマイクロコンピュータ11とデ
ータ合成/分離処理回路10とのパラレルバス14を構
成することにより、マイクロコンピュータ11が汎用的
な通信ペリフェラルによりアクセスを行うことができ、
容易にデータの転送を行うことができる。
【0057】以上のように本発明の実施の形態のディジ
タルVCR1では、データ合成/分離処理回路10とマ
イクロコンピュータ11との間のデータの転送をパラレ
ルバス14を用いて行うことができるので、大量のデー
タで構成されるDVフォーマットのシステムデータをマ
イクロコンピュータ11に処理させることができ、新た
なシステムデータの処理回路を設けることなく、データ
合成/分離処理回路10の負担を軽減させることができ
る。また、マイクロコンピュータ11は、内部に格納さ
れた処理プログラムによりシステムデータのデータ処理
を行うので、例えば、この処理プログラムを変更するこ
とにより、諸処の処理に柔軟に対応することができる。
【0058】また、ディジタルVCR1では、システム
データをパラレルバス14を用いてマイクロコンピュー
タ11に伝送することより、例えば、IEEE1394
に基づくディジタルデータの伝送を行う際に必要とする
GT処理,NT処理,GR処理,NR処理をマイクロコ
ンピュータ11に行わせることができ、データ合成/分
離処理回路10の負担を軽減させることができる。
【0059】なお、本発明の実施の形態を説明するにあ
たり、いわゆるDVフォーマットを用いたディジタルビ
デオカセットレコーダに本発明を適用した例を説明した
が、本発明は、このようなディジタルビデオカセットレ
コーダに適用したものに限られず、主信号とシステムデ
ータとの記録再生を行う記録再生装置であればあらゆる
ものに適用することができる。例えば、記録再生が可能
なディジタルビデオディスク等を記録媒体とした、記録
再生装置等にも適用することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明に係る信号記録再生装置では、デ
ータ合成/分離手段とデータ処理手段との間のシステム
データの伝送を、パラレルバスを用いて行うことによ
り、システムデータをデータ処理手段に処理させること
ができ、データ合成/分離処理手段の負担を軽減させる
ことができる。また、データ処理手段が、例えば、マイ
クロコンピュータ等により構成されていれば、処理プロ
グラムに基づきシステムデータのデータ処理を行うこと
ができるので、この処理プログラムを変更することによ
り、諸処の処理に柔軟に対応することができる。
【0061】また、本発明に係る信号記録再生装置で
は、送受信手段により外部装置とデータの伝送を行う際
に必要とするシステムデータの書き換え処理を、データ
処理手段に行わせることができ、データ合成/分離手段
の負担を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディジタルビデオカセッ
トレコーダのブロック構成図である。
【図2】上記ディジタルビデオカセットレコーダのカメ
ラ記録モードにおける動作説明をするための図である。
【図3】上記ディジタルビデオカセットレコーダの再生
モードにおける動作説明をするための図である。
【図4】上記ディジタルビデオカセットレコーダのデー
タ記録モードにおける動作説明をするための図である。
【図5】上記ディジタルビデオカセットレコーダのマイ
クロコンピュータとデータ合成/分離処理回路とを接続
するパラレルバスを説明するためのブロック構成図であ
る。
【図6】上記パラレルバスの書き込み時におけるデータ
転送処理を説明するためのタイムチャートである。
【図7】上記パラレルバスの読み出し時におけるデータ
転送処理を説明するためのタイムチャートである。
【図8】マイクロコンピュータのシステムデータ用メモ
リに対するアクセスタイミングと、主回路のシステムデ
ータ用メモリ21に対するアクセスタイミングとを説明
するためのタイミングチャートである。
【図9】ディジタルビデオカセットレコーダのシステム
データを説明するための図である。
【符号の説明】
1 ディジタルVCR、2 カメラ、3 ビデオ信号入
出力端子、4 ビデオ信号処理回路、5 マイクロフォ
ン、6 オーディオ信号入出力端子、7 オーディオ信
号処理回路、8 ディジタルデータ入出力端子、9 デ
ィジタル入出力データ処理回路、10 データ合成/分
離処理回路、11 マイクロコンピュータ、12 記録
再生回路、13 磁気ヘッド、14 パラレルバス、2
0 磁気テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルのビデオデータと、ディジタ
    ルのオーディオデータと、このビデオデータ及びこのオ
    ーディオデータのシステムデータとを合成した信号の記
    録再生を記録媒体に対して行う信号記録再生装置におい
    て、 記録時には、上記ビデオデータと上記オーディオデータ
    と上記システムデータとを合成して上記記録媒体に記録
    する記録信号を生成し、再生時には、上記記録媒体から
    再生された再生信号からビデオデータとオーディオデー
    タとシステムデータとを分離するデータ合成/分離手段
    と、 上記システムデータのデータ処理を行うデータ処理手段
    と、 上記データ合成/分離手段と上記データ処理手段とをパ
    ラレルバスにより接続し、システムデータの伝送を行う
    伝送手段とを備え、 上記データ処理手段は、記録時には、生成したシステム
    データを上記伝送手段を介して上記データ合成/分離手
    段に供給し、再生時には、上記データ合成/分離手段に
    より分離されたシステムデータを上記伝送手段を介して
    取得してデータ処理を行うことを特徴とする信号記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】 外部装置とデータの送受信を行う送受信
    手段を備え、 上記データ処理手段は、上記送受信手段を介して外部装
    置から供給されるビデオデータとオーディオデータとシ
    ステムデータとを記録媒体に記録する記録時には、上記
    送受信手段を介して供給されるシステムデータの書き換
    え処理を行ってこのシステムデータを上記データ合成/
    分離手段に供給し、記録媒体から再生したビデオデータ
    とオーディオデータとシステムデータとを上記送受信手
    段を介して外部装置に供給する再生時には、上記伝送手
    段を介して取得したシステムデータの書き換え処理を行
    って上記データ合成/分離手段に供給することを特徴と
    する請求項1に記載の信号記録再生装置。
JP10096457A 1998-04-08 1998-04-08 信号記録再生装置 Withdrawn JPH11296981A (ja)

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