JP3595612B2 - 内歯歯車加工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターナルギア即ち内歯歯車のバリ取り、又はカエリ取り、又は円弧加工を行なう装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターナルギア3はホブ盤等の歯車加工装置により加工されるのであるが、該ホブ盤により内歯3aを加工した後に、バリ5やカエリが内歯3aの端部に発生するのである。従来はこのバリ5やカエリは手作業等により、1個ずつ念入りに取り去る作業をしていたのである。
特に、インターナルギア3の場合には、たわし状の回転体やブラシ回転体等を内歯3aの部分に当てることにより、バリ5やカエリを取っていた。また、他の方法として、回転体にクランプによりインターナルギア3を固定して、該固定した状態で回転するバフ1に当てて、バリ取りやカエリ取りを行なう方法もあったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、回転するバフをインターナルギアの内歯の部分に接触させることにより、歯車側面の微妙な円弧加工を確実にかつ安価に行なうことが出来るように構成したものである。
また、ワークであるインターナルギアを機械的にクランプすることなく、ワークホルダーの内部に嵌入するだけとして、ローディングとアンローディングの作業を容易にせんとするものである。
また、ワークであるインターナルギアの外周の寸法に多少のバラツキがあっても、バリ取りやカエリ取りや円弧面加工等の作業が出来るように構成したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
先端にブラシ状のバフ1を固定し、回転されるバフ駆動軸9と、先端に皿状のワークホルダー2を固定し、回転されるワーク駆動軸6とを直角に配置し、該ワーク駆動軸6のワークホルダー2の側を水平より上方に向け傾斜して配置し、該ワークホルダー2の内部にインターナルギア3を嵌入することによりローディングし、ワークホルダー2を可撓性の材質にて構成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の歯車加工装置の全体側面図、図2は可撓性材料により構成したワークホルダー2の内部を嵌装した状態の側面図、図3はインターナルギア3の内歯3a部分のバリ5を取っている状態の側面拡大図、図4は同じくバフ1によりバリ5を取っている状態の俯瞰図、図5はワークホルダー2の側面図である。
【0006】
本発明は、インターナルギア3等のワークにおいて、内歯3aの部分等の内面側の部分に発生するバリ5やカエリ等を取り去る為の構成に関する。
インターナルギア3はホブ盤等の歯車加工装置により加工されるのであるが、該ホブ盤により内歯3aを加工した後に、バリ5やカエリが内歯3aの端部に発生するのである。従来はこのバリ5やカエリは手作業等により、1個ずつ念入りに取り去る作業をしていたのである。
【0007】
特に、インターナルギア3の場合には、たわし状の回転体やブラシ回転体等を内歯3aの部分に当てることにより、バリ5やカエリを取っていた。また、他の方法として、回転体にクランプによりインターナルギア3を固定して、該固定した状態で回転するバフ1に当てて、バリ取りやカエリ取りを行なう方法もあったのである。
しかし、どの場合にも、人手の係る面倒な作業となっていたのである。
【0008】
本発明は、該従来技術の不具合を解消するものである。即ち、バフ1のバフ駆動軸9は、駆動モーターから突出されており、水平方向に突出されている。そして、該バフ駆動軸9の先端に、ブラシ等により構成されたバフ1が固定されている。該バフ駆動軸9は、駆動モーターにより1000〜2000回転で回転されている。該水平に配置したバフ駆動軸9に対して、ワークホルダー2を駆動するワーク駆動軸6は、水平に対してややワークホルダー2の方が上がり気味の角度aで支持されている。そして、該ワーク駆動軸6は10〜50回転で回転している。
【0009】
該ワーク駆動軸6はワーク駆動モータ4により駆動されている。該ワーク駆動モータ4は、スライド体8により、傾斜支持台7の上のスライドレール15に載置されている。該傾斜支持台7は角度aの傾斜角が設けられている。該傾斜支持台7の上でスライドレール15とスライド体8の部分で、ワーク駆動モータ4とワーク駆動軸6とワークホルダー2が一体的に左右に摺動可能とされており、この摺動は油圧又は空気圧シリンダーにより自動的に行なわれる。
【0010】
そして、ワーク駆動モータ4から、飛び出し係止体10がワークホルダー2の前方まで突出されている。該飛び出し係止体10は、ワークホルダー2の内部で回転されるインターナルギア3が、ワークホルダー2から飛び出して、作業者に衝突して人身事故を発生することのないように、インターナルギア3のワークホルダー2からの抜け出しを阻止するものである。
【0011】
次に図2と図3と図4と図5において説明する。本発明のワークホルダー2は、可撓性のゴムや合成樹脂材により構成している。故に、鋼板で構成したワークホルダーと相違して、撓むことが出来るのである。そして、該ワークホルダー2は図5に示す如く皿状に構成している。そして該皿状のワークホルダー2の内部にインターナルギア3を投げ入れるだけで、ローディングが出来るように構成しているのである。
【0012】
逆にアンローディングする場合には、図1に示す如く、ワークホルダー2とワーク駆動モータ4とを後方へ退避させて、ワークホルダー2の皿の部分からインターナルギア3を取り出すだけでよいのである。そして該ワークホルダー2の内部にインターナルギア3を投げ込んだ状態で、ワーク駆動モータ4とワークホルダー2を回転する。そして、ワークホルダー2とワーク駆動モータ4を徐々に、バフ1の方向に近づけるのである。
【0013】
このようにインターナルギア3とバフ1を近づけることにより、バフ1は図1の如く、時計回転しているので、バフ1の先端がインターナルギア3の内部に入り込み、図1と図3と図4に示す如く、ブラシ状に構成したバフ1の先端が、インターナルギア3の内歯3aの部分を擦るのである。
そして、ワークホルダー2は可撓性材料又は摩擦抵抗の大きい部材により構成しているので、ワークホルダー2がワーク駆動モータ4により回転すると、ワークホルダー2の内周と、インターナルギア3の外周との間の摩擦力により、インターナルギア3が回転するのである。
【0014】
該ワークホルダー2によるインターナルギア3の回転力は、強制力ではなくて摩擦力であるので、バフ1の押圧力が強ければ回転を停止する事も出来るのである。また、インターナルギア3の外径は、ワークホルダー2の内径よりも小に構成しており、ワークホルダー2が角度aで傾斜しているので、ワークホルダー2の内部でインターナルギア3は下方のみが接触した状態となっているのである。このように、ワークホルダー2とインターナルギア3との接触面積が狭いことにより、インターナルギア3は強制回転されずに、摩擦力回転の状態となるのである。
【0015】
また、ワークホルダー2がゴムや合成樹脂の如く可撓性の材質とすることにより、バフ1の押圧力が大きすぎたり、バリ5にバフ1が引っ掛かった場合等や、インターナルギア3が必要以上の負荷を受けた場合にも、インターナルギア3はワークホルダー2を外方向に変形させて逃げることが出来るのである。そして過負荷の状態が解消されれば、ワークホルダー2の変形は復旧して、ワークホルダー2とインターナルギア3が正規の位置に戻るのである。
【0016】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。
第1に、回転するバフをインターナルギアの内歯の部分に接触させることにより、歯車側面の微妙な円弧加工を確実にかつ安価に行なうことが出来るようになったのである。
第2に、ワークであるインターナルギアを機械的にクランプすることなく、ワークホルダーの内部に嵌入するだけで、ローディングとアンローディングの作業が容易になったのである。
第3に、ワークであるインターナルギアの外周の寸法に多少のバラツキがあっても、バリ取りやカエリ取りや円弧面加工等の作業が出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯車加工装置の全体側面図。
【図2】可撓性材料により構成したワークホルダー2の内部を嵌装した状態の側面図。
【図3】インターナルギア3の内歯3a部分のバリ5を取っている状態の側面拡大図。
【図4】同じくバフ1によりバリ5を取っている状態の俯瞰図。
【図5】ワークホルダー2の側面図。
【符号の説明】
1 バフ
2 ワークホルダー
3 インターナルギア
4 ワーク駆動モータ
5 バリ
6 ワーク駆動軸
7 傾斜支持台
8 スライド体
9 バフ駆動軸

Claims (1)

  1. 先端にブラシ状のバフ1を固定し、回転されるバフ駆動軸9と、先端に皿状のワークホルダー2を固定し、回転されるワーク駆動軸6とを直角に配置し、該ワーク駆動軸6のワークホルダー2の側を水平より上方に向け傾斜して配置し、該ワークホルダー2の内部にインターナルギア3を嵌入することによりローディングし、ワークホルダー2を可撓性の材質にて構成したことを特徴とする内歯歯車加工装置
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