JP3594561B2 - 溝構造体用セグメント、溝構造体、該溝構造体用セグメントおよび該溝構造体の設置方法 - Google Patents

溝構造体用セグメント、溝構造体、該溝構造体用セグメントおよび該溝構造体の設置方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溝を構築するために用いられる溝構造体用セグメント、溝構造体、該溝構造体用セグメントおよび該溝構造体を傾斜地に設置する方法に関し、より詳細には、溝構造体用セグメントにより構築された溝または溝構造体と連結したますが溝構造体用セグメントまたは溝構造体の荷重によりひび割れしないように、傾斜地に支持して設置することができる構造の溝構造体用セグメントおよび溝構造体に関し、また、該溝構造体用セグメントおよび該溝構造体を傾斜地に支持するように設置する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
溝構造体により構築される側溝から流れてくる雨水や排水を受けるためにますが設けられていて、ますに集められた雨水や排水は、下水管へと送られるようになっている。このますに連結される溝構造体が傾斜地に設置される場合においては、溝構造体が傾斜地の斜面をすべり落ちようとする力が作用することによって、溝構造体の荷重がますにかかり、ますにひび割れが生じやすいといった問題があった。従来、こうした傾斜地に設置される溝構造体においては、溝構造体底面などに突起などを設けて、傾斜地をすべらないように抵抗を大きくすることでますに対して荷重がかからないようにされている。
【0003】
しかしながら、溝構造体底面などに突起を設けただけでは上述したすべりに対する抵抗が十分にとれないために、ひび割れを生じさせない程度まで十分にますにかかる溝構造体の荷重を軽減させることはできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前述の問題を解決するためになされたものであり、溝構造体用セグメントによって構築された溝または溝構造体の荷重によりますにひび割れが生じないように支持部材を用いて傾斜地に支持することが可能な溝構造体用セグメントおよび溝構造体を提供するとともに、該溝構造体用セグメントおよび該溝構造体を支持するように設置する方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、本発明の溝構造体用セグメント、溝構造体、該溝構造体用セグメントおよび該溝構造体の設置方法により達成される。
【0006】
すなわち、本発明の請求項1の発明によれば、傾斜地に溝を構築するために用いられるセグメントであって、前記傾斜地に支持するための支持部材を挿設する穴と、前記穴に連続するセグメント支持部とを備える溝構造体用セグメントが提供される。
【0007】
本発明の請求項2の発明によれば、傾斜地に設置され、溝構造体用セグメントにより構築される溝構造体であって、前記傾斜地に支持するための支持部材を挿設する穴と、前記穴に連続する溝構造体支持部とを備える溝構造体が提供される。
【0008】
本発明の請求項3の発明によれば、前記溝構造体は、U字溝、V字溝、L形溝、断面が矩形の溝構造体、断面が半円形の溝構造体または断面が半楕円形の溝構造体のいずれかから選択される溝構造体が提供される。
【0009】
本発明の請求項4の発明によれば、ますに連結される溝を構築するために用いられる溝構造体用セグメントを傾斜地に設置する方法であって、穴と該穴に連続するセグメント支持部とを備えるセグメントを前記ますに連結させるとともに前記傾斜地に溝を構築するように連結して設置し、前記穴に支持部材を挿設することにより前記穴と該穴に連続するセグメント支持部とを備えるセグメントを前記傾斜地に支持する溝構造体用セグメントの設置方法が提供される。
【0010】
本発明の請求項5の発明によれば、前記支持部材は、アンカーである溝構造体用セグメントの設置方法が提供される。
【0011】
本発明の請求項6の発明によれば、前記支持部材が挿設された前記穴は、さらに止水材を用いてシールされることを特徴とする溝構造体用セグメントの設置方法が提供される。
【0012】
本発明の請求項7の発明によれば、ますに連結される溝構造体を傾斜地に設置する方法であって、穴と該穴に連続する溝構造体支持部とを備える溝構造体を前記ますに連結させるとともに前記傾斜地に設置し、前記穴に支持部材を挿設することにより前記穴と該穴に連続する溝構造体支持部とを備える溝構造体を前記傾斜地に支持する溝構造体の設置方法が提供される。
【0013】
本発明の請求項8の発明によれば、前記溝構造体は、U字溝、V字溝、L形溝、断面が矩形の溝構造体、断面が半円形の溝構造体または断面が半楕円形の溝構造体のいずれかから選択される溝構造体の設置方法が提供される。
【0014】
本発明の請求項9の発明によれば、前記支持部材は、アンカーである溝構造体の設置方法が提供される。
【0015】
本発明の請求項10の発明によれば、前記支持部材を挿設した前記穴は、さらに止水材を用いてシールされることを特徴とする溝構造体の設置方法が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。本発明の溝構造体用セグメントを用いて構築される溝は、U字溝、V字溝、L形溝、断面が矩形、半円形、半楕円形などいかなる形状の溝であっても良い。図1は、本発明の溝構造体用セグメントを用いて構築された断面が半円形の溝を示した図である。図1に示す溝1は、本発明の穴と該穴に連続するセグメント支持部を備える溝構造体用セグメントと、穴もセグメント支持部も備えられていない溝構造体用セグメントとを連結することにより構築されている。本発明においては、すべてに本発明の穴と該穴に連続するセグメント支持部を備える溝構造体用セグメントを用いて溝1が構築されていても良い。以下、本発明の溝構造体用セグメントをセグメント2とし、穴もセグメント支持部も備えていない溝構造体用セグメントをセグメント3として説明する。
【0017】
図1に示す溝1には、溝1の底部4および側部5に穴6を備えるセグメント2が連結されている。図1に示すセグメント2は、穴6のほか、傾斜地に隣接する面に穴6に連続するセグメント支持部7を備えている。また、セグメント2は、穴6に挿設された支持部材によってセグメント支持部7を支持することにより傾斜地の斜面をすべり落ちないようにすることができるようになっている。図1に示す溝1は、複数のセグメント2が連結されて構築されていて、セグメント2を傾斜地に支持することにより支持することができるようになっている。
【0018】
本発明においてセグメント2に設けられた穴6は、支持部材を挿設することがでるのであればセグメント2のいかなる位置に設けられていても良い。また、穴6の大きさは、使用する支持部材の大きさにより決定することができる。さらに、穴6に連続するセグメント支持部7は、セグメント2またはセグメント2に連結されるセグメント3を支持部材に支持することができればいかなる大きさまたは形状とされていても良い。また、溝1を傾斜地に支持することができるのであればいかなる数のセグメント2を連結して溝1を構築しても良い。
【0019】
また、図1に示す穴6と挿設する支持部材との間には、隙間が生じていて、セグメント2上を雨水や排水などが流れる場合には、この隙間から傾斜地の地中へと水がしみ込んでいくこととなる。本発明においては、隙間から水をしみ込ませないように止水材を用いて隙間をシールすることができる。本発明に用いられる止水材としては、隙間を充填する充填材としてモルタルや穴6の大きさに合わせて作成されたキャップなどを用いることができる。また、本発明においては、セグメント2上を流れる雨水や排水などを止水することができるのであれば、いかなる材質または形状の止水材でも用いることができる。
【0020】
図2は、ますと連結するように傾斜地に溝構造体用セグメントにより溝を構築した断面を示した図である。図2を用いて溝構造体用セグメントの設置方法について説明する。図2に示す傾斜地8は、掘り込んで人工的に構築されたものでも良いし、山間部などの傾斜を用いたものでも良い。また、傾斜地8に沿った平坦部にます9が設けられている。図2に示すます9は、溝1と連結されていて溝1を通して流れる雨水や排水などを集めるために用いられる。一般には、道路などの側溝を流れる雨水や排水、家庭から排出される排水を集めるために用いられている。ます9に集められた雨水や排水は、図示しない管を通して図示しない下水管へと送られる。
【0021】
図2に示すます9は、底部がコンクリートを打設することにより構築され、壁体、縁石、ふたなどは、市販のコンクリート製のものを用いて構築される。また、ます9は、雨水などを受けるものの場合、底部に砂だめが設けられ、汚水などの排水に用いる場合においては、固形分が堆積しないように砂だめや土だめを作らないようにされている。
【0022】
図2に示す溝1は、セグメント2およびセグメント3により構築されていて、一端がます9の壁体10に連結され、他端は、傾斜地8の上部方向へ連続している。図2に示す実施の形態では、所定間隔においてセグメント2が連結されるように溝1が構築されている。図2に示すセグメント2およびセグメント3は、傾斜地8の地盤上または溝1を構築するように掘削した地中に設置して溝1を構築することができる。セグメント2およびセグメント3を互いに連結するには、ボルトやナットなどの今まで知られたいかなる継手構造体を用いて連結することができる。また、図2に示すようにセグメント2の穴に支持部材11を挿設することにより、セグメント2およびセグメント3によって構築された溝1が傾斜地8の斜面をすべり落ちないようにされている。
【0023】
図2に示す実施の形態では、支持部材11として鋼製のアンカーが用いられている。アンカーは、セグメント2の穴6を通して傾斜地8に打込まれることにより挿設される。アンカーが挿設されたセグメント2は、アンカーがすべり止めとして作用することによってセグメント2がすべり落ちないようになっている。また、図2に示すアンカーは、セグメント2より傾斜地8の上部方向に連結されたセグメント3も支持している。このように支持することにより、ます9にかかる溝1の荷重を軽減させることができる。本発明においては、セグメント2およびセグメント3によって構築された溝1が傾斜地8をすべり落ちないように支持することができるものであれば、アンカー以外に鋼製の棒や平板などいかなるものでも用いることができる。また、溝1を構築する際、必要な数のセグメント2を用いて適切な位置に連結して構築することができる。さらに、傾斜地8の土質が柔らかい場合には、予め所定の位置にアンカーフレームを埋設しておき、アンカーボルトを用いて締結するようにしても良い。
【0024】
図2に示す溝1は、ます9の壁体10から傾斜地8の上部方向へセグメント2またはセグメント3を連結させ、セグメント2に支持部材11を挿設しながら構築することもできるし、複数の所定長さの溝1を構築しておいて連結させることにより構築することもできるし、傾斜地8に支持部材11を所定間隔に設置した後、セグメント2またはセグメント3を構築することもできる。
【0025】
以下、溝構造体用セグメントにより溝構造体としてU字溝を構築することを例に取り、詳細に説明する。図3は、本発明のU字溝を構築するために用いられるU字溝セグメント12を示した図である。図3に示すU字溝セグメント12は、断面がU字状とされていて、底部13に穴14と、傾斜地8に接する底面15にセグメント支持部16とを備えている。本発明においては、穴14に挿設される支持部材によって適切に支持できるのであれば穴14の位置はいかなる位置とされていても良いが、施工上において底部13に設けられるのが好ましい。また、穴14の大きさは、使用する支持部材の大きさなどにより決定することができる。本発明においては、このセグメント支持部16は、U字溝セグメント12を支持部材に適切に支持することができればいかなる大きさまたは形状とされていても良い。また、図3に示すU字溝セグメント12には、嵌合部17が設けられ、嵌め合わせて設置することができるようになっている。嵌合部17は、適切に嵌め合わせることができるのであれば、図3に示す以外にいかなる形状とされていても良い。
【0026】
図4は、ますと連結するように傾斜地に上述したU字溝セグメントを列設して構築したU字溝の断面を示した図である。図4を用いて傾斜地にU字溝を設置する方法について説明する。図4では、U字溝セグメントを列設して溝を構築する場合に、本発明の穴と穴に連続するセグメント支持部とを備えるU字溝セグメントと、穴もセグメント支持部も備えていないU字溝セグメントとが用いられている。図4においては、本発明の穴と穴に連続するセグメント支持部とを備えるU字溝セグメントがU字溝セグメント12として示され、穴もU字溝支持部も備えていないU字溝セグメントがU字溝セグメント18として示されている。
【0027】
図4に示す実施の形態では、傾斜地8にU字溝が収容できる程度の溝を掘り、ます9から傾斜地8の斜面に向けて上部方向へU字溝セグメント12およびU字溝セグメント18を列設してU字溝を構築している。図4に示す実施の形態では、小さくされたU字溝セグメント18aとます9とが連結され、U字溝セグメント12とU字溝セグメント18とが交互に設置されている。U字溝セグメント12を設置する場合においては、穴14に支持部材19を挿設することにより傾斜地8をU字溝がすべり落ちないように支持される。図4に示す支持部材19としては、上述したアンカーを挙げることができるが、アンカー以外に傾斜地8に支持することができるものであればいかなるものでも用いることができる。
【0028】
また、図4に示す支持部材19は、U字溝セグメント12と、U字溝セグメント12の上部方向に設置されたU字溝セグメント18とを支持している。このように支持することにより、ます9にかかるU字溝セグメント12およびU字溝セグメント18により構築したU字溝の荷重を軽減させることができる。図4においては、U字溝セグメント12とU字溝セグメント18とが交互に設置されているが、本発明においては、支持部材19により支持できる数のU字溝セグメント18をU字溝セグメント12の上部方向に設けることができる。U字溝セグメント12と、U字溝セグメント18を2つ支持することができる強度を有する支持部材19を用いるのであれば、U字溝セグメント12の上部方向にU字溝セグメント18を2つ設置し、さらにその上にU字溝セグメント12を設けるといったようにして設置してU字溝を構築することも可能である。また、本発明においては、U字溝セグメント12をすべてに用いてU字溝を構築しても良い。
【0029】
図5は、本発明のU字溝セグメント12およびU字溝セグメント18を設置するところを詳細に示した図である。図5に示す実施の形態では、U字溝セグメント12が傾斜地8に設置され、アンカーなどの支持部材19が底部13に設けられた穴14に挿設されている。挿設された支持部材19は、傾斜地8に固定されるとともにU字溝セグメント12を支持している。また、U字溝セグメント12を支持するためにU字溝セグメント12には、セグメント支持部16が備えられている。さらに、挿設した支持部材19と穴14との間には、隙間が生じていて、U字溝セグメント12上を雨水や排水などが流れる場合には、この隙間から傾斜地8の地中へと水がしみ込んでいくこととなる。図5においては、隙間から水をしみ込ませないように止水材20が用いられている。本発明に用いられる止水材20としては、上述した隙間を充填する充填材としてモルタルや穴14の大きさに合わせて作成されたキャップなどを用いることができる。
【0030】
また、図5においては、U字溝セグメント12を設置した後にU字溝セグメント18が設置されている。U字溝セグメント18の嵌合部17は、U字溝セグメント12の端部21とを嵌め合わせることができるようになっている。U字溝セグメント18の嵌合部17とU字溝セグメント12の端部21との嵌め合わせにおいては、コンクリートにより打ち継ぎしたり、充填材やシール材、接着剤などを用いて接合することができる。また、U字溝セグメント12にも同様の嵌合部17が設けられていて、U字溝セグメント12とU字溝セグメント18とを嵌め合わせて連結してU字溝を構築することができるようになっている。
【0031】
これまで本発明を図面に示した実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、溝構造体用セグメントにおいては、溝構造体用セグメントを連結させていかなる形状の溝を構築しても良いし、継手構造体や嵌合できるようにされていてシール材や接着剤などを用いて連結する以外に、いかなるものまたは形状にして連結されるようにしていても良い。また、溝構造体においては、いかなる数の溝構造体用セグメントを用いて構築しても良いし、U字溝に限らず、V字溝、L形溝、断面が矩形、断面が半円形、断面が半楕円などいかなる形状とすることもできる。
【0032】
【発明の効果】
上述したように、本発明の溝構造体用セグメントおよび該溝構造体用セグメントの設置方法を用いることにより、ますと連結し、傾斜地に設置される溝構造体用セグメントにより構築された溝を支持部材を用いて傾斜地に支持することができ、ますにかかる荷重を軽減させることができる。また、荷重を軽減させることにより、ますにひび割れが生じることを無くすことができる。
【0033】
また、本発明の溝構造体および該溝構造体の設置方法を用いることにより、ますと連結し、傾斜地に設置される溝構造体を支持部材を用いて傾斜地に支持することができ、ますにかかる荷重を軽減させることができる。これもまた、荷重を軽減させることにより、ますにひび割れが生じることを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溝構造体用セグメントを用いて構築した溝を示した図。
【図2】本発明の溝構造体用セグメントの設置方法において、ますと連結するように溝構造体用セグメントにより構築された溝を傾斜地に設置した断面を示した図。
【図3】本発明の溝構造体としてU字溝を構築するためのU字溝セグメントを示した図。
【図4】本発明の溝構造体の設置方法において、ますと連結するようにU字溝セグメントを傾斜地に列設してU字溝を構築した断面を示した図。
【図5】本発明の溝構造体の設置方法において用いられるU字溝セグメントと本発明の溝構造体用セグメントとを連結して設置するところを詳細に示した図。
【符号の説明】
1…溝
2、3…セグメント
4…底部
5…側部
6…穴
7…セグメント支持部
8…傾斜地
9…ます
10…壁体
11…支持部材
12…U字溝セグメント
13…底部
14…穴
15…底面
16…セグメント支持部
17…嵌合部
18、18a…U字溝セグメント
19…支持部材
20…止水材
21…端部

Claims (10)

  1. 傾斜地に、ますの壁体に連結される溝を構築するために用いられる溝構造体用セグメントであって、前記傾斜地に支持するための支持部材を挿設する穴と、前記穴に連続し、前記支持部材が挿通される孔を備え、前記セグメントの前記傾斜地に隣接する面に突出するように設けられるセグメント支持部とを備え、前記面が隣接する傾斜地には前記セグメント支持部のみが埋設される、溝構造体用セグメント。
  2. 傾斜地に設置され、ますの壁体に連結され、溝構造体用セグメントにより構築される溝構造体であって、前記傾斜地に支持するための支持部材を挿設する穴と、前記穴に連続し、前記支持部材が挿通される孔を備え、前記セグメントの前記傾斜地に隣接する面に突出するように設けられる溝構造体支持部とを備え、前記面が隣接する傾斜地には前記溝構造体支持部のみが埋設される、溝構造体。
  3. 前記溝構造体は、U字溝、V字溝、L形溝、断面が矩形の溝構造体、断面が半円形の溝構造体または断面が半楕円形の溝構造体のいずれかから選択される、請求項2に記載の溝構造体。
  4. ますの壁体に連結される溝を構築するために用いられる溝構造体用セグメントを傾斜地に設置する方法であって、
    穴と該穴に連続し、前記支持部材が挿通される孔を備え、前記セグメントの前記傾斜地に隣接する面に突出するように設けられるセグメント支持部とを備えるセグメントを前記ますに連結させるとともに前記傾斜地に溝を構築するように連結して前記面が隣接する傾斜地に前記セグメント支持部のみが埋設されるように設置し、前記穴および前記孔に支持部材を挿設することにより前記穴と該穴に連続するセグメント支持部とを備えるセグメントを前記傾斜地に支持する、溝構造体用セグメントの設置方法。
  5. 前記支持部材は、アンカーである、請求項4に記載の溝構造体用セグメントの設置方法。
  6. 前記支持部材が挿設された前記穴は、さらに止水材を用いてシールされることを特徴とする、請求項4または5に記載の溝構造体用セグメントの設置方法。
  7. ますの壁体に連結される溝構造体を傾斜地に設置する方法であって、
    穴と該穴に連続し、前記支持部材が挿通される孔を備え、前記セグメントの前記傾斜地に隣接する面に突出するように設けられる溝構造体支持部とを備える溝構造体を前記ますに連結させるとともに、前記面が隣接する傾斜地に前記溝構造体支持部のみが埋設されるように設置し、前記穴および前記孔に支持部材を挿設することにより前記穴と該穴に連続する溝構造体支持部とを備える溝構造体を前記傾斜地に支持する、溝構造体の設置方法。
  8. 前記溝構造体は、U字溝、V字溝、L形溝、断面が矩形の溝構造体、断面が半円形の溝構造体または断面が半楕円形の溝構造体のいずれかから選択される、請求項7に記載の溝構造体の設置方法。
  9. 前記支持部材は、アンカーである、請求項7または8に記載の溝構造体の設置方法。
  10. 前記支持部材を挿設した前記穴は、さらに止水材を用いてシールされることを特徴とする、請求項7〜9のいずれか1項に記載の溝構造体の設置方法。
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