JP3594538B2 - デジタル信号のデューティ比検出回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル入力信号のデューティ比を検出するデジタル信号のデューティ比検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
ブラシレスモータにおいて、デジタル信号のデューティ比を変えることでモータの回転数をコントロールすることが行われている。
【0003】
図1はブラシレスモータの全体のブロック図で、1、2、3はY結線されたA相、B相及びC相の駆動コイル、4、5、6、7、8、9は出力トランジスタで、出力トランジスタ4と出力トランジスタ5とのコレクタは結合され、その結合点に前記駆動コイル1の一端が接続され、また出力トランジスタ6と出力トランジスタ7とのコレクタも結合され、その結合点に前記駆動コイル2の一端が接続され、さらに出力トランジスタ8と出力トランジスタ9とのコレクタは結合され、その結合点に前記駆動コイル3の一端が接続されている。
【0004】
11はホールアンプ波形変換回路で、ホール素子(図示せず)でモータの回転位置を検出して得られたホール素子信号INA+、INA−、INB+、INB−、INC+、INC−が端子12、13、14、15、16、17を介して加えられホールアンプ出力信号A、B、Cを出力する。
【0005】
20は前記ホールアンプ波形変換回路11に接続された出力回路で、出力信号AT、AB、BT、BB、CT、CBを発生する。
【0006】
30はデジタル信号のデューティを検出するデューティ検出回路で、デジタル信号の1周期におけるLレベルレベルの比率を検出する。31は前記検出されたデューティ比に基づいて回転数の目標値を算出する回転目標値算出回路、32は前記回転目標値算出回路32の出力信号に基づいて目標値を補正する電圧補正算出回路、33は電圧補正算出回路32からの出力信号に応じてPWM信号を発生するPWM信号発生回路である。
【0007】
次に図2及び図3に基づいて前記ブロック図の動作を説明する。モータの回転位置がホール素子にて検出され、検出されたホール素子信号INA+、INA−、INB+、INB−、INC+、INC−は端子12、13、14、15、16、17を介してホールアンプ波形変換回路11に加えられる。
【0008】
前記ホールアンプ波形変換回路11に加えられたホール素子信号INA+、INA−、INB+、INB−、INC+、INC−は波形変換されてホールアンプ出力信号A、B、Cを発生し出力回路20に加えられる。すると出力回路20から出力信号AT、AB、BT、BB、CT、CBを発生する。
【0009】
出力信号ATはバッフア21を介して出力トランジスタ4のベースに加わり、また出力信号ABはナンド回路24に加わり、PWM出力回路33からのPWM信号と共に出力トランジスタ5に加わる。同様に出力信号BTはバッフア22を介して出力トランジスタ6のベースに加わり、また出力信号BBはナンド回路25に加わり、PWM出力回路33からのPWM信号と共に出力トランジスタ7に加わり、更に出力信号CTはバッフア23を介して出力トランジスタ8のベースに加わり、また出力信号CBはナンド回路26に加わり、PWM出力回路33からのPWM信号と共に出力トランジスタ9に加わる。
【0010】
図3において出力信号ATがローレベルである期間X1では出力トランジスタ4がONされると共に、ナンド回路25に加わる出力信号BBがローレベルとなるので、PWM出力回路33からのPWM信号がローレベルの期間ナンド回路25の出力信号がハイレベルとなり、出力トランジスタ7をONするため駆動コイル1及び駆動コイル2に駆動電流が流れる。
【0011】
出力信号ATがローレベルである期間X2では出力トランジスタ4が引続きONされると共に、ナンド回路26に加わる出力信号CBがローレベルとなるので、PWM出力回路33からのPWM信号がローレベルの期間ナンド回路26の出力信号がハイレベルとなり、出力トランジスタ9をONするため駆動コイル1及び駆動コイル3に駆動電流が流れる。
【0012】
次に出力信号BTがローレベルである期間Y1では出力トランジスタ6がONされると共に、ナンド回路26に加わる出力信号CBがローレベルとなるので、PWM出力回路33からのPWM信号がローレベルの期間ナンド回路2の出力信号がハイレベルとなり、出力トランジスタ9をONするため駆動コイル2及び駆動コイル3に駆動電流が流れる。
【0013】
出力信号BTがローレベルである期間Y2では出力トランジスタ6が引続きONされると共に、ナンド回路24に加わる出力信号ABがローレベルとなるので、PWM出力回路33からのPWM信号がローレベルの期間ナンド回路24の出力信号がハイレベルとなり、出力トランジスタ5をONするため駆動コイル3及び駆動コイル1に駆動電流が流れる。
【0014】
更に出力信号CTがローレベルである期間Z1では出力トランジスタ8がONされると共に、ナンド回路24に加わる出力信号ABがローレベルとなるので、PWM出力回路33からのPWM信号がローレベルの期間ナンド回路24の出力信号がハイレベルとなり、出力トランジスタ5をONするため駆動コイル3及び駆動コイル1に駆動電流が流れる。
【0015】
出力信号CTがローレベルである期間Z2では出力トランジスタ8が引続きONされると共に、ナンド回路25に加わる出力信号BBがローレベルとなるので、PWM出力回路33からのPWM信号がローレベルの期間ナンド回路25の出力信号がハイレベルとなり、出力トランジスタ7をONするため駆動コイル3及び駆動コイル2に駆動電流が流れる。
【0016】
このように駆動コイル1、2、3に順次駆動電流が流れモータを回転するが、前記駆動コイル1、2、3に流れる駆動電流量はPWM信号のローレベルの期間によって変るので、PWM信号の1周期におけるローレベルの期間、即ちデューティ比を変えることにより回転数が変る。
【0017】
即ちデューティ比検出回路30でデューティ比を検出し8ビットデジタル信号を発生し、その8ビットデジタル信号を回転目標値算出回路31に加え回転目標値Dfanを算出し、そのデータに応じて電圧補正値算出回路32にて回転目標値に補正がかかる。前記8ビットデータ信号のデータ255のうちDfanをハイレベルにすることでPWM信号が発生し、モータの回転数が制御される。
【0018】
前記デューティ比を検出するには、カウンタにてデジタル信号の1周期に加わるクロック信号のクロック数と1周期のうちローレベル期間(以下Lレベル期間という)に加わるクロック信号のクロック数をカウントし、演算回路によって
デューティ比=Lレベル期間のカウント数/1周期のカウント数×256
を演算し、8ビットのデューティ比データを得る。
【0019】
前述のようにデジタル信号の1周期でのローレベルの割合、即ちローレベルのデューティ比を検出するのに、1周期の第1クロックパルス数と1周期うちのLレベル期間のパルス数を算出し、演算回路でLレベル期間のパルス数を1周期のパルス数で割り算していたため、演算回路に割り算回路が必要となり回路が複雑で規模が大きくなった。そこで演算回路で割算することなくデューティ比を算出する回路が考案された。
【0020】
図5は割算することなくデューティ比を算出する演算回路で、40は2Nビットの第1カウンタで、本実施例では16ビットカウンタを用いており、デューティ比を検出するためのデジタル入力信号と第1のクロック信号とが加えられる。前記第1カウンタ40はデジタル入力信号のハイレベルからローレベルになる立ち下がりでリセットされるので、リセットされてから次にリセットされるまでに加わる第1クロック入力信号のパルス数をカウントすることでデジタル入力信号の1周期のパルス数がカウント出来る。
【0021】
41は前記第1カウンタ40でカウントされたカウント数をNビットシフトするNビットシフト回路で、本実施例では16ビットを8ビットシフトし上位8ビットを取っている。42はNビットの第2カウンタで、本実施例では8ビットカウンタを用いており、前記デジタル入力信号と第1のクロック信号とが加えられ、デジタル入力信号のローレベル期間(以下Lレベル期間という)にのみ動作して、前記Lレベル期間に加わる第1のクロック信号のパルス数をカウントしたデータ信号を発生する。
【0022】
43はコンパレータで、前記8ビットシフト回路41で8ビットシフトしたデータ信号と第2カウンタ回路42からのデータ信号を比較し、両方のデータ信号が一致した時に第2のクロック信号を発生する。44はNビットの第3カウンタで、本実施例では8ビットカウンタを用いており、前記デジタル入力信号と第2のクロック信号とが加えられ、デジタル入力信号のローレベル期間(以下Lレベル期間という)にのみ動作して、前記Lレベル期間に加わる第2のクロック信号のパルス数をカウントする。
【0023】
図6は前記第2カウンタ42及び第3カウンタ43の回路図で、第1、第2・・DFF45、46、一端子にリセット信号が加えられその出力端子が第1DFF45、46のD端子に夫々加えられるNOR回路47、48、これらNOR回路47、48の入力に接続されたEX−OR回路49、50、更にインバータ51及びNAND回路52等よりなる。
【0024】
今イネーブル信号がLレベルのときインバータ51の出力信号はHレベルでああり、また第1D−FFのQ端子は始めLレベルのためEX−OR回路49の出力信号もハイレベルとなり、従ってNOR回路47の出力信号はLレベルであり、第1DFF45はクロック信号が入力されても動作せずカウントされない。
【0025】
しかしイネーブル信号がハイレベルになるとインバータ51の出力信号はローレベルとなり、EX−OR回路49の出力信号はローレベルとなり、従ってNOR回路47の一方の入力端子はローレベルとなり、リセット信号がローレベルであるとNOR回路47の出力信号はハイーレベルとなり、第1―DFF45のD端子はハイレベルとなるため、クロック信号が入力されると反転しQ端子をHレベルとしカウントする。
【0026】
第1DFF45が反転しQ端子がHレベルとなると、NAND回路52の入力端子が共にハイレベルとなるので、出力端子はローレベルとなり、又第2D−FFのQ端子はLレベルであるためEX−OR回路50の出力端子もローレベルとなるので、NOR回路48の出力端子はリセット信号がローレベルであればHレベルとなりクロック信号が入力されると、第2DFFは反転する。このようにしてイネーブル信号がハイレベルの間はクロック信号が入力される毎にのカウント数のデータ信号を発生する。
【0027】
前記カウントされた16ビットのカウント数のデータ信号は8ビットシフト回路41で1/256にする。即ち16ビットカウント数データを8ビットシフトして上位8ビットカウント数のデータ信号となる。前記8ビットシフト回路41で得られた8ビットカウント数のデータ信号と第2カウンタ42でカウントされたLレベル期間のカウント数のデータ信号とはコンパレータ43に加えられ比較し、両方のカウント数のデータ信号が一致したとき前記コンパレータ43から第2のクロック信号を発生する。
【0028】
前記第2のクロック信号を第3カウンタ44に加え、第3カウンタ44に加えられるデジタル信号のLレベル期間に加わる第2パルス数をカウントすることにより、Lレベル期間のデューティ比が得られる。
【0029】
しかし1周期をカウントし1/256にするとき、8ビットシフトで、16ビットデータの上位8ビットのみを有効にしているため、その分誤差が生じる。特に入力信号の周期が短くなるとデータに対して切捨てられる数が大きくなるため誤差が増大する。
【0030】
例をあげて説明すると、
入力信号は800KHZでデューティ50%とし、クロック信号を2.5MHZとすると、1周期は1250μSなので、カウント数は3125となる。
3125×1/256=12(下位8ビット切捨て)
Lレベル期間は625μSなので、これを12クロック間隔のパルスでカウントすると
1565÷12=130
デューティ比は130となり、正規のデータ127に対し誤差が生じる。
【0031】
【発明が解決するための課題】
前述のようにデジタル信号のローレベルのデューティ比を検出するのに、1周期をカウントし1/256にするとき、8ビットシフトで16ビットデータの上位8ビットのみを有効にしているため、その分誤差が生じ特に入力信号の周期が短くなるとデータに対して切捨てられる数が大きくなるため誤差が増大する。
【0032】
【課題を解決するための手段】
本発明は2Nビットの第1カウンタでデジタル入力信号のn周期に加えられる第1のクロック信号のパルス数をカウントし、Nビットシフト回路で前記第1カウンタのカウント数をNビットにシフトし、第2カウンタでデジタル入力信号のn周期のうちLレベル(ローレベル)期間に加えられるクロック信号のパルス数をカウントし、コンパレータで前記Nビットシフト回路の出力信号と第2カウンタの出力信号を比較し、Nビットシフト回路からの出力信号と第2カウンタからの出力信号が一致した時第2のクロック信号を発生し、Nビットの第3カウンタで前記デジタル入力信号のn周期のうちLレベル(ローレベル)期間に加えられるコンパレータからの第2のクロック信号のパルス数をカウントする。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面に従って説明する。本発明のデューティ比検出回路を用いたブラシレスモータのブロック図は図1と同一であるので、ここでは説明を省略する。
【0034】
図4において、60はデューティ比を検出するべきデジタル入力信号の周波数を検出する周波数検出回路、61は前記デジタル入力信号のn周期を通過するn周期通過路、62は前記デジタル入力信号の1周期通過する1周期通過路、63は該スイッチ回路で、前記周波数検出回路の出力信号にて切替えられ前記デジタル入力信号のn周期分又は1周期分通過を通過する。
【0035】
64は2Nビットの第1カウンタで、本実施例では16ビットカウンタを用いており、前記スイッチ回路を通過したn周期分又は1周期分デジタル入力信号と第1のクロック信号とが加えられる。前記第1カウンタ64はデジタル入力信号の1周期又はn周期の間に加わる第1のクロック信号のパルス数をカウントする。
【0036】
65は前記第1カウンタ64でカウントされたカウント数のデータ信号をNビットシフトするNビットシフト回路で、本実施例では16ビットを8ビットシフトし上位8ビットを取っている。66はNビットの第2カウンタで、本実施例では8ビットカウンタを用いており、前記デジタル入力信号と第1のクロック信号とが加えられ、デジタル入力信号のローレベル期間(以下Lレベル期間という)にのみ動作して、前記Lレベル期間に加わる第1のクロック信号のパルス数をカウントする。
【0037】
67はコンパレータで、前記8ビットシフト回路65で8ビットにシフトしたデータ信号と第2カウンタ回路66でカウントした第1クロック信号のパルス数のデータ信号を比較し、両方のデータ信号が一致した時に第2のクロック信号を発生する。68はNビットの第3カウンタで、本実施例では8ビットカウンタを用いており、前記デジタル入力信号と第2のクロック信号とが加えられ、デジタル入力信号のローレベル期間(以下Lレベル期間という)にのみ動作して、前記デジタル入力信号のn周期又は1周期に加わる第2のクロック信号のパルス数をカウントする。
【0038】
前述のように、第1カウンタ64はデジタル入力信号のn周期又は1周期にクロック信号が入力される毎にカウントアップするので、結局デジタル信号のn周期又は1周期の間に入力されるクロック信号のパルス数をカウントし16ビットのカウント数のデータ信号を発生する。
【0039】
前記第1カウンタ64でカウントされた16ビットのカウント数のデータ信号は8ビットシフト回路41で1/256にする。即ち16ビットカウント数のデータ信号を8ビットシフトして上位8ビットカウント数のデータ信号に変換することとなる。前記8ビットシフト回路65で得られた8ビットカウント数のデータ信号と第2カウンタ66でカウントされたLレベル期間のカウント数のデータ信号とはコンパレータ67に加えられ比較し、両方のカウント数のデータ信号が一致したとき前記コンパレータ67から第2のクロック信号を発生する。
【0040】
前記第2のクロック信号を第3カウンタ68に加え、第3カウンタ68に加えられるデジタル信号のn周期又は1周期のLレベル期間に加わる第2のパルス数をカウントすることにより、Lレベル期間のデューティ比が得られる。
【0041】
入力信号の周期が短いとき1周期をカウントし1/256にするとき、8ビットシフトで、16ビットデータの上位8ビットのみを有効にしているため、その分誤差が生じるが、このときは周波数検出回路60よりの出力信号でデジタル入力信号のn周期を通過し、n周期で積算し誤差を少なくしている。
【0042】
例をあげて説明すると、デジタル入力信号は800HZでデューティが50%とし、第1のクロック信号が2.5MHZで8周期間をカウントする。すると
1周期 1250μS×8=10000μSとなり、この間に第1カウンタ64に入力される第1のクロック信号のカウント数は25000となる。
【0043】
これを8ビットシフト回路65でシフトすると、
25000×1/256=97(下位8ビット切捨て)
コンパレータ66から出る第2のクロック信号の97間隔のパルスで1周期のLレベル期間をカウントすると、
1562÷97=16
従って16×8=128となり、正規のデータ比127に対して誤差が少なくなる。
【0044】
前述のように、全ての周波数のデジタル入力信号に対しn周期で検出すると、デジタル入力信号の周期が長い場合はカウント数が多くなり、第1カウンタ64が大きくなる。そこでデジタル信号の周期が長い場合は1周期で十分精度が保つことが出来る。
【0045】
従って周波数検出回路60で入力デジタルの信号周波数を検出し、入力デジタルの信号周波数が長い場合は周波数検出回路60の出力信号でスイッチ回路63を切替え、1周期のデジタル入力信号を第1カウンタ64に加え、図2と同様に第1カウンタ64はデジタル入力信号が立ち下がるとリセットし次にデジタル入力信号が立ち下がるまで、クロック信号が入力される毎にカウントアップしデジタル信号の1周期の間に入力されるクロック信号のパルス数をカウントし16ビットのカウント数データのパルス信号を発生する。
【0046】
前記カウントされた16ビットのカウント数データのパルス信号を8ビットシフト回路41で1/256にする。前記8ビットシフト回路65で得られた8ビットカウント数のデータ信号と第2カウンタ66でカウントされたLレベル期間のカウント数のデータ信号とはコンパレータ67に加えられ比較し、両方のカウント数のデータ信号が一致したとき前記コンパレータ67から第2のクロック信号を発生する。
【0047】
前記第2のクロック信号を第3カウンタ68に加え、第3カウンタ68に加えられるデジタル信号のLレベル期間に加わる第2のパルス数をカウントすることにより、Lレベル期間のデューティ比が得られる。
【0048】
【発明の効果】
本発明のデジタル入力信号のデューティ比検出回路はデジタル入力信号のn周期のクロック信号のパルス数をカウントし、前記デジタル入力信号のn周期のうちLレベル(ローレベル)期間に加えられるコンパレータからの第2のクロック信号のパルス数をカウントしたので、1周期をカウントし1/256にし16ビットデータの上位8ビットのみを有効にしても、誤差を少なく出来る。
【0049】
又デジタル入力信号の周期が長いときには、デジタル入力信号の1周期のみを取出し、デューティ比を検出するようにしたのでカウンタを必要以上に大きくなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明及び従来のデジタル入力信号のデューティ比検出回路を用いたブラシレスモータの回路図である。
【図2】図1のブラシレスモータの回路の一部分の波形図である。
【図3】図1のブラシレスモータの回路の他部分の波形図である。
【図4】本発明のデジタル入力信号のデューティ比検出回路の基本となる回路のブロック図である。
【図5】従来のデジタル入力信号のデューティ比検出回路のブロック図である。
【図6】図4及び図5の第2、第3カウンタ部分の回路図である。
【符号の説明】
60 周波数検出回路
61 n周期通過路
62 1周期通過路
63スイッチ回路
64 第1カウンタ
65 8ビットシフト回路
66 第2カウンタ
67 コンパレータ
68 第3カウンタ
Claims (3)
- デューティ比を検出するべきデジタル入力信号のn周期に加えられる第1のクロック信号のパルス数をカウントする2Nビットの第1カウンタと、該第1カウンタのカウント数のデータ信号をNビットにシフトするNビットシフト回路と、前記デジタル入力信号のn周期のうちLレベル(ローレベル)期間に加えられる第1のクロック信号のパルス数をカウントするNビットの第2カウンタと、前記Nビットシフト回路でNビットシフタされたデータ信号と第2カウンタのデータ信号を比較し、Nビットシフト回路からのデータ信号と第2カウンタからのデータ信号が一致した時第2のクロック信号を発生するコンパレータと、前記デジタル入力信号のn周期のうちLレベル(ローレベル)期間に加えられるコンパレータからの第2のクロック信号のパルス数をカウントするNビットの第3カウンタとよりなることを特徴とするデジタル信号のデューティ比検出回路。
- デューティ比を検出するべきデジタル入力信号の周波数を検出する周波数検出回路と、前記デジタル入力信号のn周期を通過さすn周期通過路と、前記デジタル入力信号の1周期を通過さす1周期通過路と、周波数検出回路の出力信号にて切替えられ前記デジタル入力信号のn周期分又は1周期分通過を通過さすスイッチ回路と、該スイッチ回路を通過したデジタル入力信号のn周期又は1周期に加わる第1のクロック信号のパルス数がカウントされる2Nビットの第1カウンタと、該第1カウンタのカウント数のデータ信号をNビットにシフトするNビットシフト回路と、前記デジタル入力信号のデジタル入力信号のn周期分又は1周期のうちLレベル(ローレベル)期間に加えられる第1のクロック信号のパルス数をカウントするNビットの第2カウンタと、前記Nビットシフト回路でNビットシフトしたデータ信号と第2カウンタのデータ信号を比較し、Nビットシフト回路からのデータ信号と第2カウンタからのデータ信号が一致した時第2のクロック信号を発生するコンパレータと、デジタル入力信号のn周期又は1周期のLレベル(ローレベル)期間に加えられるコンパレータからの第2のクロック信号のパルス数がカウントされるNビットの第3カウンタとよりなることを特徴とするデジタル信号のデューティ比検出回路。
- 前記デジタル入力信号の周波数が高いとき、スイッチ回路を切替えn周期通過路を通過するデジタル入力信号を第1カウンタ及び第2カウンタに加え、デジタル入力信号の周波数が低いとき、スイッチ回路を切替え1周期通過路を通過するデジタル入力信号を第1カウンタ及び第2カウンタに加えることを特徴とする請求項2記載のデジタル信号のデューティ比検出回路。
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