JP3594388B2 - 塩化カルプロニウム含有組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は塩化カルプロニウム含有組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
塩化カルプロニウムは局所血管拡張作用を有する化合物であり、発毛促進剤の有効成分として知られている(特公昭42−5680号公報参照)。
【0003】
現在、塩化カルプロニウムを発毛促進剤として用いる場合は、外用液剤として使用されており、また該液剤の溶媒としてアルコール水溶液が使用されている。かかる液剤のアルコールとしてエタノールを用いることが多い。これはエタノールの有する、(1)揮発性であるため蒸発熱を奪って皮膚に清涼感を与える、(2)配合する成分をよく溶かす、および(3)濡れた毛髪の乾燥を促進する等の効果によるものである。
【0004】
しかし、該液剤は、アルコール水溶液の効果のため、逆に頭皮の水分低下が起こり、頭皮に異常を生じることがある。これらを改善するために、グリセリン等の多価アルコール系や天然保湿成分のピロリドンカルボン酸ナトリウム等の保湿剤(湿潤剤ともいう)を配合している。しかし、夏場のように湿度の高い場合、これら保湿剤を含むことにより大気中の水分を吸湿しべたつきを生じる。
【0005】
そこで、べたつきを解消するために保湿剤の配合量を減らすと、冬場のように湿度の低い場合では、皮膚中の水分を放出することがあり、これにより皮膚の乾燥が起こる。
【0006】
また、塩化カルプロニウムは加水分解しやすく、水に対して不安定である。医薬品は長期間にわたり品質を保証する必要があるが、塩化カルプロニウムはその不安定性のため、製造してから長期間経過した製品については、製品中の塩化カルプロニウムの含有率を維持することは非常に困難である。
【0007】
そこで、化合物の加水分解を抑制するためにpHの調整を行うが、長期間の保存については不十分である場合が多い。この問題を解決するために、塩化カルプロニウムの含水溶液にパントテニールエチルエーテルを加えること(特開昭51−143616号公報参照)等が提案されているが、必ずしも満足できるものではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは上述の使用後のべたつきおよび塩化カルプロニウムの水に対する不安定な性質についての問題点を解決すべく鋭意研究を行った。
【0009】
【課題を解決するための手段】
その結果、塩化カルプロニウムおよびパントテニールエチルエーテルの含水溶液に、更に水溶性キチン誘導体を添加すると上述の問題点を解決でき得ること、更にパントテニールエチルエーテルの安定化までも図れることを見いだし、本発明を完成した。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、以下の発明(A)〜(P)に関するものである。
(A) 塩化カルプロニウム、パントテニールエチルエーテルおよび水溶性キチン誘導体を含有する組成物、
【0011】
(B) 1種または2種以上の生薬類、塩化カルプロニウム、パントテニールエチルエーテルおよび水溶性キチン誘導体を含有する組成物、
【0012】
(C) センブリ、カシュウ、チクセツニンジン、サンショウ、丹参、乾姜、オウゴン、ジオウ、チョウジ、カイソウ、セイヨウキヅタ、マンネンロウ、ゴボウならびにオランダガラシからなる群より選ばれる1種または2種以上の生薬類、塩化カルプロニウム、パントテニールエチルエーテルおよび水溶性キチン誘導体を含有する組成物、
【0013】
(D) 生薬類がカシュウおよびチクセツニンジンである上記(B)または(C)に記載の組成物、
【0014】
(E) 水溶性キチン誘導体がポリオキシアルキレンキトサンである上記(A)ないし(D)のいずれか1つに記載の組成物、
【0015】
(F) 水溶性キチン誘導体がヒドロキシプロピルキトサンである上記(A)ないし(E)のいずれか1つに記載の組成物、
【0016】
(G) カシュウ、チクセツニンジン、塩化カルプロニウム、パントテニールエチルエーテルおよびヒドロキシプロピルキトサンを含有する組成物、
【0017】
(H) カシュウチンキ、チクセツニンジンチンキ、塩化カルプロニウム、パントテニールエチルエーテルおよびヒドロキシプロピルキトサンを含有する組成物、
【0018】
(I) 塩化カルプロニウムが0.1〜10重量%の濃度である上記(A)ないし(H)のいずれか1つに記載の組成物、
【0019】
(J) 塩化カルプロニウムが0.5〜5重量%の濃度である上記(A)ないし(H)のいずれか1つに記載の組成物、
【0020】
(K) カシュウ 1/5〜20重量部、チクセツニンジン 1/5〜20重量部、塩化カルプロニウム 1重量部、パントテニールエチルエーテル 1/20〜20重量部およびヒドロキシプロピルキトサン 1/100〜1/5重量部を含有する組成物、
【0021】
(L) カシュウ 1〜10重量部、チクセツニンジン 1〜10重量部、塩化カルプロニウム 1重量部、パントテニールエチルエーテル 1/5〜5重量部およびヒドロキシプロピルキトサン 1/50〜1/10重量部を含有する組成物、
【0022】
(M) カシュウ 1重量部、チクセツニンジン 1重量部、塩化カルプロニウム 1重量部、パントテニールエチルエーテル 1重量部およびヒドロキシプロピルキトサン 1/25重量部を含有する組成物、
【0023】
(N) カシュウ 1重量%、チクセツニンジン 1重量%、塩化カルプロニウム 1重量%、パントテニールエチルエーテル 1重量%およびヒドロキシプロピルキトサン 0.04重量%を含有するローション剤、
【0024】
(O) 毛髪用である上記(A)ないし(M)のいずれか1つに記載の組成物または上記(N)に記載のローション剤、および
【0025】
(P) 育毛、発毛促進もしくは養毛用である上記(A)ないし(M)のいずれか1つに記載の組成物または上記(N)に記載のローション剤。
【0026】
以下に、本発明の組成物の構成成分である塩化カルプロニウム、パントテニールエチルエーテル、水溶性キチン誘導体および生薬類について説明する。
【0027】
本発明で用いられる塩化カルプロニウムは、局所血管拡張作用を有し、次の構造式で表される化合物である。
【0028】
【化1】
【0029】
本発明で用いられるパントテニールエチルエーテルは、塩化カルプロニウムの安定化作用だけでなく、毛根活性化作用を有し、次の構造式で表される化合物である。
【0030】
【化2】
HOCH2C(CH3)2CHOHCONHCH2CH2CH2OC2H5
【0031】
本発明で用いられる水溶性キチン誘導体とは、水に難溶性のキチンまたはキトサンを化学修飾し水溶性とした誘導体であり、より具体的にはキチンまたはキトサンに親水性基を導入して水溶性とした誘導体である。この具体例としては、以下のものを挙げることができる。
【0032】
(1)ポリオキシアルキレンキチンまたはポリオキシアルキレンキトサン
【0033】
【化3】
【0034】
[式中、aは1を超える数を示し、R1およびR2はそれぞれ同一または異なって水素原子、−COCH3または−(EO)p1−(PO)q1−(BO)r1−Hを、R3は水素原子または−(EO)p2−(PO)q2−(BO)r2−Hを、R4は水素原子または−(EO)p3−(PO)q3−(BO)r3−Hを示す(ここでp1、q1、r1、p2、q2、r2、p3、q3およびr3はそれぞれ同一または異なって0〜5の数を意味する。ただし、p1+q1+r1≠0、p2+q2+r2≠0、p3+q3+r3≠0である。また、EOはオキシエチレン鎖を、POはオキシプロピレン鎖を、BOはオキシブチレン鎖を意味する)。ただし、R1、R2、R3およびR4におけるEOとPOとBOとの結合の順序は問わない。]
【0035】
(2)カルボキシメチルキチンまたはカルボキシメチルキトサン
【0036】
【化4】
【0037】
[式中、bは1を超える数を示し、R5は水素原子または−COCH3を、R6およびR7はそれぞれ同一または異なって水素原子、−CH2COOH、−CH2COONH4 +または−CH2COOM(Mはアルカリ金属を意味する)を示す。ただし、R6およびR7が同時に水素原子となることはない。]
【0038】
(3)リン酸化キチンまたはリン酸化キトサン
【0039】
【化5】
【0040】
【化6】
【0041】
(4)硫酸化キチンまたは硫酸化キトサン
【0042】
【化7】
【0043】
【化8】
【0044】
(5)ジヒドロキシプロピルキチンまたはジヒドロキシプロピルキトサン
【0045】
【化9】
【0046】
[式中、fは1を超える数を示し、R16は水素原子、−COCH3または−CH2CH(OH)CH2OHを、R17およびR18はそれぞれ同一または異なって水素原子または−CH2CH(OH)CH2OHを示す。ただし、R17およびR18が同時に水素原子となることはない。]
【0047】
(6)N−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸キトサン
【0048】
【化10】
【0049】
【化11】
【0050】
本発明においては、これら水溶性キチン誘導体のうち、ポリオキシアルキレンキトサンが好ましく、ヒドロキシプロピルキトサンが特に好ましい。以下にヒドロキシプロピルキトサンの構造を示す。
【0051】
【化12】
【0052】
[式中、Rは水素原子または基
【0053】
【化13】
【0054】
(式中、mは1以上の整数を意味する)を、nは1以上の整数を示す。]
【0055】
本発明中における生薬類とは、動植物そのもの、動植物の一部、またはそれらの分泌物等の生薬、該生薬の抽出物および生薬と該生薬の抽出物の混合物を意味する。ここでいう生薬の抽出物とは、生薬に水、エタノール等の適当な浸出剤を加えて浸出した液または浸出液を濃縮した液をいい、具体的にはエキスおよびチンキ等が挙げられる。
【0056】
本発明で用いられる生薬類は、特に限定されるべきものではないが、育毛、発毛促進または養毛効果を有する生薬類が好ましい。その具体例としては、センブリ、カシュウ、チクセツニンジン、サンショウ、丹参、乾姜、オウゴン、ジオウ、チョウジ、カイソウ、セイヨウキヅタ、マンネンロウ、ゴボウおよびオランダガラシ等の生薬類を挙げることができ、これら生薬類からなる群より1種または2種以上を適宜選ぶことができる。1種または2種以上の生薬類とは、例えば、センブリ、センブリおよびカシュウ、センブリおよびカシュウの抽出物並びにセンブリ、カシュウおよびカシュウの抽出物等のことをいう。
【0057】
本発明で用いられる1種または2種以上の生薬類において、カシュウおよびチクセツニンジンの組み合わせが好ましい。カシュウの抽出物およびチクセツニンジンの抽出物の組み合わせが特に好ましい。それらの中でも、カシュウのチンキおよびチクセツニンジンチンキの組み合わせが特に好ましい。
【0058】
本発明の組成物が取り得る剤型は、一般に使用される種々剤型であれば特に限定されるべきものではないが、外用製剤が好ましい。具体的にはクリーム剤、ムース剤、懸濁剤、乳剤、リニメント剤、ローション剤およびエアゾル剤等を挙げることができる。特にローション剤およびエアゾル剤が好ましい。本発明の組成物の製剤化については、一般に知られている製造方法により製造すればよい。
【0059】
本発明の組成物には、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウムおよびヒアルロン酸等の保湿剤を含有してもよい。また、界面活性剤、乳化剤、増粘剤、保存剤、pH調整剤、着色剤、着香剤、殺菌剤、清涼刺激剤、止痒剤またはフケ止め剤等を更に含有してもよい。
【0060】
本発明の組成物を外用製剤として用いる場合、通常塩化カルプロニウムが0.1〜10重量%の濃度が好ましく、0.5〜5重量%が特に好ましい(特公昭42−5680号公報参照)。
【0061】
本発明の組成物の構成比は、塩化カルプロニウム1重量部に対して、
【0062】
パントテニールエチルエーテルは、1/20〜20重量部が好ましく、1/5〜5重量部が特に好ましい(特開昭51−143616号公報参照)。
【0063】
水溶性キチン誘導体は、1/100〜1/5重量部が好ましく、1/50〜1/10重量部が特に好ましい。
【0064】
また、生薬類(生薬の抽出物については生薬に換算して)は、1/5〜20重量部が好ましく、1〜10重量部が特に好ましい。
【0065】
本発明の組成物は、毛髪用として用いられるのが好ましく、更に具体的には育毛、発毛促進または養毛用として用いられることが好ましい。
【0066】
特に、本発明の組成物の効能・効果としては、育毛、薄毛、毛生促進、発毛促進、脱毛(抜け毛)の予防、病後・産後の脱毛、ふけ、かゆみ、養毛、円形脱毛症、発毛不全、粃糠性脱毛症、脂漏性脱毛症、びまん性脱毛症、若禿(壮年性脱毛症)および老人禿等を挙げることができる。
【0067】
本発明の組成物の使用方法は、毛髪の発生部位または発生する部位に治療または予防の目的に応じて、適当量を塗布あるいは噴霧等すればよい。
【0068】
以下、実施例および試験例を挙げて更に本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらにのみに限定されるものではない。
【0069】
【実施例】
1.実施例1 ローション剤
下記の処方のローション剤を調製した。
【0070】
・処方
原料名
塩化カルプロニウム 1g
l−メントール 0.3g
カシュウチンキ 3ml
(カシュウとして1gに相当)
チクセツニンジンチンキ 3ml
(チクセツニンジンとして1gに相当)
パントテニールエチルエーテル 1g
濃グリセリン 1g
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1g
4%ヒドロキシプロピルキトサン溶液 1g
95(v/v)%エタノール 49ml
塩酸 適当量
精製水 全量100ml
【0071】
・製造方法
95%エタノールに塩化カルプロニウム、l−メントール、カシュウチンキ、チクセツニンジンチンキ、パントテニールエチルエーテル、濃グリセリン、ピロリドンカルボン酸ナトリウムおよび4%ヒドロキシプロピルキトサン溶液を溶解し、次に精製水を適量添加し、塩酸にてpH5付近に調整した後、精製水にて全量100mlにしてローション剤を得た。
【0072】
2.実施例2 エアゾル剤
実施例1のローション剤を原液として19部を耐圧容器内に充填し、次いで噴射剤としてLPG1部を充填してエアゾル剤を製造した。
【0073】
3.比較例
下記の処方のローション剤を調製した。
【0074】
・処方
原料名
塩化カルプロニウム 1g
l−メントール 0.3g
カシュウチンキ 3ml
(カシュウとして1gに相当)
チクセツニンジンチンキ 3ml
(チクセツニンジンとして1gに相当)
パントテニールエチルエーテル 1g
濃グリセリン 3g
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 5g
95(v/v)%エタノール 49ml
塩酸 適当量
精製水 全量100ml
【0075】
・製造方法
95%エタノールに塩化カルプロニウム、l−メントール、カシュウチンキ、チクセツニンジンチンキ、パントテニールエチルエーテル、濃グリセリンおよびピロリドンカルボン酸ナトリウムを溶解し、次に精製水を適量添加し、塩酸にてpH5付近に調整した後、精製水にて全量100mlにしてローション剤を得た。
【0076】
【試験例】
1.べたつきに関する官能評価
本発明の組成物のべたつきに関する官能評価を確かめるために、一対比較法により20名の男女の被験者に官能評価を実施した。その結果を表1に示した。また、この結果をt検定により検定したところ、10%危険率で実施例1のローション剤(以下、実施例Lと略すこともある)は比較例のローション剤(以下、比較例Lと略すこともある)に比して差が認められ、実施例1のローション剤のほうがべたつかないとの結果を得た。
【0077】
【表1】
【0078】
2.べたつきに関する物性測定
実施例1のローション剤および比較例のローション剤の粘度(測定方法:25±1℃,B型粘度計,BLアダプター,30r.p.mにて測定)、乾燥減量(測定方法:105℃,3時間後の重量を量り揮散率および残存率を算出)および恒温恒湿の残存率(測定方法:30℃,32%RH(相対湿度)または30℃,75%RHで1日放置後、重量を量り、次の式により算出する。残存率=100−揮散率)について試験した。その結果、表2の通り、比較例のローション剤に対して実施例1のローション剤の粘度および残存率はほぼ同じであったが、乾燥減量の残存率は少なかった。
【0079】
これは、保湿剤を減量しても低湿度(冬場想定)または高湿度(夏場想定)のどちらの状態においても保湿性をある程度保っているものと考えられる。
【0080】
【表2】
【0081】
3.塩化カルプロニウムおよびパントテニールエチルエーテルの安定性試験
実施例1のローション剤と比較例のローション剤を一定量とり、50℃、60℃および70℃の恒温槽に一定期間放置後、液体クロマトグラフ法にて塩化カルプロニウムおよびパントテニールエチルエーテルの対開始時%をそれぞれ測定算出した。その結果を表3に示した。
【0082】
アレニウス式を用いて、25℃,3年後の安定性予測(対開始時%)を行った結果を表4に示した。表4から明らかなように、実施例1のローション剤は比較例のローション剤に比して、塩化カルプロニウムおよびパントテニールエチルエーテルどちらとも安定であるとの結果を得た。
【0083】
【表3】
【0084】
【表4】
【0085】
【発明の効果】
水溶性キチン誘導体を配合した本発明の組成物は、官能評価および物性測定から明らかなようにべたつきを解消した。また、塩化カルプロニウムのみならず、パントテニールエチルエーテルの安定性に優れた効果を示したので、長期間にわたり品質を保証することができ、更に塩化カルプロニウムおよびパントテニールエチルエーテルの局所血管拡張作用および毛根活性化作用を長期間持続させることが可能となった。また、本発明の組成物を育毛剤等の製品として出荷する際、塩化カルプロニウムおよびパントテニールエチルエーテルの割り増し仕込み量を著しく軽減することができ、経済的にも非常に優れたものである。
Claims (12)
- 塩化カルプロニウム 1重量部、パントテニールエチルエーテル 1/20〜20重量部およびヒドロキシプロピルキトサン 1/100〜1/5重量部を含有する毛髪用組成物。
- 塩化カルプロニウム 1重量部、パントテニールエチルエーテル 1/5〜5重量部およびヒドロキシプロピルキトサン 1/50〜1/10重量部を含有する毛髪用組成物。
- カシュウ 1/5〜20重量部、チクセツニンジン 1/5〜20重量部、塩化カルプロニウム 1重量部、パントテニールエチルエーテル 1/20〜20重量部およびヒドロキシプロピルキトサン 1/100〜1/5重量部を含有する毛髪用組成物。
- カシュウ 1〜10重量部、チクセツニンジン 1〜10重量部、塩化カルプロニウム 1重量部、パントテニールエチルエーテル 1/5〜5重量部およびヒドロキシプロピルキトサン 1/50〜1/10重量部を含有する毛髪用組成物。
- カシュウ 1重量部、チクセツニンジン 1重量部、塩化カルプロニウム 1重量部、パントテニールエチルエーテル 1重量部およびヒドロキシプロピルキトサン 1/25重量部を含有する毛髪用組成物。
- カシュウ 1重量%、チクセツニンジン 1重量%、塩化カルプロニウム 1重量%、パントテニールエチルエーテル 1重量%およびヒドロキシプロピルキトサン 0.04重量%を含有するローション剤。
- 毛髪用である請求項6に記載のローション剤。
- 育毛、発毛促進もしくは養毛用である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物または請求項6もしくは7に記載のローション剤。
- 水溶性キチン誘導体を有効成分とする塩化カルプロニウムの安定化剤。
- 水溶性キチン誘導体を有効成分とするパントテニールエチルエーテルの安定化剤。
- 水溶性キチン誘導体がポリオキシアルキレンキトサンである請求項9または10記載の安定化剤。
- 水溶性キチン誘導体がヒドロキシプロピルキトサンである請求項9または10記載の安定化剤。
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