JP3593893B2 - カラー液晶プロジェクター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源光を色分離手段で互いに異なる波長域をもつ複数の光束に分離し、この分離した光束を単一の液晶装置で変調し、投射光学系で投射するカラー液晶プロジェクターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のカラー液晶プロジェクタとしては、特開平4−60538号が知られている。これは、図6に示されるように、光源1の光が色分離手段であるダイクロイックミラー3R,3G,3Bで赤,緑,青の3色の光に分離されて単一の液晶装置5に導かれ、液晶装置5において各色の光束毎に変調され、投射レンズ6によって画面7上にカラー画像が投射される構造となっている。
【0003】
符号2は、平行光形成用のコンデンサレンズ、符号4はマイクロレンズアレイ、符号6はフィールドレンズである。また、符号8,9は、液晶装置5の前後に設けられた偏光子,検光子としての偏光板で、鮮明なカラー画像の形成には不可欠なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記した偏光板8,9は、P偏光光またはS偏光光の一方を透過し、他方を吸収する、いわゆる吸収型の偏光板である。このため、偏光板8,9(特に入射側偏光板8)の温度が吸収熱のために上がり、偏光特性が低下して画像のコントラストや色純度が低下するおそれがあるという問題があった。また、偏光板8,9の温度上昇を抑えるには、ファン等の冷却手段が必要であった。
【0005】
本発明は、前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、偏光板における熱の発生が少なくコントラストや色純度の高い投射画像を形成できるカラー液晶プロジェクターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
また、本発明に係るカラー液晶プロジェクターにおいては、光源と、前記光源光を互いに異なる波長域をもつ複数の光束に分離する色分離手段と、前記色分離手段により分離された各光束を変調する単一の液晶装置と、前記液晶装置で変調された各光束を画面上に投射する投射光学系とを備えたカラー液晶プロジェクターにおいて、
前記色分離手段を、P偏光光又はS偏光光のいずれか一方を透過させ、かつ他方の互いに異なる所定の波長域を反射する複数の反射型偏光板によって構成するようにした。
【0007】
色分離手段である反射型偏光板によって分離されたそれぞれの光束は、偏光光として単一の液晶装置に導かれるので、従来のように液晶装置の前後に偏光板を設けるまでもなく、画面に投射合成された画像のコントラストおよび色純度を高めるべく作用する。従って、偏光子,検光子としての吸収型偏光板を液晶装置の光入射側および光出射側に設けなくてもよい。またたとえ偏光子,検光子としての吸収型偏光板を設けたとしても、これらの偏光板に導かれる光の偏光度が高いので、偏光板における発熱量はわずかで、ファン等による冷却手段も不要である。
【0008】
また、本発明のカラー液晶プロジェクターにおいて、前記液晶装置の光入射側に、前記色分離手段により分離された各色光を液晶装置内の所定の画素電極に導くマイクロレンズアレイを備えるようにすることが望ましい。
【0009】
色分離手段により分離された各色光は、マイクロレンズアレイの集光作用によって、各色光に対応する画素電極に的確に導かれるので、光の利用効率が向上する。
【0010】
また、本発明のカラー液晶プロジェクターにおいて、前記色分離手段を、前記光源の光軸上に順次配置した赤,緑,青のそれぞれの光を反射する3枚の反射型偏光板によって構成することが望ましい。
【0011】
色分離手段は、P偏光光又はS偏光光の互いに異なる所定波長域だけを反射する3枚の反射型偏光板を光軸上に順次配置した簡潔で収容スペースのとられない構成で、プロジェクターのコンパクト化に寄与する。
【0012】
また、本発明のカラー液晶プロジェクターにおいて、前記液晶装置の光入射側および光出射側に偏光子,検光子としての偏光板を設けることが望ましい。
【0013】
色分離された光束(偏光光)が偏光子,検光子としての偏光板を透過することで、液晶装置に入射する光束中の偏光度および投射される光束中の偏光度が高められて、画面に投射された画像のコントラストおよび色純度がさらに高いものとなる。また、偏光子,検光子としての偏光板が吸収型であっても、これらの偏光板に導かれる光の偏光度は高く、吸収熱により偏光板の偏光特性が低下するものではない。
【0014】
また、本発明のカラー液晶プロジェクターにおいて、前記偏光子,検光子としての偏光板を、反射型偏光板で構成することが望ましい。
【0015】
偏光子,検光子としての反射型偏光板で反射された光は、光源側のリフレクターで再反射されて光源光として有効利用される。
【0016】
また、本発明のカラー液晶プロジェクターにおいて、前記偏光子,検光子としての偏光板を、前記液晶装置に密着一体化させることが望ましい。
【0017】
偏光板と液晶装置間に大きな界面領域が介在せず、それだけ光の損失が少なく、明るい画面が得られる。また、偏光板が液晶装置に一体化されているので、それだけプロジェクター構成部品の部品点数が減じ、組み立ても容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、実施例に基づいて説明する。
【0019】
図1〜図5は、本発明に係るカラー液晶プロジェクターの一実施例を示すもので、図1は本発明の一実施例であるカラー液晶プロジェクターの全体構成図、図2は液晶装置の断面図、図3は同液晶装置の斜視図、図4は色分離手段である3枚の反射型偏光板の透過率特性を示す図、図5は色分離手段である反射型偏光板の構成を説明する拡大斜視図である。
【0020】
符号10は、リフレクター12に光源であるメタルハライドランプ14を一体化した光源ユニットで、光源ユニット10の光軸L上には、P偏光光を透過し、S偏光光の赤,緑,青の各波長帯域を反射する色分離手段である反射型偏光板20(20R,20G,20B)が配置され、反射型偏光板20の光反射方向前方には、反射型偏光板20で分離された各光束を光束毎に変調する単一の液晶装置30が設けられ、液晶装置30の前方には、液晶装置30で変調された各光束を画面60上に投射する投射光学系50(フイールドレンズ52および投射レンズ54)が配置されており、光源ユニット10と、反射型偏光板20と、液晶装置30と、投射光学系50によって、カラー液晶プロジェクターが構成されている。
【0021】
光源であるメタルハライドランプ14の発光部は、リフレクター12の焦点位置に設けられており、リフレクター12での反射光(光源ユニット10からの出射光)が、光軸Lと略平行な光となって反射型偏光板20に向かう。
【0022】
反射型偏光板20(20R,20G,20B)は、その構成を後に詳細に説明するが、S偏光光の赤の波長帯を反射する最前部の第1の反射型偏光板20Rと、S偏光光の緑の波長帯を反射する第2の反射型偏光板20Gと、S偏光光の緑の波長帯を反射する第3の反射型偏光板20Bの3枚で構成されている。即ち、第1の反射型偏光板20Rは、S偏光光の赤の波長帯だけを反射し、S偏光光のその他の帯域およびP偏光光のすべての帯域を透過させる特性(図4(a)参照)をもつ。また、第1の反射型偏光板20Rの背後に配置される第2の反射型偏光板20Gは、S偏光光の緑の波長帯だけを反射し、S偏光光のその他の帯域およびP偏光光のすべての帯域を透過させる特性(図4(b)参照)をもつ。さらに、第2の反射型偏光板20Gの背後に配置される第3の反射型偏光板20Bは、S偏光光の青の波長帯だけを反射し、S偏光光のその他の帯域およびP偏光光のすべての帯域を透過させる特性(図4(c)参照)をもつ。
【0023】
また、反射型偏光板20(20R,20G,20B)は、いずれも光軸Lに直交する面に対し略同じような傾斜で配置されているが、背後側の反射型偏光板20R,20B程、その傾きが大きくされて、後述する液晶装置30の画素電極37の配列ピッチとマイクロレンズアレイ40のレンズ素子41の焦点距離に基づいて、反射型偏光板20(20R,20G,20B)で反射された各光束22R,22G,22Bが各色光のそれぞれ対応した画素36(画素電極37R,37G,37B)に集光するに適切な傾きに設定されている(図2参照)。
【0024】
即ち、ほぼ白色の光源光のうち、S偏光光の赤の波長帯の光22Rは、反射型偏光板20Rで反射され、液晶装置30の前面に一体化されているマイクロレンズアレイ40を介して液晶装置30内の画素電極37Rに入射する。また、反射型偏光板20Rを透過した光のうちS偏光光の緑の波長帯の光22Gは、反射型偏光板20Gで反射され、反射型偏光板20Rを透過し、マイクロレンズアレイ40を介して液晶装置30内の画素電極37Gに入射する。また、反射型偏光板20R,20Gを透過した光のうち、S偏光光の青の波長帯の光22Bは、反射型偏光板20Bで反射され、反射型偏光板20G,20Rを透過し、マイクロレンズアレイ40を介して液晶装置30内の画素電極37Bに入射する。
【0025】
このように、白色の光源光は、3種の反射型偏光板20R,20G,20Bで色分離されて、異なる3方向からマイクロレンズアレイ40に入射し、さらに液晶装置30内の色光に対応する画素電極(37R,37G,37B)に入射する。
【0026】
液晶装置30は、図2,3に示されるように、対向基板31と素子基板35との間にツイストネマティック(TN)型の液晶34が封止された構造で、素子基板35の液晶側の面には、液晶34を駆動させるための透明な画素電極37(37R,37G,37B)がマトリックス状に形成されている。一方、対向基板31の液晶側の面には、対向電極32が形成され、反対側の面には、マイクロレンズアレイ40が形成されたマイクロレンズ基板31a設けられている。なお、マイクロレンズ基板31aとマイクロレンズアレイ40とは、接着剤42によって隙間のないように貼り付けられている。
【0027】
符号36(36R,36G,36B)は、素子基板35上において互いに直交して延びるデータ線36aと走査線36bに囲まれた画素を示し、符号38は、各画素36に駆動電流を供給するためのスイッチング用の薄膜トランジスタ(TFT)素子である。また、符号33は、対向基板31や素子基板35上に形成される遮光部で、この遮光部33によって遮光されない部分が各画素36に対応する画素開口部33aとなる。なお、図3では、説明の便宜上、対向基板31上にのみ遮光部33が形成されているように図示されている。。
【0028】
各色光の入射角は、マイクロレンズアレイ40を構成するマイクロレンズ(素子)41の中心点を通った光が画素開口部33aの中心を通るように設定されている。従って、各色の光束は、それぞれ別の画素開口部33aに入射する。
【0029】
そして、画素電極37R,37G,37Bには、それぞれR,G,B信号が入力され、画素電極37Rには、赤の波長帯の光が入射し、画素電極37Gには、緑の波長帯の光が入射し、画素電極37Bには、青の波長帯の光が入射する。そして、各画素36がアクティブ状態となると、各画素36の液晶層を通過する光に偏光軸の回転や光散乱などの変調が施されて、画像を表す変調光が生成される。液晶装置30を透過することで変調された各光束は、投射光学系50によって前方に投射されて、投射画面上にカラー画像が形成される。
【0030】
また、液晶装置30の光入射側および光出射側には、偏光子,検光子としての従来公知の吸収型偏光板(一方の偏光軸を主に透過し、他方の偏光軸を主に吸収するタイプの偏光板)48,49が設けられており、液晶装置30に入射する各光束の偏光度および投射光学系に導かれる変調された各光束の偏光度が上がり、投射画像のコントラストおよび色純度が高められている。
【0031】
なお、吸収型偏光板48,49では、偏光板を透過できない光が偏光板に吸収されることになるが、これらの偏光板48,49に入射する光は、色分離手段である反射型偏光板20(20R,20G,20B)で反射されたS偏光光で、その偏光度はかなり高いので、偏光板48,49における吸収熱による温度の上昇は無視できる。
【0032】
次に、前記した色分離手段である反射型偏光板20の構成を、図5に基づいて説明する。
【0033】
図5は、色分離手段である反射型偏光板20(20R,20G,20B)の構成を示す説明図である。この反射型偏光板20は、多層構造フィルムで構成される。多層構造フィルムは、重合体を延伸形成したフィルムの積層からなるものであり、異なる2種類の層601(A層),602(B層)が交互にZ軸方向に積層された多層構造を有している。この反射偏光板のA層601には例えば、ポリエチレンナフタレート(PEN;polyethylene napthalate )を延伸したものを用い、B層602には、ナフサレン・ジ・カルボン酸とテレフタル酸とのコポリエステル(coPEN;copolyester of napthalene dicarboxylic acid and terephthallic or isothalic acid)を用いることができる。もちろん、反射型偏光板の材質はこれに限定されるものではなく、適宜その材質を選択できる。
【0034】
A層601のX軸方向の屈折率(nAX)とY軸方向の屈折率(nAY)は互いに異なる。一方、B層602のX軸方向の屈折率(nBX)とY軸方向の屈折率(nBY)とはほぼ等しくなるように設定している。また、A層601のY軸方向の屈折率(nAY)とB層602のY軸方向の屈折率(nBY)とはほぼ等しくなるように設定されている。つまり、これをまとめると、(nAX)≠(nAY),(nBX)≒(nBY)≒(nAY)となる。
【0035】
このように、多層構造フィルムに入射した光のうちY軸方向の直線偏光(実施例においてはP偏光光)の光は、各積層間に屈折率の差が実質的に無い状態であるため、この多層構造フィルムを、その偏光軸のまま透過する。
【0036】
一方、A層601のZ軸方向の層厚をtA、B層602のZ軸方向の膜厚をtBとし、入射光の波長をλとしたとき、(1)式の関係が得られるとうに設定する。
【0037】
tA・nAX+tB・nBX≒λ/2 ・・・(1)
これにより、波長λの光のうちX軸方向の直線偏光(実施例においてはS偏光光)の光は、隣接するA層とB層の界面にて、X軸方向の偏光の光として反射されることになる。A層601とB層602の層厚tA,tBを種々変化させ、それを積層し、反射波長帯域(透過波長帯域)を広げることで、X軸方向の直線偏光(S偏光光)の所定の波長帯を反射することができる。尚、多層構造フィルムは、厚みの異なる層を順次積層させて形成するようにしても良いし、互いに厚みの等しい層が数層積層された積層体を複数積層することによって形成するようにしても良い。また、上記(1)式において、完全に等号が成立することが好ましい。
【0038】
このようにして形成された第1の反射型偏光板20Rは、図4(a)に示すように、S偏光光の赤の波長帯の光だけを反射し、その他の光を透過する特性をもち、第2の反射型偏光板20Gは、図4(b)に示すように、S偏光光の緑の波長帯の光だけを反射し、その他の光を透過する特性をもち、第3の反射型偏光板20Bは、図4(c)に示すように、S偏光光の青の波長帯の光だけを反射し、その他の光を透過する特性をもつ。
【0039】
なお、本発明は、前記した実施例に限定されるものではなく、次のような変形例も考えられる。
【0040】
即ち、前記した実施例では、液晶装置の光入射側,光出射側に偏光子,検光子としての吸収型偏光板48,49が設けられていたが、吸収型偏光板に代えて、図5に示すような多層フィルム構造として、一方の偏光軸を主に透過し、他方の偏光軸を主に反射するように調整された反射型偏光板を用いてもよい。そして、このように構成すれば、偏光子,検光子としての反射型偏光板で反射した光が光源ユニット10のリフレクター14で再反射され、再び光源光として再利用することができるので、光源光の利用効率が向上するとともに、偏光板における発熱という問題も全くなくなる。
【0041】
また、前記実施例では、偏光子,検光子としての吸収型偏光板48,48が液晶装置30から離間して設けられているが、これらの偏光板48,49を液晶装置30に密着一体化させるように構成してもよい。そして、このように構成すれば、偏光板と液晶装置間の界面間隔が非常に狭くなって、それだけ光の損失も少なく、光の利用効率が向上する。
【0042】
また、前記実施例の液晶装置30は、光入射側にマイクロレンズアレイ40を備えた構造であったが、光出射側にもマイクロレンズアレイを備えた構造であってもよい。
【0043】
また、前記実施例における光源ユニット10と反射型偏光板20との間に、偏光変換素子(P偏光光とS偏光光に分離する偏光分離膜と、偏光分離膜で分離された偏光光の一方を反射する反射膜と、偏光分離膜で分離された偏光光の偏光方向を揃える位相差板とを備えた構造で、非偏光光をP偏光光又はS偏光光のいずれか一方の偏光光、例えばS偏光光に変換する光学素子)を設けるようにすれば、光束の偏光度がさらに上がるため、投射画像のコントラストおよび色純度のさらなる向上を図ることができるとともに、偏光板48,49における発熱の問題もさらに改善されたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるカラー液晶プロジェクターの全体構成図。
【図2】液晶装置の断面図。
【図3】同液晶装置の斜視図。
【図4】色分離手段である3枚の反射型偏光板の透過率特性を示す図。
【図5】色分離手段である反射型偏光板の構成を説明する拡大斜視図。
【図6】従来のカラー液晶プロジェクターの全体構成図。
【符号の説明】
14 光源であるメタルハライドランプ
20(20R,20G,20B) 反射型偏光板
30 液晶装置
34 液晶層
36 画素
37R,37G,37B 画素電極
40 マイクロレンズアレイ
41 マイクロレンズ(レンズ素子)
48 偏光子としての光吸収型偏光板
49 検光子としての光吸収型偏光板
50 投射光学系
54 投射レンズ
60 画面
L 光源ユニットの光軸

Claims (6)

  1. 光源と、前記光源光を互いに異なる波長域をもつ複数の光束に分離する色分離手段と、前記色分離手段により分離された各光束を変調する単一の液晶装置と、前記液晶装置で変調された各光束を画面上に投射する投射光学系とを備えたカラー液晶プロジェクターにおいて、
    前記色分離手段が、P偏光光又はS偏光光のいずれか一方を透過させ、かつ他方の互いに異なる所定の波長域を反射する複数の反射型偏光板によって構成されたことを特徴とするカラー液晶プロジェクター。
  2. 前記液晶装置の光入射側には、前記色分離手段により分離された各光束を液晶装置内の所定の画素電極に導くマイクロレンズアレイを備えたことを特徴とする請求項1に記載のカラー液晶プロジェクター。
  3. 前記色分離手段が、前記光源の光軸上に順次配置された赤,緑,青のそれぞれの光を反射する3枚の反射型偏光板によって構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のカラー液晶プロジェクター。
  4. 前記液晶装置の光入射側および光出射側には、偏光子及び検光子としての偏光板が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカラー液晶プロジェクター。
  5. 前記偏光子,検光子としての偏光板は、反射型偏光板で構成されたことを特徴とする請求項4に記載のカラー液晶プロジェクター。
  6. 前記偏光子及び検光子としての偏光板は、前記液晶装置に密着一体化されたことを特徴とする請求項5に記載のカラー液晶プロジェクター。
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