JP3591973B2 - ドクターブレードのメッキ方法及びその方法で得られるドクターブレード - Google Patents

ドクターブレードのメッキ方法及びその方法で得られるドクターブレード Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はグラビア(凹版)印刷において版胴上の余剰のインクを掻き落とすために使用されるドクターブレードのメッキ方法及びそのメッキ方法により得られる特定の合金層を有するドクターブレードに関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
グラビア(凹版)印刷においては、版胴の円周面にドクターブレードを一定の圧力で押圧しておいて、版胴の非画像部に付着しているインクを掻き落として除去している。ドクターブレードは非画像部のインクを完全に除去すると共に、画像部に所定量のインクを残す機能を有するものであるから、版胴とドクターブレードとの接触は常に一定の状態に維持されなければならず、その先端部には耐磨耗性だけでなく、その磨耗性が均一であることが求められる。
ドクターブレードは、通常、印刷版ごとに交換して使用されるものであり、印刷用インクの種類や印刷物の量に合わせ比較的少量の印刷用としては従来よりメッキ処理をしていないスチール(鋼)製の汎用品が使用されている。また、多量の印刷用としては耐磨耗性がある硬質メッキ処理を施したブレードが使用されている。
【0003】
耐磨耗性に優れたドクターブレードとしては、ニッケルメッキ浴中に、炭化珪素、窒素化ホウ素等の各種セラミックスの微粉を適当量添加し、撹拌下にメッキ処理を行ないメッキと同時にこれら微粉をメッキ被膜内に析出複合させ、必要により焼き付け処理を施してドクターブレードの表面に硬質層を形成させる、いわゆる硬質セラメッキ層を有するものがあるが、スチール製の汎用品に比べて当然に製造コストが高くなる。また、硬度があるために、版胴との接触圧力の調整如何によっては版胴を傷つける可能性もある。
【0004】
本発明は使用者の印刷用ドクターブレードの選択幅を広げることを目的とし、現在、メッキ処理していないスチール製のもの及び耐磨耗性のセラメッキ層を有するものの2種類に大別されるドクターブレード製品に対して中間的な性能、すなわちメッキ処理を施していないスチール製のものに比べて耐磨耗性を有するが、セラメッキ層を有するものよりは硬度が低く、版胴を傷つけるおそれが少ないという、両者の中間的な性能を有するドクターブレード製品を提供せんとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】
本発明者らは鋭意研究の結果、鋼製のブレード母材面にタングステンとニッケルとの合金メッキ層を設けることによって前記の課題を解決する適度な硬度を持つ紫白色の美麗なメッキ層が得られることを確認して本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明は以下のドクターブレードのメッキ方法及びその方法により得られる特定の合金層を有するドクターブレードを提供するものである。
【0007】
(1)硫酸ニッケル(NiSO4・6H2O)10〜80g/リットル、タングステン酸ナトリウム(Na2WO4・2H2O)20〜120g/リットル、塩化アンモニウム10〜50g/リットル、クエン酸アンモニウム30〜120g/リットル、pH6.5〜7.5、温度50〜60℃のメッキ浴を用いて、2〜20A/dm2の電流密度で、ニッケル(Ni)/タングステン(W)=90〜60/10〜40(重量比)の合金メッキをするドクターブレードのメッキ方法。
(2)前記1に記載のメッキ方法により得られた合金メッキ層を有するドクターブレード。
(3)硫酸ニッケル(NiSO4・6H2O)10〜80g/リットル、タングステン酸ナトリウム(Na2WO4・2H2O)20〜120g/リットル、塩化アンモニウム10〜50g/リットル、クエン酸アンモニウム30〜120g/リットル、pH6.5〜7.5、温度50〜60℃のメッキ浴を用いて、2〜20A/dm2の電流密度で鋼板母材を電気メッキし、ニッケル(Ni)/タングステン(W)=90〜60/10〜40(重量比)の合金メッキ層を形成する工程を有するドクターブレードの製造方法。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のメッキ方法では、ブレード表面の硬度(耐磨耗性)を上げるために、金属元素単体としてはメッキできないタングステンまたはモリブデンを鉄系金属(Ni、Fe、Co)の合金としてブレード面上にメッキするものである。
合金メッキする金属の組み合わせとしては、Ni−W、Ni−Mo、Fe−W、Fe−Mo、Co−W及びCo−Moがあるが、特にNi−Wが好ましい。
【0010】
本発明でメッキ浴に用いる金属イオン源は、タングステンイオン源としてタングステン酸ナトリウム(NaWO)、モリブデンイオン源としてモリブデン酸ナトリウム(NaMoO)が代表例として挙げられる。
鉄系金属のイオン源としては、硫酸塩、ハロゲン酸塩等の各種の塩類が用いられ、具体例としては、Niイオン源として硫酸ニッケル(NiSO)、塩化ニ ッケル(NiCl)等、Feイオン源としては硫酸第一鉄(FeSO)、塩化第一鉄(FeCl)等、Coイオン源としては硫酸コバルト(CoSO)、塩化ニッケル(CoCl)等が挙げられる。
【0011】
また、通常のメッキ液に使用する各種の成分が用いられる。
すなわち、遊離金属イオンからの水酸化物の沈殿防止、金属イオン濃度の調節、メッキ液の分解抑制等の目的で使用される錯化剤としては、アンモニア、エチレンジアミン、ピロリン酸塩、酢酸、クエン酸、酒石酸等の各種有機酸あるいはその塩類、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)等が用いられる。
【0012】
無電解メッキ処理する場合には、金属イオンの還元剤として、NaHPO、KHPO、NaBH、KBH、ヒドラジン、ホルマリン等が使用される。
【0013】
その他、pH緩衝剤(各種有機酸及び無機の弱酸)、安定剤(吸着性化合物、界面活性剤等)、pH調節剤(酸または塩基)など、通常メッキの分野で用いられている各種の薬品が使用される。
【0014】
本発明によるメッキ方法は、電気メッキあるいは無電解メッキのいずれの方法でも行なうことができる。
以下に本発明で使用するメッキ浴の例と条件を示す。
1)Ni−W合金用電気メッキ浴
【0015】
【表1】
Figure 0003591973
【0016】
上記組成において、硫酸ニッケルの含有量が10g/L未満の場合には金属析出が起こらず、80g/Lを超えるとニッケルの合金比が大きくなり過ぎ、タングステンによる硬度(耐磨耗性)が得られない。硫酸ニッケルに代えて塩化ニッケルを使用してもよい。
タングステン酸ナトリウムの含有量が20g/L未満の場合にはニッケルとの共析量が低下し、また120g/Lを超えるとニッケルとの共析量が飽和してしまいコスト高となる。
添加剤の塩化アンモンの配合量が10g/L未満では浴中の電導度が不十分となり、50g/Lを超えると通電により塩素ガスが発生する。塩化アンモンの代わりに硫酸アンモンを使用してもよい。
錯化剤のクエン酸アンモンの量が30g/L未満では析出結晶の状態が不完全となり、120g/Lを超えると電流効率が低下し、つき廻り不良が生じる。錯化剤としては、酒石酸塩も使用できる。
【0017】
メッキ浴のpHは中性域の 6.5〜7.5 の範囲が好ましい。pHが6.5以下では 共析が不十分となり、7.5を超えると電流効率が低下する。
メッキ浴温は50〜65℃、電流密度として2〜20A/dm程度が好まし い。
上記のメッキ液による電気メッキ処理によりNi/W(重量比)=90〜60/10〜40の合金メッキ層が形成される。Wの含有量が少ないと、Wによる耐磨耗性などの効果が得られない。なお、Wの含有量は、pHを上げること、電流密度を上げること、あるいは浴温を上げることによって高めることができる。
【0018】
2)Ni−W合金用無電解メッキ浴
無電解メッキを行なう場合には、上記電気メッキ浴成分のほかに次亜リン酸ナトリウム、次亜リン酸カリウムなどの還元剤を用い、アンモニアアルカリ性浴中で処理することが好ましい。下記にNi−W合金用無電解メッキ浴の例と条件を示す。
【0019】
【表2】
Figure 0003591973
【0020】
3)Fe−Mo合金用電気メッキ浴
Fe−Mo合金用電気メッキ浴の例及び条件を以下に示す。
【0021】
【表3】
Figure 0003591973
【0022】
本発明によるメッキ方法は、短冊状に裁断した鋼板母材を通常の静止浴でメッキするほか、本出願人が開発した特願平6−281542号に記載の方法により長尺リボン状鋼板母材を連続的にメッキ処理することもできる。
【0023】
【実施例】
以下、本発明を実施例及び比較例により説明するが、本発明は下記の例に限定されるものではない。
【0024】
実施例1:Ni−W電気メッキ
通常の方法(アルカリ脱脂→酸洗)で前処理した鋼板母材(6cm×125cm×0.15mm)について下記のメッキ浴及び条件にてメッキ処理を行なった。
硫酸ニッケル(NiSO・6HO) 20g/L
タングステン酸ナトリウム(NaWO・2HO) 40g/L
塩化アンモン(NHCl) 30g/L
クエン酸アンモン((NHHC) 60g/L
pH 7
浴温 55℃
電流密度 5A/dm
メッキ時間 15分
得られたメッキ層(析出物)の合金組成を化学分析により測定したところ重量比でNi/W=70/30であった。その外観、メッキ層硬度(Hv)、防錆性、及びメッキ処理をしていないスチール製品(比較例)を基準とした実印刷機での寿命を評価した。結果を表4に示す。
【0025】
参考例1:
Fe−Mo電気メッキ以下のメッキ浴及び条件で実施例1と同様の母材についてメッキ処理を行なった。
Figure 0003591973
【0026】
得られたメッキ層(析出物)の合金組成を化学分析により測定したところ重量比でFe/Mo=70/30であった。また、外観、硬度、防錆性及び寿命について実施例1と同様に評価を行なった。結果を表4に示す。
【0027】
参考例2:
Ni−W無電解メッキ以下の浴及び条件により、実施例1と同様の母材のメッキ処理を行なった。
Figure 0003591973
得られたメッキ層(析出物)の合金組成を化学分析により測定したところ重量比でNi/P/W=82/10/8であった。また、外観、硬度、防錆性及び寿命について実施例1と同様に評価を行なった。結果を表4に示す。
【0028】
【表4】
Figure 0003591973
【0029】
表4中の、外観、硬度、防錆性及び寿命は、それぞれの下記の方法により測定・評価した。
・外観:目視により評価した。
・硬度:微小硬さ試験方法(JIS Z2251)に従って測定した(マイクロビッカー ス硬度計を使用)。
・防錆性:塩水噴霧試験(JIS Z2371)を行ない、以下の基準により評価した。
◎…レイティングナンバー10〜8、
○…レイティングナンバー 7〜4、
×…レイティングナンバー 3〜0。
・寿命:刃先が磨滅して印刷物にドクタースジが発生した時点を寿命とし、メッキ処理をしていないスチール製品(比較例)を基準(=1)として評価した。
【0030】
【発明の効果】
本発明のメッキ方法によれば、従来のメッキ処理していないスチール製及び耐磨耗性のセラメッキ層を有する硬質製の2種類のドクターブレードに加えて、防錆性、硬度、耐久性などの性能面で両者の中間に位するドクターブレードが提供され、印刷用ドクターブレード使用者の選択幅が広がった。

Claims (3)

  1. 硫酸ニッケル(NiSO4・6H2O)10〜80g/リットル、タングステン酸ナトリウム(Na2WO4・2H2O)20〜120g/リットル、塩化アンモニウム10〜50g/リットル、クエン酸アンモニウム30〜120g/リットル、pH6.5〜7.5、温度50〜60℃のメッキ浴を用いて、2〜20A/dm2の電流密度で、ニッケル(Ni)/タングステン(W)=90〜60/10〜40(重量比)の合金メッキをするドクターブレードのメッキ方法。
  2. 請求項1に記載のメッキ方法により得られた合金メッキ層を有するドクターブレード。
  3. 硫酸ニッケル(NiSO4・6H2O)10〜80g/リットル、タングステン酸ナトリウム(Na2WO4・2H2O)20〜120g/リットル、塩化アンモニウム10〜50g/リットル、クエン酸アンモニウム30〜120g/リットル、pH6.5〜7.5、温度50〜60℃のメッキ浴を用いて、2〜20A/dm2の電流密度で鋼板母材を電気メッキし、ニッケル(Ni)/タングステン(W)=90〜60/10〜40(重量比)の合金メッキ層を形成する工程を有するドクターブレードの製造方法。
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