JP3591704B2 - Dab受信機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、DAB(Digital Audio Broadcasting)受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
DAB放送は、ヨーロッパやカナダまたはシンガポール等において利用されている放送であり、BANDIII(174〜240MHz)とL−BAND(1452〜1492MHz)の周波数帯域が使用されている。DAB放送を受信するDAB受信機9は、一般に図4に示すように構成されている。
アンテナ1を介して入力されるBANDIIIの信号は、アンテナ同調回路2で選択受信され、増幅器3で増幅された後、ミキサ回路4に供給される。ミキサ回路4は、VCO(電圧制御発振器)5から136〜200MHzの発振周波数が供給されることで、BANDIIIの周波数帯域の信号を39MHzの中間周波数に変換している。
【0003】
一方、アンテナ1を介して入力されるL−BANDの周波数帯域の信号は、BPF6を介してダウンコンバータ7に供給される。ダウンコンバータ7は、局部発振器8から1262MHzの固定発振周波数が供給されると、L−BANDの周波数帯域の信号をBANDIIIの周波数帯域(191〜229MHz)の信号に変換した後、ミキサ回路4に供給する。ミキサ回路4は、VCO5から152〜190MHzの発振周波数が供給されることで上記同様に39MHzの中間周波数に変換している。
【0004】
DAB受信機9は、一方の周波数帯域の信号を受信する場合は、他方の主要回路の電源をOFFするようにしているので、例えばL−BANDの周波数帯域の信号を受信し、これをBANDIIIの周波数帯域の信号に変換しても本来のBANDIIIの周波数帯域の信号に影響を与えることがない。従って、このように構成されたDAB受信機9は、家庭内で使用する場合は、何ら問題とならないが、DAB受信機9を車載用として用いた場合、以下の状況下で問題が生じる。
【0005】
図5は、走行中にBANDIII局とL−BAND局とを共に受信可能な受信エリアに車10が入った状態を示している。一般に、放送局同士は、近接する周波数帯域の信号を使用する場合は、受信可能エリアが重ならないなように配置されているが、BANDIII局とL−BAND局は、全く異なる周波数帯域の信号を使用しているので、図5に示すように、BANDIII局の受信エリアとL−BAND局の受信エリアが重なる(図中クロスハッチング部)地域がある。
【0006】
DAB受信機9は、BANDIIIの周波数帯域の信号はそのまま増幅し、L−BANDの周波数帯域の信号は一旦BANDIIIの周波数帯域と同じ周波数帯域の信号に変換するように構成しているが、上述したようにBANDIIIの周波数帯域の信号を受信する時はダウンコンバータ7等主要回路の電源をOFFし、L−BAND帯域の信号を受信する時は増幅器3等主要回路の電源をOFFしているので、通常は問題とならない。しかし、車10に搭載したDAB受信機9で例えばL−BAND局を受信している時に、車10がBANDIII局の近傍を走行すると、BANDIII局の送信電力が強い場合は、増幅器3等主要回路の電源がOFFされているにもかかわらず、アンテナ1を介して入り込んだBANDIII局の信号がミキサ回路4に飛び込み、ダウンコンバータ7で変換された周波数との間で混信妨害を発生するとうい問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題に鑑み成されたものであり、簡単な構成で混信妨害を低減することができるDAB受信機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の発明に係るDAB受信機は、第1のアンテナを介して入力される第1の周波数帯域を受信する第1受信部と、第1受信部の入力インピーダンスを低減する第1のダンプ手段と、第2のアンテナを介して入力される第1の周波数帯域より高い第2の周波数帯域を第1の周波数帯域に変換する変換手段を有する第2受信部と、第2受信部の入力インピーダンスを低減する第2のダンプ手段と、第1または第2のアンテナから入力される信号の大きさに応じて第1及び第2のダンプ手段を駆動する電圧供給手段とで構成されるDAB受信機であって、第1及び第2のダンプ手段は結合手段により直結されると共に、第1のダンプ手段は第1受信部の直前に設けられ、第2のダンプ手段は第2受信部の直前に設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明に係るDAB受信機は、請求項1に記載のDAB受信機であって、第1の周波数帯域の信号は、BANDIIIの信号であり、第2の周波数帯域はL−BANDの信号であることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明に係るDAB受信機は、請求項1乃至2に記載のDAB受信機であって、第1及び第2のダンプ手段は、電流値に応じてインピーダンスが減少するPINダイオードであることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明に係るDAB受信機は、請求項1乃至3に記載のDAB受信機であって、電圧供給手段は、第1のアンテナから入力される信号の大きさと、当該信号の大きさと異なる第2のアンテナから入力される信号の大きさに応じて切り替えられることを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明に係るDAB受信機は、請求項1に記載のDAB受信機であって、結合手段は、高周波コイルであることを特徴とする。
【0013】
本発明のDAB受信機は、第1のアンテナを介して入力されるBANDIIIを受信する第1受信部と、第1受信部の入力インピーダンスを低減する第1のダンプ手段と、第2のアンテナを介して入力されるBANDIIIより高いL−BANDをBANDIIIの周波数帯域に変換する変換手段を有する第2受信部と、第2受信部の入力インピーダンスを低減する第2のダンプ手段と、第1または第2のアンテナから入力される信号の大きさに応じて第1及び第2のダンプ手段を駆動する電圧供給手段とで構成されるDAB受信機であって、第1及び第2のダンプ手段は結合手段により直結されると共に、第1のダンプ手段は第1受信部の直前に設けられ、第2のダンプ手段は第2受信部の直前に設けられているので、第2のアンテナから入力される大きなL−BANDの信号を受信すると、電圧供給手段により第2のダンプ手段が駆動されると共に、結合手段を介して第1受信部の直前に設けられた第1のダンプ手段が駆動され、第1のアンテナが第1のダンプ手段のインピーダンスによりダンプされ、混信妨害が防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態のDAB受信機の要部回路ブロックを図1に示す。図を参照しつつ以下に回路ブロックの構成及び動作を説明する。
本発明のDAB受信機50は、第1の周波数帯域であるBANDIIIの信号を受信する第1のアンテナ20と、第1のアンテナから入力する信号を増幅する第1受信部21と、第1受信部21の入力インピーダンスを低減する第1のダンプ手段22と、第2の周波数帯域であるL−BANDの信号を受信する第2のアンテナ23と、第2のアンテナ23から入力されるL−BANDの信号をBANDIIIの周波数帯域に変換(以下、これを変換L−BANDと記す)する変換手段を有する第2受信部24と、第2受信部24の入力インピーダンスを低減する第2のダンプ手段25と、第1のダンプ手段22と第2のダンプ手段25を結合する結合手段26と、第1または第2のアンテナ20、23から入力される信号の大きさに応じて第1及び第2のダンプ手段22、25を駆動する電圧供給手段27と、BANDIII及び変換L−BANDの信号を中間周波数に変換するミキサ(MIX)回路29と、PLL回路28とで構成している。
【0015】
上記第1のダンプ手段22は、第1のアンテナ20とアース間に設けられ、
直列接続された直流阻止コンデンサC1とPINダイオードD2とで構成している。PINダイオードD2は、順方向電流の大きさに応じてインピーダンスが低下する高周波用ダイオードであり、後述する電圧供給手段27から電圧が供給されるとPINダイオードD2が順方向にバイアスされ、PINダイオードD2のインピーダンスが低下する。つまり、第1のダンプ手段22は、第1受信部21の入力インピーダンスをPINダイオードD2のインピーダンスでダンプ(短絡)する回路である。
【0016】
第1受信部21は、第1のアンテナ20から入力されるBANDIIIの周波数帯域の信号ASIIIの内、所望の局の中心周波数に同調するアンテナ同調回路21aと、電圧供給手段27から供給される電圧の大きさに応じて利得が変化するデュアルゲートMOSFET等で構成するAGCアンプ21bと、増幅された高周波信号RFSに同調する高周波同調回路21cとで構成している。
アンテナ同調回路21aと高周波同調回路21cは、印加電圧の大きさで容量値が変化する可変容量ダイオードとコイル等で構成される並列共振回路であり、後述するPLL回路28から直流の制御電圧CVが供給されると、制御電圧CVに応じてアンテナ同調回路21aと高周波同調回路21cの共振周波数が上記BANDIIIの周波数帯域の範囲内で変化される。即ち、アンテナ同調回路21aと高周波同調回路21cは、BANDIIIの信号ASIIIの中から、所望の局の周波数だけを選択し、受信するための回路である。
【0017】
PLL回路28は、VCO28aと、図示しない分周器と位相比較器と基準発振器とLPFとで構成され、電圧で制御されるVCO28aの発振周波数を分周器で分周した時の周波数の位相と、高精度で発振する基準発振器の位相とを位相比較器で比較し、位相差に応じで位相比較器から出力される制御電圧CVでVCO28aの発振周波数を制御することで、VCO28aの発振周波数を基準発振器の精度で制御する回路である。従って、VCO28aは、基準発振器の発振周波数の整数倍の発振周波数(例えば1.712MHz)毎に制御される。
【0018】
ミキサ回路29は、2つの異なる周波数を混合することで発生する2つの周波数の和と差の周波数の内、どちらか一方の周波数を抽出する回路であり、PLL回路28を構成するVCO28aから供給される発振周波数と、高周波同調回路21cから出力される高周波信号RFSとを混合し、例えば差の周波数を抽出することで、以下に示す関係式で中間周波数IFに変換される。
BANDIIIの周波数帯域(174.928〜239.200MHz)
−VCO28aの発振周波数(136.016〜200.288MHz)
=中間周波数(38.912MHz)・・・(1)
【0019】
従って、BANDIIIの周波数帯域の内、例えば174.928MHzの局を受信する場合、PLL回路28は、アンテナ同調回路21a及び高周波同調回路21cを174.928MHzの周波数に同調すべく制御電圧CVを供給し、かかる制御電圧CVによりVCO28aは、136.016MHzの周波数を発振する。そしてミキサ回路29は、2つの周波数(174.928ー136.016MHz)の差の周波数である第1中間周波数(38.912MHz)IFを出力する。
【0020】
一方、第2のアンテナ23とアース間に設けられた第2のダンプ手段25は、第1のダンプ手段22と同様にPINダイオードD3で構成され、第1のダンプ手段22のPINダイオードD2と結合手段26である高周波コイルL1により直結されている。従って、第1のダンプ手段22のPINダイオードD2が順方向バイアスされると第2のダンプ手段25のPINダイオードD3も同時に順方向にバイアスされる。
結合手段26は、高周波インピーダンスが高く直流抵抗が小さい高周波コイルL1で構成することにより第1のアンテナ20と第2のアンテナ23とのアイソレーション(分離)を高めると共に、電圧供給手段27から供給される電圧降下を小さく抑えることができる。
【0021】
また、第2受信部24は、第2のアンテナ23から入力されるL−BANDの周波数帯域(1452.960〜1490.624MHz)の信号ASLを通過させるBPF24aと、PLL回路、AGCアンプ、ミキサ回路等を内蔵した変換手段であるダウンコンバータ24bと、固定周波数を発振するVCO24cと、AGC回路24dとで構成している。
上記PLL回路は、上述したPLL回路28と同様に構成され、VCO24cの発振周波数を分周器で分周した時の周波数の位相と、高精度で発振する基準発振器の周波数を分周した時の周波数の位相とを位相比較器で比較し、位相差に応じで位相比較器から出力される制御電圧でVCO24cの発振周波数を制御するようにしている。従って、VCO24cは、固定周波数の発振器であるが、基準発振器の周波数を分周した時の周波数の精度で制御されている。
【0022】
第2のアンテナ23から入力されるL−BANDの信号ASLは、BPF24aを介してダウンコンバータ24bに供給され、内蔵されたミキサ回路でVCO24cの発振周波数(1261.568MHz)と混合され、L−BANDの信号ASLがBANDIIIの周波数帯域である変換L−BAND(191.392〜229.056MHz)の信号DCSに変換され、ミキサ回路29に供給される。
【0023】
PLL回路28は、L−BANDの信号DCSを受信する場合は、VCO28aの発振周波数をBANDIIIの時と異なる発振周波数(152.480〜190.144MHz)に変更することで、上述したBANDIIIの受信時と同様の第1中間周波数IFが出力される。
また、上記電圧供給手段27は、ミキサ29から出力される中間周波数IFの信号(中間周波信号)IFSを検出し、その中間周波信号IFSの出力レベルIFVに応じて直流電圧を出力するAGC回路27aと、AGC回路27aが出力するAGC電圧に対して予め設定された閾値以下の電圧の場合に抵抗R1とダイオードD1を介して第1及び第2のダンプ手段22、25にスイッチ電圧SVを出力するレベルコンパレータ27bと、レベルコンパレータ27bに予め設定された閾値を切り替える閾値電圧切替回路27cとで構成している。
【0024】
上記AGC回路27aは、中間周波信号IFSの出力レベルIFVを検波し、得られた直流電圧を例えば図示しないトランジスタのベースに供給し、該トランジスタのコレクタ電圧をAGC電圧として出力するように構成しているので、アンテナから入力される信号が小さい場合、即ち、中間周波信号IFSの出力レベルIFVが小さい場合は、一定のAGC電圧(例えば5V)を出力するが、アンテナから入力される信号が大きくなり、中間周波信号IFSの出力レベルIFVが大きくなるとアンテナから入力される信号の大きさに応じて徐々にAGC電圧が低下するように動作する。尚、アンテナ入力電圧とAGC電圧との関係は後述する。
【0025】
上述したAGCアンプ21bは、デュアルゲートMOSFETの一方のゲート端子にAGC電圧が供給されるので、アンテナから入力される信号が小さい時は、高いAGC電圧が供給され、最大の利得で動作する。また、アンテナから入力される信号が大きくなると、AGC電圧が低下し、これに伴ってゲート端子の電圧が低下するので、AGCアンプ21bの利得はアンテナから入力される信号の大きさに応じて徐々に低下する。
【0026】
また、レベルコンパレータ27bは、AGC電圧が予め設定した閾値以下になった時に第1及び第2のダンプ手段22、25に駆動電圧SVを出力する回路であり、アンテナから入力される信号が大きくなり、AGCアンプ21bの利得がほぼゼロになると、更にアンテナから入力される信号に対して動作するように閾値が設定されている。
また、閾値電圧切替回路27cは、BANDIIIの受信時と、L−BANDの受信時に、レベルコンパレータ27bに予め設定された異なる閾値を切り替えるために設けられている。
【0027】
次に、DAB受信機50の全体の動作を図1乃至図3を用いて説明する。
図2は、欧州やシンガポールで運用されているDAB放送局の周波数一覧表であり、図2(a)に示すBANDIIIとL−BANDの周波数帯域と、図2(b)に示す変換L−BANDの周波数帯域を示した。DAB放送は、BANDIII局として、中心周波数が174.928から239.200MHzまでの周波数帯域を1.712MHz毎に37チャネルで構成され、各中心周波数に周波数ラベル(5A〜13F)が設けられている。また、L−BAND局として、中心周波数が1452.960から1490.624MHzまでの周波数帯域を上記BANDIII局と同様に1.712MHz毎に23チャネルで構成され、各中心周波数に周波数ラベル(L1〜L23)が設けられている。
【0028】
DAB受信機50は、操作者により上記周波数ラベルを図示せぬ操作部から入力されることで、選局が行われる。例えば、使用者がDAB受信機50の操作部からBANDIIIの「7B」の周波数ラベルを入力した場合を例に説明する。CPU30は、操作部から「7B」が入力されると、BANDIIIの第1受信部21の電源をONにすると共に、L−BANDの第2受信部24の電源をOFFする。次いで、CPU30は、「7B」の周波数を受信すべく、PLL回路28を制御する。PLL回路28は、CPU30の制御信号に基づき、アンテナ同調回路21a、高周波同調回路21c及びVCO28aに対して制御電圧CVを供給する。アンテナ同調回路21a、高周波同調回路21c及びVCO28aは、
制御電圧CVに基づき予め上記(1)式で示す関係に調整(トラッキング)されているので、アンテナ同調回路21aと高周波同調回路21cは、上記制御電圧CVにより「7B」の中心周波数(190.640MHz)に同調され、VCO28aは、中間周波数(38.912MHz)に変換するに必要となる発振周波数(151.728MHz)を発振する。
【0029】
第1のアンテナ20から入力したBANDIIIの信号ASIIIは、アンテナ同調回路21aで「7B」の中心周波数だけが選択されAGCアンプ21bに供給される。AGCアンプ21bで増幅された高周波信号RFSは、高周波同調回路21cで更に選択されてミキサ回路29に供給される。ミキサ回路29は、供給される2つの周波数の和差の周波数を抽出する回路であり、高周波同調回路21cから供給される「7B」の中心周波数(190.640MHz)と、VCO28aから供給される発振周波数(151.728MHz)の、例えば差の周波数を中間周波数(38.912MHz)として出力する。
【0030】
図3は、DAB受信機50で所望の局を受信した時、アンテナから入力される信号ASIIIの大きさ、即ちアンテナ入力電圧に対する出力レベルIFVとAGC電圧との関係を示したもので、横軸にアンテナ入力電圧を、縦軸に出力レベルIFVとAGC電圧を示した。ここで、アンテナ入力電圧に対する出力レベルIFVとの関係を示す特性を入出力特性(A)、またアンテナ入力電圧に対するAGC電圧との関係を示す特性をAGC特性(B)と呼ぶことにする。
【0031】
先ず、図3に示す入出力特性(A)において、アンテナ入力電圧が小さい領域(図中(イ)の領域)では、アンテナ入力電圧に対して出力レベルIFVは、ほぼ直線的に増加する。
一方、AGC電圧は、図中(イ)の領域ではアンテナ入力電圧に対してほぼ一定の電圧を出力する。しかし、アンテナ入力電圧が(イ)の領域を越えるとAGC電圧は徐々に低下し、AGCアンプ21bの利得を徐々に減少させる。
【0032】
つまり、出力レベルIFVは、アンテナ入力電圧が小さい領域ではアンテナ入力電圧に対して直線的に増加するが、アンテナ入力電圧が大きくなると、これに伴いAGCアンプ21bの利得が略直線的に低下するので、アンテナ入力電圧が図中(ロ)で示す領域以上の信号に対してはほぼ一定の出力レベルIFVを出力する。また、アンテナ入力電圧が更に大きくなり、入出力特性の例えば(ハ)の領域になると、AGC電圧が低下してもAGCアンプ21bの利得が低下しない領域に入り、図中点線矢印で示すように出力レベルIFVが再び上昇する。
【0033】
図中(ハ)の領域は、アンテナに供給される信号が中強電界の場合に相当し、AGCアンプ21bで減衰できなかった高周波信号RFSがミキサ回路29のダイナミックレンジを越える領域であり、混信妨害等が発生しやすい動作領域となる。そこで、本発明のDAB受信機50は、アンテナ入力電圧が(ハ)の領域以上になった時に出力されるAGC電圧(図中(ニ)の電圧)を用いてレベルコンパレータ27bをONさせ、第1及び第2のダンプ手段22、25にスイッチ電圧SVを供給するようにしている。
【0034】
即ち、レベルコンパレータ27bは、予め設定されたAGC電圧の(ニ)点の電圧が供給されると、第1のダンプ手段22に対してスイッチ電圧SVを供給する。抵抗R1及びダイオードD1を介して供給されるスイッチ電圧SVは、第1のダンプ手段22を構成するPINダイオードD2をONすると共に、結合手段26である高周波コイルL1を介して第2のダンプ手段25を構成するPINダイオードD3をONする。2つのPINダイオードD2、D3は、レベルコンパレータ27bからスイッチ電圧SVが供給されることで、順方向バイアスされてインピーダンスが低下し、第1及び第2受信部21、24の入力インピーダンスを低減する。第1のアンテナ20から入力されたBANDIIIの信号ASIIIは、PINダイオードD2のインピーダンスの低下に伴い、減衰されアンテナ同調回路21aに供給されることとなり、(ハ)領域以上のアンテナ入力電圧に対しても出力レベルIFVを一定にすることができる。
【0035】
次に、操作者によりL−BANDの例えば、「L1」の周波数ラベルが入力された場合を例に説明する。
CPU30は、操作部から「L1」が入力されると、BANDIIIの第1受信部21の電源をOFFにすると共に、L−BANDの第2受信部24の電源をONにする。また、CPU30は、操作部から「L1」が入力されると、後述する変換L−BANDの信号DCSを中間周波数IFに変換するため、PLL回路28を制御して変換L−BANDの信号DCSを中間周波数IFに変換するに必要なVCO28aの発振周波数(152.480〜190.144MHz)の範囲に変更する。
【0036】
第2のアンテナ23から入力されたL−BANDの信号ASLは、BPF24aを介してダウンコンバータ24bに供給される。そして、L−BANDの信号ASLは、以下に示す関係式で変換L−BANDの信号DCSに変換され出力される。
L−BAND(1452.960〜1490.624MHz)
−固定発振周波数(126.568MHz)
=変換L−BAND(191.392〜229.056MHz)・・・(2)
【0037】
上記変換L−BAND(191.392〜229.056MHz)の信号DCSは、ミキサ回路29でVCO28aの発振周波数(152.480〜190.144MHz)と混合され、中間周波数に変換されるが、操作部から「L1」が入力されているので、CPU30の制御に基づき、PLL回路28は、「L1」の周波数(191.392MHz)を中間周波数に変換するに必要な発振周波数(152.480MHz)をVCO28aで発振させて出力する。従って、DAB受信機50は、L−BANDの周波数帯域の内、周波数ラベルが「L1」の局だけを選択受信することができる。
【0038】
上述したように、L−BANDを受信する場合は、ダウンコンバータ24bに内蔵されたAGC回路24dが動作し、図3に示すようにBANDIIIの時と同様に入出力特性とAGC特性が得られる。また、L−BANDの受信時、BANDIIIの第1受信部21は、電源がOFFされているが電圧供給手段27は、動作しているので、上記(ハ)の領域以上のアンテナ入力電圧ではBANDIIIの受信時と同様にAGC回路27aのAGC電圧によりレベルコンパレータ27bが動作し、第1及び第2のダンプ手段22、25が駆動される。
しかし、DAB受信機50は、BANDIIIとL−BANDで夫々異なる受信部で構成しているので、BANDIIIとL−BANDが同一の入出力特性を示さない場合がある。この場合、ミキサ回路29が混信妨害等が発生しやすい動作領域がBANDIIIとL−BANDで異なる。
【0039】
そこで、本発明のDAB受信機50は、閾値電圧切替回路27cを用いて第1及び第2のダンプ手段22、25を駆動するレベルコンパレータ27bの閾値を切り替えるようにしている。例えば、L−BANDの信号を受信する時は、図3に示すAGC特性の図中(ニ)の位置で第1及び第2のダンプ手段22、25を駆動し、BANDIIIの信号を受信する場合は、図中(ホ)の位置で第1及び第2のダンプ手段22、25を駆動するようにしている。
このように構成することで、BANDIIIの受信時とL−BANDの受信時でほぼ同一の受信品質が得られる。
【0040】
本発明のDAB受信機50は、車載用として用いられた場合、図5に示したようにBANDIII局の受信エリアとL−BAND局の受信エリアが重なる地域において、第1のアンテナ20から入力されるBANDIIIの周波数帯域の内、例えば「7B」の周波数(190.640MHz)と「7C」の周波数(192.352MHz)が共に、「L1」の変換L−BANDの周波数(191.392MHz)に混信妨害を与える対象となる。
DAB放送は、中心周波数に対して±750kHzの帯域を有する信号なので、例えばBANDIIIの「7B」の周波数(190.640MHz)と「L1」の変換L−BANDの周波数(191.392MHz)を比較すると、周波数の差は752kHzとなり、互いの周波数帯域が混合され混信妨害を生じる。
【0041】
また、同様に、BANDIIIの「11C」の周波数(220.352MHz)と「L18」の変換L−BANDの周波数(220.496MHz)を比較すると、周波数の差は144kHzとなり、完全に混信妨害が生じる。このように、
図2(a)に示すBANDIIIの周波数と、図2(b)に示す変換L−BANDの周波数の関係から分かるように、変換L−BANDの帯域内にBANDIIIの周波数が入り込む局が多数存在する。
【0042】
しかし、本発明のDAB受信機50は、L−BAND受信時に、混信妨害を発生するアンテナ入力電圧(図中(ハ)の点)以上のアンテナ入力電圧がある場合、第2のダンプ手段25が駆動されると共に、結合手段26を介して第1のダンプ手段22のPINダイオードD2がON状態になる。従って、第1のアンテナ20は、PINダイオードD2の低インピーダンスでダンプされると共に、第1のアンテナ20から入力されたBANDIIIの信号は、第1受信部21の直前に設けられた第1のダンプ手段22によりアース電位に短絡されるので、ミキサ回路29等にBANDIIIの信号が飛び込み混信妨害を与えることがない。
【0043】
尚、本発明の実施形態によるDAB受信機50は、第1のアンテナ20と第2のアンテナ23で構成したが、BANDIIIとL−BANDを1本の共通アンテナで構成しても同様の効果が得られる。また、第1及び第2のダンプ手段22、25は、PINダイオードD2、D3で構成したが、高周波用のスイッチ素子で構成しても良い。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構成で混信妨害を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のDAB受信機の要部回路ブロックを示す図。
【図2】欧州及びシンガポールで運用されているDAB放送の周波数一覧を示す表。
【図3】DAB受信機のアンテナ入力電圧に対する出力レベルとAGC電圧の関係を示す図。
【図4】従来例におけるDAB受信機の要部回路ブロックを示す図。
【図5】BANDIIIとL−BANDの受信エリアを示す図。
【符号の説明】
20・・・第1のアンテナ
21・・・第1受信部
22・・・第1のダンプ手段
23・・・第2のアンテナ
24・・・第2受信部
25・・・第2のダンプ手段
26・・・結合手段
27・・・電圧供給手段
28・・・PLL回路
29・・・ミキサ回路
30・・・CPU

Claims (5)

  1. 第1のアンテナを介して入力される第1の周波数帯域を受信する第1受信部と、
    前記第1受信部の入力インピーダンスを低減する第1のダンプ手段と、
    第2のアンテナを介して入力される前記第1の周波数帯域より高い第2の周波数帯域を前記第1の周波数帯域に変換する変換手段を有する第2受信部と、
    前記第2受信部の入力インピーダンスを低減する第2のダンプ手段と、
    前記第1または第2のアンテナから入力される信号の大きさに応じて前記第1および第2のダンプ手段を駆動する電圧供給手段とで構成されるDAB受信機であって、
    前記第1及び第2のダンプ手段は結合手段により直結されると共に、前記第1のダンプ手段は前記第1受信部の直前に設けられ、前記第2のダンプ手段は前記第2受信部の直前に設けられていることを特徴とするDAB受信機。
  2. 前記第1の周波数帯域の信号は、BANDIIIの信号であり、前記第2の周波数帯域はL−BANDの信号であることを特徴とする請求項1に記載のDAB受信機。
  3. 前記第1及び第2のダンプ手段は、電流値に応じてインピーダンスが減少するPINダイオードであることを特徴とする請求項1乃至2に記載のDAB受信機。
  4. 前記電圧供給手段は、前記第1のアンテナから入力される信号の大きさと、当該信号の大きさと異なる前記第2のアンテナから入力される信号の大きさに応じて切り替えられることを特徴とする請求項1乃至3に記載のDAB受信機。
  5. 前記結合手段は、高周波コイルであることを特徴とする請求項1に記載のDAB受信機。
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