JPH08307297A - 車載用アンテナ整合装置 - Google Patents

車載用アンテナ整合装置

Info

Publication number
JPH08307297A
JPH08307297A JP7108601A JP10860195A JPH08307297A JP H08307297 A JPH08307297 A JP H08307297A JP 7108601 A JP7108601 A JP 7108601A JP 10860195 A JP10860195 A JP 10860195A JP H08307297 A JPH08307297 A JP H08307297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
matching
diversity
vehicle
tuner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7108601A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Kushima
直樹 久島
Kazuo Takayama
一男 高山
Kazunari Yamamoto
一成 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP7108601A priority Critical patent/JPH08307297A/ja
Publication of JPH08307297A publication Critical patent/JPH08307297A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載に搭載される受信機のチューナとアンテ
ナ間の整合を行う車載用アンテナ整合装置の改善を行
う。 【構成】 車両に取り付けられ放送波を受信するダイバ
シティアンテナと少なくとも受信信号の同調、検波を行
うチューナとの間の整合を行う車載用アンテナ整合装置
に、チューナより得られた受信信号の電界強度に基づき
ダイバシティアンテナを選択するダイバシティ切替部7
と、ダイバシティ切替部7に接続される整合回路3とが
設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載に搭載される受信機
のチューナとアンテナ間の整合を行う車載用アンテナ整
合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の受信機における車載用ア
ンテナ整合装置を説明する図である。本図に示すよう
に、受信機は、放送波(AM(振幅変調)/FM(周波
数変調)/テレビジョン)、電話用電波を受信するダイ
バシティアンテナ1、2と、各ダイバシティアンテナ
1、2に接続されこれと後述するチューナとの整合を行
うための固定回路である整合回路3、4と、整合回路
3、4に高周波同軸ケーブル10、11を介して接続さ
れるメインユニット5と、メインユニット5に接続され
るスピーカ6とを具備する。メインユニット5は、整合
回路3、4からの入力を切り換えるダイバシティ切替部
7と、ダイバシティ切換部7により切り換えられた信号
を入力し所望送信を選択するために搬送周波数に同調し
て検波等を行うチューナ8と、チューナ8に接続されス
ピーカ6を駆動するパワーアンプ9を具備している。な
お、ダイバシティ切換部7はチューナ8からのダイバシ
ティ切替信号に基づいて切替を行う。
【0003】このように、ダイバシティアンテナ1、2
に整合回路3、4を設けるのは、広帯域受信のため、全
帯域にてチューナ8と整合をとるのが困難なためであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記各整合回路3、4
は、各ダイバシティアンテナ1、2で必要とされ、アン
テナ数=整合回路数となる。このため、ダイバシティア
ンテナの場合には、この数の増加に対応した複数の整合
回路が必要になるという問題がある。図13は図12の
ダイバシティアンテナ1と整合回路3を示す図である。
本図に示すように、通常は、ダイバシティアンテナ1は
アンテナエレメント部1A、1Bとエレメント直下部の
アンテナ本体部1Cとからなっており、整合回路3はア
ンテナ本体部1C内のコンデンサからなる整合回路部分
3Aとアンテナエレメント部1Aと1Bの間にLCフィ
ルタからなる整合回路部分3Bとを固定回路として具備
している。この場合、整合回路3を構成する定数が固定
のため全帯域に対して1回路の設定となるため、一部の
不整合帯域の整合化としての役割となり、整合回路3で
全帯域の整合化には至っていないので、不整合による受
信性能の低下があるという問題がある。
【0005】図14は図12の別のダイバシティアンテ
ナ1と整合回路3を示す図である。ダイバシティアンテ
ナ1は、前述のように広帯域受信に使用されるが、使用
時はそのエレメント長が固定となっており、λ/4長の
同調が実現されない周波数が存在しアンテナ利得の低下
がある場合には、本図に示すように、低域をカットする
ためにエレメント中程にLCフィルタを設けて、電気的
にエレメントを分割させることも可能である。この場合
も、全帯域に対して同調させるには、分割されたエレメ
ント長は固定であるため、整合回路3で全帯域の整合化
には至っていないので、不整合による受信性能の低下が
あるという問題がある。
【0006】したがって、本発明は、上記問題点に鑑
み、ダイバシティアンテナの数の増加に対して整合回路
の数の増加を抑制でき、かつ、全帯域で整合が可能な車
載用アンテナ整合装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、次の構成を有する車載用アンテナ整合
装置を提供する。すなわち、車両に取り付けられ放送波
を受信するダイバシティアンテナと少なくとも受信信号
の同調、検波を行うチューナとの間の整合を行う車載用
アンテナ整合装置に、前記チューナより得られた受信信
号の電界強度に基づき前記ダイバシティアンテナを選択
するダイバシティ切替部が設けられる。整合回路は該ダ
イバシティ切替部に接続される。
【0008】前記整合回路には、複数の異なる狭帯域整
合回路を並列に設け、各前記狭帯域整合回路にはこれを
択一的に選択する複数のスイッチを設け、前記チューナ
の受信チャンネル情報に基づいて前記複数のスイッチを
制御するようにしてもよい。前記整合回路は回路定数と
して含む可変容量コンデンサを有し、この可変容量コン
デンサの容量が、前記チューナの受信チャンネル情報に
基づいて制御されるようにしてもよい。
【0009】車両に取り付けられ放送波を受信するダイ
バシティアンテナと少なくとも受信信号の同調、検波を
行うチューナとの間の整合を行う車載用アンテナ整合装
置に、受信周波数に適合させるために前記ダイバシティ
アンテナを複数に分割したエレメント間に設けられた複
数のピンダイオードが設けられる。エレメント長切替回
路は前記チューナの受信チャンネル情報に基づいて前記
複数のピンダイオードを切り替えてエレメント長を制御
する。
【0010】車両に取り付けられ放送波を受信するダイ
バシティアンテナと少なくとも受信信号の同調、検波を
行うチューナとの間の整合を行う車載用アンテナ整合装
置に、受信周波数に適合させるために前記ダイバシティ
アンテナの伸縮可能なエレメントを伸縮するモータが設
けられる。モータコントロール部は前記チューナの受信
チャンネル情報に基づいて前記モータを駆動してエレメ
ント長を制御する。
【0011】前記チューナの受信チャンネル情報とし
て、同調に使用されるチューニングバイアスを利用する
ようにしてもよい。
【0012】
【作用】本発明の車載用アンテナ整合装置によれば、整
合回路は該ダイバシティ切替部に接続されることによ
り、ダイバシティアンテナ毎に整合回路を設ける必要が
なくなり、整合回路数を削減することが可能になる。前
記整合回路には、複数の異なる狭帯域整合回路を並列に
設け、各前記狭帯域整合回路にはこれを択一的に選択す
る複数のスイッチを設け、前記チューナの受信チャンネ
ル情報に基づいて前記複数のスイッチを制御することに
より、回路パラメータの制御を行い、全帯域での整合が
でき、さらに、全受信周波数に対して高利得なアンテナ
を実現することが可能になる。前記整合回路は回路定数
として含む可変容量コンデンサを有し、この可変容量コ
ンデンサの容量が、前記チューナの受信チャンネル情報
に基づいて制御されることにより、回路パラメータの制
御を行い、全帯域での整合ができ、同様にさらに、全受
信周波数に対して高利得なアンテナを実現することが可
能になる。エレメント長切替回路は前記チューナの受信
チャンネル情報に基づいて前記複数のピンダイオードを
切り替えてエレメント長を制御することにより、エレメ
ント長が常にλ/4長相当となり、全受信周波数に対し
て高利得なアンテナを実現することが可能になる。モー
タコントロール部は前記チューナの受信チャンネル情報
に基づいて前記モータを駆動してエレメント長を制御す
ることにより、同様に、エレメント長が常にλ/4長相
当となり、全受信周波数に対して高利得なアンテナを実
現することが可能になる。さらに、前記チューナの受信
チャンネル情報として、同調に使用されるチューニング
バイアスを利用することにより、制御が簡単に実現でき
る。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る車載用ア
ンテナ整合装置を説明する図である。本図に示すよう
に、車載用アンテナ整合装置100は、アンテナ本体部
内に設けられ、チューナ8のダイバシティ切替制御信号
によりダイバシティアンテナ1、2を択一的に選択する
ダイバシティ切替部7と、選択信号を入力するダイバシ
ティアンテナ1、2のうちの1つのアンテナ出力とチュ
ーナ8との入力の整合をとる整合回路3Aと、整合回路
3とチューナ8との間を接続する高周波同軸ケーブル4
0とを具備する。
【0014】このように、従来メインユニット5にあっ
たダイバシティ切替部7を車載用アンテナ整合装置10
0に内蔵して、整合回路3を高周波信号の選択後に設け
ることにより、従来の整合回路4の削減が可能になる。
図2は図1のダイバシティ切替部7を説明する図であ
る。本図に示すように、メインユニット部5の制御信号
で3芯シールド線50を介してダイバシティアンテナ1
を選択した際に、ダイバシティ制御信号S1が「H(hi
gh) 」となり、車載用アンテナ整合装置100のダイバ
シティ切替部7のダイバシティアンテナ1側のトランジ
スタをONにし、ダイバシティアンテナ1が選択され、
ダイバシティアンテナ1と整合回路3との組み合わせが
成立する。ここで、制御信号S1は、チューナ部8から
の電界強度がフェージングにより一定値よりも小さくな
ったら、「H」となる。そして、メインユニット部5の
制御信号S2でダイバシティアンテナ2を選択した際
は、上記同様の動作にて、ダイバシティアンテナ2と整
合回路3との組み合わせが成立する。よってダイバシテ
ィアンテナ1、2に対して1つの整合回路の設定とな
り、整合回路数の削減の実現が可能になる。
【0015】図3は本実施例の効果を説明する図であ
る。本図に示すようにメインユニット部5に2セットの
ダイバシティアンテナ1−1、2−1と、ダイバシティ
アンテナ1−2、2−2と、これらに対応して2セット
の車載用アンテナ整合装置100とが設けられた場合に
は本図に示すように整合回路数及び高周波ケーブル数の
削減が可能になる。すなわち、ダイバシティアンテナの
数が増加しても、整合回路数の増加を抑制することが可
能になった。また、制御回路の規模が大きくなる(部品
増大若しくは回路制御パラメータの増大する程)程効果
がありコストメリットにつながる。
【0016】図4は本発明の第2の実施例に係る車載用
アンテナ整合装置を説明する図である。本図に示すよう
に、車載用アンテナ整合装置100は受信周波数を複数
に分割し各狭帯域に対し整合がとれる回路に設計された
複数の狭帯域整合回路3A−1、3A−2、〜、3A−
nと、ダイバシティ切替部7と複数の狭帯域整合回路3
A−1、3A−2、〜、3A−nの1との間に設けられ
る複数のスイッチsw1−1、sw1−2、〜、sw1
−nと、複数の狭帯域整合回路3A−1、3A−2、
〜、3A−nと、高周波ケーブル10との間に設けられ
た複数のスイッチsw2−1、sw2−2、〜、sw2
−nとが設けられる。チューナ8からの制御信号により
受信周波数により適合した複数の狭帯域整合回路3A−
1、3A−2、〜、3A−nの1つと接続するように複
数のスイッチsw1−1、sw1−2、〜、sw1−
n、複数のスイッチsw2−1、sw2−2、〜、sw
2−nのスイッチング制御が行われる。これのようにス
イッチングすることで、全受信周波数に対し整合が可能
となる。これにより不整合による受信性能の低下を改善
することが可能になる。
【0017】図5は本発明の第3の実施例に係る車載用
アンテナ整合装置を説明する図である。本図に示す整合
回路3は、ダイバシティ切替部7と高周波ケーブル10
との間のコイルLと、その両端に接続され容量が可変で
ある2つのコンデンサCと、それぞれのコンデンサCに
アノードが接続されカソードが接地されるダイオードス
イッチDとからなる。コンデンサCは、バリキャップで
あり、チューナ8からの制御信号S3により最適容量に
設定される。そしてチューナ8からの制御信号S4によ
りダイオードスイッチDのON、OFFが行われ、必要
なコンデンサCの切替を行う。
【0018】このようにして整合回路3のパラメータを
制御し整合回路定数を全受信周波数に対して、最適化す
ることが可能になる。図6は図5の制御信号S3及びS
4の形成を説明する図である。本図に示すように、メイ
ンユニット部5に設けられたコントロール部(マイクロ
コンピュータ)20は、放送局を選局するべく受信チャ
ンネル情報を与えるチューニングバイアス信号(T.
B)をチューナ8に出力するが、バッファ21はこのチ
ューニングバイアス信号を基に、整合回路3の回路定数
を変更した制御信号S3及びS4をコントロール部20
から入力する。ここに、チューニングバイアスはチュー
ナ8のPLL(Phase-Locked Loop)のバラクタ制御局
部発振器に使用されるものである。このバッファ21に
は制御信号S3及びS4を車載用アンテナ整合装置10
0に伝送するためにバス60が接続される。車載用アン
テナ整合装置100では、バス60からの制御信号S3
が制御回路3に入力し、制御信号S4を入力してディジ
タル号からアナログ信号へ変換するA/D変換器22
(Analog to Digital Converter)が設けられ、A/D変
換器22は整合回路3にアナログ信号を出力する。
【0019】図7は図5の制御信号S3及びS4の別の
形成を説明する図である。本図に示すように、メインユ
ニット部5にはコントロール部20が設けられ、コント
ロール部20はチューニングバイアス信号をチューナ8
及びバス60に出力する。バス60を介して、車載用ア
ンテナ整合装置100に設けられたコントロール部(マ
イクロコンピュータ)23はチューニングバイアス信号
を入力し、チューニングバイアス信号を基に制御信号S
3及びS4を形成する。制御信号S3はコントロール部
23から整合回路3に出力される。制御信号S4は、コ
ントロール部23から、D/A変換器22を介して、整
合回路3に出力される。なお、コントロール部20及び
コントロール部23の制御は車両全体の制御を行うEC
U30(Electronic Control Unit) により行われる。
【0020】図8は本発明の第4の実施例に係る車載用
アンテナ整合装置のエレメント長切替回路を説明する図
である。本図に示すようにアンテナ1を複数のエレメン
ト1C、1D、1F、1Eに分割し、受信周波数に対し
てエレメント長をλ/4(λ:受信周波数の波長)相当
にするためにエレメント間にピンダイオードD1、D
2、D3に設ける。各エレメントの下部から高周波カッ
ト用のコイルL1、L2、L3を介してエレメント長切
替回路40のスイッチ部Q1、Q2、Q3に接続され
る。最下部のエレメントの上部は高周波カット用コイル
L4を介して接地され、最下部のエレメントの下部は直
流成分カット用コンデンサC1を介して高周波ケーブル
10に接続される。
【0021】図9は図8のエレメント長切替回路40へ
の制御信号形成を説明する図である。本図に示すよう
に、エレメント長切替回路40は車載用アンテナ整合装
置100に設けられる。コントロール部23は、コント
ロール部24からのチューニングバイアス信号を入力し
て、このチューニング信号を基に受信周波数に対して最
適なエレメント長になるようにピンダイオードを制御す
るために、制御信号SD1、SD2、SD3を形成し
て、これらの制御信号SD1、SD2、SD3をエレメ
ント長切替回路40に出力する。
【0022】図10は図8のエレメント長切替回路40
への別の制御信号形成を説明する図である。本図に示す
ように、コントロール部20は、放送局を選局するべく
受信チャンネル情報を与えるチューニングバイアス信号
をチューナ8に出力するが、バッファ21はこのチュー
ニングバイアス信号を基にづく、エレメント長切替回路
40の制御信号SD1、SD2、SD3をコントロール
部20から入力して、バス60を介して車載用アンテナ
整合装置100に伝送する。車載用アンテナ整合装置1
00ではA/D変換器22はバッファ21からこれらの
制御信号SD1、SD2、SD3を入力しディジタルか
らアナログに変換してエレメント長切替回路40に出力
する。
【0023】このようにして、メインユニット部5側で
受信すべき周波数を検知しその情報を車載用アンテナ整
合装置100に伝送し、車載用アンテナ整合装置100
ではその情報に基づき、アンテナのエレメント長を受信
周波数のλ/4に制御する。このため、アンテナのエレ
メント長は受信周波数に対してλ/4長相当となるの
で、全帯域で高アンテナ利得が得られる受信効率の良い
アンテナが実現できる。
【0024】図11は本発明の第5の実施例に係る車載
用アンテナ整合装置のエレメント長伸縮部で、第4の実
施例の変形例を説明する図である。アンテナ1のエレメ
ントは伸縮可能に形成され、本図に示すように、エレメ
ント長伸縮部50はアンテナ1のエレメントの伸縮を行
うモータ51と、これを制御するモータコントロール部
52からなる。このモータコントロール部52は、第4
の実施例で説明したと同様に、エレメントを伸縮するた
めに車載用アンテナ整合装置100で形成されたエレメ
ント長の制御信号を入力する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、整
合回路は該ダイバシティ切替部に接続されるので、整合
回路数を削減することが可能になる。整合回路には、複
数の異なる狭帯域整合回路を並列に設け、各狭帯域整合
回路にはこれを択一的に選択する複数のスイッチを設
け、チューナの受信チャンネル情報に基づいて複数のス
イッチを制御するので、さらに、全受信周波数に対して
高利得なアンテナを実現することが可能になる。整合回
路は回路定数として含む可変容量コンデンサを有し、こ
の可変容量コンデンサの容量が、チューナの受信チャン
ネル情報に基づいて制御されるので、同様にさらに、全
受信周波数に対して高利得なアンテナを実現することが
可能になる。エレメント長切替回路はチューナの受信チ
ャンネル情報に基づいて複数のピンダイオードを切り替
えてエレメント長を制御するので、全受信周波数に対し
て高利得なアンテナを実現することが可能になる。モー
タコントロール部はチューナの受信チャンネル情報に基
づいてモータを駆動してエレメント長を制御するので、
全受信周波数に対して高利得なアンテナを実現すること
が可能になる。さらに、チューナの受信チャンネル情報
として、同調に使用されるチューニングバイアスを利用
するので、制御が簡単に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る車載用アンテナ整
合装置を説明する図である。
【図2】図1のダイバシティ切替部7を説明する図であ
る。
【図3】本実施例の効果を説明する図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る車載用アンテナ整
合装置を説明する図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係る車載用アンテナ整
合装置を説明する図である。
【図6】図5の制御信号S3及びS4の形成を説明する
図である。
【図7】図5の制御信号S3及びS4の別の形成を説明
する図である。
【図8】本発明の第4の実施例に係る車載用アンテナ整
合装置のエレメント長切替回路を説明する図である。
【図9】図8のエレメント長切替回路40への制御信号
形成を説明する図である。
【図10】図8のエレメント長切替回路40への別の制
御信号形成を説明する図である。
【図11】本発明の第5の実施例に係る車載用アンテナ
整合装置のエレメント長伸縮部で、第4の実施例の変形
例を説明する図である。
【図12】従来の受信機における車載用アンテナ整合装
置を説明する図である。
【図13】図12のダイバシティアンテナ1と整合回路
3を示す図である。
【図14】図12の別のダイバシティアンテナ1と整合
回路3を示す図である。
【符号の説明】
3…整合回路 3A−1、3A−2、〜、3A−n…狭帯域整合回路 7…ダイバシティ切替部 51…モータ 52…モータコントロール部 sw1−1、sw1−2、〜、sw1−n、sw2−
1、sw2−2、〜、sw2−n…スイッチ D1、D2、D3…ピンダイオード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取り付けられ放送波を受信するダ
    イバシティアンテナと少なくとも受信信号の同調、検波
    を行うチューナとの間の整合を行う車載用アンテナ整合
    装置において、 前記チューナより得られた受信信号の電界強度に基づき
    前記ダイバシティアンテナを選択するダイバシティ切替
    部(7)と、 該ダイバシティ切替部(7)に接続される整合回路
    (3)とを備えたことを特徴とする車載用アンテナ整合
    装置。
  2. 【請求項2】 前記整合回路(3)には、複数の異なる
    狭帯域整合回路(3A−1、3A−2、〜、3A−n)
    を並列に設け、各前記狭帯域整合回路にはこれを択一的
    に選択する複数のスイッチ(sw1−1、sw1−2、
    〜、sw1−n、sw2−1、sw2−2、〜、sw2
    −n)を設け、前記チューナの受信チャンネル情報に基
    づいて前記複数のスイッチを制御することを特徴とす
    る、請求項1に記載の車載用アンテナ整合装置。
  3. 【請求項3】 前記整合回路(3)は回路定数として含
    む可変容量コンデンサを有し、この可変容量コンデンサ
    の容量が、前記チューナの受信チャンネル情報に基づい
    て制御されることを特徴とする、請求項1に記載の車載
    用アンテナ整合装置。
  4. 【請求項4】 車両に取り付けられ放送波を受信するダ
    イバシティアンテナと少なくとも受信信号の同調、検波
    を行うチューナとの間の整合を行う車載用アンテナ整合
    装置において、 受信周波数に適合させるために前記ダイバシティアンテ
    ナを複数に分割したエレメント間に設けられた複数のピ
    ンダイオード(D1、D2、D3)と、 前記チューナの受信チャンネル情報に基づいて前記複数
    のピンダイオード(D1、D2、D3)を切り替えてエ
    レメント長を制御するエレメント長切替回路(40)と
    を備えることを特徴とする車載用アンテナ整合装置。
  5. 【請求項5】 車両に取り付けられ放送波を受信するダ
    イバシティアンテナと少なくとも受信信号の同調、検波
    を行うチューナとの間の整合を行う車載用アンテナ整合
    装置において、 受信周波数に適合させるために前記ダイバシティアンテ
    ナの伸縮可能なエレメントを伸縮するモータ(51)
    と、 前記チューナの受信チャンネル情報に基づいて前記モー
    タ(51)を駆動してエレメント長を制御するモータコ
    ントロール部(52)とを備えることを特徴とする車載
    用アンテナ整合装置。
  6. 【請求項6】 前記チューナの受信チャンネル情報とし
    て、同調に使用されるチューニングバイアスを利用する
    ことを特徴とする、請求項2、3、5、6のいずか1つ
    に記載の車載用アンテナ整合装置。
JP7108601A 1995-05-02 1995-05-02 車載用アンテナ整合装置 Pending JPH08307297A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7108601A JPH08307297A (ja) 1995-05-02 1995-05-02 車載用アンテナ整合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7108601A JPH08307297A (ja) 1995-05-02 1995-05-02 車載用アンテナ整合装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08307297A true JPH08307297A (ja) 1996-11-22

Family

ID=14488944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7108601A Pending JPH08307297A (ja) 1995-05-02 1995-05-02 車載用アンテナ整合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08307297A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418284B1 (ko) * 2000-02-17 2004-02-11 푸바 오토모티브 게엠베하 운트 코. 카게 안테나 신호의 위상 제어 합산 기능을 갖는 안테나다이버시티 시스템
WO2006054576A1 (ja) * 2004-11-18 2006-05-26 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Vhf帯受信機
US7340274B2 (en) 2003-11-27 2008-03-04 Nec Corporation Cellular phone capable of receiving a plurality of broadcast waves
JP2009239715A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Fujitsu Ten Ltd 復調装置、アンテナ装置、及び受信装置
JP2010512671A (ja) * 2005-12-12 2010-04-22 フレクストロニクス エイピー エルエルシー 広帯域アンテナシステム
JP2013118659A (ja) * 2008-03-14 2013-06-13 Qualcomm Inc 無線機器の適応チューナブルアンテナ
US9755681B2 (en) * 2007-09-26 2017-09-05 Intel Mobile Communications GmbH Radio-frequency front-end and receiver
US20180342800A1 (en) * 2017-05-23 2018-11-29 Kyocera Corporation Electronic device

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418284B1 (ko) * 2000-02-17 2004-02-11 푸바 오토모티브 게엠베하 운트 코. 카게 안테나 신호의 위상 제어 합산 기능을 갖는 안테나다이버시티 시스템
US7340274B2 (en) 2003-11-27 2008-03-04 Nec Corporation Cellular phone capable of receiving a plurality of broadcast waves
WO2006054576A1 (ja) * 2004-11-18 2006-05-26 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Vhf帯受信機
JP2010512671A (ja) * 2005-12-12 2010-04-22 フレクストロニクス エイピー エルエルシー 広帯域アンテナシステム
US9755681B2 (en) * 2007-09-26 2017-09-05 Intel Mobile Communications GmbH Radio-frequency front-end and receiver
US10454511B2 (en) 2007-09-26 2019-10-22 Intel Mobile Communications GmbH Radio-frequency front-end and receiver
JP2013118659A (ja) * 2008-03-14 2013-06-13 Qualcomm Inc 無線機器の適応チューナブルアンテナ
JP2009239715A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Fujitsu Ten Ltd 復調装置、アンテナ装置、及び受信装置
US20180342800A1 (en) * 2017-05-23 2018-11-29 Kyocera Corporation Electronic device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6384688B1 (en) High-frequency power amplifier module
US5170500A (en) Intermediate frequency circuit for cellular telephone transceiver using surface acoustic wave filter
US20110294452A1 (en) Antenna amplifier device and antenna device provided in mobile object
US4984296A (en) Tuned radio apparatus
JPS63242030A (ja) 広帯域周波数シンセサイザ受信機
JP3250785B2 (ja) テレビチューナ
US20020003585A1 (en) Television tuner capable of receiving FM broadcast
JPH08307297A (ja) 車載用アンテナ整合装置
US4363135A (en) Four band VHF varactor tuner
US6292232B1 (en) Receiving apparatus
MXPA04000274A (es) Filtro de paso de banda sintonizable y conmutable con respuesta de frecuencia optimizada.
US6876401B2 (en) FM-broadcast-receivable television tuner for preventing adjacent-channel interference
JP3375278B2 (ja) チューナ
US6133965A (en) Digital AGC control for high definition television tuner
JP3592161B2 (ja) テレビジョンチューナ
JP3591704B2 (ja) Dab受信機
JP2000151448A (ja) 車載アンテナ装置
US6307600B1 (en) Tuning with diode detector
JP2002359788A (ja) テレビジョン受信機
JP2000174652A (ja) Fm受信機
US10879599B2 (en) Vehicle, control method thereof and antenna apparatus for vehicle
JP2008160226A (ja) 受信装置
JP2010213061A (ja) 受信装置
JP3581788B2 (ja) テレビジョンチューナ
JPH11220362A (ja) テレビジョンチュ−ナ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041207