JP3590924B2 - 植物性抗酸化剤、及び、胃粘膜障害抑制剤 - Google Patents

植物性抗酸化剤、及び、胃粘膜障害抑制剤 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可食植物に由来する抗酸化剤、及び、胃粘膜障害抑制剤に関するものである。従来、食品中の脂質の酸化による劣化を防止して食品の品質を維持するため抗酸化剤が使用されてきた。これらの抗酸化剤の中には、天然に存在するものもあるが、化学合成されたものも使用されており、この合成抗酸化剤を、より安全な天然のものに置換することが要望されている。また、人体内に微量存在する活性酸素が、細胞等を損傷し、種々の病変や老化をもたらすことが明らかになってきていることから、生体内で抗酸化剤として機能し、病状を改善する治療薬も要望されていた。本発明は、このような要望に沿った植物性抗酸化剤、及び、胃粘膜障害抑制剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、食品に添加される抗酸化剤には、天然に存在するものとして、多くの柑橘類等に存在するL−アスコルビン酸(ビタミンC)や多くの植物油脂等に存在するトコフェロール(ビタミンE)や人参等多くの動植物に存在するカロチノイド(ビタミンA類)等があげられ、また、化学合成されたものとして、油脂や魚介類に使用されている2(3)−第3ブチル−4−ヒドロキシアニソール(BHA)や2,6−ジ第3ブチル−p−クレゾール(BHT)等があげられる。
【0003】
一方、生体内で生成した活性酸素は、主として、先天的に存在するスーパーオキシドデスムターゼ(SOD)等の酵素によって除去されるが、生体内の脂質に取り込まれたトコフェロールも活性酸素の除去に役立ち、また、血清中のアスコルビン酸も活性酸素の除去に役立つといわれている。しかしながら、生体外で抗酸化作用を示す物質が、どのような形で生体内に取り込まれ、どのような機構で活性酸素を除去し、細胞等生体組織の防衛に寄与するか不明な点も多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の食品に添加される合成抗酸化剤は、発癌性の危惧から消費者から忌避されており、トコフェロール等への転換が図られているが、これらの天然の抗酸化剤の抗酸化性は、合成抗酸化剤より低く、また、直ちに、合成抗酸化剤を完全に置換できるほどの量を確保することは困難である。本発明の一つの課題は、他の植物からも取得できるものであって、より高い抗酸化性を有する天然の抗酸化剤を提供することにある。
【0005】
前述のように、生体内の活性酸素の除去が、種々の病変を予防することが期待されるが、経口又は注射等により生体に摂取された抗酸化剤が、生体内にどのような形になって取り込まれ、どのように作用するか不明な点も多い。本発明のもう一つの課題は、抗酸化剤を投与して、直接に抗酸化作用を発揮させて病変を改善する治療薬を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前述の課題を解決するため、N−トランス−フェルロイルホモバニリルアミンを有効成分とする植物性抗酸化剤(以下「第1発明」という)、第1発明に係わる植物性抗酸化剤が添加されていることを特徴とする食品(以下「第2発明」という)、並びに、N−トランス−フェルロイルホモバニリルアミン、及び、N−トランス−フェルロイルチラミンの両方、又は、その一方を有効成分とする胃粘膜障害抑制剤(以下「第3発明」という)を提供する。
【0007】
第1発明に係わる植物性抗酸化剤は、N−トランス−フェルロイルホモバニリルアミンを有効成分とするものである。その他に、植物性抗酸化剤として、N−トランス−フェルロイルホモバニリルアミンを含んでいてもよい。ここでいう植物性とは、植物性油脂のように、植物由来のことを意味し、特に、本発明では、主として、甜菜種子から抽出したことを意味する。また、N−トランス−フェルロイルホモバニリルアミン(以下「ビートアミド1」という)は、化1に示した構造のものであり、N−トランス−フェルロイルチラミン(以下「ビートアミド2」という)は、化2に示した構造のものである。また、第1発明に係わる植物性抗酸化剤において、ビートアミド1以外に含まれるものには、前述のビートアミド2、その他の甜菜種子に通常含まれているフェルラ酸誘導体やp−オキシ−フェネチルアミン誘導体等の種々の天然化合物、補助的に使用される他の植物性抗酸化剤、天然色素、溶媒、界面活性剤、賦形剤等があげられる。また、第1発明に係わる植物性抗酸化剤の形態は、粉体、液体、分散液、錠剤等のいずれの形態であってもよい。
【0008】
【化1】
Figure 0003590924
【0009】
【化2】
Figure 0003590924
【0010】
第2発明に係わる食品は、第1発明に係わる植物性抗酸化剤が添加されていることを特徴としている。ここでいう食品には、ソーセージやハム等の畜肉加工食品、バター等の乳製品、蒲鉾や竹輪等の魚肉加工食品、食用油等、第1発明に係わる植物性抗酸化剤を混合した食材や食品だけでなく、第1発明に係わる植物性酸化剤を添加した保存液を表面に散布した魚介類をも含む。
【0011】
第3発明に係わる胃粘膜障害抑制剤は、ビートアミド1、もしくは、ビートアミド2を有効成分とするか、又は、ビートアミド1とビートアミド2とを有効成分とすることを特徴としている。また、第3発明に係わる胃粘膜障害抑制剤において、ビートアミド1又はビートアミド2以外に含まれるものには、その他の甜菜種子に通常含まれているフェルラ酸、p−オキシ−フェネチルアミン、及び、その誘導体等の種々の天然化合物、補助的に使用される他の植物性医薬、天然色素、溶媒、界面活性剤、賦形剤等があげられる。また、第3発明に係わる胃粘膜障害抑制剤の形態は、粉体、液体、分散液、錠剤等のいずれの形態であってもよい。また、この胃粘膜障害抑制剤は、単に胃粘膜障害を治療するだけでなく、胃粘膜障害の予防や、同様な機構で発生する他の病変に対する治療薬や予防薬をも含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
1.ビートアミド1及び2の製造
〔実施例1〕粉砕した甜菜種子3.35kgを、アセトン5lで3回、次いでエタノール5lで3回抽出し、得られた抽出液を40℃で1.2lになるまで減圧濃縮し、得られた濃縮液をNaHCOで中和した後、ヘキサン3lで7回抽出して油分を除去した水層をえ、この水層を酢酸エチル3lで6回抽出し、得られた酢酸エチル層を40℃で減圧濃縮し、中性の褐色シロップ22.7gを得た。この褐色シロップの中20gをシリカゲルカラム(5.5×61cm)に供給し、ベンゼン、酢酸エチル、エタノールの混合比を変えながら溶出し、第4フラクション4.931gの有効成分を得た。この第4フラクションから単離された二つのアミド化合物は、各種機器分析と合成物との比較から、ビートアミド1、及び、ビートアミド2であった。
【0013】
2.抗酸化性試験
〔実施例2〕実施例1で得られたビートアミド1、及び、ビートアミド2、並びに、比較のために、これらの共通する酸成分のフェルラ酸、ビートアミド2の塩基性成分のチラミン、自然界に広く存在するフラボノイドの一つであるクェルセチン、ルチン、合成抗酸化剤であるBHA、及び、BHTについて、それぞれ、0.1重量%エタノール溶液を作成し、更に、エタノールをブランク溶液とした。そして、それぞれ、その2mlを、ねじ付き試験管(直径10mm、高さ110mm)に入れ、更に、りん酸水素ニナトリウムとりん酸二水素カリウムでpH7に調製した0.05mol/l緩衝液4ml、及び、2.5%リノール酸エタノール溶液2mlを添加し、よく攪拌した後、50℃の恒温器中に静置し、リノール酸の酸化状況を観察した。リノール酸の酸化状況は、24時間、48時間、72時間、96時間経過に、サンプルを採取し、ロダン鉄法により過酸化脂質の量を測定することで判定した。その状況を図1、及び、図2に示した。なお、図1は、各経過時間における波長500nmにおける吸光度の変化を示し、図2は、96時間経過後の同一波長の吸光度を示す。これらの図から、ビートアミド1、及び、ビートアミド2は、合成抗酸化剤と同等以上の抗酸化性を有することが明らかになった。
【0014】
3.胃粘膜障害に対する抑制効果試験
ビートアミド1、ビートアミド2、フェルラ酸、チラミン、クェルセチン、及び、ルチンを、それぞれ、ラット体重1kg当たり100mgの量を、ラット体重1kg当たり5mlの5%アラビアゴム水溶液に溶かし試料溶液を作成し、更に、ラット体重1kg当たり5mlの5%アラビアゴム水溶液をブランク試料溶液とした。一方、1群6匹からなる6群の7週齢のウィスター系雄性ラット(体重約200g)を、3日間の予備飼育を行った後、24時間の絶食、及び、4時間の絶水の後、それぞれの群に、麻酔後、各試料溶液を金属ゾンデにより強制投与した。更に、30分後、体重1kg当たり5mlの99.5%のエタノールを強制投与した。60分後、開腹し胃を摘出し、摘出した胃に1%ホルマリンを注入し組織を固定した後、胃を切り開いて伸展した。ブランクの試料溶液を投与した群では、赤黒い線状の潰瘍と出血が多数みられるのに対し、ビートアミド1、ビートアミ2、フェルラ酸、チラミン、クェルセチンを投与した群では、顕著に障害部が少なかった。なお、ルチンを投与した群では、多数の潰瘍と出血がみられた。これらの胃粘膜障害について、赤黒く見える部分を潰瘍部として胃全体に対する面積比を求めた。その結果を図3に示した。この面積比は、ブランク投与群では16%であるのに、ビートアミド1投与群では5.6%、ビートアミ2投与群では5.8%であり、フェルラ酸、チラミン、クェルセチンを投与した群とともに、統計的に有為差が認められた。
【0015】
【発明の効果】
本発明に係わる植物性抗酸化剤は、前述のように食用植物から採取されたものであって優れた抗酸化性を示すことから、生体に安全な抗酸化剤として、食品等に安心して使用することができ、また、本発明に係わる食品は、化学合成薬品と異なり発癌性等の危惧をもつことなく、安心して保存し調理し食することができる。更に、本発明に係わる胃粘膜障害抑制剤は、前述ような薬効を示すことから、胃潰瘍等の胃粘膜障害を引き起こす病変に対して、化学合成薬品とは異なり、副作用の少ない治療薬又は予防薬として使用することができる。従って、本発明は、国民の健康の維持向上に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる植物性抗酸化剤等の抗酸化性の経時的変化を示す図である。
【図2】本発明に係わる植物性抗酸化剤等の抗酸化性を比較した図である。
【図3】本発明に係わる胃粘膜障害抑制剤の粘膜障害の抑制効果を比較した図である。

Claims (3)

  1. N−トランス−フェルロイルホモバニリルアミンを有効成分とする植物性抗酸化剤
  2. 請求項1記載の植物性抗酸化剤が添加されていることを特徴とする食品
  3. N−トランス−フェルロイルホモバニリルアミン、及び、N−トランス−フェルロイルチラミンの両方、又は、その一方を有効成分とする胃粘膜障害抑制剤
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