JP3590035B2 - 三次元回転ノズル及びそれを用いた排水処理装置 - Google Patents

三次元回転ノズル及びそれを用いた排水処理装置 Download PDF

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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、三次元の全方向に流体を噴射することができる三次元回転ノズル及びそれを用いた排水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
タンク等の内部を迅速に洗浄する装置として、三次元方向に洗浄水を噴射する三次元回転ノズル駆動装置が従来から使用されている。この従来から使用されている三次元回転ノズル駆動装置としては、例えば、特開平9−220494号公報に記載されているものがある。
【0003】
このものは、洗浄ノズルの取り付け位置を調整してその噴射に伴う反力により装置本体を所望の回転速度で回転駆動し、噴水を三次元方向に噴射するとともに、オイルの摩擦力により回転速度の制御を行うものである。
【0004】
しかしながら、例えば、特開平9−220494号公報に記載されている従来の三次元回転ノズル駆動装置は、ノズルの回転制御、位置制御等を精度良く行うことが可能であるが、構造が複雑であった。このため、製造コストが高くなるという問題があった。
【0005】
ところで、ビル等から排出される排水を大別すると屎尿排水と屎尿以外の排水、すなわち厨房排水、風呂排水、手洗水等の雑排水とに区分される。この雑排水(以下、単に「排水」という。)の処理は、従来、図8に示す排水槽100によって行われてきた。
【0006】
すなわち、ビル等の各階Fに設置されている風呂81や厨房82、洗面所(図示せず)等の雑排水源からの排水が排水管81a、82a及び雑排水用幹線83、流入管84を介して地下に設置された水槽52に流入して貯留され、排出手段(水中ポンプ)105によって排出管63、放流桝90を介して下水道に放流される。水槽52内の水位は、通常、制御手段101によって排出手段105の頂部から上に設定される通常時許容下限水位Lから、通常時許容上限水位Lまでの間、すなわち通常時自動排出領域内Aa内に維持される。制御手段102は、電極棒からなる検知部104と水位の上昇によって水位電極E,E,Eのそれぞれと接電極Eとの間が短絡されたとき、その水位L,L,Lに達したことを検知して排出手段105をON−OFFする駆動部103とで構成される。警報電極Eは、その先端が水中ポンプの故障などによって排水槽からあふれるおそれのある警報水位Lに位置する電極であり、上限電極Eは、その先端が通常時、許容上限水位Lに位置し、水位がその位置に達したとき、水中ポンプ105が駆動(ON)される。下限電極Eはその先端が通常許容下限水位Lに位置し、水位がこの先端より下に下がると、水中ポンプが停止(OFF)される。
【0007】
このような自動排出工程において、水位が通常時自動排水領域Aa内に維持されている間に、排水中に含まれていた非水溶性物は、水槽底面に沈殿しあるいは排水表面に浮遊し、さらには水槽壁に付着し汚染する。厨房等から誤って流されたタワシや布巾、ゴキブリなどの虫の死骸、砂、泥等の非水溶性物で比重の大きいものは沈殿物となり、油脂等有機物で比重の小さいものは、排水表面への浮遊物または水槽内面への付着物となる。
【0008】
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」(ビル管理法)は排水に関する設備の掃除を6ヶ月以内に1回の清掃を義務付けていることからも明らかなように、清掃、洗浄が必要であり、従来は6ヶ月に1回定期清掃を行ってきた。定期清掃時には、作業員が排水をすべて排出し、手作業で水槽内面の付着物を除去し、除去された付着物などを沈殿物とともにバキュームカーVで汲み取り、洗浄、消毒を行ってきた。この作業はバキュームカーVを必要とし、大変手間がかかる作業であった。そして、バキュームカーVで汲み取った汚物は、「産業廃棄物に該当するので産業廃棄物収集運搬に関する法律」が適用され、法改正(平成13年4月)によって、その最終処分をする地方自治体にとっては大きな負担がかかることになった。
【0009】
そのため、この6ヶ月に1回の定期的な清掃時の負担を少なくするために、最近では、前述の三次元回転ノズル駆動装置を水槽52内に設け、毎日水槽52内を洗浄し、6ヶ月に1回の定期的な洗浄時の作業員の負担及び産業廃棄物の処分費用を軽減する試みが行われている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の従来の三次元回転ノズル駆動装置は、ノズルの回転制御、位置制御等を精度良く行うことを目的に作製されたものであり、構造が複雑なため、製造コストが高く、水槽内への導入コストが高くなるという問題があった。そのため、三次元の全方向に確実に洗浄水等の流体を噴射できるのであれば、ノズルの回転制御等の精度がそれ程高くなくてもよく、できる限り安価な三次元回転ノズルが要望されるようになってきている。
【0011】
本発明は、前記要望に応え得るものであり、簡単な構造で、水槽等の容器内のすみずみを確実に洗浄できるように、三次元の全方向に流体を噴出することができる三次元回転ノズル及びそれを用いた排水処理装置を提供することを目的とする。
【0014】
上記課題を解決するための本発明に係る三次元回転ノズルは、内部に流体が通過する中空の固定配管に接続され、前記固定配管に一端が回転自在に連結される中空の第1軸部と、前記第1軸部の略中央に前記第1軸部に対して略直角に突出し、開口が形成されたノズルが両端に脱着自在に設けられた第1ノズル部と、前記第1軸部の他端に30〜60度の範囲で一端が回転自在に連結された中空の第2軸部と、前記第2軸部の他端に前記第2軸部に対して略直角に連設され、開口が形成されたノズルが両端に脱着自在に設けられた第2ノズル部と、を備えてなる三次元回転ノズルであって、前記ノズルの前記開口がそれぞれ反対方向に開口し、前記開口のそれぞれから噴射される流体の噴射力によって、前記第1軸部及び前記第2軸部のそれぞれが独立して回転し、前記第1ノズル部の一端に設けられたノズルが前記第1軸部に対して直角な仮想回転面に対して前記固定配管側に30〜60度の範囲で傾斜し、他端に設けられたノズルが前記仮想回転面に対して前記一端のノズルと反対側に30〜60度の範囲で傾斜し、前記開口のそれぞれから噴出する流体が三次元の全方向に噴射することを特徴とする。
【0015】
第2軸部に設けられた第2ノズル部に加え、第1軸部にも第1ノズル部が設けられ、第1軸部、第2軸部の回転運動が完全に独立して行われるようになる。また、第1のノズル部及び第2のノズル部に設けられたノズルはそれぞれ脱着自在なので、水槽等の形状に合わせてノズルの開口形状を適宜選択することによって、水槽内の隅々にまで洗浄水等の流体を行きわたらせることが可能となる。また、各ノズル部のノズルから噴出する流体は、三次元の全方向に噴出することができるさらに、各軸部を通過する流体の流量、圧力等を制御することによって、ノズル部の回転速度を制御することができる。
【0016】
また、本発明に係る三次元回転ノズルは、前述の構成に加え、前記第1軸部と前記第2軸部のそれぞれの回転摩擦力が略同じであるものである。
【0017】
第1軸部と第2軸部との回転摩擦力が略同じであるため、各軸部の回転運動が均等に行われ、両軸部が確実に回転運動を行うようになり、三次元の全方向に、より確実に流体を噴出することができる。
【0018】
また、本発明に係る三次元回転ノズルは、前述の構成に加え、前記ノズルが脱着自在に設けられているものである。
【0019】
各ノズル部に設けられたノズルが脱着自在であるため、各ノズルの開口から噴出される流体の噴出形態を開口形状を変えることによって自在に変化させることができる。このため、水槽の大きさ、形状等に合わせてノズルの開口を適宜選択して変えることによって水槽内の隅々にまで流体を噴射して行きわたらせることができる。
【0020】
また、本発明に係る排水処理装置は、流入する排水を貯留し前記排水中に含まれる非水溶性物を沈殿させる水槽の底部に設けられ、前記底部に沈殿する沈殿物を排水とともに前記水槽外へ排出する排出手段と、前記水槽内を洗浄する洗浄手段と、前記水槽に貯留される排水の水位を検知し、検知された水位に応じて前記排出手段及び洗浄手段を制御する制御手段と、設定された所定の時間帯に前記制御手段が前記洗浄手段を作動可能とするタイマーとを備え、前記制御手段は、所定の水位を検知する検知部と、検知された水位に応じて前記排出手段及び洗浄手段を作動させる駆動部とを有し、前記検知部は、前記排出手段の下部に設けられた吸水口の上限付近に設定される準ゼロ水位を検知する準ゼロ水位センサを有し、前記タイマーがOFFのときは通常モードとなり、前記タイマーがONのときは洗浄モードとなり、前記通常モードにおいては、前記洗浄手段をOFFとし、前記排出手段を制御して、前記水槽の水位を、水槽の底部に設けられた排出手段よりも上部に設定される通常自動排出領域内に制御し、前記洗浄モードにおいては、前記貯留された排水を排出するとともに、前記準ゼロ水位センサが準ゼロ水位を検出したとき、前記洗浄手段をONして、水槽の内面を自動洗浄することを特徴とする排水処理装置であって、前記洗浄手段に用いられる洗浄ノズルに前述の構成の三次元回転ノズルを用いたものである。
【0021】
ここに、「沈殿物」とは、タワシや布巾、ゴキブリなどの虫の死骸、砂、泥等の非水溶性物で自重で沈殿するもの、または洗浄時に水槽内面から洗い落とされる付着物、浮遊物等をいう。
この排水処理装置によると、タイマーがOFFのとき、制御手段は通常モードとなり、排出手段を制御して、水位を通常自動排出領域内に維持しつつ、底部に沈殿する沈殿物を排水とともに下水道へ排出する。タイマーがONになり、水位が通常時許容下限水位をきると、制御手段は洗浄モードとなり、準ゼロ水位センサが、準ゼロ水位をきったことを検知すると、洗浄手段から、三次元の全方向に洗浄液を噴出して自動洗浄を開始し、水槽内面の隅々を洗浄し、水槽内面に付着した付着物を洗い落とす。洗い落とされた付着物や沈殿物とともに、タイマーがOFFになると、通常モードに戻り、洗い落とされた付着物も含む沈殿物等を排水とともに下水道へ排出する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態の一例を図面に基いて説明する。図1は、本発明に係る三次元回転ノズルの第1の実施形態例を示す概略図、図2は、本発明に係る三次元回転ノズルの第2の実施形態例を示す概略図、図3は、本発明の排水処理装置の実施形態の一例の説明図、図4は、排水処理装置の洗浄手段の説明図、図5は、排水処理装置の制御手段の説明図、図6は動作の説明図、図7は、本発明の排水処理装置の他の実施形態の説明図である。
【0023】
図1において、第1の実施形態に係る三次元回転ノズル1は、内部に流体が通過する中空の固定配管に接続され、固定配管に所定角度で一端2aが回転自在に連結される中空の第1軸部2と、第1軸部2の他端2bに所定角度で一端3aが回転自在に連結された中空の第2軸部3と、第2軸部3の他端3bにこの第2軸部3に対して略直角に連結され、両端に開口5a、5bが形成されたノズル7a、7bを有するノズル部6と、で構成されている。
【0024】
第1軸部2は、一端2aに所定角度で曲折された回転自在継手4aが設けられており、図示しない排水槽等の水槽等に設けられている内部に流体が通過する中空の固定配管8に接続されている。回転自在継手4aは、固定配管8から第1軸部2に向って、流体の流路を30度から60度の範囲で、好ましくは45度の角度で偏向できるように曲折されているものが好ましい。このような角度で曲折されていることによって、ノズル7a、7bから噴出する流体が三次元の全方向に噴出するようになる。
【0025】
また、第1軸部2の他端2b側にも、回転自在継手4bが設けられている。この回転自在継手4bも前述の一端2a側に設けられている回転自在継手4aと同様に所定角度で曲折されているものであることがノズル部6の回転運動を三次元的にするため好ましい。
【0026】
この回転自在継手4bの他方側には、第2軸部3の一端3aが連結されている。この第2軸部3の他端3bには、第2軸部3の軸に対して略直角に流体の流路を分流できる3口の軸継手12が設けられている。この軸継手12の両端にはそれぞれ軸が接続されて、ノズル部6を形成している。
【0027】
このノズル部6の両端には、略直角に曲折した継手9a、9bが設けられている。そして、この継手9a、9bにはそれぞれ開口5a、5bを有したノズル7a、7bが設けられ、それぞれの開口5a、5bが反対方向を向くように形成されている。また、継手9a、9bは、それぞれに設けられているノズル7a、7bのいずれか一方をノズル部6の回転軸(第2軸部3)に対して直角な仮想回転面に対して0度〜60度、好ましくは30度〜60度、より好ましくは45度上側に傾斜させて、他方を下側に傾斜できるように設けられていることが好ましい。このように、ノズル7a,7bをノズル部6の軸に対して傾斜して設けることによって、これらノズル7a、7bから流体を三次元の全方向に噴出するようにできるとともに、その回転トルクによって第1軸部2を回転させることができる。ここで、ノズル7a、7bはそれぞれ継手9a、9bから脱着自在に設けられている。このため、水槽等の形状に合わせてこれらノズル7a、7bの開口形状を適宜選択することによって、ノズル開口から噴射される流体の噴射形状を例えば、扇状や円錐状等に変化させることができる。これによって、水槽内の隅々にまで洗浄水等の流体を行きわたらせることが可能となる。
【0028】
以上のように構成されている本発明の第1の実施形態例に係る三次元回転ノズルは、水槽等の内部に流体が通過する中空の固定配管8からの流体が第1軸部2及び第2軸部3を通過し、ノズル部6の両端に設けられているノズル7a、7bから噴射する流体の噴射力の反力によって、ノズル部6及び第2軸部3は、図1に示す矢印I方向に回転運動を開始する。このノズル部6及び第2軸部3の回転運動に連動して第1軸部2も、図1の矢印II方向に回転運動を開始するようになる。これら第1軸部2及び第2軸部3の回転速度は、内部を通過する流体の流速等によって制御することができる。また、ノズル部6の回転運動は、第1軸部2及び第2軸部3がそれぞれ所定角度を持って連結されているため、三次元的に回転運動を行う。これによって、ノズル7a、7bから噴射される流体は、三次元の全方向に向って噴射されるようになる。
【0029】
次に、図2により、本発明に係る三次元回転ノズルの第2の実施形態例を説明する。なお、図2において、図1と同一の部品を示すものは、同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0030】
図2において、第2の実施形態例に係る三次元回転ノズル1は、第1軸部2の略中央に十字継手10が設けられ、第1軸部2に対して略直角に突出し、端部に開口を有するノズル11a、11bが設けられた第1ノズル部15が設けられている。
【0031】
ノズル11a、11bは、第1ノズル部15両端に第1ノズル部15の軸に対して略直角に曲折して設けられている継手13a、13bに連結され、それぞれの開口が反対方向を向くように設けられている。また、継手13a、13bは、ノズル11a、11bのいずれか一方を第1ノズル部15の回転軸(第1軸部2)に対して直角な仮想回転面に対して0度〜60度、好ましくは30度〜60度、より好ましくは45度上側に傾斜させて、他方を下側に傾斜できるように設けられていることが好ましい。これによって、ノズル11a、11bから噴射される流体が三次元の全方向に噴射されるようになる。そして、ノズル11a、11bから噴射される流体の噴射力の反力によって第1ノズル部15及び第1軸部2は、図2に示す矢印IIの回転運動をする。
【0032】
また、一方で、第2軸部3及びこれに連結する第2ノズル部14は、ノズル7a、7bから噴射する流体の噴射力の反力によって、図2に示す矢印Iの回転運動をする。そして、前述の第1の実施形態例に係る三次元回転ノズルと同様に、第1軸部2及び第2軸部3はそれぞれ所定角度で連結されているため、各ノズル部15、12に設けられているノズル11a、11b、7a、7bから噴射する流体は三次元の全方向に噴射されるようになる。なお、これらノズル11a、11b、7a、7bはそれぞれ継手13a、13b、9a、9bから脱着自在に設けられている。このため、水槽等の形状に合わせてこれらノズル11a、11b、7a、7bの開口形状を適宜選択することによって、ノズル開口から噴射される流体の噴射形状を例えば、扇状や円錐状等に変化させることができる。これによって、水槽内の隅々にまで洗浄水等の流体を行きわたらせることが可能となる。また、第1軸部2と第2軸部3のそれぞれの回転摩擦力を略同じにすることによって、両者の回転速度が略同じになり、噴射される流体が三次元の全方向に均等に噴射されるようになり、いずれかの方向に偏って噴射されることを防止できる。
【0033】
なお、本発明に係る三次元回転ノズルは、前記の実施形態例に限定されるものではなく、例えば、以下のようにすることも可能である。
【0034】
例えば、第1軸部2の内部に、前述の特開平9−220494号公報に記載されているような、回転羽根車と、固定羽根車を形成し、第1軸部2の内部を通過する流体により、第1軸部2が回転するようにする。この場合、第1軸部2は、ノズル部6の回転運動による回転トルクに加えて、この軸部内部に形成される羽根車の回転に連動することによってスムーズに回転運動をすることが可能となる。
【0035】
次に、以上の構成の三次元回転ノズル1を用いた排水処理装置の実施の形態の一例について説明する。
【0036】
図3に示すように、排水槽100は、排水処理装置61を、既設の水槽52に設置したものである。排水処理装置61は、排出手段62と、洗浄手段65と制御手段71とタイマー74、流入管84、排出管63等を備えている。水槽52には、蓋53が設けられており、排水の流入管84や排出管63が貫通している。流入管84から流入する排水中の非水溶性物は貯留中に、沈殿し、水槽の底部に設けられた排出手段62によって排出管63、逆流防止弁64を介して排出される。
【0037】
排出手段62には、底部に沈殿する沈殿物等を排水とともに水槽外へ排出できる水中ポンプが用いられる。水中ポンプ62は、羽根車と、それを回転させる水中電動機とケーシングとを備えているが、ケーシングの吸い込み口から排出口にいたるまでの流路の大きいものが好ましい。底部に沈殿する非溶解性物には、タワシ、布巾などが含まれているので、それらのものも排出できるようにするためである。したがって、クロレスポンプのように羽根車の径が小さくケーシングとの間に大きい流路が形成されるものがよい。そのかわり必要な押し上げ力を得るため、羽根車の羽根の数を増やす必要がある。また、当然ケーシングの吸込部62aに設けられた吸込口も上部62bに設けられた排出口も沈殿する非水溶性物を排出できる大きさのものにしなければならない。排出手段62によって吸い込まれた沈殿物は排水とともに逆止弁64、排水管63、放流桝90を介して下水道に放流される。
【0038】
洗浄手段65は少なくとも1回の洗浄に必要な洗浄液を貯留できる洗浄タンク67と洗浄タンク67内に貯留された洗浄液70を汲み上げて排出管68、洗浄ノズル69を介して水槽内面に撒布する洗浄ポンプ66とで構成されている。洗浄ノズル69は、2個しか図示していないが、水槽52の大きさによっては複数個設けることもできる。また、洗浄ノズル69には、前述した図1及び図2に示す本発明に係る三次元回転ノズルを使用する。これによって、洗浄する排水槽52がどの様な形状であっても、洗浄ノズル69が三次元の全方向に流体を噴射できるので、排水槽52内の全面を洗浄できる。
【0039】
洗浄に用いる洗浄液70は、例えば、図4に示すように固形の洗剤及び殺虫剤70aを網状の袋70bに入れて洗浄タンク67の上部に吊るし、一方電磁弁Bを介して水道水Wを供給できるようにする。満水になると、満水センサFが検知し、電磁弁Bに信号を送り、これを受けて電磁弁Bが閉止される。後述する制御手段が通常モードにある間は、この状態で固形の洗剤及び殺虫剤70aが水に溶けて洗浄液70となり、洗浄モードになると、制御手段71からの信号を受けて、洗浄ポンプ66が作動し、洗浄液70を排出管70、ノズル69を介して排水槽52内に撒布する。このようにしておくと、固形の洗剤及び殺虫剤70aがなくなるまで、洗浄液70が自動的に補給される。
【0040】
排水槽52には、従来から用いられていた既設の排水槽又はそれと同様のものが用いられ、洗浄手段65の洗浄液排出管68を通す穴を設けるだけでよい。
底部に傾斜部52aを設けておくと、沈殿する非溶解性物が排出手段(水中ポンプ)62の吸込部62aの近傍に集まり、排出手段62によって確実に吸い込まれ、排出される。傾斜部52aは、底面52bに対して一定角度をなす斜面52aだけを有するものでもよいが、側面近くでさらに急な斜面52aを有するものとすると、非溶解性物がいっそう底面52bに集まり易い。また、これらに限定されるものではなく、排出手段の吸水部に設けられた吸水口へ前記沈殿物等を含む排水が流入容易なように形成されればよい。
【0041】
次に、図3及び図5に基づいて、制御手段71及びタイマー74について説明する。
図3に示すように、制御手段71は、4本の水位電極E,E,E,E及び1本の接地電極Eからなる検知部72と、検知された水位及び後述するタイマー74からの信号に応じて排出手段62及び洗浄手段65を作動させる駆動部74とからなる。
検知部72は、水位が水位電極E,E,E,Eのうちどの電極の先端まで達しているかを接地電極Eとの間の導通状態から検知する。
【0042】
図5に示すように、排出手段62である水中ポンプPとサーマルリレーRh及び洗浄手段65の洗浄ポンプ66であるポンプPとサーマルリレーRhはそれぞれ電磁接触器MC1及び電磁接触器MC2を介して電源に接続され、三相配線D及び遮断器MCBとともに主回路を構成している。制御手段71は、その操作部であり、駆動部73は、この電磁接触器MC1及び電磁接触器MC2を作動させるコイル部を含む論理回路からなる。
【0043】
タイマー74は、例えば1日の所定の時刻にONとなり、その所定時間後OFFとなるよう設定できるタイマーであり、後述するように、例えばタイマーがOFFのとき、またはタイマーがONで水位が通常時許容下限水位Lをきっていないとき制御手段71を通常モードとし、タイマーがONで通常時許容下限水位をきっているとき洗浄モードとなる。
【0044】
次に、図6に基づいて、排出槽101の動作について説明する。
図5の配線用遮断器MCBを投入すると、動作がスタートする。
制御手段71の駆動部73がタイマーONか否かを判定する(S1)。OFFであれば通常モードTMに入り、ONであれば、水位が検知部の下限電極Eの先端の位置L(通常時下限水位)に達しているか否かを判定する(S2)。達していれば、通常モードTMに入り、達していなければ洗浄モードSMに入る。
【0045】
通常モードTMにおける動作は、図6に示すフローチャートの通りである。
先ず、洗浄手段65をOFFとし(S3)、排出手段62もOFFとする(S4)。排水手段62をOFFにすると、流入管84から流入する排水によって、水位内の水位が上昇する。水位が上限電極Eの先端の位置L(通常時上限水位)に達しているか否かを判定する(S5)。達していれば、排出手段62がONになり、水槽中に貯留された排水を排出し、達していなければ通常時許容上限水位Lに達するか、タイマーがONでかつ水位電極Eが排水を検知しなくなるまで(水位が通常時許容下限水位Lをきるまで)、スタートからの動作を繰り返す。達している場合は、次の水位電極Eの先端の位置L(警報水位)に達しているか否かを判定する(S7)。排水手段12が故障しているか、異常な流入がある場合には、この警報水位Lに達することがあり、警報ブザー75がONし警報音を発して(S8)、警報モードKMに入る。警報モードKMでは、水位電極Eの先端がひき続き排水を検知しているか否かを監視し(S9)、検知しなくなるまで(水位が通常上限水位Lをきるまで)繰り返す。検知しなくなったら警報ブザーを停止する(S10)とともにステップS5に戻る。
【0046】
ステップS2において、下限電極Eが排水を検知しなくなったとき(水位が通常時許容下限水位Lをきったとき)、洗浄モードSMに入る。洗浄モードSMにおける動作は次の通りである。
先ず、排出手段62をONとし(S11)、排水を続ける。水位が準ゼロ水位電極Eの先端の位置L(準ゼロ水位)以上にあるか否かを判定し(S12)、準ゼロ水位Lをきるまで排水を続ける。準ゼロ水位Lをきったとき、洗浄手段65をONして(S13)、洗浄液70を洗浄ノズル69を介して撒布し、水槽内面を洗浄する。洗浄モードSMは、タイマーがOFFとなるか、下限電極Eが排水を検知するまで続けられる。
【0047】
本発明の排水処理方法は、以上の動作のように、流入する排水Hを水槽2に貯留し、排出手段62により自動排出して下水道に放流する自動排出工程と、自動排出工程中に汚れた水槽52の内面を洗浄する洗浄工程とを含む排水処理方法である。そして、貯留される排水Hの水位を、少なくとも、水槽52の底部に設けられた排出手段62の頂部から上に設定される通常時許容下限水位Lから、通常時許容上限水位Lまでの通常時自動排出領域Aaと、水槽52の底面2bから通常時許容下限水位Lまでの洗浄時排出領域Abとに区分する。
排出工程は、排出手段62を制御して水槽52の水位を通常時自動排出領域Aa内に維持し、その間に沈殿する沈殿物等を排水とともに自動排出する工程とする。そして、洗浄工程は、水槽52の貯溜水Hの水位が少なくとも排出手段62の下部に設けられた吸込部62aの吸水口上限付近に設定された準ゼロ水位L以下になるまで貯留水Hを排出する排出ステップと、貯留水Hの水位が準ゼロ水位Lをきったとき洗浄手段65を駆動して、水槽内面を自動洗浄する自動洗浄ステップと、貯留水Hの水位が通常時自動排出領域Aaに復帰する復帰ステップとからなるものである。
【0048】
このようにすると、排出工程において、沈殿する非水溶性物を排水とともにリアルタイムに自動排出し、また、洗浄工程において、準ゼロ水位Lまで水位を落とした後、自動洗浄ステップで水槽内面を自動洗浄するので、6ヶ月に1回手作業で洗浄したり、バキュームカーで非溶解性物を汲み取る必要がなくなり、産業廃棄物は発生しない。
【0049】
また、排水処理装置61は、タイマー74がOFFであるか、または水位が準ゼロ水位L以上であるとき、制御手段71が通常モードとなり、排出手段62を制御して、水位を通常自動排出領域Aa内に維持しつつ、底部に沈殿する非溶解性物を排水とともに下水道へ排出する。タイマーがONでかつ水位が準ゼロ水位Lをきると、制御手段62は洗浄モードとなり、準ゼロ水位電極Eが、排出手段62の吸水口の上限付近に設定される準ゼロ水位Lを検知すると、洗浄手段65が自動洗浄を開始し、水槽内面を洗浄し、水槽内面に付着した付着物を洗い落とす。タイマー74がOFFになると、通常モードに戻り、洗い落とされた付着物や新たな沈殿物を排水とともに下水道へ排出する。したがって、排出工程も洗浄工程も自動化される。
【0050】
また、水中ポンプPは、通常モードにおいては排水中にあるので、排水によって冷却され、洗浄モードの自動洗浄ステップにおいては、洗浄手段65から撒布される洗浄液によって、冷却される。洗浄モードの排出ステップと復帰ステップでは、下降または上昇する排水から水中ポンプPの露出する部分が生じるが短時間であるから、過熱するおそれはない。万一過熱することがあれば、サーマルリレーRhが働いて水中ポンプPは停止するので、故障することはない。
【0051】
また、排水処理装置61の洗浄手段65は、タイマー74によって設定される少なくとも1回の洗浄に必要な量の洗浄液を貯留可能な洗浄タンク67と、洗浄タンク67内の洗浄液70を排出する洗浄ポンプ66と、配管68を介して排出される洗浄液70を水槽内面に撒布するノズル69などを具備している。したがって、例えばタイマー74を毎日午前零時にONとなり、10分後にOFFとなるように設定すると、一日1回自動的に洗浄が行われる。洗浄タンク67には少なくとも1回の洗浄に必要な洗浄液を貯留できるようになっているから、通常モードの間に洗浄液70を補給できるようにしておけば、連続して次の日もまた次の日も洗浄工程が自動的に行われる。洗浄ポンプPが過負荷になったときは、サーマルリレーRsが働いて洗浄ポンプを停止するので、故障することはない。
【0052】
また、洗浄ノズル69に三次元回転ノズルを用いるため、洗浄液70が水槽52内の全域にわたって噴射される。このため、水槽52の全域を確実に洗浄することができる。また、これら洗浄ノズル69は、簡易な構造であり、噴射する洗浄液70の噴射力によって回転する構造となっているため、故障もほとんどなく、導入コスト、維持コスト等を考慮した場合であっても、従来の排水処理装置に比べてその洗浄コストを大幅に低減することができる。
【0053】
排水処理装置61の洗浄手段65では、洗浄タンク67内に給水された水Wが所定の水位Lに達していれば、洗浄剤保持具70bに保持された洗浄剤70aが水に溶解し、洗浄液70を生成する。この洗浄液70が洗浄に使用され、一定の水位が下がると、給水センサFが働き、給水弁Bが開いて給水され、常時洗浄液が供給されるので好ましいが、必要な洗浄液を手作業で補給するものも本発明に含まれる。
【0054】
この実施形態では、制御手段71の検知部72は、電極E〜Eで構成されるものとしたので可動部分がなく、簡単で故障の可能性が小さいので好ましいが、フロートセンサなど各種の水位センサを用いることができる。
また、駆動部73には、リレー回路またはマイクロプロセッサとリレー回路とを組合せたものなど種々のものが適用可能である。
【0055】
次に、図7に基づいて、本発明の排水槽の別の実施形態について説明する。
排水槽55は、可搬型の水槽56に排水処理装置61をセットしたものであり、排水槽100と異なるところは、水槽だけである。水槽52が既設の固定型水槽であったのに対し、水槽56は、たとえば、FRPからなる可搬型のものである。図7は、既設の水槽52内にこの可搬型の排水槽55を設置した例を示している。既設の水槽52が大きすぎるとき、余分な排水能力を有する排水処理装置を設置することなく、必要な能力に合わせて形成できる利点がある。また、既設の水槽がない場合、地下室等に設置するだけでよいので水槽を新設する必要がない。
【0056】
【発明の効果】
本発明の三次元回転ノズルによると、簡易な構造であるため、故障が少ないとともに、従来の三次元回転ノズルに比較するとその製造コストを大幅に低減することが可能となる。また、確実に三次元の全方向に流体を噴射することができるので、水槽等のタンク内の全面を確実に洗浄することができる洗浄ノズルとして使用することができる。
また、これら三次元回転ノズルを排水処理装置に用いることによって、産業廃棄物を低減することが可能となり、洗浄処理に要する労力等を含めたコストの大幅な削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る三次元回転ノズルの第1の実施形態例を示す概略図である。
【図2】本発明に係る三次元回転ノズルの第2の実施形態例を示す概略図である。
【図3】本発明の排水槽一実施形態の説明図である。
【図4】本発明の排水処理装置の洗浄手段の説明図である。
【図5】本発明の排水処理装置の制御手段の説明図である。
【図6】本発明の排水槽の動作の説明図である。
【図7】本発明の排水槽の他の実施形態の説明図である。
【図8】従来の排水槽の説明図である。
【符号の説明】
1 三次元回転ノズル
2 第1軸部
3 第2軸部
4a、4b 回転自在継手
5a、5b 開口
6 ノズル部
7a、7b ノズル

Claims (3)

  1. 内部に流体が通過する中空の固定配管に接続され、前記固定配管に一端が回転自在に連結される中空の第1軸部と、前記第1軸部の略中央に前記第1軸部に対して略直角に突出し、口が形成されたノズルが両端に脱着自在に設けられた第1ノズル部と、前記第1軸部の他端に30〜60度の範囲で一端が回転自在に連結された中空の第2軸部と、前記第2軸部の他端に前記第2軸部に対して略直角に連設され、開口が形成されたノズルが両端に脱着自在に設けられた第2ノズル部と、を備えてなる三次元回転ノズルであって、
    前記ノズルの前記開口が、それぞれ反対方向に開口し、前記開口のそれぞれから噴射される流体の噴射力によって、前記第1軸部及び前記第2軸部のそれぞれが独立して回転し、
    前記第1ノズル部の一端に設けられたノズルが前記第1軸部に対して直角な仮想回転面に対して前記固定配管側に30〜60度の範囲で傾斜し、他端に設けられたノズルが前記仮想回転面に対して前記一端に設けられたノズルと反対側に30〜60度の範囲で傾斜し
    前記開口のそれぞれから噴出する流体が三次元の全方向に噴射することを特徴とする三次元回転ノズル。
  2. 前記第1軸部と前記第2軸部のそれぞれの回転摩擦力が略同じである請求項に記載の三次元回転ノズル。
  3. 流入する排水を貯留し前記排水中に含まれる非水溶性物を沈殿させる水槽の底部に設けられ、前記底部に沈殿する沈殿物を排水とともに前記水槽外へ排出する排出手段と、
    前記水槽内を洗浄する洗浄手段と、
    前記水槽に貯留される排水の水位を検知し、検知された水位に応じて前記排出手段及び洗浄手段を制御する制御手段と、
    設定された所定の時間帯に前記制御手段が前記洗浄手段を作動可能とするタイマーとを備え、
    前記制御手段は、所定の水位を検知する検知部と、検知された水位に応じて前記排出手段及び洗浄手段を作動させる駆動部とを有し、前記検知部は、前記排出手段の下部に設けられた吸水口の上限付近に設定される準ゼロ水位を検知する準ゼロ水位センサを有し、
    前記タイマーがOFFのときは通常モードとなり、前記タイマーがONのときは洗浄モードとなり、
    前記通常モードにおいては、前記洗浄手段をOFFとし、前記排出手段を制御して、前記水槽の水位を、水槽の底部に設けられた排出手段よりも上部に設定される通常自動排出領域内に制御し、
    前記洗浄モードにおいては、前記貯留された排水を排出するとともに、前記準ゼロ水位センサが準ゼロ水位を検出したとき、前記洗浄手段をONして、水槽の内面を自動洗浄することを特徴とする排水処理装置であって、
    前記洗浄手段に用いられる洗浄ノズルに請求項1又は2に記載の三次元回転ノズルを用いた排水処理装置。
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