JP3588549B2 - ブロー成形装置およびブロー成形方法 - Google Patents

ブロー成形装置およびブロー成形方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブロー成形装置およびブロー成形方法に関し、特に、ブロー成形工程時にプリフォームを気密にシールする技術に関する。
【0002】
【背景技術】
従来、例えば合成樹脂製の容器などを成形するブロー成形装置においては、予め成形されたプリフォームの内部に高圧のブローエアを導入し、必要により延伸ロッドで縦軸延伸を行いながら、プリフォームを容器にブロー成形している。
【0003】
このブロー成形工程の実施に際しては、プリフォームの内部を外部に対して気密にシールする必要があり、これが不十分だとエアリークが生じてしまう。
【0004】
ここで、予め成形されたプリフォームを、ネック部が下向きとなる倒立状態にてブロー成形部に搬送するブロー成形装置が普及している。この倒立状態のプリフォームを搬送するには、フランジ部付きの中空筒状の搬送用ピンを搬送部材に用意し、プリフォームのネック部が搬送用ピンに挿通されることで、プリフォームをフランジ部上にて倒立支持できる構造が知られている。この種の搬送用ピンは、米国特許第5,340,302にマンドレルとして開示されている。
【0005】
この米国特許に開示された構造を、その米国特許の実施例に用いられた符号と同一符号を付した図5〜図7を参照して説明する。図5は上記米国特許の第5図と同じであり、ブロー成形部の断面図である。図6は上記米国特許の第3図と同じであり、図5に示すブローノズル90の上昇前の状態での図5の部分拡大図である。図7は上記米国特許の第6図と同じであり、図5に示すブローノズル90の上昇後の状態での図5の部分拡大図である。なお、図5〜図7には以下の説明に現れない符号が存在するが、本願には不要であるためその説明を省略してある。
【0006】
図5において、割型41,42は型締め板43,44にそれぞれ固着されて開閉可能である。保持手段60は、パレットに支持されたスピンドル部分63とその上のマンドレル64を有し、ブローノズル90の上昇前及び上昇後にそれぞれ対応して、初期位置(図6に示す位置)と上昇位置(図7に示す位置)とに移動可能である。
【0007】
マンドレル64に形成された溝66にはOリング部材68が装着されている。このOリング部材68は、プリフォーム(パリソン)61がマンドレル63に挿通されることで圧縮され、搬送、位置決め及び型締めの間に亘って、マンドレル63上にてプリフォーム61を保持する役割があると説明されている。
【0008】
割型41,42には、保持用フランジ72が形成された位置決め手段76,76が設けられている。
【0009】
ブローノズル90の上昇前の状態にあっては、図6に示すように、位置決め手段76の下面81と、それと対向するマンドレル64の対向面80との間にギャップが形成されている。
【0010】
ブローノズル90が上昇すると、図7に示すように、スピンドル部材63及びマンドレル64が上昇し、上記両面80,81が接触する。このとき、プリフォーム(パリソン)61のフランジ75が、位置決め手段76の保持用フランジ72に接近する。図7では、両フランジ72,75が接触しているように見えるが、上記米国特許には、その間には0.008インチのクリアランスがあると説明されている(カラム6の第28行目〜第37行目参照)。
【0011】
また、プリフォーム61のフランジ75が、位置決め手段76の保持用フランジ72に接近することで、プリフォーム61のネック部がわずかに変形し、Oリング部材68のシール効果を高めると説明されている(カラム6の第37行目〜第40行目参照)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述した米国特許の構造によれば、下記の問題が生ずる。
【0013】
まず、ブロー成形工程時の気密シールは、Oリング部材68とプリフォーム61の内壁とを密に接触させることで実現している。この不可欠なOリング部材68の存在は、マンドレル63に対してプリフォーム61を挿入を困難とし、ブロー成形後の容器をマンドレル63より離脱させるのが困難となることは明らかである。特に、ブロー成形サイクルタイムを速めてスループットの向上を図る際に、マンドレル64に対する成形品の挿脱に要する時間ロスは無視できない。
【0014】
また、Oリング部材68は、成形品をマンドレルに対して挿脱を繰り返すことで劣化し、消耗品としての交換頻度が高くなり、その交換時期管理を含めたメインテナンスが極めて困難となる。
【0015】
さらに、Oリング部材68が劣化した状態でブロー成形を行うと、エアリークが生じて成形不良が生じるだけでなく、高圧エアの外部へのリークにより極めて危険な状態となる。ここで、Oリング部材68から漏れた高圧エアは、図7に示すプリフォーム21のネック部と位置決め手段との間に導入される。この際、図7に示すプリフォーム61のフランジ75と位置決め手段76の保持用フランジ72との間に上述したクリアランスがあると、漏れた高圧エアーによりプリフォーム61が押し上げられてしまう。これにより、プリフォーム61のネック2部の開口端面(図7に示すプリフォーム61の下端面)と、マンドレル64より水平に突出した面80との間のギャップが拡大し、高圧エアのリークがさらに助長されてしまう。
【0016】
そこで、本発明の目的は、ブロー成形時に成形品を確実に気密シールすることができるブロー成形装置及びブロー成形方法を提供することにある。
【0017】
本発明の他の目的は、Oリング部材などのシール部材を搬送用ピンに装着せないことで搬送用ピンにに対する成形品の挿脱を容易とし、気密シールのための消耗品を不要としてメインテナンスの容易なブロー成形装置及びブロー成形方法を提供することにある。
【0018】
本発明のさらに他の目的は、ブロー成形前にプリフォームの胴部を加熱する工程を有する場合でも、その加熱工程で熱の影響を受けた領域の変形に起因したエアリークを防止できるブロー成形装置及びブロー成形方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、開口端面及び被規制部材を備えたネック部とそれに続く胴部とを有するプリフォームを支持して搬送する搬送部材と、
開閉可能な割型を有し、前記搬送部材に支持された前記プリフォームを容器にブロー成形するブローキャビティ型と、
前記割型の閉鎖時に、前記プリフォームの前記ネック部を包囲する包囲部材と、
前記割型の閉鎖後に前記搬送部材に向けて移動し、かつ前記搬送部材を介して前記プリフォーム内部にブロー流体を導入するブローノズルと、
を有するブロー成形装置において、
前記搬送部材は、
前記ブローノズルからの前記ブロー流体を前記プリフォーム内部に導く搬送用ピンと、
前記プリフォームを支持した前記搬送用ピンを、前記プリフォームの軸方向に沿って移動可能に支持する搬送部材本体と、
を含み、
前記搬送用ピンは、
前記プリフォームの前記ネック部に挿入されて前記ブロー流体を導入する中空軸部と、
前記ネック部の前記開口端面に接触して該開口端面を気密にシールするシール用フランジ部と、
を含み、
前記包囲部材は、前記ブローノズルの移動に伴い前記搬送用ピンが移動した際に、前記包囲部材と前記シール用フランジ部とが接触する前に、前記ネック部の前記被規制部材に当接して前記プリフォーム及び前記搬送用ピンの移動を規制する規制部材を有することを特徴とする。
【0020】
また、請求項7の発明は、請求項1の発明のブロー成形装置などを用いて実施できるブロー成形方法を定義している。
【0021】
請求項1及び7の各発明によれば、ブローキャビティ割型の閉鎖によって、プリフォームのネック部の周囲が包囲部材により包囲される。その後のブローノズルの移動に伴って、プリフォームを支持した搬送用ピン及びシール用フランジ部が移動する。そして、プリフォームのネック部に形成された被規制部材が、包囲部材に形成された規制部材と当接する。これにより、そのプリフォームとそれを支持した搬送用ピン及びシール用フランジ部の移動が規制される。これにより、プリフォームのネック部の開口端面は、シール用フランジ部に密着されて気密シールが形成される。従って、その後のブロー成形時にプリフォーム内部に導入されるブロー流体が外部にリークすることを確実に防止できる。
【0022】
この気密シールを形成するにあたり、搬送用ピンにOリング部材などのシール部材を装着する必要が無くなる。従って、搬送用ピンに対してプリフォームを挿入する動作と、ブロー成形された容器を搬送用ピンより離脱する動作とを、極めて円滑に実施できる。さらに、シール部材などの消耗品がなくなるため、メインテナンスが容易となる。
【0023】
請求項2の発明は、請求項1において、
前記搬送部材に支持された前記プリフォームの前記胴部を加熱する加熱装置をさらに有し、
前記プリフォームの前記ネック部は、該ネック部と前記胴部との境界位置より離れた位置に前記被規制部材を有し、
前記包囲部材の前記規制部材は、前記加熱装置からの熱の影響が少ない前記被規制部材に当接することを特徴とする。
【0024】
請求項2の発明によれば、ストッパーとして機能するプリフォームの被規制部材が、加熱装置による熱の影響を受けにくい位置に形成されているため、規制部材との当接時に被規制部材に圧力が作用しても、該被規制部材の予期しない変形を低減でき、ストッパーとしての機能を確保できる。そして、被規制部材のストッパー機能が確保されることで、ネック部の開口端面とシール用フランジ部とにより形成される気密シールを確実に確保できる。
【0025】
この被規制部材は、請求項3に示すように、ネック部に通常設けられるフランジとすることができる。
【0026】
請求項4の発明は、請求項2において、
前記プリフォームの前記ネック部には、
前記胴部に近接する位置に配置された第1フランジと、
前記第1フランジよりも前記開口端面側に位置する第2フランジと、
が形成され、
前記包囲部材の前記規制部材は、前記第2フランジに当接することを特徴とする。
【0027】
請求項4の発明によれば、加熱装置の熱の影響が第1フランジよりも少ない第2フランジにストッパー機能を持たせることで、請求項2の発明の効果を担保できる。ここで、ブロー成形される容器のネック部に、サポートリング及びロックングリングが形成されている場合、サポートリングが第1フランジに相当し、ロッキングリングが第2フランジに相当する。従って、この場合には既存のフランジをストッパーとして利用できる。
【0028】
請求項5の発明は、請求項4において、
前記規制部材が前記第2フランジと当接した際に、前記第1フランジと前記包囲部材との間には、設計寸法上でクリアランスが確保されていることを特徴とする。
【0029】
このうよな設計寸法とすることで、第2フランジのストッパー機能を確実に確保できる。
【0030】
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかにおいて、
前記搬送用ピンの前記中空軸部と前記ネック部の内面との間には、設計寸法上でクリアランスが確保されていることを特徴とする。
【0031】
請求項6の発明は、従来技術にて説明した米国特許の構造とは異なり、ネック部内面での気密シールを行わないことを積極的に定義したものである。これにより、搬送用ピンに対する成形品の挿脱動作も円滑に行える。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0033】
図1は、本発明に係るブロー成形装置のブロー成形部の断面図である。図1において、このブロー成形部には、開閉可能な一対の割型100A,100Bから成るブローキャビティ型100が配置されている。図1は、プリフォーム102が一対の割型100A,100B内に位置する型閉じ状態を示している。
【0034】
プリフォーム102は、搬送部材110により支持されて、このブロー成形部に搬入される。この搬入時には割型100A,100Bは開放されており、プリフォーム102の搬入後に割型100A,100Bは閉鎖駆動される。
【0035】
プリフォーム102は、ネック部104とそれに続く胴部106とを有する。ネック部104には、開口端面104Aと、ねじ部104Bと、ロッキングリング104Cと、サポートリング104Dが形成されている。サポートリング104Dが第1フランジであり、ロッキングリング104Cが第2フランジとなる。
【0036】
搬送部材110は、図1に示すように、搬送用ピン112と、第1の筒体114と、第2の筒体116とを有する。搬送用ピン112は、シール用フランジ部112Aと、その上側及び下側にそれぞれ突出する第1,第2中空軸112B,112Cとを有する。搬送用ピン112の第1中空軸112Bは、プリフォーム102のネック部104に挿通されて、シール用フランジ部112A上にてプリフォーム102を倒立状態で立設支持するものである。この搬送用ピン112の第1中空軸112BにはOリング部材などのシール部材は装着されていない。この第1中空軸112Bとネック部104の内壁との間には、プリフォーム102が傾かない程度の僅かなクリアランスが設計寸法上で確保されている。
【0037】
第2中空軸112Bは第1の筒体114に挿入され、第1の筒体114の下端より突出した位置に、抜け止め用のCリング部材112Dを有する。第1の筒体114は、搬送用ピン112を回転可能かつ軸方向に摺動可能に支持する。さらに第1の筒体114には、スプロケット118が固定されている。
【0038】
第1の筒体114は、第2の筒体116の内部にて、ベアリング119を介して回転自在に支持されている。第2の筒体116は、搬送用チェーン120に固定されて搬送駆動される被駆動片122と、レール124をカムとしこれと転接するカムフォロフア126とを有している。この第1,第2の筒体114,116が、搬送用ピン112を軸方向に移動自在に支持する搬送部材本体を構成している。
【0039】
なお、搬送チェーン120は、本ブロー成形装置にて搬送部材110が循環搬送される搬送経路に沿って張架され、搬送部材110を搬送経路に沿って間欠搬送させるものである。この搬送チェーン120は、チェーンガイド128に包囲されている。
【0040】
ブロー成形部には、搬送部材110の停止位置の下方に、ブローコア型130が配置されている。このブローコア型130は、本ブロー成形装置の機台200上に配置されるブロー成形部固定台202を介して機台200に固定されている。
【0041】
このブローコア型130は、ブロー成形部固定台202に固定されるブローコア本体部132と、それに対して昇降可能なブローノズル134とを有する。ブローコア本体部134内には延伸ロッド135が配置されている。この延伸ロッド135はブロー成形時に図示しない駆動装置により縦軸駆動され、ブローノズル134、搬送用ピン112を挿通してプリフォーム102を縦軸延伸駆動する。 ブローコア本体部132には高圧エア配管136が接続されている。また、ブローノズル134には上側に第1の配管138A、下側に第2の配管138Bが接続されている。
【0042】
図1は、第2の配管138Bにエアを導入している状態を示し、ブローノズル134は最下点に位置している。一方、第1の配管138Aにエアを導入することで、ブローノズル134が上昇する。ブローノズル134の上端にはパッキン134Aが配置され、ブローノズル134が上昇することで、パッキン134Aが搬送用ピン112の下端に密着し、ブローノズル134と搬送用ピン112とが連通する。ブローノズル134はさらに上昇して、搬送用ピン112を押し上げ移動させることができる。
【0043】
次に、ブローノズル134により搬送用ピン112を押し上げることで、プリフォーム102の内部を気密にシールする構造について説明する。
【0044】
まず、図1に示すように、一対の割型100A,100Bの閉鎖移動に連動して、プリフォーム102のネック部104の周囲を包囲する包囲部材として、一対のネックガイド片140,140が設けられている。この一対のネックガイド片140,140は、割型100A,100Bに直接固定したものであっても良いし、あるいは特開平9−24540に開示されているように、割型100A,100Bに水平にスライド可能に支持された一対のネックガイド片140,140を、スプリングにより互いに近接する方向に付勢するものでもよい。要は、一対のネックガイド140,140が、割型100A,100Bの閉鎖時に、プリフォーム102のネック部104の周囲に配置されるものであれば、その支持構造は不問である。
【0045】
このネックガイド片140の詳細を、図2及び図3を参照して説明する。
【0046】
図2は、搬送用ピン112の上昇前のプリフォーム102の支持構造を示し、図3は搬送用ピン112の上昇後のプリフォーム102の支持構造を示している。
【0047】
図2に示すように、搬送用ピン112の上昇前にあっては、ネックガイド片140の内壁の一部が、ネック部104のいずれかの部位の外壁と接触するように設計されている。ネックガイド片140の内壁が接触する箇所は、ねじ部104B、ロッキングリング104C及びサポートリング104Dのうちの一部あるいは全部とすることができる。このネックガイド片140の一部がネック部104の外壁の一部に接触することで、割型100A,100Bの閉鎖時にプリフォーム102の芯出しが実施され、この意味でネックガイド片140のガイド機能が確保されている。
【0048】
ネックガイド片140の内壁には、内方に向けて突出する規制部材142が設けられている。この規制部材142は、図2に示す状態では、ネック部104のロッキングリング104Cとサポートリング104Dとの間に位置している。またこの時、シール用フランジ部112Aの上面と、ネックガイド片140の下面との間には充分なクリアランスが確保されている。
【0049】
図2に示す位置より、ブローノズル134の上昇に伴って搬送用ピン112を上昇させると、図3に示す通りとなる。図3に示すように、搬送用ピン112の上昇と一体的にプリフォーム102も上昇している。このとき、プリフォーム102のネック部104に形成されたロッキングリング104Cが、一対のネックガイド片140の各規制部材142と接触し、その位置でプリフォーム102及び搬送用ピン112の上昇が停止している。このロッキングリング104Cと規制部材142との接触により、シール用フランジ部112Aの上面と、ネックガイド片140の下面とが接触することはない。
【0050】
このとき、プリフォーム102のネック部104は、その上昇が規制部材142により規制される一方で、搬送用ピン112はブローノズル134により上昇するように押圧されている。結果として、ネック部104の開口端面104Aが、搬送用ピン112に一体形成されたシール用フランジ部114に密着することになる。この開口端面104Aとシール用フランジ114との密着により、ここに気密シールが形成されることになる。従って、この後にブローコア型130、搬送用ピン112を介して、プリフォーム102内部に高圧のブローエアが導入されたとしても、その高圧エアがプリフォーム102の外部にリークすることが防止される。しかも、規制部材142によってプリフォーム102が上方に移動することが防止されるので、ブロー成形中に亘ってネック部104の開口端面104Aとシール用フランジ部114との密着が解除されることはない。
【0051】
この図3に示す状態にあっては、ネック部104のサポートリング104Dと、割型100A,100Bとの間には、設計寸法上クリアランスが確保されていることが好ましい。このようにすると、サポートリング104Dに圧力がかからず、その変形が防止される。
【0052】
ここで、ロッキングリング104Cと規制部材142とを接触させ、その一方でサポートリング104Dには過度の圧力を作用させない理由について、図4をも参照して説明する。
【0053】
図4は、図1に示すブロー成形部に対して、搬送部材110の搬送方向前段に配置される加熱部を示している。図4において、この加熱部には、プリフォーム102の搬送経路を挟んだ一方に、加熱源例えば5本の赤外線ヒータ150A〜150Eが配置され、その他方に反射ミラー152が配置されている。また、この加熱部には回転駆動チェーン156が配置され、搬送部材110のスプロケット118と噛み合っている。従って、この回転駆動チェーン156の駆動力が、スプロケット118を介して搬送用ピン112に伝達され、プリフォーム102を自転させることができる。
【0054】
赤外線ヒータ150A〜150Eはプリフォーム102の胴部106の各高さ位置に対向して配置され、プリフォーム102の胴部106がブロー成形適温になるように加熱している。特に、プリフォーム102の胴部106のうち、ネック部104の近傍の領域は特に延伸させ易くする必要があることから、最下段の赤外線ヒータ150Eは、ネック部102に近い位置に配置される。
【0055】
この構造に反して、ネック部104は延伸される必要がない上に、熱変形などを防止する観点から遮熱されなければならない。このため、図4に示すように、ネック部104を遮熱するための反射板154が加熱部に設けられている。
【0056】
このようにネック部104を遮熱したとしても、ネック部104と胴部106との間の境界に近い位置に存在するサポートリング104Dを完全に遮熱することは物理的に不可能である。従って、サポートリング104Dは、その後のブロー成形時にある程度の熱を保有している。この点、プリフォーム102が加熱部内にあるときに、ロッキングリング104Cはサポートリング104Dよりも熱源より離れており、しかもサポーリング104Dによっても遮熱される位置に存在する。
【0057】
以上の理由により、ロッキングリング104Cはサポートリング104Dよりもブロー成形時の保有熱量が少なく、変形を生じ難いといえる。
【0058】
そこで、上述した通り、規制部材142と接触するのはロッキングリング104Cとすることが好ましく、さらには好ましくはサポートリング104Dは割型100A,100Bにも非接触として、その予期しない変形を生じさせないことが好ましい。
【0059】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0060】
例えば、本発明において規制部材と接触するストッパー機能を有する被規制部材としては、ネック部に形成されたロッキングリングに限らず、規制部材と当接できる形状であれば良く、ブロー成形前に加熱工程を実施する場合には、その被規制部材が胴部より離れた位置に形成されたものが好ましい。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したブロー成形装置のブロー成形部の概略断面図である。
【図2】図1に示すブローノズル上昇前のプリフォームの支持構造を拡大して示す拡大断面図である。
【図3】図1に示すブローノズル上昇後のプリフォームの支持構造を拡大して示す拡大断面図である。
【図4】図1に示すブロー成形装置に設けられる加熱部の概略説明図である。
【図5】ブロー成形部の従来例を示す概略断面図である。
【図6】図5の従来例におけるブローレズルの上昇前のプリフォームの支持構造を示す拡大断面図である。
【図7】図5の従来例におけるブローレズルの上昇後のプリフォームの支持構造を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
100 ブローキャビティ型
100A,100B 割型
102 プリフォーム
104 ネック部
104A 開口端面
104B ねじ部
104C ロッキングリング(被規制部材、第2フランジ)
104D サポートリング(第1フランジ)
106 胴部
110 搬送部材
112 搬送用ピン
112A シール用フランジ部
114,116 搬送部材本体
134 ブローノズル
140 ネックガイド片(包囲部材)
142 規制部材

Claims (7)

  1. 開口端面及び被規制部材を備えたネック部とそれに続く胴部とを有するプリフォームを支持して搬送する搬送部材と、
    開閉可能な割型を有し、前記搬送部材に支持された前記プリフォームを容器にブロー成形するブローキャビティ型と、
    前記割型の閉鎖時に、前記プリフォームの前記ネック部を包囲する包囲部材と、
    前記割型の閉鎖後に前記搬送部材に向けて移動し、かつ前記搬送部材を介して前記プリフォーム内部にブロー流体を導入するブローノズルと、
    を有するブロー成形装置において、
    前記搬送部材は、
    前記ブローノズルからの前記ブロー流体を前記プリフォーム内部に導く搬送用ピンと、
    前記プリフォームを支持した前記搬送用ピンを、前記プリフォームの軸方向に沿って移動可能に支持する搬送部材本体と、
    を含み、
    前記搬送用ピンは、
    前記プリフォームの前記ネック部に挿入されて前記ブロー流体を導入する中空軸部と、
    前記ネック部の前記開口端面に接触して該開口端面を気密にシールするシール用フランジ部と、
    を含み、
    前記包囲部材は、前記ブローノズルの移動に伴い前記搬送用ピンが移動した際に、前記包囲部材と前記シール用フランジ部とが接触する前に、前記ネック部の前記被規制部材に当接して前記プリフォーム及び前記搬送用ピンの移動を規制する規制部材を有することを特徴とするブロー成形装置。
  2. 請求項1において、
    前記搬送部材に支持された前記プリフォームの前記胴部を加熱する加熱装置をさらに有し、
    前記プリフォームの前記ネック部は、該ネック部と前記胴部との境界位置より離れた位置に前記被規制部材を有し、
    前記包囲部材の前記規制部材は、前記加熱装置からの熱の影響が少ない前記被規制部材に当接することを特徴とするブロー成形装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記被規制部材は、前記ネック部に設けられたフランジであることを特徴とするブロー成形装置。
  4. 請求項2において、
    前記プリフォームの前記ネック部には、
    前記胴部に近接する位置に配置された第1フランジと、
    前記第1フランジよりも前記開口端面側に位置する第2フランジと、
    が形成され、
    前記包囲部材の前記規制部材は、前記第2フランジに当接することを特徴とするブロー成形装置。
  5. 請求項4において、
    前記規制部材が前記第2フランジと当接した際に、前記第1フランジと前記包囲部材との間には、設計寸法上でクリアランスが確保されていることを特徴とするブロー成形装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記搬送用ピンの前記中空軸部と前記ネック部の内面との間には、設計寸法上でクリアランスが確保されていることを特徴とするブロー成形装置。
  7. 開口端面及び被規制部材を備えたネック部とそれに続く胴部とを有するプリフォームを、本体及びそれに対して移動可能なシール用フランジ部付き搬送用ピンから成る搬送部材にて支持して、ブロー成形部に搬入する工程と、
    前記ブロー成形部に配置されたブローキャビティ割型を閉鎖する工程と、
    前記ブローキャビティ割型の閉鎖時に、前記ネック部の周囲を包囲部材により包囲する工程と、
    前記搬送部材に向けて、ブローノズルを移動させる工程と、
    前記ブローノズルの移動に伴って、前記搬送部材の前記本体に対して前記シール用フランジ部付きの搬送用ピンを移動させて、前記プリフォームの前記開口端面を気密にシールする工程と、
    その後、前記ブローノズルからのブロー流体を、前記搬送部材を介して前記プリフォームの内部に導入し、前記プリフォームを容器にブロー成形する工程と、を有し、
    前記気密シール工程では、前記ブローノズルの移動に伴い前記搬送用ピンが移動した際に、前記包囲部材に形成された規制部材が、前記ネック部の前記被規制部材に当接して前記プリフォーム及び前記搬送用ピンの移動を規制する工程を有し、それにより、前記シール用フランジ部と前記ネック部の前記開口端面とが密着されて気密にシールされること特徴とするブロー成形方法。
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