JP3588344B2 - 信号再生装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は信号再生に係り、より詳細には、所定のチャンネルから読み取った信号からエラーを最大に含む部分を探してエラーを訂正した後、読み取った信号の全体を再生する信号再生装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、通信チャンネルまたは記録媒体上のチャンネルを通過した信号を読み出して再生する方式には、スライサ方式、PRML(Partial Response Maximum Likelihood;PRML)方式及びDFE(Decision Feedback イコライザ;DFE)方式がある。
スライサ方式は臨界値の検出方式であって、チャンネルからの信号をアナログイコライザを通過させて波形整形を行った後、基準レベルよりも大きい信号は“1”として、基準レベルよりも小さい信号は“0”として決定する方式である。
【0003】
図1は、通常のPRML構造を示したものであって、PRMLはフィードフォワードフィルターよりなるイコライザ及びイコライザの係数を調節するためのLMS(Least Mean Square)アルゴリズムブロック100と、エラー検出器110及びビタビ復号器120を含む。チャンネルからの信号(以下、チャンネル信号)はイコライザ及びLMSアルゴリズムブロック100を通過して所望の形のチャンネル応答となる。エラー検出器110は、この信号からエラーを検出する。ビタビ復号器120は、発生可能な全てのエラーに対する経路を考慮して最適の信号経路を探す方式であって、チャンネルを通過する前の元の信号を推定する。
【0004】
図2は、通常のDFE構造を示したものであって、第1及び第2FIRフィルター200及び210と、スレショルド決定部220とを含む。第1FIRフィルター200はフィードフォワードフィルターであり、第2FIRフィルター210はフィードバックフィルターである。チャンネルを通過した信号は第1FIRフィルター200を通過してスレショルド決定部220に入力される。スレショルド決定部で暫定的な決定がなされた後、この暫定的な決定値が第2FIRフィルター210に入力される。第1FIRフィルター200及び第2FIRフィルター210の出力値が互いに合せられる過程を通じて暫定的な決定がフィードバックにより次第に信頼性ある決定へと変わる。
【0005】
前述した従来の信号検出方法のうちスライサ方式の検出法は、その構造は簡単であるが、性能が低下するという短所を有する。これに対し、PRMLやDFE方式は性能には優れているが、ハードウェアの具現時に極めて複雑であるという短所を有する。例えば、性能に優れているPRML及びDFEの乗算器の数だけを考慮するとき、フィルターの具現時にタップ数に見合う分だけの乗算器が要求され、適応アルゴリズムを具現するために約2×(フィルタータップ数)×(フィルター個数)の乗算器が必要となる。このため、PRMLやDFE方式の場合、複雑になるだけではなく、信号処理の速度も低下してしまうという問題が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハードウェア及びソフトウェアを複雑にしないために、再生すべき信号のうちエラーが最も多い部分に対してのみ最適の経路検出アルゴリズムを適用してエラーを訂正した後、残りの信号と共に再生する信号再生装置及び方法を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明による所定のチャンネル信号から元の記録信号aを再生するための信号再生装置は、前記信号aがh(t)の特性を有する前記チャンネル上で読み出された結果であるチャンネル出力信号y(t)でエラーが最も多い領域を決定する最大エラー領域決定部と、前記最大エラー領域決定部で決定された領域のエラー信号だけを用い、最小エラー経路を探して補正する最適経路探索部と、前記エラー領域上の信号が補正されたチャンネル出力信号y(t)から所定の復旧アルゴリズムを適用して最初の記録信号aを復旧する信号復旧部とを含むことを特徴とする。
【0008】
望ましくは、前記最大エラー領域決定部は、所定のチャンネル上でチャンネル入力及び出力信号が一致しない確率がチャンネル特性により定まる基準エラー率よりも大きい区間を最大エラー領域として決定する。
【0009】
望ましくは、前記最適経路探索部は、所定の基準信号と、前記最大エラー領域上で可能な複数個のエラー経路信号とを比較してその差が最も小さいエラー経路信号を抽出し、抽出されたエラー経路上の信号を前記基準信号に取り替える。
【0010】
望ましくは、前記信号復旧部は、スレショルド決定法を通じてチャンネル信号y(t)から記録信号aを復旧する。
【0011】
前記目的を達成するために、本発明によるチャンネル入力信号aを再生する信号再生方法は、雑音無しにチャンネルを通過した所定信号の場合をモデリングして基準信号x(t)を算出する段階と、前記チャンネル信号y(t)から最大のエラー区間を検出する段階と、前記最大エラー区間から発生可能なエラー経路を抽出する段階と、前記発生可能な各々のエラー経路を有した信号と前記基準信号との差を求め、その差が最も小さいエラー経路を有した信号を前記基準信号に取り替えて前記最大エラー区間の信号を補正する段階と、補正されたエラー区間の信号を含む実際のチャンネル信号y(t)から元の信号aを復旧する段階とを含むことを特徴とする。
【0012】
望ましくは、前記基準信号x(t)は、記録媒体に記録された信号a成分を要素として有し、レベル遷移が起こるシーケンスよりなる情報bと、チャンネル特性を示す伝達関数h(t)とを畳み込みした結果である。
【0013】
望ましくは、前記最大エラー区間の検出は、チャンネル信号y(t)のレベルが2つ以上である場合、連続的な信号レベルの間に一つずつ基準レベルを設定し、その基準レベルとチャンネル信号y(t)との交差点の周りの所定区間を最大エラー領域として決定する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき、本発明を詳細に説明する。
【0015】
図3は、本発明の信号再生装置のブロック図であって、信号再生装置は、最大エラー領域決定部300と、最適経路探索部310及び信号復旧部320を含む。最大エラー領域決定部300は、記録媒体上に記録された信号aがh(t)のチャンネル特性を有する該当記録媒体上で読み出された結果であるチャンネル信号y(t)から可能な最大エラー領域を決定する。y(t)は、下記数式1のように表わされる。
【数1】
Figure 0003588344
ここで、aは{1、−1}の成分を有するか、或いはL個のレベルで表わされるデジタル信号であり、kはサンプリング回数、tは時間、Tはサンプリング間隔、そしてn(t)はホワイトガウスノイズである。h(t)はデジタル信号の伝送及び貯蔵時に媒質の特性を示すチャンネル伝達関数である。
【0016】
図4(a)は、チャンネルを通過する前の元の入力信号シーケンスの例であり、図4(b)は、図4(a)の信号が光ディスクなどの記録媒体のようなローパスフィルターの形のチャンネルを通過した結果、信号y(t)の形を示したものの例であり、図4(c)は、図4(a)の信号がハードディスクなどの記録媒体のような微分チャンネルを通過した結果、信号y(t)の形を示したものの例である。
【0017】
最大エラー領域決定部300は、下記数式2のように、y(t)から最大エラー区間(領域)及びその区間の信号y(t)を検出する。
【数2】
Figure 0003588344
ここで、σは検出された信号の飽和レベルでエラーが生じる確率であり、Pth(y|a)はチャンネル出力信号yが伝送された(または記録された)ストリームaと同一になる確率である。すなわち、y(t)はチャンネル上で入力信号及び出力信号が一致しない確率がチャンネル特性により定まるσよりも大きい区間の信号を意味する。この信号は、スレショルド方式により検出できる。すなわち、図4(b)のようなチャンネル形態では中間値を設定してこの中間値レベルに対する交差点を探す。交差点の周りの所定区間を最大エラー領域として検出し、その領域にまたがっている信号をy(t)として検出する。図から明らかなように、0と1との間の所定の中間値を有するレベルに対し、y(t)が交差する地点は信号遷移が起こる区間上にあるであろう。このため、交差点の周りの所定区間はy(t)信号の遷移区間を含む区間となり、その区間が最大エラー領域として決定される。図4(c)のようなチャンネル形態では、3つの信号レベルが存在するため、その各々の信号レベル間に中間値レベルを定めれば、上下の二つの中間値が得られる。この中間値レベルとチャンネル信号との交差点を探してその周りの所定区間を最大エラー領域として検出し、その領域にまたがっている部分的な信号をy(t)として検出する。ここでもやはり、設定した両中間値レベルがy(t)に交差する地点は信号遷移が起こる区間となるため、その交差点の周りの所定区間となる信号遷移区間が最大エラー領域となるであろう。図4(b)、図4(c)以外のチャンネル特性により、可能なチャンネル通過信号レベルが2つ以上であるものに対してはエラー領域を検出するために各信号レベル間に一つずつ所定レベルを設定することにより、前述した方式により設定されたレベルが信号を通過する交差点の周りの所定区間を探して最大エラー領域として決定する。
【0018】
図3の最適経路探索部310は、先ず、最大エラー領域決定部300で検出した区間の信号y(t)に対して可能なエラー経路を探す。例えば、下記数式4に用いられる基準値が順に{x、x、x、x、x、x}であれば、ここに相応するy(t)が該当区間のサンプリング時点で順に{c、c、c、c、c、c}のシーケンスを成し得て、エラー発生を考慮した他の可能なエラー経路は同一のサンプリング時点に対して{c、c、c、c、c、c}のシーケンスを有したものと仮定でき、同一のサンプリング時点に対して{c、c、c、c、c、c}のシーケンスを有したものと仮定できる。図5(a)は、記録媒体に記録される前の元の信号の例であり、図5(b)は、図5(a)が記録媒体に記録されてから検出されたとき、その検出された信号の最大エラー区間における様々なエラー経路の存在可能性を示すための図である。最適経路探索部310は、下記数式3のような基準信号xを決定する。
【数3】
Figure 0003588344
【0019】
は記録信号a成分を要素として有し、レベル遷移が起こるシーケンスよりなる可能な信号ストリームであって、その例を表1に示す。
【表1】
Figure 0003588344
【0020】
は記録信号aに適用される最小ランレングスの制限dを反映したシーケンスを有する。表1は、d=2の場合に対するものである。xは、このようなbとチャンネル伝達関数h(t)との畳み込み(convolution)で表わされる。すなわち、基準信号とは、チャンネル入力信号成分を有し、レベル遷移を含むシーケンスを有した所定の信号が雑音無しにチャンネルを通過した理想的なチャンネル通過信号のモデルをいう。これらのn=1,...Nで、発生可能なレベル遷移のインデックスを表わす。
【0021】
(t)から、前述した各エラー経路上の信号と基準信号との間の距離(エラー)を下記数式4のように算出する。
【数4】
Figure 0003588344
前記数式において、mは1,...,Mである、上で求めた可能なエラー経路のインデックスであり、xのnは基準信号のうち一つに該当するインデックスである。しかし、全ての基準信号の場合及び全てのエラー経路の場合に対して以上のような距離算出をする必要はなく、それらの各々の場合のうち一部だけを選んで前記数式を適用することが望ましい。前記数式4のような計算によりDが最も小さい場合の信号経路を選んで、基準信号にその選ばれた信号経路の信号値を取り替える。
【0022】
信号復旧部320は、y(t)の信号のうち最大エラー区間以外の信号と、所定の基準信号に取り替えられた最大エラー区間における信号に対して簡単なスレショルド決定法を用いるか、チャンネルモデルに適したアルゴリズムを適用して最初の記録信号であるaを復旧する。
【0023】
図6は、本発明の動作を説明するための信号再生方法のフローチャートであって、本発明の信号再生方法では、先ず、所定チャンネルに記録する直前の信号aが有した同一の信号成分を有し、レベル遷移部分を含み、aのランレングスの制限条件を反映した情報bが雑音無しにチャンネル伝達関数h(t)を有したチャンネルを通過するときの理想的な結果を意味する基準信号x(t)を算出する(ステップ600)。x(t)の算出は前記数式3のように行い、基準信号x(t)は情報b及びチャンネル伝達関数h(t)を畳み込みした結果となる。固有なチャンネル特性h(t)を有したチャンネル出力信号を読み取る(ステップ610)。読み出された信号は、記録信号aがチャンネル伝達関数h(t)と畳み込みされた結果にノイズなどが結合された前記数式1のような信号である。読み出された信号y(t)からエラー発生率が所定基準以上である信号区間を検出する(ステップ620)。ここで、所定基準とは、記録媒体のチャンネル特性を考慮してそのチャンネルを通過する信号の出力から予想できるエラー率となる。これを説明するのが、前記数式2である。これを具現するために、光ディスクなどのチャンネル形態では、中間値を設定してこのレベルに対する交差点を測定し、これにより、その周りの所定区間を最大エラー領域として検出し、その領域にまたがっている信号をy(t)として検出する。所定レベルに対してy(t)が交差する地点は信号遷移が起こる区間になるため、その交差点の周りの所定区間が最大エラー領域となるであろう。ハードディスクなどのチャンネル形態では、上下の二つのレベルを設定してこのレベルに対するy(t)信号の交差点を測定し、これにより、交差点の周りの所定区間を最大エラー領域として検出し、その領域にまたがっている信号をy(t)として検出する。ここでもやはり、設定した両レベルに対してy(t)が交差する地点は信号遷移が起こる区間になるため、その交差点の周りの所定区間が最大エラー領域となるであろう。他の特性を有したチャンネルにおいて、チャンネルを通過した信号レベルが2つ以上であるとき、エラー領域を検出するために各々の信号レベル間に所定レベル値を設定する。設定されたレベル値とチャンネル信号との交差点の測定方式により、前述のようにエラー領域を検出できる。エラー発生率が大きい信号区間の信号y(t)から発生可能なエラー経路を抽出する(ステップ630)。これは、図3で説明されたエラー経路抽出方式と同一である。各々のエラー経路上の信号と基準信号x(t)との差を前記数式4のように求め、最も小さい差(D)を有するエラー経路を探してこのときの信号を比較した基準信号x(t)の値に取り替える(ステップ640)。この段階は、最大エラー区間のエラー信号を正常の信号に補正する段階に該当する。最後に、チャンネル信号y(t)の信号のうちステップ640でのように補正されたエラー区間における信号と、残りの信号に対して簡単なスレショルド決定法または入力レベルが2つ以上であるか、或いは他のチャンネル出力に対してはそれに適した所定のアルゴリズムを適用して最初の記録信号aに対する復旧を行う(ステップ650)。
【0024】
このようにチャンネル信号の最大エラー部分に対してのみエラー訂正アルゴリズムを適用することにより、アルゴリズムの具現による複雑度を下げることができ、しかも時間を短縮できる。また、本発明による信号再生装置及び方法によれば、フィルターまたはイコライザ及び乗算器等のハードウェアの負担を軽減でき、チャンネル適応のためのLMSアルゴリズムを用いる必要がない。最後に、本発明の装置及び方法においては、チャンネルモデル及び入力信号の最小ランレングス条件などが変わる場合であっても、x(t)値の再設定だけで前記変化に即した信号処理が可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、最大エラー領域に対してのみチャンネル信号の最適経路探索を行うことにより、アルゴリズムの具現による複雑度が下がり、それによるハードウェアが単純化するほか、チャンネルモデル及び入力信号の条件が変わっても、ハードウェアを変えずに信号処理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のPRML構造を示す図である。
【図2】通常のDFE構造を示す図である。
【図3】本発明の信号再生装置のブロック図である。
【図4】(a)は、所定のチャンネルを通過する前の最初の入力信号シーケンスの例である。(b)は、(a)の信号シーケンスが光ディスクなどの記録媒体のようなローパスフィルター形のチャンネルを通過した結果の信号y(t)の形である。(c)は、(a)の信号シーケンスがハードディスク等の記録媒体のような微分チャンネルを通過した結果の信号y(t)の形を示す図である。
【図5】(a)は、記録媒体に記録される前の元の信号の例であり、(b)は、(a)が記録媒体に記録されてから検出されたとき、その検出された信号の最大エラー区間における様々なエラー経路の存在可能性を示すための図である。
【図6】本発明の動作を説明するための信号再生方法のフローチャートである。
【符号の説明】
300 最大エラー領域決定部
310 最適経路探索部
320 信号復旧部

Claims (16)

  1. 所定のチャンネル信号から元の記録信号akを再生するための信号再生装置において、
    前記チャネル信号が所定の中間レベルと交差する交差点の周りの所定区間を最大エラー領域とすることにより、前記チャンネル信号y(t)から前記大エラー領域を決定する最大エラー領域決定部と、
    前記最大エラー領域決定部で決定されたエラー領域上のエラー信号だけを用いて最小エラー経路を探し、それを補正する最適経路探索部と、
    前記最適経路探索部で補正された信号部分を反映した前記チャンネル信号y(t)に所定のアルゴリズムを適用して最初の記録信号を復旧する信号復旧部とを含み、
    前記信号復旧部は、スレショルド決定法を通じて前記チャンネル信号y(t)から最初の信号を復旧することを特徴とする信号再生装置。
  2. 前記最大エラー領域決定部は、
    前記所定のチャンネルでチャンネル入力及び出力信号が一致しない確率がチャンネル特性により定まる基準エラー率よりも大きい区間を前記最大エラー領域として決定することを特徴とする請求項に記載の信号再生装置。
  3. 前記最大エラー領域決定部は、
    光ディスクの場合、前記所定の中間レベルとして所定レベルを設定してこのレベルに対するチャンネル信号y(t)の交差点の周りの所定区間を前記最大エラー領域として決定することを特徴とする請求項に記載の信号再生装置。
  4. 前記最大エラー領域決定部は、
    ハードディスクの場合、前記所定の中間レベルとして上下の二つの所定レベルを設定してこのレベルに対するチャンネル信号y(t)の交差点の周りの所定区間を前記最大エラー領域として決定することを特徴とする請求項に記載の信号再生装置。
  5. 前記最適経路探索部は、
    所定の基準信号と、前記最大エラー領域上で可能な複数個のエラー経路信号とを比較してその差が最も小さいエラー経路上の信号を探すことを特徴とする請求項に記載の信号再生装置。
  6. 前記最適経路探索部は、
    前記探したエラー経路上の信号を前記基準信号に取り替えることを特徴とする請求項に記載の信号再生装置。
  7. 前記最適経路探索部は、
    最初の信号akが有した信号成分及び遷移部分を含むビットシーケンスよりなる信号bnが雑音無しにチャンネルを通過した理想的なチャンネル通過信号のモデルである基準信号を用いてエラー経路を算出することを特徴とする請求項に記載の信号再生装置。
  8. 前記信号bnは、
    記録信号のランレングス制限条件を反映した信号であることを特徴とする請求項に記載の信号再生装置。
  9. 前記最適経路探索部は、
    最大エラー領域決定部で検出した前記最大エラー領域上の信号y1(t)に対して可能なエラー経路を探し、各エラー経路の信号と前記基準信号とを比較してその差が最も小さいエラー経路上の信号を最適経路の信号であると判断することを特徴とする請求項に記載の信号再生装置。
  10. 前記判断された最適経路信号を前記基準信号に取り替えることを特徴とする請求項に記載の信号再生装置。
  11. チャンネル信号から最初の信号akを再生する信号再生方法において、
    雑音無しにチャンネルを通過した所定信号の場合をモデリングして基準信号x(t)を算出する段階と、
    前記チャネル信号が所定の中間レベルと交差する交差点の周りの所定区間を最大エラ ー領域とすることにより、前記チャンネル信号y(t)から前記大エラー領域を検出する段階と、
    前記最大エラー領域から発生可能なエラー経路を抽出する段階と、
    前記発生可能な各々のエラー経路を有した信号と前記基準信号との差を求め、その差が最も小さい1エラー経路を有した信号を前記基準信号に取り替えて前記最大エラー領域の信号を補正する段階と、
    補正されたエラー領域の信号を含む実際のチャンネル信号y(t)から元の信号akを復旧する段階とを含み、
    前記信号復旧段階は、スレショルド決定法を通じて前記チャンネル信号y(t)から記録信号a k を復旧することを特徴とする信号再生方法。
  12. 前記基準信号x(t)は、
    記録媒体に記録された最初の信号akが有した信号成分を要素として有し、レベル遷移を含むビットシーケンスよりなる情報bkと、チャンネル特性を示す伝達関数h(t)とを畳み込みした結果であることを特徴とする請求項11に記載の信号再生方法。
  13. 前記情報bkは、
    前記記録媒体に記録された信号の最小ランレングスの制限を満足するように構成されることを特徴とする請求項12に記載の信号再生方法。
  14. 前記最大エラー領域の検出は、
    光ディスクの場合、前記所定の中間レベルとして所定レベルを設定してこのレベルに対するチャンネル信号y(t)の交差点の周りの所定区間を前記最大エラー領域として決定することを特徴とする請求項11に記載の信号再生方法。
  15. 前記最大エラー領域の算出は、
    ハードディスクの場合、前記所定の中間レベルとして上下の二つの所定レベルを設定してこのレベルに対するチャンネル信号y(t)の交差点の周りの所定区間を前記最大エラー領域として決定することを特徴とする請求項11に記載の信号再生方法。
  16. 前記最大エラー領域の算出は、
    チャンネル信号y(t)のレベルが2つ以上である場合、前記所定の中間レベルとして信号レベルの間に一つずつ基準レベルを設定した後、設定された基準レベルとチャンネル信号y(t)との交差点の周りの所定区間を最大エラー領域として決定することを特徴とする請求項11に記載の信号再生方法。
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