JP3587453B2 - 食品分割成形方法及びその装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品分割成形方法及びその装置、より詳しくは、食材を棒状に連続形成して供給し、分割成形する食品分割成形方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食材として、例えば外皮材の内部に内材を包み込み棒状にして供給し、棒状に連続形成された食材を複数のシャッタ片からなるシャッタで分割して成形する方法は、例えば、特許第2641033号公報、特許第2696600号公報等に記載されているように、既に知られている。こうした食品分割成形方法では、複数のシャッタ片を回転又は揺動させて食材を絞り込んでいくと、外皮材がシャッタ片の動きに追随して内材を包み込むように分割される。この場合シャッタ片の分割面の動きは、外皮材の断面を円とすると、その円周方向に捻るように摺動している。したがって、特許第2696600号公報の従来技術に示されているように、外皮材の分割面には花紋のような複数の螺旋状の凹凸が形成されることになる。すなわち、各シャッタ片の分割面により押圧摺動された部分は凹み、その境界には帯状の凸状の部分が形成される。こうした凹凸は、うるち米、もち米又は強力粉を主な原料とする外皮材のように弾力性がある場合には、分割後凹んだ部分がある程度戻って凹凸状態が軽減されるが、薄力粉を主な原料とする外皮材(例えば、栗饅頭、蒸し饅頭等)及び餡を外皮材に用いる場合などのように外皮材に粘りがなく弾力性が乏しい場合には、凹凸状態はほとんどそのまま残ってしまう。このように表面に凹凸がある状態では見栄えが悪く商品価値が落ちるため、さらに人手を使って丸めることも必要になるおそれがあった。また、凹凸があることから外皮材の厚さが不均一になり、薄い部分があると内材が透けてまだら模様がついてしまうことから、場合によっては外皮材の厚みを予め厚く設定する−といった対応を取る必要があった。
【0003】
特許第2696600号公報では、各シャッタ片の凸状摺動面で閉鎖動作した後さらに摺動させて完全に閉鎖した状態にすることで、上述した花紋のような凹凸を均すようにしているが、頂部の突起は均されるものの上述した凹凸が残ってしまうことは避けられない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の食品分割成形装置に上記のような難点があったことを鑑みて為されたもので、分割成形時に外皮材の表面に生じる花紋のような凹凸を均して滑らかな表面に整形することができる食品分割成形方法及びその装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る食品分割成形方法は、棒状に連続形成された食材を複数のシャッタ片を備えた第一シャッタの閉動作により分割する分割工程と、前記食材の分割表面に第二シャッタの複数のシャッタ片を摺動させることで整形する整形工程とを含むことを特徴とする。さらに、前記第一シャッタのシャッタ片の動作中に前記第二シャッタのシャッタ片が動作することを特徴とする。さらに、分割工程において、前記第一シャッタの閉動作による分割前に前記食材を前記第二シャッタのシャッタ片により挟持することを特徴とする。さらに、少なくとも整形工程の間前記食材を支持することを特徴とする。
【0006】
本発明に係る食品分割成形装置は、食材を棒状に連続形成して供給する食材供給手段と、複数のシャッタ片を備えた第一シャッタと、前記第一シャッタにより分割される前記食材を支持する支持手段と、前記第一シャッタと前記支持手段との間に配置され、かつ複数のシャッタ片を備えた第二シャッタと、棒状に連続形成された前記食材を分割するために前記第一シャッタを動作させるとともに、前記食材の分割表面を整形するために前記第二シャッタを動作させるシャッタ駆動手段とを備えたことを特徴とする。さらに、前記第二シャッタの各シャッタ片は、平面視において前記第一シャッタの各シャッタ片とほぼ重なって配置されていることを特徴とする。さらに、前記第二シャッタの各シャッタ片は、平面視において前記第一シャッタの各シャッタ片の間に配置されていることを特徴とする。さらに、前記支持手段は、ベルトコンベヤ機構を含むことを特徴とする。また、本発明に係る別の食品分割整形装置は、食材を棒状に連続形成して供給する食材供給手段と、複数のシャッタ片を備えた第一シャッタと、前記第一シャッタと前記食材供給手段との間に配置され、かつ複数のシャッタ片を備えた第二シャッタと、棒状に連続形成された前記食材を分割するために前記第一シャッタを動作させるとともに、前記食材の分割表面を整形するために前記第二シャッタを動作させるシャッタ駆動手段とを備えたことを特徴とする。ここで、食材の分割表面とは、第一シャッタにより分割された食材の表面又は棒状に連続形成された食材の分割後の表面のように第一シャッタの閉動作により形成される食材表面をいい、第一シャッタの動作中に形成される食材表面も含むものとする。
上記のような構成を有することで、棒状に連続形成された食材を第一シャッタの閉動作により形成される食材の分割表面に第二シャッタのシャッタ片を摺動させることで、食材の表面を整形することができる。上述したように、食材の分割後に生じる花紋状の凹凸は、第二シャッタの摺動により凸部分が均されるため滑らかな表面になるのである。また、棒状に連続形成された食材が棒状の内材を筒状の外皮材で包み込んだ層構造の場合には、分割された食材の外皮材の凹凸が均されることで厚みをほぼ均一にすることができる。さらに、第二シャッタの摺動動作を工夫することで分割された食材の形状を積極的に変化させることも可能になる。例えば、第二シャッタの摺動動作により食材の中央部に突起部を形成するように整形することもできる。また、第一シャッタの動作中に第二シャッタを動作させることも可能で、第一シャッタの後を追うように第二シャッタを動作させれば、より短時間で食品を分割成形することができる。さらに、第一シャッタの閉動作による食材の分割前に分割される食材を第二シャッタのシャッタ片により挟持することで分割に伴う食材の動きを抑制し、その後の整形をより安定して行うことができる。そして、第一シャッタ及び第二シャッタは、同様の駆動手段で駆動することもできるので、駆動機構が単純化するとともに、2つのシャッタを配置するスペースも少なくて済み、装置のコンパクト化が可能になる。そして、第二シャッタで食材の分割表面を整形する間支持手段により食材を支持しておくことで、分割される食材の位置を確実に設定でき、より安定した整形が行える。また、第二シャッタを第一シャッタと食材供給手段との間に配置し、棒状に連続形成された食材の分割表面を整形することで、最終的な食品の底面となる部分を整形することができるとともに、上述のような内材と外皮材との層構造の場合には、外皮材を第二シャッタのシャッタ片で摺動することで底面の外皮材の厚みを厚くすることも可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施形態について以下に詳述する。
[第一実施例]
図1は、食品分割成形装置全体を模式的に示した正面図である。ここで、1は第一シャッタを示しており、2は第二シャッタを示している。第一シャッタ1は、後述するリンク機構3によって開閉動作を行うようになっており、リンク機構3は駆動装置5によって駆動される。駆動装置5は、図示していないが、リンク機構3を駆動するモータ、モータを制御するモータ制御装置、検出器及び設定器を備えており、設定器に予めモータの回転方向、回転角度、回転速度等の設定値を入力しておくことで、モータの回転状態を検出する検出器からの検出結果と入力した設定値とをモータ制御装置で比較し、モータを設定値に応じて制御するようにしている。第二シャッタ2も第一シャッタ1と同様に、後述するリンク機構4によって開閉動作を行うようになっており、リンク機構4は駆動装置6によって駆動される。駆動装置6は、モータ、モータ制御装置、検出器及び設定器を備えている点は駆動装置5と同様である。7は食材Fを支持する支持手段を示しており、食材Fを支持する支持部材70は、ラック−ピニオン機構72により支持ロッド71を介して上下動されるようになっている。支持部材70に、前後方向(紙面に対して垂直方向)にベルトコンベヤのベルトを配置し、食材Fがベルトを介して支持部材70により上下動するようにすれば、分割成形後分割された食材Fはベルトコンベヤによってすぐ搬送することができる。符号8で示すのは、第一シャッタ1及び第二シャッタ2全体を上下動するための機構で、リンク機構3及びリンク機構4を覆うリンクカバーの下部に固定された昇降ロッド80を、モータ82に連動して回転するカム81に追従させて上下動させる。符号9で示すのは、食材Fを棒状に連続形成して押し出して供給する食材供給手段である。エクストルダー91には内材が供給されており、エクストルダー92には外皮材が供給されている。饅頭を例にとると、内材及び外皮材としてそれぞれ餡及び薄力粉を主材料とする生地が供給されることになる。各エクストルダーから内材及び外皮材が押出ダイ90に圧送され、図にも示されるように、内材が棒状に連続形成して押出されるとともにその周囲を被覆するように外皮材が筒状に連続形成されて押出される。ここで、エクストルダーとしては、例えばベーンポンプを用いてもよい。シャッタを上下動する機構8は、押出ダイ90からの食材Fの押出し動作のタイミングに同調して上下動するように制御される。押出し動作の際にシャッタを上方に移動してから食材Fの分割動作を行うことで、連続形成された食材Fが必要以上に押出され自重により伸びたり、ちぎれたりすることを防止している。
【0008】
図2は、図1のシャッタ部分の側面から見た拡大図であり、2つのシャッタは閉じた状態になっている。図3及び図4は、それぞれ第一シャッタ1及び第二シャッタ2の開いた状態での平面図を示している。理解を容易にするため、図3では第二シャッタ2及びリンク機構4を除いて描画しており、図4では第一シャッタ1及びリンク機構3を除いて描画している。これらの図に示すように、この実施例では第一シャッタ1及び第二シャッタ2はそれぞれ4枚のシャッタ片10及び4枚のシャッタ片20から成っており、また、シャッタ片10とシャッタ片20とは、平面視においてほぼ重なって配置されている。図5がシャッタ片10の形状の一例を示しており、その分割面は、中央部分に帯状の突起部101が形成され、上面及び下面と突起部101との間は斜面が形成されている。先端部には隣り合うシャッタ片の分割面に摺動可能なように溝部102が形成され、突起部101及び溝部102が交差して縁部103が形成されている。同様に図6がシャッタ片20の形状の一例を示しており、シャッタ片10の帯状突起部101に沿ってその上部を上面に平行に取り除いた形状になっている。シャッタ片10の突起部101、溝部102及び縁部103が、それぞれ突起部201、溝部202及び縁部203に相当し、下面と突起部201との間は斜面が形成されている。そして、第一シャッタ1の各シャッタ片10には筒状の回動軸11が固定されており、第二シャッタ2の各シャッタ片20には回動軸11に嵌通して設けられた回動軸21が固定されている。各回動軸11の反対側の端部にはフランジ12が固定されており、フランジ12が回動するとシャッタ片10も同様に回動するようになっている。シャッタ片20はシャッタ片10の下方に配置され、回動軸21の反対側の端部に固定されたフランジ22はフランジ12の上方に配置されており、図2に示すように、シャッタ片10及びフランジ12をシャッタ片20とフランジ22で挟むように配設されている。フランジ22が回動するとシャッタ片20も同様に回動し、また、シャッタ片10及びフランジ12とは独立して回動することができる。そして、シャッタ片10及びシャッタ片20は同じ中心軸の周りを回動するように設定されている。
【0009】
各フランジ12と駆動装置5とは、図3に示すように、リンク機構3によって連結されている。リンク機構3は、各フランジ12に枢着された複数のリンク13からなり、駆動装置5の駆動軸に固定されたフランジにリンク13の一端が枢着され、駆動装置5の駆動軸が回動するとリンク13がその長手方向に揺動することで各フランジ12が回動し、それに連動してシャッタ片10も回動して第一シャッタ1の開閉動作が行われる。同様に各フランジ22と駆動装置6とは、図4に示すように、リンク機構4によって連結されており、リンク機構4は、各フランジ22に枢着された複数のリンク23からなっている。リンク23の一端は駆動装置6の駆動軸に固定されたフランジに枢着されており、リンク機構3と同様に駆動装置6の駆動軸の回動によってリンク23がその長手方向に揺動して各フランジ22を回動させてシャッタ片20を回動し、第二シャッタ2の開閉動作が行われる。
【0010】
図7から図13は、棒状に連続形成された食材を第一シャッタ1及び第二シャッタ2で分割成形するまでの工程を示している。各図において、(a)及び(b)はそれぞれシャッタの平面図及び側面図を示しており、理解を容易にするため第二シャッタ2のシャッタ片20には斜線を施している。図7に示すように、押出ダイ90より押出された食材Fは4枚のシャッタ片10に囲まれた領域に所定の長さだけ下降し、まず各シャッタ片10が囲まれた領域を閉じるように回動する。図8では、各シャッタ片10の回動がさらに進み、図8(b)に示すように、シャッタ片10の分割面の帯状突起部101が食材Fを絞り込んでいく。図9では、各シャッタ片10がさらに回動し、互いの縁部103が当接し、食材Fが分割される。この際、支持部材70が分割された食材Fを支持し、シャッタ片10の下面より食材Fが離間しないように、支持部材70の位置が制御される。支持部材70は、後述する第二シャッタ2による整形工程が終了するまで食材Fを支持する。さらに回動すると、図10に示すように、各シャッタ片10は完全に閉じた状態になる。この状態での食材Fの表面を模式的に表したのが図14である。各シャッタ片10の分割面は回動しながら食材Fの表面を押圧摺動して絞り込んでいくため凹部が形成されるとともに、その境界にはAで示した4つの凸部が形成され(平面図14(a)参照)、4つの凸部が頂点に集まり、尖った状態になる(正面図14(b)参照)。外皮材は薄力粉を主材料としているため弾力性に乏しく、図14に示す凹凸形状は軽減されることはない。凹部に描かれた曲線は、シャッタ片10の分割面が押圧摺動した食材表面での軌跡を示しているが、これらの軌跡を全体としてみると、食材Fは時計回りに押圧摺動されている。そのため、分割直前に、シャッタ片10の閉動作により絞り込まれて食材Fが細くなるに従い、食材Fは時計回りに回転し、各シャッタ片10が完全に閉じるまでに、食材F表面の凸部の位置は、シャッタ片10の分割面から時計回りにずれた位置になる。
【0011】
次に、図11に示すように第二シャッタ2の各シャッタ片20が回動すると、図14に示した凸部Aは前述のようにシャッタ片10の分割面とずれた位置にあるため、シャッタ片10と同様に回動するシャッタ片20の帯状突起部201及び下面との間の斜面が分割された食材Fの表面を凸部と交差するように摺動していく。図12では、各シャッタ片20がさらに回動して互いの縁部203が当接し、図14に示した凸部はシャッタ片20によってほぼ全体が摺動され、均される。さらにシャッタ片20を回動して完全に閉じた状態にすると、図13に示すように、各シャッタ片20の下面はほぼ平面状になり、分割された食材Fの頂部も均されることになる。図15は、各シャッタ片20が完全に閉じた状態の食材Fの表面を模式的に表しており、図14に示したシャッタ片10の軌跡に重ねてシャッタ片20の軌跡が描かれている。この図からも明らかなように、第一シャッタ1の閉動作による分割時に形成された凸部Aには、シャッタ片20の軌跡を示す曲線が交差しており(平面図15(a)参照)、第二シャッタ2の閉動作により均されることがわかる。また、凸部Aの間に形成された凹部の位置に第二シャッタ2の閉動作による凸部Bが形成されるため、食材Fの表面全体が均されるようになる(正面図15(b)参照)。
【0012】
なお、以上の説明では、第一シャッタが完全に閉じた状態で第二シャッタの各シャッタ片20の回動動作を開始しているが、分割前にシャッタ片20の回動を開始しても構わない。すなわち、ある程度食材Fが時計回りに回転すれば、第二シャッタによる整形が可能になるからである。
[第二実施例]
【0013】
第一実施例では、第一シャッタ1と第二シャッタ2とは回動軸を同軸としていたが、それぞれ別の軸とすることもできる。そこで、第二実施例として、第一シャッタ1及び第二シャッタ2の回動軸をそれぞれ別に設けた実施例を説明する。図16は、そのシャッタ機構の平面図を示している。なお、シャッタ機構以外の機構は図1と同様であるので、ここでは説明を省略する。図16では、理解を容易にするために、第一シャッタ1及びリンク機構3は実線で、第二シャッタ2及びリンク機構4を点線で描いている。第二シャッタ2の回動軸は、図16に示すように第一シャッタ1の回動軸の間に設けられており、平面視において、各シャッタ片20は、シャッタ片10の間に配置されている。図17は、第一シャッタ1の開いた状態の平面図を示している。各シャッタ片10には回動軸110の一端が固定され、回動軸110の他端にはフランジ120が固定されており、各フランジ120には複数のリンク130が枢着され、互いに連結されている。駆動装置5の駆動軸に固定されたフランジにリンク130の一端が枢着されており、駆動軸が回動するとリンク130が長手方向に揺動して各フランジ120が回動し、各シャッタ片10の開閉動作が行われる。同様に図18は第二シャッタ2の開いた状態の平面図を示しており、回動軸210の一端にシャッタ片20を、他端にフランジ220が固定され、各フランジ220には複数のリンク230が枢着されている。リンク230の一端が駆動装置6の駆動軸に固定されたフランジに枢着されており、駆動軸の回動により各シャッタ片20が開閉動作を行うのは、第一シャッタ1と同様である。
【0014】
図19から図24には、第一シャッタ1及び第二シャッタ2により食材Fを分割成形するまでの工程を示している。各図において、(a)及び(b)はそれぞれシャッタの平面図及び側面図を示しており、理解を容易にするため第二シャッタのシャッタ片20には斜線を施している。図19では、第一実施例と同様に食材Fが各シャッタ片10に囲まれた領域に下降し、第一シャッタ1が閉動作を開始する。図20では、各シャッタ片10が回動し、その帯状突起部101が食材Fを絞り込んでいき、図21では帯状突起部101同士が当接して食材Fは分割される。食材Fが分割される前に、第二シャッタ2のシャッタ片20は回動して、図21のように食材Fを挟持する。このように食材Fを挟持しておくことで、第一実施例で説明した分割直前の食材Fの回転を抑えることができる。また、支持部材70は、第一実施例と同様に分割された食材Fが第一シャッタ1の下面から離間しないように支持する。図22では、第一シャッタ1及び第二シャッタ2が並行して閉動作を行う。この際、各シャッタ片20は各シャッタ片10の間に配置されているため、シャッタ片10により食材Fの表面に形成された図14に示すような凸部に対してシャッタ片20が交差するように押圧摺動することになる。図23では、第一シャッタ1は完全に閉じた状態になり、シャッタ片20はさらに回動して分割された食材Fの頂部を摺動し、図24では第二シャッタ2も完全に閉じた状態になってその下面がほぼ平面状態となるため、第一実施例の場合と同様に分割された食材Fの表面の凹凸が均されるようになる。
[変形例]
【0015】
図25及び図26はそれぞれ第一実施例及び第二実施例の変形例を示す。両図ともシャッタ機構の平面図を示しており、第一シャッタ1の下方にある第二シャッタ2に斜線を施している。図25では、第一実施例の場合のシャッタ片10とシャッタ片20とを互いに逆方向に向けた変形例で、互いに逆方向に回動されるようになっている。したがって、シャッタ片10の分割面の押圧摺動方向とは逆方向にシャッタ片20が食材表面を摺動するため、一旦シャッタ片10により押圧された部分を元へ戻すようにして食材表面をより均一化することが可能となる。同様に、図26は第二実施例の場合のシャッタ片10とシャッタ片20とを互いに逆方向に向けた変形例である。この場合も図25のようにシャッタ片10の分割面の押圧摺動方向とは逆方向にシャッタ片20が食材表面を摺動して食材表面をより均一化することができる。
【0016】
また、上述した実施例では分割された食材を第二シャッタにより整形するようにしているが、食材表面に生じる凹凸は、分割後の棒状に連続形成された食材の表面にも生じている。すなわち、最終的な食品の底面になる部分に凹凸が生じることになり、商品価値が落ちる等上述した課題と同様の問題点がある。そこで、こうした問題点を解決するために、上述した実施例において、第一シャッタ1の上方に第二シャッタ2を配置し、第一シャッタ1の閉動作により形成される棒状に連続形成された食材の分割表面を第二シャッタのシャッタ片により摺動して表面の凹凸を均すようにする。このように、上記実施例に限らず、分割の際に食材表面に凹凸が生じる場合には、シャッタによる整形が可能で、食材表面をシャッタ片で摺動することで滑らかな表面にすることができる。
【0017】
以上本発明に係る実施例を説明してきたが、以上の実施例において第一シャッタ及び第二シャッタは4枚のシャッタ片を用いているが、シャッタ片の枚数は複数であればよく特に限定されない。また、第一シャッタと第二シャッタとで枚数が異なっても構わない。例えば、図27に示したような6枚のシャッタ片から成るシャッタ機構を用いることも可能である。この例では、6枚のシャッタ片10にそれぞれ回動軸11が固定され、シャッタ片10を回動することでシャッタの閉動作が行われる。当然第二シャッタにも適用可能である。上記実施例では、シャッタ片は回動することで開閉動作を行っているが、スライドすることで行ってもよい。例えば、図28のように、6枚のシャッタ片10が矢印方向にスライドすることで往復動させれば開閉動作ができる。また、図29のように、各シャッタ片10に細長いガイド孔を設け、そのガイド孔に挿入された回動ピン111を回動することで各シャッタ片10を揺動させながらスライドさせて開閉動作を行うことも可能である。さらに、図30及び図31に示す例は、回動軸11が一方に連続回転してシャッタの開閉動作を行う場合であり、図30では、シャッタ片10の分割面を2つ形成し、各分割面を回動軸11と点対称に設けており、回動軸11が1回転する間にシャッタ片10が開閉動作を2回行うことができる。また、図31では、シャッタ片10の分割面を一方のみ形成し、回動軸11が1回転する間にシャッタ片10が開閉動作を1回行うようになっている。このように、第一シャッタ及び第二シャッタの駆動機構には様々な駆動機構が採用でき、上記実施例だけに限定されるものではない。また、第一シャッタと第二シャッタとにそれぞれ異なる駆動機構を用いてもよい。例えば、第一シャッタがスライドによる開閉動作を行い、第二シャッタが揺動式による開閉動作を行う−というふうに、必要に応じて適宜採用することができる。
【0018】
【発明の効果】
以上に説明したとおり、本発明に係る食品分割成形方法及びその装置にあっては、棒状に連続形成された食材を第一シャッタの閉動作により形成される食材の分割表面を第二シャッタのシャッタ片により摺動することで食材の表面を整形することができる。すなわち、第一シャッタによる分割後に生じる花紋状の凹凸を第二シャッタのシャッタ片の摺動により凸部分が均されて滑らかな表面にすることが可能になる。また、棒状に連続形成された食材が内材と外皮材との層構造となっている場合には、分割された食材の外皮材の凹凸が均されることで厚みをほぼ均一にすることができる。また、第二シャッタの摺動動作を工夫することで分割された食材の形状を積極的に変化させることも可能になる。例えば、第二シャッタの摺動動作により食材の中央部に突起部を形成するように整形することもできる。また、第一シャッタの動作中に第二シャッタを動作させることでより短時間に食品の分割成形を行うことができる。さらに、第一シャッタによる食材の分割前に第二シャッタのシャッタ片により分割される食材を挟持することで、その後の整形動作をより安定して行うことができる。そして、第一シャッタ及び第二シャッタは、同様の駆動手段で駆動することもできるので、駆動機構が単純化するとともに、2つのシャッタを配置するスペースも少なくて済み、装置のコンパクト化が可能になる。そして、第二シャッタで食材表面を整形する間支持手段により食材を支持しておくことで、より安定した整形を行うことができる。また、第二シャッタにより棒状に連続形成された食材の分割表面を整形することで、最終的な食品の底面となる部分を整形することができるとともに、上述のような内材と外皮材との層構造の場合には、外皮材を第二シャッタのシャッタ片で摺動することで底面の外皮材の厚みを厚くすることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一実施例の食品分割成形装置の正面図である。
【図2】同装置の第一シャッタ及び第二シャッタを示す概略側面図である。
【図3】同装置の第一シャッタの駆動機構を示す概略平面図である。
【図4】同装置の第二シャッタの駆動機構を示す概略平面図である。
【図5】第一シャッタのシャッタ片を示す斜視図である。
【図6】第二シャッタのシャッタ片を示す斜視図である。
【図7】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図8】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図9】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図10】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図11】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図12】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図13】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図14】第一シャッタによる分割直後の食材表面の状態を示した図である。
【図15】第二シャッタによる整形後の食材表面の状態を示した図である。
【図16】本発明に係る第二実施例の食品分割成形装置のシャッタ機構を示す概略平面図である。
【図17】同装置の第一シャッタを示す概略平面図である。
【図18】同装置の第二シャッタを示す概略平面図である。
【図19】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図20】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図21】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図22】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図23】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図24】同装置による食品分割成形工程を説明する平面図(a)及び側面図(b)である。
【図25】第一実施例のシャッタに関する変形例を示す概略平面図である。
【図26】第二実施例のシャッタに関する変形例を示す概略平面図である。
【図27】シャッタの枚数に関する変形例を示す概略平面図である。
【図28】シャッタの駆動機構に関する変形例を示す概略平面図である。
【図29】シャッタの駆動機構に関する別の変形例を示す概略平面図である。
【図30】シャッタの駆動機構に関する別の変形例を示す概略平面図である。
【図31】シャッタの駆動機構に関する別の変形例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
F 食材
1 第一シャッタ
2 第二シャッタ
3 第一シャッタのリンク機構
4 第二シャッタのリンク機構
5 第一シャッタの駆動装置
6 第二シャッタの駆動装置
7 支持手段
8 シャッタの上下動機構
9 食材供給手段
10 第一シャッタのシャッタ片
11 回動軸
12 フランジ
13 リンク
20 第二シャッタのシャッタ片
21 回動軸
22 フランジ
23 リンク
70 支持部材
71 支持ロッド
72 ラック−ピニオン機構
80 昇降ロッド
81 カム
82 モータ
90 押出ダイ
91 エクストルダー
92 エクストルダー
101 シャッタ片10の分割面の帯状突起部
102 シャッタ片10の溝部
103 シャッタ片10の縁部
110 回動軸
111 変形例の回動軸
120 フランジ
130 リンク
201 シャッタ片10の分割面の帯状突起部
202 シャッタ片10の溝部
203 シャッタ片10の縁部
210 回動軸
220 フランジ
230 リンク

Claims (9)

  1. 棒状に連続形成された食材を複数のシャッタ片を備えた第一シャッタの閉動作により分割する分割工程と、前記食材の分割表面に第二シャッタの複数のシャッタ片を摺動させることで整形する整形工程とを含むことを特徴とする食品分割成形方法。
  2. 前記第一シャッタのシャッタ片の動作中に前記第二シャッタのシャッタ片が動作することを特徴とする請求項1記載の食品分割成形方法。
  3. 分割工程において、前記第一シャッタの閉動作による分割前に前記食材を前記第二シャッタのシャッタ片により挟持することを特徴とする請求項1又は2記載の食品分割成形方法。
  4. 少なくとも整形工程の間前記食材を支持することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の食品分割成形方法。
  5. 食材を棒状に連続形成して供給する食材供給手段と、複数のシャッタ片を備えた第一シャッタと、前記第一シャッタにより分割される前記食材を支持する支持手段と、前記第一シャッタと前記支持手段との間に配置され、かつ複数のシャッタ片を備えた第二シャッタと、棒状に連続形成された前記食材を分割するために前記第一シャッタを動作させるとともに、前記食材の分割表面を整形するために前記第二シャッタを動作させるシャッタ駆動手段とを備えたことを特徴とする食品分割成形装置。
  6. 前記第二シャッタの各シャッタ片は、平面視において前記第一シャッタの各シャッタ片とほぼ重なって配置されていることを特徴とする請求項5記載の食品分割成形装置。
  7. 前記第二シャッタの各シャッタ片は、平面視において前記第一シャッタの各シャッタ片の間に配置されていることを特徴とする請求項5記載の食品分割成形装置。
  8. 前記支持手段は、ベルトコンベヤ機構を含むことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の食品分割成形装置。
  9. 食材を棒状に連続形成して供給する食材供給手段と、複数のシャッタ片を備えた第一シャッタと、前記第一シャッタと前記食材供給手段との間に配置され、かつ複数のシャッタ片を備えた第二シャッタと、棒状に連続形成された前記食材を分割するために前記第一シャッタを動作させるとともに、前記食材の分割表面を整形するために前記第二シャッタを動作させるシャッタ駆動手段とを備えたことを特徴とする食品分割成形装置。
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