JP3586252B2 - 超音波歯ブラシ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波振動より歯を洗浄するための電源が電池で持ち運び可能な超音波歯ブラシに関する。
詳しくは、柄の内部空間に、少なくとも超音波発信回路が含まれる機能主要部と電池を内装し、この機能主要部の通電によって柄の先端に埋設された超音波振動子から超音波振動を発振させ、ブラシを介して使用者の歯と歯茎及びその周囲の口腔組織へ向け伝播される超音波歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の超音波歯ブラシとして、例えば実開平6−58722号公報や特表平7−509151号公報や特開平10−165228号公報に開示される如く、柄の内部空間に超音波発信回路などの機能主要部と電池を内装して密閉したものがある。
更に、例えば実開昭57−2829号公報や特開昭63−109807号公報に開示される如く、柄本体の末端開口部を蓋で着脱自在に閉鎖し、この末端開口部から内部空間に超音波発振器や超音波発信回路などの機能主要部を挿入して一体的に装着すると共に、電池を交換可能に組み込んだものがある。
一方、柄の先端に配置される超音波振動子は、それから発振した超音波振動がブラシを介して使用者の歯と歯茎及びその周囲の口腔組織へ確実に伝播されるようにするため、例えば実開昭57−2829号公報や特表平7−509151号公報に開示される如く、柄の先端内部に超音波振動子を隙間なく埋設する構造が、最も簡単で効率良く伝播できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、このような従来の超音波歯ブラシでは、前者のような密閉構造の場合、柄本体を切断しなければ機能主要部と電池を取り出せず、その修理点検作業が困難であると共に、廃棄する場合には電池を取り出すことが義務づけられているものの、一般の使用者では電池を容易に取り出せないという問題がある。
また、後者の場合には、電池を簡単に取り出せるが、柄の内部空間に機能主要部が一体的に装着される構造であるため、柄本体の末端開口部の蓋を取り外しても機能主要部は容易に取り出せず、その修理点検作業が面倒で使用勝手が悪いだけでなく、しかも組み立て作業が手間取って完成させるのに時間を要するという問題がある。
そこで、これらの問題を解決するために柄本体の末端開口部から機能主要部と電池を引き出し自在に配備することが考えられるものの、この場合には構造が複雑化して製造コストが高くなるという問題がある。
また、柄の先端に埋設した超音波振動子は、その組立後に手などが触れると故障の原因となるため、機能主要部及び電池の修理点検の際にも、超音波振動子の埋設状態と接触しない構造にする必要がある。
【0004】
本発明のうち請求項1記載の発明は、超音波振動子の埋設状態に何ら触れることなく簡単な構造で機能主要部及び電池の組立及び修理点検を容易に行うことを目的としたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の目的に加えて、柄が分割可能でありながら防水機能を保持することを目的としたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の目的に加えて、1本の柄で複数の利用者が使用可能にすることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、柄が相互に分割自在な本体カバーと有底筒状の握りカバーとを備え、この本体カバーの先端側に超音波振動子を埋設配置すると共に、該本体カバーの末端開口部から機能主要部と電池が装備されたホルダーを突出させて配置し、これら機能主要部と電池が装備されたホルダーの外周を囲むように握りカバーを本体カバーへ挿脱自在に設け、上記本体カバーの末端開口部とホルダーの先端部との回転係合部には、一方の鉤形の係合切欠部に対して、他方の突起を夫々形成し、その突起を係合切欠部に嵌入し回転することで両者を係合させ、且つ、握りカバーの末端底部からホルダーの末端面へ向け設けた連結手段の締め付けで、ホルダー全体を握りカバーの末端底部へ向け引っ張って上記突起及び係合切欠部を回転不能に係合させると同時に、握りカバーを逆方向へ押して該握りカバーの先端開口部と本体カバーの末端開口部とを圧接させて固定することを特徴とするものである。
ここで、「本体カバーの先端側に超音波振動子を埋設配置する」とは、超音波振動子を本体カバーの先端開口内に直接埋設して配置する場合のみに限定されず、本体カバーとは別部材に超音波振動子を一体的に埋設した上でこの埋設部分を本体カバーの先端開口に挿通して突出配置させる場合などの他の構造も含まれる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、前記連結手段が握りカバーの末端底部に挿通した固定ネジと、ホルダーの末端面に開設されたネジ受け部とからなり、この固定ネジの締め付けで握りカバーの先端開口部と本体カバーの末端開口部とを圧接させると共に、これらの間には環状パッキンを周設した構成を加えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に、前記超音波振動子を埋設した柄の先端に対して、ブラシが植毛された複数本のブラシヘッドを交換自在に取り付けた構成を加えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
請求項1の発明は、本体カバーの末端開口部から機能主要部と電池が装備されたホルダーを突出させて着脱自在に取り付け、これら機能主要部と電池及びホルダーの外周を囲むように握りカバーを往復動自在に取り付けて、これら握りカバーの先端開口部と本体カバーの末端開口部とを連結手段で着脱自在に嵌合させることにより、連結手段を解除した後に、本体カバーから握りカバーを移動させて取り外せば、本体カバーの先端側に埋設配置した超音波振動子とは関係なく、機能主要部と電池が完全に露出するものである。
また、機能主要部と電池が取り付けられたホルダーを、本体カバーから分離させることにより、柄の先端に埋設される超音波振動子の埋め込み箇所が機能主要部や電池で隠れることなく全体的に露出する。
請求項2の発明は、請求項1記載の構成に対して、前記連結手段が握りカバーの末端底部に挿通した固定ネジと、ホルダーの末端面に開設されたネジ受け部とからなり、この固定ネジの締め付けで握りカバーの先端開口部と本体カバーの末端開口部とを圧接させると共に、これらの間には環状パッキンを周設した構成を追加したので、連結手段の固定ネジを握りカバーの末端底部に挿通して、ホルダーの末端面のネジ受け部に捩じ込んで締め付けることにより、握りカバーの先端開口部と本体カバーの末端開口部とが環状パッキンを介して密接する。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の構成に対して、前記超音波振動子を埋設した柄の先端に対して、ブラシが植毛された複数本のブラシヘッドを交換自在に取り付けた構成を追加したので、利用者専用のブラシヘッドを柄に取り付けて、使用者毎に交換する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、図1〜図3に示す如く、柄Aを相互に分割自在な本体カバー1と握りカバー2とで構成し、この本体カバー1の末端開口部1aから機能主要部Bと電池Cが装備されたホルダー3を突出させて取り付け、握りカバー2の末端底部2bからホルダー3の末端面3bへ向け連結手段5の固定ネジ5aを捩じ込むことにより、握りカバー2の先端開口部2aと本体カバー1の末端開口部1aとが水密状に嵌合される場合を示すものである。
【0008】
上記本体カバー1は、図1及び図3に示す如く、硬質合成樹脂で先端へ向かうのに従って徐々に細くなる筒状に形成され、本実施例の場合には、その先端開口内に例えば圧電変換素子などからなる薄板状の超音波振動子Dを直接埋設している。
【0009】
圧電変換素子Dの場合には、圧電効果(ピエゾ効果)により後述する超音波発信回路Bから電気信号を入力すると、その体積が膨脹及び収縮して、超音波信号を出力する例えば圧電セラミック素子などの圧電振動子であり、超音波を柄1の軸線方向と垂直な方向へ発振させ、この超音波振動の出力を10〜100mW/cm2に設定すると共に、その周波数を 1.3〜1.9 MHzに設定する。
【0010】
図示例の場合には、この圧電変換素子Dを例えば4×17×1mm程度の薄板状に形成して柄Aの軸線方向と略平行に配置し、その周囲に粘状硬化タイプの合成樹脂接着剤D1を充填して封入することにより、上記本体カバー1の先端開口内面との間に空気層が発生しない構造にしている。
【0011】
前記握りカバー2は、上記本体カバー1と同じ硬質合成樹脂で有底筒状に形成され、その先端開口部2aと上記本体カバー1の末端開口部1aとが着脱自在に嵌合する構造にすると共に、該本体カバー1に対して後述するホルダー3の外周を囲むように柄Aの軸線方向へ往復動自在に取り付けられる。
【0012】
本実施例の場合には、本体カバー1の末端開口部1aの外周縁に環状凹部1bを段状に凹設し、この環状凹部1bに握りカバー2の先端開口部2aの内周面を嵌合させると共に、これらの間には環状パッキン1cを介装する。
【0013】
前記ホルダー3は、硬質合成樹脂で一側面が開口した略円筒状に形成され、上記本体カバー1の末端開口部1aに対して着脱自在に取り付け、その取り付け構造は本実施例の場合、これら本体カバー1の末端開口部1aとホルダー3の先端部3aとに亘って回転係合部4を形成し、これらの回転係合で両者を結合するようになっている。
【0014】
この回転係合部4は図示例の場合、図2に示す如く、本体カバー1の環状凹部1bに切欠形成された一対の係合切欠部4a,4aと、この環状凹部1bの内周面と嵌合する略円柱状に形成したホルダー3の先端部3aに突設された一対の突起4b,4bとからなり、これら本体カバー1の環状凹部1b内にホルダー3の先端部3aを嵌挿して、その突起4b,4bを係合切欠部4a,4aに嵌入した状態で回転することにより、両者が係合して柄Aの軸線方向へ抜け止めされる。
【0015】
更に、前記ホルダー3には、少なくとも超音波発信回路B1を含む機能主要部Bと電池Cが露出するように内装される。
この機能主要部Bとしては、上記超音波振動子Dを作動させるための例えば超音波発振器などからなる超音波発信回路B1以外にも、電源スイッチ部B2と通電中(1回3分間)に亘って点灯する表示灯B3などが一体的に配備されると共に、必要に応じて人間が感じ取れる機械的な振動を柄Aの全体に伝播するための振動発振手段B4が一体的に配備される。
【0016】
本実施例の場合には、この振動発振手段B4が電動モーターの回転軸に固着した偏心板であり、これを上記超音波振動子Dの作動中に亘って作動させ、上記電池Cが例えばニッカド電池(ニッケル‐カドミウム電池)などの充電式電池であり、図示せぬ充電器にセットすることにより充電される。
【0017】
また、前記握りカバー2の筒部には、上記電源スイッチ部B2と対向して防水処理された操作スイッチB2′が一体的に配備されると共に、上記表示灯B3と対向してレンズB3′が一体的に配備され、更に上記電池Cの外周を囲むように充電用二次コイルC′が一体的に配備されている。
【0018】
そして、前記握りカバー2の先端開口部2aと本体カバー1の末端開口部1aとを着脱自在に嵌合させる連結手段5を設ける。
この連結手段5は、本実施例の場合、握りカバー2の末端底部に開穿したネジ孔2bを回転自在に挿通する固定ネジ5aと、ホルダー3の末端面3bに開設されたネジ受け部5bとからなり、この固定ネジ5aの締め付けでカバー2の先端開口部2aと本体カバー1の末端開口部1aとを圧接させている。
【0019】
図示例の場合には、握りカバー2の末端底部のネジ孔2bに固定ネジ5aの頭部と接触する防水パッキン2cを配備すると共に、上記ネジ受け部5bがナットであり、その回転止めガイド5cをホルダー3の末端面3bに形成するなどして、固定ネジ5aとの共周りを防止している。
更に必要に応じて図示せぬが、固定ネジ5aの締め付け後にその頭部を覆うように密閉カバーが固着されても良い。
【0020】
一方、前記超音波振動子Dが埋設された柄Aの先端には、これに対してブラシE1が植毛された複数本のブラシヘッドEを交換自在に取り付ける。
本実施例の場合には、本体カバー1の先端部の背面が、その先端側から中間部側へ向かうのに従って肉厚寸法が徐々に厚くなるように緩やかに傾斜させると共に、この傾斜背面1dと対向する上記ブラシヘッドEの背面部E2の内面を平行となるように緩やかに傾斜させ、この背面部E2には係合孔E3を貫通開穿し、上記傾斜背面1dには、該係合孔E3と嵌り合う突起1eを突設する。
【0021】
図示例の場合には、この突起1eをブラシヘッドEの圧入方向へ対称な形状、図1に示す如く例えば山形などに形成することにより、ブラシヘッドEの装着に際して本体カバー1の先端部を圧入した時に、ブラシヘッドEの係合孔E3に対して突起1eが軽い力で確実に嵌合すると共に、簡単に抜けない構造にしている。
【0022】
次に、斯かる超音波歯ブラシの組立及び修理点検方法について説明する。
先ず、連結手段5の固定ネジ5aを取り外して解除した後、本体カバー1から握りカバー2を移動させて取り外すせば、ホルダー3上の機能主要部Bと電池Cが完全に露出する。
その結果、構造を簡素化しながら機能主要部B及び電池Cの組立及び修理点検を容易に行うことができる。
【0023】
更に本実施例の場合には、機能主要部Bと電池Cが取り付けられたホルダー3を、本体カバー1から分離させることにより、柄Aの先端に埋設される超音波振動子Dの埋め込み箇所が機能主要部Bや電池Cで隠れることなく全体的に露出する。
その結果、超音波振動子Dの埋め込みを容易に行うことができるという利点がある。
【0024】
また、連結手段5の固定ネジ5aを握りカバー2の末端底部のネジ孔2bに挿通して、ホルダー3の末端面3bのネジ受け部5bに捩じ込んで締め付ければ、握りカバー2の先端開口部2aと本体カバー1の末端開口部1aとが環状パッキン1cを介して密接する。
その結果、柄Aが分割可能でありながら防水機能を保持できるという利点がある。
【0025】
また更に、利用者専用のブラシヘッドEを柄Aに取り付けて、使用者毎に交換すれば、1本の柄Aで複数の利用者が使用できるという利点もある。
【0026】
尚、前示実施例では、本体カバー1の先端開口内に超音波振動子Dを直接埋設したが、これに限定されず、本体カバー1の先端側に超音波振動子Dを埋設配置するのであれば、例えばホルダー3の先端部に超音波振動子Dを一体的に埋設した上でこの埋設部分を本体カバー1の先端開口に挿通して突出配置させるなど、他の構造でも良い。
更に連結手段5を握りカバー2の末端底部2bに挿通した固定ネジ5aと、ホルダー3の末端面3bに開設されたネジ受け部5bとで構成したが、これに限定されず、カバー2の先端開口部2aと本体カバー1の末端開口部1aとを圧接させるものであれば、他の構造であっても良い。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1記載の発明は、本体カバーの末端開口部から機能主要部と電池が装備されたホルダーを突出させて着脱自在に取り付け、これら機能主要部と電池及びホルダーの外周を囲むように握りカバーを往復動自在に取り付けて、これら握りカバーの先端開口部と本体カバーの末端開口部とを連結手段で着脱自在に嵌合させることにより、連結手段を解除した後に、本体カバーから握りカバーを移動させて取り外せば、本体カバーの先端側に埋設配置した超音波振動子とは関係なく、機能主要部と電池が完全に露出するので、超音波振動子の埋設状態に何ら触れることなく簡単な構造で機能主要部及び電池の組立及び修理点検を容易に行える。
従って、柄本体を切断しなければ機能主要部と電池を取り出せない従来のものや、柄の内部空間に機能主要部が一体的に装着される従来のものに比べ、超音波振動子の故障を防止しながら一般の使用者でも機能主要部と電池を容易に取り出せて修理点検作業が簡単になると共に、製造時間の短縮化が図れて、使用勝手を向上できる。
更に、柄本体の末端開口部から機能主要部と電池を引き出し自在に配備するものに比べ、製造コストを低減できる。
また、機能主要部と電池が取り付けられたホルダーを、本体カバーから分離させることにより、柄の先端に埋設される超音波振動子の埋め込み箇所が機能主要部や電池で隠れることなく全体的に露出するので、超音波振動子の埋め込みを容易に行うことができる。
従って、完成するまでの製造時間を更に短縮化できる。
【0029】
請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加えて、連結手段の固定ネジを握りカバーの末端底部に挿通して、ホルダーの末端面のネジ受け部に捩じ込んで締め付けることにより、握りカバーの先端開口部と本体カバーの末端開口部とが環状パッキンを介して密接するので、柄が分割可能でありながら防水機能を保持できる。
従って、柄の分割回数に関係なく内部空間への流体の浸入を完全に防止できる。
【0030】
請求項3の発明は、請求項1または2の発明の効果に加えて、利用者専用のブラシヘッドを柄に取り付けて、使用者毎に交換すれば、1本の柄で複数の利用者が使用できる。
従って、例えば家族などのように複数の利用者が使用する場合には、利用者に相当する数の超音波歯ブラシが必要いらず、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す超音波歯ブラシの縦断正面図である。
【図2】図1の(2)−(2)線に沿える拡大縦断側面図である。
【図3】分解状態を示す縮小正面図である。
【符号の説明】
A 柄 A1 内部空間
B 機能主要部 B1 超音波発信回路
C 電池 D 超音波振動子
E ブラシヘッド E1 ブラシ
1 本体カバー 1a 末端開口部
1c 環状パッキン 2 握りカバー
2a 先端開口部 2b 末端底部(ネジ孔)
3 ホルダー 3b 末端面
5 連結手段 5a 固定ネジ
5b ネジ受け部
Claims (3)
- 柄(A)の内部空間(A1)に、少なくとも超音波発信回路(B1)が含まれる機能主要部(B)と電池(C)を内装し、この機能主要部(B)の通電によって柄(A)の先端に埋設された超音波振動子(D)から超音波振動を発振させ、ブラシ(E1)を介して使用者の歯と歯茎及びその周囲の口腔組織へ向け伝播される超音波歯ブラシにおいて、
前記柄(A)が相互に分割自在な本体カバー(1)と有底筒状の握りカバー(2)とを備え、この本体カバー(1)の先端側に超音波振動子(D)を埋設配置すると共に、該本体カバー(1)の末端開口部(1a)から機能主要部(B)と電池(C)が装備されたホルダー(3)を突出させて配置し、これら機能主要部(B)と電池(C)が装備されたホルダー(3)の外周を囲むように握りカバー(2)を本体カバー(1)へ挿脱自在に設け、上記本体カバー(1)の末端開口部(1a)とホルダー(3)の先端部(3a)との回転係合部(4)には、一方の鉤形の係合切欠部(4a)に対して、他方の突起(4b)を夫々形成し、その突起(4b)を係合切欠部(4a)に嵌入し回転することで両者を係合させ、且つ、握りカバー(2)の末端底部(2b)からホルダー(3)の末端面(3b)へ向け設けた連結手段(5)の締め付けで、ホルダー(3)全体を握りカバー(2)の末端底部(2b)へ向け引っ張って上記突起(4b)及び係合切欠部(4a)を回転不能に係合させると同時に、握りカバー(2)を逆方向へ押して該握りカバー(2)の先端開口部(2a)と本体カバー(1)の末端開口部(1a)とを圧接させて固定することを特徴とする超音波歯ブラシ。 - 前記連結手段(5)が握りカバー(2)の末端底部(2b)に挿通した固定ネジ(5a)と、ホルダー(3)の末端面(3b)に開設されたネジ受け部(5b)とからなり、この固定ネジ(5a)の締め付けで握りカバー(2)の先端開口部(2a)と本体カバー(1)の末端開口部(1a)とを圧接させると共に、これらの間には環状パッキン(1c)を周設した請求項1記載の超音波歯ブラシ。
- 前記超音波振動子(D)を埋設した柄(A)の先端に対して、ブラシ(E1)が植毛された複数本のブラシヘッド(E)を交換自在に取り付けた請求項1または2記載の超音波歯ブラシ。
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