JP3586081B2 - 開閉器操作機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば電力用開閉器に利用され、閉路、断路、接地の3位置切換機能を持つ開閉器の開閉器操作機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8及び図9は例えば特開昭56−57221号公報に示された従来の開閉器操作機構の動きを示す側面図である。また、図10、図11及び図12は各々閉路状態、断路状態及び接地状態において、操作窓から覗くハンドル挿入穴の様子を示す図である。図8及び図9において、51は開閉器操作機構、52は開閉器を閉路状態、断路状態及び接地状態にするための概略L字型の3位置操作レバーであり、開閉器操作機構51の概略箱状の主フレーム51aの内部に支持軸52aにより回動自在に支持され、一端に操作ハンドル55を挿入するための2個のハンドル挿入穴52c,52dが設けられている。
【0003】
53は3位置操作レバー52の他端に連結軸52bで回動自在に連結され、主フレーム51aの裏面に穿孔された貫通穴を通って外部に延設され、3位置操作レバー52の動作を可動接点54へ伝達する絶縁物で作製された中間アームである。可動接点54は一側を電源側端子57に回動自在に支持され、他端が負荷側端子56と電気的に接続される閉路位置と、他端が負荷側端子56から離間した断路位置と、他端が接地側端子58と電気的に接続される接地位置との間を移動する。55は3位置操作レバー52を回転させるために必要に応じて2個のハンドル挿入穴52c,52dのいずれかに挿入される操作ハンドルである。
【0004】
59は分流器62を介して可動接点54と電気的に接続された遮断部である。60は主フレーム51aの裏面に設けられ、負荷側端子56を絶縁支持する碍子、また、61は同じく主フレーム51aの裏面に設けられ、電源側端子57を絶縁支持する碍子である。63は主フレーム51aの前面に穿孔され、外部から操作ハンドル55が挿入される為の操作窓である。図10乃至図12に示されるように、操作窓63は3位置操作レバー52の回動方向に沿って所定の長さを有して形成されている。
【0005】
次に、動作について説明する。図8において、3位置操作レバー52、中間アーム53及び可動接点54の閉路状態の位置は、実線で示された位置である。このとき、操作窓63から覗くハンドル挿入穴52dの様子は図10に示されるように、窓の下端63a側に位置している。閉路状態から断路状態への操作は、ハンドル挿入穴52dに操作ハンドル55が挿入されて、操作窓63の図8の上端63bに当接するまで、図8の時計方向に回転される。その動きに従い、中間アーム53が図8の右方向に移動し、可動接点54が電源側端子57を中心に図8の時計方向に回動し、負荷側端子56と可動端子54の係合が外れて、破線で示される断路状態となる。この断路状態における操作窓63から覗く様子は図11によって示されるように、もう一個のハンドル挿入穴52cが操作窓63の下部に出現する。
【0006】
続いて、図9において、破線で示された断路状態から実線で示された接地状態への操作は、まず、ハンドル挿入穴52dに挿入されていた操作ハンドル55が、引き抜かれ、もう一個のハンドル挿入穴52cへ挿入される。そして、再び操作窓63の上端63bに接触するまで引き上げられる。その動きに従い、中間アーム53が更に右方向へ移動し、可動接点54が電源側端子57を中心に、更に図9の時計方向にさらに回動して、接地側端子58と可動接点54が接触して、実線で示される接地状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、開閉器の断路状態において、可動接点54と接地側端子58が近づきすぎると、断路状態が不安定となる。そのため、閉路、断路及び接地の3位置を遷移する可動接点54においては、閉路位置−断路位置間のストロークよりも断路位置−接地位置間のストロークを大きくする方が好ましい。
【0008】
上記のように構成された従来の開閉器操作機構においては、閉路位置−断路位置間のストロークと断路位置−接地位置間のストロークが概略等しい。そのため、断路状態において可動接点54と接地側端子58が近づきすぎてしまい不安定になるといった問題があった。
【0009】
この発明は、このような問題を解決するためになされたもので、簡単な構成で閉路位置−断路位置間のストロークと断路位置−接地位置間のストロークを異なるものにすることができる開閉器操作機構を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の開閉器操作機構においては、裏面に電源側端子及び負荷側端子を絶縁して支持し、少なくとも前面板を有する概略箱状の主フレームと、導電体で作製され、電源側端子に一端を回動可能に支持され、他端が回動経路に沿って順次、負荷側端子と接触する閉路位置、いずれにも接触しない断路位置及び外部に設けられ接地された接地側端子と接触する接地位置に移動可能な可動接点と、主フレーム内に回動自在に設けられ、外周部に第1、第2のハンドル挿入穴を有し、第1、第2のハンドル挿入穴は、回動中心に対して所定の角度離れかつ回動軸方向に所定の距離離れた位置に設けられているクランクと、一端が第1または第2のハンドル挿入穴に挿脱可能に挿入されてクランクを回動させ、第2のハンドル挿入穴に挿入されて、可動接点を閉路位置−断路位置間で移動させ、第1のハンドル挿入穴に挿入されて、可動接点を断路位置−接地位置間で移動させる操作ハンドルと、クランクと可動接点との間に設けられ、クランクの回動を可動接点に伝達する伝達機構とを備えた開閉器操作機構において、主フレームの前面板には、操作ハンドルの回動方向に沿って細長に穿孔され、第1のハンドル挿入穴に挿入された操作ハンドルが貫通し操作ハンドルの回動を両端部で規制する第1の操作窓と、第1の操作窓と平行に設けられ、第1の操作窓より短い長さを有し、第2のハンドル挿入穴に挿入された操作ハンドルが貫通し操作ハンドルの回動を両端部で規制する第2の操作窓とを有する。
【0011】
請求項2の開閉器操作機構においては、クランクの第2のハンドル挿入穴に挿入された操作ハンドルが第2の操作窓の上端に規制される位置までクランクが回動された位置で、第1の操作窓の下部に第1のハンドル挿入穴が露呈される。
【0012】
請求項3の開閉器操作機構においては、可動接点が閉路位置に位置するとき、クランクは一側の死点に位置し、可動接点が接地位置に位置するとき、クランクは他側の死点に位置する。
【0013】
請求項4の開閉器操作機構においては、伝達機構は、中央部を主フレームに回動自在に軸支された中間レバーと、中間レバーの一端とクランクを連結するクランクロッドと、中間レバーの他端と可動接点を連結する中間アームとから構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の開閉器操作機構の斜視図である。図2は開閉器操作機構の閉路状態を示す側面図である。図3は断路状態を示す側面図である。図4は接地状態を示す側面図である。また、図5、図6及び図7はそれぞれ閉路状態、断路状態及び接地状態において、操作窓から覗くハンドル挿入穴の様子を示す図である。図1乃至4において、1は閉路状態、断路状態、接地状態の3位置切換機能を有する開閉器操作機構である。2は薄型円柱状のクランクであり、開閉器操作機構1の主フレーム1aの内部にクランク回転軸2aによって回動自在に軸支され、一側の主面の外周部にクランクロッド13の一端が回転軸2bによって回転自在に接続されている。クランク2の外周面には、第1及び第2のハンドル挿入穴2c,2dが設けられている。第1及び第2のハンドル挿入穴2c,2dは、クランク回転軸2aを中心として、所定の角度離れた位置で、かつクランク2の回転軸方向に所定の距離離れた位置に設けられている。
【0015】
6は主フレーム1aの裏面に碍子10にて絶縁支持された負荷側端子である。一方、7は同じく主フレーム1aの裏面に碍子11にて絶縁支持された電源側端子である。また8は開閉器が取り付けられるパネルに、接地母線と電気的に接続されて配設された接地側端子である。図1では省略されているが、負荷側端子6、電源側端子7及び接地側端子8は、主フレーム1aの裏面に3組設けられている。
【0016】
4は導電体で作製され、一側を電源側端子7に回動自在に支持された概略棒状の可動接点である。可動接点は、電源側端子7を支点にして回動する。そして、他端が負荷側端子6と電気的に接続される閉路位置と、他端が負荷側端子6から離間した断路位置と、他端が接地側端子8と電気的に接続される接地位置との間を移動する。可動接点4は、負荷側端子6や電源側端子7に対応して3個設けられている。14は主フレーム1a内を横断するように設けられた回転軸である。9は回転軸14の一端に中央部を固定されて設けられた中間レバーである。回転軸14には、さらに中間レバー9の片側が省略されたような形状の中間レバー9aが2個固定されている。中間レバー9の一端には、クランクロッド13が回動自在に接続されている。3は絶縁体で作製された3本の中間アームであり、一端を中間レバー9のクランクロッド13と反対側の端または中間レバー9aの一端に回動自在に接続され、各々主フレーム1aの裏面に穿孔された貫通穴1bを通って外部に延設され、他端を3個の可動接点4の中間部に各々回動自在に接続されている。クランクロッド13、中間レバー9及び中間アーム3は、クランク2の回動を可動接点4に伝達する伝達機構を構成している。
【0017】
5はクランク2を回転させるための操作ハンドルであり、開閉器の操作の為に、一端を第1及び第2のハンドル挿入穴2c,2dのいずれかに挿入される。12は開閉器操作機構1の主フレーム1aの前面板1cに穿孔され、ハンドル挿入穴2c,2dに挿入される操作ハンドル5が外部から挿入される為の操作窓である。操作窓12は、操作ハンドル5の回動方向に沿って細長に穿孔された第1の操作窓12aと、第1の操作窓12aに隣接して平行に設けられた第2の操作窓12bとから構成され、第1の操作窓12aは、第2の操作窓12bよりも図1の上方に延長されて長くされ、また両操作窓12a,12bは、対向する長辺側で連通されている。
【0018】
図2は開閉器操作機構の閉路状態を示す。図2において、可動接点4の電源側端子7と反対側の自由端は、負荷側端子6と電気的に接続された位置にある。このとき、第2のハンドル挿入穴2dに挿入された操作ハンドル5の中間部は、第2の操作窓12bの下端12eに当接している。また、クランクロッド13を接続している回転軸2bは、クランク2の図2の右側の死点に位置している。クランク2が死点に位置しているので、可動接点4は図2の位置から反時計方向に回動することがない、また時計方向にも移動しづらい。この閉路状態において、操作窓12から覗くハンドル挿入穴の様子は、図5に示されるように、第2の操作窓12bの下部に第2のハンドル挿入穴2dが覗かれ、このとき第1のハンドル挿入穴2cは、露呈されていない。
【0019】
図3は開閉器操作機構の断路状態を示す。図3において、可動接点4の電源側端子7と反対側の自由端は、負荷側端子6及び接地側端子8のどちらにも接触せず、また接地側端子8よりも負荷側端子6に近いところに位置している。このとき、第2のハンドル挿入穴2dに挿入された操作ハンドル5の中間部は、第2の操作窓12bの上端12fに当接している。またこの断路状態において、操作窓12から覗くハンドル挿入穴の様子は、図6に示されるように、第2の操作窓12bの上部に第2のハンドル挿入穴2dが移動し、第1の操作窓12aの下部に第1のハンドル挿入穴2cが出現している。
【0020】
図4は開閉器操作機構の接地状態を示す。図4において、可動接点4の電源側端子7と反対側の自由端は、接地側端子8と電気的に接続された位置にある。このとき、第1のハンドル挿入穴2cに挿入された操作ハンドル5の中間部は、第1の操作窓12aの上端12dに当接している。また、クランクロッド13を接続している回転軸2bは、クランク2の図4の左側の死点に位置している。クランク2が死点に位置しているので、可動接点4は図4の位置から更に時計方向に回動することがない、また反時計方向にも移動しづらい。この接地状態において、操作窓12から覗くハンドル挿入穴の様子は、図7に示されるように、第1の操作窓12aの上部に第1のハンドル挿入穴2cが覗かれ、このとき第2のハンドル挿入穴2dは、露呈されていない。
【0021】
次に、動作について説明する。図2に示される閉路状態から図3に示される断路状態への操作においては、まず、操作ハンドル5が、図5に示す第2の操作窓12bに貫通されて第2のハンドル挿入穴2dへ挿入され、第2の操作窓12bの上端12fに押し止まる位置まで引き上げられる。この操作に従って、クランク2が図2の時計方向に回転し、中間アーム3が図2の右方向に押されて、可動接点4が負荷側端子6から離れ、図3に示される断路状態となる。
【0022】
続いて、図3に示される断路状態から図4に示される接地状態への操作は、まず、図3に実線で示されている第2のハンドル挿入穴2dに挿入された操作ハンドル5を破線で示されるように第1のハンドル挿入穴2cへ差し替える。そして、操作ハンドル5が第1の操作窓12aの上端12dに押し止まる位置まで引き上げられる。この操作に従って、クランク2が図3の時計方向にさらに回転し、中間アーム3が図3の右方向にさらに押されて、可動接点4が接地側端子8に接続され、図4に示される接地状態となる。
【0023】
また、これらの操作と反対の操作すなわち、接地状態から断路状態及び断路状態から閉路状態の操作においては、前記と逆の操作がされる。その際、接地状態から断路状態においては、操作ハンドル5は第1の操作窓12aの下端12cに押し止まる位置まで引き下げられる。また、断路状態から閉路状態においては、操作ハンドル5は第2の操作窓12bの下端12eに押し止まる位置まで引き下げられる。
【0024】
このように構成された開閉器操作機構においては、第1の操作窓12aと第2の操作窓12bの操作ハンドル5の回動方向の長さが異なるので、閉路位置−断路位置間のストロークと断路位置−接地位置間のストロークを異なるものにすることができる。また、第2のハンドル挿入穴2dに挿入された操作ハンドル5を引き上げないと、第1のハンドル挿入穴2cへ操作ハンドル5を挿入することが出来ず、すなわち、閉路状態から断路状態へ移行する操作と、断路状態から接地状態へ移行する操作の間では、操作ハンドル5の抜き差しが必要となり、この抜き差しがインターロックとして働き、閉路状態からいきなり接地状態へ移行することができず安全性が増す。
【0025】
また、可動接点4が閉路位置に位置するとき、クランク2は一側の死点に位置し、可動接点4が接地位置に位置するとき、クランクは他側の死点に位置する。そのため、可動接点4は閉路位置及び接地位置に正確に位置し、また安定して位置決めされるので、可動接点に過大な電磁力が作用しても誤動作することがない。
【0026】
尚、本実施の形態においては、第1の操作窓12aと第2の操作窓12bとは、対向する長辺側で連通されているが、必ずしも連通されることはなく、操作ハンドル5の回動方向に平行に別々に穿孔されても良い。
【0027】
【発明の効果】
請求項1の開閉器操作機構においては、裏面に電源側端子及び負荷側端子を絶縁して支持し、少なくとも前面板を有する概略箱状の主フレームと、導電体で作製され、電源側端子に一端を回動可能に支持され、他端が回動経路に沿って順次、負荷側端子と接触する閉路位置、いずれにも接触しない断路位置及び外部に設けられ接地された接地側端子と接触する接地位置に移動可能な可動接点と、主フレーム内に回動自在に設けられ、外周部に第1、第2のハンドル挿入穴を有し、第1、第2のハンドル挿入穴は、回動中心に対して所定の角度離れかつ回動軸方向に所定の距離離れた位置に設けられているクランクと、一端が第1または第2のハンドル挿入穴に挿脱可能に挿入されてクランクを回動させ、第2のハンドル挿入穴に挿入されて、可動接点を閉路位置−断路位置間で移動させ、第1のハンドル挿入穴に挿入されて、可動接点を断路位置−接地位置間で移動させる操作ハンドルと、クランクと可動接点との間に設けられ、クランクの回動を可動接点に伝達する伝達機構とを備えた開閉器操作機構において、主フレームの前面板には、操作ハンドルの回動方向に沿って細長に穿孔され、第1のハンドル挿入穴に挿入された操作ハンドルが貫通し操作ハンドルの回動を両端部で規制する第1の操作窓と、第1の操作窓と平行に設けられ、第1の操作窓より短い長さを有し、第2のハンドル挿入穴に挿入された操作ハンドルが貫通し操作ハンドルの回動を両端部で規制する第2の操作窓とを有する。そのため、簡単な構成で閉路位置−断路位置間のストロークと断路位置−接地位置間のストロークを異なるものにすることができる。
【0028】
請求項2の開閉器操作機構においては、クランクの第2のハンドル挿入穴に挿入された操作ハンドルが第2の操作窓の上端に規制される位置までクランクが回動された位置で、第1の操作窓の下部に第1のハンドル挿入穴が露呈される。そのため、第2のハンドル挿入穴に挿入された操作ハンドルを引き上げないと、第1のハンドル挿入穴へ操作ハンドルを挿入することが出来ず、操作ハンドルの抜き差しがインターロックとして働き、クランクを連続して回転させることができないので、誤ってクランクが回転されすぎることがなく安全性が増す。
【0029】
請求項3の開閉器操作機構においては、可動接点が閉路位置に位置するとき、クランクは一側の死点に位置し、可動接点が接地位置に位置するとき、クランクは他側の死点に位置する。そのため、可動接点は閉路位置及び接地位置に正確に安定して位置決めされ、可動接点に過大な電磁力が作用しても誤動作することがない。
【0030】
請求項4の開閉器操作機構においては、伝達機構は、中央部を主フレームに回動自在に軸支された中間レバーと、中間レバーの一端とクランクを連結するクランクロッドと、中間レバーの他端と可動接点を連結する中間アームとから構成されている。そのため、簡単な構成で伝達機構が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉器操作機構の斜視図である。
【図2】開閉器操作機構の閉路状態を示す側面図である。
【図3】開閉器操作機構の断路状態を示す側面図である。
【図4】開閉器操作機構の接地状態を示す側面図である。
【図5】閉路状態の操作窓から覗くハンドル挿入穴の様子を示す図である。
【図6】断路状態の操作窓から覗くハンドル挿入穴の様子を示す図である。
【図7】接地状態の操作窓から覗くハンドル挿入穴の様子を示す図である。
【図8】従来の開閉器操作機構の動きを示す側面図である。
【図9】従来の開閉器操作機構の動きを示す側面図である。
【図10】従来の開閉器操作機構の閉路状態の操作窓から覗くハンドル挿入穴の様子を示す図である。
【図11】従来の開閉器操作機構の断路状態の操作窓から覗くハンドル挿入穴の様子を示す図である。
【図12】従来の開閉器操作機構の接地状態の操作窓から覗くハンドル挿入穴の様子を示す図である。
【符号の説明】
1a 主フレーム、1c 前面板、2 クランク、2c 第1のハンドル挿入穴、2d 第2のハンドル挿入穴、3 中間アーム(伝達機構)、4 可動接点、5 操作ハンドル、6 負荷側端子、7 電源側端子、8 接地側端子、9 中間レバー(伝達機構)、12a 第1の操作窓、12b 第2の操作窓、13クランクロッド(伝達機構)。

Claims (4)

  1. 裏面に電源側端子及び負荷側端子を絶縁して支持し、少なくとも前面板を有する概略箱状の主フレームと、
    導電体で作製され、上記電源側端子に一端を回動可能に支持され、他端が回動経路に沿って順次、上記負荷側端子と接触する閉路位置、いずれにも接触しない断路位置及び外部に設けられ接地された接地側端子と接触する接地位置に移動可能な可動接点と、
    上記主フレーム内に回動自在に設けられ、外周部に第1、第2のハンドル挿入穴を有し、該第1、第2のハンドル挿入穴は、回動中心に対して所定の角度離れかつ回動軸方向に所定の距離離れた位置に設けられているクランクと、
    一端が上記第1または第2のハンドル挿入穴に挿脱可能に挿入されて上記クランクを回動させ、該第2のハンドル挿入穴に挿入されて、上記可動接点を上記閉路位置−上記断路位置間で移動させ、該第1のハンドル挿入穴に挿入されて、該可動接点を上記断路位置−上記接地位置間で移動させる操作ハンドルと、
    上記クランクと上記可動接点との間に設けられ、該クランクの回動を該可動接点に伝達する伝達機構と
    を備えた開閉器操作機構において、
    上記主フレームの前面板には、上記操作ハンドルの回動方向に沿って細長に穿孔され、上記第1のハンドル挿入穴に挿入された該操作ハンドルが貫通し該操作ハンドルの回動を両端部で規制する第1の操作窓と、該第1の操作窓と平行に設けられ、該第1の操作窓より短い長さを有し、上記第2のハンドル挿入穴に挿入された上記操作ハンドルが貫通し該操作ハンドルの回動を両端部で規制する第2の操作窓とを有することを特徴とする開閉器操作機構。
  2. クランクの第2のハンドル挿入穴に挿入された操作ハンドルが第2の操作窓の上端に規制される位置まで該クランクが回動された位置で、第1の操作窓の下部に第1のハンドル挿入穴が露呈されることを特徴とする請求項1記載の開閉器操作機構。
  3. 可動接点が閉路位置に位置するとき、クランクは一側の死点に位置し、該可動接点が接地位置に位置するとき、該クランクは他側の死点に位置することを特徴とする請求項1または2に記載の開閉器操作機構。
  4. 伝達機構は、中央部を主フレームに回動自在に軸支された中間レバーと、
    上記中間レバーの一端とクランクを連結するクランクロッドと、
    上記中間レバーの他端と可動接点を連結する中間アームとから構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の開閉器操作機構。
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