JP3585833B2 - 合成若しくは天然高分子材料の表面改質方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成若しくは天然高分子材料を親水性にする表面改質方法、また、表面改質された合成若しくは天然高分子材料並びにこれらを用いた衣料、紙、ゴム及び電池用セパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、合成高分子及び天然高分子材料に表面処理を施し、親水性にする合成高分子及び天然高分子材料の表面処理方法が検討されている。
【0004】
また、親水化処理方法としては、例えば、特開平6−116436号公報に開示されている多孔質高分子膜の処理方法がある。この方法は、多孔質高分子膜をフッ素ガスと酸素ガスの混合ガスに反応させて多孔質高分子膜の表面を親水化処理する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来の親水化処理でも、親水性の機能を効率よく付与できない場合があった。
【0006】
そこで、本発明は、合成若しくは天然高分子材料を表面処理し、確実に親水性を付与することのできる表面改質方法及びその方法による親水性の高分子材料並びにこれらを用いた衣料、紙、ゴム及び電池用セパレータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の合成若しくは天然高分子材料に親水性を付与する表面改質方法は、合成若しくは天然高分子材料として、比重が1.6以下であって且つエーテル結合、カーボネート結合、アミド結合、ウレタン結合の何れも含まない材料を選択し、前記合成若しくは天然高分子材料にフッ素ガスと酸素元素を含む1種類のガスとからなる混合ガスを接触させる処理を行って親水性を付与するものである。なお、前記酸素元素を含む1種類のガスは酸素ガスであることが好ましい。また、前記フッ素ガスの濃度が5〜15Vol%であることが好ましい。
【0009】
また、前記合成高分子材料は、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、ゴム状高分子のうちより選ばれた材料であることが好ましい。また、前記天然高分子材料は、天然ゴム、セルロース、セルロースエステル、綿、絹、亜麻のうちより選ばれた材料であることが好ましい。
【0010】
そして、本発明は表面が親水性を有した綿、絹または亜麻等の高分子材料であり、衣料、紙、ゴムとして使用することができ、また親水性の熱硬化性樹脂、ゴム状高分子、または天然高分子材料は、電池セパレータとして使用することが好適である。
【0011】
本発明で使用する合成高分子材料としては、フェノール樹脂、キシレン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂や、ポリエチレン、塩化ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂、エチレンアクリル酸エチル共重合樹脂、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリスチレン、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂、アクリルニトリル−スチレン(AS)樹脂、アクリルニトリル−塩化ポリエチレン−スチレン(ACS)樹脂、メタクリル酸メチル樹脂、メタクリルスチレン共重合樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビニル塩化ビニリデン共重合樹脂、塩化ビニルアクリル酸エステル共重合樹脂、塩化ビニルメタクリル酸共重合樹脂、塩化ビニルアクリルニトリル共重合樹脂、エチレン塩化ビニル共重合樹脂、プロピレン塩化ビニル共重合樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンオキサイド、ポリスルフォン、エチレン−4フッ化エチレン共重合樹脂、ポリブチレン等の熱可塑性樹脂が例示できる。
【0012】
また、ゴム状高分子としては、ブタジエンスチレン共重合体(スチレンブタジエンゴム)、ブタジエンアクリルニトリル共重合体(ニトリルゴム)、ブチルゴム、ポリイソブチレン、クロロスルフォン化ポリエチレン、ポリブタジエン(ブタジエンゴム)、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、アクリルゴム等が、例示できる。
【0013】
また、天然高分子としては、天然ゴム、セルロース、セルロースエステル、綿、絹、亜麻等が例示できる。
【0014】
ここで、比重が1.6以下の合成若しくは天然高分子材料は、材料中のフッ素フッ素ガスの拡散が極めて良く被表面改質物の反応サイトに容易に行き渡る。このため、被表面改質物の表面は、容易に改質される。また、比重が1.6よりも大きいと合成若しくは天然高分子材料では結晶構造が発達しているのでフッ素フッ素ガスの拡散も容易でないため表面改質の機能が発現しにくい。
【0015】
また、エーテル結合、カーボネート結合、アミド結合、ウレタン結合を有するものは、フッ素フッ素ガスとの接触で容易に分解し、親水性の機能を付与しにくくなるため、好ましくない。これら、合成若しくは天然高分子材料の表面のエーテル結合、カーボネート結合、アミド結合、ウレタン結合は、日本分光社製のフーリエ変換式赤外分光光度計(FT−IR)5300型装置を用いて各結合の有無を測定した。
【0016】
以下、これら合成高分子材料若しくは天然高分子材料を、親水性にする夫々の表面改質方法について説明する。
【0019】
また、親水性を付与する場合は、合成若しくは天然高分子材料を処理容器に入れて処理容器を数100Pa以下に減圧する。次いで、窒素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガス等の不活性ガスや、酸素ガス、二酸化硫黄ガス、二酸化炭素ガス、一酸化炭素ガス等の酸素を含むガスに雰囲気を置換する。不活性ガスで置換した場合は、置換後、酸素を含むガスを導入する。ここで、酸素を含むガスとしては、酸素ガス、二酸化硫黄ガス、二酸化炭素ガス、一酸化炭素ガスを単独でも、これらに、窒素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガス等の不活性ガスを混合したガスや、酸素ガスに二酸化硫黄ガス、二酸化炭素ガス、一酸化炭素ガス等のガスとを混合したガスのいずれであってもよい。そして、フッ素ガスが、5〜15vol%となるように容器内に導入する。フッ素ガスと酸素を含むガスと接触させる処理時間は1秒〜10日、好ましくは10分〜数時間である。処理温度は0〜200℃、好ましくは室温〜100℃である。
【0020】
また、本発明でいうところの「親水」とは、親水化処理前の合成若しくは天然高分子材料の水に対する接触角(θ)よりも、フッ素ガスと酸素を含むガスで親水化処理した後の合成若しくは天然高分子材料の水に対する接触角(θ2 )の方が10°以上小さくなるものをいうものと定義し、θとθ2 の関係は式2のように表せる。
θ−θ2 ≧10°……(式2)
【0021】
ここで、水との接触角の測定方法は、エルマ社製のG−1型装置を用い、厚みが1mmの高分子材料を10×20(mm)に切り、1つの試料に直径0.5mm位の水滴を10個注射器で作り、それぞれの接触角を上記装置で測定し、その平均値を求めた。この操作を10回繰り返し、その平均値をもって1試料の接触角の測定値とした。
【0022】
また、比重の測定は、プラスチック−非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方法(JIS K7112(1999))のうちのピクノメーター法により測定した。
【0023】
なお、これら合成高分子材料若しくは天然高分子材料を、親水性にする際に、フッ素ガス若しくはフッ素ガスを含む混合ガスと接触させる方法は、前記のように、各処理物ごとに処理容器設置するバッチ式処理方法のほかに連続式処理方法とすることもできる。連続式処理方法とは、フッ素ガス若しくはフッ素ガスを含む混合ガス中に合成高分子材料若しくは天然高分子材料を通過させて接触させる方法である。
【0024】
ここで、本発明で用いられるフッ素ガスは、通常フッ化水素の電気分解によって得られる。かかる電気分解で得られたフッ素ガスを直接処理に使用することも可能である。また、ボンベに充填されたフッ素ガスを使用することも可能である。
【0025】
フッ素ガスを導入する前に処理容器を雰囲気置換することは、非常に重要で、この順番を逆にすると、親水性の機能が発現しなかったり、基材を分解・焼失させてしまったりすることがある。
【0026】
以上のようにして、合成高分子材料若しくは天然高分子材料の表面を、その素材の強度、耐薬品性、耐熱性を損なうことなく、親水性にすることが可能となる。このように表面を改質することによって、それぞれを衣料、紙、ゴム等に使用することができる。また、親水性にすることによって、電池用セパレータとして使用することも可能となる。
【0027】
なお、合成高分子材料若しくは天然高分子材料の表面を部分的にマスキングを行って、親水性に処理することで、部分的に親水性にすることが可能である。これによって、合成高分子材料若しくは天然高分子材料の表裏面の特性が異なるものや、傾斜的にその特性が変化するような合成高分子材料若しくは天然高分子材料とすることができる。例えば、表面に撥水性を持たせ、裏面は親水性を持たせた衣服等とすることが可能となる。
【0028】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
【0032】
(実施例1)
熱可塑性樹脂として、比重が0.95でエーテル結合、カーボネート結合、アミド結合、ウレタン結合の何れも含まないポリプロピレン系不織布を用い、これを処理容器に入れ、100Paに減圧した後、酸素ガスを導入し、処理容器内のガスを置換した後、フッ素ガスを導入した。フッ素ガスは、導入後の処理容器内のガス混合比率が、酸素ガス95vol%、フッ素ガス5vol%となるように導入した。その後、20℃(室温)で1分間反応させて材料の表面を親水化処理した。
【0033】
(実施例2)
ゴム状高分子材料として、比重が1.09で、エーテル結合、カーボネート結合、アミド結合、ウレタン結合の何れも含まないニトリルゴムを用い、これを処理容器に入れ、100Paに減圧した後、酸素ガスを導入し、処理容器内のガスを置換した後、フッ素ガスを導入した。フッ素ガスは、導入後の処理容器内のガス混合比率が、酸素ガス90vol%、フッ素ガス10vol%となるように導入した。その後、20℃で10分間反応させて材料の表面を親水化処理した。
【0034】
(実施例3)
天然高分子材料として、比重が0.92でエーテル結合、カーボネート結合、アミド結合、ウレタン結合の何れも含まない天然ゴムを用いたことを除き実施例2と同様の操作で材料の表面を親水化処理した。
【0038】
(比較例1)
熱硬化性樹脂として、比重が1.21でウレタン結合を含むポリウレタンを用い、実施例2と同様な操作手順で材料の表面を親水化処理した。
【0039】
(比較例2)
合成高分子材料として、比重が1.8でエーテル結合、カーボネート結合、アミド結合、ウレタン結合の何れも含まないシリコンゴムを用い、実施例2と同様な操作手順で材料の表面を親水化処理した。
【0040】
(比較例3)
天然高分子材料として、比重が1.3で、エーテル結合、アミド結合を含む羊毛を用い、実施例2と同様な操作手順で材料の表面を親水化処理した。
【0041】
実施例1乃至3及び比較例1乃至3の試料について、合成若しくは天然高分子材料の種類、比重、撥水性や親水性の機能付与の阻害因子となる結合の有無、処理条件、接触角等をまとめて表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
表1から明らかなように、比重が1.6以下であって且つ、エーテル結合、カーボネート結合、アミド結合、ウレタン結合を含まない合成若しくは天然高分子材料は、フッ素ガスを含むガスによって、親水性が容易に付与できる。
【0044】
【発明の効果】
本発明では、比重が1.6以下であって、且つフッ素ガスを含むガスによる親水性の機能付与を阻害するエーテル結合、カーボネート結合、アミド結合、ウレタン結合を含まない天然若しくは合成高分子材料を選択して処理するので、容易に親水性の機能を付与できる。また、親水性の付与によって、印刷が容易な衣料、建築用資材、電線やケーブル、容器、さらに電解液との均一な濡れ性と保液性が向上した各種電池用セパレータを簡便に提供することができ産業に寄与する効果は極めて大きい。
Claims (5)
- 合成若しくは天然高分子材料として、比重が1.6以下であって且つエーテル結合、カーボネート結合、アミド結合、ウレタン結合の何れも含まない材料を選択し、前記合成若しくは天然高分子材料にフッ素ガスと酸素元素を含む1種類のガスとからなる混合ガスを接触させる処理を行って親水性を付与する合成若しくは天然高分子材料の表面改質方法。
- 前記酸素元素を含む1種類のガスが酸素ガスである請求項1に記載の表面改質方法。
- 前記フッ素ガスの濃度が5〜15Vol%である請求項1または2に記載の表面改質方法。
- 前記合成高分子材料は、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、ゴム状高分子のうちより選ばれた材料である請求項1〜3のいずれかに記載の表面改質方法。
- 前記天然高分子材料は、天然ゴム、セルロース、セルロースエステル、綿、絹、亜麻のうちより選ばれた材料である請求項1〜3のいずれかに記載の表面改質方法。
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