JP3584553B2 - 映像信号記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタルVTRに適用して好適な映像信号記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば映像信号記録装置においては、記録された映像信号の任意の地点を頭出ししたり、記録された映像信号の任意の部分に別の映像信号を挿入(インサート)して記録することが行われている。特にデジタルVTRにおいては、いわゆる上書き記録が行われるために、上述のインサート記録を極めて良好に行うことができるものである。
【0003】
そこでこのような頭出しやインサート記録を行う場合に、従来は記録媒体の移送に関連して駆動される相対カウンタを用いて、所望の地点でこのカウンタをリセットし、このカウンタが0になった時点で任意の動作を行わせる処置を用いることによって、頭出しやインサート記録が行われるようにされていた。
【0004】
しかしながらこのようなカウンタを用いる方法では、記録媒体の所望の地点を検出する精度が充分ではなく、特にインサート記録では別の映像信号の挿入を正確に行うことが困難なものであった。また、カウンタのリセットと任意の動作を行わせる処置をそれぞれ設定する必要があり、操作が煩雑であると共に、独立に操作部を設けるための構成やスペース上の問題も生じていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この出願はこのような点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置では、頭出しやインサート記録を行う場合に精度が充分ではなく、また操作部を設けるための構成やスペース上の問題も生じていたというものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本発明においては、記録信号と共に絶対番地が記録される記録媒体を用い、記録媒体の指示された地点の絶対番地を記憶し、移送中の記録媒体上の絶対番地を検知し、この検知された絶対番地と記憶手段に記憶された絶対番地との差分を得、指示された地点から記録媒体を任意の地点まで逆方向に移送して記録を行うことにより、記録媒体を任意の地点から指示された地点までにインサート記録を行うものであって、これによれば、記録媒体の任意の絶対番地を指示するだけで、良好に頭出しやインサート記録を高精度で行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
すなわち本発明においては、記録信号に関連して絶対番地が記録される記録媒体を用いる映像信号記録装置において、記録媒体の指示された地点の絶対番地を記憶する手段と、移送中の記録媒体上の絶対番地を検知する手段と、この検知された絶対番地と記憶手段に記憶された絶対番地との差分を得る手段と、上記指示された地点から上記記録媒体を任意の地点まで逆方向に移送して記録を行うことにより、上記記録媒体を任意の地点から上記指示された地点までにインサート記録を行う手段とを有してなるものである。
【0008】
以下、図面を参照して本発明を説明するに、図1は本発明による映像信号記録装置の一例の構成を示すブロック図である。
【0009】
この図1において、被写体(図示せず)からの映像光1が、レンズ系2を通じて撮像部3に供給される。この撮像部3からの映像信号が、アンプ5を通じてA/D変換回路6に供給され、デジタル化された映像信号がデジタル信号処理回路7に供給される。
【0010】
またマイクロフォン8で収音された音声信号が、アンプ9を通じてA/D変換回路10に供給され、デジタル化された音声信号がデジタル信号処理回路7に供給される。そしてこれらのデジタル化された映像信号及び音声信号が、デジタル信号処理回路7で任意のフォーマットで合成され、合成された信号がVTR部11に供給されてデジタル記録が行われる。
【0011】
ところでこのようなデジタル記録においては、例えば記録されるデジタル信号の一部に記録媒体の位置を示す絶対番地が挿入されるようにしたフォーマットが用いられている。
【0012】
すなわち上述の装置において、番地信号を発生する発生回路12が設けられ、この発生回路12からの番地信号がデジタル信号処理回路7に供給されて、記録されるデジタル信号への挿入が行われる。またデジタル信号処理回路7にて記録が開始される位置の直前の記録媒体に記録された番地信号が検知され、この検知された番地信号が発生回路12に供給されて、発生される番地信号がプリセットされる。これによって記録媒体上には、記録媒体の始端から連続した絶対番地が記録される。
【0013】
そこでこの記録媒体からデジタル信号処理回路7で検知される番地信号と、発生回路12で発生される番地信号とが、スイッチ13で選択されて表示部14に供給される。これによって、再生時若しくは記録時に、再生または記録の行われている地点の記録媒体の絶対番地が表示部14に表示される。
【0014】
そしてこの装置において、例えば再生時に記録媒体からデジタル信号処理回路7で検知された番地信号が、スイッチ13からメモリ15に供給される。さらにこのメモリ15に任意の操作部16からの信号が供給されて、この操作信号が供給されたときの検知された番地信号が記憶される。
【0015】
また上述のスイッチ13と表示部14との間に減算器17が設けられる。そしてこの減算器17に、メモリ15に記憶された番地信号が供給されて、スイッチ13から表示部14に供給されている番地信号から減算される。
【0016】
従ってこの表示部14には、メモリ15に操作信号が供給されたときの検知された番地信号が記憶されて以後はこの減算値が表示される。すなわちこのメモリ15に操作信号が供給された時点を0として、それ以後の記録媒体の移送に従った番地信号の差分が表示される。
【0017】
それと共に、この表示部14の表示が次に0になったときが検出され、この検出信号がVTR部11等の制御を行うシステム制御回路18に供給される。これによってシステム制御回路18では、例えばVTR部11を停止状態にする制御を行うと共に、メモリ15の記憶を0クリアする制御が行われる。
【0018】
従ってこの装置において、例えば図2に示すように再生が行われている状態では表示部14には絶対番地が表示されている。そして例えば頭出しを行う場合には、任意の地点で操作部16を操作する。これによってメモリ15には、操作部16からの操作信号が供給された地点の絶対番地が記憶される。そして以後はその地点からの+方向の差分の番地が表示部14に表示されている。
【0019】
そしてこの状態から巻き戻しが行われると、デジタル信号処理回路7で検知された番地信号が、メモリ15に記憶された絶対番地と一致した地点で差分の番地が0になり、この地点でVTR部11が停止状態にされることで、上述の操作部16が操作された任意の地点の頭出しが行われる。
【0020】
さらに例えばインサート記録を行う場合には、図3に示すように、インサートの終了地点(アウト点)で操作部16操作部16を操作する。これによってメモリ15には、操作部16からの操作信号が供給された地点の絶対番地が記憶される。そしてその後巻き戻しが行われると、その地点からの−方向の差分の番地が表示部14に表示される。
【0021】
そしてこの巻き戻しによってインサートの開始地点(イン点)を設定し、この地点から記録を開始する。従ってデジタル信号処理回路7で検知される番地信号が、メモリ15に記憶された絶対番地と一致した地点で差分の番地が0になり、この地点でVTR部11が停止状態にされることで、上述のイン点からアウト点までのインサート記録が行われる。
【0022】
従ってこの装置において、従来の装置では頭出しやインサート記録を行う場合に精度が充分ではなく、また操作部を設けるための構成やスペース上の問題も生じていたものを、本発明においては、記録信号と共に絶対番地が記録される記録媒体を用い、記録媒体の指示された地点の絶対番地を記憶し、移送中の記録媒体上の絶対番地を検知し、この検知された絶対番地と記憶手段に記憶された絶対番地との差分を得、指示された地点から記録媒体を任意の地点まで逆方向に移送して記録を行うことにより、記録媒体を任意の地点から指示された地点までにインサート記録を行い、記録媒体の任意の絶対番地を指示するだけで、良好に頭出しやインサート記録を高精度で行うことができる。
【0023】
すなわち上述の装置において、頭出しやインサート記録のアウト点の位置を、記録媒体上の絶対番地を用いて設定できるので、極めて精度の高い設定を行うことができる。
【0024】
またこれらの頭出しやインサート記録の操作において、位置の設定に伴う操作を操作部16の操作1回のみで行うことができ、従来のようにカウンタのリセットと任意の動作を行わせる処置をそれぞれ設定する必要がなく、簡単な操作で行うことができる。
【0025】
さらに従来このような操作に必要とされた、特別な相対カウンタ等を設ける必要もなく、操作に必要な構成を大幅に削減することができるものである。
【0026】
なお、本発明は上述のカメラ一体型の装置に限らず、VTR単体の装置にも適用できるものである。
【0027】
【発明の効果】
この発明によれば、記録信号と共に絶対番地が記録される記録媒体を用い、記録媒体の指示された地点の絶対番地を記憶し、移送中の記録媒体上の絶対番地を検知し、この検知された絶対番地と記憶手段に記憶された絶対番地との差分を得、指示された地点から記録媒体を任意の地点まで逆方向に移送して記録を行うことにより、記録媒体を任意の地点から指示された地点までにインサート記録を行い、記録媒体の任意の絶対番地を指示するだけで、良好に頭出しやインサート記録を高精度で行うことができるようになった。
【0028】
従ってこの発明によれば、頭出しやインサート記録を行う際の必要な構成を簡単にでき、安価な装置で精度も向上し、極めて良好な製品を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される映像信号記録装置の一例の構成図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】その動作の説明のための図である。
【符号の説明】
1 映像光
2 レンズ系
3 撮像部
5、9 アンプ
6、10 A/D変換回路
7 デジタル信号処理回路
8 マイクロフォン
11 VTR部
12 番地信号を発生する発生回路
13 スイッチ
14 表示部
15 メモリ
16 操作部
17 減算器
18 システム制御回路
Claims (3)
- 記録信号と共に絶対番地が記録される記録媒体を用いる映像信号記録装置において、
上記記録媒体の指示された地点の絶対番地を記憶する手段と、
移送中の上記記録媒体上の上記絶対番地を検知する手段と、
この検知された上記絶対番地と上記記憶手段に記憶された上記絶対番地との差分を得る手段と、
上記指示された地点から上記記録媒体を任意の地点まで逆方向に移送して記録を行うことにより、上記記録媒体を任意の地点から上記指示された地点までにインサート記録を行う手段と
を有することを特徴とする映像信号記録装置。 - 請求項1記載の映像信号記録装置において、
上記差分が0になったときに上記記録媒体の移送を停止する手段
を有することを特徴とする映像信号記録装置。 - 請求項1記載の映像信号記録装置において、
上記記録信号及び絶対番地が任意のフォーマットでデジタル記録されていることを特徴とする映像信号記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16762295A JP3584553B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 映像信号記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16762295A JP3584553B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 映像信号記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0922578A JPH0922578A (ja) | 1997-01-21 |
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Family
ID=15853207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16762295A Expired - Fee Related JP3584553B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 映像信号記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3584553B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-03 JP JP16762295A patent/JP3584553B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0922578A (ja) | 1997-01-21 |
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