JP3584528B2 - 光電センサ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は光電センサに関し、特に金属ケースに内部構造物を保持する構造に特徴を有する光電センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来光電センサ等においてはケースを金属製のケースとする場合がある。図4は従来の光電センサを示す斜視図である。このような金属ケースを用いた光電センサは、ケースの内部にはフレームや投受光素子、電子回路部を実装したプリント基板を固定する必要がある。このような内部構造物の固定方法としては、次のような方法があった。その1つはケースを2分割し、内部構造物を挟み込んだ後にケースをねじ止めして固定するものである。又内部構造物自体をケースにレンズ側又は操作面側から挿入し、これをねじ止めすることによっても構成することができ、更に内部構造物をケースにレンズ側又は操作側から挿入した後、金属ケースを曲げかしめすることによってレンズ部を密閉固定する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような従来の内部構造物の固定方法のうち、ケースを分割して内部構造物を挟み込んだ後ねじ止めする場合にはケースを2分割するため、外枠と同じ大きさのシール面が必要であり、気密性に問題が生じるという欠点があった。又ねじ止めを要するため構造が大きくなるという欠点がある。内部構造物をケースに挿入した後ねじ止めする場合には、ねじ止めするために構造が大きくなってしまうという欠点がある。又内部構造物をケース側又は操作側から挿入した後、メタルケースを曲げかしめすることによってレンズ部を固定する場合には挿入孔が大きいため、ケースを曲げ加工するとき鋼性が不足し気密性に問題が生じることがあるという欠点があった。
【0004】
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたものであって、ケースを分割したりねじ止めすることなく内部構造物を密閉して取付けることができる光電センサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、一面に投受光部を有する内部構造物と、一面に投受光部のための長方形状の開口を有し、内部構造物を収納する金属ケースと、金属ケースの開口を被うカバーと、開口の長手方向を二分するようにしてカバーの内側においてケースに保持される金属製の仕切り板とを備え、金属ケースの開口部の側壁が内側に折り曲げられていることにより、前記カバー、仕切り板及び内部構造物が金属ケースに固定されていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
このような特徴を有する本発明によれば、金属ケースの開口に内部構造物を挿入した後、開口を分割する仕切り板を取付ける。そして金属ケースの開口を被うカバーを取付け、金属ケースの開口部分の側壁を曲げかしめしてカバーと仕切り板及びその内部構造物を金属ケースに保持するようにしている。ここで金属ケースを曲げ加工する際にあらかじめ仕切り板が取付けられているため、カバーに不要な力が加わることなく密閉性を向上させることができる。
【0007】
【実施例】
図1は本発明の一実施例による光電センサの組立構成を示す斜視図、図2はその縦断面図である。これらの図に示すように光電センサのケース1は金属製で構成されており、図示のように上面及び前面に開口2,3が設けられる。前面には投受光部が、上面には操作部が位置する。前面の開口3にはその周囲に環状の溝3aを設け、更にその中央部に後述する仕切り板を保持するための溝3b,3cを形成しておく。そしてこのケース内に挿入される内部構造物4は上面に操作パネル5を有しており、前面には投受光部を構成する投光レンズ6及び受光レンズ7が設けられ、フレーム及び投受光素子及び電子回路が実装されたプリント基板が一体に構成されたものである。
【0008】
さて光電センサを組立てる際には、まずこの内部構造物4をケース1の上部開口2より挿入する。そして開口3の前面に設けられた溝3b,3cに仕切り板8を取付ける。仕切り板8は金属製の細長い部材であって、両端内側に切欠きを有し、開口3の左右の溝3a,3bに嵌まり込みケース1に保持される。そして開口3を被うためOリング9を溝3aに嵌め、開口3とほぼ同一形状のカバーガラス10を保持する枠体11に挿入して、ケース1の開口3の前面に取付ける。ここでカバーガラス10及び枠体11はケース1の開口3を被うカバーである。このカバーを取付けた後ケース1の開口3の左右の稜線部分を図3に破線から実線で示すように折り曲げて,仕切り板8,カバーガラス10及び枠体11を固定する。尚図2において21は投光素子であり、その光ビームが投光レンズ6を介して物体検知領域に照射される。7は受光レンズ,22は受光素子23を保持するフレームであり、ねじりコイルばね24により回動自在に保持されている。この受光素子23はフレキシブル基板25上に実装され、ケース内のプリント基板に接続されている。
【0009】
このように光電センサを構成すれば、曲げ加工する際に仕切り板8が補強材となって開口3の開口部分が変形することなく、カバーガラス10や枠体11を破損することなく確実に内部構造物4をケース1内に保持することができる。又光電センサの投光部と受光部とをこの仕切り板8で分離することにより、投光部の迷光が受光部側に達する弊害を防ぐことができるという効果も得られる。
【0010】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、金属ケースの開口に仕切り板を設け、開口を被うカバーを取付けた後金属ケースの開口の縁部を変形して保持している。このとき仕切り板を装着することにより大きな力で曲げかしめ加工を行うことができ、密閉性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光電センサの組立構成図である。
【図2】本実施例の光電センサの縦断面図である。
【図3】本実施例による光電センサの仕切り板近傍を示す拡大断面図である。
【図4】従来の光電センサの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース
2,3 開口
3a〜3c 溝
4 内部構造物
6,7 レンズ
8 仕切り板
9 Oリング
10 カバーガラス
11 枠体
Claims (1)
- 一面に投受光部を有する内部構造物と、
一面に投受光部のための長方形状の開口を有し、前記内部構造物を収納する金属ケースと、
前記金属ケースの開口を被うカバーと、
前記開口の長手方向を二分するようにして前記カバーの内側において前記ケースに保持される金属製の仕切り板とを備え、
金属ケースの前記開口部の側壁が内側に折り曲げられていることにより、前記カバー、仕切り板及び内部構造物が前記金属ケースに固定されていることを特徴とする光電センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07057395A JP3584528B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 光電センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07057395A JP3584528B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 光電センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08241657A JPH08241657A (ja) | 1996-09-17 |
JP3584528B2 true JP3584528B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=13435439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07057395A Expired - Fee Related JP3584528B2 (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 光電センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3584528B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4321506B2 (ja) * | 2005-09-08 | 2009-08-26 | オムロン株式会社 | 光電センサの製造方法 |
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1995
- 1995-03-03 JP JP07057395A patent/JP3584528B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08241657A (ja) | 1996-09-17 |
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