JP3583854B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナなどにあって設定した範囲で画像を読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スキャナなどの画像読取装置での読み取り範囲の設定は、ホストコンピュータに接続されたブラウン管上のユーザインタフェースから、予め画像読取装置に設定されている読み取り範囲、例えば、A3,A4,B5などの定形サイズを選択している。又は、ユーザが希望する任意の範囲を設定している。このサイズは通常、主走査方向の2辺と、副走査方向の2辺の合計4辺の四角形の範囲である。
【0003】
ここで解像度はドット/長さで示され、この解像度を変化させた場合、前記の読み取り範囲の変更設定、すなわち、長さを変更する際に解像度を固定してドット数を変化させて、その範囲を決定している。この結果、ユーザが要求する読み取り範囲において、その長さが優先されて、見た目上の範囲が変化しないようなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例の読み取り範囲の設定方法は、プリンタなどでは適しているが、ブラウン管(CRT)などのドット数でサイズが表される表示機器には適さないものであった。
【0005】
本発明は、このような従来の技術における課題を解決するものであり、ディスプレイでの画面解像度に容易に適合したサイズで読み取ることが出来ると供に、変更時に固定点がユーザの所望の位置座標にセットでき、かつ、範囲(エリア)尺度が異なるディスプレイで読み取り範囲を的確に設定できる画像読取装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ホストコンピュータと双方向通信を行う通信手段と、通信手段を通じて受信した少なくとも指定された解像度、読み取り範囲の読み取り条件で読み取りを行う読取手段と、読み取り範囲を決定する読取範囲決定手段とを備える画像読取装置において、縦幅と横幅とのドット数を固定して縦幅と横幅との長さ及び解像度を変化させて読み取り範囲を設定し、又は、縦幅と横幅との長さを固定して、縦幅と横幅とのドット数及び解像度を変化させて読み取り範囲を設定し、若しくは、解像度を固定して縦幅と横幅とのドット数及び縦幅と横幅との長さを変化させて読み取り範囲を設定し、この三つの読み取り範囲中の一つを読取範囲決定手段が選択するものである。
【0007】
本発明の画像読取装置は、読み取り範囲の変更時にドット数、長さ又は解像度のいずれかを優先してユーザが選択できるので、範囲(エリア)尺度が異なるディスプレイで読み取り範囲を的確に設定できるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の画像読取装置の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の画像読取装置の実施形態の構成を示す側面図である。図1において、原稿台ガラス1上に配置された原稿は、第1ミラー2と一体的に構成された照明ランプ3によって照射され、この反射光が第1ミラー2及び、この第1ミラー2と一体的に構成された第2ミラー4、第3ミラー5で走査される。この走査された反射光はレンズ38で集光され、CCD6に入射されて光電変換される。第1ミラー2、照明ランプ3、第2ミラー4及び第3ミラー5は、走行体モータ7を駆動源として、図中A方向に移動可能となっている。
【0009】
原稿トレイ8に積載された原稿は、ピックアップローラ9、レジストローラ10a,10b、搬送ドラム11及び搬送ローラ12a,12b,12cによって図中、読取位置Bを通じて排紙ローラ13a,13b,14a,14bへ搬送されて排紙トレイ15上に排出される。原稿は読取位置Bを通過する際に、この読取位置Bの近くに移動している照明ランプ3aによって照明され、この反射光が第1、第2及び第3ミラー2a,4a,5aで走査される。
【0010】
この原稿を読み取った反射光をレンズ38で集光してCCD6に入射され、その光電変換が行われる。ピックアップローラ9及びレジストローラ10a,10bが、図示しない給紙モータで駆動される。また、搬送ドラム11、搬送ローラ12a〜12c及び排紙ローラ13a,13b,14a,14bが搬送モータ16で駆動される。
【0011】
図2は実施形態の電気的構成を示すブロック図である。図2において、CCD6で反射光を光電気変換したアナログ信号が出力される。この出力信号は奇数ビットと偶数ビットに別れて出力される。この出力信号がマザーボードユニット(MBU)17のアナログ信号処理回路18で暗電位部分が除去され、かつ、奇数ビットと偶数ビットが合成される。
【0012】
さらに、A/Dコンバータ19でデジタル信号に変換される。このデジタル化された映像信号はスキャナ制御ユニット(SCU)20の映像データ処理部(SIP)21でシューディング補正、ガンマ補正、MTF補正等の処理を行った後に2値化され、ページ同期信号、ライン同期信号及び画像クロックから成るビデオ信号を出力する。
【0013】
映像データ処理部(SIP)21から出力されたビデオ信号は、映像信号エンファシス回路(IEU)28でエンファシス処理行われて、スキャナ制御ユニット(SCU)20へ出力される。このビデオ信号はスキャナ制御ユニット(SCU)20のセレクタ(SEL)30の一方に入力される。また、セレクタ(SEL)30の他方には映像データ処理部(SIP)21からのビデオ信号が入力され、その一方が映像信号エンファシス回路(IEU)28に入力されて、その画像処理を行うか否かが選択される。
【0014】
セレクタ(SEL)30の出力がセレクタ(SEL)31の一方に入力され、他方にはスキャナ制御ユニット(SCU)20と同等の構成のリバース側制御ユニット(RCU)32が処理したCCD42からのビデオ信号が入力され、原稿の読み取り面が選択される。リバース側制御ユニット(RCU)32は原稿の両面を同時に読み取る際に、その原稿の裏側読み取りを制御している。また、このリバース側制御ユニット(RCU)32は、スキャナ制御ユニット(SCU)20内のCPU25によってシリアル通信で制御され、読み取った裏面画像データをビデオ信号としてマザーボードユニット(MBU)17を通じてスキャナ制御ユニット(SCU)20に転送する。
【0015】
セレクタ(SEL)31からのビデオ出力信号が、セレクタ(SEL)32の一方に入力され、さらにコネクタ33に供給されている。このセレクタ(SEL)32の他方にはビデオアダプタ39からのビデオ信号が供給される。セレクタ(SEL)32が出力するビデオ信号がスキャン制御部(SBC)22に入力される。
【0016】
映像データ処理部(SIP)21から出力されたビデオ信号がD−RAM23aを管理するスキャン制御部(SBC)22に入力され、D−RAM23a及びラインメモリ(SIMM)23bで構成される画像メモリに記憶される。この画像メモリに記憶された画像データがセレクタ(SEL)34の一方に供給される。また、セレクタ(SEL)34の他方とデータ圧縮ユニット(DCU)36が接続され、ここで画像データを圧縮する。
【0017】
このデータ圧縮ユニット(DCU)36で圧縮されたデータがセレクタ(SEL)34の他方に入力され、ここで圧縮した画像データ又は圧縮前の画像データを選択する。このセレクタ(SEL)34で選択された画像データが通信制御コントローラ(CCSI)24を通じてホストコンピュータに送出される。
【0018】
マザーボードユニット(MBU)17にはCPU25,ROM26及びRAM27がバスライン29を通じて接続されている。このCPU25は通信制御コントローラ(CCSI)24を制御してホストコンピュータとの通信を行う。また、CPU25は図1中のステッピングモータの走行体モータ7、給紙モータ、搬送モータ16のタイミングを制御している。
【0019】
また、ドライブユニット(ADU)37に、各種動作検出を行うセンサが接続されており、マザーボードユニット(MBU)17が取り込んで、ここに接続されるモータの動作を制御している。マザーボードユニット(MBU)17には表示部40が接続されており、ここで各種の制御状態などを画面表示する。マザーボードユニット(MBU)17がランプインバータ43を通じて照明ランプ44の点灯を制御する。
【0020】
また、リバース側制御ユニット(RCU)32がランプインバータ46を通じて照明ランプ47の点灯を制御する。さらに、リバース側制御ユニット(RCU)32もスキャナ制御ユニット(SCU)20と同様にラインメモリ(SIMM)48及び映像信号エンファシス回路(IEU)49の処理を行う。
【0021】
次に、この実施形態の動作について説明する。図3は読み取り範囲の変更設定動作の処理手順を示すフローチャートである。図3において、原稿を読み取る場合、ホストコンピュータに接続されているCRTなどのユーザインタフェース上から読み取り用の各種のパラメータが設定される。(ステップS301)。この場合、読み取り範囲の設定時に、設定範囲の縦、横幅をドット単位でセットして、このドットの範囲条件を固定する(ステップS302)。
【0022】
次に、解像度をセットし、この解像度と読み取り範囲の縦、横のドット数から縦、横幅の長さ(インチ、センチメートル、ミリメートル)が算出されてセットされる。この場合、逆に読み取り範囲の縦、横の長さを先にセットし、この長さと縦、横のドット数から解像度を算出しても良い。以上が初期設定である。
【0023】
読み取り範囲の変更では、長さを変更する場合(ステップS303)、前記の初期設定でセットされている解像度において、主走査方向の解像度と副走査方向の解像度とがリンクしている同一値の場合(ステップS305)、長さの縦、横の比を一定に保ってサイズを変更する(ステップS307)。固定されているドット数、及び変更された長さ、すなわち、「解像度=ドット数/長さ」の関係から解像度が算出されてセットされる(ステップS308)。また、主走査方向の解像度と副走査方向との解像度がリンクしていない場合(ステップS305)、縦、横の長さを個別に設定し(ステップS309)、主走査方向の解像度と副走査方向の解像度が個別に算出される(ステップS310)。
【0024】
読み取り範囲の変更において、長さを変更しない場合(ステップS303)、解像度を変更する(ステップS304)。ここで初期設定でセットされている解像度において、主走査方向の解像度と副走査方向の解像度がリンクしている同一値の場合(ステップS306)、変更後の解像度と固定されているドット数から、主走査方向の長さと副走査方向の長さが算出される(ステップS311)。
【0025】
また、解像度がリンクされていない場合(ステップS306)、主走査方向及び副走査方向の解像度は個別に設定される(ステップS312)。主走査方向及び副走査方向の長さがそれぞれの解像度に対応して算出される(ステップS313)。この後、その他のパラメータをセットして(ステップS314)、その画像が読み取られる(ステップS315)。
【0026】
図4は読み取り範囲の変更設定状態を示す図である。図4(a)において、外枠は原稿の読み取り範囲を示し、解像度100dpi(簡略化のために解像度がリンクされているものとする)、ドット(dots)数は600×400ドット固定、長さが6×4インチ(Inch)の読み取り範囲が設定されている。図中、点P(Xp,Yp)は全範囲の左上角を原点とした場合の論理座標であり、任意の位置に設定できるものとする。
【0027】
図4(b)は読み取り範囲が変更された状態を示す図である。図4(b)に示すように、読み取り範囲は図中の絵柄の山と月であるため、ユーザは解像度を5分の1の20dpiに変更する。解像度変更によって、この範囲のドット数が固定されており、また解像度がリンクされているため、長さはP点を固定点として、5倍の30×20インチに変更される。すなわち、読み取り範囲が変更される。
【0028】
図5は読み取り範囲の変更時に、自由な座標位置に固定点にセットする動作の処理手順を示すフローチャートである。図5において、原稿セット後に読み取りパラメータの設定を開始する(ステップS401)。読み取り範囲の縦幅と横幅との主走査方向、及び、副走査方向のドット数をセットして固定する(ステップS402)。
【0029】
次に、読み取り範囲内の任意の点P(Xp,Yp)をセットする(ステップS403)。この固定の点Pは読み取り範囲の縮小、拡大時に長さを計算する要素となる。次に解像度を変更する(ステップS404)。ここで解像度がリンクされている場合(ステップS405)、固定の点Pを中心として長さを変更する。この際の長さの主走査方向及び副走査方向の比が一定である(ステップS406)。
【0030】
また、解像度がリンクされていない場合(ステップS405)、主走査方向及び副走査方向の解像度が個別に設定される(ステップS407)。このため、固定の点Pを中心として、主走査方向及び副走査方向の長さが、解像度に依存して変更される(ステップS408)。この後にその他のパラメータを設定し(ステップS409)、その画像が読み取られる。
【0031】
したがって、読み取り範囲の縦幅及び横幅のドット数が任意の値で固定され、縦幅と横幅との長さ、及び、解像度を変化させて範囲が決定される。この結果、ディスプレイでの画面解像度に容易に適合したサイズで読み取ることが出来るようになる。
【0032】
図6は読み取り範囲の変更設定状態を示す図である。図6において、ユーザの初期設定読取範囲を、範囲Iとし、この範囲Iの左上角の座標をA(Xa,Ya)、右下角の座標をB(Xb,Yb)とし、範囲Iの上の任意の固定点P(Xp,Yp)がユーザによってセットされているものとする。また、簡略化のための解像度はリンクされているものとする。
【0033】
また、解像度変更後の読み取り範囲を、範囲Iaとし、この範囲Iaの左上角の座標をAa(Xaa,Yaa)、右下角の座標をBa(Xba,Yba)とすると、範囲Iaの長さはP(Xp,Yp)を中として次の関係が成立する。
|Xp−Xa|:|b−Xp|=|Xp−Xaa|:|Xba−Xp|
かつ、
|Yp−Ya|:|Yb−Yp|=|Yp−Yaa|:|Yba−Yp|
これらから図4(b)は図4(a)中の中心点P(Xp,Yp)が範囲の左上角に設定された場合の変更を示している。
【0034】
このようにユーザインタフェースで縦幅と横幅とのドット数を固定して、ドット数と設定された解像度の値から長さを算出し、この読み取り範囲が表示される。したがって、読み取り範囲の変更時に、固定点がユーザの所望の位置座標にセットできるようになる。
【0035】
図7は範囲尺度が異なる表示装置での読み取り範囲の設定の処理手順を示すフローチャートである。図7において、画像セット後の読み取りパラメータの設定を開始する(ステップS501)。読み取り範囲の主走査方向及び副走査のドット数を固定する場合(ステップS502)。主走査方向及び副走査方向の長さ、及び解像度を変化させて範囲を指定する(ステップS505)。
【0036】
読み取り範囲の主走査方向及び副走査方向の長さを固定する場合(ステップS503)、主走査方向及び副走査方向のドット数、及び解像度を変化させて範囲の指定を行う(ステップS506)。読み取り範囲の主走査方向及び副走査方向の解像度を固定する場合(ステップS504)、主走査方向及び副走査方向のドット数、及び長さを変化させて範囲を指定する(ステップS507)。以上の設定後に、その外のパラメータを設定して(ステップS508)、その画像が読み取られる。
【0037】
したがって、読み取り範囲の変更時にドット数、長さ又は解像度のいずれを優先してユーザが選択できる。この結果、範囲尺度が異なるディスプレイで読み取り範囲を的確に設定できるようになる。
【0038】
【発明の効果】
本発明の画像読取装置によれば、読み取り範囲の変更時にドット数、長さ又は解像度のいずれかを優先してユーザが選択できるため、範囲尺度が異なるディスプレイで読み取り範囲を的確に設定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の実施形態の構成を示す側面図である。
【図2】実施形態の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態にあって読み取り範囲の変更設定動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】実施形態にあって読み取り範囲が変更された状態を示す図である。
【図5】実施形態にあって読み取り範囲の変更時に自由な座標位置に固定点にセットする動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】実施形態にあって読み取り範囲の変更設定状態を示す図である。
【図7】実施形態にあって範囲尺度が異なる表示装置での読み取り範囲の設定の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 原稿台ガラス
2,4,5 第1、第2及び第3ミラー
3 照明ランプ
6 CCD
7 走行体モータ
17 マザーボードユニット
18 アナログ信号処理回路
20 スキャナ制御ユニット
21 映像データ処理部
22 スキャン制御部
23a D−RAM
23b ラインメモリ
24 通信制御コントローラ
28 映像信号エンファシス回路
32 リバース側制御ユニット
34 画像データがセレクタ
36 データ圧縮ユニット
37 ドライブユニット
39 ビデオアダプタ
49 映像信号エンファシス回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナなどにあって設定した範囲で画像を読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スキャナなどの画像読取装置での読み取り範囲の設定は、ホストコンピュータに接続されたブラウン管上のユーザインタフェースから、予め画像読取装置に設定されている読み取り範囲、例えば、A3,A4,B5などの定形サイズを選択している。又は、ユーザが希望する任意の範囲を設定している。このサイズは通常、主走査方向の2辺と、副走査方向の2辺の合計4辺の四角形の範囲である。
【0003】
ここで解像度はドット/長さで示され、この解像度を変化させた場合、前記の読み取り範囲の変更設定、すなわち、長さを変更する際に解像度を固定してドット数を変化させて、その範囲を決定している。この結果、ユーザが要求する読み取り範囲において、その長さが優先されて、見た目上の範囲が変化しないようなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例の読み取り範囲の設定方法は、プリンタなどでは適しているが、ブラウン管(CRT)などのドット数でサイズが表される表示機器には適さないものであった。
【0005】
本発明は、このような従来の技術における課題を解決するものであり、ディスプレイでの画面解像度に容易に適合したサイズで読み取ることが出来ると供に、変更時に固定点がユーザの所望の位置座標にセットでき、かつ、範囲(エリア)尺度が異なるディスプレイで読み取り範囲を的確に設定できる画像読取装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ホストコンピュータと双方向通信を行う通信手段と、通信手段を通じて受信した少なくとも指定された解像度、読み取り範囲の読み取り条件で読み取りを行う読取手段と、読み取り範囲を決定する読取範囲決定手段とを備える画像読取装置において、縦幅と横幅とのドット数を固定して縦幅と横幅との長さ及び解像度を変化させて読み取り範囲を設定し、又は、縦幅と横幅との長さを固定して、縦幅と横幅とのドット数及び解像度を変化させて読み取り範囲を設定し、若しくは、解像度を固定して縦幅と横幅とのドット数及び縦幅と横幅との長さを変化させて読み取り範囲を設定し、この三つの読み取り範囲中の一つを読取範囲決定手段が選択するものである。
【0007】
本発明の画像読取装置は、読み取り範囲の変更時にドット数、長さ又は解像度のいずれかを優先してユーザが選択できるので、範囲(エリア)尺度が異なるディスプレイで読み取り範囲を的確に設定できるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の画像読取装置の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の画像読取装置の実施形態の構成を示す側面図である。図1において、原稿台ガラス1上に配置された原稿は、第1ミラー2と一体的に構成された照明ランプ3によって照射され、この反射光が第1ミラー2及び、この第1ミラー2と一体的に構成された第2ミラー4、第3ミラー5で走査される。この走査された反射光はレンズ38で集光され、CCD6に入射されて光電変換される。第1ミラー2、照明ランプ3、第2ミラー4及び第3ミラー5は、走行体モータ7を駆動源として、図中A方向に移動可能となっている。
【0009】
原稿トレイ8に積載された原稿は、ピックアップローラ9、レジストローラ10a,10b、搬送ドラム11及び搬送ローラ12a,12b,12cによって図中、読取位置Bを通じて排紙ローラ13a,13b,14a,14bへ搬送されて排紙トレイ15上に排出される。原稿は読取位置Bを通過する際に、この読取位置Bの近くに移動している照明ランプ3aによって照明され、この反射光が第1、第2及び第3ミラー2a,4a,5aで走査される。
【0010】
この原稿を読み取った反射光をレンズ38で集光してCCD6に入射され、その光電変換が行われる。ピックアップローラ9及びレジストローラ10a,10bが、図示しない給紙モータで駆動される。また、搬送ドラム11、搬送ローラ12a〜12c及び排紙ローラ13a,13b,14a,14bが搬送モータ16で駆動される。
【0011】
図2は実施形態の電気的構成を示すブロック図である。図2において、CCD6で反射光を光電気変換したアナログ信号が出力される。この出力信号は奇数ビットと偶数ビットに別れて出力される。この出力信号がマザーボードユニット(MBU)17のアナログ信号処理回路18で暗電位部分が除去され、かつ、奇数ビットと偶数ビットが合成される。
【0012】
さらに、A/Dコンバータ19でデジタル信号に変換される。このデジタル化された映像信号はスキャナ制御ユニット(SCU)20の映像データ処理部(SIP)21でシューディング補正、ガンマ補正、MTF補正等の処理を行った後に2値化され、ページ同期信号、ライン同期信号及び画像クロックから成るビデオ信号を出力する。
【0013】
映像データ処理部(SIP)21から出力されたビデオ信号は、映像信号エンファシス回路(IEU)28でエンファシス処理行われて、スキャナ制御ユニット(SCU)20へ出力される。このビデオ信号はスキャナ制御ユニット(SCU)20のセレクタ(SEL)30の一方に入力される。また、セレクタ(SEL)30の他方には映像データ処理部(SIP)21からのビデオ信号が入力され、その一方が映像信号エンファシス回路(IEU)28に入力されて、その画像処理を行うか否かが選択される。
【0014】
セレクタ(SEL)30の出力がセレクタ(SEL)31の一方に入力され、他方にはスキャナ制御ユニット(SCU)20と同等の構成のリバース側制御ユニット(RCU)32が処理したCCD42からのビデオ信号が入力され、原稿の読み取り面が選択される。リバース側制御ユニット(RCU)32は原稿の両面を同時に読み取る際に、その原稿の裏側読み取りを制御している。また、このリバース側制御ユニット(RCU)32は、スキャナ制御ユニット(SCU)20内のCPU25によってシリアル通信で制御され、読み取った裏面画像データをビデオ信号としてマザーボードユニット(MBU)17を通じてスキャナ制御ユニット(SCU)20に転送する。
【0015】
セレクタ(SEL)31からのビデオ出力信号が、セレクタ(SEL)32の一方に入力され、さらにコネクタ33に供給されている。このセレクタ(SEL)32の他方にはビデオアダプタ39からのビデオ信号が供給される。セレクタ(SEL)32が出力するビデオ信号がスキャン制御部(SBC)22に入力される。
【0016】
映像データ処理部(SIP)21から出力されたビデオ信号がD−RAM23aを管理するスキャン制御部(SBC)22に入力され、D−RAM23a及びラインメモリ(SIMM)23bで構成される画像メモリに記憶される。この画像メモリに記憶された画像データがセレクタ(SEL)34の一方に供給される。また、セレクタ(SEL)34の他方とデータ圧縮ユニット(DCU)36が接続され、ここで画像データを圧縮する。
【0017】
このデータ圧縮ユニット(DCU)36で圧縮されたデータがセレクタ(SEL)34の他方に入力され、ここで圧縮した画像データ又は圧縮前の画像データを選択する。このセレクタ(SEL)34で選択された画像データが通信制御コントローラ(CCSI)24を通じてホストコンピュータに送出される。
【0018】
マザーボードユニット(MBU)17にはCPU25,ROM26及びRAM27がバスライン29を通じて接続されている。このCPU25は通信制御コントローラ(CCSI)24を制御してホストコンピュータとの通信を行う。また、CPU25は図1中のステッピングモータの走行体モータ7、給紙モータ、搬送モータ16のタイミングを制御している。
【0019】
また、ドライブユニット(ADU)37に、各種動作検出を行うセンサが接続されており、マザーボードユニット(MBU)17が取り込んで、ここに接続されるモータの動作を制御している。マザーボードユニット(MBU)17には表示部40が接続されており、ここで各種の制御状態などを画面表示する。マザーボードユニット(MBU)17がランプインバータ43を通じて照明ランプ44の点灯を制御する。
【0020】
また、リバース側制御ユニット(RCU)32がランプインバータ46を通じて照明ランプ47の点灯を制御する。さらに、リバース側制御ユニット(RCU)32もスキャナ制御ユニット(SCU)20と同様にラインメモリ(SIMM)48及び映像信号エンファシス回路(IEU)49の処理を行う。
【0021】
次に、この実施形態の動作について説明する。図3は読み取り範囲の変更設定動作の処理手順を示すフローチャートである。図3において、原稿を読み取る場合、ホストコンピュータに接続されているCRTなどのユーザインタフェース上から読み取り用の各種のパラメータが設定される。(ステップS301)。この場合、読み取り範囲の設定時に、設定範囲の縦、横幅をドット単位でセットして、このドットの範囲条件を固定する(ステップS302)。
【0022】
次に、解像度をセットし、この解像度と読み取り範囲の縦、横のドット数から縦、横幅の長さ(インチ、センチメートル、ミリメートル)が算出されてセットされる。この場合、逆に読み取り範囲の縦、横の長さを先にセットし、この長さと縦、横のドット数から解像度を算出しても良い。以上が初期設定である。
【0023】
読み取り範囲の変更では、長さを変更する場合(ステップS303)、前記の初期設定でセットされている解像度において、主走査方向の解像度と副走査方向の解像度とがリンクしている同一値の場合(ステップS305)、長さの縦、横の比を一定に保ってサイズを変更する(ステップS307)。固定されているドット数、及び変更された長さ、すなわち、「解像度=ドット数/長さ」の関係から解像度が算出されてセットされる(ステップS308)。また、主走査方向の解像度と副走査方向との解像度がリンクしていない場合(ステップS305)、縦、横の長さを個別に設定し(ステップS309)、主走査方向の解像度と副走査方向の解像度が個別に算出される(ステップS310)。
【0024】
読み取り範囲の変更において、長さを変更しない場合(ステップS303)、解像度を変更する(ステップS304)。ここで初期設定でセットされている解像度において、主走査方向の解像度と副走査方向の解像度がリンクしている同一値の場合(ステップS306)、変更後の解像度と固定されているドット数から、主走査方向の長さと副走査方向の長さが算出される(ステップS311)。
【0025】
また、解像度がリンクされていない場合(ステップS306)、主走査方向及び副走査方向の解像度は個別に設定される(ステップS312)。主走査方向及び副走査方向の長さがそれぞれの解像度に対応して算出される(ステップS313)。この後、その他のパラメータをセットして(ステップS314)、その画像が読み取られる(ステップS315)。
【0026】
図4は読み取り範囲の変更設定状態を示す図である。図4(a)において、外枠は原稿の読み取り範囲を示し、解像度100dpi(簡略化のために解像度がリンクされているものとする)、ドット(dots)数は600×400ドット固定、長さが6×4インチ(Inch)の読み取り範囲が設定されている。図中、点P(Xp,Yp)は全範囲の左上角を原点とした場合の論理座標であり、任意の位置に設定できるものとする。
【0027】
図4(b)は読み取り範囲が変更された状態を示す図である。図4(b)に示すように、読み取り範囲は図中の絵柄の山と月であるため、ユーザは解像度を5分の1の20dpiに変更する。解像度変更によって、この範囲のドット数が固定されており、また解像度がリンクされているため、長さはP点を固定点として、5倍の30×20インチに変更される。すなわち、読み取り範囲が変更される。
【0028】
図5は読み取り範囲の変更時に、自由な座標位置に固定点にセットする動作の処理手順を示すフローチャートである。図5において、原稿セット後に読み取りパラメータの設定を開始する(ステップS401)。読み取り範囲の縦幅と横幅との主走査方向、及び、副走査方向のドット数をセットして固定する(ステップS402)。
【0029】
次に、読み取り範囲内の任意の点P(Xp,Yp)をセットする(ステップS403)。この固定の点Pは読み取り範囲の縮小、拡大時に長さを計算する要素となる。次に解像度を変更する(ステップS404)。ここで解像度がリンクされている場合(ステップS405)、固定の点Pを中心として長さを変更する。この際の長さの主走査方向及び副走査方向の比が一定である(ステップS406)。
【0030】
また、解像度がリンクされていない場合(ステップS405)、主走査方向及び副走査方向の解像度が個別に設定される(ステップS407)。このため、固定の点Pを中心として、主走査方向及び副走査方向の長さが、解像度に依存して変更される(ステップS408)。この後にその他のパラメータを設定し(ステップS409)、その画像が読み取られる。
【0031】
したがって、読み取り範囲の縦幅及び横幅のドット数が任意の値で固定され、縦幅と横幅との長さ、及び、解像度を変化させて範囲が決定される。この結果、ディスプレイでの画面解像度に容易に適合したサイズで読み取ることが出来るようになる。
【0032】
図6は読み取り範囲の変更設定状態を示す図である。図6において、ユーザの初期設定読取範囲を、範囲Iとし、この範囲Iの左上角の座標をA(Xa,Ya)、右下角の座標をB(Xb,Yb)とし、範囲Iの上の任意の固定点P(Xp,Yp)がユーザによってセットされているものとする。また、簡略化のための解像度はリンクされているものとする。
【0033】
また、解像度変更後の読み取り範囲を、範囲Iaとし、この範囲Iaの左上角の座標をAa(Xaa,Yaa)、右下角の座標をBa(Xba,Yba)とすると、範囲Iaの長さはP(Xp,Yp)を中として次の関係が成立する。
|Xp−Xa|:|b−Xp|=|Xp−Xaa|:|Xba−Xp|
かつ、
|Yp−Ya|:|Yb−Yp|=|Yp−Yaa|:|Yba−Yp|
これらから図4(b)は図4(a)中の中心点P(Xp,Yp)が範囲の左上角に設定された場合の変更を示している。
【0034】
このようにユーザインタフェースで縦幅と横幅とのドット数を固定して、ドット数と設定された解像度の値から長さを算出し、この読み取り範囲が表示される。したがって、読み取り範囲の変更時に、固定点がユーザの所望の位置座標にセットできるようになる。
【0035】
図7は範囲尺度が異なる表示装置での読み取り範囲の設定の処理手順を示すフローチャートである。図7において、画像セット後の読み取りパラメータの設定を開始する(ステップS501)。読み取り範囲の主走査方向及び副走査のドット数を固定する場合(ステップS502)。主走査方向及び副走査方向の長さ、及び解像度を変化させて範囲を指定する(ステップS505)。
【0036】
読み取り範囲の主走査方向及び副走査方向の長さを固定する場合(ステップS503)、主走査方向及び副走査方向のドット数、及び解像度を変化させて範囲の指定を行う(ステップS506)。読み取り範囲の主走査方向及び副走査方向の解像度を固定する場合(ステップS504)、主走査方向及び副走査方向のドット数、及び長さを変化させて範囲を指定する(ステップS507)。以上の設定後に、その外のパラメータを設定して(ステップS508)、その画像が読み取られる。
【0037】
したがって、読み取り範囲の変更時にドット数、長さ又は解像度のいずれを優先してユーザが選択できる。この結果、範囲尺度が異なるディスプレイで読み取り範囲を的確に設定できるようになる。
【0038】
【発明の効果】
本発明の画像読取装置によれば、読み取り範囲の変更時にドット数、長さ又は解像度のいずれかを優先してユーザが選択できるため、範囲尺度が異なるディスプレイで読み取り範囲を的確に設定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の実施形態の構成を示す側面図である。
【図2】実施形態の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態にあって読み取り範囲の変更設定動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】実施形態にあって読み取り範囲が変更された状態を示す図である。
【図5】実施形態にあって読み取り範囲の変更時に自由な座標位置に固定点にセットする動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】実施形態にあって読み取り範囲の変更設定状態を示す図である。
【図7】実施形態にあって範囲尺度が異なる表示装置での読み取り範囲の設定の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 原稿台ガラス
2,4,5 第1、第2及び第3ミラー
3 照明ランプ
6 CCD
7 走行体モータ
17 マザーボードユニット
18 アナログ信号処理回路
20 スキャナ制御ユニット
21 映像データ処理部
22 スキャン制御部
23a D−RAM
23b ラインメモリ
24 通信制御コントローラ
28 映像信号エンファシス回路
32 リバース側制御ユニット
34 画像データがセレクタ
36 データ圧縮ユニット
37 ドライブユニット
39 ビデオアダプタ
49 映像信号エンファシス回路
Claims (1)
- ホストコンピュータと双方向通信を行う通信手段と、前記通信手段を通じて受信した少なくとも指定された解像度、読み取り範囲の読み取り条件で読み取りを行う読取手段と、読み取り範囲を決定する読取範囲決定手段とを備える画像読取装置において、
縦幅と横幅とのドット数を固定して縦幅と横幅との長さ及び解像度を変化させて読み取り範囲を設定し、又は、縦幅と横幅との長さを固定して、縦幅と横幅とのドット数及び解像度を変化させて読み取り範囲を設定し、若しくは、解像度を固定して縦幅と横幅とのドット数及び縦幅と横幅との長さを変化させて読み取り範囲を設定し、この三つの読み取り範囲中の一つを前記読取範囲決定手段が選択することを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP04432796A JP3583854B2 (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP04432796A JP3583854B2 (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | 画像読取装置 |
Publications (2)
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JPH09214750A JPH09214750A (ja) | 1997-08-15 |
JP3583854B2 true JP3583854B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=12688417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04432796A Expired - Fee Related JP3583854B2 (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3583854B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6839154B1 (en) | 2000-02-03 | 2005-01-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus |
-
1996
- 1996-02-06 JP JP04432796A patent/JP3583854B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09214750A (ja) | 1997-08-15 |
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