JP2817892B2 - 画像通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、手書きの図形およびイメージセンサから
の入力画像と音声の通信を行う画像通信装置に関するも
のである。 〔従来の技術〕 従来手書された図形を座標値情報を伝送し、表示する
装置において、イメージセンサ(以下単にセンサとい
う)からの画像を入力し、伝送する機能を付加した場合
の装置の構成を第4図に示す。 この図において、1はセンサの入力部であるイメージ
スキャナで、ファクシミリのように、紙をローラで動か
して走査するイメージスキャナや原稿を静止させセンサ
をモータで動かすイメージスキャナがある。2はこのイ
メージスキャナ1の制御部で、センサおよび副走査のモ
ータ等をコントロールして画面を入力を行う。3は手書
き座標入力用のパッドであり、感圧式,電磁誘導式等が
ある。4は本体制御部で、制御部5と表示メモリ6から
なり、パッド3の制御,イメージスキャナ1の制御部2
の制御および表示メモリ6の制御等を行う。表示メモリ
6はイメージスキャナ1の画像およびパッド3からの入
力の手書き図形の表示を行う。7は通信制御部で、表示
メモリ6上の画像のコーデック8,パッド3の入力の座標
値情報のコーデック等と通信用の回路が含まれる、アナ
ログ網の場合はモデム9,前記モデム9の信号を周波数分
割で多重化する多重化回路10,NCU11等からなっている。
また、通信制御部7はディジタル網用のインタフェース
をもつ場合はディジタル網へ接続することも可能であ
る。本体制御部4,通信制御部7の制御,コーデック8等
はマイクロプロセッサで一体化してもよい。12は表示部
で、表示メモリ6の全体または一部の表示を行うもの
で、CRT,液晶等が用いられる。また、パッド3を透明化
して入力と表示を一体化することもある。13は電話機等
の端末を示す。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来は、このような構成であったため、画像を入力す
る時、本や原稿の一部を入力する時、イメージスキャナ
1で大きく画像を切り出す必要があったり、書籍等の端
の部分は入れにくく操作性が不十分であった。また、一
般にイメージスキャナ1の走査スピードは遅く入力に時
間がかかり、装置全体の大きさも大きくなってしまうと
いう問題点があった。さらに、イメージスキャナ1では
解像度が一定であるため、表示の画素数を原稿を大きさ
と合わせた解像度で読み取るためには、メモリに入力す
る時、画像密度変換処理をする必要もあるという問題点
があった。 この発明の目的は、以上のイメージ入力時における操
作性の不便さ,入力速度の遅さおよび装置の大形化とな
る問題点を解決し、手書き図形の通信装置に適した簡易
な操作性,入力速度の高速化,および小形な入力が可能
な画像通信装置を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 第1の発明にかかる画像通信装置は、本体装置と、イ
メージセンサをもち手送り操作により画像を読み取り、
前記本体装置に送出するインタフェースを有する複数個
のハンドスキャナとを具備する画像通信装置であって、
前記本体装置は、前記複数個のハンドスキャナを接続替
えして接続する入出力部と、前記ハンドスキャナからの
画像を記憶し、1ライン分の画素数がM画素の大きさの
表示メモリと、制御部とを具備し、前記複数個のハンド
スキャナについては、それぞれのイメージセンサを、イ
メージセンサの視野と画素密度がそれぞれのハンドスキ
ャナで異なり、かつ、イメージセンサから読み取られる
画素数、すなわち、視野をlmm、画素密度をn画素/mmと
するとl×nの値が、前記表示メモリの1ライン分の画
素数Mに等しくなるように構成し、さらに、それぞれの
ハンドスキャナの副走査の読み取り密度を前記イメージ
センサの前記画素密度nに応じて変えるように構成し、
前記制御部では、前記本体装置と接続されているハンド
スキャナのイメージセンサで読み取られたM画素の画像
データを、前記入出力部を介して前記本体装置に取り込
んで前記表示メモリに記憶し、この動作をハンドスキャ
ナの1ライン分の副走査の読み取り毎に行う構成とした
ものである。 また、第2の発明にかかる画像通信装置は、本体装置
と、視野がlmm、画素密度がn画素/mmにイメージセンサ
をもち、手送り操作により画像を読み取り、前記本体装
置に送出するインタフェースを具備するハンドスキャナ
とを有する画像通信装置であって、前記本体装置は、前
記ハンドスキャナを接続する入出力部と、前記ハンドス
キャナからの画像を記憶し、1ライン分の画素数がM画
素の大きさの表示メモリと、制御部とを具備し、前記ハ
ンドスキャナでは、前記イメージセンサの視野を、その
大きさがlimmの複数の異なる視野に分け、各視野liから
得られるli×nの画素の画像データを、画素密度がni画
素/mmで、li×niの値が、前記表示メモリの1ライン分
の画素数Mに等しくなるように変換し、さらに、前記ハ
ンドスキャナの副走査の読み取り密度を前記イメージセ
ンサの前記画素密度niに応じて変え、前記制御部では、
前記ハンドスキャナのイメージセンサで読み取られたM
画素の画像データを、前記入出力部を介して前記本体装
置に取り込んで前記表示メモリに記憶し、この動作をハ
ンドスキャナの副走査の読み取り毎に行う構成としたも
のである。 〔作用〕 この発明においては、表示メモリにハンドスキャナか
らの画像を入力するとともに、表示メモリ内の画像とパ
ッドにより座標値情報から得られる手書き図形を合成し
て表示画像をつくり、その表示画像の通信を音声と同時
または単独で本体制御部の制御により伝送する。 〔実施例〕 第1図はこの発明の一実施例の構成を示す図であっ
て、主要な回路構成を示している。21は手送り操作によ
りイメージセンサ22を動かして画像を読み取るハンドス
キャナであり、手送り速度の変化による歪をとるため、
速度の情報を送るローラ付のエンコーダ23や黒画素の検
出タイミング差をみる2ラインのセンサ(図示せず)な
どを備えている。24はハンドスキャナ制御部であり、ク
ロック25,制御部26,補正・2値化部27,歪補正部28,およ
びバッファ29等からなる。補正・2値化部27において、
画像信号のジェーディング補正,2値化を行い、また、ハ
ンドスキャナ21からのロータリエンコーダ信号や、黒画
素の検出タイミング信号を用いて一定速度で読み取る場
合と同じ画像になるよう歪補正部28で歪を補正する。ま
た、画像を本体へ送るインタフェースを備え、手送り速
度の高速に対応し、また、本体への転送が高速となるよ
うにバッファ29をもっている。30は本体制御部で、制御
部31,表示メモリ32,I/O33等からなり、その他の符号は
第4図と同じである。 なお、ハンドスキャナ制御部24のイメージ入力用イン
タフェースは、バッファ29から転送となるため、十分速
く転送できるようDMA等で作ることも可能である。 次に動作について説明する。 手操作によって原稿の一部をハンドスキャナ21で入力
する。ハンドスキャナ21からの画像信号はハンドスキャ
ナ制御部24内の補正・2値化部27で2値化され、歪補正
部28手操作による歪が補正されて、バッファ29に入力さ
れる。一方、パッド3から入力された座標値情報と、バ
ッファ29からの画像情報の出力が本体制御部30で合成さ
れ、表示部12に表示され、さらに通信制御部7を介して
音声と同時または単独で回線に送出される。 第2図はこの発明の他の実施例を説明する図である。
第1図のハンドスキャナ21において、例えば表示メモリ
32の大きさが縦384×横512の画素だった場合、これに合
わせて、ハンドスキャナ21の縦の読取り画素数を384画
素とする。この場合、ハンドスキャナ21としては、
(a)画素密度を8line/mm、視野48mm,(b)画素密度
を6line/mm、視野64mm,(c)画素密度を4line/mm、視
野96mm等、画素密度をn,視野をlとすると、画素数=n
×lとなるいくつかの種類の作ることが可能となる。 第2図の41−1〜41−3は上記視野lの異なる3種類
のイメージセンサであり、51−1〜51−3はハンドスキ
ャナの例を示しており、50は原稿となる図形を示してい
る。比較的大きな図形では大きな視野で画素密度の粗い
センサをもつハンドスキャナを用い、細かな図形では小
さな視野で画素密度の細かいセンサをもつハンドスキャ
ナを用いれば適切な表示画像を得ることができる。ま
た、ハンドスキャナ制御部24も画素密度に応じて自動的
に副走査の密度を変えるようにする。 この実施例では、イメージセンサ41−1〜41−3を接
続または交換できる構成とすることにより、簡易に視野
lおよび画素密度nを変えることができ、このため、原
稿に適した視野の表示画像の入力が可能となり、しかも
操作性も視野に応じて適したハンドスキャナ51−1〜51
−3等を作ることができる。 第3図(a),(b)はこの発明のさらに他の実施例
を説明する図である。 この図において、41−4はイメージセンサ、51−4は
ハンドスキャナである。例えば384画素の画像を入力す
る時、イメージセンサ41−4の入力の8line/mm,1024画
素とした場合、8line/mmでは視野を半分とし、6lin
e/mmの時は3/4の視野として4→3の線密度処理をし、
視野全体を使う時は4line/mmとなるように切り替えて
使用することで、1つのハンドスキャナ51−4の視野を
可変にする。そのスイッチもハンドスキャナ51−4上ま
たは制御部で操作できるようにする。また、画素密度に
応じて、第1図のハンドスキャナ制御部24も密度に応じ
て自動的に副操作の密度を変えるようにする。 このようなハンドスキャナを備えた構成にすることに
より、簡易に視野および画素密度を変えられ、このた
め、原稿に適した視野の表示画像の入力が可能となる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明では、手書き図形およ
びイメージセンサの入力画像を伝送する装置において、
ハンドスキャナを備え、表示メモリにハンドスキャナか
ら画像を入力するようにしたことにより、原稿の一部を
任意に選べ、また視野および線密度についてもハンドス
キャナを変換するか、読取り幅を切り替えることにより
原稿に応じて変えることができる。また、ハンドスキャ
ナのバッファにより高速の転送が可能となるとともに、
画像入力部の小形化を図ることができる。 このため、操作性は簡易になり向上する。また、ハン
ドスキャナを、表示メモリの画素数に合わせた読取り画
素数をもち、原稿の大きさに応じて解像度の異なる2種
類以上に使い分ける構成とし、さらに表示メモリの画素
数に合わせた読取り画素数の入力を行い、その読取り解
像度を可変できる構成としたので、入力画像に応じて表
示メモリへの入力画像の大きさを可変でき、また視野を
可変できる利点がある。
の入力画像と音声の通信を行う画像通信装置に関するも
のである。 〔従来の技術〕 従来手書された図形を座標値情報を伝送し、表示する
装置において、イメージセンサ(以下単にセンサとい
う)からの画像を入力し、伝送する機能を付加した場合
の装置の構成を第4図に示す。 この図において、1はセンサの入力部であるイメージ
スキャナで、ファクシミリのように、紙をローラで動か
して走査するイメージスキャナや原稿を静止させセンサ
をモータで動かすイメージスキャナがある。2はこのイ
メージスキャナ1の制御部で、センサおよび副走査のモ
ータ等をコントロールして画面を入力を行う。3は手書
き座標入力用のパッドであり、感圧式,電磁誘導式等が
ある。4は本体制御部で、制御部5と表示メモリ6から
なり、パッド3の制御,イメージスキャナ1の制御部2
の制御および表示メモリ6の制御等を行う。表示メモリ
6はイメージスキャナ1の画像およびパッド3からの入
力の手書き図形の表示を行う。7は通信制御部で、表示
メモリ6上の画像のコーデック8,パッド3の入力の座標
値情報のコーデック等と通信用の回路が含まれる、アナ
ログ網の場合はモデム9,前記モデム9の信号を周波数分
割で多重化する多重化回路10,NCU11等からなっている。
また、通信制御部7はディジタル網用のインタフェース
をもつ場合はディジタル網へ接続することも可能であ
る。本体制御部4,通信制御部7の制御,コーデック8等
はマイクロプロセッサで一体化してもよい。12は表示部
で、表示メモリ6の全体または一部の表示を行うもの
で、CRT,液晶等が用いられる。また、パッド3を透明化
して入力と表示を一体化することもある。13は電話機等
の端末を示す。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来は、このような構成であったため、画像を入力す
る時、本や原稿の一部を入力する時、イメージスキャナ
1で大きく画像を切り出す必要があったり、書籍等の端
の部分は入れにくく操作性が不十分であった。また、一
般にイメージスキャナ1の走査スピードは遅く入力に時
間がかかり、装置全体の大きさも大きくなってしまうと
いう問題点があった。さらに、イメージスキャナ1では
解像度が一定であるため、表示の画素数を原稿を大きさ
と合わせた解像度で読み取るためには、メモリに入力す
る時、画像密度変換処理をする必要もあるという問題点
があった。 この発明の目的は、以上のイメージ入力時における操
作性の不便さ,入力速度の遅さおよび装置の大形化とな
る問題点を解決し、手書き図形の通信装置に適した簡易
な操作性,入力速度の高速化,および小形な入力が可能
な画像通信装置を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 第1の発明にかかる画像通信装置は、本体装置と、イ
メージセンサをもち手送り操作により画像を読み取り、
前記本体装置に送出するインタフェースを有する複数個
のハンドスキャナとを具備する画像通信装置であって、
前記本体装置は、前記複数個のハンドスキャナを接続替
えして接続する入出力部と、前記ハンドスキャナからの
画像を記憶し、1ライン分の画素数がM画素の大きさの
表示メモリと、制御部とを具備し、前記複数個のハンド
スキャナについては、それぞれのイメージセンサを、イ
メージセンサの視野と画素密度がそれぞれのハンドスキ
ャナで異なり、かつ、イメージセンサから読み取られる
画素数、すなわち、視野をlmm、画素密度をn画素/mmと
するとl×nの値が、前記表示メモリの1ライン分の画
素数Mに等しくなるように構成し、さらに、それぞれの
ハンドスキャナの副走査の読み取り密度を前記イメージ
センサの前記画素密度nに応じて変えるように構成し、
前記制御部では、前記本体装置と接続されているハンド
スキャナのイメージセンサで読み取られたM画素の画像
データを、前記入出力部を介して前記本体装置に取り込
んで前記表示メモリに記憶し、この動作をハンドスキャ
ナの1ライン分の副走査の読み取り毎に行う構成とした
ものである。 また、第2の発明にかかる画像通信装置は、本体装置
と、視野がlmm、画素密度がn画素/mmにイメージセンサ
をもち、手送り操作により画像を読み取り、前記本体装
置に送出するインタフェースを具備するハンドスキャナ
とを有する画像通信装置であって、前記本体装置は、前
記ハンドスキャナを接続する入出力部と、前記ハンドス
キャナからの画像を記憶し、1ライン分の画素数がM画
素の大きさの表示メモリと、制御部とを具備し、前記ハ
ンドスキャナでは、前記イメージセンサの視野を、その
大きさがlimmの複数の異なる視野に分け、各視野liから
得られるli×nの画素の画像データを、画素密度がni画
素/mmで、li×niの値が、前記表示メモリの1ライン分
の画素数Mに等しくなるように変換し、さらに、前記ハ
ンドスキャナの副走査の読み取り密度を前記イメージセ
ンサの前記画素密度niに応じて変え、前記制御部では、
前記ハンドスキャナのイメージセンサで読み取られたM
画素の画像データを、前記入出力部を介して前記本体装
置に取り込んで前記表示メモリに記憶し、この動作をハ
ンドスキャナの副走査の読み取り毎に行う構成としたも
のである。 〔作用〕 この発明においては、表示メモリにハンドスキャナか
らの画像を入力するとともに、表示メモリ内の画像とパ
ッドにより座標値情報から得られる手書き図形を合成し
て表示画像をつくり、その表示画像の通信を音声と同時
または単独で本体制御部の制御により伝送する。 〔実施例〕 第1図はこの発明の一実施例の構成を示す図であっ
て、主要な回路構成を示している。21は手送り操作によ
りイメージセンサ22を動かして画像を読み取るハンドス
キャナであり、手送り速度の変化による歪をとるため、
速度の情報を送るローラ付のエンコーダ23や黒画素の検
出タイミング差をみる2ラインのセンサ(図示せず)な
どを備えている。24はハンドスキャナ制御部であり、ク
ロック25,制御部26,補正・2値化部27,歪補正部28,およ
びバッファ29等からなる。補正・2値化部27において、
画像信号のジェーディング補正,2値化を行い、また、ハ
ンドスキャナ21からのロータリエンコーダ信号や、黒画
素の検出タイミング信号を用いて一定速度で読み取る場
合と同じ画像になるよう歪補正部28で歪を補正する。ま
た、画像を本体へ送るインタフェースを備え、手送り速
度の高速に対応し、また、本体への転送が高速となるよ
うにバッファ29をもっている。30は本体制御部で、制御
部31,表示メモリ32,I/O33等からなり、その他の符号は
第4図と同じである。 なお、ハンドスキャナ制御部24のイメージ入力用イン
タフェースは、バッファ29から転送となるため、十分速
く転送できるようDMA等で作ることも可能である。 次に動作について説明する。 手操作によって原稿の一部をハンドスキャナ21で入力
する。ハンドスキャナ21からの画像信号はハンドスキャ
ナ制御部24内の補正・2値化部27で2値化され、歪補正
部28手操作による歪が補正されて、バッファ29に入力さ
れる。一方、パッド3から入力された座標値情報と、バ
ッファ29からの画像情報の出力が本体制御部30で合成さ
れ、表示部12に表示され、さらに通信制御部7を介して
音声と同時または単独で回線に送出される。 第2図はこの発明の他の実施例を説明する図である。
第1図のハンドスキャナ21において、例えば表示メモリ
32の大きさが縦384×横512の画素だった場合、これに合
わせて、ハンドスキャナ21の縦の読取り画素数を384画
素とする。この場合、ハンドスキャナ21としては、
(a)画素密度を8line/mm、視野48mm,(b)画素密度
を6line/mm、視野64mm,(c)画素密度を4line/mm、視
野96mm等、画素密度をn,視野をlとすると、画素数=n
×lとなるいくつかの種類の作ることが可能となる。 第2図の41−1〜41−3は上記視野lの異なる3種類
のイメージセンサであり、51−1〜51−3はハンドスキ
ャナの例を示しており、50は原稿となる図形を示してい
る。比較的大きな図形では大きな視野で画素密度の粗い
センサをもつハンドスキャナを用い、細かな図形では小
さな視野で画素密度の細かいセンサをもつハンドスキャ
ナを用いれば適切な表示画像を得ることができる。ま
た、ハンドスキャナ制御部24も画素密度に応じて自動的
に副走査の密度を変えるようにする。 この実施例では、イメージセンサ41−1〜41−3を接
続または交換できる構成とすることにより、簡易に視野
lおよび画素密度nを変えることができ、このため、原
稿に適した視野の表示画像の入力が可能となり、しかも
操作性も視野に応じて適したハンドスキャナ51−1〜51
−3等を作ることができる。 第3図(a),(b)はこの発明のさらに他の実施例
を説明する図である。 この図において、41−4はイメージセンサ、51−4は
ハンドスキャナである。例えば384画素の画像を入力す
る時、イメージセンサ41−4の入力の8line/mm,1024画
素とした場合、8line/mmでは視野を半分とし、6lin
e/mmの時は3/4の視野として4→3の線密度処理をし、
視野全体を使う時は4line/mmとなるように切り替えて
使用することで、1つのハンドスキャナ51−4の視野を
可変にする。そのスイッチもハンドスキャナ51−4上ま
たは制御部で操作できるようにする。また、画素密度に
応じて、第1図のハンドスキャナ制御部24も密度に応じ
て自動的に副操作の密度を変えるようにする。 このようなハンドスキャナを備えた構成にすることに
より、簡易に視野および画素密度を変えられ、このた
め、原稿に適した視野の表示画像の入力が可能となる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明では、手書き図形およ
びイメージセンサの入力画像を伝送する装置において、
ハンドスキャナを備え、表示メモリにハンドスキャナか
ら画像を入力するようにしたことにより、原稿の一部を
任意に選べ、また視野および線密度についてもハンドス
キャナを変換するか、読取り幅を切り替えることにより
原稿に応じて変えることができる。また、ハンドスキャ
ナのバッファにより高速の転送が可能となるとともに、
画像入力部の小形化を図ることができる。 このため、操作性は簡易になり向上する。また、ハン
ドスキャナを、表示メモリの画素数に合わせた読取り画
素数をもち、原稿の大きさに応じて解像度の異なる2種
類以上に使い分ける構成とし、さらに表示メモリの画素
数に合わせた読取り画素数の入力を行い、その読取り解
像度を可変できる構成としたので、入力画像に応じて表
示メモリへの入力画像の大きさを可変でき、また視野を
可変できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図はこ
の発明の他の実施例の説明図、第3図はさらに他の実施
例の説明図、第4図は従来のイメージ入力可能な手書き
入力の画像通信装置の構成図である。 図中、3はパッド、7は通信制御部、12は表示部、21は
ハンドスキャナ、22はイメージセンサ、23はエンコー
ダ、24はハンドスキャナ制御部、25はクロック、26は制
御部、27は補正・2値化部、28は歪補正部、29はバッフ
ァ、30は本体制御部、31は制御部、32は表示メモリ、33
はI/Oである。
の発明の他の実施例の説明図、第3図はさらに他の実施
例の説明図、第4図は従来のイメージ入力可能な手書き
入力の画像通信装置の構成図である。 図中、3はパッド、7は通信制御部、12は表示部、21は
ハンドスキャナ、22はイメージセンサ、23はエンコー
ダ、24はハンドスキャナ制御部、25はクロック、26は制
御部、27は補正・2値化部、28は歪補正部、29はバッフ
ァ、30は本体制御部、31は制御部、32は表示メモリ、33
はI/Oである。
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭60−91769(JP,A)
特開 昭60−218178(JP,A)
特開 昭57−111148(JP,A)
特開 昭56−33772(JP,A)
特開 昭61−175783(JP,A)
特開 昭61−222365(JP,A)
実開 昭58−96368(JP,U)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.本体装置と、イメージセンサをもち手送り操作によ
り画像を読み取り、前記本体装置に送出するインタフェ
ースを有する複数個のハンドスキャナとを具備する画像
通信装置であって、 前記本体装置は、前記複数個のハンドスキャナを接続替
えして接続する入出力部と、前記ハンドスキャナからの
画像を記憶し、1ライン分の画素数がM画素の大きさの
表示メモリと、制御部とを具備し、 前記複数個のハンドスキャナについては、それぞれのイ
メージセンサを、イメージセンサの視野と画素密度がそ
れぞれのハンドスキャナで異なり、かつ、イメージセン
サから読み取られる画素数、すなわち、視野をlmm、画
素密度をn画素/mmとするとl×nの値が、前記表示メ
モリの1ライン分の画素数Mに等しくなるように構成
し、さらに、それぞれのハンドスキャナの副走査の読み
取り密度を前記イメージセンサの前記画素密度nに応じ
て変えるように構成し、 前記制御部では、前記本体装置と接続されているハンド
スキャナのイメージセンサで読み取られたM画素の画像
データを、前記入出力部を介して前記本体装置に取り込
んで前記表示メモリに記憶し、この動作をハンドスキャ
ナの1ライン分の副走査の読み取り毎に行うことを特徴
とする画像通信装置。 2.本体装置と、視野がlmm、画素密度がn画素/mmにイ
メージセンサをもち、手送り操作により画像を読み取
り、前記本体装置に送出するインタフェースを具備する
ハンドスキャナとを有する画像通信装置であって、 前記本体装置は、前記ハンドスキャナを接続する入出力
部と、前記ハンドスキャナからの画像を記憶し、1ライ
ン分の画素数がM画素の大きさの表示メモリと、制御部
とを具備し、 前記ハンドスキャナでは、前記イメージセンサの視野
を、その大きさがlimmの複数の異なる視野に分け、各視
野liから得られるli×n画素の画像データを、画素密度
がni画素/mmで、li×niの値が、前記表示メモリの1ラ
イン分の画素数Mに等しくなるように変換し、さらに、
前記ハンドスキャナの副走査の読み取り密度を前記イメ
ージセンサの前記画素密度niに応じて変え、 前記制御部では、前記ハンドスキャナのイメージセンサ
で読み取られたM画素の画像データを、前記入出力部を
介して前記本体装置に取り込んで前記表示メモリに記憶
し、この動作をハンドスキャナの副走査の読み取り毎に
行うことを特徴とする画像通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61280680A JP2817892B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 画像通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61280680A JP2817892B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 画像通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63135065A JPS63135065A (ja) | 1988-06-07 |
JP2817892B2 true JP2817892B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=17628436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61280680A Expired - Lifetime JP2817892B2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | 画像通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2817892B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6091769A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | マイクロフイルムの電送マスク方法 |
JPS60218178A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-10-31 | Canon Inc | 画像記録装置 |
-
1986
- 1986-11-27 JP JP61280680A patent/JP2817892B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63135065A (ja) | 1988-06-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |