JP3583596B2 - 集中遠隔監視システムおよび該システムに用いる自動通話装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動通話装置と該自動通話装置に収容された複数の連絡用電話機を有する複数の支局と、これらの支局を集中遠隔監視する集中遠隔監視センターとを、公衆網を介して接続し、各支局内に設けた支局内監視用電話機で複数の連絡用電話機を監視するとともに、各支局内で前記連絡用電話機の監視を行わないときに公衆網を介して集中遠隔監視センターが支局を遠隔監視するようにした集中遠隔監視システムに関する。
さらに本発明は、上記集中遠隔監視システムの集中監視センターまたは支局に使用する自動通話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の公衆網を利用した集中遠隔監視システムのシステム構成を金融機関の自動取引装置(ATM装置)コーナを例とした図1を用いて説明する。
図1に示すように、従来の金融機関の自動取引装置コーナーの無人化運用システムにおける集中遠隔監視システムは、集中遠隔監視を行う少くとも1ヵ所以上の照会センター1と、照会センター1によって集中遠隔監視される複数の自動取引装置コーナー2,3,4とが公衆網5を介して接続されて構成される。
各自動取引装置コーナーは、営業店舗や出張所のような、営業時間内は有人で、営業時間以外は無人となる有人店舗Aや有人店舗Cに設けられる場合と、店舗外のような終始無人の無人店舗Bに設けられる場合がある。
照会センター1には、各自動取引装置コーナーに設けられた連絡用電話機(子機)16と通話を行うための受付用電話機11と、当該受付用電話機を制御するための構内電子交換機などを使用したセンター装置10が設置される。
【0003】
照会センター1は、構内電子交換機などからなるセンター装置10と、該センター装置10に収容される受付用電話機11と、自動取引装置コーナーの各種情報を取り扱うコンピュータ(サーバ)12と、コンピュータ(サーバ)12に収容されるコンピュータ端末装置13とを有して構成される。
【0004】
センター装置10は、各自動取引装置コーナーの連絡用電話機16からの着信に際して連絡用電話機16の設置場所などを特定するために必要な情報を、IDコードとして受信する機能と、受信したIDコードまたは当該IDコードから展開した情報を受付用電話機11に表示する機能を有している。
さらに、センター装置10は、専用のインターフェースによってパソコンなどのコンピュータ12と接続する機能を具備しており、コンピュータ12と連動して、コンピュータ端末装置13から受付用電話機11の発信および着信を制御したり、センター装置10が着信の際に受信したIDコードをコンピュータ12に通知して、コンピュータ12で管理している自動取引装置コーナーの各種情報をコンピュータ端末装置13に表示することが可能とされている。
【0005】
自動取引装置コーナーは、それぞれの店舗に設けられる。店舗には、営業時間内に有人の有人店舗A,Cと、有人店舗Aを母店舗とする店舗外に設けられた無人の店舗Bとがある。
有人店舗の自動取引装置コーナーには、自動通話装置14と、店内受付用電話機15と、連絡用電話機(子機)16と、自動取引装置(ATM装置)17と、自動監視装置18とが設けられる。
無人店舗Bの自動取引装置コーナー3には、自動通話装置14と、連絡用電話機(子機)16と、自動取引装置(ATM装置)17とが設けられる。
有人店舗Aと無人店舗Bには、無人店舗Bの自動取引装置コーナー3のATM装置17Bを母店舗Aの自動監視装置18Aに専用線6を介して接続するルータ19A,19Bが設けられており、有人店舗Aの自動監視装置18Aによって無人店舗BのATM装置17Bが監視される。
【0006】
各自動取引装置コーナーには、ATM装置17の近くにATM装置17毎に連絡用電話機16が設置されている。
一般に連絡用電話機16は、ダイヤルボタンの付いていない壁掛け用の一般電話機や、自動通話装置14専用のインターフォン子機を使用しており、自動通話装置に接続されて自動通話装置14によって制御されており、自動取引装置コーナーから担当者に連絡したい場合には、連絡用電話機16をオフフックするだけかオフフック後に呼出ボタンを押すなどの簡単な操作によって、しかるべき所に自動発信して連絡用電話機16と担当者をつなぐことができる。
【0007】
有人店舗Aの自動取引装置コーナー2は、さらに二つの自動取引装置コーナーに分割され、それぞれのコーナーに、自動通話装置14と店内受付用電話機15と、連絡用電話機16と、自動取引装置17が設けられている。
有人店舗Aの自動取引装置コーナー2に設けられた店内受付用電話機15Aは、有人である営業時間内のみ店内の連絡用電話機16Aと接続され、店内受付用電話機15aは、有人である営業時間内のみ店内の連絡用電話機16aと接続されて、それぞれ連絡用電話機16からの受付を行なう。
【0008】
有人店舗Cの自動取引装置コーナー4に設けられた店内受付用電話機15Cは、有人である営業時間内のみ店内の連絡用電話機16Cと接続され、連絡用電話機16Cからの受付を行なう。
【0009】
自動通話装置14は、店内受付用電話機15および連絡用電話機16を複数接続することが可能であり、さらに、自動通話装置によっては、基本の主装置本体に増設用の装置を接続または搭載することで、接続できる連絡用電話機16を増設することが可能となる。
センター装置10および自動通話装置14は、公衆網5に1回線または、複数回線で接続されており、それぞれの装置に接続されている受付用電話機11および連絡用電話機16の発信および着信の制御を行っている。
【0010】
このシステムの運用形態には、有人モードと無人モードの2通りがある。
有人モードとは、営業時間内の運用形態で、有人店舗A,Cが有人の場合に使用される。有人店舗Aに設置された自動通話装置14Aが有人モードの場合には、連絡用電話機16Aのオフフックにて店内受付用電話機15Aに着信し通話が可能となる。
【0011】
無人モードとは、有人店舗Aの営業時間以外や休日などのように無人の場合や無人店舗Bのように、終日無人の店舗に設置された自動通話装置14Bの場合に使用される。
無人モードでは、照会センター1において全ての連絡用電話機16の管理を行う。つまり無人モードで運用中の自動通話装置14に接続された連絡用電話機のオフフックにて自動通話装置14は、公衆網5を経由して照会センター1のセンター装置10に自動発信し、センター装置の応答にて連絡用電話機16の設置場所名や自動取引装置番号を特定するために必要な情報をIDコードとして自動送出する。
【0012】
センター装置10は、着信に対して自動応答し、IDコードを受信して受付用電話機11に着信する。
通常は、IDコードは、PB信号などのDTMF信号が使用されるが、ISDN回線の公衆網を利用した遠隔監視システムの場合には、サブアドレスやユーザー間情報が使用される場合もある。
【0013】
しかしながら、図1に示す有人店舗Aのように自動取引装置17Aの台数が自動通話装置14に接続可能な最大数20台よりも多い場合に、自動通話装置14を2台以上設置した場合には、それぞれの自動通話装置ごとに連続した番号を付さなければならず、同一支店内の連絡用電話機にもかかわらず連続した番号によって管理することができなかった。
【0014】
この状況を、図5に示す本発明で使用する連絡用管理番号変換テーブルを用いて、その連絡用電話機名欄と交換前(従来)管理番号欄に示す。
支店番号“0001”の有人店舗Aは、複数の自動通話装置14A,14aを、支店番号“0001”の無人店舗Bは、店外機Bの自動通信装置14Bを有しており、それぞれの自動通話装置毎の支店番号を、その後に枝番号を付した5桁の支店番号として自動通話装置を識別している。
各自動通話装置14に収容される連絡用電話機(子機)16には、各自動通話装置14ごとに独立した連続番号が付されている。
例えば、支店番号“0001”が付与された有人店舗Aでは、自動通話装置14Aには支店番号として“00010”が付与され、子機A1〜A20には子機番号“01”〜“20”が付与される。自動通話装置14aには支店番号として“00010”が付与され、子機a1,a2には子機番号“01”〜“02”が付与される。
店外機Bの自動通話装置14Bには支店番号として“00011”が付与され、子機B1〜B3には子機番号“01”〜“03”が付与される。
また、店内受付用電話機15A,15aには子機番号が付与されていない。
【0015】
別の方法として、図16に示すIDコードのように、支店コードSと、連絡用電話機16の固定番号(子機番号Z)以外に自動通話装置14を識別するためのユニット番号Yなどの情報を追加したIDコードを用いて管理することもあった。
【0016】
このようなシステムにおける従来の自動通話装置14では、照会センター1または自動通話装置14によって管理される連絡用電話機16の番号は、自動通話装置14の端子番号などの固定番号としていたことから、連絡用電話機16を任意の番号で管理することができないという問題を有していた。
【0017】
すなわち、上述のように、連絡用電話機16を最大で20台だけ接続できる自動通話装置14を用いた場合には、この自動通話装置14には、連絡用電話機16を接続する端子が端子1〜端子20のように20ヵ所用意されており、個々の端子に接続した連絡用電話機16の番号は、端子番号に対応した固定番号“01”〜“20”で管理される。
このような自動通話装置14とセンター装置10間での連絡用電話機16に関する情報の通知は、図16に示すような自動通話装置14毎に登録された支店番号(支店コード)Sなどの情報および連絡用電話機に対応したユニット番号Yや子機番号Zなどの固定番号によって構成されるIDコードによりなされていた。
【0018】
図16に示すように、照会センター1から有人店舗Aの連絡用電話機(子機A1)16Aを呼ぶときには、支店コード“0001”、機能コード“0”、ユニット番号“0”、子機番号“01”がIDコードとして用いられる。
同様に、有人店舗Aの店内受付用電話機15Aから店舗外機Bの連絡用電話機(子機B2)16Bを呼ぶときには、支店コード“0001”、機能コード“0”、ユニット番号“1”、子機番号“02”がIDコードとして用いられる。
【0019】
有人モードにおいて、店外機Bの連絡用電話機(子機B2)16Bから店内受付用電話機(A1)15Aへの呼びがあったときには、支店コード“0001”、機能コード“8”、ユニット番号“1”、子機番号“02”がIDコードとして用いられる。
【0020】
以上のように、自動取引装置17Aの台数すなわちこれに対応して設けられた連絡用電話機16Aが自動通話装置14に接続可能な最大数20台よりも多いときに、自動通話装置14を2台以上設置した場合には、図16の交換前(従来)の管理番号に示すように、同一支店内の連絡用電話機にもかかわらず連続した番号によって管理することができなかった。
【0021】
また、図16のIDコードに示すように連絡用電話機16の固定番号以外に自動通話装置14を識別するためのユニット番号などの情報を追加したIDコードを用いて管理する必要があった。
【0022】
また、店内においてインターフォン機能を用いて使用する店内受付用電話機15Aおよび店内受付用電話機15Bには、管理番号が付与されていないことから、店内受付用電話機15A,15Bと照会センター1間で通話することができなかった。
さらに、無人店舗Bの連絡用電話機(子機B1〜子機B3)16Bを、有人店舗Aによって管理する手段が無かったことから無人店舗Bの連絡用電話機16B(子機B1〜子機B3)は、照会センター1において管理することしかできなかった。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
上記問題点に鑑み本発明は、公衆網を利用した集中遠隔監視システムにおいて、連絡用電話機と店内受付用電話機の管理番号を任意の連続番号で管理できるようにすることを目的とする。また、本発明は、上記集中遠隔監視システムにおいて、店内受付用電話機と集中遠隔監視センター間での通話を可能とすることを目的する。さらに、本発明は、上記集中遠隔監視システムにおいて、有人モード時は、有人店舗の店内受付用電話機によって無人店舗の連絡用電話機を管理するようにし、照会センター無しでの運用を可能とすることを目的とする。
【0024】
本発明は、公衆網を利用した集中遠隔監視システムで使用する連絡用の自動通話装置において、連絡用電話機と店内受付用電話機の管理番号を任意の連続番号で管理できるようにすることを目的とする。また、本発明は、上記自動通話装置において、店内受付用電話機と集中遠隔監視センター間での通話を可能とすることを目的とする。また、本発明は、上記自動通話装置において、有人モード時は、有人店舗の店内受付用電話機によって無人店舗の連絡用電話機を管理するようにし、照会センター無しでの運用を可能とすることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、自動通話装置と該自動通話装置に収容された複数の連絡用電話機を有する複数の支局と、これらの支局を集中遠隔監視する集中遠隔監視センターとを、公衆網を介して接続し、各支局内に設けた支局内監視用電話機で複数の連絡用電話機を監視するとともに、各支局内で前記連絡用電話機の監視を行わないときに公衆網を介して集中遠隔監視センターが支局を遠隔監視するようにした集中遠隔監視システムにおいて、支局の自動通話装置と集中遠隔監視センターに、連絡用電話機および支局内監視用電話機を自動通話装置に収容する固定番号と、該固定番号に対応付けた支局単位で連続した管理番号とからなるデータ管理テーブルを設け、集中遠隔監視センターと各支局との間または各支局間もしくは支局と該支局の管理下にある自動通話装置に収容された連絡用電話機との間の通話を、前記連続した管理番号を用いて、公衆網を介して設定するようにした。
【0026】
また、本発明は、上記集中遠隔監視システムにおいて、各支局に少なくとも一つの支局内監視用電話機を設け、この支局内監視用電話機にも連続した管理番号を付した。
さらに、本発明は、データ管理テーブルを参照して受信した連続した管理番号から固定番号を認識して、当該連絡用電話機および支局内監視用電話機を呼び出すようにした。
加えて、本発明は、上記集中遠隔監視システムにおいて、連絡用電話機または支局内監視用電話機からの発呼をデータ管理テーブルを参照して固定番号から連続した管理番号に変換して発信するようにした。
【0027】
本発明は、上記集中遠隔監視システムにおいて、支局が支局内監視用電話機を収容した自動通話装置と、支局内監視用電話機を収容していない自動通話装置とを有しており、前記支局内監視用電話機を収容していない自動通話装置に収容された連絡用電話機を、前記支局内監視用電話機で監視するようにした。
【0028】
上記課題を解決するために、本発明は、自動通話装置と該自動通話装置に収容された複数の連絡用電話機を有する複数の支局と、これらの支局を集中遠隔監視する集中遠隔監視センターとを、公衆網を介して接続し、各支局内に設けた支局内監視用電話機で複数の連絡用電話機を監視するとともに、各支局内で前記連絡用電話機の監視を行わないときに公衆網を介して集中遠隔監視センターが支局を遠隔監視するようにした集中遠隔監視システムに用いる自動通話装置に、通話装置に収容される連絡用電話機の固定番号を連続番号に変換して相手の自動通話装置へ通知する機能を設けた。
【0029】
また、本発明は、自動通話装置と該自動通話装置に収容された複数の連絡用電話機を有する複数の支局と、これらの支局を集中遠隔監視する集中遠隔監視センターとを、公衆網を介して接続し、各支局内に設けた支局内監視用電話機で複数の連絡用電話機を監視するとともに、各支局内で前記連絡用電話機の監視を行わないときに公衆網を介して集中遠隔監視センターが支局を遠隔監視するようにした集中遠隔監視システムに用いる自動通話装置に、受信した連続番号から固定番号を認識して自動通話装置に収容される連絡用電話機を呼び出す機能を設けた。さらに、本発明は、上記自動通話装置において、連絡用電話機および支局内監視用電話機を自動通話装置に収容する固定番号と、該固定番号に対応付けた支局単位で連続した管理番号とからなるデータ管理テーブルを設けた。
【0030】
本発明は、上記自動通話装置に、支局内監視用電話機を収容しない自動通話装置に収容された連絡用電話機を監視する機能を設けた。
【0031】
【作用】
自動通話装置の記憶部に連絡用電話機および店内監視用電話機の固定番号と任意の連続番号の変換テーブルを用意することで任意の連続番号での管理が可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる集中遠隔監視システムの実施の形態を説明する。
図1は、金融機関の自動取引装置コーナーの無人化運用システムに本発明にかかる集中遠隔監視システムを適用した場合のシステム構成図である。
このシステム自体は、既に述べた従来のシステムと略同様の構成要素から構成されている。
本システムでは、有人店舗A/Cを母店と呼び、無人店舗Bを店舗外と呼ぶ。また、母店に設置された自動通話装置を母店機、店舗外に設置された自動通話装置を店外機と呼び、母店機および店外機とも同じ構成の自動通話装置が使用される。
母店は、近隣の店舗外を管理運用しており、この発明の実施の形態では、有人店舗Aの母店機が無人店舗Bの店外機を管理する場合について説明する。
【0033】
照会センター1は、集中遠隔監視センターとして働き、各母店は、支局として働く。店舗外は、母店(支店)内の1コーナとして扱われる。
照会センター1のセンター装置10は、構内電子交換機からなり、電話番号“01234567897”〜“01234567899”を有している。
有人店舗Aの自動通話装置14Aは、電話番号“01234567893”を有し、自動通話装置14aは、電話番号“01234567890”を有している。
有人店舗Aに管理される無人店舗Bの自動通話装置14Bは、電話番号“01234567891”を有している。
有人店舗Cの自動通話装置14Cは、電話番号“01234567892”を有している。
【0034】
連絡用電話機16としては、ダイヤルボタンの付いていない壁掛け用の一般電話機や、専用のインターフォン子機を使用することができる。
【0035】
本発明にかかる自動通話装置の構成を図2を用いて説明する。図2は、本発明にかかる自動通話装置のブロック構成を示すブロック図である。
自動通話装置14は、通話路スイッチ31と、店内受付用電話機制御部32と、連絡用電話機制御部33と、ページングトランク制御部34と、局線トランク制御部35と、プッシュボタン信号受信部(PBREC部)36と、PB・トーン信号送信部37と、音声ガイダンス送出部38と、電源ユニット39と、主制御部40とを有して構成される。
【0036】
主制御部40は、通話路制御部41と、汎用マイクロプロセッサ42と、プログラム格納部43と、データ記憶部44と、ワークエリア45と、接点入力制御部46と、接点出力制御部47と、データ通信制御部48と、障害情報制御部49などを有して構成される。
【0037】
さらに、上記構成の自動通話装置14には、支店内監視用電話機として働く店内受付用電話機15、連絡用電話機16、構内放送設備20、自動機監視装置18、シーケンサ50などが接続される。
【0038】
店内受付用電話機15は、店内受付用電話機制御部32を介して、通話路スイッチ31に収容されるとともに、母店機の受付用電話機として使用する以外に自動通話装置の局データ投入や保守のためのメンテナンスパネルとしても使用することが可能であり、4台接続することができる。
連絡用電話機16は、連絡用電話機制御部33を介して、通話路スイッチ31に収容されるとともに、ATM装置17に対応してその近くに設けられており、店内受付用電話機15および照会センター1の受付用電話機11と通話することが可能である。
構内放送設備20は、ページングトランク制御部34を介して、通話路スイッチ31に接続され、一斉放送などを行う。
【0039】
通話路スイッチ31は、該スイッチに収容される制御部間などの接続を制御するスイッチで、ディジタル通話路スイッチまたはアナログ通話路スイッチを使用することができる。
店内受付用電話機制御部32は、通話路スイッチ31に収容され、店内受付用電話機15の制御を行う。
連絡用電話機制御部33は、通話路スイッチ31に収容され、連絡用電話機(子機)16の制御を行う。
ページングトランク制御部34は、通話路スイッチ31に収容され、構内放送設備20の制御を行う。
局線トランク制御部35は、通話路スイッチ31に収容され、公衆網5とのインターフェースの制御を行う。
PBREC部36は、IDコードのPB信号を受信する。
PB・トーン信号送出部37は、IDに使用するPB信号や店内受付用電話機の発信音や話中音を送出する。
音声ガイダンス38は、子機の発信の際に発信者に対して音声ガイダンスを送出する。
【0040】
通話路制御部41は、通話路31を介して着信発信を制御する。
汎用マイクロプロセッサ42は、プログラム格納部43に格納されたプログラムを実行することにより自動通話装置としての機能を行う。
データ記憶部44は、データ管理テーブルを記憶する手段で、電池によってバックアップされたRAMやフラッシュROMを使用している。
ワークエリア45は、演算に必要なデータや演算結果を一時的に格納する領域である。
接点入力制御部46は、外部のシーケンサ50などに接続され、シーケンサから入力された有人モード・無人モード指令に従って、自動通話装置14の動作を切り替える制御を行う。
接点出力制御部47は、連絡用電話機にて通話中であることを外部の警備システム装置に通知する為の接点の制御部で、シャッターが閉じてしまうのを防止する。
データ通信制御部48は、専用の通信インターフェースを使用して外部の自動機監視装置18などと接続され、自動通話装置14の制御や局データの投入を行う。
【0041】
図3に、店内受付用電話機15の外観図を示す。
店内受付用電話機15は、ボタン電話装置の多機能電話機を使用しており、ダイヤルボタン151と、保留・転送・スピーカボタンなどの機能ボタン152と、自装置内の子機を管理するための子機呼出ボタン153と、有人モード・無人モード切替ボタン154と、発信番号・着信番号などを表示できるLCD表示機155と、着信をしらせる着信ランプ156と、ハンドセット157と、スピーカ158と、アラーム表示を行うためのボタンなどを実装している。
【0042】
以下、このシステムの運用形態について説明する。
このシステムの運用形態には、有人モードと無人モードの2通りがある。
有人モードとは、母店が営業時間内にある場合のように有人の場合に使用される。有人モードでは、母店機14Aの店内受付用電話機15Aが、連絡用電話機(子機A1〜子機A20)16Aと、店舗外Bに設置された店外機14Bに接続された連絡用電話機(子機B1〜子機B3)16Bと応対しこれらを管理する。母店機14aの店内受付用電話機15aは、連絡用電話機(子機a1〜子機a2)16aと応対し、これらを管理する。
【0043】
つまり、有人モードでは、母店A内の連絡用電話機(子機A1〜子機A20)16Aおよび店舗外Bの連絡用電話機(子機B1〜子機B3)16Bがオフフックすると母店機14Aの店内受付用電話機15Aに着信する。また、母店A内の連絡用電話機(子機a1〜子機a2)16aがオフフックすると母店機14aの店内受付用電話機15aに着信する。
また、店内受付用電話機15Aおよび店内受付用電話機15aからは、連絡用電話機(子機A1〜子機A20)16A、および、連絡用電話機(子機a1〜子機a2)16a、および、連絡用電話機(子機B1〜子機B3)16Bを呼び出すことが可能とされている。
店内受付用電話機15Aから自動通話装置14Aに接続されている連絡用電話機16Aを呼び出す場合には、店内受付用電話機15Aの子機呼出ボタン153を押し下げることによって呼び出すことができる。
店内受付用電話機15Aから自動通話装置14A以外の自動通話装置14に接続されている連絡用電話機16Bを呼び出す場合には、特番発信によって公衆網5を経由して呼び出すことができる。
【0044】
次に、無人モードでは、照会センター1が、全ての連絡用電話機16A,16a,16B,16Cを管理する。無人モードでは、いずれかの連絡用電話機16がオフフックすると、当該連絡用電話機16を接続している自動通話装置14が公衆網5に自動発信し、照会センター1のセンター装置10に着信する。
【0045】
以上のような運用を行うことで、有人モード時には、照会センター1での受付を行う必要がなくなり、無人モード時のみ照会センター1での受付を行うような運用が可能となる。
【0046】
有人モードまたは無人モードは、自動通話装置14毎に設定可能とされる。
この設定は、センター装置10からのIDコードによる指示や、自動通話装置14の接点入力制御部46を介したシーケンサー50などの外部装置からの指示や、データ通信制御部48を介した自動機監視装置18からの指示や、店内受付用電話機15の有人モード・無人モード切替ボタン154を押し下げることによる指示など、様々な手段により切り替えることができる。
【0047】
また、個々の金融機関の運用形態にあわせて特定の店舗に設置された自動通話装置は、無人モードのみで運用することも可能である。
【0048】
上記のような運用形態を実施するためには、それぞれの連絡用電話機16および店内受付用電話機15が、自動通話装置14の端子番号などの固定した子機番号によって管理されるのではなく、照会センター1のセンター装置10がどの連絡用電話機16からの着信であるかを認識できるように、自動通話装置14に固定した子機番号を支店番号が同一の店舗単位で連続した管理番号に変換して管理することが必要となる。
【0049】
図4を用いて、本発明にかかる管理番号による運用において使用される変換後のIDコードの一例を示す。
このIDコードは、図16に示した従来のIDコードを、本発明による方法を実施するに適した管理番号に変換したもので、支店コードsと、機能コードxと、連絡用電話機番号yとから構成される。
【0050】
支店コードsは、例えば“0000”〜“9999”からなる個々の店舗を認識するためのコードで、通常は顧客が指定したコードを使用し、自動通話装置14の発着信時のIDコードの暗証番号としても使用している。
【0051】
機能コードxは、当該IDコードの用途を指定するためのコードである。
機能コードxは、有人モードにおいて、店外機14Bの連絡用電話機16B(子機B1〜子機B3)から母店機14A宛の発信時のみ機能コード“8”を使用する。
機能コードxは、無人モードにおける照会センター1から全ての連絡用電話機16の呼出しの場合、有人モードにおける店内受付用電話機15Aから店外機Bの連絡用電話機16B(子機B1〜子機B3)呼び出す場合は、“0”が使用される。
【0052】
連絡用電話機番号コードyは、連絡用電話機16を特定するためのコードで、例えば“000”〜“999”の3桁の番号で構成され、同一の支店番号の店舗内では一連の番号が付与され、図5に示した変換後の管理番号の子機番号が使用される。
さらに、店内受付用電話機15A,15aにも子機番号が付与される。
【0053】
図6に、有人モードにおいて店内受付用電話機15Aから連絡用電話機(子機A1〜子機A20)16A、他の母店機15aの店内受付用電話機15aや連絡用電話機16a、店外機14Bの連絡用電話機16B、他店舗Cの店内受付用電話機16c、照会センター1を呼び出すときに使用する発信特番の一例を示す。
発信特番は、特番Dと、呼出先番号Eから構成される。
【0054】
店内受付用電話機15Aから、店舗外Bの自動通話装置14Bに収容された連絡用電話機(子機B1)16Bを呼び出す場合には、店内受付用電話機15Aから、特番Dの“0”を押下後に、呼び出したい連絡用電話機(子機B1)の呼出先番号E“023”を入力すると、自動通話装置14Aは、相手先の自動通話装置14Bの電話番号“01234567891”を公衆網5に自動発信して、連絡用電話機(子機B1)を容易に呼び出すことができる。
【0055】
特番Dの“1”〜“9”は、店外機の有人モード・無人モードの切り替えやアンプ制御などに使用される。
【0056】
また、店内受付用電話機15A自身の連絡用電話機番号をダイヤルすると、照会センター1へ自動発信して、店内受付用電話機16と照会センター1との通話を可能としている。
【0057】
以上説明した運用は、個々の自動通話装置14に図7〜図9に示すデータ管理テーブルを用意することにより可能となる。
図7に、母店機14Aのデータ管理テーブルを示す。個々のデータは、図10に示すデータ設定コマンドにより登録される。
図7に示す(1)連絡用電話機管理番号変換テーブルは、母店機14Aが管理する全ての連絡用電話機16のユニット番号Uと子機番号Tからなる変換前の固定番号と、変換後の管理番号tを対応付けて登録して構成される。
自装置に接続されている連絡用電話機(子機A1〜子機A20)16Aおよび受付用電話機15Aに対しては、ユニット番号Uを“#”を使用して登録する。自装置以外の連絡用電話機16a,16Bに対しては、図5に示した連絡用電話機管理番号変換テーブルの子機a1以降に示すように、(3)ユニット番号登録エリアにて登録したユニットテーブル番号を使用する。
【0058】
ユニットテーブル0がユニット番号U“0”に相当する。ユニット番号U“0”として登録された変換後の管理番号tを指定して図6に示す発信特番を用いて発信した場合には、(3)ユニット番号登録エリアに登録されたユニットテーブル0の電話番号“01234567890”に局線発信し、同じくユニットテーブル0に登録された支店番号“0001”を使用して図4に示すIDコードを作成して相手装置に通知される。
【0059】
図7の(2)センタ宛先テーブルは、無人モード時の通知先である照会センターの電話番号が登録される。照会センター1が複数ある場合のために複数のセンターテーブルを使用することが可能であり、使用するセンター宛先テーブルは、センター装置10からIDコードによる指示や、図2に示す自動通話装置のブロック図の接点入力制御部46によりシーケンサーなどの外部装置による指示や、データ通信制御部48により自動機監視装置18による指示の様々な手段により切り替えることができる。
【0060】
(3)ユニット番号登録エリアは、母店機14Aが管理する連絡用電話機16と受付用電話機15を接続している自動通話装置14の電話番号と支店番号が登録される。
有人店舗Aの店内受付用電話機15Aと有人店舗Cの店内受付用電話機15Cの間で通話を行う場合には、(1)連絡用電話機管理番号変換テーブルの変換テーブル28のように、有人店舗Cの受付用電話機15Cに対しても、変換後の管理番号tと、(3)ユニット番号登録エリアのユニットテーブル2の電話番号“01234567892”と、支店番号“0002”のデータを登録することで通話可能となる。
【0061】
図8に、母店機14aのデータ管理テーブルの例を示す。
個々のデータの意味付けは、前述した図7に示す母店機14Aのデータ管理テーブルと同じである。
なお、母店機14Aのみにて店外機14Bの連絡用電話機(子機B1〜子機B3)16Bの管理を行い、母店機14aでは、自装置に接続された連絡用電話機(子機a1〜子機a2)16aのみの管理を行う運用も可能で、この場合には、(1)連絡用電話機管理番号テーブルは、変換テーブル1〜3のみの登録で良い。また、(3)ユニット番号登録エリアへのユニット番号登録は、不要となる。
【0062】
図9に、店外機14Bのデータ管理テーブルの例を示す。店外機14Bの場合は、(1)連絡用電話機管理番号変換テーブルにつき店内受付用電話機15が接続されないので自装置に接続されている連絡用電話機(子機B1〜子機B3)16Bの番号のみ登録する。
また、(3)ユニット番号登録エリアには、有人モードでの通知先を登録する。図1の有人店舗Aのように母店機14が2台設置されている場合には、2台の母店機12をユニットテーブル0およびユニットテーブル1に登録が可能である。
【0063】
また、本実施例では、(3)ユニット番号登録テーブルを母店機と店外機の場合で共用しているが、個々の用途別に専用のテーブルを用意することでも対応が可能である。
また、図8の母店機14aのデータ管理テーブルを店外機として登録することにより、母店機14aの連絡用電話機(子機a1〜子機a2)16aを母店機14Aにて:店外機14Bの連絡用電話機16Bと同じように管理することが可能である。
この場合には、母店機14aの店内受付用電話機15aは、不要となり、連絡用電話機(子機a1〜子機a2)16aは、有人モード時に公衆網5を経由して母店機14Aに発信される。
【0064】
図10を用いて、図7図8,図9に示したデータ管理テーブルを登録するためのデータ設定コマンド(登録)を説明する。
項番号M1は、自装置の支店番号・ユニット番号・管理番号の変換の有無を登録するコマンドである。
項番号M2は、(1)連絡電話機管理番号変換テーブルへの登録コマンドであり、母店機の場合には、母店機が管理する連絡用電話機、および、店内受付用電話機を接続している自装置以外の自動通話装置のユニット番号と支店番号と電話番号を登録するコマンドである。
店外機の場合には、有人モード時の通知先となる母店機のユニット番号と支店番号と電話番号を登録するコマンドである。
項番号M3は、項番号M1にて管理番号の変換が有りと登録した場合に各連絡用電話機の変換前後の管理番号を登録する。
項番号M4は、無人モード時の(2)センター宛先テーブルへ登録するためのコマンドである。
【0065】
図11を用いて有人モード時の店外機14Bの連絡用電話機(子機B1)16Bのオフフックによる母店機14Aへの発信シーケンスを示す。
子機B1がオフフックすると(S1)、店外機Bの自動通話装置14Bは、子機B1に母店発信中などの音声ガイダンスを送出する(S2)とともに、図9に示した(3)ユニット番号登録エリアを参照して母店機14Aの電話番号“01234567893”を認識し、公衆網5に局線発信する(S3)。
発信は、公衆網5を経由して母店機14Aに着信する(S4)。
母店機14Aは、この着信に対して自動応答する(S5)。この応答は、相手応答として公衆網5を介して自動通話装置14Bに届けられる(S6)。
【0066】
母店機14Aが応答すると、店外機14Bは、図9の(1)連絡用電話機管理番号変換テーブルを参照して固定番号変換前の子機番号T“01”に相当する変換テーブル1の変換後の管理番号t“023”を認識するとともに、(3)ユニット番号登録エリアの支店番号“0001”を認識して図4に示すIDコード“00018023”を作成して、母店機14Aに通知して(S7)、子機B1と公衆網5の通話路を接続する(S8)。
【0067】
母店機14Aは、IDコード受信にてIDコードをチェックし(S9)、機能コード“8”により店外機からの着信と認識するとともに、管理番号“023”から子機B1からの着信であることを認識し、店内受付用電話機15Aに着信情報として変換後の管理番号を表示し(S10)、公衆網5に呼出音を送出する(S11)。店内受付用電話機15Aには図12(B)▲3▼に示す着信表示がなされる。
母店機14Aは、店内受付用電話機15Aが着信応答すると(S12)、店内受付用電話機15Aと公衆網5との通話路を接続する(S13)。
この処理によって、店外機14に接続された子機B1と店内受付用電話機15A間での通話が可能となる(S14)。
【0068】
図12を用いて、店内受付用電話機15の着信表示を説明する。
図12において、(A)は、呼種別とLCD155の表示内容と、着信ランプ156の表示内容と、着信音のタイプを示し、(B)はLCD155の表示内容を示す。
(B)▲1▼は、自装置内の子機からの着信の表示を示す。(B)▲2▼は、自装置以外の子機からの着信表示を示し、変換前の管理番号にて運用した場合を示す。(B)▲3▼は、変換後の管理番号による着信表示を示す。(B)▲4▼は、センターおよび他の店舗の店内受付用電話機からの着信表示を示す。
ランプ表示内容および着信音は、着信の相手端末装置にあわせて音色やパターンを変更することが可能とされている。
【0063】
(A)において、呼種別を自局の子機着信、店外機の着信(変換なし)、店外機の子機着信(変換あり)、センターなどからの着信に分ける。
呼種別が自局の子機着信であるときには、LCD155には(B)▲1▼の“コキ_チャクシン__001”が表示され、着信ランプ156は、着信時に緑点滅する。該当する子機ボタン153が240インターで緑点滅する。着信音はタイプAが選択される。
【0064】
呼種別が店外機の子機着信(変換なし)であるときには、LCD155には(B)▲2▼の“テンガイコキ_チャクシン__2−01(ユニット番号と子機番号)”が表示され、着信ランプ156は、着信時に緑点滅する。該当する子機がないので子機ボタン153は点滅しない。着信音はタイプBが選択される。
呼種別が店外機の子機着信(変換あり)であるときには、LCD155には(B)▲3▼の“テンガイコキ_チャクシン__023(変換後の連続子機番号)”が表示され、着信ランプ156は、着信時に緑点滅する。該当する子機がないので子機ボタン153は点滅しない。着信音はタイプBが選択される。
【0065】
呼種別がセンターなどからの着信であるときには、LCD155には(B)▲4▼の“センター_チャクシン”が表示され、着信ランプ156は、着信時に緑点滅する。該当する子機がないので子機ボタン153は点滅しない。着信音はタイプCが選択される。
【0066】
本発明による自動通話装置では、データ設定により図16に示した変換前の固定番号を使用した管理番号での運用も可能である。
【0067】
この実施の形態においては、IDコードとしてPB信号を使用したが、モデム信号を使用することも可能である。またISDN回線を使用したシステムでは、発サブアドレスや着サブアドレスやユーザー間情報をIDコードとして使用することも可能である。
また、支店番号の桁数およびユニット番号の桁数は、運用形態にあわせてシステムで変更することが可能であり、IDコードの先頭に銀行コードなどのコードを追加することも可能である。
この実施の形態のIDコードは、支店コードを4桁とし、銀行コードを付加しない運用でのIDコードに対して説明する。
【0068】
図13を用いて、無人モードにおける店外機14Bの連絡用電話機(子機B1)16Bから照会センター1への発信シーケンスを説明する。
店外機14Bに接続された子機B1がオフフックすると(S21)、店外機の自動通話装置14Bは、自己が有する図9(2)センタ宛先テーブルを参照して、センター装置10の電話番号“01234567897”(センターテーブル1)を認識し、公衆網5に局線発信する(S22)とともに、子機B1に、センター発信中などの音声ガイダンスを送出する(S23)。
発信は、公衆網5を経由してセンター装置10に着信する(S24)。センター装置10は、着信に対して自動応答する(S25)。自動応答は、公衆網5を介して自動通話装置14Bへ相手応答として送信される(S26)。
【0069】
センター装置10が応答すると、店外機14Bは、図9(1)連絡用電話機管理番号変換テーブルを参照して、固定番号変換前の子機番号T“01”に相当する変換後の管理番号t“023”(変換テーブル1)を認識するとともに、自局の支店番号“0001”を認識して図4に示す構造のIDコード“00010023”を作成して、センター装置10に通知し(S27)、子機B1と公衆網5の通話路を接続する(S28)。
センター装置10は、受信したIDコードをチェックし(S29)、管理番号“023”から子機B1からの着信と認識するとともに、受付用電話機11に着信情報として受信IDコード、または、IDコードから展開した情報を図12(B)▲3▼に示す着信表示によって表示し(S30)、公衆網5に呼出音を送出する(S31)。
【0070】
受付用電話機11が着信応答すると(S32)、センター装置10は、受付用電話機11と、公衆網5との通話路を接続し(S33)、店外機14Bの子機B1と照会センター1の受付用電話機11間での通話が可能となる。
【0071】
図14を用いて、店内受付用電話機15Aからの特番発信時のシーケンスを説明する。
特番発信は、図6に示す特番を使用して行われる。図14では、照会センター1呼びの特番“0000”にて発信した場合の発信シーケンスを示す。
店内受付用電話機15Aがオフフックすると(S41)、母店の自動通話装置14Aは、店内受付用電話機15Aに発信音を送出し(S42)、発信が可能であることを通知する。
店内受付用電話機15Aから特番“0000”を入力すると(S43)、自動通話装置14Aは、図7に示すデータ管理テーブルの(1)連絡用電話機管理番号変換テーブルの変換後の管理番号tを参照して連絡用電話番号“000”が自店内受付用電話機15Aの固定番号であることを認識し、センター発信の特番であることを認識する。
次に、自動通話装置14Aは、(2)センター宛先テーブルを参照して、照会センター1の電話番号“01234567897”を認識し、公衆網5に対して自動発信する(S44)。
【0072】
この呼が、公衆網5からセンター装置10に着信する(S45)と、センター装置10は、公衆網5を介して着信に自動応答する(S46)。
センター装置10からの相手応答を受信すると(S47)、母店機14Aは、自装置の支店番号“0001”と特番によって入力された変換後の管理番号“000”を使用して、図4に示される構造のIDコード“00010000”を作成してセンター装置10に通知して(S48)、店内受付用電話機15Aと公衆網5の通話路を接続する(S49)。
センター装置10は、受信したIDコードをチェックし(S50)、管理番号“000”から店内受付用電話機15Aからの着信と認識するとともに、受付用電話機11に着信情報として受信したIDコード、または、IDコードから展開した情報を表示する着信処理を実行し(S51)、公衆網5に呼出音を送出する(S52)。
受付用電話機11が着信応答すると(S53)、センター装置10は、受付用電話機11と公衆網5との通話路を接続し(S54)、店内受付用電話機15Aと、受付用電話機11間での通話が可能となる(S55)。
【0073】
自動通話装置14Aの店内受付用電話機15Aから自動通話装置14aの店内受付用電話機14aへ発信するときには、ステップS43において、店内受付用電話機15Aからの特番発信が“0100”の場合には、図7に示すデータ管理テーブルの(1)連絡用電話機管理番号変換テーブルの変換後の管理番号t“100”(変換テーブル22)から連絡用電話番号“100”がユニット番号“0”の固定番号“00”であることを認識し、(3)ユニット番号登録エリアを参照して母店機14aの電話番号“01234567890”と支店番号“0001”を認識して公衆網5に自動発信する(S44)。
この呼を公衆網5を介して着信した(S45)母店機14aは、着信に対して自動応答する(S46)。
母店機14aが応答すると(S47)、母店機14Aは、(3)ユニット番号登録エリアのユニット番号“0”の支店番号“0001”と特番にて入力された変換後の管理番号“100”を使用してIDコード“00010100”を作成して母店機14aに通知して(S48)、店内受付用電話機15Aと公衆網5の通話路を接続する(S49)。
【0074】
母店機14aは、受信したIDコードをチェックし(S50)、機能コード“0”から連絡用電話機着信と認識し、管理番号“100”から図8に示す(1)連絡用電話機管理番号変換テーブルの変換後の管理番号tを参照して管理番号“100”が自装置の店内受付用電話機15Aであると認識するとともに、店内受付用電話機15aに着信情報として受信IDコードの管理番号を表示し(S51)、公衆網5に呼出音を送出する(S52)。
店内受付用電話機15aが着信応答すると(S53)、母店機14aは、店内受付用電話機15aと公衆網5との通話路を接続し(S54)、店内受付用電話機15Aと店内受付用電話機15a間での通話が可能となる(S55)。
【0075】
図15を用いて、照会センター1から母店Aの店内受付用電話機15Aまたは子機16Aを呼び出すシーケンスを説明する。
照会センター1のセンター装置10と連動しているコンピュータ端末装置13から母店Aの自動通話装置14Aの店内機受付用電話機16Aに呼出しを指示すると(S61)、コンピュータ12はセンター装置10に対して局線発信を指示する(S62)。
センター装置10は、受付用電話機11へ信号を送出する(S63)とともに、公衆網5へ局線発信する(S64)。
公衆網5を介してこの呼を着信した母店Aの自動通話装置14Aは、公衆網5へ自動応答する(S66)。
相手の応答を公衆網から受信した(S67)センター装置10は、IDコード“00010000”を作成し、作成したIDコードを母店機14Aへ送出し(S68)、受付用電話機11と母店機14Aとの間の通話路を接続する(S69)。
【0076】
母店機14Aは、図7に示す母店機14A用の(1)連絡用電話機管理番号変換テーブルの変換後の管理番号tを参照して、受信したIDコードの機能コード“0”からセンター着信であること、管理番号“000”から自装置の店内受付用電話機15A宛の着信であることを認識する(S70)とともに、店内受付用電話機15Aに図12(B)の▲4▼に示す着信表示を行い(S71)、公衆網5に呼出音を送出する(S72)。
店内受付用電話機15Aの応答があると(S73)、母店機14Aは、母店機14Aと受付用電話機15Aとの間に通話路を接続し(S74)、照会センター1の受付用電話機11と母店Aの受付用電話機15Aとの間で通話が可能となる(S75)。
【0077】
上記した説明では、店内受付用電話機15A呼びの場合は、IDコードの管理番号が“000”であったが、子機呼びの場合には、管理番号が子機の管理番号となり、子機1呼びの場合には、“00010001”となり上述した店内受付用電話機15A経の着信と同じようなシーケンスにて子機1に着信する。
【0078】
【発明の効果】
本発明によれば、ひとつの店舗に複数の自動通話装置を有する場合でも、連絡用電話番号の管理番号を連続した番号にて管理することが可能となる。
また、店内受付用電話機とセンター装置の受付電話機間での通話および着信表示、無人店舗の連絡用電話機と有人店舗の店内受付用電話機間での通話および着信表示が可能となり、個々着信に対してどの連絡用通話装置からの着信であるかを表示することが可能となる。
さらに、有人モードでは、店内受付用電話機にて無人店舗の連絡用電話機を管理することが可能となり、有人店舗が有人モード時の時間帯は、照会センターを、不要とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる集中遠隔監視システムの構成を説明するブロック図。
【図2】自動通話装置の構成を示すブロック図。
【図3】店内受付用電話機の外観構成を示す正面図。
【図4】本発明に用いる番号変換後のIDコードを説明する図。
【図5】本発明に用いる有人店舗Aにおける管理番号変換の内容を説明する連絡用電話機管理番号変換テーブル。
【図6】店内受付用電話機15Aからの発信特番の内容を説明する図。
【図7】母店機14Aが有するデータ管理テーブルの内容を説明する図。
【図8】母店機14aが有するデータ管理テーブルの内容を説明する図。
【図9】店外機14Bが有するデータ管理テーブルの内容を説明する図。
【図10】データ設定コマンド(登録)の具体例を説明する図。
【図11】有人モード時の子機B1から母店機Aへの発信シーケンス説明図。
【図12】店内受付用電話機の着信表示の例を説明する図。
【図13】無人モード時の子機B1から照会センター1への発信シーケンス説明図。
【図14】店内受付用電話機15Aから特番発信シーケンス説明図。
【図15】照会センター1からの店内受付用電話機15Aおよび子機1の呼出シーケンス説明図。
【図16】変換前および従来技術によるIDコードを説明する図。
【符号の説明】
1 照会センター(集中遠隔監視センター)
2 自動取引装置コーナー(有人店舗A(母店A))
3 自動取引装置コーナー(無人店舗B(店舗外B))
4 自動取引装置コーナー(有人店舗C(母店C))
5 公衆網
6 専用線
10 センター装置
11 受付用電話機
12 コンピュータ(サーバーなど)
13 コンピュータ端末
14 自動通話装置
15 店内受付用電話機
16 連絡用電話機(子機)
17 自動取引装置(ATM装置:現金自動預け入れ・支払機)
18 自動機監視装置
19 ルータ
20 構内放送設備
31 通話路
32 店内受付用電話機制御部
33 連絡用電話機制御部
35 局線トランク制御部
36 PBREC部
37 PB・トーン送出部
38 音声ガイダンス送出部
40 主制御部
41 通話路制御部
42 汎用マイクロプロセッサ
43 プログラム格納部
44 データ記憶部
45 ワークエリア
46 接点入力制御部
47 接点出力制御部
48 データ通信制御部
49 障害情報制御部
50 シーケンサ
151 ダイヤルボタン
152 機能ボタン
153 子機呼出ボタン
154 有人モード・無人モード切替ボタン
155 LCD表示機
156 着信ランプ
157 ハンドセット
158 スピーカ

Claims (8)

  1. 自動通話装置と該自動通話装置に収容された複数の連絡用電話機を有する複数の支局と、これらの支局を集中遠隔監視する集中遠隔監視センターとを、公衆網を介して接続し、各支局内に設けた支局内監視用電話機で複数の連絡用電話機を監視するとともに、各支局内で前記連絡用電話機の監視を行わないときに公衆網を介して集中遠隔監視センターが支局を遠隔監視するようにした集中遠隔監視システムにおいて、
    支局の自動通話装置と集中遠隔監視センターに、連絡用電話機および支局内監視用電話機を自動通話装置に収容する固定番号と、該固定番号に対応付けた支局単位で連続した管理番号とからなるデータ管理テーブルを設け、
    集中遠隔監視センターと各支局との間または各支局間もしくは支局と該支局の管理下にある自動通話装置に収容された連絡用電話機との間の公衆網を介した通話路設定時に管理番号を送信し、着信側に前記管理番号を通知することを特徴とする集中遠隔監視システム。
  2. 各支局に少なくとも一つの支局内監視用電話機を設け、この支局内監視用電話機にも連続した管理番号を付したことを特徴とする請求項1記載の集中遠隔監視システム。
  3. データ管理テーブルを参照して受信した連続した管理番号から固定番号を認識して、当該連絡用電話機および支局内監視用電話機を呼び出すようにした請求項1または請求項2に記載の集中遠隔監視システム。
  4. 連絡用電話機または支局内監視用電話機からの発呼をデータ管理テーブルを参照して固定番号から連続した管理番号に変換して発信するようにした請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の集中遠隔監視システム。
  5. 支局が支局内監視用電話機を収容した自動通話装置と、支局内監視用電話機を収容していない自動通話装置とを有しており、前記支局内監視用電話機を収容していない自動通話装置に収容された連絡用電話機を、前記支局内監視用電話機で監視するようにした請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の集中遠隔監視システム。
  6. 自動通話装置と該自動通話装置に収容された複数の連絡用電話機を有する複数の支局と、これらの支局を集中遠隔監視する集中遠隔監視センターとを、公衆網を介して接続し、各支局内に設けた支局内監視用電話機で複数の連絡用電話機を監視するとともに、各支局内で前記連絡用電話機の監視を行わないときに公衆網を介して集中遠隔監視センターが支局を遠隔監視するようにした集中遠隔監視システムに用いる自動通話装置において、
    連絡用電話機および支局内監視用電話機を自動通話装置に収容する固定番号と、該固定番号に対応付けた支局単位で連続した管理番号とからなるデータ管理テーブルを設け、
    通話装置に収容される連絡用電話機の固定番号を前記管理番号に変換して相手の自動通話装置へ通知する機能を有することを特徴とする自動通話装置。
  7. 自動通話装置と該自動通話装置に収容された複数の連絡用電話機を有する複数の支局と、これらの支局を集中遠隔監視する集中遠隔監視センターとを、公衆網を介して接続し、各支局内に設けた支局内監視用電話機で複数の連絡用電話機を監視するとともに、各支局内で前記連絡用電話機の監視を行わないときに公衆網を介して集中遠隔監視センターが支局を遠隔監視するようにした集中遠隔監視システムに用いる自動通話装置において、
    連絡用電話機および支局内監視用電話機を自動通話装置に収容する固定番号と、該固定番号に対応付けた支局単位で連続した管理番号とからなるデータ管理テーブルを設け、
    受信した管理番号から固定番号を認識して自動通話装置に収容される連絡用電話機を呼び出す機能を有することを特徴とする自動通話装置。
  8. 支局内監視用電話機を収容しない自動通話装置に収容された連絡用電話機を監視する機能を有したことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の自動通話装置。
JP27550897A 1997-10-08 1997-10-08 集中遠隔監視システムおよび該システムに用いる自動通話装置 Expired - Fee Related JP3583596B2 (ja)

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