JP3582805B2 - 複写記入ラミネート用紙組 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は複写用紙に複写記入された情報がその複写用紙の引き出し操作で透視可能なシートにより覆われて保護されるようにし複写記入ラミネート用紙組に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、現金などの受け渡しに際して発行される領収書及び領収控にあっては、受領金額などの同一情報をそれぞれに記載する必要があることから、複数枚の複写用紙を綴じ合わせて上位側から記載した情報が下位に複写される構成を有するものが採用されている。そして、複写された情報が改竄などされないように別途に用意したラミネートフィルムにより複写情報を覆うようにしたり、また、複写用紙に付設した透視可能なタックフィルムを剥ぎ取り、これで覆うようにしたりしていた。
しかしながら、上位の複写用紙と下位の複写用紙との間に硬質な板材などを入れて記載情報が下位の複写用紙側に同時に複写されないようにすることが可能であり、その下位の複写用紙への記載内容を上位の複写用紙の記載内容と異ならせることができるという問題があった。
【0003】
そこで本発明は上記事情に鑑み、情報を記載する上位の複写用紙とその複写用紙の下位に位置する複写用紙との間に外部から板材などを挿入することができないようにすることを課題とし、ラミネートにより複写情報を保護するとともに適正に記載情報が複写されるようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、情報記載部を有する封筒上紙と封筒下紙とからなる一辺開口型の封筒内に、裏面側に粘着材と剥離紙を有する透視可能なシートと剥離補助シートと第一複写用紙と第二複写用紙とを順に配置してなり、前記剥離補助シートと第一複写用紙と第二複写用紙は、封筒開口部と反対側に綴じ合わされてなるともに、第一複写用紙と第二複写用紙には、綴じ合わせ部の内側に切取り用ミシン目が設けられてなり、前記剥離紙と剥離補助シートは、封筒開口部側の端部が一体となるとともに、透視可能なシートと第二複写用紙の封筒開口部側の端部は外方に延設されて、この延設部分が互いに綴じ合わせてなり、封筒上紙の情報記載部への情報記入が第一複写用紙及び第二複写用紙の表面に複写記入される複写構成からなることを特徴とする複写記入ラミネート用紙組を提供して、上記の課題を解消するものである。
【0005】
また、もう一つの発明は、情報記載部を有する封筒上紙と封筒下紙とからなり一辺が開封可能とされた封筒内に、裏面側に粘着材と剥離紙を有する透視可能なシートと剥離補助シートと第一複写用紙と第二複写用紙とを順に配置してなり、前記第一複写用紙と第二複写用紙は、封筒開封部分と反対側に綴じ合わされてなるともに、第一複写用紙と第二複写用紙には、綴じ合わせ部の内側に切取り用ミシン目が設けられてなり、前記透視可能なシートは第一複写用紙の切取り用ミシン目側に綴じ合わされ、前記剥離紙と剥離補助シートは、封筒開封部分と反対側の端部が一体となるとともに、剥離補助シートの封筒開封部分側の端部が該封筒開封部分側に延設されて、この延設部分が封筒開封部分に綴じ合わせてなり、封筒上紙の情報記載部への情報記入が第一複写用紙及び第二複写用紙の表面に複写記入される複写構成からなることを特徴とする複写記入ラミネート用紙組であり、この複写記入ラミネート用紙組を提供して上記課題を解消するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明を図1から図8に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1から図5は第一の例を示している。図中1は複写記入ラミネート用紙組であり、この用紙組1は、封筒上紙2と封筒下紙3とからなる一辺開口の封筒4の内部に複数枚の複写用紙を配し、ラミネート構成を形成しているものである。
図2から図5に示するように、封筒4の内部には、前記封筒上紙2の情報記載部2aに対応した情報記載部5aを有する第一複写用紙5と、前記第一複写用紙5の下位に位置し封筒上紙2の情報記載部2aに対応した情報記載部6aを有する第二複写用紙6とを配置している。この封筒上紙2、第一複写用紙5、第二複写用紙6とは封筒上紙の情報記載部に記載された情報が相対応する各複写用紙の情報記載部に同時複写される複写構成を有している。
【0007】
そして、前記第一複写用紙5と第二複写用紙6とは封筒4の奥部に切取り用ミシン目を介して分離可能に綴じ合わされており、その内、第二複写用紙6にあっては、綴じ部側と対向する引き出し端部6bを封筒4の開口から表出するように延設されて、該引き出し端部6bに、封筒上紙2と第一複写用紙5との間に位置して第二複写用紙6の情報記載部6aに対応する透視可能なシート7を綴じ合わせている。
さらに、そのシート7の下面には粘着材8が塗布されていて、後述するようにこの粘着材8を介して前記シート7が情報が複写された第二複写用紙6の情報記載部6aを覆ってこれを保護することができるように設けられている。塗布された粘着材8は剥離紙9が剥離可能に覆っていて、この剥離紙9は前記シート7と第二複写用紙6の綴じ合わせ部側で綴じ合わされて該剥離紙の下位に位置する剥離補助シートを一体的に備えて、その剥離紙が、即ち、剥離補助シートが封筒4の奥部に向けて延設され、その延設端が封筒4の奥部に綴じ合わされている。
【0008】
このように剥離紙9が封筒4の奥部に綴じ合わされているため、第二複写用紙6の引き出し端部6bを持って引き出すようにすると、引き出しに伴って粘着材8が表出するようになってシート7がこの第二複写用紙6の情報記載部6aに貼着され、そこに同時複写された情報を保護することになる。そして、このように上記構造の用紙組1では封筒4の三周辺が綴じ合わされているため、封筒上紙と第一複写用紙、第一複写用紙と第二複写用紙のそれぞれの間に板材などを挿入することができず、よって、適正な情報複写が行われるようになる。
なお、第一複写用紙5は領収控えなどとして利用されるものであり、第二複写用紙6の抜取り後に、管理部署などで抜き取られて封筒上紙とともにチェック用として使用されるものである。
【0009】
図6から図8は第二の例を示していて、四周辺を綴じ合わせて成る封筒4の内部に上記第一複写用紙5、第二複写用紙6、さらに第三複写用紙10が配置されており、引き出しによるラミネート構成を有しているものである。
この第二の例にあっては、四周辺を綴じ合わせた封筒4の一辺に開封切取り用ミシン目11を入れて分離可能に設けられた封筒開封部分となる引き出し部12を有している。そして、第一の例と同様に、第一複写用紙5とこの第一複写用紙5の下位に位置する第二複写用紙6、封筒上紙2の下位に位置して情報記載部10aを備える第三複写用紙10とが、封筒4の前記引き出し部12と相対する奥部に切取り用ミシン目13を介して分離可能に綴じ合わされている。
【0010】
図示するように、前記第一複写用紙5の切取り用ミシン目13側の端部に、前記第三複写用紙10と第一複写用紙5との間に位置してこの第一複写用紙5の情報記載部5aに対応する透視可能なシート7を綴じ合わせている。前記透視可能なシート7は上記例と同様に粘着材8を備えてその粘着材8が剥離紙9にて覆われたものであり、前記シート7の下面に塗布された粘着材8を剥離可能に覆う剥離紙9を、シート7と第一複写用紙5との綴じ合わせ部側において綴じ合わせにより一体化させた下位の剥離補助シートを引き出し部12に向けて延設しており、剥離紙9の該延設端をその引き出し部12に綴じ合わせている。前記剥離紙9の綴じ合わせ部分に対応する粘着材8は未塗布状態(糊抜き)とされており、剥離紙9の剥ぎ取りがし易くなるように図られている。
このように剥離紙9の延設端(剥離補助シート)を引き出し部12に綴じ合わせているため、情報記入後に引き出し部12を持って封筒4を開封し剥離紙9を引き出すようにすると、粘着材8が表出してシート7が第一複写用紙5における複写記入済みの情報記載部5aに貼着して記載された情報を保護するようになる。
そして、このように第二の例における構造の用紙組1では、開封前には封筒4の四周辺が綴じ合わされているため、封筒上紙と第一複写用紙、第一複写用紙と第二複写用紙のそれぞれの間に板材などを挿入することができず、よって、適正な情報複写が行われるようになる。
【0011】
開封後は、上記第一複写用紙5を抜き取ってこれを領収書などとして利用し、第二複写用紙6と第三複写用紙10とは領収控えなどとして利用されるものであり、第一複写用紙5の抜取り後に、管理部署などで抜き取られて封筒上紙とともにチェック用として使用されるものである。
なお、第一、第二の例とも、上記剥離紙はシート対応部と剥離補助シートとが綴じ合わされたものであるが、一枚の剥離紙を折り返すようにして利用してもよい。また、複写用紙も図示された枚数に限定されるものではなく、その枚数を増大させるようにしてもよい。さらに、各例において複写用紙などが封筒自体の綴じ合わせ部分と別個に綴じ合わされているが、これらを封筒上紙と封筒下紙とともに一体にして綴じ合わせるようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】
本発明の複写記入ラミネート用紙組は以上説明した構成のものであり、このように複数枚の複写用紙が三周辺を綴じ合わせた封筒、四周辺が綴じ合わされた封筒に収められているため、封筒上紙側からの記載情報の複写を遮るための板材などを差し入れることができなくなり、複写用紙に対して記載情報が複写されるようになる。また、一つの複写用紙にあってはその複写された情報が透視可能なシートにより覆われるため、複写済みの情報を改竄できなくなり、偽造防止などに優れた効果を奏するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写記入ラミネート用紙組の第一の例を示す説明図である。
【図2】図1のA−A線での断面を示す説明図である。
【図3】図1のB−B線での断面を示す説明図である。
【図4】第一の例における抜き出された第二複写用紙を示す説明図である。
【図5】第一の例を一部切り欠いた状態で示す説明図である。
【図6】第二の例を示す説明図である。
【図7】第二の例における上面を示す説明図である。
【図8】第二の例における一部を切り欠いた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…複写記入ラミネート用紙組
4…封筒
5…第一複写用紙
6…第二複写用紙
7…シート
8…粘着材
9…剥離紙
12…引き出し部
Claims (2)
- 情報記載部を有する封筒上紙と封筒下紙とからなる一辺開口型の封筒内に、裏面側に粘着材と剥離紙を有する透視可能なシートと剥離補助シートと第一複写用紙と第二複写用紙とを順に配置してなり、
前記剥離補助シートと第一複写用紙と第二複写用紙は、封筒開口部と反対側に綴じ合わされてなるともに、第一複写用紙と第二複写用紙には、綴じ合わせ部の内側に切取り用ミシン目が設けられてなり、
前記剥離紙と剥離補助シートは、封筒開口部側の端部が一体となるとともに、
透視可能なシートと第二複写用紙の封筒開口部側の端部は外方に延設されて、この延設部分が互いに綴じ合わせてなり、
封筒上紙の情報記載部への情報記入が第一複写用紙及び第二複写用紙の表面に複写記入される複写構成からなることを特徴とする複写記入ラミネート用紙組。 - 情報記載部を有する封筒上紙と封筒下紙とからなり一辺が開封可能とされた封筒内に、裏面側に粘着材と剥離紙を有する透視可能なシートと剥離補助シートと第一複写用紙と第二複写用紙とを順に配置してなり、
前記第一複写用紙と第二複写用紙は、封筒開封部分と反対側に綴じ合わされてなるともに、第一複写用紙と第二複写用紙には、綴じ合わせ部の内側に切取り用ミシン目が設けられてなり、
前記透視可能なシートは第一複写用紙の切取り用ミシン目側に綴じ合わされ、
前記剥離紙と剥離補助シートは、封筒開封部分と反対側の端部が一体となるとともに、剥離補助シートの封筒開封部分側の端部が該封筒開封部分側に延設されて、この延設部分が封筒開封部分に綴じ合わせてなり、
封筒上紙の情報記載部への情報記入が第一複写用紙及び第二複写用紙の表面に複写記入される複写構成からなることを特徴とする複写記入ラミネート用紙組。
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JPH0995072A JPH0995072A (ja) | 1997-04-08 |
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