JP3582763B2 - 通報管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インタフェース回路を介して接点の開状態又は閉状態を生成する接点機器を有する通報装置に接続されるとともに、センターと通信可能なようにNCUを介して回線に接続され、通報装置が生成する接点の閉状態を検知するとともに検知した閉状態に基づいてセンターに送信を行う通報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来のインタフェース回路5、及びこれを用いた通報管理装置を説明するための機能ブロック図である。図7は、図6の通報管理装置において生成されるスキャニングパルス3aを説明するためのタイミングチャートである。
【0003】
図6に示すように、通報管理装置9は、通信手段としてのNCU3Bとインタフェース回路5とマイクロコンピュータ3Aとを有し、センター4と通信可能なようにNCU3Bを介して回線8に接続されると共に、インタフェース回路5を介して通報装置(具体的には、発信機能付自動切替調整器)6に接続されていた。
【0004】
インタフェース回路5は、状態情報を生成する通報装置6と状態情報を検知する通報管理装置9との間で装置間相互接続を行うための手段である。
【0005】
更に、インタフェース回路5には、ポート7を介して接点機器6Aに接続された状態で接点機器6Aが状態情報を発生したか否かを検出する第1フォトカプラ1と、第1フォトカプラ1と接点機器6Aを介して接続された状態で接点機器6Aが生成する状態情報の収集を実行する第2フォトカプラ2とが設けられていた。
【0006】
第1フォトカプラ1内のフォトトランジスタ1Aのコレクタは、接点機器6Aを介して、第2フォトカプラ2内のフォトダイオード2Bと順方向に直列に接続され、エミッタは接地電位に接続されていた。
【0007】
また第1フォトカプラ1内のフォトダイオード1Bは、カソードが接地電位に接続され、アノードがマイクロコンピュータ3Aの出力端子に接続されていた。
【0008】
第2フォトカプラ2内のフォトダイオード2Bは、アノードが電源Vddに接続され、カソードが、接点機器6Aを介して、第1フォトカプラ1内のフォトトランジスタ1Aのコレクタに接続されていた。
【0009】
また第2フォトカプラ2内のフォトトランジスタ2Aは、コレクタが抵抗素子を介して電源Vccに接続されると共に、マイクロコンピュータ3Aの入力端子に接続され、エミッタが接地電位に接続されていた。
【0010】
次に、接点機器6Aの開閉状態の検知動作を説明する。
【0011】
従来の構成を有する通報管理装置9においては、電力消費量を抑える目的で、検知動作等の必要動作を実行する以外の時間はマイクロコンピュータ3Aを節電状態(例えば、スリープモード)に維持していた。
【0012】
検知動作等の必要動作を実行する際には、マイクロコンピュータ3Aを覚醒状態(例えば、ウェイクアップモード)に復帰させていた。
【0013】
このため、接点機器6Aの開閉状態の検知動作(以降、スキャニング動作と呼ぶ)を実行する場合、節電状態にあるマイクロコンピュータ3Aを、図7に示すような所定の周期t(則ち、スキャニング周期、具体的には、1秒周期)で覚醒状態に復帰させていた。
【0014】
覚醒状態に復帰したマイクロコンピュータ3Aは、スキャニング動作可能状態となって、入力端子からスキャニングパルス3aをフォトダイオード1Bに与え、第1フォトカプラ1を活性化して接点機器6Aの開閉状態のスキャニングを実行していた。
【0015】
スキャニング結果である接点状態信号は、活性化された第2フォトカプラ2を介して、覚醒状態にあるマイクロコンピュータ3Aの入力端子に伝達されていた。
【0016】
接点状態信号の収集が完了して接点機器6Aのスキャニング動作が終了すると、マイクロコンピュータ3Aは、再び節電状態に移行し、次のスキャニングのタイミングまでこの節電状態を維持していた。
【0017】
更に詳しく、マイクロコンピュータ3Aが実行するスキャニング動作を説明する。
【0018】
通報装置6において、接点機器6Aが閉状態になると、第2フォトカプラ2のフォトダイオード2Bと閉状態になった接点機器6Aと第1フォトカプラ1内のフォトトランジスタ1Aとが直列に接続された回路が形成され、第2フォトカプラ2内のフォトダイオード2Bが活性化されて閉状態に応じた接点状態信号が生成される。
【0019】
そこで、覚醒状態時に接点機器6Aの閉状態のスキャニング動作を実行する場合には、マイクロコンピュータ3Aは、図7に示すような周期tのスキャニングタイミングでスキャニングパルス3aを第1フォトカプラ1内のフォトダイオード1Bに与えて、フォトトランジスタ1Aを活性化して接点状態信号の生成を制御すると共に、接点機器6Aの閉状態に応じて活性化された第2フォトカプラ2内のフォトトランジスタ2Aを介して閉状態にかかる接点状態信号の収集の制御を実行していた。
【0020】
一方、接点機器6Aが開状態になると、第2フォトカプラ2内のフォトトランジスタ2Aを活性化することにより、開状態に応じた接点状態信号が生成される。
【0021】
そこで、覚醒状態時に接点機器6Aの開状態のスキャニング動作を実行する場合には、マイクロコンピュータ3Aは、図7に示すスキャニングタイミングでスキャニングパルス3aを第1フォトカプラ1内のフォトダイオード1Bに与えて、フォトトランジスタ1Aを活性化して接点状態信号の生成を制御すると共に、接点機器6Aの開状態に応じて不活性化された第2フォトカプラ2内のフォトトランジスタ2Aを介して開状態にかかる接点状態信号の収集の制御を実行していた。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のインタフェース回路5、及びこれを用いた通報管理装置9では、接点機器6Aの開閉状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合であっても、スキャニング動作の要不要に関わらず、スキャニング周期に従ったスキャニング動作が規則的に実行されてしまう可能性があった。
【0023】
このため、スキャニング動作の要不要に関わらず、節電状態にあるマイクロコンピュータ3Aが、スキャニング周期毎に規則的に覚醒状態に復帰させられて、スキャニング動作が実行される可能性があった。
【0024】
則ち、覚醒状態への不必要な復帰及び不必要なスキャニング動作がマイクロコンピュータ3Aによって実行されることに依り、通報管理装置9における電力消費量を十分に抑えることが難しいという技術的課題があった。
【0025】
本発明は、接点機器の開閉状態に変化が生じた場合の様にスキャニング動作を必要とする場合のみスキャニング動作を実行可能とし、その結果、節電状態にあるマイクロコンピュータをスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作を実行可能とし、通報管理装置における電力消費量を従来よりも低減可能とすることを課題としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、接点の開状態又は閉状態を生成する接点機器32を有する通報装置30との間で装置間相互接続を行うために、スキャニング信号14aによって点灯するフォトダイオード226と該フォトダイオードの点灯によって前記接点が閉状態にあるときオンするフォトトランジスタ224とからなる第1のフォトカプラを有するスキャニング手段22と、前記接点が閉状態にあるとき前記第1のフォトカプラのフォトトランジスタ224がオンすることによって点灯するフォトダイオード246と該フォトダイオードの点灯によってオンするフォトトランジスタ244とからなる第2のフォトカプラを有し、該第2のフォトカプラのフォトトランジスタ244のオンによって接点状態信号24aを生成する接点状態検知手段24とを含むインタフェース回路20と、前記接点の閉状態を送信すべきセンターとの間の通信を行う通信手段12と、前記インタフェース回路20と前記通信手段12との間に設けられ、前記スキャニング手段22に供給する前記スキャニング信号14aを生成するとともに、前記スキャニング信号14aを供給したときの前記接点状態検知手段24からの前記接点状態信号24aに基づいて前記接点の閉状態を検知するマイクロコンピュータ14とを備え、センター40と通信可能なように前記通信手段12を介して回線に接続されると共に前記インタフェース回路20を介して前記通報装置30に接続され、前記通報装置30が生成する前記接点の閉状態を検知するとともに該検知した閉状態に基づいてセンター40に送信を行う通報管理装置10において、前記接点の開状態から閉状態への変化に応じて前記接点状態検知手段24の前記第2のフォトカプラのフォトダイオード246を通じて充電電流又は放電電流を流して当該フォトカプラのフォトダイオード246を点灯させ、前記接点状態検知手段24に接点状態信号24aを生成させる容量素子を有するタイミング発生部222をさらに備え、前記マイクロコンピュータ14は、前記スキャニング信号14aを 生成していない状態で前記接点状態検知手段24からの接点状態信号に基づいて前記スキャニング信号14aの生成を開始するようにしたことを特徴とする通報管理装置10である。
【0027】
請求項1に記載の発明に依れば、接点の開状態から閉状態への変化に応じて接点状態検知手段24の第2のフォトカプラのフォトダイオード246を通じて充電電流又は放電電流を流して当該フォトカプラのフォトダイオード246を点灯させ、点状態検知手段24に接点状態信号24aを生成させる容量素子を有するタイミング発生部222を設けることに依り、スキャンイング信号を供給しない状態で、通報装置の接点機器の接点が閉状態になったことを示す接点状態信号を生成し、スキャニング信号の生成していない状態で生成される接点状態信号に基づいてスキャニング信号を生成するようにしているので、マイクロコンピュータは通常状態ではスキャニング信号を生成しない休眠状態にしておき、節電状態にあるマイクロコンピュータ14及び通信手段12をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が実行可能となり、マイクロコンピュータ14における電力消費量を従来よりも低減できるようになる
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の通報管理装置10のインタフェース回路20は、装置間相互接続を行うためのインタフェース回路20であって、一方の装置に発生した状態情報に応じて状態情報の発生タイミングに同期した所定時間幅(単位は[秒])を有する状態信号を生成すると共に、状態信号を他方の装置に送信して状態情報の収集を促すタイミング発生部222を有する。
【0029】
本発明の装置とは、インタフェース回路20に接続された状態で、データの送受信が可能なものであれば、何でも良く、例えば、発信機能付自動切替調整器等を意味する。
【0030】
また、節電状態とは、装置の動作クロックを減速したり、使用していないハードウェアを休眠させた状態を意味し、無駄な消費電力を抑えるために有効な方法である。
【0031】
また、装置間相互接続とは、1対1接続、1対多接続、多対多接続等を意味し、また接続形態としては、スター接続、バス接続、マスター・スレーブ接続等の各種の接続が可能である。
【0032】
このようなタイミング発生部222を設けることに依り、相手方の装置に対する所定動作の要不要の検出が可能となり、不要な動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10の節電状態を維持して装置における電力消費量(単位は[wh])を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0033】
更に、相手方の装置に対する所定動作を必要とする場合のみ、その動作が実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10を動作要求に応じて覚醒状態に復帰させて相手方の装置に対する動作が実行可能となり、装置における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0034】
第1実施形態又は後述する第2実施形態の覚醒状態とは、装置の動作クロックを正常速度に復帰したり、使用しようとするハードウェアの休眠を解除した状態を意味する。また、所定動作とは、インタフェース回路20を介して相手方の装置から情報を収集するために、相手方の装置に対して実行する制御動作を意味する。
【0035】
また第1実施形態又は後述する第2実施形態における通報装置30は、発信機能付自動切替調整器当であって、開状態又は閉状態を生成する接点機器32を有する。
【0036】
また、第1実施形態又は後述する第2実施形態の接点とは、リレー接点等を意味するが、電気信号に応じて開状態又は閉状態となるのものならば、特に限定されない。
【0037】
また、第1実施形態又は後述する第2実施形態の接点機器32とは、例えば、ガス漏れや自損事故を検知して接点の開閉を行うガス漏れ検知器のような手段を意味するが、このような接点(具体的には、リレー素子)を有し、所定の条件に基づいて接点を開閉制御する機器ならば、何でも良い。
【0038】
また、第1実施形態又は後述する第2実施形態の容量性素子は、例えば、コンデンサー等の電子素子を意味するが、これに特に限定されるものではなく、静電容量を有し、電流の充電や放電に従った電圧が発生するものならば、何でも良い。
【0039】
また、第1実施形態又は後述する第2実施形態の接点機器32は、接点の開状態と閉状態とに応じて、接点を有する接点機器32に流れる電流を遮断状態に制御したり通電状態にしたりできるものであれば、何でも良い。
【0040】
また、第1実施形態又は後述する第2実施形態におけるガス漏れ検知装置とは、ガス漏れ、コンセント抜け、その他の自損事故を検出して、その検出状態を伝えるための状態情報を生成可能な装置を意味する。
【0041】
また、第1実施形態又は後述する第2実施形態のマイクロコンピュータ14とは、CPU、プログラム記憶用のROM、演算記憶用のRAM、情報の入出力制御を行うペリフェラルインタフェース等を中心にして構成されている制御手段ならば、何でも良い。また、NCU12やインタフェース回路20は、マイクロコンピュータ14内にIC化されて設けられることも可能である。
【0042】
以下、図面に基づき本発明の各種実施形態を説明する。
【0043】
初めに、インタフェース回路、及びこれを用いた通報管理装置の第1実施形態を説明する。図1は、本発明のインタフェース回路20、及びこれを用いた通報管理装置10の第1実施形態を説明するための機能ブロック図である。図2は、図1の通報管理装置10において生成される接点状態信号24aとスキャニング信号14aとのタイミングを説明するためのタイミングチャートである。
【0044】
第1実施形態の通報管理装置10は、図1に示すように、NCU12、マイクロコンピュータ14、インタフェース回路20を有する。
【0045】
初めに、図面に基づき、第1実施形態にかかるインタフェース回路20を説明する。
【0046】
第1実施形態のインタフェース回路20は、状態情報を生成する通報装置30と状態情報を検知する通報管理装置10との間で装置間相互接続を行う機能を有し、図1に示すように、スキャニング手段22と接点状態検知手段24とを有する。
【0047】
スキャニング手段22は、接点機器32に接続された状態で接点機器32が状態情報を発生したか否かを検出する機能を有し、フォトカプラ22とタイミング発生部222を有する。
【0048】
スキャニング手段(フォトカプラ)22内のフォトトランジスタ224のコレクタは、抵抗素子23Bを介して接点機器32に接続され、更に、接点機器32を介して、接点状態検知手段(フォトカプラ)24内のフォトダイオード246と順方向に直列に接続され、エミッタは接地電位に接続されている。
【0049】
またスキャニング手段(フォトカプラ)22内のフォトダイオード226は、カソードが接地電位に接続され、アノードが抵抗素子23Dを介してマイクロコンピュータ14の出力端子に接続されている。
【0050】
またスキャニング手段22のフォトカプラ22内のフォトトランジスタ224は、接点機器32を介して、接点状態検知手段24のフォトカプラ24内のフォトダイオード246と順方向に直列に接続されている。
【0051】
スキャニング手段22に装置されているタイミング発生部222は、接点機器32に発生した接点の開状態又は閉状態にかかる状態情報に応じた接点状態信号24aを状態信号として生成すると共に、状態信号を通報管理装置10に送信して状態情報の収集を促す機能を有する。
【0052】
具体的なタイミング発生部222は、スキャニング手段22内のフォトトランジスタ224のエミッタとコレクタとの間に並列に接続されている容量性素子によって実現されている。
【0053】
このようなタイミング発生部222を設けることに依り、通報管理装置10における相手方の装置に対する動作の要不要の検出が可能となり、接点機器32の開閉状態に変化が無く前状態を維持している場合の様に相手方の装置に対する動作を不要とする場合には相手方の装置に対する動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10の節電状態を維持して通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0054】
更に、接点機器32の開閉状態に変化が生じた場合の様に相手方の装置に対する動作を必要とする場合のみ相手方の装置に対する動作が実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10を相手方の装置に対する動作要求に応じて覚醒状態に復帰させて相手方の装置に対する動作が実行可能となり、通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0055】
第1実施形態の容量性素子は、例えば、コンデンサー等の電子素子を意味するが、これに特に限定されるものではなく、静電容量を有し、電流の充電や放電に従った電圧が発生するものならば、何でも良い。
【0056】
このような容量性素子の充放電波形を用いて、通報管理装置10におけるスキャニング動作の要不要の検出が可能となり、接点機器32の開閉状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合にはスキャニング動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10の節電状態を維持して通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0057】
更に、接点機器32の開閉状態に変化に応じた容量性素子の充放電波形を用いて、スキャニング動作を必要とする場合を判定でき、スキャニング動作を必要とする場合のみスキャニング動作が実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が実行可能となり、通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0058】
次に、タイミング発生部222の動作を説明する。
【0059】
タイミング発生部222は、接点状態検知手段24のフォトダイオード246と閉状態になった接点機器32とタイミング発生部222内の容量性素子とが直列に接続された回路が形成された際に、直列回路に流れる順方向の電流を用いて容量性素子の充電を実行すると共に、容量性素子の電圧波形を用いて接点状態信号24aを生成する。
【0060】
第1実施形態の接点機器32は、接点の開状態と閉状態とに応じて、接点を有する接点機器32に流れる電流を遮断状態に制御したり通電状態にしたりできるものであれば、何でも良い。
【0061】
このような直列回路に流れる順方向の電流による容量性素子の充放電波形を用いて、通報管理装置10におけるスキャニング動作の要不要の検出が可能となり、接点機器32の開閉状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合にはスキャニング動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10の節電状態を維持して通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0062】
更に、接点機器32の開閉状態に変化に応じた容量性素子の充放電波形を用いて、スキャニング動作を必要とする場合を判定でき、スキャニング動作を必要とする場合のみスキャニング動作が実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が実行可能となり、通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0063】
また接点状態検知手段24は、スキャニング手段22と接点機器32を介して接続された状態で接点機器32が生成する状態情報の収集を実行する機能を有し、図1に示すように、フォトカプラ24を有する。
【0064】
接点状態検知手段(フォトカプラ)24内のフォトダイオード246は、アノードが電源Vddに接続され、カソードは、抵抗素子23Aを介して接点機器32に接続され、更に、接点機器32を介して、スキャニング手段(フォトカプラ)22内のフォトトランジスタ224のコレクタに接続されている。
【0065】
また接点状態検知手段(フォトカプラ)24内のフォトトランジスタ244は、コレクタが抵抗素子23Cを介して電源Vccに接続されると共に、マイクロコンピュータ14の入力端子に接続され、エミッタが接地電位に接続されている。
【0066】
このような接点状態検知手段24とスキャニング手段22を設けることに依り、通報管理装置10におけるスキャニング動作の要不要の検出が可能となり、接点機器32の開閉状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合にはスキャニング動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10の節電状態を維持して通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0067】
更に、接点機器32の開閉状態に変化が生じた場合の様にスキャニング動作を必要とする場合のみスキャニング動作が実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が実行可能となり、通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0068】
次に、図面に基づき、第1実施形態にかかる通報管理装置10を説明する。
【0069】
通報管理装置10は、図1に示すように、NCU12とインタフェース回路20との間に設けられたマイクロコンピュータ14を有する。
【0070】
通報管理装置10は、通信手段としてのNCU12とインタフェース回路20とマイクロコンピュータ14とを有し、センター40と通信可能なようにNCU12を介して回線41(接続端子L1,L2,T1,T2)に接続されると共に、インタフェース回路20を介して通報装置30(具体的には、発信機能付自動切替調整器)に接続されている。
【0071】
インタフェース回路20は、前述したように、状態情報を生成する通報装置30と状態情報を検知する通報管理装置10との間で装置間相互接続を行うための手段である。
【0072】
第1実施形態におけるガス漏れ検知装置とは、ガス漏れ、コンセント抜け、その他の自損事故を検出して、その検出状態を伝えるための状態情報を生成可能な装置を意味する。
【0073】
また、センター40とは、回線41を介して少なくとも1つ以上接続された通報管理装置10,…,10から接点状態信号24aを一括して収集するための設備を意味する。
【0074】
また、NCU12とは、Network Control Unitの略語である。また、回線41とは、情報の伝達を行うための伝送媒体なら何でも良く、例えば、電話回線、ISDN回線等の有線回線や、電波を用いた無線回線を意味する。
【0075】
マイクロコンピュータ14は、スキャニング信号14aを与えて、スキャニング手段22を活性化して接点状態信号24aの生成を制御すると共に、接点機器32の開閉状態に応じて活性化された接点状態検知手段24を介して開閉状態にかかる接点状態信号24aの収集を制御するように構成されている。
【0076】
またマイクロコンピュータ14は、ポート17(端子SG(制御信号様の端子),DT(データの送受信様の端子))を介してガスメータ42に接続されており、ガスメータ42からガスの使用量等の検針情報を受信している。
【0077】
第1実施形態のマイクロコンピュータ14とは、CPU、プログラム記憶用のROM、演算記憶用のRAM、情報の入出力制御を行うペリフェラルインタフェース等を中心にして構成されている制御手段ならば、何でも良い。また、NCU12やインタフェース回路20は、マイクロコンピュータ14内にIC化されて設けられることも可能である。
【0078】
次に、図面に基づき、第1実施形態にかかるマイクロコンピュータ14の動作を説明する。
【0079】
第1実施形態にかかるマイクロコンピュータ14とは、CPU、プログラム記憶用のROM、演算記憶用のRAM、情報の入出力制御を行うペリフェラルインタフェース等を中心にして構成されている制御手段ならば、何でも良い。また、NCU12やインタフェース回路20は、マイクロコンピュータ14内にIC化されて設けられることも可能である。
【0080】
通報管理装置10においては、電力消費量を抑える目的で、検知動作等の必要動作を実行する以外の時間はマイクロコンピュータ14を節電状態(例えば、スリープモード)を維持している。
【0081】
スキャニング動作を実行する際には、図2(a)に示すように、接点状態信号24aの受信を待って、マイクロコンピュータ14を覚醒状態(例えば、ウェイクアップモード)に復帰させている。
【0082】
このため、従来のように所定の周期t(則ち、スキャニング周期、具体的には、1秒周期)で無駄に覚醒状態に復帰させる必要が無くなるといった効果を奏する。
【0083】
また、覚醒状態に復帰したマイクロコンピュータ14は、スキャニング動作可能状態となって、入力端子からスキャニング信号14aをフォトダイオード226に与え、スキャニング手段(フォトカプラ)22を活性化して接点機器32の開閉状態のスキャニング動作を実行している。
【0084】
スキャニング結果である接点状態信号24aは、活性化された接点状態検知手段(フォトカプラ)24を介して、覚醒状態にあるマイクロコンピュータ14の入力端子に伝達されている。
【0085】
接点状態信号24aの収集が完了して接点機器32のスキャニング動作が終了すると、マイクロコンピュータ14は、再び節電状態に移行し、次のスキャニング動作のタイミングまでこの節電状態を維持している。
【0086】
更に詳しく、マイクロコンピュータ14が実行するスキャニング動作を説明する。
【0087】
通報装置30において、接点機器32が閉状態になると、接点状態検知手段(フォトカプラ)24のフォトダイオード246と閉状態になった接点機器32とスキャニング手段(フォトカプラ)22内のフォトトランジスタ224とが直列に接続された回路が形成され、接点状態検知手段(フォトカプラ)24内のフォトダイオード246が活性化されて閉状態に応じた接点状態信号24aが生成される。
【0088】
そこで、覚醒状態時に接点機器32の閉状態のスキャニング動作を実行する場合には、マイクロコンピュータ14は、図2(a)に示すような周期tのスキャニングタイミングでマイクロコンピュータ14にスキャニング信号14aをスキャニング手段(フォトカプラ)22内のフォトダイオード226に与えて、フォトトランジスタ224を活性化して接点状態信号24a(具体的には、図2(a)に示すような割込み信号)の生成を制御すると共に、接点機器32の閉状態に応じて活性化された接点状態検知手段(フォトカプラ)24内のフォトトランジスタ244を介して閉状態にかかる接点状態信号24aの収集の制御を実行している。
【0089】
第1実施形態における活性化とは、フォトダイオード226,246やフォトトランジスタ224,244を動作状態にすることを意味する。
【0090】
一方、接点機器32が開状態になると、接点状態検知手段(フォトカプラ)24内のフォトトランジスタ244を活性化することにより、開状態に応じた接点状態信号24aが生成される。
【0091】
そこで、覚醒状態時に接点機器32の開状態のスキャニング動作を実行する場合には、マイクロコンピュータ14は、図2(b)に示すスキャニングタイミングでスキャニング信号14aをスキャニング手段(フォトカプラ)22内のフォトダイオード226に与えて、フォトトランジスタ224を活性化して接点状態信号24aの生成を制御すると共に、接点機器32の開状態に応じて不活性化された接点状態検知手段(フォトカプラ)24内のフォトトランジスタ244を介して開状態にかかる接点状態信号24aの収集の制御を実行している。
【0092】
このようなマイクロコンピュータ14によって制御可能な接点状態検知手段24とスキャニング手段22を設けることに依り、接点機器32の開閉状態の変化を判断できるようになり、接点機器32の開閉状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合には、接点状態信号24aを用いて、スキャニング動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10の節電状態を維持して通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0093】
更に、接点機器32の開閉状態に変化が生じた場合の様にスキャニング動作を必要とする場合のみ、接点状態信号24aを用いて、スキャニング動作が実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が実行可能となり、通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0094】
以上説明したように、第1実施形態の通報管理装置10に依れば、発信機能付自動切替調整器に設けられた接点機器32の開閉状態の変化を判断できるようになり、接点機器32の開閉状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合には、接点状態信号24aを用いて、スキャニング動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にあるマイクロコンピュータ14及びNCU12の節電状態を維持してマイクロコンピュータ14における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0095】
更に、発信機能付自動切替調整器に設けられた接点機器32の開閉状態に変化が生じた場合の様にスキャニング動作を必要とする場合のみ、接点状態信号24aを用いて、スキャニング動作が実行可能となり、またスキャニング動作の結果である接点状態信号24aをNCU12を介してセンター40に送信することが可能となり、その結果、節電状態にあるマイクロコンピュータ14及びNCU12をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が実行可能となり、マイクロコンピュータ14における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0096】
次に、インタフェース回路、及びこれを用いた通報管理装置の第2実施形態を説明する。図3は、本発明のインタフェース回路50、及びこれを用いた通報管理装置10の第2実施形態を説明するための機能ブロック図である。なお、第1実施形態において、既に記述したものと同一の部分については、同一符号を付し、重複した説明は省略する。
【0097】
初めに、図面に基づき、第2実施形態にかかるインタフェース回路50を説明する。
【0098】
第2実施形態のインタフェース回路50は、状態情報(具体的には、スイッチやリレーの接点の開状態を示す情報や接点の閉状態を示す情報)を生成する前述の通報装置30と状態情報を検知する前述の通報管理装置10との間で装置間相互接続を行う機能を有し、図5に示すように、スキャニング手段52と接点状態検知手段54とを有する。
【0099】
インタフェース回路50は、スキャニング手段52がフォトカプラ53(フォトトランジスタ532とフォトダイオード533とで構成されている)を有し、接点状態検知手段54がフォトカプラ55(フォトトランジスタ552とフォトダイオード553とで構成されている)を有する回路構成となっている。
【0100】
またインタフェース回路50においては、状態情報を収集するためのスキャニング動作時にスキャニング手段52のフォトカプラ53内のフォトトランジスタ532がタイミング発生部58Aに直列(すなわち、フォトトランジスタ532(エミッタ)と抵抗素子57Cとタイミング発生部58Aとが充電電流I1について直列)に順方向接続され、一方、接点状態検知時にタイミング発生部58Aが接点状態検知手段54のフォトカプラ55内のフォトダイオード553を介して接点機器32に直列に放電電流I2に対して順方向接続される回路構成となっている点に特徴を有している。以下の説明では、接点機器32としてリレースイッチ32を中心に説明を進めることにする。この場合、開状態とはリレースイッチ32の接点OFF状態を意味し、閉状態とはリレースイッチ32の接点ON状態を意味している。
【0101】
なお、ここで順方向とは、フォトトランジスタ532のコレクターからエミッタを経てタイミング発生部58Aに流れ込む充電電流I1の電流方向を意味している。
【0102】
スキャニング手段52は、リレースイッチ32に接続された状態でリレースイッチ32が状態情報を発生したか否かを検出する機能を有し、フォトカプラ53と容量性素子からなるタイミング発生部58Aを有する。
【0103】
スキャニング手段52のフォトカプラ53内のフォトトランジスタ532においては、コレクタが電源電位Vddに接続され、エミッタが抵抗素子57Cを介して容量性素子からなるタイミング発生部58Aの高電位側及びフォトダイオード553に接続され、ベースがフォトダイオード533と光信号によって接続可能になっている。
【0104】
またスキャニング手段52のフォトカプラ53内のフォトダイオード533は、カソードが接地電位GNDに接続され、アノードが抵抗素子57Aを介してマイクロコンピュータ14の出力端子に接続されている。
【0105】
スキャニング手段52に設けられたタイミング発生部58Aは、スキャニング手段52のフォトカプラ53内のフォトトランジスタ532のエミッタと接地電位(GND)との間に直列に接続されているタイミング発生部58Aを有している。
【0106】
なお、第2実施形態のタイミング発生部58Aは、例えば、コンデンサー等の電子素子を意味するが、これに特に限定されるものではなく、静電容量を有し、電流の充電や放電に従った電圧が発生するものならば、何でも良い。以下の説明では、タイミング発生部58Aを容量性素子で代表することにする。
【0107】
このような容量性素子58Aの充放電波形を用いて、通報管理装置10におけるスキャニング動作の要不要の検出が可能となり、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合にはスキャニング動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10の節電状態を維持して通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減できるようになる。更に、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化に応じた容量性素子58Aの充放電波形を用いて、スキャニング動作を必要とする場合を判定でき、スキャニング動作を必要とする場合のみスキャニング動作が実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が実行可能となり、通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減できるようになる。
【0108】
図4は、図3のインタフェース回路50、及びこれを用いた通報管理装置10におけるスキャニング動作を説明するための機能ブロック図である。
【0109】
スキャニング手段52は、図4に示すように、フォトカプラ53内のフォトトランジスタ532と容量性素子58Aとが直列に順方向(すなわち、フォトトランジスタ532のコレクター側からエミッタ側に電流が流れる方向)に接続される直列回路を構成するスキャニング動作時にマイクロコンピュータ14から抵抗素子57Aを介して送信されるスキャニング信号14aを受信したタイミングに応じてフォトカプラ53内のフォトダイオード533が活性化されこれに応じてフォトトランジスタ532が活性化されたタイミングで、フォトトランジスタ532のエミッタに接続された抵抗素子57Cを介して直列回路に流れる順方向の電流I1を用いて容量性素子58Aに充電電荷(すなわち、充電電流I1)を供給して充電を実行する機能を有している。
【0110】
このような機能を設けることに依り、スキャニング動作期間のスキャニング信号14aに応じてスキャニング手段52のフォトカプラ53内のフォトダイオード533を活性化し、活性化されたフォトカプラ53内のフォトダイオード533の発光信号に応じてフォトカプラ53内のフォトトランジスタ532を活性化し容量性素子58Aに充電電荷(充電電流I1)を供給して充電を実行する電流I1を供給する回路を設けることに依り、通報管理装置10におけるスキャニング動作の要不要の検出がスキャニング信号14aに応じて可能となり、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合にはスキャニング動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10の節電状態を維持して通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減できるようになる。更に加えて、耐ノイズ性と電位安定性に優れた容量性素子58Aの容量性素子58Aは、スキャニング動作期間中はリレースイッチ32の接点ON状態の発生タイミングを除いて常時充電動作が継続されるためほぼ常時満充電状態を維持できる。その結果、外来ノイズによる接点状態検知手段54のフォトカプラ55の誤った活性化(すなわち、誤動作)を回避でき、満充電において容量性素子58Aの両端に発生する電位の変化にのみ基づいて接点状態検知手段54のフォトカプラ55の活性化及び不活性化を制御できるようになり、耐ノイズ性に優れたインタフェース回路50を実現できるといった効果を奏する。これに依り、通報管理装置10におけるスキャニング動作の要不要の検出が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て可能となり、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合にはスキャニング動作の回避が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て可能となる。更に、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化に応じた容量性素子58Aの充放電波形を用いて、スキャニング動作を必要とする場合を優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て判定でき、スキャニング動作を必要とする場合のみスキャニング動作が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て実行可能となる。
【0111】
更に加えて、スキャニング手段52は、図4に示すように、容量性素子58Aが満充電に達した以降のスキャニング動作期間に、抵抗素子57Bを介して電源Vddから容量性素子58Aに充電電荷(すなわち、保持電流I3)を供給して容量性素子58Aの満充電時の充電電位を保持する機能を有している。
【0112】
このような機能を設けることに依り、容量性素子58Aが満充電に達した以降のスキャニング動作期間の満充電にかかる充電電位を一定に保持する回路を設けることに依り、容量性素子58Aにおける漏れ電流に起因する充電電位の経時的低下を回避できるようになるといった効果を奏する。この様な耐ノイズ性と電位安定性に優れた容量性素子58Aの容量性素子58Aは、スキャニング動作期間中はリレースイッチ32の接点ON状態の発生タイミングを除いて常時充電動作が継続されるためほぼ常時満充電状態を維持できる。その結果、外来ノイズによる接点状態検知手段54のフォトカプラ55の誤った活性化(すなわち、誤動作)を回避でき、満充電において容量性素子58Aの両端に発生する電位の変化にのみ基づいて接点状態検知手段54のフォトカプラ55の活性化及び不活性化を制御できるようになり、耐ノイズ性に優れたインタフェース回路50を実現できるといった効果を奏する。これに依り、通報管理装置10におけるスキャニング動作の要不要の検出が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て可能となり、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合にはスキャニング動作の回避が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て可能となる。更に、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化に応じた容量性素子58Aの充放電波形を用いて、スキャニング動作を必要とする場合を優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て判定でき、スキャニング動作を必要とする場合のみスキャニング動作が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て実行可能となる。
【0113】
またスキャニング手段52は、スキャニング信号14aが供給されていないスキャニング動作期間に応じて、スキャニング手段52のフォトカプラ53(フォトダイオード533とフォトトランジスタ532と)を不活性化して容量性素子58Aへの充電電荷(充電電流I1)の供給を遮断すると同時に、容量性素子58Aに充電電荷(保持電流I3)を供給して充電電位(満充電電位が望ましい)を一定に保持する機能を有している。
【0114】
このような機能を設けることに依り、スキャニング信号14aが供給されていないスキャニング動作期間に応じて、スキャニング手段52のフォトカプラ53を不活性化して容量性素子58Aへの充電電荷(充電電流I1)の供給を遮断すると同時に、容量性素子58Aに充電電荷(保持電流I3)を供給して充電電位を一定に保持する回路を設けることに依り、容量性素子58Aにおける漏れ電流に起因する充電電位の経時的低下を回避できるようになるといった効果を奏する。
【0115】
更に加えて、耐ノイズ性と電位安定性に優れた容量性素子58Aの容量性素子58Aは、スキャニング動作期間中はリレースイッチ32の接点ON状態の発生タイミングを除いて常時充電動作が継続されるためほぼ常時満充電状態を維持できる。その結果、外来ノイズによる接点状態検知手段54のフォトカプラ55の誤った活性化(すなわち、誤動作)を回避でき、満充電において容量性素子58Aの両端に発生する電位の変化にのみ基づいて接点状態検知手段54のフォトカプラ55の活性化及び不活性化を優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て制御できるようになり、耐ノイズ性に優れたインタフェース回路50を実現できるといった効果を奏する。これに依り、通報管理装置10におけるスキャニング動作の要不要の検出が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て可能となり、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合にはスキャニング動作の回避が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て可能となる。更に、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化に応じた容量性素子58Aの充放電波形を用いて、スキャニング動作を必要とする場合を優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て判定でき、スキャニング動作を必要とする場合のみスキャニング動作が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が優れた耐ノイズ性及び電位安定性を以て実行可能となる。
【0116】
図5は、図3のインタフェース回路50、及びこれを用いた通報管理装置10における接点状態検出動作を説明するための機能ブロック図である。
【0117】
また接点状態検知手段54は、図3に示すように、リレースイッチ32が生成する状態情報の収集を実行する機能を有し、フォトカプラ55を有する。
【0118】
接点状態検知手段54のフォトカプラ55内のフォトダイオード553においては、アノードが抵抗素子57Cに接続され、カソードが抵抗素子57Fを介してリレースイッチ32に接続されている。
【0119】
また接点状態検知手段54のフォトカプラ55内のフォトトランジスタ552においては、図3に示すように、コレクタが抵抗素子57E,57Dを介して電源Vccに接続され、エミッタが接地電位GNDに接続され、ベースかフォトダイオード553を光結合可能な接続形態となっている。
【0120】
接点状態検知手段54は、図5に示すように、接点ON状態になったリレースイッチ32と容量性素子58Aとフォトダイオード553とが直列(具体的には、充電状態にある容量性素子58Aの高電位側とフォトダイオード553のアノード、フォトダイオード553のカソードと抵抗素子57Fとリレースイッチ32の一方の端子(ポート)16、及びリレースイッチ32の他方の端子16と抵抗素子57Gと接地電位で構成される)に放電電流I2に対して順方向接続される直列回路に流れる順方向の電流(すなわち、放電電流I2)を用いて容量性素子58Aのスキャニング動作時の充電電荷(すなわち、放電電流I2)の放電を実行する制御を実行する。
【0121】
また接点状態検知手段54は、容量性素子58Aの放電電圧波形をフォトダイオード553で光電変換してフォトトランジスタ552に伝達してこのフォトトランジスタ552を活性化し、電源Vccに接続された抵抗素子57D,57Eから供給される電流を活性化状態のフォトトランジスタ552に導いて接点状態信号54aを生成する制御を実行する。なお、マイクロコンピュータ14の接点状態信号54aの入力端子と接地電位GND間には、外来ノイズを接点状態信号54aから除去して接地電位GNDバイパスするためのコンデンサー58Bが設けられていることが望ましい。
【0122】
すなわち、容量性素子58Aのスキャニング動作時の充電電荷の放電を実行すると同時に、容量性素子58Aの放電電圧波形を用いて接点状態信号54aを生成する放電電流I2を制御する回路が接点状態検知時に形成されることに依り、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態の変化を判断できるようになり、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合には、接点状態信号54aを用いて、スキャニング動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10の節電状態を維持して通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減できるようになる。
【0123】
更に、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化が生じた場合の様にスキャニング動作を必要とする場合のみ、接点状態信号54aを用いて、スキャニング動作が実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が実行可能となり、通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減できるようになる。
【0124】
また接点状態検知手段54は、リレースイッチ32が接点OFF状態になったタイミング(このとき、放電電流I2により容量性素子58Aの充電電位が所定電位以下に低下しているタイミング)に、容量性素子58Aの放電電流I2の遮断に応じてフォトカプラ55内のフォトダイオード553を不活性化(順方向電流が遮断されるのでフォトダイオード553は不活性状態となる)してフォトトランジスタ552を不活性化する制御を実行する。このときスキャニング手段52は、接点状態検知手段54におけるこの不活性化制御に同期して容量性素子58Aへの充電(すなわち、充電電流I1の容量性素子58Aへの供給)を再開する制御を実行する。
【0125】
なお、第2実施形態におけるリレースイッチ32は、接点の接点OFF状態と接点ON状態とに応じて、接点を有するリレースイッチ32に流れる電流を遮断状態に制御したり通電状態にしたりできるものであれば、何でも良い。
【0126】
接点状態検知手段54におけるこのような不活性化制御及びこれに同期して実行されるスキャニング手段52における充電再開制御に依れば、リレースイッチ32が接点OFF状態になったタイミングに、接点状態検知手段54内のフォトカプラ55内のフォトトランジスタ552を不活性化して容量性素子58Aへの充電を再開する電流I1を供給する回路を設けることに依り、通報管理装置10におけるスキャニング動作の要不要の検出がスキャニング信号14aに応じて繰り返して可能となり、リレースイッチ32の接点ON/OFF状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合にはスキャニング動作の回避が繰り返して可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10の節電状態を維持して通報管理装置10における電力消費量を従来よりも更に低減できるようになる。
【0127】
次に、図面に基づき、第2実施形態にかかる通報管理装置10を説明する。
【0128】
通報管理装置10は、図3乃至図5に示すように、NCU12とインタフェース回路50との間に設けられたマイクロコンピュータ14を有する。
【0129】
通報管理装置10は、通信手段としてのNCU12とインタフェース回路50とマイクロコンピュータ14とを有し、センター40と通信可能なようにNCU12を介して回線41(接続端子L1,L2,T1,T2)に接続されると同時に、インタフェース回路50を介して通報装置30である発信機能付自動切替調整器30に接続されている。以下の説明では、通報装置30を発信機能付自動切替調整器30として説明を行う。
【0130】
インタフェース回路50は、前述したように、状態情報を生成する発信機能付自動切替調整器30と状態情報を検知する通報管理装置10との間で装置間相互接続を行うための手段である。
【0131】
第2実施形態におけるガス漏れ検知装置とは、ガス漏れ、コンセント抜け、その他の自損事故を検出して、その検出状態を伝えるための状態情報を生成可能な装置を意味する。
【0132】
マイクロコンピュータ14は、スキャニング信号14aを出力端子からスキャニング手段52に与えて、スキャニング手段52を活性化して接点状態信号54aの生成を制御すると同時に、リレースイッチ32のON/OFF状態に応じて活性化された接点状態検知手段54を介してON/OFF状態にかかる接点状態信号54aの収集を制御する。
【0133】
またマイクロコンピュータ14は、ポート17(端子SG(制御信号様の端子),DT(データの送受信様の端子))を介してガスメータ42に接続されており、ガスメータ42からガスの使用量等の検針情報を受信している。
【0134】
第2実施形態のマイクロコンピュータ14とは、CPU、プログラム記憶用のROM、演算記憶用のRAM、情報の入出力制御を行うペリフェラルインタフェース等を中心にして構成されている制御手段ならば、何でも良い。また、NCU12やインタフェース回路50は、マイクロコンピュータ14内にIC化されて設けられることも可能である。
【0135】
次に、図面に基づき、第2実施形態にかかるマイクロコンピュータ14の動作を説明する。
【0136】
第2実施形態にかかるマイクロコンピュータ14とは、CPU、プログラム記憶用のROM、演算記憶用のRAM、情報の入出力制御を行うペリフェラルインタフェース等を中心にして構成されている制御手段ならば、何でも良い。また、NCU12やインタフェース回路50は、マイクロコンピュータ14内にIC化されて設けられることも可能である。
【0137】
通報管理装置10においては、電力消費量を抑える目的で、検知動作等の必要動作を実行する以外の時間はマイクロコンピュータ14を節電状態(例えば、スリープモード)を維持している。
【0138】
スキャニング動作を実行する際には、接点状態信号54aの受信を待って、マイクロコンピュータ14を覚醒状態(例えば、ウェイクアップモード)に復帰させている。
【0139】
このため、従来のようにスキャニング周期で無駄に覚醒状態に復帰させる必要が無くなるといった効果を奏する。
【0140】
また、覚醒状態に復帰したマイクロコンピュータ14は、スキャニング動作可能状態となって、出力端子からスキャニング信号14aをフォトダイオード533に与え、スキャニング手段52のフォトカプラ53を活性化してリレースイッチ32のON/OFF状態のスキャニング動作を実行することもできる。
【0141】
スキャニング結果である接点状態信号54aは、活性化された接点状態検知手段54のフォトカプラ55を介して、覚醒状態にあるマイクロコンピュータ14の入力端子に伝達されている。
【0142】
接点状態信号54aの収集が完了してリレースイッチ32のスキャニング動作が終了すると、マイクロコンピュータ14は、再び節電状態に移行し、次のスキャニング動作のタイミングまでこの節電状態を維持している。
【0143】
更に詳しく、マイクロコンピュータ14が実行するスキャニング動作を説明する。
【0144】
発信機能付自動切替調整器30において、リレースイッチ32がON状態になると、充電状態にある容量性素子58Aの高電位側とフォトダイオード553のアノード、フォトダイオード553のカソードと抵抗素子57Fと接点ON状態になったリレースイッチ32の一方の端子16、及び接点ON状態になったリレースイッチ32の他方の端子16と抵抗素子57Gと接地電位で構成されるに放電電流I2に対して順方向接続される直列回路が形成され、容量性素子58Aの放電電圧波形がフォトダイオード553で光電変換されてフォトトランジスタ552に伝達されてフォトトランジスタ552が活性化され、電源Vccに接続された抵抗素子57D,57Eから供給される電流が活性化状態のフォトトランジスタ552に導かれて接点状態信号54aが生成される。
【0145】
そこで、覚醒状態時にリレースイッチ32のON状態のスキャニング動作を実行する場合には、マイクロコンピュータ14は、前述の周期tのスキャニングタイミングでマイクロコンピュータ14にスキャニング信号14aをスキャニング手段52のフォトカプラ53内のフォトダイオード533に与えて、フォトトランジスタ532を活性化して接点状態信号54a(具体的には、割込み信号)の生成を制御すると同時に、リレースイッチ32のON状態に応じて活性化された接点状態検知手段54のフォトカプラ55内のフォトトランジスタ552を介してON状態にかかる接点状態信号54aの収集の制御を実行している。
【0146】
第2実施形態における活性化とは、フォトダイオード533,553やフォトトランジスタ532,552を動作状態にすることを意味する。
【0147】
一方、リレースイッチ32がOFF状態になると、接点状態検知手段54のフォトカプラ55内のフォトトランジスタ552を活性化することにより、OFF状態に応じた接点状態信号54aが生成される。
【0148】
そこで、覚醒状態時にリレースイッチ32のOFF状態のスキャニング動作を実行する場合には、マイクロコンピュータ14は、図2(b)に示すスキャニングタイミングでスキャニング信号14aをスキャニング手段52のフォトカプラ53内のフォトダイオード533に与えて、フォトトランジスタ532を活性化して接点状態信号54aの生成を制御すると同時に、リレースイッチ32のOFF状態に応じて不活性化された接点状態検知手段54のフォトカプラ55内のフォトトランジスタ552を介してOFF状態にかかる接点状態信号54aの収集の制御を実行している。
【0149】
このようなマイクロコンピュータ14によって制御可能な接点状態検知手段54とスキャニング手段52を設けることに依り、リレースイッチ32のON/OFF状態の変化を判断できるようになり、リレースイッチ32のON/OFF状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合には、接点状態信号54aを用いて、スキャニング動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10の節電状態を維持して通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0150】
更に、リレースイッチ32のON/OFF状態に変化が生じた場合の様にスキャニング動作を必要とする場合のみ、接点状態信号54aを用いて、スキャニング動作が実行可能となり、その結果、節電状態にある通報管理装置10をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が実行可能となり、通報管理装置10における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0151】
以上説明したように、第2実施形態の通報管理装置10に依れば、発信機能付自動切替調整器30に設けられたリレースイッチ32のON/OFF状態の変化を判断できるようになり、リレースイッチ32のON/OFF状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合には、接点状態信号54aを用いて、スキャニング動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にあるマイクロコンピュータ14及びNCU12の節電状態を維持してマイクロコンピュータ14における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0152】
更に、発信機能付自動切替調整器30に設けられたリレースイッチ32のON/OFF状態に変化が生じた場合の様にスキャニング動作を必要とする場合のみ、接点状態信号54aを用いて、スキャニング動作が実行可能となり、またスキャニング動作の結果である接点状態信号54aをNCU12を介してセンター40に送信することが可能となり、その結果、節電状態にあるマイクロコンピュータ14及びNCU12をスキャニング動作要求に応じて覚醒状態に復帰させてスキャニング動作が実行可能となり、マイクロコンピュータ14における電力消費量を従来よりも低減可能となるといった効果を奏する。
【0153】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明に依れば、接点機器の開閉状態に変化が無く前状態を維持している場合の様にスキャニング動作を不要とする場合には、接点状態信号を用いて、スキャニング動作の回避が可能となり、その結果、節電状態にあるマイクロコンピュータ及びNCUの節電状態を維持してマイクロコンピュータにおける電力消費量を従来よりも低減できるようになる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通報管理装置の第1実施形態を説明するための機能ブロック図である。
【図2】図1の通報管理装置において生成される接点状態信号とスキャニング信号とのタイミングを説明するためのタイミングチャートである。
【図3】本発明の通報管理装置の第2実施形態を説明するための機能ブロック図である。
【図4】図3のインタフェース回路、及びこれを用いた通報管理装置におけるスキャニング動作を説明するための機能ブロック図である。
【図5】図3のインタフェース回路、及びこれを用いた通報管理装置における接点状態検出動作を説明するための機能ブロック図である。
【図6】従来のインタフェース回路、及びこれを用いた通報管理装置を説明するための機能ブロック図である。
【図7】図6の通報管理装置において生成されるスキャニング信号14aを説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 通報管理装置
12 NCU(Network Control Unit)
14 マイクロコンピュータ
14a スキャニング信号
16,17 ポート
20 インタフェース回路
22 スキャニング手段(フォトカプラ)
222 タイミング発生部
226,246 フォトダイオード
224,244 フォトトランジスタ
23A,23B,23C,23D 抵抗素子
24 接点状態検知手段(フォトカプラ)
24a 接点状態信号
30 通報装置
32 接点機器
40 センター
41 回線
42 ガスメータ
Vcc,Vdd 電源
50 インタフェース回路
52 スキャニング手段(フォトカプラ)
533,553 フォトダイオード
532,552 フォトトランジスタ
54 接点状態検知手段(フォトカプラ)
54a 接点状態信号
58A タイミング発生部
57A〜57GD 抵抗素子

Claims (1)

  1. 接点の開状態又は閉状態を生成する接点機器を有する通報装置との間で装置間相互接続を行うために、スキャニング信号によって点灯するフォトダイオードと該フォトダイオードの点灯によって前記接点が閉状態にあるときオンするフォトトランジスタとからなる第1のフォトカプラを有するスキャニング手段と、前記接点が閉状態にあるとき前記第1のフォトカプラのフォトトランジスタがオンすることによって点灯するフォトダイオードと該フォトダイオードの点灯によってオンするフォトトランジスタとからなる第2のフォトカプラを有し、該第2のフォトカプラのフォトトランジスタのオンによって接点状態検知信号を生成する接点状態検知手段とを含むインタフェース回路と、
    前記接点の閉状態を送信すべきセンターとの間の通信を行う通信手段と、
    前記インタフェース回路と前記通信手段との間に設けられ、前記スキャニング手段に供給する前記スキャニング信号を生成するとともに、前記スキャニング信号を供給したときの前記接点状態検知手段からの前記接点状態検知信号に基づいて前記接点の閉状態を検知するマイクロコンピュータとを備え、
    センターと通信可能なように前記通信手段を介して回線に接続されると共に前記インタフェース回路を介して前記通報装置に接続され、前記通報装置が生成する前記接点の閉状態を検知するとともに該検知した閉状態に基づいてセンターに送信を行う通報管理装置において、
    前記接点の開状態から閉状態への変化に応じて前記接点状態検知手段の前記第2のフォトカプラのフォトダイオードを通じて充電電流又は放電電流を流して当該フォトカプラのフォトダイオードを点灯させ、前記接点状態検知手段に接点状態信号を生成させる容量素子を有するタイミング発生部をさらに備え、
    前記マイクロコンピュータは、前記スキャニング信号を生成していない状態で前記接点状態検知手段からの接点状態信号に基づいて前記スキャニング信号の生成を開始するようにした
    ことを特徴とする通報管理装置
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