JP3582432B2 - 通信端末装置および通信端末装置のリセット処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信に関する動作条件等のデータが記憶された電気的に書き替え可能な不揮発性記憶手段を備え、動作状態においては前記データを前記不揮発性記憶手段からRAMに読み出した状態でこれに基づいて動作を実行する制御手段とを備えた通信端末装置および通信端末装置のリセット処理方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
この種の通信端末装置においては、出荷時に動作プログラムなどが記憶されたROMに対して使用者側で設定する各種の条件を記憶させるEEPROMなどが備えられている。CPUなどの制御手段を備えており、電源がオンされると、ROMあるいはEEPROMからプログラムなどの情報を読出してこれをRAMに書き込み、以後はRAMに記憶された情報に基づいて動作制御を行なうように構成されている。
【0003】
この場合に、例えば、通信端末装置である無線通信装置を屋外の随所の設けられる自動販売機などに付設してその販売状況や在庫状況あるいは稼働状態を示すデータを遠隔地にある管理装置から読み込めるようにしたものが考えられている。この場合において、無線通信装置をPHS回線などの公衆通信網を介して通信を行なうものとして利用すれば、特別の通信網を新たに設けることなく広い範囲でデータの収集を行なうことができるようになる。
【0004】
上述の場合に、通信端末装置は、通信可能な状態にある動作状態中に何らかの原因によってリセットがかかると、前述した電源オン時と同じリセット処理を行なうようになるが、そのリセット処理が終了して動作状態に移行するまでの間は処理が停止することになる。ところが、一般にEEPROMへの読み書きの動作はRAMなどへのアクセスをする場合に比べて時間が多く要するので、その間に、通信処理の必要が生じてデータやコマンドなどが入力する状態となってもこれを受け付けることができないため、最悪の場合にはデータやコマンドが失われてしまうことになる。
【0005】
また、リセット処理の期間中はEEPROMにアクセスすることになるが、EEPROMのような電気的書き替え可能な不揮発性のメモリにおいては、通常のRAMなどと異なり読み書きに要する電力が大きい。このため、リセットが発生するたびに大きく電力を消費することになり、電池で駆動するような無線通信装置を構成している場合には、電池動作による持続動作時間の減少を招いてしまうことになる。
【0006】
なお、上述のようなリセットが発生する主な原因としては、例えば、内的なものとしては何らかの原因でCPUが暴走したり、ノイズが混入するなどで自己診断機能が働くなどして発生するものがあり、外的なものとしては外部に接続された機器や無線通信網を介して無線通信装置などからリセット信号が与えられて発生したり、あるいはユーザが直接リセットスイッチを操作してリセットさせたり、さらには電源を一旦遮断して再度電源を投入するいわゆるパワーオンリセット操作を行なってリセットさせるなどによるものである。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、動作状態において起動のためのリセット処理が発生した場合でも、EEPROMなどの電気的に書き替え可能な不揮発性記憶手段へのアクセスによる時間を極力短縮させると共に、その消費電力も極力低減させることができるようにした通信端末装置および通信端末装置のリセット処理方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、制御手段は、動作状態においては不揮発性記憶手段に記憶されているデータをRAMに読み出した状態でこれに基づいて動作を実行し、動作状態への移行前に実行するリセット処理においては、RAMに不揮発性記憶手段からデータが読み出されている場合にはその記憶内容をチェックして異常がないことを条件として動作状態に移行するように処理する。
【0009】
これにより、リセットが発生した場合でも、RAMに不揮発性記憶手段から読出したデータが残っていて異常がない場合にはそのまま動作状態に移行させることができるようになり、この場合には不揮発性記憶手段に対する読み書きの処理を経ずして動作状態に移行させることができ、低消費電力で迅速にリセット処理を実施することができるようになる。
【0010】
この結果、リセット処理が発生しているときに外部から受けるデータやコマンドがある場合でも、迅速にこれを受け付けることができるようになるので、データやコマンドの喪失を極力なくして信頼性の向上を図ることができ、しかも、電池などを電源として動作させる場合には、消費電力の低減を図れることから、持続時間を長くすることができるようになる。
また、制御手段により、RAMの記憶内容のチェックで異常がある場合には、そのRAMのデータを利用することができないので、この場合には、不揮発性記憶手段の記憶内容をチェックした上でそのデータをRAMに読み込んでから動作状態に移行するようになる。これにより、RAMの記憶内容に異常がある場合にのみ不揮発性記憶手段のデータを利用するので、確実にリセット処理を実行しながら、その利用を極力制限して全体として短時間且つ低消費電力で動作を行なうことができるようになる。
【0011】
請求項2の発明によれば、上記構成において、制御手段は、電源投入時のリセット処理においては、不揮発性記憶手段からRAMへデータが読み込まれていないので、前述のリセット処理を行なうことができないので、不揮発性記憶手段の記憶内容をチェックした上でそのデータをRAMに読み出してから動作状態に移行するようになる。この後、動作状態において発生するリセットに対しては前述のリセット処理を実行することで短時間且つ低消費電力でリセット処理を行なうことができる。
【0012】
請求項3の発明によれば、請求項1に記載の通信端末装置において、RAMが内部電源によりバックアップ可能に設けられている場合には、過去に1回でも起動されていれば不揮発性記憶手段に記憶されたデータがRAMに読み込まれているので、制御手段により、電源投入時のパワーオンリセットおよび動作状態で発生するリセットのいずれにおいても前述したリセット処理を実行することで短時間且つ低消費電力でリセット処理を行なうことができるようになる。
【0014】
請求項4の発明によれば、請求項1ないし3の通信端末装置において、制御手段は、外部から起動もしくは再起動のリセット信号が与えられると、これに応じてリセット処理を実行するので、遠隔操作などで外部からリセット信号を与えたり接続した外部機器からリセット信号を与えた場合においても、迅速に且つ低消費電力で動作状態に移行させることができるようになる。
【0015】
請求項5の発明によれば、請求項1ないし4の通信端末装置において、不揮発性記憶手段をEEPROMもしくはフラッシュROMで構成しているので、リセット処理を行なう際に、これらEEPROMやフラッシュROMへの読み書きを行なわずに動作状態に移行させることができ、そのアクセス時間の短縮を図ると共に消費電力の低減を図ることができるようになる。
【0016】
請求項6の発明によれば、動作状態においては通信に関する動作条件等のデータが記憶された電気的に書き替え可能な不揮発性記憶手段からRAMにデータを読み出した状態でこれに基づいて動作を実行する構成の通信端末装置において、リセット信号が発生した場合に行なうリセット処理方法の実施で、判断ステップを実行して、リセット信号が発生したときに、RAMに不揮発性記憶手段からデータが読み出されているか否かを判断し、続いて、チェックステップを実行して、判断ステップにおいてデータが読み出されていると判断されたときに、その記憶内容をチェックし、この結果が異常なしと判断されたときに動作状態に移行させるようになる。
【0017】
これにより、リセットが発生した場合でも、RAMに不揮発性記憶手段から読出したデータが残っていて異常がない場合にはそのまま動作状態に移行させることができるようになり、この場合には不揮発性記憶手段に対する読み書きの処理を経ずして動作状態に移行させることができ、低消費電力で迅速にリセット処理を実施することができるようになる。
【0018】
この結果、リセット処理が発生しているときに外部から受けるデータやコマンドがある場合でも、迅速にこれを受け付けることができるようになるので、データやコマンドの喪失を極力なくして信頼性の向上を図ることができ、しかも、電池などを電源として動作させる場合には、消費電力の低減を図れることから、持続時間を長くすることができるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を無線通信網を利用するデータ通信端末に適用した場合の第1の実施形態について図1および図2を参照しながら説明する。
図2は通信端末装置としてのデータ通信端末1の電気的構成を示すもので、例えば、データのソースとして屋外などの随所に配設される外部機器としての自動販売機などに付設されているものである。自動販売機においては、販売状況のデータや稼働状況のデータなどの種々のデータが発生し、これを遠隔の地にて無線通信によりデータ通信端末1を介して通信することでこれらのデータを転送させて得るようにすることができるシステムである。
【0020】
制御手段としての制御回路2は、CPUを主体として構成されるもので、これには電気的に書き替え可能な不揮発性記憶手段としてのシリアルEEPROM3が接続されると共にフラッシュROM4およびRAM5がバス6を介して接続されている。スイッチ部7は、外部から操作可能に設けられたもので、そのスイッチ信号は制御回路2に入力される。
【0021】
表示部8は、例えばLEDなどを利用して各種の表示を行なうものである。通信回路9は、アンテナ9aを介して例えばPHS公衆通信網に接続したり、自営通信網あるいはトランシーバモードでの通信が可能に構成されている。外部インターフェース10は、例えば複数本の信号線および電源線を通じて外部機器に接続可能に設けられており、制御回路2および電源回路11に接続されている。外部機器としては、前述の自動販売機などのデータ発生源やあるいは設定変更などのメンテナンス時などに接続されるパソコンなどである。
【0022】
電源回路11は、外部インターフェース10の電源線を介して外部から与えられる電源に基づいて装置内部の制御回路2、通信回路9などの各種回路に所定電圧で給電するものである。
【0023】
次に本実施形態の作用について説明する。図1は、制御回路2により実行されるリセット処理プログラムのフローチャートを示すもので、以下の説明において発生するリセット処理ではこのプログラムにしたがって処理が行なわれるようになっている。
【0024】
データ通信端末1は、データの送信処理を行なわない非動作状態では電源がオフされた状態となっている。そして、遠隔地にある制御元としてのホストコンピュータ(図示せず)から、PHS通信回線を介して無線により呼び出し信号を受けた場合や、外部機器側から通信の要求を示す信号が入力されると、データ通信端末1は起動状態となって起動処理を実施する。このとき、制御回路2は、EEPROM3に記憶されている通信条件などのデータを読出してRAM5に転送し、このRAM5内のデータに基づいて通信制御動作を実行するようになる。
【0025】
まず、通信回路9がPHS回線を介して着信すると、自己宛ての通信か転送命令を含んだ通信かなどの通信内容に応じて送信されるコマンドやデータをRAM5に転送して記憶し、自己宛てのコマンドやデータが含まれる場合には、そのコマンドに応じてデータ処理などを実行する。
【0026】
この場合、ホストコンピュータ側からのコマンドで、外部インターフェース10に接続されている外部機器のデータを送信するように指令を受けた場合にはその条件に対応したデータを外部機器から取得し、送信するようになる。また、データ通信装置1内のプログラムの書き替えなどのデータが送信された場合には、自己のプログラムを書き替えるべく、EEPROM3の記憶内容を書き替え変更するように処理する。上述したような通信処理が終了すると、制御回路2は電源をオフさせる処理を行ない、再び前述のオフ状態に移行する。
【0027】
さて、上述のように通信処理などを実行している場合において、内的要因や外的要因でリセットがかかる場合がある。例えば、プログラムが暴走して制御不能に至った場合や、ノイズの混入で異常が発生した場合などの内的要因や、外部機器やホストコンピュータから送信されるリセット信号の入力や、ユーザーによる強制リセット操作による外的要因によるリセットの発生がある。
【0028】
このようにして自己診断によりリセット動作を開始したり、外部からのリセット信号の入力により、動作中におけるリセット処理の発生では、制御回路2は、図1に示すリセット処理プログラムを実行する。制御回路2は、まず、RAM5の記憶内容をチェックし(ステップS1)、チェック結果がOKか否かを判断する(ステップS2)。RAM5の記憶内容のチェックとしては、例えば、サムチェックによるもので、EEPROM3から読み込んだデータがそのまま残っているか否かを判断するもので、このチェック結果がOKならば、データは破壊されずに残っているものと見なせるからである。
【0029】
さて、チェック結果がOKである場合には(ステップS2)、制御回路2は、これによってEEPROM3の記憶内容をチェックしたり読み出したりする必要がないと判断し、メイン動作のプログラムにリターンし、そのままRAM5に記憶されたデータに基づいて通信処理を実行するようになる。これにより、電源オン時のような起動に要する時間を大幅に短縮することができ、この間に発生するデータやコマンドを失ったりすることを防止できる。
【0030】
また、RAM5のチェック結果がOKとならない場合には(ステップS2)、制御回路2は、このときに初めてEEPROM3の記憶内容をチェックするようになる(ステップS3)。チェック結果がOKの場合には(ステップS4)、EEPROM3のデータを読み込んでRAM5に記憶させ(ステップS5)、メイン動作のプログラムにリターンする。これにより、EEPROM3の記憶内容にしたがった条件で動作を実行することができるようになる。
【0031】
そして、EEPROM3のチェック結果もOKとならなかった場合には(ステップS4)、制御回路2は、あらかじめ出荷時に設定されたデータ等のプリセット条件で動作を再開すべく、ROM4の記憶内容を読出し(ステップS6)、その読出した記憶内容によってEEPROM3を初期化処理し(ステップS7)、ステップS5を経てメイン動作のプログラムにリターンする。
【0032】
これにより、動作条件は異なるように切り換えられるものの、プリセット条件にてデータ処理の動作を継続させることができるようになり、動作状態を保証することができるようになる。なお、このようにEEPROM3のチェック結果がOKとならない場合は、実際には希なケースとなることが予想されるので、実用上は万一に備えた動作保証を考慮したものである。
【0033】
このような本実施形態によれば、電源がオンされた通信処理などの動作中においてリセットが発生した場合に、起動時と同じようなEEPROM3のチェック動作や読出しの処理をなくして、すでにRAM5に読み出しているデータを制御回路2によりチェックしてOKであればそのまま通信処理に戻るようにしたので、迅速にリセット処理を終了して動作状態に戻ることができるので、その間に発生するコマンドやデータなどを確実に処理することができるようになる。
【0034】
なお、本実施形態においては、電源を外部から受ける構成としているが、内部電源として電池などにより駆動する構成とすることもできる。そして、この場合には、RAM5のデータが正常であればリセット処理を簡単に済ませることができるので、EEPROM3へのアクセスによる消費電力の削減をすることができ、これによって電池の持続時間を長くすることができるようになる。
【0035】
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、動作電源を外部ではなく内部に設けた電池12により動作する構成とすると共に、RAM5を電源がオフの状態でも記憶内容を保持させるようにバックアップ用の電池13を設けたデータ通信装置14を構成したところである。
【0036】
この構成においては、電源がオフの状態にあっても、RAM5に記憶されている内容はバックアップ用電池13により保持されているので、最初に一度起動したときにEEPROM3あるいはROM4から情報を読み込んで記憶させた状態としていれば、以後はその内容が保持されている状態となる。
【0037】
したがって、第1の実施形態の場合におけるリセット発生時のリセット処理に加えて、電源オン時のパワーオンリセット処理においても同様のリセット処理を実行することができるようになる。すなわち、この実施形態においては、着信時などにおける電源オンの場合に実施するパワーオンリセット処理や動作中に発生するリセット処理のいずれにおいても同様にしてRAM5の記憶内容をチェックすることで、OKであればEEPROM3の記憶内容のチェックおよび読出しをする必要がなくなる。
【0038】
なお、電源オンのパワーオンリセット処理の実行時に第1の実施形態において説明した図1のリセット処理プログラムにおけるステップS1でRAM5の記憶内容をチェックする場合には、最初に起動する場合に限っては、何も記憶保持されていないことから、ステップS2ではチェック結果がOKではないことを判断することでEEPROM3の記憶内容を読出すようにすることができる。したがって、図1のリセット処理プログラムをそのまま用いて実施することができるものである。
【0039】
このような第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、RAM5をバックアップ用電池13により記憶内容を保持させる構成としているので、着信時などに迅速にデータ受信あるいはコマンドの受信が可能な動作状態に移行することができるようになり、コマンドやデータの受信失敗などを防止して信頼性の高い動作を行なえるようになる。また、これに加えて、EEPROM3へのアクセス動作を少なくすることができるので、消費電力の低減を図ることができ、電池12による動作持続時間を長くすることができるようになる。
なお、上記実施形態においては、駆動電源を電池12を用いて行なうようにしているが、外部電源を用いて駆動する構成とすることもできる。
【0040】
本発明は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形また拡張できる。
不揮発性記憶手段としてEEPROM3を用いる構成としているが、このEEPROM3に記憶するべきデータを同じく電気的に書き替え可能な不揮発性記憶手段としてのフラッシュROM4に記憶するようにしてもよい。なお、この場合には、書き替えをする記憶エリアとプログラムなどを記憶しておく記憶エリアとを異なる領域に設定しておくことで、兼用する構成とすることができるようになる。
【0041】
上記各実施形態では、通信端末装置をPHS通信網を利用した無線通信を行なうデータ通信端末1に適用した場合について説明したが、有線通信を行なう構成の通信端末装置に適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すリセット処理プログラムのフローチャート
【図2】電気的構成図
【図3】本発明の第2の実施形態を示す図2相当図
【符号の説明】
1,14はデータ通信装置(通信端末装置)、2は制御回路(制御手段)、3はEEPROM(電気的に書き替え可能な不揮発性記憶手段)、4はROM、5はRAM、9は通信回路(通信手段)、10は外部インターフェース、12は電池、13はバックアップ用電池である。
Claims (6)
- 通信に関する動作条件等のデータが記憶された電気的に書き替え可能な不揮発性記憶手段を備え、動作状態においては前記データを前記不揮発性記憶手段からRAMに読み出した状態でこれに基づいて動作を実行する制御手段とを備えた通信端末装置において、
前記制御手段は、前記動作状態への移行前に実行するリセット処理として、前記RAMに前記不揮発性記憶手段からデータが読み出されている場合にはその記憶内容をサムチェックによりチェックして異常がないことを条件として前記不揮発性記憶手段に対する読み書きの処理を経ずして前記動作状態に移行し、異常がある場合には、前記不揮発性記憶手段の記憶内容をチェックした上で前記データを前記RAMに読出して前記動作状態に移行するように処理することを特徴とする通信端末装置。 - 請求項1に記載の通信端末装置において、
前記制御手段は、電源投入時のリセット処理においては、前記不揮発性記憶手段の記憶内容をチェックした上で前記データを前記RAMに読出して前記動作状態に移行するように構成されていることを特徴とする通信端末装置。 - 請求項1に記載の通信端末装置において、
前記RAMが内部電源によりバックアップ可能に設けられている場合に、
前記制御手段は、電源投入時のパワーオンリセットおよび前記動作状態で発生するリセットにおいて前記リセット処理を実行することを特徴とする通信端末装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の通信端末装置において、
前記制御手段は、外部から起動もしくは再起動のリセット信号が与えられると前記リセット処理を実行するように構成されていることを特徴とする通信端末装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の通信端末装置において、
前記不揮発性記憶手段は、EEPROMもしくはフラッシュROMから構成されていることを特徴とする通信端末装置。 - 動作状態においては、通信に関する動作条件等のデータが記憶された電気的に書き替え可能な不揮発性記憶手段からRAMにデータを読み出した状態でこれに基づいて動作を実行する構成の通信端末装置においてリセット信号が発生した場合に行なうリセット処理方法において、
前記リセット信号が発生したときに、前記RAMに前記不揮発性記憶手段からデータが読み出されているか否かを判断する判断ステップと、
この判断ステップにおいてデータが読み出されていると判断されたときに、その記憶内容をサムチェックによりチェックするチェックステップと、
このチェックステップにおいて異常がないと判断されたときに前記不揮発性記憶手段に対する読み書きの処理を経ずして前記動作状態に移行させ、異常がある場合には、前記不揮発性記憶手段の記憶内容をチェックした上で前記データを前記RAMに読出して前記動作状態に移行させるようにしたことを特徴とする通信端末装置のリセット処理方法。
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