JP2003114831A - 携帯可能電子装置 - Google Patents

携帯可能電子装置

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JP2003114831A JP2001310061A JP2001310061A JP2003114831A JP 2003114831 A JP2003114831 A JP 2003114831A JP 2001310061 A JP2001310061 A JP 2001310061A JP 2001310061 A JP2001310061 A JP 2001310061A JP 2003114831 A JP2003114831 A JP 2003114831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部のシステムも含めたティアリング対策を効
果的に構築できる携帯可能電子装置を提供する。 【解決手段】ティアリング発生後、再起動した後にロー
ルフォワードを自動的に実施し、ティアリング発生時点
で動作していたアプリケーションプログラムは再起動後
に当該アプリケーションプログラムが選択された後ティ
アリング発生の事実とその際のコミットバッファ領域の
内容を知る手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、書込
み、書換えが可能な不揮発性メモリおよびCPUなどの
制御素子を有し、外部からのデータの入出力を行なう手
段を備えたICチップを内蔵した、いわゆるICカード
と称される携帯可能電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のICカードにおいて、不揮発性
メモリに対するデータの書換えの際に、データの書換え
中に不慮の事故(電源断あるいはICカードの抜取りな
どの事態の発生を指し、本発明ではこれをティアリング
と称する)が発生しても、書込み箇所の内容が書込み以
前または書込み後の状態を保証する(本発明ではこの保
証をトランザクションアトミシティと称する)方式があ
る。
【0003】データの書換えは、コミットバッファと称
される不揮発性メモリ内の特定領域に一度実施され、そ
の後、不揮発性メモリの実際の書込み領域へ実施する。
これにより、コミットバッファ領域に全ての書込みデー
タが書かれる以前にティアリングが発生した場合には、
実際の書込み領域には書換え以前のデータが残り、コミ
ットバッファ領域に全ての書込みデータが書かれた以降
にティアリングが発生した場合には、コミットバッファ
領域に書換え後のデータが残る。
【0004】前者の場合には、ティアリング発生後にI
Cカードを再起動した時点で、書込み箇所のデータが書
換え以前であることが保証できる。後者の場合には、テ
ィアリング発生後にICカードを再起動した後、コミッ
トバッファ領域の内容を書込み箇所に反映する(本発明
ではこの処理をロールフォワードと称する)ことで、書
込み箇所のデータが書換え後であることが保証できる。
以上がトランザクションアトミシティの実装である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
トランザクションアトミシティの技術では、ロールフォ
ワードのタイミングとティアリングが発生したことを通
知する手段が明確にされていないため問題となってい
る。
【0006】たとえば、複数のアプリケーションプログ
ラムを有するマルチアプリケーションカードにおいて、
ティアリングが発生した際に動作していたアプリケーシ
ョンプログラムと、ティアリング発生後にICカードを
再起動した後に動作するアプリケーションプログラムが
異なることは充分に有りえる。ICカードの再起動後に
別のアプリケーションプログラムが動いている最中にテ
ィアリングの発生を通知しても、このアプリケーション
プログラムは処置の判断をすることができない。また、
このアプリケーションプログラムが動作中にトランザク
ションアトミシティ機能を使用すると、ティアリング発
生時点のコミットバッファ領域の内容が壊されてしま
い、ロールフォワードできなくなってしまう。
【0007】そこで、本発明は、ティアリング発生後、
再起動した後にロールフォワードを自動的に実施し、テ
ィアリング発生時点で動作していたアプリケーションプ
ログラムは再起動後に当該アプリケーションプログラム
が選択された後ティアリング発生の事実とその際のコミ
ットバッファ領域の内容を知る手段を有することで、外
部のシステムも含めたティアリング対策を効果的に構築
できる携帯可能電子装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の携帯可能電子装
置は、外部からコマンドが入力されると、このコマンド
に対応した所定の処理を実行してその処理結果を外部へ
出力する機能を有する携帯可能電子装置において、記憶
内容が書換え可能な記憶手段と、この記憶手段内に設け
られ、トランザクションアトミシティを保証するために
書込みデータとこの書込みデータを書込む前記記憶手段
の書込み先アドレスとを一時的に保持するコミットバッ
ファ領域と、トランザクションアトミシティを保証する
書込みを実施する際、最初に前記コミットバッファ領域
への書込みデータの書込みを実施し、その後、前記記憶
手段の実際の書込み領域への書込みデータの書込みを実
施する第1の手段と、前記コミットバッファ領域への書
込み開始、前記記憶手段の実際の書込み領域への書込み
開始および終了を判断できる第2の手段と、当該携帯可
能電子装置の起動時に外部から始めてのコマンドが入力
された際、前記第2の手段において実際の書込み領域へ
の書込み開始状態のままであれば、前記コミットバッフ
ァ領域の内容を前記記憶手段の実際の書込み領域に反映
する処理を実施する第3の手段とを具備している。
【0009】また、本発明の携帯可能電子装置は、前記
記憶手段内に格納され、選択的に実行される複数のアプ
リケーションプログラムを有し、これら複数のアプリケ
ーションプログラムの個々に対応して前記コミットバッ
ファ領域への書込み開始、前記記憶手段の実際の書込み
領域への書込み開始および終了を判断できる第4の手段
を有し、前記アプリケーションプログラムが選択された
際、前記第4の手段により前回の起動時に当該アプリケ
ーションプログラムが選択され、その際に前記コミット
バッファ領域への書込みが開始されたが実際の書込み領
域への書込みは終了していないことを当該アプリケーシ
ョンプログラムが判断できることを特徴とする。
【0010】また、本発明の携帯可能電子装置は、選択
されたアプリケーションプログラムが前記第4の手段に
より前回の起動時に当該アプリケーションプログラムが
選択され、その際に前記コミットバッファ領域への書込
みが開始されたが実際の書込み領域への書込みは終了し
ていないことを判断した際、前記コミットバッファ領域
を参照することにより前回の起動時に処理がどこまで進
んでいたかを判断できることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の携帯可能電子装置は、外
部からコマンドが入力されると、このコマンドに対応し
た所定の処理を実行してその処理結果を外部へ出力する
機能を有する携帯可能電子装置において、記憶内容が書
換え可能な記憶手段と、この記憶手段内に設けられ、ト
ランザクションアトミシティを保証するために書込みデ
ータとこの書込みデータを書込む前記記憶手段の書込み
先アドレスとを一時的に保持するコミットバッファ領域
と、トランザクションアトミシティを保証する書込みを
実施する際、最初に前記コミットバッファ領域への書込
みデータの書込みを実施し、その後、前記記憶手段の実
際の書込み領域への書込みデータの書込みを実施する第
1の手段と、前記コミットバッファ領域への書込み開
始、前記記憶手段の実際の書込み領域への書込み開始お
よび終了を判断できる第2の手段と、前記コミットバッ
ファ領域への書込みを開始する直前に前記第2の手段に
おいて実際の書込み領域への書込み開始状態のままであ
れば、前記コミットバッファ領域の内容を前記記憶手段
の実際の書込み領域に反映する処理を実施する第3の手
段とを具備している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本実施の形態に係る携帯可能電子
装置としてのICカードを取扱うICカードシステムの
構成例を示すものである。このICカードシステムで
は、ICカード101はカードリーダ・ライタ102を
介してパーソナルコンピュータなどの端末装置103と
接続され、更に端末装置103と接続されたホストコン
ピュータ104とも通信可能に構成されている。
【0014】図2は、ICカード101の構成例を示す
もので、制御手段としてのCPUなどの制御素子20
1、記憶内容が書換え可能な記憶手段としての不揮発性
のデータメモリ202、ワーキングメモリ203、プロ
グラムメモリ204、および、カードリーダ・ライタ1
02との通信を行なうための通信部205によって構成
されていて、これらは1つのICチップ(あるいは、複
数のICチップ)で構成されている。このICチップは
ICカード内に埋設されており、接触式の場合にはIC
カード表面の接点部分を介してカードリーダ・ライタ1
02と電気的に接続するようになっている。
【0015】データメモリ202は、各種データの記憶
に使用されるもので、たとえば、EEPROMなどの記
憶内容が書換え可能な不揮発性メモリで構成されてい
る。
【0016】ワーキングメモリ203は、制御素子20
1が処理を行なう際の処理データなどを一時的に保持す
るための作業用メモリであり、たとえば、RAMなどで
構成される。
【0017】プログラムメモリ204は、たとえば、マ
スクROMで構成されており、制御素子201の制御プ
ログラムなどを記憶するものである。
【0018】通信部205は、外部装置であるカードリ
ーダ・ライタ102との通信を行なうためのものであ
る。
【0019】図3は、データメモリ202のフォーマッ
トを示していて、アプリケーション管理テーブル領域E
11およびコミットバッファ領域E12を含むシステム
領域E1と、複数のアプリケーションプログラムが格納
されるアプリケーション領域E2に2分される。
【0020】図4は、コミットバッファ領域E12のフ
ォーマットを示すもので、1バイトで表わされるコミッ
トバッファ状態フラグ部E13、および、コミットバッ
ファ本体部E14に2分される。コミットバッファ状態
フラグ部E13は、その値により以下の状態が示され
る。
【0021】00…コミットバッファ未使用あるいは実
際の書込み領域への書込み終了 01…コミットバッファ処理開始 02…実際の書込み領域への書込み開始 コミットバッファ本体部E14は、書込みデータとこの
書込みデータを書込むデータメモリ202の書込み先ア
ドレスデータとの対で構成されるブロックが複数登録
(記憶)できるように構成されている。
【0022】図5は、アプリケーション管理テーブル領
域E11を示すもので、カード内部に登録されたアプリ
ケーションプログラムの数だけデータが登録される。こ
のデータの中には1バイトで表わされるコミット状態フ
ラグ部E15が含まれる。
【0023】図4のコミットバッファ状態フラグ部E1
3が変化する際に同じ値を対応するアプリケーションプ
ログラムのコミット状態フラグ部E15に保持する。た
だし、ティアリング発生後のロールフォワード処理によ
り、図4のコミットバッファ状態フラグ部E13は「0
0」となるが、これはコミット状態フラグ部E15には
反映されないようになっている。
【0024】以下、要部の処理について説明する。
【0025】[ICカード起動時の処理]当該ICカー
ドが起動され、第1コマンド(起動後に始めて入力され
たコマンド)が受信された際、あるいは、コミットバッ
ファ領域E12の使用を開始する直前にコミットバッフ
ァ状態フラグ部E13の値を見て、「02」であればコ
ミットバッファ本体部E14の内容に沿って書込み先ア
ドレスにデータを反映するとともに、コミットバッファ
状態フラグ部E13を「00」とするロールフォワード
処理を実施する。
【0026】[通常のトランザクションアトミシティ処
理]アプリケーションプログラムでトランザクションア
トミシティ処理が宣言されると、コミットバッファ状態
フラグ部E13を「01」として、以降の書込み処理は
トランザクションアトミシティ処理終了が宣言されるま
でコミットバッファ領域E12に対して実施される。
【0027】トランザクションアトミシティ処理終了が
宣言されると、コミットバッファ状態フラグ部E13を
「02」として前述のロールフォワード処理を実施す
る。処理の最後にコミットバッファ状態フラグ部E13
を「00」に戻してトランザクションアトミシティ処理
が終了する。
【0028】[ティアリング通知]アプリケーションプ
ログラムは、アプリケーション管理テーブルE11の中
から対応するアプリケーションプログラムの内容のみを
参照できる。これにより、コミット状態フラグ部E13
を参照することで、以前に選択された際にティアリング
が発生したか否かを判断できる。アプリケーションプロ
グラムは、ティアリング発生を確認した場合には外部と
協調してその対応を実施するとともに、このコミット状
態フラグ部E13をクリア(00)することができる。
【0029】次に、全体的な処理の流れについて図6に
示すフローチャートを参照して説明する。当該ICカー
ドが起動されると、制御素子201は、カードリーダ・
ライタ102に対してアンサー・ツー・リセット(AT
R)と称される初期応答データを送信し(ステップS
1)、受信待機状態となる(ステップS2)。
【0030】この状態において、カードリーダ・ライタ
102から第1コマンド(起動後の最初のコマンド)を
受信すると(ステップS3)、制御素子201は、コミ
ットバッファ状態フラグ部E13の値を参照することに
より、コミットバッファ領域E12に未処理データがあ
るか否かをチェックする(ステップS4)。この場合、
コミットバッファ領域E12に未処理データはないの
で、受信したコマンドに対する処理を開始する(ステッ
プS5)。
【0031】コマンド処理開始後、当該アプリケーショ
ンプログラムでトランザクションアトミシティ処理開始
が宣言されると(ステップS6)、制御素子201は、
コミットバッファ状態フラグ部E13を「01」とし
て、以降の全てのデータ書込み処理はトランザクション
アトミシティ処理終了が宣言されるまでコミットバッフ
ァ領域E12に対して実施する(ステップS7)。
【0032】その後、当該アプリケーションプログラム
でトランザクションアトミシティ処理終了が宣言される
と(ステップS8)、制御素子201は、コミットバッ
ファ状態フラグ部E13を「02」としてロールフォワ
ード処理を実施する(ステップS9)。処理の最後に、
コミットバッファ状態フラグ部E13を「00」に戻し
てトランザクションアトミシティ処理が終了する。
【0033】次に、コマンド処理が終了すると(ステッ
プS10)、制御素子201は、そのコマンド処理に対
するレスポンスをカードリーダ・ライタ102へ送信し
(ステップS11)、受信待機状態となる(ステップS
12)。ここで、カードリーダ・ライタ102から第2
コマンド(起動後2番目のコマンド)を受信すると(ス
テップS13)、制御素子201はステップS5に戻
り、上記同様な処理を繰り返す。
【0034】ところで、たとえば、ステップS9のロー
ルフォワード処理、すなわち、コミットバッファ領域E
12の内容をデータメモリ202の書込みが指示された
領域へ反映する処理を行なっている途中において、ティ
アリングが発生した場合、その後、当該ICカードが再
起動される。再起動されると、制御素子201は、カー
ドリーダ・ライタ102に対してアンサー・ツー・リセ
ット(ATR)と称される初期応答データを送信し(ス
テップS14)、受信待機状態となる(ステップS1
5)。
【0035】この状態において、カードリーダ・ライタ
102から第1コマンド(再起動後の最初のコマンド)
を受信すると(ステップS16)、制御素子201は、
コミットバッファ状態フラグ部E13の値を参照するこ
とにより、コミットバッファ領域E12に未処理データ
があるか否かをチェックする(ステップS17)。この
場合、コミットバッファ領域E12は「02」となって
いる、すなわち、コミットバッファ領域E12に未処理
データが存在するので、コミットバッファ領域E12の
未処理データをデータメモリ202の書込みが指示され
た領域へ反映する処理を行なうとともに、コミットバッ
ファ状態フラグ部E13を「00」とするロールフォワ
ード処理を実施する。
【0036】ロールフォワード処理が終了すると、制御
素子201は、受信したコマンドに対する処理を開始す
る(ステップS19)。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、テ
ィアリング発生後、再起動した後にロールフォワードを
自動的に実施し、ティアリング発生時点で動作していた
アプリケーションプログラムは再起動後に当該アプリケ
ーションプログラムが選択された後ティアリング発生の
事実とその際のコミットバッファ領域の内容を知る手段
を有することで、外部のシステムも含めたティアリング
対策を効果的に構築できる携帯可能電子装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るICカードを取扱う
ICカードシステムの構成例を示すブロック図。
【図2】ICカードの構成例を示すブロック図。
【図3】データメモリのフォーマットを示す図。
【図4】コミットバッファ領域のフォーマットを示す
図。
【図5】アプリケーション管理テーブル領域のフォーマ
ットを示す図。
【図6】全体的な処理の流れについて説明するフローチ
ャート。
【符号の説明】
101…ICカード(携帯可能電子装置)、102…カ
ードリーダ・ライタ、103…端末装置、104…ホス
トコンピュータ、201…制御素子、202…データメ
モリ(記憶手段)、203…ワーキングメモリ、204
…プログラムメモリ、205…通信部、E1…システム
領域、E2…アプリケーション領域、E11…アプリケ
ーション管理テーブル領域、E12…コミットバッファ
領域、E13…コミットバッファ状態フラグ部、E14
…コミットバッファ本体部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からコマンドが入力されると、この
    コマンドに対応した所定の処理を実行してその処理結果
    を外部へ出力する機能を有する携帯可能電子装置におい
    て、 記憶内容が書換え可能な記憶手段と、 この記憶手段内に設けられ、トランザクションアトミシ
    ティを保証するために書込みデータとこの書込みデータ
    を書込む前記記憶手段の書込み先アドレスとを一時的に
    保持するコミットバッファ領域と、 トランザクションアトミシティを保証する書込みを実施
    する際、最初に前記コミットバッファ領域への書込みデ
    ータの書込みを実施し、その後、前記記憶手段の実際の
    書込み領域への書込みデータの書込みを実施する第1の
    手段と、 前記コミットバッファ領域への書込み開始、前記記憶手
    段の実際の書込み領域への書込み開始および終了を判断
    できる第2の手段と、 当該携帯可能電子装置の起動時に外部から始めてのコマ
    ンドが入力された際、前記第2の手段において実際の書
    込み領域への書込み開始状態のままであれば、前記コミ
    ットバッファ領域の内容を前記記憶手段の実際の書込み
    領域に反映する処理を実施する第3の手段と、 を具備したことを特徴とする携帯可能電子装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段内に格納され、選択的に実
    行される複数のアプリケーションプログラムを有し、 これら複数のアプリケーションプログラムの個々に対応
    して前記コミットバッファ領域への書込み開始、前記記
    憶手段の実際の書込み領域への書込み開始および終了を
    判断できる第4の手段を有し、 前記アプリケーションプログラムが選択された際、前記
    第4の手段により前回の起動時に当該アプリケーション
    プログラムが選択され、その際に前記コミットバッファ
    領域への書込みが開始されたが実際の書込み領域への書
    込みは終了していないことを当該アプリケーションプロ
    グラムが判断できることを特徴とする請求項1記載の携
    帯可能電子装置。
  3. 【請求項3】 選択されたアプリケーションプログラム
    が前記第4の手段により前回の起動時に当該アプリケー
    ションプログラムが選択され、その際に前記コミットバ
    ッファ領域への書込みが開始されたが実際の書込み領域
    への書込みは終了していないことを判断した際、前記コ
    ミットバッファ領域を参照することにより前回の起動時
    に処理がどこまで進んでいたかを判断できることを特徴
    とする請求項2記載の携帯可能電子装置。
  4. 【請求項4】 外部からコマンドが入力されると、この
    コマンドに対応した所定の処理を実行してその処理結果
    を外部へ出力する機能を有する携帯可能電子装置におい
    て、 記憶内容が書換え可能な記憶手段と、 この記憶手段内に設けられ、トランザクションアトミシ
    ティを保証するために書込みデータとこの書込みデータ
    を書込む前記記憶手段の書込み先アドレスとを一時的に
    保持するコミットバッファ領域と、 トランザクションアトミシティを保証する書込みを実施
    する際、最初に前記コミットバッファ領域への書込みデ
    ータの書込みを実施し、その後、前記記憶手段の実際の
    書込み領域への書込みデータの書込みを実施する第1の
    手段と、 前記コミットバッファ領域への書込み開始、前記記憶手
    段の実際の書込み領域への書込み開始および終了を判断
    できる第2の手段と、 前記コミットバッファ領域への書込みを開始する直前に
    前記第2の手段において実際の書込み領域への書込み開
    始状態のままであれば、前記コミットバッファ領域の内
    容を前記記憶手段の実際の書込み領域に反映する処理を
    実施する第3の手段と、 を具備したことを特徴とする携帯可能電子装置。
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