JP2007172096A - 情報処理装置、および、その起動制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報処理装置の起動時に、ハードウェア障害や初期化プログラムの問題により初期化プログラムが途中で停止してしまう場合であっても、機能や性能などの制約を課しても、オペレーティングシステムを起動させて、その情報処理装置においての障害解析や、また障害からの復旧を可能にする。
【解決手段】起動時に実行されるROMの初期化プログラムが停止した場合、コントローラが、初期化プログラムが中途で停止したことを検知し、停止した初期プログラムを、障害復旧用の初期化プログラムに書き換えて、その後に、情報処理装置の電源オフおよび電源オンをおこなう。そして、再起動により、障害復旧用の書き換えられた初期化プログラムを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、および、その起動制御方法に係り、起動時の障害解析をおこない、障害からの復旧を容易におこないうる情報処理装置、および、その起動制御方法に関する。
情報処理装置に搭載されているCPUは、電源がオンされるとROMに格納されている初期化プログラム(BIOS、Basic Input Output Systemともいう)を実行する。初期化プログラムは、ハードウェアデバイス等を初期化する機能、障害を検出する機能、ハードウェアデバイス等の初期化終了後、オペレーティングシステムを起動する機能を持っているが、ハードウェア障害や初期化プログラムの問題により、初期化処理が途中で停止してしまうことがある。
このようなときには、どこまで初期化処理が進んだかが分かる数値、あるいは、メッセージを、装置上のハードウェアデバイスに対して出力することが一般的である。初期化処理が停止した場合には、そのハードウェアデバイスを参照することによって、停止した初期化処理の特定をおこなうことができる。
以下の特許文献1には、起動時に自己診断プログラムが、診断の対象としている診断対象部位の実行コードを不揮発性メモリの一定の領域に保持することにより、間欠障害の解析を可能とする方法が開示されている。
特開平11−120025号公報
上記特許文献1の方法では、診断をおこなうときに、不揮発性メモリを参照するためオペレーティングシステムを起動する必要があるが、継続的なハードウェア障害がおこっているときや初期化プログラムに問題がある場合には、再起動をおこなってもまた同じ初期化処理で停止してしまうことになる。したがって、このようなときには、起動時の初期化処理が終了せずにオペレーティングシステムを起動することができないという問題点がある。また、このようなときには、オペレーティングシステムを起動することができないため、初期化プログラム書き換えによる障害からの復帰をおこなうこともできない。
また、初期化処理方法が異なる初期化プログラムをそれぞれ別々のROMに格納し、初期化プログラムが停止した場合には、他の初期化プログラムに切り替える方法がすでに実施されている。しかしながら、この方法だと、初期化プログラムの数だけROMが必要になりコストがかかる。また、複数の初期化処理で停止してしまう場合には、停止せず起動できる初期化プログラムが存在しない可能性が高く、初期化処理が終了せずオペレーティングシステムを起動することができないという問題点も解消されない蓋然性が高い。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、情報処理装置の起動時に、ハードウェア障害や初期化プログラムの問題により初期化プログラムが途中で停止してしまう場合であっても、機能や性能などの制約を課しても、オペレーティングシステムを起動させて、その情報処理装置においての障害解析や、また障害からの復旧が可能になるような情報処理装置を提供することにある。
情報処理装置の起動時に実行されるROMに格納された初期化プログラムが停止した場合には、コントローラが、初期化プログラムが中途で停止したことを検知して、停止した初期プログラムを、処理の簡略化等によりハードウェア障害による停止の可能性が低くなるように設計された他のROMに格納された障害復旧用の初期化プログラムに書き換える。そして、その後に、コントローラは、情報処理装置の電源オフおよび電源オンをおこなう。このようにすることにより、障害復旧用の書き換えられた初期化プログラムが実行され、初期化処理が終了して、オペレーティングシステムを起動できる可能性が高くなる。
本発明によれば、情報処理装置の起動時に、ハードウェア障害や初期化プログラムの問題により初期化プログラムが途中で停止してしまう場合であっても、機能や性能などの制約を課しても、オペレーティングシステムを起動させて、その情報処理装置においての障害解析や、また障害からの復旧が可能になるような情報処理装置を提供することができる。
以下、本発明に係る各実施形態を、図1ないし図5を用いて説明する。
〔実施形態1〕
以下、本発明に係る第一の実施形態を、図1ないし図3を用いて説明する。
先ず、図1を用いて本発明の第一の実施形態に係る情報処理装置の構成を説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る情報処理装置のブロック図である。
本実施形態の情報処理装置は、初期化プログラムが格納された複数のROMを有し、情報処理装置が起動中に、あるROMの初期化プログラムが中途で停止した場合であっても、他のROMに格納されている障害復旧用の初期化プログラムに書き換えて、電源のオフとオンをおこなって、書き換えた障害復旧用の初期化プログラムを実行することにより、起動を可能にするものである。
図1に示されるCPU101は、情報処理装置の電源がオンされると、ROMa:103から初期化プログラムa:107を読み出して実行する。
初期化プログラムa:107は、処理内容毎に複数の処理プログラムに分割されており、処理プログラム1a:110、処理プログラム2a:111、…、処理プログラムNa:114の順に実行される。処理内容毎とは、例えば、初期化するハードウェア毎などである。一般的な情報処理装置において、通常は、以下のような処理が考えられる。
・CPUの初期化
・チップセットの初期化
・メインメモリの初期化、チェック
・PCIバスに接続されたボード(グラフィックボード、ネットワークボード)の初期化
ROMa:103は、複数の領域に分割されており、初期化プログラムa:107は、それぞれの処理プログラムとしてそれぞれの領域に格納されている。処理プログラム1a:110は領域120に、処理プログラム2a:111は領域121に、処理プログラムNa:114は領域124に、それぞれ格納されている。
ROMb:104についてもは、複数の領域に分割されており、初期化プログラムb:108のそれぞれの処理プログラムをそれぞれの領域に格納されている。処理プログラム1b:115は領域125に、処理プログラム2b:116は領域126に、処理プログラムNb:119は領域129に、それぞれ格納されている。
初期化プログラムb:108は、初期化プログラムa:107と同様に情報処理装置の初期化をおこなう役割を担っているが、電源オン時にCPU101により実行されることはなく、また初期化プログラムa:107とは異なる処理手順になっている、障害復旧用の初期化プログラムである。異なる処理手順のプログラムとは、処理の簡略化等によりハードウェア障害による停止の可能性が低くなるように設計されていて、かつ、途中で停止することなくオペレーティングシステムを起動できる可能性が高くなるように最適化されているプログラムである。例えば、以下のような初期化プログラムの例が考えられる。
・メインメモリのチェックをスキップする。
・メモリの使用エリアを必要最小限のものに制限する。
・複数CPUの情報処理装置で、一つのCPUのみしか使用しないようにする。
・チップセットの動作速度を低くする。
初期化プログラムb:108も、また初期化プログラムa:107と同様の分割方法で処理内容毎に、複数の処理プログラム、処理プログラム1b、処理プログラム2b、…、処理プログラムNbに分割されている。初期化プログラムb:108の処理プログラム1b:115は、初期化プログラムa:107の処理プログラム1a:110に対応しており、同じ処理内容で処理手順が異なる。同様に初期化プログラムb:108の処理プログラム2b:116と初期化プログラムa:107の処理プログラム2a:111、初期化プログラムb:108の処理プログラムNb:119と初期化プログラムa:107の処理プログラムNa:114が、それぞれ対応している。
ROMc105は、障害解析用に、初期化の途中で停止してしまった処理の処理プログラム番号を複数個格納できる。例えば、初期化プログラムa:107が処理プログラム5a:112で停止した場合、停止してしまった処理の処理プログラム番号記憶領域109には、処理プログラム番号5a:130と格納される。障害解析時には、この領域109を参照すれば、処理プログラム5aにおいて処理が停止していたことが分かる。
コントローラ106は、情報処理装置の起動制御のために以下(1)から(4)の機能を有する装置である。
(1)ハードウェア障害や初期化プログラムa:107の問題等で初期化プログラムa:107が途中で停止してしまった場合には、停止してしまったこと、またどの処理プログラムで停止してしまったかを検知することができる。
(2)ROMc105の停止してしまった処理の処理プログラム番号記憶領域109に、停止してしまった処理プログラムの処理プログラム番号を書き込むことができる。
(3)ROMa:103の、初期化プログラムa:107の停止してしまった処理プログラムが格納されている領域に、初期化プログラムa:107の停止してしまった処理プログラムに対応する初期化プログラムbの処理プログラムを上書きすることができる。
(4)情報処理装置の電源オフと電源オンを制御することができる。
次に、図2および図3を用いて本発明の第一の実施形態に係る情報処理装置の起動制御の処理について説明する。
図2は、本発明の第一の実施形態に係る初期化プログラムa:107の動作例を示すフローチャートである。
図3は、本発明の第一の実施形態に係るコントローラ106の動作例を示すフローチャートである。
先ず、情報処理装置の電源がオンにされると、CPU101はROMa:103から初期化プログラムa:107を読み出し実行することにより、初期化プログラムa:107が開始される(201)。どの処理プログラムを実行するかを示す変数iに、一番最初の処理であることを示す1を設定し(202)、処理プログラムiを実行し(203)、コントローラ106に処理プログラムiが完了したことを通知する(204)。
次に、最後の処理Nが完了したか否かの判定のため、i>=Nか否かの判定をおこなう(205)。完了している場合、すなわち、i>=Nの場合には終了し(206)、完了していない場合、すなわち、i<Nの場合は次の処理プログラムを実行するために、iに1を加算し(207)、処理プログラムiの実行(203)に戻る。
一方、コントローラ106は、初期化プログラムa:107から受け取る処理完了通知でどの処理プログラムが完了かしたかを示す変数iに、一番最初の処理であることを示す1を設定する(301)。次に、一定時間内に、初期化プログラムa:107から処理プログラムi完了の通知を受け取ったか否かの判定をおこなう(302)。ここで、一定時間内とは、初期化プログラムの各部の処理プログラムの内容から見て、この時間内に通知がこないときには、異常が起こっていると合理的に判断できる時間である。通常は、数十秒から数分の単位でよい。
受け取った場合には、初期化プログラムa:107から最後の処理完了通知を受け取ったか否かの判定のため、i>=Nか否かの判定をおこない(303)、完了していれば、すなわち、i>=Nなら終了する(305)。完了していない場合、すなわち、i<Nの場合は、初期化プログラムa(107)からの次の処理完了通知受け取りを確認するために、iに1を加算し(304)判定(302)に戻る。判定(302)において、処理プログラムiの完了通知を受け取っていない場合(タイムアウト発生)、初期化プログラムa(107)が処理プログラムiにおいて停止してしまったと判断して、停止してしまった処理の処理プログラム番号記憶領域(109)に、処理番号プログラムiを追加する(306)。
次に、ROMa:103の初期化プログラムa:107の処理プログラムiが格納されている領域に、処理プログラムiと同じ処理内容で処理手順が異なる、ROMb:104の初期化プログラムb:108の処理を上書きする(307)。この対応は、同じアドレス領域のメモリに格納する、対応表を保持する、処理プログラムのヘッダ情報として、同じプログラム識別コードを持つなどの手段によって調べることができる。
その後、この情報処理装置の電源オフ(308)、電源オン(309)をおこない、開始に戻る。なお、コントローラは、CPUやROMの電源系統とは別の電源系統を持っており、CPUやROMに対して電源がオフの状態のときでも通電しているものとする。
以下、具体例を説明する。例えば初期化プログラムa:107が処理5a:112で停止してしまったとする。コントローラ107は、処理プログラム5a完了の通知を受け取ることができないため初期化プログラムa:107が処理プログラム5a:112の途中で停止してしまったと判断し、ROMc105の停止してしまった処理プログラムの処理プログラム番号記憶領域109の領域130に処理プログラム番号5aと書込み、ROMa:103の初期化プログラムa:107の処理5a:112が格納されている領域122に、ROMb:104の初期化プログラムb:108の処理5b:117を上書きし(307)、この情報処理装置の電源オフ(308)、電源オン(309)をおこなう。電源オンにより、CPU101はROMa:103から初期化プログラムa:107を読み出して、この情報処理装置の初期化処理を処理プログラム1a:110、処理プログラム2a:111、…、処理プログラム5b:117、…の順に実行する。
処理プログラム5b:117は、処理プログラム5a:112の代わりに実行される処理であり、停止した初期プログラムを、処理の簡略化等によりハードウェア障害による停止の可能性が低くなるように設計されているために、処理を先に進められる可能性が高くなる。
また、本実施形態では、処理が停止する処理プログラムが複数ある場合にも有効である。例えば、さらに処理プログラム8a:113で停止してしまった場合、コントローラ107は、停止してしまった処理プログラムの処理プログラム番号記憶領域109の領域131に処理プログラム番号8a:113を書込み(306)、ROMa:103の初期化プログラムa:107の処理プログラム8a:113が格納されている領域123に、ROMb:104の初期化プログラムb:108の処理プログラム8b:118を上書きし(307)、この情報処理装置の電源オフ(308)、電源オン(309)をおこなう。電源オンにより、CPU101はROMa:103から初期化プログラムa:107を読み出して、この情報処理装置の初期化処理を処理プログラム1a:110、処理プログラム2a:111、…、処理プログラム5b:117、…、処理プログラム8b:118、…、処理プログラムNa:114の順に実行する。これにより複数箇所の処理プログラムで停止してしまう場合であっても、この情報処理装置において、オペレーティングシステムを起動できる可能性を高めることができる。
〔実施形態2〕
以下、本発明に係る第二の実施形態を、図4および図5を用いて説明する。
第一の実施形態では、障害復旧用の処理プログラムが、通常のROMとは別のROMに格納されていた。
本実施形態では、障害があったときに供給する障害復旧用の処理プログラムを外部の管理端末から送信できるようにしたものである。
先ず、図4を用いて本発明の第二の実施形態に係る情報処理装置の構成を説明する。
図4は、本発明の第二の実施形態に係る情報処理装置のブロック図である。
本実施形態の管理用端末装置404は、通信手段432を介してコントローラ406と通信でき、以下(21)から(23)の機能を持つ装置である。
(21)コントローラ406からの、初期化プログラムa:407が停止してしまったこと、およびどの処理プログラムで停止してしまったかの通知を受け取ることができる。
(22)障害復旧用の初期化プログラムb:408を格納している。
(23)コントローラ406に、障害復旧用の初期化プログラムb:408を送信できる。
また、コントローラ406は、情報処理装置の起動制御のために以下(31)から(36)の機能を有する装置である。
(31)ハードウェア障害や初期化プログラムa:407の問題等で初期化プログラムa:407が停止してしまった場合、停止してしまったこと、およびどの処理で停止してしまったかを検知できる。
(32)管理用端末装置404に、初期化プログラムa:407が停止してしまったこと、またどの処理プログラムで停止してしまったかを通知し、障害復旧用の初期化プログラムb:408の送信を要求できる。
(33)ROMc405の停止してしまった処理プログラムの処理プログラム番号記憶領域409に、停止してしまった処理の処理番号を書き込むことができる。
(34)管理用端末装置404から、障害復旧用の初期化プログラムb:408を受け取ることができる。
(35)ROMa:403の初期化プログラムa:407の停止してしまった処理が格納されている領域に、管理用端末装置404から受け取った、初期化プログラムa:407の停止してしまった処理プログラムに対応する障害復旧用の初期化プログラムb:408の処理プログラムを上書きすることができる。
(6)情報処理装置の電源オフと電源オンを制御することができる。
次に、図5を用いて本発明の第二の実施形態に係る情報処理装置の起動制御の処理について説明する。
図5は、本発明の第二の実施形態に係るコントローラ406の動作例を示すフローチャートである。
初期化プログラムa:407から受け取る処理完了通知でどの処理完了かを示す変数iに、一番最初の処理であることを示す1を設定する(501)。次に、初期化プログラムa:407から処理プログラムi完了の通知を受け取ったか否かの判定をおこなう(502)。受け取った場合、初期化プログラムa:407から最後の処理完了通知を受け取ったかどうかの判定のため、i>=Nか否かの判定を行い(503)、完了していれば、すなわち、i>=Nなら終了する(505)。完了していない場合、すなわち、i<Nの場合は、初期化プログラムa:407からの次の処理プログラム完了通知受け取りを確認するために、iに1を加算し(504)、判定(502)に戻る。判定(502)において、処理プログラムi完了通知を受け取っていない場合、初期化プログラムa:407が処理プログラムiにおいて停止してしまったと判断し、停止してしまった処理プログラムの処理プログラム番号記憶領域409に、処理番号iを追加する。
次に、管理用端末装置404に、初期化プログラムa:407の処理プログラムiが停止してしまったことを通知し、初期化プログラムa:407の停止してしまった処理プログラムiaに対応する初期化プログラムb:408の処理プログラムibの送信を要求する(507)。管理用端末装置404から初期化プログラムb:408の処理プログラムibを受け取ったら(508)、ROMa:403の初期化プログラムa:407の処理プログラムiが格納されている領域に、管理用端末装置404から受け取った、初期化プログラムb:408の処理プログラムibを上書きする(509)。その後、この情報処理装置の電源オフ(510)、電源オン(511)をおこない、開始に戻る。
実施形態1では、障害復旧用の初期化プログラムbが当該装置上のROMに格納されているため、用意できる初期化プログラムbの数は、その情報処理装置上のROMの数やサイズに制限される。しかしながら、本実施形態では、初期化プログラムbは、ROMよりもはるかにサイズの大きい管理用端末装置上のハードディスクやメモリに格納されているため、手順の異なる初期化プログラムbを、容易に、複数用意することが可能である。複数用意できれば、コントローラへ送信する障害復旧用の処理を切り替えることで、停止してしまった処理に対し、複数の処理手順を試すことができるというメリットがある。
本発明の第一の実施形態に係る情報処理装置のブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係る初期化プログラムa:107の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施形態に係るコントローラ106の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態に係る情報処理装置のブロック図である。 本発明の第二の実施形態に係るコントローラ406の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
101…CPU
102…バス
103〜105…ROM
106…コントローラ
107…初期化プログラム
108…初期化プログラム
109…処理番号記憶領域
110〜119…処理
120…ROMの領域
121〜131…ROMの領域
401…CPU
402…バス
403…ROM
404…管理用端末装置
405…ROM
406…コントローラ
407…初期化プログラム
408…初期化プログラム
409…処理番号記憶領域
410〜431…処理
432…LAN

Claims (5)

  1. ROMに格納された初期化プログラムを実行することにより起動される情報処理装置において、
    CPUと、
    複数のROMと、
    コントローラとを備え、
    前記CPUは、情報処理装置の起動時に、第一のROMに格納されている初期化プログラムを実行し、
    前記コントローラは、前記第一のROMの初期化プログラムの中途での停止を検知して、停止した前記第一のROMの初期化プログラムを第二のROMに格納されている初期化プログラムの内容により書き換え、しかる後に、情報処理装置の電源の電源オフおよび電源オンをおこない、
    前記CPUは、第一のROMに格納された書き換えられた初期化プログラムを実行することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第一のROMに格納された初期化プログラムは、各々の処理を実行する処理プログラムからなり、前記第二のROMに格納された初期化プログラムは、前記第一のROMに格納された処理プログラムに各々対応する障害復旧用の処理プログラムからなり、
    前記コントローラは、前記第一のROMの初期化プログラムの処理プログラムの中途での停止を検知して、前記停止した処理プログラムに対応する第二のROMに格納された処理プログラムにより、前記第一のROMの初期化プログラムの処理プログラムを書き換えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. さらに、コントローラに接続された端末装置を有し、
    前記第二のROMは、前記コントローラに接続され、
    前記コントローラは、前記第一のROMの初期化プログラムの処理プログラムの中途での停止を検知して、停止した処理プログラムに対応する障害復旧用の処理プログラムを前記端末に要求し、
    前記端末は、要求された障害復旧用の処理プログラムを前記コントローラに送信することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. CPUと、複数のROMと、コントローラとを備え、ROMに格納された初期化プログラムを実行することにより起動される情報処理装置の起動制御方法において、
    前記CPUは、情報処理装置の起動時に、第一のROMに格納されている複数の処理プログラムからなる初期化プログラムを実行するステップと、
    前記コントローラは、前記第一のROMの初期化プログラムの処理プログラム中途での停止を検知するステップと、
    前記コントローラは、停止した前記第一のROMの処理プログラムを停止した処理プログラムに対応する第二のROMに格納されている障害復旧用の処理プログラムに書き換えるステップと、
    前記コントローラは、情報処理装置の電源の電源オフおよび電源オンをおこなうステップと、
    前記CPUは、第一のROMに格納された書き換えられた初期化プログラムの処理プログラムを実行するステップとを有することを特徴とする情報処理装置の起動制御方法。
  5. この情報処理装置は、さらに、前記第二のROMに接続された端末装置を有し、
    前記コントローラが、前記端末装置に停止した処理プログラムに対応する障害復旧用の処理プログラムを送信するように要求するステップと、
    前記端末装置が、前記要求された障害復旧用の処理プログラムを前記コントローラに送信するステップとを有することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置の起動制御方法。
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