JP3582183B2 - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、地点名の表示を行う車両用ナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用ナビゲーション装置において、地点名を表示する場合、その内容を正確に表現するため、その分類名、例えば、交差点の場合は「刈谷市昭和町交差点」、スキー場の場合は「志賀高原スキー場」のように表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように分類名まで表示すると、表示文字数が多くなり、その内容理解に時間がかかってしまい、視認性の点で問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、地点名の内容理解を容易に行えるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を達成するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1乃至3に記載の発明においては、施設の種別を含まない地点名とともに地点の施設の種別に応じた施設マークを、1つの地点名を表示する表示部に更新表示するようにしたことを特徴としている。従って、施設マークによって地点名の内容理解を容易に行うことができる。また、請求項1乃至3に記載の発明によれば、現在地の近接地点を特定してその最近接地点の地点名および施設マークを表示するようにしているから、車両の移動に伴ってそれらが更新表示される。そのような更新表示時であっても、施設マークによって地点名の内容理解を容易に行うことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。
図1に本発明の一実施形態を示す全体構成を示す。図1において、GPS受信機1は、人工衛星からの電波を受信して測位処理を行い、車両の現在地を示す緯度経度の現在地座標を出力する。操作装置2は、車両の乗員等により操作され、ナビゲーションに必要な各種操作信号を出力する。
【0006】
制御装置3は、マイクロコンピュータ等のコンピュータ手段を含んで構成されたものであって、GPS受信機1からの現在地座標、操作装置2からの操作信号を取り込み、地図データROM4のデータを検索して、後述する現在地情報表示のための演算処理を実行する。また、操作装置2を用いて目的地が設定された時には、目的地への方向および目的地までの残距離を求め、それを表示させる演算処理も実行する。
【0007】
表示装置5は、車室内に設置され、上記した現在地の地点名、目的地への方向、残距離の情報などを表示する。この表示装置5としては、液晶表示装置を用いることができる。
この表示装置5および操作装置2の具体的な構成を図2に示す。
図に示すように、表示装置5の表示面において、現在地の地点名が表示部5aに表示され、目的地方向が表示部5bに矢印表示され、目的地までの残距離が表示部5cに表示され、GPS受信機1にて受信できている衛星数が表示部5dに表示される。これらは、例えば図6(a)〜(d)に示すように表示される。また、操作装置2は表示装置5の表示枠外に複数のキーを有して設けられている。
【0008】
図3に、地図データROM4のデータ構成を示す。図に示すように、予め定めた複数の地点の各々に対し、地点座標(緯度、経度)、都道府県および名古屋市等の政令指定都市コード、名称データ(地点名データ)、および施設コード(施設データ)が設定されている。施設コードは、例えば住所を「0」、交差点を「1」、JR駅を「2」、スキー場を「3」、キャンプ場を「4」というように施設の種別に応じて設定されている。上記した緯度、経度はそれぞれ4バイト、都道府県および政令指定都市コードは1バイト、名称データは17文字、34バイト、施設コードは1バイトの固定長としている。なお、上記地点毎にデータは、都道府県および政令指定都市コード順に格納されており、そのコードにより地点検索を容易に行えるようにしている。
【0009】
上記構成において、制御装置3で行う演算処理のうち現在地情報を表示させる演算処理について、図4、図5に示すフローチャートを基に説明する。
この演算処理は、GPS受信機1が測位を行う毎に実行されるものである。
まず、GPS受信機1から出力される緯度経度の現在地座標(X,Y)を取り込む(ステップ100)。そして、検索座標範囲を設定するための検索幅αを地球座標系の1’’(25mに相当)に設定する(ステップ101)。
【0010】
次に、現在地座標(X,Y)および検索幅αから設定される検索座標範囲(X±α、Y±α)内にある地点を、地図データROM4に記憶されている各地点の地点座標との比較により抽出し、検索座標範囲内にある地点の地点座標、名称データおよび施設コードを格納する(ステップ102)。
全ての地点に対しステップ102の処理が終了すると、その処理により少なくとも1つの地点が抽出格納できたか否かを判定する(ステップ103)。
【0011】
この場合、1つの地点も抽出できなかった時には、検索座標範囲を拡大させるために、検索幅αをそれまでの2倍とし(ステップ105)、ステップ106を経てステップ102の処理を再度を行う。従って、検索座標範囲を拡大して地点の抽出を行う。
そして、ステップ103にて少なくとも1つの地点が抽出できたことを判定すると、格納した各地点の地点座標と現在地座標とにより、現在地と各地点との距離をそれぞれ求め、距離が最も小さい地点を最近接地点として特定する(ステップ104)。そして、その最近接地点の情報を表示装置5に表示させる処理を行う(ステップ200)。
【0012】
図5に、ステップ200の詳細な演算処理を示す。まず、最近接地点の施設コードを読み出す(ステップ201)。この施設コードに基づき、最近接地点が、住所であるか、交差点であるか、JR駅であるか、スキー場であるか、キャンプ場であるかを判定する(ステップ202〜206)。
施設コードが住所「0」である場合には、地点名のみを表示装置5の表示部5aにさせる(ステップ207)。この場合の表示例を図6(a)に示す。
【0013】
また、施設コードが交差点「1」である場合には、地点名と交差点マークを表示部5aに表示させる(ステップ208)。この場合の表示例を図6(b)に示す。図中のAが交差点マークである。また、施設コードがJR駅「2」である場合には、地点名とJR駅マークを表示部5aに表示させる(ステップ209)。この場合の表示例を図6(c)に示す。図中のBがJR駅マークである。
【0014】
また、施設コードがスキー場である場合あるいはキャンプ場である場合も、同様にして、地点名とスキー場マークあるいはキャンプ場マークを表示部5aに表示させる(ステップ210、211)。上記した処理をGPS受信機1の測位タイミングで繰り返し実行することにより、表示装置5には、現在地付近の地点名および施設マークが、車両の進行に伴って更新表示されていくことになる。
【0015】
なお、図4に示す演算処理において、検索範囲を拡大しても1つの地点も抽出できず、検索幅αが16’’(400mに相当)になると、現在地付近に表示対象とすべき地点が存在しないとして、ステップ106からステップ107に進み、現在地座標(X,Y)により現在地の緯度経度を表示部5aに表示させる。この場合の表示例を図6(d)に示す。
【0016】
なお、上記実施形態において、施設マークの表示が更新される毎にブザー音でその更新を知らせるようにしてもよく、またブザー音の回数や時間、あるいは音色により、施設の種別を知らせるようにしてもよい。
また、施設マークの付加表示は、現在地の地点名に対するものに限らず、例えば目的地の地点名を表示するような場合には、その目的地の地点名に施設マークを付加表示するようにしてもよい。
【0017】
さらに、GPS受信機1により車両の現在地を検出するものを示したが、車両の方位、距離を用いて現在地演算を行うものを用いてもよく、またその両者を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体構成図である。
【図2】図1中の表示装置5および操作装置2の構成を示す図である。
【図3】図1中の地図データROM4のデータ構成を示す図である。
【図4】図1中の制御装置3による現在地情報表示の演算処理を示すフローチャートである。
【図5】図4中のステップ200の詳細な演算処理を示すフローチャートである。
【図6】図1中の表示装置5の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…GPS受信機、2…操作装置、3…制御装置、4…地図データROM、
5…表示装置。
Claims (3)
- 車両の現在地を示す現在地座標を出力する現在地検出手段(1)と、
1つの地点名を表示する表示部(5a)を有する表示手段(5)と、
地点座標、地点名データおよび施設の種別に応じて設定された施設データを地点毎に記憶した記憶手段(4)と、
前記現在地座標および前記地点座標に基づき、前記現在地に近接する地点を1つ特定する手段(100〜105)と、
この特定された地点の前記地点名データおよび施設データに基づき施設の種別を含まない地点名および施設の種別に応じた施設マークを前記表示手段の前記表示部に更新表示させる手段(200)と、を備えたことを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 - 前記地点を1つ特定する手段は、前記現在地座標および所定の検出幅から設定される検索座標範囲内から前記記憶手段に記憶された地点を抽出することで、前記現在地に近接する地点を1つ特定するものであり、この手段は、さらに前記検索座標範囲内から1つの地点も抽出できなかったときに、前記検出幅を大きくして前記検索座標範囲を拡大させる手段(105)を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用ナビゲーション装置。
- さらに、前記検索座標範囲を拡大させる手段により前記検索座標範囲を拡大しても1つの地点も抽出できず、前記検索幅が所定の幅になると、前記現在地の緯度経度を前記表示手段の前記表示部に表示させる手段(107)を有することを特徴とする請求項2に記載の車両用ナビゲーション装置。
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JPH09106246A JPH09106246A (ja) | 1997-04-22 |
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JP3908056B2 (ja) | 2002-02-26 | 2007-04-25 | アルパイン株式会社 | 車載用ナビゲーション装置 |
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1995
- 1995-10-13 JP JP26534395A patent/JP3582183B2/ja not_active Expired - Fee Related
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