JP3581941B2 - 光ディスク装置及び光ビームの投射位置調整方法 - Google Patents

光ディスク装置及び光ビームの投射位置調整方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は光ディスク装置及び光ディスク装置における光ビームの投射位置調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク装置においては、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボの2種類のサーボ動作によって、光ディスクに投射する光ビームの集光点を光ディスク上のデータ記録位置に保持させるようにしている。フォーカスサーボは、光ビームの集光点を光ディスク上に保持するものであり、トラッキングサーボは光ビームをトラックに沿わせて光ビームの集光点をデータ記録位置に保持するものである。
このトラッキングサーボには、プッシュプル法及び3ビーム法による2つの制御方法がある。
【0003】
図9はプッシュプル法におけるトラッキングエラー信号検出回路の回路図、図10は光ディスクのトラックと光ビームとの相対位置によって変化する回折パターンを、トラッキングエラー信号とともに示した説明図である。図9において、図示しない光ディスクからの反射光を受光する2分割光検出器100 の一方 (他方) の出力信号α (β) は電流電圧変換するオペアンプ101(102)の正入力端子+へ入力される。オペアンプ101(102)の正入力端子+は抵抗R1 (R2 ) を介して接地される。オペアンプ101 の負入力端子−は、その出力端子と接続され、抵抗R3 を介して差動アンプ103 の負入力端子−と接続される。差動アンプ103 の負入力端子−は抵抗R4 を介して、その出力端子と接続される。オペアンプ102 の負入力端子−は、その出力端子と接続され、抵抗R5 を介して差動アンプ103 の正入力端子+と接続される。差動アンプ103 の正入力端子+は抵抗R6 を介して接地される。
【0004】
このプッシュプル法に用いる光ディスクには図10(b) に示すように予めトラック溝が形成されている。そしてフォーカスサーボによって光ディスク上に集光した光ビームは、このトラック溝による回折作用によって、反射光には回折パターンが重畳され、その回折パターンは、トラック溝と光ビームとの相対位置によって図10(a) に示すように変化する。したがって、光ディスクからの反射光を2分割光検出器100 で受光して、オペアンプ101 で電圧に変換した後、差動アンプ103 により両出力信号α, βの差を求めれば、差動アンプ103 から図10(c) に示す− (α−β) のトラッキングエラー信号TES が得られる。そこでトラッキングエラー信号TES が正の場合は光ビームを例えば図10(b) において左側へ、負の場合は右側へ移動させるように制御して、光ビームをトラック溝に沿わせてデータ記録位置に保持させている。なお、2分割光検出器100 の両出力信号α, βの和を求めた場合には、図10(d) に示す和信号 DCSumが得られる。
【0005】
図11は3ビーム法におけるトラッキングエラー信号検出回路の回路図、図12は回折格子によりメイン光ビームと、2つのサブ光ビームとを出射する状態の模式図、図13は光ディスクのトラック溝と、メイン光ビームの検出信号と、2つのサブ光ビームの検出信号と、トラッキングエラー信号との関係を示す波形図である。図12に示す如く光ビームの往路系に設けた回折格子2からメイン光ビームMBと、このメイン光ビームMBに対して±1/4 トラックずれたサブ光ビームSB1 、サブ光ビームSB2 を出射して光ディスク6へ投射される。
【0006】
光ディスク6で反射したメイン光ビームMB、サブ光ビームSB1 , SB2 の反射光は図11に示す光検出器DM , DS1, DS2が受光する。第1 (第2) サブ光ビームを受光する光検出器DS1 (DS2) の出力信号はオペアンプOP1 (OP2 ) の正入力端子+へ入力される。オペアンプOP1 (OP2 ) の正入力端子+は抵抗R10 (R11) を介して接地される。メイン光ビームを受光する光検出器DM の検出出力はオペアンプOP3 の正入力端子+へ入力される。オペアンプOP3 の正入力端子+は抵抗R12を介して接地され、負入力端子−は、その出力端子と接続される。オペアンプOP1 (OP2 ) から出力される検出信号SS1 (SS2 ) は抵抗R13 (R14) を介して差動アンプDAP の正 (負) 入力端子+ (−) へ入力される。オペアンプDAP の正入力端子+は抵抗R15を介して接地され、負入力端子−は抵抗R16を介して、その出力端子と接続される。
【0007】
この3ビーム法による場合は、光ビームの往路系に設けた回折格子2からメイン光ビームMBと2つのサブ光ビームSB1 , SB2 とが出射されて光ディスク6へ投射され、メイン光ビームの投射位置に対して2つのサブ光ビームは±1/4 トラックずれた位置に投射される。そして光ディスク6からの夫々の光ビームの反射光を各別に各別の光検出器DM , DS1, DS2が受光する。そうすると、光検出器DM の出力信号SM は図13(b) に示すように、光ビームの投射位置がトラックに対してずれていない0トラック位置の場合に出力信号SM のレベルが最大になり、0トラック位置からずれるにしたがい、出力信号SM のレベルが低下していく。そして±1/2 トラック位置にずれた場合に、出力信号SM のレベルが最小になる。このように出力信号SM はトラッキングサーボが適正であるときに最大レベルとなる。
【0008】
一方、サブ光ビームSB1 , SB2 の反射光を受光した光検出器DS1, DS2の各出力信号SS1 , SS2 は、図13(a),(c) に示すようにメイン光ビームMBが0トラック位置から±1/4 トラックずれた場合に、そのレベルが正又は負の最大になる。つまり、光検出器DS1, DS2の出力信号SS1 , SS2 は光検出器DM の出力信号SM が±1/4 トラックシフトしたものと同様となる。
【0009】
ところで、前述した光検出器DM の出力信号SM は、光ビームがトラックを横切る左, 右いずれの方向にずれても、そのレベルが小さくなるため、光ビームがいずれの方向にずれているかを検出し得ず、そのままトラッキングエラー信号として使用することができない。そこで、差動アンプDAP によりサブ光ビームSB1 及びSB2 に対応している出力信号SS1 , SS2 の差を求めると図13(d) に示す正弦波に近似したトラッキングエラー信号TES が得られる。そして、トラッキングエラー信号TES は図13(d) に示すようにメイン光ビームMBに対して±1/4 トラックずれた位置にあるときに最大になり、このトラッキングエラー信号TES により、プッシュプル法による場合と同様にして光ビームを移動させるように制御し、光ビームをトラック溝に沿わせてデータ記録位置に保持させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このようにして得られたトラッキングエラー信号によりトラッキングサーボを行なうと、光ディスクからデータを読み出すことができる。しかし光ビームにより所要のトラックをシークする場合、そのシーク時の光ビームの移動速度を早く求めようとする場合には、現在の光ビームの集光位置が1トラックを移動する以前に求めなければならない。その場合シークすべき目標トラックまでの残りトラック数は、通常トラッキングエラー信号のゼロクロス点をカウントすることにより得ているが、このようにして得られるトラック数は例えば8トラックのように整数値である。これは8トラック以上、9トラック未満であるトラック数情報であり、このとき、8.1 トラックであるのか、8.4 トラックであるのかは判らない。何故なら、前述したいずれの方法によるトラッキングエラー信号も正弦波状の信号であるため、トラッキングサーボを行ない得ても、光ビームの集光位置を正確に知ることができない。
【0011】
例えばトラッキングエラー信号TES が零に近い値であった場合、その位置が記録データのすぐ近くかあるいは略1/2 トラックずれているかを区別することができない。また光ディスクへ投射した光ビームが、図10の点Qから右へ移動した場合と左へ移動した場合とでトラッキングエラー信号TES のレベル変化は同じであるから、光ビームがどの方向にトラックをシークしているのかを判別できないという問題がある。
【0012】
一方、図10(d) に示す和信号 DCSumは図10(c) に示すトラッキングエラー信号TES に対して90°位相がずれた信号であるから、和信号 DCSumとトラッキングエラー信号TES とを用いると、光ビームの集光点位置を検出することができるが、和信号 DCSumは図10(d) に示したようにトラッキングエラー信号TES の零レベルに相当する基準レベルがない。また和信号 DCSumと、トラッキングエラー信号TES とはトラッキングエラー信号TES が差信号であり、夫々の求め方が異なるので、それらの信号全体が一致しない場合が起こり得て、光ビームの集光点を検出した場合に検出誤差が生じるという問題がある。
【0013】
本発明は斯かる問題に鑑み、3つの光ビームを光記録媒体に投射して、トラックピッチが異なる光記録媒体においても光ビームがトラックをシークしている方向、及び光ビームを投射しているトラック位置を高精度に検出する光ディスク装置及び光ビームの投射位置調整方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る光ディスク装置は、光記録媒体からの反射光を受光して得たトラッキングサーボ用の信号に基づいて前記光記録媒体のトラック位置を検出する光ディスク装置において、第2光ビームと第3光ビームとを、第1光ビームに対して対称となるよう前記光記録媒体の異なる位置に投射すべき第1,第2,第3光ビームを出射する回折格子と、光記録媒体からの第1光ビームを入射すべき第1の2分割光検出器と、光記録媒体からの第2光ビームを入射すべき第2の2分割光検出器と、光記録媒体からの第3光ビームを入射すべき第3の2分割光検出器と、第1の2分割光検出器の各出力信号の差を検出する第1差信号検出部と、第2の2分割光検出器の出力信号の差信号と、第3の2分割光検出器の出力信号の差信号との差を検出することにより前記第1差信号検出部の出力信号に対して位相が90°ずれた信号を得る第2差信号検出部と、前記第1差信号検出部の出力信号に対し位相が90°ずれており、かつ振幅が等しくなるようゲインを調整することにより差信号検出部の出力信号を補正する手段とを備え、該手段によって得た補正信号及び第1差信号検出部の出力信号を用いてトラック位置を検出するようにしてあることを特徴とする。
【0015】
第2発明に係る光ディスク装置は、前記第1差信号検出部の出力信号と、前記第2差信号検出部の出力信号とが交差した時点の信号レベルを測定する手段を備え、前記測定する手段により得られた測定値と、第1差信号検出部の出力信号と、第2差信号検出部の出力信号とを用いて、トラック位置信号を出力する手段を有することを特徴とする。
【0016】
第3発明に係る光ビームの投射位置調整方法は、請求項1記載の光ディスク装置の光ビームの投射位置調整方法であって、前記第1光ビームによる前記第1差信号検出部の出力信号に対する、第2,第3光ビームによる第2の2分割光検出器の出力信号の差信号、第3の2分割光検出器の出力信号の差信号の位相ずれを夫々(90+θ)°、−(90+θ)°又は(90−θ)°、−(90−θ)°になすことを特徴とする。
【0017】
【作用】
本発明では、光記録媒体の異なる位置に第1, 第2, 第3光ビームを投射する。第1, 第2, 第3光ビームの反射光を各別に受光した第1, 第2, 第3の2分割光検出器において、夫々の各出力信号の差を求めると、正弦波に近似した差信号M, S1 , S2 が得られ、
M=A sin (X)
1 =B sin (X−θ)
2 =B sin (X+θ)
となる。
【0018】
1 −S2 =Sとすると、
S=B sin (X−θ) −B sin (X+θ) であり、
S=2B sin ( θ ) sin ( X− 90 ° )
であるから、A=G×2B sin (θ) となるようにゲインGを調整すれば、Mに対しSはθに関係なく90°位相がずれた信号になる。このSをS1 として用い、S1 ≧0でない場合は信号レベルをMとし、S1 ≧0であり、M≧0でない場合は信号レベルを−M+4Lとし、S1 ≧0であり、M≧0である場合は信号レベルを−M+4Lとする。またM<S1 でなく、M≧0である場合は信号レベルをS1 +2Lとし、M≧0でない場合は信号レベルを− (S1 +2L) とする。
これにより、トラックピッチが異なっても、トラックピッチに適合したトラック位置信号が得られる。
【0019】
なお、LはMとS1 −S2 =Sとが交差する時点のレベルを測定して得られる。また、対応すべきトラックピッチが2種類の場合、一方のトラックピッチに対しては、Mに対するS1 , S2 の位相ずれを夫々( 90+θ )°, −( 90+θ )°に、他方のトラックピッチに対しては( 90−θ )°、−( 90−θ )°になす。
この場合いずれのトラックピッチを有する光ディスクに対しても同じゲインで対処できる。
【0020】
【実施例】
以下本発明をその実施例を示す図面により詳述する。
図1は本発明に係る光ディスク装置の実施例の構成を示すブロック図である。レーザダイオード1から出射した光ビームは回折格子2へ投射され、回折格子2からメイン光ビームMBと2つのサブ光ビームSB1 ,SB2 とが出射され、出射したメイン光ビームMB、サブ光ビームSB1 ,SB2 はビームスプリッタ3を通ってミラー4で反射した後、対物レンズ5通って光ディスク6上に投射される。2つのサブ光ビームSB1 ,SB2 はトラックTRを拡大表示している円Z内に示すように、メイン光ビームMBに対して±1/4 トラックずれた位置に投射されるようになっている。光ディスク6で反射したメイン光ビームMB、サブ光ビームSB1 ,SB2 は、対物レンズ5を通った後、ミラー4で反射し、更にビームスプリッタ3で反射して、メイン光ビーム用の2分割光検出器7M 、サブ光ビーム用の2分割光検出器7S1,2分割光検出器7S2へ各別に投射される。
【0021】
2分割光検出器7M の一方 (他方) の出力信号は、抵抗R20( R21) を介して接地されているオペアンプ8a(8b)の正入力端子+へ入力される。オペアンプ8a(8b)の負入力端子−は、その出力端子a0 (b0 ) は抵抗R22(R23)を介して差動アンプ9の負入力端子− (正入力端子+) と接続される。差動アンプ9の正入力端子+は抵抗R24を介して接地され、負入力端子−は抵抗R25を介して出力端子90 と接続される。差動アンプ9の出力端子90 は差動アンプ9の負入力端子−と抵抗R32を会して接続されるとともにアナログ/デジタルコンバータ10の入力側と接続され、アナログ/デジタルコンバータ10から出力されるディジタル信号はMPU 11へ入力される。サブ光ビーム用の2分割光検出器7S1の一方 (他方) の出力信号は、抵抗R26 (R27) を介して接地されているオペアンプ8c(8d)の正入力端子+と接続される。オペアンプ8c(8d)の負入力端子は、出力端子c0 (d0 ) と接続される。オペアンプ8c(8d)の出力端子c0 (d0 ) は、抵抗R28 (R29) を介して差動アンプ90の負入力端子− (正入力端子+) と接続される。差動アンプ90の正入力端子+は抵抗R30を介して接地され、負入力端子−はゲイン調整用の可変抵抗部VRを介して出力端子900 と接続される。差動アンプ90の出力端子900 はアナログ/デジタルコンバータ110 の入力側と接続されている。
【0022】
光ディスク6で反射したサブ光ビームSB2 の反射光が入射する2分割光検出器7S2の2つの出力信号の一方 (他方) は、オペアンプ8e(8f)の正入力端子+へ入力される。オペアンプ8e(8f)の正入力端子+は抵抗R40 (R41) を介して接地される。オペアンプ8eの負入力端子−はその出力端子e0 と接続され、抵抗R42を介して差動アンプ90の負入力端子−と接続される。オペアンプ8fの負入力端子−は、その出力端子f0 と接続され、抵抗R43を介して差動アンプ90の正入力端子と接続される。
【0023】
差動アンプ90の出力端子900 は抵抗R33を介して差動アンプ900 の正入力端子+と接続され、この正入力端子+は抵抗R34を介して接地される。
差動アンプ900 の負入力端子−は、抵抗R35を介して出力端子 9000 と接続され、出力端子 9000 はアナログ/デジタルコンバータ111 の入力側と接続される。アナログ/デジタルコンバータ111 から出力される差信号S1 −MはMPU 11へ入力される。
【0024】
次にこのように構成した光ディスク装置の動作を各部信号のタイムチャートを示す図2により説明する。レーザダイオード1から光ビームを出射すると、その光ビームは回折格子2に投射されて、回折格子2からメイン光ビームMBと、このメイン光ビームMBに対して±1/4 トラックずれた位置に各別に投射する2つのサブ光ビームSB1 ,SB2 とを出射する。これらのメイン光ビームMB及びサブ光ビームSB1 ,SB2 はビームスプリッタ3を通って、ミラー4で反射し、対物レンズ5を通って光ディスク6上に投射され、円Z内に示すようにメイン光ビームMBに対して±1/4 トラックずれた位置にサブ光ビームSB1 ,SB2 が集光する。
【0025】
そして光ディスク6で反射したメイン光ビームMB、サブ光ビームSB1 ,SB2 の反射光は対物レンズ5を通ってミラー4で反射し、ビームスプリッタ3を通って2分割光検出器7M ,7S1,7S2へ各別に入射する。それにより各2分割光検出器7M ,7S1,7S2には、メイン光ビームMB、サブ光ビームSB1 ,SB2 の集光位置に応じた回折パターンが生じ、それに応じた出力信号たる検出電流が得られる。そして2分割光検出器7M の各検出電流はオペアンプ8a,8b により各別に電圧に変換されて差動アンプ9へ入力され差動増幅されて、差動アンプ9から2分割光検出器7M の各出力信号の差である図2(b) に示すメイン光ビームに関連する差信号、つまり前述したプッシュプル法によるトラッキングエラー信号TES が得られる。得られたトラッキングエラー信号TES はアナログ/デジタルコンバータ10でディジタル信号に変換され、MPU 11へ入力される。
【0026】
一方、2分割光検出器7S1の各出力信号をオペアンプ8c,8d により、各別に電圧に変換したオペアンプ8c,8d の出力信号SS1a ,SS1b は、メイン光ビームMBに対しサブ光ビームが1/4 トラックずれているため図2(c) に示すようにトラッキングエラー信号TES に対し位相が±90°ずれたものになっている。
前述したようにして差動アンプ9からメイン光ビームに対応している出力信号の差信号たるトラッキングエラー信号TES が出力され、アナログ/デジタル変換されたメイン光ビームMBに対応している信号MがMPU 11へ入力される。一方サブ光ビームSB1 の反射光を受光した2分割光検出器7S1の各出力信号が差動アンプ90で差動増幅され、メイン光ビームに対応している信号Mと同じ振幅の差信号たる信号S1 にする。メイン光ビーム及びサブ光ビームは同じ回折原理によっており、信号M, S1 を発生させているので振幅を同じにすれば図2(d) に示すように位相が90°ずれている以外は全く同じ信号が得られる。
【0027】
差動アンプ90の出力信号と、差動アンプ9の出力信号とが差動アンプ900 で差動増幅され、それをアナログ/デジタル変換した差信号S1 −MがMPU 11へ入力される。次にこの光ディスク装置において信号Mと信号S1 との交点のレベルLを測定する動作を、その測定手順を示す図3のフローチャートにより説明する。
【0028】
MPU 11により、まず信号Mを測定する(S21) 。続いて、MPU 11により信号Mの振幅と信号S1 の振幅とが一致するようにMPU 11により可変抵抗部VRを制御してゲインを調整する(S22) 。続いて、差動信号S1 −Mを図示しないトラックサーボ回路へ与えて、メイン光ビームのトラッキングサーボを行なう(S23) 。そうすると、メイン光ビームは図2に示す点H2 に追従することになる。点H2 においては信号Mと信号S1 とが交叉しているから、その点H2 における信号M又は信号S1 を測定すると(S24) 、その測定値が信号Mと信号S1 との交点のレベルLとなる(S25) 。レベルLを決めた後は、差信号S1 −Mによるトラッキングサーボを解除して(S26) レベルLの測定動作を終了する。このようにしてレベルLを測定できる。
【0029】
なお、差信号S1 −Mをアナログ回路で求めてから、それをアナログ/デジタル変換してMPU 11へ入力しているが、アナログ/デジタルコンバータ10,110の性能が十分であれば、信号M、信号S1 を夫々アナログ/デジタル変換して、MPU 11内の図示しない演算部で信号Sと信号Mとの差の信号S1 −Mを求めてもよい。
【0030】
次に2種類以上のトラックピッチに対応できるトラック位置信号を作成する方法を説明する。サブ光ビームSB1 とSB2 とは回折格子による回折光であるから、メイン光ビームMBに対しては対称になっている。即ち、一方のサブ光ビームSB1 がメイン光ビームMBに対し−θ°ずれていると、他方のサブ光ビームSB2 はメイン光ビームMBに対しθ°ずれている。また、通常トラッキングエラー信号TES は、図2に示すように正弦波で近似されるので、メイン光ビームMB、サブ光ビームSB1 , SB2 に各対応している信号をM, S1 ,S2 とすれば、
M=A sin (X) …(1)
1 =B sin (X−θ) …(2)
2 =B sin (X+θ) …(3)
(但し、Xは1トラック内のトラック位置に相当する角度、A, Bは実数)
となる。
【0031】
ここで信号S=S1 −S2 を考えると、
Figure 0003581941
となるので、A=G×2Bsin(θ) となるように差動アンプ90のゲインGを調整すれば、信号Sはサブ光ビームの出射角θに関係なく信号Mに対して位相が90°ずれた信号になる。
【0032】
なお、ゲインGは出射角θに応じて調整しなければならないが、回折格子において出射角を調整した後は、記録媒体のトラックピッチのみに依存するので、数種類のトラックピッチに基づいてゲインGを調整することは容易である。
この信号Sを、前述した信号S1 に用いれば、トラックピッチが異なっても、光ビームを投射しているトラック位置を検出することができる。
【0033】
図4はトラック位置信号Pを作成するためのMPU 11の制御内容を示すフローチャートであり、図5はトラック、信号M、信号S(S1 −S2 )及びトラック位置信号Pの関係を示す説明図である。次にこの図4及び図5を用いてトラック位置信号を作成する動作を説明する。
【0034】
図5(b) に示す信号M及び信号Sに対応するディジタル信号がMPU 11に入力されると、MPU 11により信号Mが信号Sより小か否かを判別し(S31) 、小であると判別すると続いて信号Sが正か否かを判別する(S32) 。正であると判別すると、信号レベルを4L−Mにする(S33) 。信号Sが負であると判別すると、続いて信号Mが正か否かを判別する(S34) 。信号Mが正であると判別すると信号レベルを信号Mにし(S35) 、負であると判別すると信号レベルを8L+Mにする(S36) 。
【0035】
また、ステップ(S31) において信号Mが信号Sより大であると判別すると、続いて信号Mが正か否かを判別する(S37) 。信号Mが正であると判別すると信号レベルを2L+S1 にし(S38) 、負であると判別すると信号レベルを6L−S1 にする(S39) 。これにより、図5(c) に示す鋸歯状波のトラック位置信号Pが得られ、信号Mのゼロクロスとトラック位置信号Pのゼロクロスとを一致させることができる。
【0036】
このようなトラック位置信号Pによる場合、図5に示す矢符方向に光ビームがトラックをシークするときは、残りトラック数はトラック位置信号Pのゼロクロスのカウンタ値にP/8Lを加えた値となる。これによって、メイン光ビームがトラックをシークするときの残りトラック数を演算する演算量を減少させることができる。反対に、矢符と逆方向にシーク動作するときは、前述したようにして得られたトラック位置信号Pに対して、改めてP=8L−Pとすれば、残りトラック数はトラック位置信号Pのゼロクロスのカウンタ値にP/8Lを加えたものになる。あるいは信号Mの代わりに−Mを用いて前述した動作を行えば、それにより得られたトラック位置信号Pは残りトラック数の端数を示すことになる。
【0037】
なお、図6(a) に示すようにランド部 (点H3)には、データの書き込みを示すための溝からなるID部が存在するから、ゼロクロスを検出した信号にノイズが混入する虞れがある。そこでランド部でなく、グルーブ部 (点H4)と対応しているゼロクロスをカウントする場合もある。
【0038】
次に図6(b) に示すトラック位置信号Pを作成するためのMPU 11の制御内容を図7により説明する。先ず信号Mが信号Sより小か否かを判別し(S41) 、小であると判別すると、続いて信号Sが正か否かを判別する(S42) 。信号Sが負であると判別すると、信号レベルを4L+Mにし(S43) 、正であると判別すると信号Mが正か否かを判別する(S44) 。信号Mが正であると判別すると信号レベルを8L−Mにし(S45) 、負けであると判別すると信号レベルを−Mにする(S46) 。またステップ(S41) において信号Mが信号Sより大と判別すると、続いて、信号Mが正か否かを判別する(S47) 。正と判別すると信号レベルを6L+Sにし(S48) 、負と判別すると信号レベルを2L−Sにする(S49) 。これにより、図6(b) に示すようにトラック位置信号Pのゼロクロスが、ランド部LA及びグルーブGRと対応したトラック位置信号Pが得られる。
【0039】
また、ランド部LAと対応するゼロクロス及びグルーブ部GRと対応するゼロクロスを両方カウントする場合は、図6(d) に示すようなトラック位置信号Pを作成すれば、対応できる。このトラック位置信号を作成するためのMPU 11の制御内容を図8により説明する。
【0040】
まず、信号Mが信号Sより小か否かを判別し(S51) 、小であると判別すると、続いて信号Sが正か否かを判別する(S52) 。信号Sが負であると判別すると、信号Mが正か否かを判別する(S53) 。正であると判別すると信号レベルをMにし(S54) 、負であると判別すると信号レベルを4L+Mにする(S55) 。信号Sが正であると判別すると(S52) 、信号Mが正か否かを判別する(S56) 。信号Mが正と判別すると信号レベルを4L−Mにし(S57) 、負であると判別すると信号レベルを−Mにする(S58) 。また信号Mが信号Sより大と判別すると(S51) 、続いて、信号Mが正か否かを判別する(S59) 。信号Mが正であると判別すると信号レベルを2L+Sにし(S60) 、負であると判別すると信号レベルを2L−Sにする(S61) 。これにより図6(d) に示すトラック位置信号Pが得られる。
【0041】
なお図6(c) に示すトラック位置信号Pを作成すれば、ゼロクロスのカウンタ値が変化する時点で残りトラック数の端数を0にすることができる。ただし、図6(c) に示すように目標トラックの1/2 トラック手前のグルーブ部で、ゼロクロスのカウンタ値はトラック位置信号Pの端数も含めて0になる。
一方、これとは別にトラックピッチが2種類だけの場合、例えば1.6 μm と、1.39μm との場合は、サブ光ビームの集光点の位置を、メイン光ビームの集光点の位置に対して±0.372 μm ずれた位置に調整しておけば、トラックピッチが1.6 μm の記録媒体に対してメイン光ビームの信号に対するサブ光ビームの信号の位相θ=83.7°、トラックピッチが1.39μm の記録媒体に対して前記位相θ=96.3°になるから、 sin83.7°= sin96.3°となり、2種類の記録媒体のいずれに対しても同じゲインGでよいことになる。
【0042】
なお、回折格子から出射するサブ光ビームの出射角のずれ量Kは、2種類のトラックピッチTP1,TP2 から次式により求めることができる。
K=(TP1・TP2)/{2(TP1+TP2)} …(10)
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように第1発明は、光記録媒体からの第1, 第2光ビームを各別に受光する第1, 第2の2分割光検出器と、第1の2分割光検出器の各出力信号の差を検出する第1差信号検出部と、第2の2分割光検出器の各出力信号を大小比較する比較部とを備え、比較部の比較結果に基づいて第1差信号検出部の出力信号を補正することにより、1トラック内におけるトラック位置を一義的に検出できるトラック位置信号を得るようにしたので、光ビームがトラックをシークしているときの正確なトラック位置及びトラックのシーク方向を検出でき、そのトラック位置信号に基づいて高精度にシーク制御をなし得る光ディスク装置を提供できる。
【0044】
第2発明は、光記録媒体からの第1, 第2光ビームを各別に受光する第1, 第2の2分割光検出器と、第1の2分割光検出器の各出力信号の差を検出する第1差信号検出部と、第2の2分割光検出器の各出力信号の差を検出する第2差信号検出部とを備え、第2差信号検出部の出力信号に基づいて、第1差信号検出部の出力信号を補正することにより、1トラック内におけるトラック位置を一義的に検出できるトラック位置信号を得るようにしたので、光ビームがトラックをシークしているときの正確なトラック位置及びトラックのシーク方向を検出でき、そのトラック位置信号に基づいて高精度にシーク制御をなし得る光ディスク装置を提供できる。
【0045】
第3発明は、光記録媒体からの第1光ビーム、第2光ビーム及び第3光ビームを各別に受光する第1, 第2, 第3の2分割光検出器と、第1の2分割光検出器の各出力信号の差を検出する第1差信号検出部と、第2, 第3の2分割光検出器夫々の各出力信号の差を検出する第2差信号検出部と、第2差信号検出部のゲインを調整するゲイン調整部とを備え、第2差信号検出部の出力信号を、第1差信号検出部の出力信号と同一レベルになるようにゲインを調整することにより、1トラック内におけるトラック位置を一義的に検出でき、しかも異なるトラックピッチの光記録媒体にも対応できるトラック位置信号を得るようにしたので、トラックピッチに関係せずに、光ビームがトラックをシークする場合のシーク制御を高精度になし得る光ディスク装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置の実施例の要部構成を示すブロック図である。
【図2】検出信号のタイムチャートである。
【図3】MPU によりレベルLを測定する制御内容を示すフローチャートである。
【図4】トラック位置信号を得るための制御内容を示すフローチャートである。
【図5】トラック位置信号を作成する説明図である。
【図6】残りトラック数とトラック位置信号との整合性を示す図である。
【図7】MPU によりトラック位置信号を作成する制御内容を示すフローチャートである。
【図8】MPU によりトラック位置信号を作成する制御内容を示すフローチャートである。
【図9】プッシュプル法によるトラッキングエラー信号発生回路の回路図である。
【図10】回折パターン及びトラッキングエラー信号の説明図である。
【図11】3ビーム法によるトラッキングエラー信号発生回路の回路図である。
【図12】メイン光ビーム、サブ光ビームの投射状態を示す模式図である。
【図13】トラックと光ビームとの相対位置における、光ビームを受光した信号の波形図である。
【符号の説明】
1 レーザダイオード
2 回折格子
3 ビームスプリッタ
4 ミラー
5 対物レンズ
6 光ディスク
M ,7S1,7S2 2分割光検出器
8a〜8f オペアンプ
9 差動アンプ
11 MPU
90 差動アンプ
VR 可変抵抗部 (ゲイン調整用)

Claims (3)

  1. 光記録媒体からの反射光を受光して得たトラッキングサーボ用の信号に基づいて前記光記録媒体のトラック位置を検出する光ディスク装置において、
    第2光ビームと第3光ビームとを、第1光ビームに対して対称となるよう前記光記録媒体の異なる位置に投射すべき第1,第2,第3光ビームを出射する回折格子と、
    光記録媒体からの第1光ビームを入射すべき第1の2分割光検出器と、
    光記録媒体からの第2光ビームを入射すべき第2の2分割光検出器と、
    光記録媒体からの第3光ビームを入射すべき第3の2分割光検出器と、
    第1の2分割光検出器の各出力信号の差を検出する第1差信号検出部と、
    第2の2分割光検出器の出力信号の差信号と、第3の2分割光検出器の出力信号の差信号との差を検出することにより前記第1差信号検出部の出力信号に対して位相が90°ずれた信号を得る第2差信号検出部と、
    前記第1差信号検出部の出力信号に対し位相が90°ずれており、かつ振幅が等しくなるようゲインを調整することにより差信号検出部の出力信号を補正する手段と
    を備え
    該手段によって得た補正信号及び第1差信号検出部の出力信号を用いてトラック位置を検出するようにしてあることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記第1差信号検出部の出力信号と、前記第2差信号検出部の出力信号とが交差した時点の信号レベルを測定する手段を備え、前記測定する手段により得られた測定値と、第1差信号検出部の出力信号と、第2差信号検出部の出力信号とを用いて、トラック位置信号を出力する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 請求項1記載の光ディスク装置の光ビームの投射位置調整方法であって、前記第1光ビームによる前記第1差信号検出部の出力信号に対する、第2,第3光ビームによる第2の2分割光検出器の出力信号の差信号、第3の2分割光検出器の出力信号の差信号の位相ずれを夫々(90+θ)°、−(90+θ)°又は(90−θ)°、−(90−θ)°になすことを特徴とする光ビームの投射位置調整方法。
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