JP3581845B2 - 整髪用鋏組合せ構造 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は一種の整髪用鋏組合せ構造に係り、特に分離可能に結合された複数の鋏を具えて整髪目的に供される、整髪用鋏組合せ構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ヘアスタイリストは顧客の髪をいくつかのテクニック、例えばトミング、すき入れ、段づけなどの技術でカットする。ヘアスタイリストは複数の鋏を同じ手に持って、望みの特殊なヘアスタイルを得るために、削ぎや段づけを完成させる。
【０００３】
複数の鋏を同じ手で操作する間、使用者は複数の鋏を通常の間隔を開けて保持し並びにそれらを同じ操作状態で操作しなければならない。複数の鋏が同時に開閉されることにより、きれいな、素晴らしいヘアスタイルが得られる。しかし、複数の鋏は単に人指し指と親指に保持され、このため複数の鋏が指により接触式にコントロールされるため、複数の鋏を同時にコントロールできない。このため、複数の鋏はしばしば他に対して斜めになり、それらの間の間隙が他に対して異なってしまい、整髪の結果に影響が生じる。そしてこの問題はもし使用者に経験がない場合、厳重となる。使用者はしばしば複数の鋏を操作するのに痛みを感じたり、加えて、複数の制限と困難が操作にあった。
【０００４】
米国特許第６，１９２，５９０号には整髪用鋏の組合せ構造は、上述の問題を解決している。しかし、複数の鋏を連結するためのＬ形結合手段及び結合ブロックのＬ形スロットはトラブルが多く、コストがかかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は一種の整髪用鋏組合せ構造を提供することを課題とし、それは複数の鋏を具え、各鋏は、
第１カット手段と第２カット手段とされ、相互に枢設され、第１カット手段が第１ハンドルをその第１端に具えると共に、第２端に第１ブレードを具え、第２カット手段が、第２ハンドルをその第１端に具えると共に、第２端に第２ブレードを具え、第１ハンドルが第１側と第２側を具え、少なくとも一つの第１位置決め孔が第１ハンドルの第１側に設けられ、第２ハンドルが第１側と第２側を具え、少なくとも一つの第２位置決め孔が第２ハンドルの第１側に設けられた、上記第１カット手段と第２カット手段と、
第１ハンドルの第２側に固定され、一つの端部を具えた少なくとも一つの第１結合手段と、
第２ハンドルの第２側に固定され、一つの端部を具えた少なくとも一つの第２結合手段と、
を具え、該少なくとも一つの第１結合手段が分離可能にもう一つの整髪用鋏の該少なくとも一つの第１位置決め孔に固定され、
該少なくとも一つの第２結合手段が分離可能にもう一つの整髪用鋏の該少なくとも一つの第２位置決め孔に固定されている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、整髪用鋏（１、４）において、
ピボットにより相互に枢設された第１カット手段と第２カット手段とされ、該第１カット手段が第１ハンドル（１１、４１）をその第１端に具えると共に、第２端に第１ブレード（１０、４０）を具え、第２カット手段が、第２ハンドル（２１、５１）をその第１端に具えると共に、第２端に第２ブレード（２０、５０）を具え、第１ハンドルが第１側と第２側を具え、少なくとも一つの第１位置決め孔（１２、４２、４６）が第１ハンドル（１１、４１）の第１側に配置され、第２ハンドルが第１側と第２側を具え、少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２、５６）が第２ハンドル（２１、５１）の第１側に配置された、上記第１カット手段と第２カット手段と、
少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）とされ、第１ハンドル（１１、４１）の第２側に取り付けられ、該少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）が端部（１５１、４５１、４８１）を具えている、上記少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）と、
少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）とされ、第２ハンドル（２１、５１）の第２側に取り付けられ、該少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）が端部（２５１、５５１、５８１）を具えている、上記少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）と、
を具え、
一つの整髪用鋏の少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）の該端部（２５１、５５１、５８１）がもう一つの整髪用鋏の少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２、５６）に分離可能に圧接連結され、
少なくとも一つの位置決め孔（１２、４２）に、少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）の端部（１５１、４５１、４８１）を収容するための弾性スリーブ（１３１、４３、４７）が取り付けられ、
少なくとも一つの第１位置決め孔（４２）の内周に位置決めノッチ（４２１）が設けられ、略Ｃ形を呈しギャップ（４３１）を具えた弾性スリーブ（４３）が、該位置決めノッチ（４２１）に整合し、少なくとも一つの第１位置決め手段（４５）の端部（４５１）が突起（４５３）を具え、該突起（４５３）が弾性スリーブ（４３）のギャップ（４３１）を貫通して位置決めノッチ（４２１）内へと延伸され、
少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２）に、少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）の端部（２５１、５５１、５８１）を収容するためのスリーブ（２３、５３、５７）が取り付けられ、
少なくとも一つの第２位置決め孔（５２）の内周に位置決めノッチ（５２１）が設けられ、略Ｃ形を呈しギャップ（５３１）を具えた弾性スリーブ（５３）が、該位置決めノッチ（５２１）に整合し、少なくとも一つの第１位置決め手段の端部（５５１）が突起（５５３）を具え、該突起（５５３）が弾性スリーブ（５３）のギャップ（５３１）を貫通して位置決めノッチ（５２１）内へと延伸されたことを特徴とする、整髪用鋏としている。
請求項２の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５）の端部（１５１、４５１）がドーム（１５３、４５３）を具えたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項３の発明は、前記整髪用鋏において、第１ハンドル（１１、４１）の第２側にネジ孔（１４、４４）が設けられ、少なくとも一つの第１結合手段（１５、２５、４８）の別端（１５２、４５２、４８２）にネジが切られてネジ孔（１４、４４）との螺合に供されることを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項４の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１位置決め孔（４６）が六角形とされ、少なくとも一つの第１結合手段がボルト（４８）とされたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項５の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１位置決め孔（４６）に、ボルト（４８）のボルトヘッド（４８１）を収容するための六角形スリーブ（４７）が固定されたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項６の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５）がドーム（２５３、５５３）を具えたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項７の発明は、前記整髪用鋏において、第２ハンドル（２１、５１）の第２側がネジ孔（２４、５４）を具え、少なくとも一つの第２結合手段（４５、５５、５８）の別端（２５２、５５２、５８２）にネジが切られてネジ孔（２４、５４）との螺合に供されることを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項８の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２位置決め孔（５６）が六角形とされ、少なくとも一つの第２結合手段がボルト（５８）とされたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項９の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２位置決め孔（５６）に、ボルト（５８）のボルトヘッド（５８１）を収容するための六角形スリーブ（５７）が取り付けられたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項１０の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１位置決め孔（１２、４２）の数が、少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５）のものより多いことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項１１の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２）の数が、少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５）のものより多いことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の第１実施例を示し、それは、複数の鋏１を具え、各鋏１は、ピボット３０により相互に枢設された第１カット手段と第２カット手段を具えている。第１カット手段は第１ハンドル１１をその第１端に具えると共に、第２端に第１ブレード１０を具えている。第２カット手段は、第２ハンドル２１をその第１端に具えると共に、第２端に第２ブレード２０を具えている。各ブレード１０、２０はチップ１６、２６を具えている。該第１及び第２カット手段はその中間部分で相互に枢設されている。もちろん、各ハンドル１１、２１は使用者の親指或いは人指し指を通すための開口（符号なし）を具えている。
【０００８】
第１ハンドル１１はその第１側に二つの位置決め孔１２を具え、第２ハンドル２１はその第１側に三つの位置決め孔２２を具えている。第１ハンドル１１はさらに位置決め孔１４をその第２側に具え、第２ハンドル２１は二つの位置決め孔２２をその第２側に具えている。この位置決め孔１４１、２４は傾斜孔とされうる。
【０００９】
少なくとも一つのスリーブ１３、２３が位置決め孔１２、２２に取り付けられている。この実施例では、スリーブ１３、２３は、好ましくはラバー又はプラスチック材料で形成され、各位置決め孔１２、２２に取り付けられる。複数の結合手段１５、２５が二つの整髪用鋏１を連結するのに供される。各結合手段１５、２５は第１端１５１、２５１を具え、第１端１５１、２５１は関連する位置決め孔１２、２２の一つに取り付けられ、及び各結合手段１５、２５の第２端１５２、２５２にネジが切られて、対応するネジ孔１４、２４に螺合される。または、各結合手段１５、２５の第２端１５２、２５２が関係するハンドル１１、２１に、圧接、溶接、接着或いは他の適合する手段により取り付けられる。各結合手段１５、２５の第１端１５１、２５１はドーム１５３、２５３を具え、このドーム１５３、２５３は第１端１５１、２５１が分離可能に関係する一つのスリーブ１３、２３に圧接される時に、結合手段１５、２５を関係する一つのスリーブ１３、２３に案内する。
【００１０】
この実施例において、図１から図３に示されるように、各位置決め孔１４、２４はそれに連接された結合手段１５、２５を具えている。この実施例の整髪用鋏１は図４、５に示される方式でもう一つの連結可能であり、第１ハンドル１１の結合手段１５の第１端１５３がもう一つの整髪用鋏１の第１ハンドル１１の第１側の二つの位置決め孔１２の低いほうに挿入される。これは図４に示されるとおりである。さらに、第２ハンドル２１の第２側に結合された結合手段２５の第１端２５３が、もう一つの整髪用鋏１の第２ハンドル２１の第１側の二つの位置決め孔２２の低い方に挿入される。これは図６に示されるとおりである。こうして、整髪用鋏１のチップ１６、２６が直線に沿って整合され及び同一レベルに配置される。
【００１１】
本発明の整髪用鋏１は図６、８に示される方式でもう一つと連結され、そのうち、整髪用鋏１の第１ハンドル１１の第２側に連結された結合手段１５の第１端１５３がもう一つの整髪用鋏１の第１ハンドル１１の第１側の二つの位置決め孔１２の上のものに挿入される。これは図６、７に最もよく示されている。さらに、整髪用鋏１の第２ハンドル２１の第２側に連結された結合手段２５の第１端２５３がもう一つの整髪用鋏１の第２ハンドル２１の第１側の二つの位置決め孔２２の上のものに挿入される。これは図８、９に最もよく示されている。整髪用鋏１のチップ１６、２６は斜線に沿って整合され異なるレベルに配置される。
【００１２】
第１ハンドル１１の第１側の位置決め孔１２の数は、第１ハンドル１１の第２側の位置決め孔１４の数よりも多く、第２ハンドル２１の第１側の位置決め孔２２の数は第２ハンドル２１の第２側の位置決め孔２４の数よりも大きい。これにより整髪用鋏１が、チップ１６及び１６が直線に沿って整合され同一レベルに配置されて（図４）整髪に供されるか、或いはチップ１６及び１６が斜線に沿って整合され（図６）異なるレベルに配置されて髪の段付けに供される。図６に示されるように鋏がアレンジされる時、使用者は整髪用鋏組合せ構造を髪をカット或いは削いで、特別な、見た目のよいヘアスタイルとすることができる。
【００１３】
図１０から図１２は本発明の別の実施例を示す。この実施例において、整髪用鋏は、複数の鋏４を具え、それぞれがピボット６０により相互に枢設された第１カット手段と第２カット手段を具えている。第１カット手段は第１ハンドル４１をその第１端に具えると共に、第２端に第１ブレード４０を具えている。第２カット手段は、第２ハンドル５１をその第１端に具えると共に、第２端に第２ブレード５０を具えている。各ブレード４０、５０はチップ４９、５９を具えている。該第１及び第２カット手段はその中間部分で相互に枢設されている。
【００１４】
第１ハンドル４１はその第１側に一つの位置決め孔４２を具え、第２ハンドル５１はその第１側に一つの位置決め孔５２を具えている。第１ハンドル４１はさらに一つの位置決め孔４４をその第２側に具え、第２ハンドル５１は一つの位置決め孔５４をその第２側に具えている。この位置決め孔４４、５４は傾斜孔とされうる。
【００１５】
一つのスリーブ４３、５３は好ましくはラバー又はプラスチック材料で形成されて、位置決め孔４２、５２に取り付けられている。複数の結合手段４５、５５が提供され、それぞれが位置決め孔４２、５２に分離可能に取り付けられる第１端４５１、５５１と、関係する位置決め孔４４、５４に取り付けられる第２端４５２、５５２を具えている。この実施例では、各結合手段４５、５５の第２端４５２、５５２にネジが切られて、対応するネジ孔４４、５４との結合に供される。又は、各結合手段４５、５５の第２端４５２、５５２が関係するハンドル４１、５１に、圧接、溶接、接着或いは他の適合する手段により取り付けられる。各結合手段４５、５５の第１端４５１、５５１はドーム４５３、５５３を具え、このドーム４５３、５５３は第１端４５１、５５１が分離可能に関係する一つのスリーブ４３、５３に圧接される時に、結合手段４５、５５を関係する一つのスリーブ４３、５３に案内する。さらに、各スリーブ４３、５３の内周に位置決めノッチ４２１、５２１が設けられ、各スリーブ４３、５３が略Ｃ形とされてギャップ４３１、５３１を具え、該ギャップ４３１、５３１が位置決めノッチ４２１、５２１に整合している。さらに、各結合手段４５、５５の第１端４５１、５５１が突起４５１、５５４を具え、該突起４５１、５５４は対応スリーブ４３、５３の対応ギャップ４３１、５３１を貫通して位置決めノッチ４２１４、４２１中に延伸され、これにより良好な位置決め効果を提供する。
【００１６】
本発明の整髪用鋏１は図１２に示される方法でもう一つと結合可能であり、そのうち、全ての整髪用鋏１のチップ４９、５９は直線に沿って整合され同一レベルに位置づけられている。
【００１７】
図１３から図１５は図１０から図１２に示される第２実施例を修飾した別の実施例を示す。これら二つの実施例の違いは、この実施例の各整髪用鋏４の第１ハンドル４１と第２ハンドル５１の第１側が、スリーブ４３、５３を収容する二つの位置決め孔４２、５２を具えていることにある。これにより、整髪用鋏４は、整髪用鋏のチップ４９、５９が直線に整合され同一レベルに配置される方式か、或いは斜線に沿って整合されて図１５に示されるように異なるレベルに配置される方式のいずれかを持って組合せられる。
【００１８】
図１６と図１７は図１０を修飾したさらなる実施例を示す。これら二つの実施例の違いは、この実施例の各整髪用鋏４の第１ハンドル４１と第２ハンドル５１の第１側が、スリーブ４７、５７を収容する一つの六角形位置決め孔４６、５６を具えていることにある。さらに、各結合手段４８、５８が六角形ヘッド４８１、５８１を具えたボルトの形式とされて、分離可能に六角形スリーブ４３、５３に収容され、並びにネジの切られたシャンク４８２、５８２が対応する位置決め孔４４、５４に螺合される。この構成は良好な位置決め効果を提供する。
【００１９】
【発明の効果】
本発明は予期された目的及び作用効果を達成し、増進された機能を有し、ゆえに特許の要件を具備している。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例の分解図である。
【図２】図１の整髪用鋏のハンドル部分のＡ−Ａに沿った部分断面図である。
【図３】図１の整髪用鋏のハンドル部分のＢ−Ｂに沿った部分断面図である。
【図４】図１の整髪用鋏のハンドル部分のＡ−Ａに沿った部分断面側面図である。
【図５】図１の整髪用鋏のハンドル部分のＢ−Ｂに沿った部分断面側面図である。
【図６】図４に類似の側面図であるが、鋏のチップが斜線に沿って整合され異なるレベルに配置されている。
【図７】図６の部分拡大図である。
【図８】図５に類似の側面図であるが、鋏のチップが斜線に沿って整合され異なるレベルに配置されている。
【図９】図８の部分拡大図である。
【図１０】本発明の第２実施例の分解図である。
【図１１】図１０の整髪用鋏のハンドル部分のＣ−Ｃに沿った部分断面図である。
【図１２】図１０の整髪用鋏のハンドル部分のＣ−Ｃに沿った部分断面側面図である。
【図１３】本発明の第３実施例の分解図である。
【図１４】図１３の整髪用鋏のハンドル部分のＤ−Ｄに沿った部分断面図である。
【図１５】図１３の整髪用鋏のハンドル部分のＤ−Ｄに沿った部分断面側面図である。
【図１６】本発明の第４実施例の分解図である。
【図１７】図１６の整髪用鋏のハンドル部分のＥ−Ｅに沿った部分断面図である。
【符号の説明】
（１、４） 整髪用鋏
（１１、４１） 第１ハンドル
（１０、４０） 第１ブレード
（２１、５１） 第２ハンドル
（２０、５０） 第２ブレード
（１２、４２、４６） 第１位置決め孔
（２２、５２、５６） 第２位置決め孔
（１５、４５、４８） 第１結合手段
（１５１、４５１、４８１） 端部
（２５、５５、５８） 第２結合手段
（２５１、５５１、５８１） 端部
（１５３、４５３） ドーム
（１４、４４） ネジ孔
（１５２、４５２、４８２） 別端
（１３１、４３、４７） 弾性スリーブ
（４２１） 位置決めノッチ
（４３１） ギャップ
（２４、５４） ネジ孔
（２５２、５５２、５８２） 別端
（５２１） 位置決めノッチ
（５３１） ギャップ
【発明の属する技術分野】
本発明は一種の整髪用鋏組合せ構造に係り、特に分離可能に結合された複数の鋏を具えて整髪目的に供される、整髪用鋏組合せ構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ヘアスタイリストは顧客の髪をいくつかのテクニック、例えばトミング、すき入れ、段づけなどの技術でカットする。ヘアスタイリストは複数の鋏を同じ手に持って、望みの特殊なヘアスタイルを得るために、削ぎや段づけを完成させる。
【０００３】
複数の鋏を同じ手で操作する間、使用者は複数の鋏を通常の間隔を開けて保持し並びにそれらを同じ操作状態で操作しなければならない。複数の鋏が同時に開閉されることにより、きれいな、素晴らしいヘアスタイルが得られる。しかし、複数の鋏は単に人指し指と親指に保持され、このため複数の鋏が指により接触式にコントロールされるため、複数の鋏を同時にコントロールできない。このため、複数の鋏はしばしば他に対して斜めになり、それらの間の間隙が他に対して異なってしまい、整髪の結果に影響が生じる。そしてこの問題はもし使用者に経験がない場合、厳重となる。使用者はしばしば複数の鋏を操作するのに痛みを感じたり、加えて、複数の制限と困難が操作にあった。
【０００４】
米国特許第６，１９２，５９０号には整髪用鋏の組合せ構造は、上述の問題を解決している。しかし、複数の鋏を連結するためのＬ形結合手段及び結合ブロックのＬ形スロットはトラブルが多く、コストがかかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は一種の整髪用鋏組合せ構造を提供することを課題とし、それは複数の鋏を具え、各鋏は、
第１カット手段と第２カット手段とされ、相互に枢設され、第１カット手段が第１ハンドルをその第１端に具えると共に、第２端に第１ブレードを具え、第２カット手段が、第２ハンドルをその第１端に具えると共に、第２端に第２ブレードを具え、第１ハンドルが第１側と第２側を具え、少なくとも一つの第１位置決め孔が第１ハンドルの第１側に設けられ、第２ハンドルが第１側と第２側を具え、少なくとも一つの第２位置決め孔が第２ハンドルの第１側に設けられた、上記第１カット手段と第２カット手段と、
第１ハンドルの第２側に固定され、一つの端部を具えた少なくとも一つの第１結合手段と、
第２ハンドルの第２側に固定され、一つの端部を具えた少なくとも一つの第２結合手段と、
を具え、該少なくとも一つの第１結合手段が分離可能にもう一つの整髪用鋏の該少なくとも一つの第１位置決め孔に固定され、
該少なくとも一つの第２結合手段が分離可能にもう一つの整髪用鋏の該少なくとも一つの第２位置決め孔に固定されている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
請求項１の発明は、整髪用鋏（１、４）において、
ピボットにより相互に枢設された第１カット手段と第２カット手段とされ、該第１カット手段が第１ハンドル（１１、４１）をその第１端に具えると共に、第２端に第１ブレード（１０、４０）を具え、第２カット手段が、第２ハンドル（２１、５１）をその第１端に具えると共に、第２端に第２ブレード（２０、５０）を具え、第１ハンドルが第１側と第２側を具え、少なくとも一つの第１位置決め孔（１２、４２、４６）が第１ハンドル（１１、４１）の第１側に配置され、第２ハンドルが第１側と第２側を具え、少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２、５６）が第２ハンドル（２１、５１）の第１側に配置された、上記第１カット手段と第２カット手段と、
少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）とされ、第１ハンドル（１１、４１）の第２側に取り付けられ、該少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）が端部（１５１、４５１、４８１）を具えている、上記少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）と、
少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）とされ、第２ハンドル（２１、５１）の第２側に取り付けられ、該少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）が端部（２５１、５５１、５８１）を具えている、上記少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）と、
を具え、
一つの整髪用鋏の少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）の該端部（２５１、５５１、５８１）がもう一つの整髪用鋏の少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２、５６）に分離可能に圧接連結され、
少なくとも一つの位置決め孔（１２、４２）に、少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）の端部（１５１、４５１、４８１）を収容するための弾性スリーブ（１３１、４３、４７）が取り付けられ、
少なくとも一つの第１位置決め孔（４２）の内周に位置決めノッチ（４２１）が設けられ、略Ｃ形を呈しギャップ（４３１）を具えた弾性スリーブ（４３）が、該位置決めノッチ（４２１）に整合し、少なくとも一つの第１位置決め手段（４５）の端部（４５１）が突起（４５３）を具え、該突起（４５３）が弾性スリーブ（４３）のギャップ（４３１）を貫通して位置決めノッチ（４２１）内へと延伸され、
少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２）に、少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）の端部（２５１、５５１、５８１）を収容するためのスリーブ（２３、５３、５７）が取り付けられ、
少なくとも一つの第２位置決め孔（５２）の内周に位置決めノッチ（５２１）が設けられ、略Ｃ形を呈しギャップ（５３１）を具えた弾性スリーブ（５３）が、該位置決めノッチ（５２１）に整合し、少なくとも一つの第１位置決め手段の端部（５５１）が突起（５５３）を具え、該突起（５５３）が弾性スリーブ（５３）のギャップ（５３１）を貫通して位置決めノッチ（５２１）内へと延伸されたことを特徴とする、整髪用鋏としている。
請求項２の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５）の端部（１５１、４５１）がドーム（１５３、４５３）を具えたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項３の発明は、前記整髪用鋏において、第１ハンドル（１１、４１）の第２側にネジ孔（１４、４４）が設けられ、少なくとも一つの第１結合手段（１５、２５、４８）の別端（１５２、４５２、４８２）にネジが切られてネジ孔（１４、４４）との螺合に供されることを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項４の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１位置決め孔（４６）が六角形とされ、少なくとも一つの第１結合手段がボルト（４８）とされたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項５の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１位置決め孔（４６）に、ボルト（４８）のボルトヘッド（４８１）を収容するための六角形スリーブ（４７）が固定されたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項６の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５）がドーム（２５３、５５３）を具えたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項７の発明は、前記整髪用鋏において、第２ハンドル（２１、５１）の第２側がネジ孔（２４、５４）を具え、少なくとも一つの第２結合手段（４５、５５、５８）の別端（２５２、５５２、５８２）にネジが切られてネジ孔（２４、５４）との螺合に供されることを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項８の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２位置決め孔（５６）が六角形とされ、少なくとも一つの第２結合手段がボルト（５８）とされたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項９の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２位置決め孔（５６）に、ボルト（５８）のボルトヘッド（５８１）を収容するための六角形スリーブ（５７）が取り付けられたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項１０の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１位置決め孔（１２、４２）の数が、少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５）のものより多いことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
請求項１１の発明は、前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２）の数が、少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５）のものより多いことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏としている。
【０００７】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の第１実施例を示し、それは、複数の鋏１を具え、各鋏１は、ピボット３０により相互に枢設された第１カット手段と第２カット手段を具えている。第１カット手段は第１ハンドル１１をその第１端に具えると共に、第２端に第１ブレード１０を具えている。第２カット手段は、第２ハンドル２１をその第１端に具えると共に、第２端に第２ブレード２０を具えている。各ブレード１０、２０はチップ１６、２６を具えている。該第１及び第２カット手段はその中間部分で相互に枢設されている。もちろん、各ハンドル１１、２１は使用者の親指或いは人指し指を通すための開口（符号なし）を具えている。
【０００８】
第１ハンドル１１はその第１側に二つの位置決め孔１２を具え、第２ハンドル２１はその第１側に三つの位置決め孔２２を具えている。第１ハンドル１１はさらに位置決め孔１４をその第２側に具え、第２ハンドル２１は二つの位置決め孔２２をその第２側に具えている。この位置決め孔１４１、２４は傾斜孔とされうる。
【０００９】
少なくとも一つのスリーブ１３、２３が位置決め孔１２、２２に取り付けられている。この実施例では、スリーブ１３、２３は、好ましくはラバー又はプラスチック材料で形成され、各位置決め孔１２、２２に取り付けられる。複数の結合手段１５、２５が二つの整髪用鋏１を連結するのに供される。各結合手段１５、２５は第１端１５１、２５１を具え、第１端１５１、２５１は関連する位置決め孔１２、２２の一つに取り付けられ、及び各結合手段１５、２５の第２端１５２、２５２にネジが切られて、対応するネジ孔１４、２４に螺合される。または、各結合手段１５、２５の第２端１５２、２５２が関係するハンドル１１、２１に、圧接、溶接、接着或いは他の適合する手段により取り付けられる。各結合手段１５、２５の第１端１５１、２５１はドーム１５３、２５３を具え、このドーム１５３、２５３は第１端１５１、２５１が分離可能に関係する一つのスリーブ１３、２３に圧接される時に、結合手段１５、２５を関係する一つのスリーブ１３、２３に案内する。
【００１０】
この実施例において、図１から図３に示されるように、各位置決め孔１４、２４はそれに連接された結合手段１５、２５を具えている。この実施例の整髪用鋏１は図４、５に示される方式でもう一つの連結可能であり、第１ハンドル１１の結合手段１５の第１端１５３がもう一つの整髪用鋏１の第１ハンドル１１の第１側の二つの位置決め孔１２の低いほうに挿入される。これは図４に示されるとおりである。さらに、第２ハンドル２１の第２側に結合された結合手段２５の第１端２５３が、もう一つの整髪用鋏１の第２ハンドル２１の第１側の二つの位置決め孔２２の低い方に挿入される。これは図６に示されるとおりである。こうして、整髪用鋏１のチップ１６、２６が直線に沿って整合され及び同一レベルに配置される。
【００１１】
本発明の整髪用鋏１は図６、８に示される方式でもう一つと連結され、そのうち、整髪用鋏１の第１ハンドル１１の第２側に連結された結合手段１５の第１端１５３がもう一つの整髪用鋏１の第１ハンドル１１の第１側の二つの位置決め孔１２の上のものに挿入される。これは図６、７に最もよく示されている。さらに、整髪用鋏１の第２ハンドル２１の第２側に連結された結合手段２５の第１端２５３がもう一つの整髪用鋏１の第２ハンドル２１の第１側の二つの位置決め孔２２の上のものに挿入される。これは図８、９に最もよく示されている。整髪用鋏１のチップ１６、２６は斜線に沿って整合され異なるレベルに配置される。
【００１２】
第１ハンドル１１の第１側の位置決め孔１２の数は、第１ハンドル１１の第２側の位置決め孔１４の数よりも多く、第２ハンドル２１の第１側の位置決め孔２２の数は第２ハンドル２１の第２側の位置決め孔２４の数よりも大きい。これにより整髪用鋏１が、チップ１６及び１６が直線に沿って整合され同一レベルに配置されて（図４）整髪に供されるか、或いはチップ１６及び１６が斜線に沿って整合され（図６）異なるレベルに配置されて髪の段付けに供される。図６に示されるように鋏がアレンジされる時、使用者は整髪用鋏組合せ構造を髪をカット或いは削いで、特別な、見た目のよいヘアスタイルとすることができる。
【００１３】
図１０から図１２は本発明の別の実施例を示す。この実施例において、整髪用鋏は、複数の鋏４を具え、それぞれがピボット６０により相互に枢設された第１カット手段と第２カット手段を具えている。第１カット手段は第１ハンドル４１をその第１端に具えると共に、第２端に第１ブレード４０を具えている。第２カット手段は、第２ハンドル５１をその第１端に具えると共に、第２端に第２ブレード５０を具えている。各ブレード４０、５０はチップ４９、５９を具えている。該第１及び第２カット手段はその中間部分で相互に枢設されている。
【００１４】
第１ハンドル４１はその第１側に一つの位置決め孔４２を具え、第２ハンドル５１はその第１側に一つの位置決め孔５２を具えている。第１ハンドル４１はさらに一つの位置決め孔４４をその第２側に具え、第２ハンドル５１は一つの位置決め孔５４をその第２側に具えている。この位置決め孔４４、５４は傾斜孔とされうる。
【００１５】
一つのスリーブ４３、５３は好ましくはラバー又はプラスチック材料で形成されて、位置決め孔４２、５２に取り付けられている。複数の結合手段４５、５５が提供され、それぞれが位置決め孔４２、５２に分離可能に取り付けられる第１端４５１、５５１と、関係する位置決め孔４４、５４に取り付けられる第２端４５２、５５２を具えている。この実施例では、各結合手段４５、５５の第２端４５２、５５２にネジが切られて、対応するネジ孔４４、５４との結合に供される。又は、各結合手段４５、５５の第２端４５２、５５２が関係するハンドル４１、５１に、圧接、溶接、接着或いは他の適合する手段により取り付けられる。各結合手段４５、５５の第１端４５１、５５１はドーム４５３、５５３を具え、このドーム４５３、５５３は第１端４５１、５５１が分離可能に関係する一つのスリーブ４３、５３に圧接される時に、結合手段４５、５５を関係する一つのスリーブ４３、５３に案内する。さらに、各スリーブ４３、５３の内周に位置決めノッチ４２１、５２１が設けられ、各スリーブ４３、５３が略Ｃ形とされてギャップ４３１、５３１を具え、該ギャップ４３１、５３１が位置決めノッチ４２１、５２１に整合している。さらに、各結合手段４５、５５の第１端４５１、５５１が突起４５１、５５４を具え、該突起４５１、５５４は対応スリーブ４３、５３の対応ギャップ４３１、５３１を貫通して位置決めノッチ４２１４、４２１中に延伸され、これにより良好な位置決め効果を提供する。
【００１６】
本発明の整髪用鋏１は図１２に示される方法でもう一つと結合可能であり、そのうち、全ての整髪用鋏１のチップ４９、５９は直線に沿って整合され同一レベルに位置づけられている。
【００１７】
図１３から図１５は図１０から図１２に示される第２実施例を修飾した別の実施例を示す。これら二つの実施例の違いは、この実施例の各整髪用鋏４の第１ハンドル４１と第２ハンドル５１の第１側が、スリーブ４３、５３を収容する二つの位置決め孔４２、５２を具えていることにある。これにより、整髪用鋏４は、整髪用鋏のチップ４９、５９が直線に整合され同一レベルに配置される方式か、或いは斜線に沿って整合されて図１５に示されるように異なるレベルに配置される方式のいずれかを持って組合せられる。
【００１８】
図１６と図１７は図１０を修飾したさらなる実施例を示す。これら二つの実施例の違いは、この実施例の各整髪用鋏４の第１ハンドル４１と第２ハンドル５１の第１側が、スリーブ４７、５７を収容する一つの六角形位置決め孔４６、５６を具えていることにある。さらに、各結合手段４８、５８が六角形ヘッド４８１、５８１を具えたボルトの形式とされて、分離可能に六角形スリーブ４３、５３に収容され、並びにネジの切られたシャンク４８２、５８２が対応する位置決め孔４４、５４に螺合される。この構成は良好な位置決め効果を提供する。
【００１９】
【発明の効果】
本発明は予期された目的及び作用効果を達成し、増進された機能を有し、ゆえに特許の要件を具備している。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例の分解図である。
【図２】図１の整髪用鋏のハンドル部分のＡ−Ａに沿った部分断面図である。
【図３】図１の整髪用鋏のハンドル部分のＢ−Ｂに沿った部分断面図である。
【図４】図１の整髪用鋏のハンドル部分のＡ−Ａに沿った部分断面側面図である。
【図５】図１の整髪用鋏のハンドル部分のＢ−Ｂに沿った部分断面側面図である。
【図６】図４に類似の側面図であるが、鋏のチップが斜線に沿って整合され異なるレベルに配置されている。
【図７】図６の部分拡大図である。
【図８】図５に類似の側面図であるが、鋏のチップが斜線に沿って整合され異なるレベルに配置されている。
【図９】図８の部分拡大図である。
【図１０】本発明の第２実施例の分解図である。
【図１１】図１０の整髪用鋏のハンドル部分のＣ−Ｃに沿った部分断面図である。
【図１２】図１０の整髪用鋏のハンドル部分のＣ−Ｃに沿った部分断面側面図である。
【図１３】本発明の第３実施例の分解図である。
【図１４】図１３の整髪用鋏のハンドル部分のＤ−Ｄに沿った部分断面図である。
【図１５】図１３の整髪用鋏のハンドル部分のＤ−Ｄに沿った部分断面側面図である。
【図１６】本発明の第４実施例の分解図である。
【図１７】図１６の整髪用鋏のハンドル部分のＥ−Ｅに沿った部分断面図である。
【符号の説明】
（１、４） 整髪用鋏
（１１、４１） 第１ハンドル
（１０、４０） 第１ブレード
（２１、５１） 第２ハンドル
（２０、５０） 第２ブレード
（１２、４２、４６） 第１位置決め孔
（２２、５２、５６） 第２位置決め孔
（１５、４５、４８） 第１結合手段
（１５１、４５１、４８１） 端部
（２５、５５、５８） 第２結合手段
（２５１、５５１、５８１） 端部
（１５３、４５３） ドーム
（１４、４４） ネジ孔
（１５２、４５２、４８２） 別端
（１３１、４３、４７） 弾性スリーブ
（４２１） 位置決めノッチ
（４３１） ギャップ
（２４、５４） ネジ孔
（２５２、５５２、５８２） 別端
（５２１） 位置決めノッチ
（５３１） ギャップ
Claims (11)
- 整髪用鋏（１、４）において、
ピボットにより相互に枢設された第１カット手段と第２カット手段とされ、該第１カット手段が第１ハンドル（１１、４１）をその第１端に具えると共に、第２端に第１ブレード（１０、４０）を具え、第２カット手段が、第２ハンドル（２１、５１）をその第１端に具えると共に、第２端に第２ブレード（２０、５０）を具え、第１ハンドルが第１側と第２側を具え、少なくとも一つの第１位置決め孔（１２、４２、４６）が第１ハンドル（１１、４１）の第１側に配置され、第２ハンドルが第１側と第２側を具え、少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２、５６）が第２ハンドル（２１、５１）の第１側に配置された、上記第１カット手段と第２カット手段と、
少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）とされ、第１ハンドル（１１、４１）の第２側に取り付けられ、該少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）が端部（１５１、４５１、４８１）を具えている、上記少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）と、
少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）とされ、第２ハンドル（２１、５１）の第２側に取り付けられ、該少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）が端部（２５１、５５１、５８１）を具えている、上記少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）と、
を具え、
一つの整髪用鋏の少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）の該端部（２５１、５５１、５８１）がもう一つの整髪用鋏の少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２、５６）に分離可能に圧接連結され、
少なくとも一つの位置決め孔（１２、４２）に、少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５、４８）の端部（１５１、４５１、４８１）を収容するための弾性スリーブ（１３１、４３、４７）が取り付けられ、
少なくとも一つの第１位置決め孔（４２）の内周に位置決めノッチ（４２１）が設けられ、略Ｃ形を呈しギャップ（４３１）を具えた弾性スリーブ（４３）が、該位置決めノッチ（４２１）に整合し、少なくとも一つの第１位置決め手段（４５）の端部（４５１）が突起（４５３）を具え、該突起（４５３）が弾性スリーブ（４３）のギャップ（４３１）を貫通して位置決めノッチ（４２１）内へと延伸され、
少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２）に、少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５、５８）の端部（２５１、５５１、５８１）を収容するためのスリーブ（２３、５３、５７）が取り付けられ、
少なくとも一つの第２位置決め孔（５２）の内周に位置決めノッチ（５２１）が設けられ、略Ｃ形を呈しギャップ（５３１）を具えた弾性スリーブ（５３）が、該位置決めノッチ（５２１）に整合し、少なくとも一つの第１位置決め手段の端部（５５１）が突起（５５３）を具え、該突起（５５３）が弾性スリーブ（５３）のギャップ（５３１）を貫通して位置決めノッチ（５２１）内へと延伸されたことを特徴とする、整髪用鋏。 - 前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５）の端部（１５１、４５１）がドーム（１５３、４５３）を具えたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏。
- 前記整髪用鋏において、第１ハンドル（１１、４１）の第２側にネジ孔（１４、４４）が設けられ、少なくとも一つの第１結合手段（１５、２５、４８）の別端（１５２、４５２、４８２）にネジが切られてネジ孔（１４、４４）との螺合に供されることを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏。
- 前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１位置決め孔（４６）が六角形とされ、少なくとも一つの第１結合手段がボルト（４８）とされたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏。
- 前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１位置決め孔（４６）に、ボルト（４８）のボルトヘッド（４８１）を収容するための六角形スリーブ（４７）が固定されたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏。
- 前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５）がドーム（２５３、５５３）を具えたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏。
- 前記整髪用鋏において、第２ハンドル（２１、５１）の第２側がネジ孔（２４、５４）を具え、少なくとも一つの第２結合手段（４５、５５、５８）の別端（２５２、５５２、５８２）にネジが切られてネジ孔（２４、５４）との螺合に供されることを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏。
- 前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２位置決め孔（５６）が六角形とされ、少なくとも一つの第２結合手段がボルト（５８）とされたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏。
- 前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２位置決め孔（５６）に、ボルト（５８）のボルトヘッド（５８１）を収容するための六角形スリーブ（５７）が取り付けられたことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏。
- 前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第１位置決め孔（１２、４２）の数が、少なくとも一つの第１結合手段（１５、４５）のものより多いことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏。
- 前記整髪用鋏において、少なくとも一つの第２位置決め孔（２２、５２）の数が、少なくとも一つの第２結合手段（２５、５５）のものより多いことを特徴とする、請求項１に記載の整髪用鋏。
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