JP2004073817A - 指間刈り用髪切りばさみ及び櫛 - Google Patents
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Abstract
【課題】理容師の指間刈りのためにはさみと櫛を左右の手に頻繁に持ち替えたり片手で両者を頻繁に操作することを不要にする。
【解決手段】一対のはさみ構成体10、20のうちの一方のはさみ構成体20の刃渡り部22の背部23に櫛40を設けて、右手の親指を指間刈り用髪切りばさみ1の環状部11にいれ薬指を環状部21にいれて指間刈り用髪切りばさみ1を持ったまま、一方のはさみ構成体20の背部23に設けられた櫛40で髪の毛をすくい、この櫛40ですくった髪の毛を反対の左手の人差し指と中指で櫛40の下側で挟むように持ち、この髪の毛から櫛40をはずし、交叉する刃渡り部12、22で人差し指と中指で挟み持った髪の毛をはさみで切る。
【選択図】 図1
【解決手段】一対のはさみ構成体10、20のうちの一方のはさみ構成体20の刃渡り部22の背部23に櫛40を設けて、右手の親指を指間刈り用髪切りばさみ1の環状部11にいれ薬指を環状部21にいれて指間刈り用髪切りばさみ1を持ったまま、一方のはさみ構成体20の背部23に設けられた櫛40で髪の毛をすくい、この櫛40ですくった髪の毛を反対の左手の人差し指と中指で櫛40の下側で挟むように持ち、この髪の毛から櫛40をはずし、交叉する刃渡り部12、22で人差し指と中指で挟み持った髪の毛をはさみで切る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は理容店などで頭の髪の毛を切るための指間刈り用のはさみ及び櫛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
理容師などが髪の毛を切る技法の一つに指間刈りというものがある。この技法は職人の個人差はあるが、主に次の二通りに大別される。(以下右ききの場合で説明する。)
【0003】
(イ)櫛とはさみを一緒に右手で持つ。即ち、はさみは連結軸で回動自在に連結された一対のはさみ構成体から成り、各はさみ構成体は一端側に指をいれる環状部を備えているが、親指を一方の環状部にいれ、薬指を他方の環状部にいれて、人差し指の腹で環状部と連結軸の中間部を外側から押さえてはさみを持ち、人差し指の背、中指の腹、薬指の背、子指の腹と交互に櫛を挟んで支持する。この状態で櫛で頭の髪の毛をすくい、この櫛ですくった髪の毛を反対の左手の人差し指と中指で櫛の下側で挟むように持ち、切るのに邪魔にならないように、右手で持っていた櫛を髪の毛を挟んで持っている左手の親指と人差し指の間に挟むように持ち替え、右手で持っているはさみで左手の人差し指と中指の間に挟んでいる髪の毛を切る。以下この手順を繰り返す。
【0004】
(ロ)櫛とはさみを一緒に右手で持ち(持ち方は上記(イ)と同じ)、櫛で髪をすくい、反対の左手の人差し指と中指で櫛の下側で髪の毛を挟むように持つが、櫛を右手から左手に持ち替えず、切るのにじゃまにならないように右手の指先を器用に操作して櫛とはさみを交互に使い髪の毛を切る。以下この手順を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように理容師の指間刈りの技法では、櫛を右手と左手で頻繁に持ち替えたり、あるいは右手の指先を器用に操作して櫛とはさみを交互に使ったりするため、櫛をしばしば床に落としやすく、床に落とすことは衛生的にも問題があり、また、床に落とした櫛はそのまま再使用がはばかれるため櫛を交換しなければならず、理容上の労力面でも問題があった。
本発明はこのような問題を解決した指間刈り用髪切りばさみ及び櫛を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の指間刈り用髪切りばさみでは、回動自在に連結された一対のはさみ構成体のうちの一方の前記はさみ構成体の刃渡り部の背部に、櫛が設けられている。
【0007】
このため、右ききの場合で説明すると、右手ではさみを持ち、一方のはさみ構成体の背部に設けられた櫛で髪の毛をすくい、この櫛ですくった髪の毛を反対の左手の人差し指と中指で櫛の下側で挟むように持ち、この髪の毛から櫛をはずしてはさみで人差し指と中指で挟み持った髪の毛をはさみで切ればよい。従って、従来のように別体のはさみと櫛を右手で一緒に持ったり、櫛を右手と左手に頻繁に持ち替えたり、指先を器用に操作してはさみと櫛を交互に使ったりする必要がなくなるので、櫛を床に落としたり、櫛を交換したりする必要がなくなる。
なお、はさみと櫛とを別体とし、はさみの前記はさみ構成体の刃渡り部の背部に、櫛着脱部が設けて、別体の櫛を着脱できるようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1、図2は本発明の一実施形態を示している。
【0009】
図1、図2に示す指間刈り用髪切りばさみ1は、帯板状の一対のはさみ構成体10、20を備えていて、帯板状のはさみ構成体10、20はその中間部で密着状に重ねた状態で連結軸30によって互いに回動自在に連結されている。はさみ構成体10、20はそれぞれ連結軸30の一方側の端部に指を通すための環状部11、21を備え、連結軸30の他方側には、内側に髪の毛を剪断するための刃渡り部12、22が設けられている。
【0010】
一対のはさみ構成体10、20のうちの一方の、例えばはさみ構成体20の刃渡り部22の背部23には、背部23の全長にわたって、あるいは全長ではなく一部に、図2に示すように一体的に櫛40が刃渡り部22と反対方向に向かって突設されている。
【0011】
このため、右手の親指を指間刈り用髪切りばさみ1の環状部11にいれ薬指を環状部21にいれて指間刈り用髪切りばさみ1を持ったまま、一方のはさみ構成体20の背部23に設けられた櫛40で髪の毛をすくい、この櫛40ですくった髪の毛を反対の左手の人差し指と中指で櫛40の下側で挟むように持ち、この髪の毛から櫛40をはずし、交叉する刃渡り部12、22で人差し指と中指で挟み持った髪の毛をはさみで切ればよい。
【0012】
従って、従来のように別体のはさみと櫛を右手で一緒に持ったり、櫛を右手と左手に頻繁に持ち替えたり、右手で櫛の位置を頻繁に移し替えたりする必要がなくなるので、櫛を床に落としたり、櫛を交換したりする必要がなくなる。
【0013】
なお、図1、図2の実施形態では櫛40を一体的に構成しているが、図3に示すように、別体の櫛40をはさみ構成体20の背部23に接着、溶接、スポット溶接などの手段で固定してもよい。
また、櫛40およびはさみ構成体20に穴(図示せず)を設けて図7に示すようにネジ45あるいはピン、ボルトとナットなどの手段、あるいはカシメ加工などの手段で固定してもよい。
また、櫛40とはさみ構成体20のいずれか一方を磁石で作成して、磁性力で櫛40をはさみ構成体20の背部23に取り付けるようにしてもよい。
また、櫛40をはさみ構成体20の背部23に粘着テープで取り付けるようにしてもよい。
【0014】
なお、図7、図8に示すように、はさみ構成体20の背部23に平らな面27を設ければ、これらの手段での背部23への櫛40の固定、取付けが容易となる。
【0015】
また、図4に示すように、はさみ構成体20の刃渡り部22の背部23に沿って直線状の長溝(櫛着脱部)24を設け、別体の櫛40に直線状の突条41を設け、この突条41をはさみ構成体20の先端側から前記長溝24に挿入する着脱自在の構成にしてもよい。
【0016】
また、図5に示すように、はさみ構成体20の刃渡り部22の背部23の端面に沿って直線状の長溝(櫛着脱部)25を設け、別体の櫛40の背部の端面に直線状の突条42を設け、この突条42をはさみ構成体20の先端側から長溝25に挿入する着脱自在の構成にしてもよい。
【0017】
また、図6に示すように、はさみ構成体20の背部23の端面に沿って直線状の突条(櫛着脱部)26を設け、別体の櫛40の背部の端面に直線状の長溝43を設け、この長溝43を突条26に挿入する着脱自在の構成にしてもよい。
また、図8に示すように、はさみ構成体20の背部23に複数の嵌合穴50を設け、櫛40にこれに対応する嵌合突起51を設けて、嵌合穴50に嵌合突起51を嵌合してもよい。なお、この関係を逆にしてもよい。
【0018】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の構成は前記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能なことは勿論であり、例えば、はさみは図1の形状に限らず、すきばさみ等でもよく、また、大きさも大小種々のものに適用できる。また、理容店に限らず、美容室あるいは一般家庭などにおいても使用できることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明の指間刈り用髪切りばさみでは、回動自在に連結された一対のはさみ構成体のうちの一方の前記はさみ構成体の刃渡り部の背部に、櫛が設けられている。
【0020】
このため、片手ではさみを持ち、一方のはさみ構成体の背部に設けられた櫛で髪の毛をすくい、この櫛ですくった髪の毛を反対の人差し指と中指で櫛の下側で挟むように持ち、この髪の毛から櫛をはずしてはさみで人差し指と中指で挟み持った髪の毛をはさみで切ればよい。従って、従来のように別体のはさみと櫛を片手で一緒に持ったり、櫛を右手と左手に頻繁に持ち替えたり、片手で櫛の位置を頻繁に移し替えたりする必要がなくなるので、櫛を床に落としたり、櫛を交換したりする必要がなくなる。
なお、はさみと櫛とを別体とし、はさみの前記はさみ構成体の刃渡り部の背部に、櫛着脱部が設けて、別体の櫛を着脱できるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図
【図2】同実施形態の要部の断面図
【図3】本発明の他の実施形態の要部を示す断面図
【図4】本発明の他の実施形態の要部を示す断面図
【図5】本発明の他の実施形態の要部を示す断面図
【図6】本発明の他の実施形態の要部を示す断面図
【図7】本発明の他の実施形態の要部を示す平面図
【図8】本発明の他の実施形態の要部を示す断面図
【符号の説明】
1 指間刈り用髪切りばさみ
10、20 はさみ構成体
12、22 刃渡り部
30 連結軸
40 櫛
【発明の属する技術分野】
本発明は理容店などで頭の髪の毛を切るための指間刈り用のはさみ及び櫛に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
理容師などが髪の毛を切る技法の一つに指間刈りというものがある。この技法は職人の個人差はあるが、主に次の二通りに大別される。(以下右ききの場合で説明する。)
【0003】
(イ)櫛とはさみを一緒に右手で持つ。即ち、はさみは連結軸で回動自在に連結された一対のはさみ構成体から成り、各はさみ構成体は一端側に指をいれる環状部を備えているが、親指を一方の環状部にいれ、薬指を他方の環状部にいれて、人差し指の腹で環状部と連結軸の中間部を外側から押さえてはさみを持ち、人差し指の背、中指の腹、薬指の背、子指の腹と交互に櫛を挟んで支持する。この状態で櫛で頭の髪の毛をすくい、この櫛ですくった髪の毛を反対の左手の人差し指と中指で櫛の下側で挟むように持ち、切るのに邪魔にならないように、右手で持っていた櫛を髪の毛を挟んで持っている左手の親指と人差し指の間に挟むように持ち替え、右手で持っているはさみで左手の人差し指と中指の間に挟んでいる髪の毛を切る。以下この手順を繰り返す。
【0004】
(ロ)櫛とはさみを一緒に右手で持ち(持ち方は上記(イ)と同じ)、櫛で髪をすくい、反対の左手の人差し指と中指で櫛の下側で髪の毛を挟むように持つが、櫛を右手から左手に持ち替えず、切るのにじゃまにならないように右手の指先を器用に操作して櫛とはさみを交互に使い髪の毛を切る。以下この手順を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように理容師の指間刈りの技法では、櫛を右手と左手で頻繁に持ち替えたり、あるいは右手の指先を器用に操作して櫛とはさみを交互に使ったりするため、櫛をしばしば床に落としやすく、床に落とすことは衛生的にも問題があり、また、床に落とした櫛はそのまま再使用がはばかれるため櫛を交換しなければならず、理容上の労力面でも問題があった。
本発明はこのような問題を解決した指間刈り用髪切りばさみ及び櫛を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の指間刈り用髪切りばさみでは、回動自在に連結された一対のはさみ構成体のうちの一方の前記はさみ構成体の刃渡り部の背部に、櫛が設けられている。
【0007】
このため、右ききの場合で説明すると、右手ではさみを持ち、一方のはさみ構成体の背部に設けられた櫛で髪の毛をすくい、この櫛ですくった髪の毛を反対の左手の人差し指と中指で櫛の下側で挟むように持ち、この髪の毛から櫛をはずしてはさみで人差し指と中指で挟み持った髪の毛をはさみで切ればよい。従って、従来のように別体のはさみと櫛を右手で一緒に持ったり、櫛を右手と左手に頻繁に持ち替えたり、指先を器用に操作してはさみと櫛を交互に使ったりする必要がなくなるので、櫛を床に落としたり、櫛を交換したりする必要がなくなる。
なお、はさみと櫛とを別体とし、はさみの前記はさみ構成体の刃渡り部の背部に、櫛着脱部が設けて、別体の櫛を着脱できるようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1、図2は本発明の一実施形態を示している。
【0009】
図1、図2に示す指間刈り用髪切りばさみ1は、帯板状の一対のはさみ構成体10、20を備えていて、帯板状のはさみ構成体10、20はその中間部で密着状に重ねた状態で連結軸30によって互いに回動自在に連結されている。はさみ構成体10、20はそれぞれ連結軸30の一方側の端部に指を通すための環状部11、21を備え、連結軸30の他方側には、内側に髪の毛を剪断するための刃渡り部12、22が設けられている。
【0010】
一対のはさみ構成体10、20のうちの一方の、例えばはさみ構成体20の刃渡り部22の背部23には、背部23の全長にわたって、あるいは全長ではなく一部に、図2に示すように一体的に櫛40が刃渡り部22と反対方向に向かって突設されている。
【0011】
このため、右手の親指を指間刈り用髪切りばさみ1の環状部11にいれ薬指を環状部21にいれて指間刈り用髪切りばさみ1を持ったまま、一方のはさみ構成体20の背部23に設けられた櫛40で髪の毛をすくい、この櫛40ですくった髪の毛を反対の左手の人差し指と中指で櫛40の下側で挟むように持ち、この髪の毛から櫛40をはずし、交叉する刃渡り部12、22で人差し指と中指で挟み持った髪の毛をはさみで切ればよい。
【0012】
従って、従来のように別体のはさみと櫛を右手で一緒に持ったり、櫛を右手と左手に頻繁に持ち替えたり、右手で櫛の位置を頻繁に移し替えたりする必要がなくなるので、櫛を床に落としたり、櫛を交換したりする必要がなくなる。
【0013】
なお、図1、図2の実施形態では櫛40を一体的に構成しているが、図3に示すように、別体の櫛40をはさみ構成体20の背部23に接着、溶接、スポット溶接などの手段で固定してもよい。
また、櫛40およびはさみ構成体20に穴(図示せず)を設けて図7に示すようにネジ45あるいはピン、ボルトとナットなどの手段、あるいはカシメ加工などの手段で固定してもよい。
また、櫛40とはさみ構成体20のいずれか一方を磁石で作成して、磁性力で櫛40をはさみ構成体20の背部23に取り付けるようにしてもよい。
また、櫛40をはさみ構成体20の背部23に粘着テープで取り付けるようにしてもよい。
【0014】
なお、図7、図8に示すように、はさみ構成体20の背部23に平らな面27を設ければ、これらの手段での背部23への櫛40の固定、取付けが容易となる。
【0015】
また、図4に示すように、はさみ構成体20の刃渡り部22の背部23に沿って直線状の長溝(櫛着脱部)24を設け、別体の櫛40に直線状の突条41を設け、この突条41をはさみ構成体20の先端側から前記長溝24に挿入する着脱自在の構成にしてもよい。
【0016】
また、図5に示すように、はさみ構成体20の刃渡り部22の背部23の端面に沿って直線状の長溝(櫛着脱部)25を設け、別体の櫛40の背部の端面に直線状の突条42を設け、この突条42をはさみ構成体20の先端側から長溝25に挿入する着脱自在の構成にしてもよい。
【0017】
また、図6に示すように、はさみ構成体20の背部23の端面に沿って直線状の突条(櫛着脱部)26を設け、別体の櫛40の背部の端面に直線状の長溝43を設け、この長溝43を突条26に挿入する着脱自在の構成にしてもよい。
また、図8に示すように、はさみ構成体20の背部23に複数の嵌合穴50を設け、櫛40にこれに対応する嵌合突起51を設けて、嵌合穴50に嵌合突起51を嵌合してもよい。なお、この関係を逆にしてもよい。
【0018】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の構成は前記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能なことは勿論であり、例えば、はさみは図1の形状に限らず、すきばさみ等でもよく、また、大きさも大小種々のものに適用できる。また、理容店に限らず、美容室あるいは一般家庭などにおいても使用できることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明の指間刈り用髪切りばさみでは、回動自在に連結された一対のはさみ構成体のうちの一方の前記はさみ構成体の刃渡り部の背部に、櫛が設けられている。
【0020】
このため、片手ではさみを持ち、一方のはさみ構成体の背部に設けられた櫛で髪の毛をすくい、この櫛ですくった髪の毛を反対の人差し指と中指で櫛の下側で挟むように持ち、この髪の毛から櫛をはずしてはさみで人差し指と中指で挟み持った髪の毛をはさみで切ればよい。従って、従来のように別体のはさみと櫛を片手で一緒に持ったり、櫛を右手と左手に頻繁に持ち替えたり、片手で櫛の位置を頻繁に移し替えたりする必要がなくなるので、櫛を床に落としたり、櫛を交換したりする必要がなくなる。
なお、はさみと櫛とを別体とし、はさみの前記はさみ構成体の刃渡り部の背部に、櫛着脱部が設けて、別体の櫛を着脱できるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図
【図2】同実施形態の要部の断面図
【図3】本発明の他の実施形態の要部を示す断面図
【図4】本発明の他の実施形態の要部を示す断面図
【図5】本発明の他の実施形態の要部を示す断面図
【図6】本発明の他の実施形態の要部を示す断面図
【図7】本発明の他の実施形態の要部を示す平面図
【図8】本発明の他の実施形態の要部を示す断面図
【符号の説明】
1 指間刈り用髪切りばさみ
10、20 はさみ構成体
12、22 刃渡り部
30 連結軸
40 櫛
Claims (3)
- 回動自在に連結された一対のはさみ構成体のうちの一方の前記はさみ構成体の刃渡り部の背部に、櫛が設けられたことを特徴とする指間刈り用髪切りばさみ。
- 回動自在に連結された一対のはさみ構成体のうちの一方の前記はさみ構成体の刃渡り部の背部に、櫛着脱部が設けられたことを特徴とする指間刈り用髪切りばさみ。
- 回動自在に連結された一対のはさみ構成体のうちの一方の前記はさみ構成体の刃渡り部の背部の櫛着脱部に着脱される櫛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002321343A JP2004073817A (ja) | 2002-06-19 | 2002-11-05 | 指間刈り用髪切りばさみ及び櫛 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002178313 | 2002-06-19 | ||
JP2002321343A JP2004073817A (ja) | 2002-06-19 | 2002-11-05 | 指間刈り用髪切りばさみ及び櫛 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004073817A true JP2004073817A (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=32032510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002321343A Pending JP2004073817A (ja) | 2002-06-19 | 2002-11-05 | 指間刈り用髪切りばさみ及び櫛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004073817A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2418168A (en) * | 2004-09-17 | 2006-03-22 | Akbar Darabi-Ford | Scissors and comb |
JP2006297000A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Kiyuuichi Tanokura | 櫛一体型指間装着はさみ |
KR100656988B1 (ko) | 2005-06-30 | 2006-12-14 | 정찬두 | 가위형 미용빗 |
WO2007066974A1 (en) * | 2005-12-06 | 2007-06-14 | Jin Han Jang | Functional scissors |
WO2008086654A1 (fr) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Rixin Wang | Peigne à effiler |
WO2010008406A1 (en) * | 2008-07-17 | 2010-01-21 | Nancy Cotant | Shears with a detachable comb and attachment mechanism |
-
2002
- 2002-11-05 JP JP2002321343A patent/JP2004073817A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2418168A (en) * | 2004-09-17 | 2006-03-22 | Akbar Darabi-Ford | Scissors and comb |
JP2006297000A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Kiyuuichi Tanokura | 櫛一体型指間装着はさみ |
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WO2007066974A1 (en) * | 2005-12-06 | 2007-06-14 | Jin Han Jang | Functional scissors |
WO2008086654A1 (fr) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Rixin Wang | Peigne à effiler |
WO2010008406A1 (en) * | 2008-07-17 | 2010-01-21 | Nancy Cotant | Shears with a detachable comb and attachment mechanism |
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