JP3580342B2 - パンチルトカメラ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラントや工場などで使用されるパン・チルト動作のできる監視カメラに関するもので、寿命が向上され、スムーズな監視を行う事が出来るパンチルトカメラ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来より一般に使用されている従来例の構成説明図である。
図において、パルスモータ1の出力は、減速機構2を介して、パンチルトカメラのパン、チルトのそれぞれの動作軸3を駆動する。
【0003】
パルスモータ1は、パンチルトカメラコントローラ4の指令により、パンチルトカメラコントローラ4から出力されるパルス数に応じた回転角度で回転する。
【0004】
パルスモータ1には、インクリメンタル型のパルスエンコーダ5が取り付けられており、電源投入時に、原点合わせ動作を実行した後、絶対回転角カウンタ6で、パンチルトカメラの各動作軸3の回転角度を知ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図5に示す如く、カメラ本体11と旋回台12はパンチルトカメラを構成している。
すなわち、カメラ本体11は、旋回台12を中心に旋回し、視野13を移動させることで、広い監視範囲14を監視することができる。
【0006】
カメラ本体11は、はコントローラ4或いはその上位コントローラ15によりコントロールされ、その画像はモニタ16で見ることができる。
このとき、各種監視対象17は、いろいろな距離に配置されているので、カメラは、常に、オートフォーカスモードで動作している。
【0007】
パンチルトカメラ装置を、長期にわたって、連続運転をする場合。
特に、監視範囲14を自動的に往復して監視する、オートパンモードで動作させるような場合、カメラ本体11のオートフォーカス機構は、監視対象の遠近に応じて、常に、動作するので、その消耗が激しく、パンチルトカメラ装置の寿命を著しく縮めていた。
【0008】
本発明は、これらの問題点を解決するものである。
本発明の目的は、寿命が向上され、スムーズな監視を行う事が出来るパンチルトカメラ装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は、
(1)パンチルトカメラ本体とパンチルトカメラ本体が取付られる旋回台とを備えるパンチルトカメラと、このパンチルトカメラをコントロールするパンチルトカメラコントローラとを具備するパンチルトカメラ装置において、前記旋回台の回転角度に対応してオートフォーカスオン或いは所定の設定の固定焦点に設定するかを予め設定する設定機構と、前記旋回台の回動角の信号とこの設定機構の設定値とに基づきオートフォーカスオン或いは所定の設定の固定焦点に設定するか判定し前記パンチルトカメラコントローラに設定信号を送る判定回路とを具備したことを特徴とするパンチルトカメラ装置。
(2)前記設定機構が前記パンチルトカメラコントローラに内蔵されたことを特徴とする請求項1記載のパンチルトカメラ装置。
(3)前記設定機構が前記パンチルトカメラ本体に内蔵されたことを特徴とする請求項1記載のパンチルトカメラ装置。
(4)前記判定回路が前記パンチルトカメラコントローラに内蔵されたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のパンチルトカメラ装置。
(5)前記判定回路が前記パンチルトカメラ本体に内蔵されたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のパンチルトカメラ装置。
を構成したものである。
【0010】
【作用】
以上の構成において、
1.単にフォーカスモードを切り替えるだけの場合。
設定機構のスイッチを操作することにより、パンチルトカメラ本体のフォーカス機能を、オートと固定に切り替えることができる。
【0011】
固定焦点の設定は、例えば、スイッチをオートから固定に切り替える直前の状態を、保持するようにする。
【0012】
2.オートパンモードの場合。
オートパンモードを開始するとき、まず、監視範囲に対して、どの範囲を固定焦点とするのかを、設定機構に設定する。
この設定情報は、カメラ本体、コントローラ、上位コントローラの、いずれかに置かれる。
【0013】
オートパン動作が開始されると、旋回台は監視範囲を往復しながら、現在の回転角と設定情報を判定回路で比較し、現在の位置が固定焦点の領域である場合、カメラ本体を指定された距離の固定焦点に設定する。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施例の要部構成説明図である。
図において、図4と同一記号の構成は同一機能を表わす。
以下、図4と相違部分のみ説明する。
【0015】
21は、旋回台12の回転角度に対応して、オートフォーカスオン或いは所定の設定の固定焦点に設定するかを予め設定する設定機構である。
22は、旋回台12の回動角の信号と、この設定機構21の設定値とに基づき、オートフォーカスオン或いは所定の設定の固定焦点に設定するか判定し、パンチルトカメラコントローラ4に設定信号を送る判定回路である。
【0016】
パンチルトカメラコントローラ4は、判定回路22からの信号に基づき、パンチルトカメラ本体11に、オートフォーカス、あるいは、固定焦点の焦点位置を指令する。
この場合は、設定機構21と判定回路22とは、パンチルトカメラコントローラ4に内蔵されている。
【0017】
以上の構成において、
1.単にフォーカスモードを切り替えるだけの場合。
図2に示す如く、パンチルトカメラコントローラ4に内蔵されている、設定機構21のスイッチ211を操作することにより、パンチルトカメラ本体11のフォーカス機能を、オートと固定に切り替えることができる。
【0018】
固定焦点の設定は、例えば、スイッチ211をオートから固定に切り替える直前の状態を保持するようにする。
【0019】
2.オートパンモードの場合。
この場合は、旋回台12は、自分自身の回転角度情報を、演算装置により知る機能を有しているものとする。
【0020】
オートパンモードを開始するとき、まず、監視範囲14に対して、どの範囲23を固定焦点とするのかを、設定機構21に設定する。
この設定情報はカメラ本体11、コントローラ4、上位コントローラ15の、いずれかに置かれる。
【0021】
例えば、旋回台12に、この設定情報が置かれた場合、オートパン動作が開始されると、旋回台12は監視範囲14を往復しながら、現在の回転角と設定情報を判定回路21で比較し、現在の位置が固定焦点の領域23である場合、カメラ本体11を指定された距離の固定焦点に設定する。
【0022】
この結果、
(1)固定焦点モードを適宜選択することにより、カメラのオートフォーカス機構の使用頻度が下がり、装置の寿命を延ばすことが出来るパンチルトカメラ装置が得られる。
【0023】
(2)固定焦点モードを選択した場合、監視対象の前を作業者等が横切ったような場合でも、監視対象に対して焦点がずれることがないので、スムーズな監視を行うことが出来るパンチルトカメラ装置が得られる。
【0024】
(3)設定機構21が、パンチルトカメラコントローラ4に内蔵されれば、操作部分が一個所に集めら、操作性が良好なパンチルトカメラ装置が得られる。
【0025】
(4)設定機構21が、パンチルトカメラ本体11に内蔵されれば、旋回台12の回転角度に対応して、オートフォーカスオン、あるいは所定の設定の固定焦点に設定するかの設定が容易に出来、設定性が良好なパンチルトカメラ装置が得られる。
【0026】
(5)判定回路22が、パンチルトカメラコントローラ4に内蔵されれば、判定回路22とパンチルトカメラコントローラ4とが一個所に集められ、メンテナンスが容易となり、メンテナンス性が向上された、パンチルトカメラ装置が得られる。
【0027】
(6)判定回路22が、パンチルトカメラ本体11に内蔵されれば、パンチルトカメラ本体11における、オートフォーカスか所定距離の固定焦点に設定するかの判定が迅速に伝達され、オートフォーカスと固定焦点の切り替え応答速度が早いパンチルトカメラ装置が得られる。
【0028】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の請求項1によれば、
(1)固定焦点モードを適宜選択することにより、カメラのオートフォーカス機構の使用頻度が下がり、装置の寿命を延ばすことが出来るパンチルトカメラ装置が得られる。
【0029】
(2)固定焦点モードを選択した場合、監視対象の前を作業者等が横切ったような場合でも、監視対象に対して焦点がずれることがないので、スムーズな監視を行うことが出来るパンチルトカメラ装置が得られる。
【0030】
本発明の請求項2によれば、設定機構が、パンチルトカメラコントローラに内蔵されているので、操作部分が一個所に集めら、操作性が良好なパンチルトカメラ装置が得られる。
【0031】
本発明の請求項3によれば、設定機構がパンチルトカメラ本体に内蔵されているので、旋回台の回転角度に対応して、オートフォーカスオン或いは所定の設定の固定焦点に設定するかの設定が容易に出来、設定性が良好なパンチルトカメラ装置が得られる。
【0032】
本発明の請求項4によれば、判定回路がパンチルトカメラコントローラに内蔵されているので、判定回路とパンチルトカメラコントローラとが一個所に集められ、メンテナンスが容易となり、メンテナンス性が向上された、パンチルトカメラ装置が得られる。
【0033】
本発明の請求項5によれば、判定回路が、パンチルトカメラ本体に内蔵されているので、パンチルトカメラ本体における、オートフォーカスか所定距離の固定焦点に設定するかの判定が迅速に伝達され、オートフォーカスと固定焦点の切り替え応答速度が早いパンチルトカメラ装置が得られる。
【0034】
従って、本発明によれば、寿命が向上され、スムーズな監視を行う事が出来るパンチルトカメラ装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の動作説明図である。
【図3】図1の動作説明図である。
【図4】従来より一般に使用されている従来例の構成説明図である。
【図5】図4の動作説明図である。
【符号の説明】
1 パルスモータ
2 減速機構
3 動作軸
4 パンチルトカメラコントローラ
5 パルスエンコーダ
6 絶対回転角カウンタ
11 パンチルトカメラ本体
12 旋回台
13 視野
14 監視範囲
15 上位コントローラ
16 モニタ
21 設定機構
211 スイッチ
22 判定回路
23 範囲

Claims (5)

  1. パンチルトカメラ本体とパンチルトカメラ本体が取付られる旋回台とを備えるパンチルトカメラと、
    このパンチルトカメラをコントロールするパンチルトカメラコントローラと
    を具備するパンチルトカメラ装置において、
    前記旋回台の回転角度に対応してオートフォーカスオン或いは所定の設定の固定焦点に設定するかを予め設定する設定機構と、
    前記旋回台の回動角の信号とこの設定機構の設定値とに基づきオートフォーカスオン或いは所定の設定の固定焦点に設定するか判定し前記パンチルトカメラコントローラに設定信号を送る判定回路と
    を具備したことを特徴とするパンチルトカメラ装置。
  2. 前記設定機構が前記パンチルトカメラコントローラに内蔵されたこと
    を特徴とする請求項1記載のパンチルトカメラ装置。
  3. 前記設定機構が前記パンチルトカメラ本体に内蔵されたことを特徴とする請求項1記載のパンチルトカメラ装置。
  4. 前記判定回路が前記パンチルトカメラコントローラに内蔵されたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のパンチルトカメラ装置。
  5. 前記判定回路が前記パンチルトカメラ本体に内蔵されたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のパンチルトカメラ装置。
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