JP3580171B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に関し、とくに基板へのアクセスや基板の着脱を容易に行うことができるようにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
感光体ドラムをレーザビームで走査して静電潜像を形成するとともに、トナーによって顕在化された像を用紙に転写して印字を行うレーザビームプリンタが知られている。このようなプリンタでは、比較的大量の用紙を蓄積する給紙カセットをプリンタの下部に着脱可能に収納するようにしている。また、給紙カセットの上方には金属製のベースプレートが設けられ、ベースプレートのさらに上方に、レーザビームを照射するためのスキャナ、上記感光ドラムを含む現像・転写機構、および用紙上に転写されたトナーを定着するための定着機構が配置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成されたプリンタにおいて、制御基板等の電子基板をベースプレート上でベースプレートに上方向から取り付けることにより、ベースプレートをシールド板として有効に利用できる等の利点がある。しかし、この場合には、基板の上方に位置するスキャナ、現像・転写機構および定着機構を取り外さなければ、基板にアクセスしたり基板を着脱することができない。
【0004】
本発明は、基板へのアクセスや基板の着脱を容易に行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、所定の画像を形成する画像形成手段(20,40,50)と、画像形成手段(20,40,50)を収納する収納部と、画像形成手段(20,40,50)の下方に配置されて収納部に収納される基板(104)と、を備え、収納部には、収納部の底面に形成された第1の開口部と、第1の開口部を開閉する第1の蓋部(101)と、基板(104)の一部を露出させる第2の開口部と、第2の開口部を開閉する第2の蓋部(92)と、が設けられ、第1の蓋部(101)を開放することにより、第1の開口部を介して、基板(104)を着脱することが可能とされていることを特徴とする。
【0006】
この発明では、第1の蓋部(101)を取り外すことにより基板(104)を着脱することができるため、画像形成手段(20,40,50)を取り外さなくても、基板(104)を着脱することができる。また、第2の蓋部(92)を取り外すだけで、基板(104)の一部を露出させることができる。
【0007】
請求項1に記載のプリンタにおいて、請求項2のように、第2の開口部を介して露出される基板(104)の露出部分に、基板(104)に対し部品(91)を着脱可能とするためのコネクタを配置し、第2の蓋部(92)を開放することにより、第2の開口部を介して部品(91)の着脱を可能としてもよい。
【0008】
請求項3に記載の発明は、所定の画像を形成する画像形成手段(20,40,50)と、画像形成手段(20,40,50)を収納する画像形成手段収納部と、画像形成手段(20,40,50)の下方に配置されて収納部に収納される基板(104)と、画像形成手段収納部(20,40,50)の下方に設けられ、給紙カセット(10)を着脱可能に収納するカセット収納部(100)と、を備え、画像形成手段収納部には、画像形成手段収納部の底面に形成された第1の開口部と、第1の開口部を開閉する第1の蓋部(101)とが設けられ、基板(104)は、第1の蓋部(101)を開放することにより、第1の開口部を介して着脱可能とされ、第1の蓋部(101)は、給紙カセット(10)を取り外した状態のカセット収納部(100)を介して着脱可能とされていることを特徴とする。
【0009】
この発明では、第1の蓋部(101)をカセット収納部(100)を介して着脱することができ、第1の蓋部(101)を取り外すことにより基板(104)を着脱することができるので、画像形成手段(20,40,50)を取り外すことなく、基板(104)を着脱することができる。
【0010】
請求項3に記載の画像形成装置において、請求項4のように、カセット収納部(100)には給紙カセット(10)を摺動可能に支持するガイド(15)が設けられ、ガイド(15)の上端と画像形成手段収納部の底面との間に確保される上下方向の隙間を介して、第1の蓋部(101)の着脱を可能としてもよい。
【0011】
請求項3または4に記載の画像形成装置において、請求項5のように、画像形成手段収納部内に第1の蓋部(101)と対向して基板取付部材(103)が設け、基板(104)を基板取付部材(103)と第1の蓋部(101)との間に挟みこんで固定してもよい。
【0012】
この場合には、第1の蓋部(101)を除去するだけで基板(104)を取り外すことができる。
【0013】
請求項5に記載の画像形成装置において、請求項6のように、それぞれ給紙カセット(10)の着脱方向に沿う方向に延設された画像形成手段収納部の側面およびカセット収納部(100)の側面を、共通の板状部材(16)を用いて形成し、基板取付部材(103)を、板状部材(16)を介して支持してもよい。
【0014】
請求項5または6に記載の画像形成装置において、請求項7のように、第1の蓋部(101)を基板取付部材(103)に螺合するねじ(102)を介して固定し、ねじ(102)を基板(104)に貫通させることにより基板(104)を固定してもよい。
【0015】
この場合には、ねじ(102)を締結することにより、第1の蓋部(101)とともに基板(104)を固定することができる。
【0016】
請求項3〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、請求項8のように、第1の蓋部(101)と画像形成手段収納部内のアースポイントとの間に第1の蓋部(101)をアースに接続するためのリード線が接続され、リード線を接続した状態で第1の蓋部(101)を取り外すことができるようにリード線の長さを設定してもよい。
【0017】
この場合には、第1の蓋部(101)を着脱する際に、リード線の接続が不完全になるおそれがない。
【0018】
請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、請求項9のように、基板(104)を装置各部を制御するための制御基板(104a)としてもよい。
【0019】
請求項3〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、請求項10のように、画像形成手段収納部に、基板(104)の一部を露出させる第2の開口と、第2の開口を開閉する第2の蓋部(92)と、をさらに設けてもよい。
【0020】
この場合には、第1の蓋部(101)を取り外さなくても第2の蓋部(92)を取り外すことにより、基板(104)の一部を露出させることができる。
【0021】
なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図7を参照して本発明の画像形成装置をレーザビームプリンタに適用した一実施の形態について説明する。
【0023】
図1はレーザビームプリンタの側面図、図2は図1のII−II線方向から見たレーザビームプリンタの背面図、図3は図1のIII−III線方向から見たレーザビームプリンタの上面図、図4はレーザビームプリンタの斜視図、図5はレーザビームプリンタの断面図である。
【0024】
図1〜図5に示すように、レーザビームプリンタ1の下部には、カセット収納部100が設けられ、カセット収納部100には、積層された用紙を収容する給紙カセット10を着脱可能に収納される。給紙カセット10の取手13を介して矢印Pの方向(プリンタ1の前方)に引き出すことにより、給紙カセット10を取り出すことができる。給紙カセット10には、押圧ばね(不図示)により上方向に付勢された用紙押圧板(不図示)が設けられ、その用紙押圧板の上に積層された最上層の用紙が、プリンタ1の本体に設けられ矢印で示す方向に回転する給紙ローラ14(図5)に接触するように構成されており、分離パッド15の作用により用紙が1枚だけ分離されて給送される。
【0025】
図2に示すように、レーザビームプリンタ1の両側(図2において左右側)には、プリンタ1の上下方向に延設されたフレーム16が設けられており、両側のフレーム16の下端側には、給紙カセット10を支持するためのカセットガイド15がそれぞれ取り付けられている。カセットガイド15の下端にはゴム脚17が取り付けられており、これによりプリンタ1全体が支持される。
【0026】
図1〜図3および図5に示すように、カセット収納部100のすぐ上方には、プリンタ1を上下に区画する鉄製のベースプレート101が設けられている。
【0027】
ベースプレート101の上方には、プロセスカートリッジ20が配置される(図5)。プロセスカートリッジ20も給紙カセット10と同様、着脱可能とされ、トナー交換に際して矢印Q方向に引き抜かれる。プロセスカートリッジ20は、用紙に接触してトナーを転写する感光体ドラム21、感光体ドラム21に対向する転写ローラ22およびコロナ放電を発生させて感光体ドラム21の表面を正電位に帯電させるスコロトロン型の帯電器28を備える感光体カートリッジ20Aと、トナーが蓄積される現像剤室24、感光体ドラム21にトナーを供給する現像ローラ25および現像ローラ25にトナーを供給する供給ローラ27を備える現像カートリッジ20Bとからなる。現像剤室24には、トナーを攪拌するためのアジテータ24aが設けられている。
【0028】
感光体カートリッジ20Aと現像カートリッジ20Bとは互いに分解可能とされているが、プロセスカートリッジ20をプリンタ1の本体から取り外す際には両者は一体の状態で引き出される。プリンタ1の正面には、回動軸33aにその下端が回動可能に取り付けられたカバー33が設けられており、カバー33を図5において時計回りに回動させてプリンタ1の正面を開放することにより、プロセスカートリッジ20を着脱することができる。
【0029】
図5に示すように、プロセスカートリッジ20と給紙カセット10との間には一対のレジストローラ31およびレジストローラ32がそれぞれ回転可能に取り付けられている。
【0030】
プロセスカートリッジ20の上方には、レーザビームを射出するレーザ発生器(不図示)、回転駆動されるポリゴンミラー(6面体ミラー)41、レンズ42、反射ミラー43、反射ミラー44、レンズ45および反射ミラー46を備えるレーザスキャナユニット40が取り付けられている。図5に示すように、ポリゴンミラー41によって振られたレーザビームLは、レンズ42、反射ミラー43,44、レンズ45および反射ミラー46を介して感光体ドラム21に照射され、感光体ドラム21の表面に静電潜像が形成される。
【0031】
プロセスカートリッジ20の左方には、用紙上にトナーを定着させるための定着ユニット50が設けられている。定着ユニット50は転写された用紙上のトナーを加熱溶融させるための加熱ローラ51と、加熱ローラ51に対向して配置され、給送される用紙を加熱ローラ51に向けて押圧する押圧ローラ52と、一対の搬送ローラ53,54とを備える。
【0032】
図5において搬送ローラ53,54の左方(プリンタ1の背面方向)には、必要に応じて用紙の向きを反転させるためのシュータ61が設けられる。また、図5において回動軸62の右方(プリンタ1の前面方向)には、シュータ61に沿って搬送されてきた用紙を上下方向から挟んで支持するとともに、その用紙をプリンタ1の上面に形成された排紙トレイ70に排出するための一対の排紙ローラ72,73が取り付けられている。
【0033】
図1〜図5に示すように、排紙トレイ70の上方には排紙トレイ70の一部を覆うカバー82が取り付けられている。カバー82は、図3においてトレー70の上下部分において排紙トレイ70より上方に突出している。
【0034】
次に、用紙の給送動作について説明する。給紙ローラ14を所定のタイミングで回転させると、給紙カセット10から用紙が1枚ずつ排出される。この用紙はガイド35の作用により反転されて、レジストローラ31およびレジストローラ32によりその先端の位置調整がなされた後、感光体ドラム21および転写ローラ22の間へ搬送される。
【0035】
一方、帯電器28によって帯電された感光体ドラム21の表面には、レーザスキャナユニット40から射出されたレーザ光が照射されて静電潜像が形成される。感光体ドラム21上の静電潜像が現像ローラ25に対向するとき、供給ローラ27および現像ローラ25を介して搬送されたトナーがこの静電潜像を顕在化させ、そのトナー像が感光体ドラム21および転写ローラ22の間を通る用紙に転写される。
【0036】
トナー像が転写された用紙は、次に加熱ローラ51および押圧ローラ52の間を通過するが、このとき用紙上のトナー像に熱と圧力が加えられることにより、トナー像が用紙に定着される。
【0037】
さらに用紙は搬送ローラ53,54の間を通って、シュータ61に沿って搬送され、次いで排紙ローラ63,64の間から排紙トレイ70に印刷面を下に向けて(フェイス・ダウンで)排出される。また、シュータ61が開かれている場合(図5において点線で示す場合)には、後述するように用紙はプリンタ1の背面側に印刷面を上に向けて(フェイス・アップで)排出される。
【0038】
図6は給紙カセット10を取り除いた状態におけるプリンタ1の底面図である。なお、図6では、プリンタ1に収納される各種基板の配置位置を同時に図示してある。
【0039】
図2、図5および図6に示すように、上述のベースプレート101には上方に向けて窪むような形状に形成されたねじ取付部101aが形成されており、ベースプレート101は、ねじ取付部101aを貫通するねじ102を介して樹脂製の取付部材103やシールドケースSCの折り返し部94(図5)等に対し取り付けられている。図5に示すように、取付部材103のねじ取付部101aに対向する位置には雌ねじが形成されており、ねじ102はこの雌ねじに螺合する。この取付部材103はプリンタ1の両側面に配置されたフレーム16(図2)に対し固定されている。ベースプレート101はプリンタ1の背面側で上方向に折り曲げられ、その折り曲げ部はねじ108を介して取り付けられている(図2、図4)。
【0040】
図6に示すように、パーソナルコンピュータからの画像データに基づいてレーザスキャナユニット40のレーザ発生器を駆動するためのビデオ信号を作成する制御基板104a、商用交流電源を低圧電圧(例えば5V,24V)に変換する低圧基板104b、低圧電圧を給紙モータ等に供給して給紙モータ等の制御を行うエンジン基板104c、および低圧基板104aの出力電圧を昇圧して印刷プロセスに必要な高圧を作るための高圧基板104dが、それぞれベースプレート101に沿って配置されている。なお、以下、基板104a〜104dをとくに区別せずに示す場合には、「基板104」と表記する。
【0041】
図2、図5および図6に示すように、基板104には、取付部材103に螺合される上記のねじ102が貫通され、これにより、基板104が取付部材103とベースプレート101との間に挟み込まれて固定される。また基板104の表面(下面)には、ねじ102を取り囲むようにアースパターン107(図6)が設けられ、基板104をねじ102によって固定すると、アースパターンがベースプレート101に電気的に接続される。また、ベースプレート101の接続点105(図6)は、リード線を介してインレット(商用電源のラインが接続されるコネクタ)106(図2および図4参照)のグランドラインに接続されている。
【0042】
これにより、基板104はグランド電位に保たれたベースプレート101に沿って配置されるとともに、そのアースラインが複数箇所でベースプレート101に対し接続されるため、ベースプレート101を電磁シールド板としても、また、低インピーダンスのアースラインとしても、有効に利用することができる。したがって、種々のノイズに対して強いプリンタを実現することができる。
【0043】
なお、フレーム16は、ねじ102−1〜102−3(図6)を介してベースプレート101に接続されることで、電気的にグランドに接続され、シールド効果を発揮する。
【0044】
本実施形態では、給紙カセット10を引き抜いた状態において、プリンタ1の底面側からねじ102等を外すことにより、ベースプレート101および基板104を、カセット収納部100、すなわちカセットガイド15の上方に確保された空間(図3参照)を介して取り外すことができる。このように、本実施形態ではベースプレート101を簡単に取り外すことができ、これにより基板104をプリンタ1の底面側に完全に露出させることができるため、基板104の交換等に際して、基板104の上方に収納されているプロセスカートリッジ20、レーザスキャナユニット40あるいは定着ユニット50等を取り外す必要がない。
【0045】
本実施形態では、ベースプレート101をグランドに接続するための上記リード線に充分な長さが確保されており、このリード線を接続したままベースプレート101を取り外すことができる。このため、基板104の交換等に際してリード線を接続し忘れたり、その接続が不完全になるおそれがない。
【0046】
また、ねじ102はベースプレート101のみならず基板104の固定手段としても機能しているため、ねじ102を取り外すことで、ベースプレート101だけでなく基板104の固定も同時に解除される。したがって、基板104の取り外しを簡単に行うことができる。さらに、例えば、基板104の交換作業では、ベースプレート101をねじ102で固定するだけで新たな基板104の取り付けが完了するため、基板104の取り付けが不完全であることに気づかないままベースプレート101を取り付けてしまうような作業ミスを防止することができる。
【0047】
図1、図2および図5に示すように、制御基板104aはベースプレート101に取り付けられたシールドケースSC内に収納されている。シールドケースSCは矩形の開口を有する容器形状に形成されており、この開口の開口端が内側に折り曲げられるとともに、その折り曲げ部94がベースプレート101の上面に側にねじ102を介して取り付けられている。シールドケースSCには、ねじ95を介して着脱可能に蓋92が取り付けられている。蓋92によりシールドケースSCの上面に形成された開口部が覆われる。図5に示すように、基板104aは折り曲げ部94とベースプレート101との間に挟み込まれて固定される。
【0048】
制御基板104aは取り扱うクロック周波数が高く、比較的ノイズの放射が多いが、本実施形態では、ベースプレート101とシールドケースSCとによりシールド部90が形成され、この中に、制御基板104が収納されるため、ノイズの放射を充分に抑制することができる。
【0049】
このシールドケースSCには、蓋部92がねじ95を介して着脱可能に取り付けられており、蓋部92を取り外すことにより、上記開口部を介してユーザー等がプリンタ1の背面側から制御基板104aに対して容易にアクセスすることができる。このため、蓋部92を取り外した状態で、制御基板104aに実装されたコネクタ96に対して増設基板(例えばメモリ基板)91を抜き差しすることができる。
【0050】
本実施形態では、ベースプレート101を除去すまでもなく、蓋部92を取り外すだけで上方から制御基板104aにアクセスすることができるので、基板91の着脱などの作業を極めて容易に行うことができる。
【0051】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、第1の蓋部を取り外すことにより基板を着脱することができるため、画像形成手段を取り外さなくても、基板を着脱することができる。また、第2の蓋部を取り外すだけで、基板の一部を露出させることができる。
【0052】
請求項3に記載の発明によれば、第1の蓋部をカセット収納部を介して着脱することができ、第1の蓋部を取り外すことにより基板を着脱することができるので、画像形成手段を取り外すことなく、基板を着脱することができる。
【0053】
請求項3または4に記載の画像形成装置において、請求項5のように構成した場合には、第1の蓋部を除去するだけで基板を取り外すことができる。
【0054】
請求項5または6に記載の画像形成装置において、請求項7のように構成した場合には、ねじを締結することにより、第1の蓋部とともに基板を固定することができる。
【0055】
請求項3〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、請求項8のように構成した場合には、第1の蓋部を着脱する際に、リード線の接続が不完全になるおそれがない。
【0056】
請求項3〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、請求項10のように構成した場合には、第1の蓋部を取り外さなくても第2の蓋部を取り外すことにより、基板の一部を露出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置をレーザビームプリンタに適用した実施形態を示す平面図。
【図2】図1のII−II線方向から見た図。
【図3】図1のIII−III線方向から見た図。
【図4】図1のプリンタを示す斜視図。
【図5】図6のV−V線における図1のプリンタの断面図。
【図6】給紙カセットを抜き取った状態における図1のプリンタの底面図。
【符号の説明】
10 給紙カセット
15 カセットガイド
16 フレーム(板状部材)
20 プロセスカートリッジ
40 レーザスキャナユニット
50 定着ユニット
92 蓋部(第2の蓋部)
100 カセット収納部
101 ベースフレーム(第1の蓋部)
102 ねじ
103 取付部材
104 基板
104a 制御基板

Claims (10)

  1. 所定の画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段を収納する収納部と、
    前記画像形成手段の下方に配置されて前記収納部に収納される基板と、を備え、
    前記収納部には、前記収納部の底面に形成された第1の開口部と、前記第1の開口部を開閉する第1の蓋部と、前記基板の一部を露出させる第2の開口部と、前記第2の開口部を開閉する第2の蓋部と、が設けられ、
    前記第1の蓋部を開放することにより、前記第1の開口部を介して、前記基板を着脱することが可能とされていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の開口部を介して露出される前記基板の露出部分には、前記基板に対し部品を着脱可能とするためのコネクタが配置され、前記第2の蓋部を開放することにより、前記第2の開口部を介して前記部品の着脱が可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 所定の画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段を収納する画像形成手段収納部と、
    前記画像形成手段の下方に配置されて前記収納部に収納される基板と、
    前記画像形成手段収納部の下方に設けられ、給紙カセットを着脱可能に収納するカセット収納部と、を備え、
    前記画像形成手段収納部には、前記画像形成手段収納部の底面に形成された第1の開口部と、前記第1の開口部を開閉する第1の蓋部とが設けられ、
    前記基板は、前記第1の蓋部を開放することにより、前記第1の開口部を介して着脱可能とされ、
    前記第1の蓋部は、前記給紙カセットを取り外した状態の前記カセット収納部を介して着脱可能とされていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記カセット収納部には前記給紙カセットを摺動可能に支持するガイドが設けられ、
    前記ガイドの上端と前記画像形成手段収納部の底面との間に確保される上下方向の隙間を介して、前記第1の蓋部の着脱が可能とされていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成手段収納部内には前記第1の蓋部と対向して基板取付部材が設けられ、前記基板は前記基板取付部材と前記第1の蓋部との間に挟みこまれて固定されることを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. それぞれ前記給紙カセットの着脱方向に沿う方向に延設された前記画像形成手段収納部の側面および前記カセット収納部の側面が、共通の板状部材を用いて形成され、
    前記基板取付部材は前記板状部材を介して支持されていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の蓋部は前記基板取付部材に螺合するねじを介して固定され、前記ねじが前記基板を貫通することにより前記基板が固定されることを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の蓋部と前記画像形成手段収納部内のアースポイントとの間には前記第1の蓋部をアースに接続するためのリード線が接続され、前記リード線を接続した状態で前記第1の蓋部を取り外すことができるように前記リード線の長さが設定されていることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記基板は装置各部を制御するための制御基板であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成手段収納部には、前記基板の一部を露出させる第2の開口と、前記第2の開口を開閉する第2の蓋部と、がさらに設けられていることを特徴とする請求項3〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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