JP3578645B2 - 変換方法、復調方法、変換装置、及び復調装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを、符号ブロックに逐次変換する際に用いられる変換方法に係り、特に、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換可能な変換方法、及び変換装置に関する。
【0002】
また、本発明は、上述した変換方法を用いて変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する際に用いて最適な復調方法、及び復調装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来より、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを、符号ブロックに逐次変換する際に、ベースラインシフトの発生に起因する復調誤り等の弊害を除去するために、直流成分が抑圧されることを考慮した変換を企図した変換方法が種々知られている。
【0004】
例えば特開昭59−200562号公報には、8ビットの情報ブロックを10ビットの符号ブロックに変換する際に、210=1024パターンのコードのうち、「1」と「0」が同数又は近いコードを符号変換候補として選択し、選択した複数の各符号変換候補コードを、28 =256パターンのコードに各々対応付けて割り当てることにより、直流成分が抑圧されることを考慮した変換を企図した変換方法が開示されている。
【0005】
また、例えば特開昭60−107921号公報には、ビット数の少ないコードをビット数の多いコードに変換し、後者のビット数の多いコードから、直流成分を持たず、かつ情報レベルの変化点間が2ビット以上離れているパターンを持つコード、又は情報レベルの変化点間が2ビット以上離れているが、正味の正負の直流成分が予め定められた範囲に含まれるパターン等を符号変換候補として選択し、選択した複数の各符号変換候補コードを、ビット数の少ないコードに各々対応付けて割り当てることにより、直流成分が抑圧されることを考慮した変換を企図した変換方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の変換方法にあっては、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換する際の手順が複雑であるという解決すべき課題を内在していた。
【0007】
すなわち、特開昭59−200562号公報に開示の変換方法によれば、210=1024パターンのコードのうち、「1」と「0」が同数となるコードは193しか存在しないため、「1」と「0」の差が近いコードを、63パターンだけ符号変換候補として選択する必要があり、この場合、「1」と「0」の差を除去する手順がさらに必要となる結果として、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換する際の手順が複雑化してしまう。
【0008】
一方、特開昭60−107921号公報に開示の変換方法によれば、情報レベルの変化点間が2ビット以上離れているが、正味の正負の直流成分が予め定められた範囲に含まれるパターンが符号変換候補として選択されるため、この場合、正味の正負の直流成分を除去する手順がさらに必要となる結果として、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換する際の手順が複雑化してしまうことになる。
【0009】
そこで、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換可能な新規な技術の開発が関係者の間で待望されていた。
【0010】
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを複数の原サブブロックに分割し、分割された複数の各原サブブロック中に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報を含む反転サブブロックを、複数の各原サブブロックに対応付けてそれぞれ生成し、複数の原サブブロックと、生成された複数の反転サブブロックとを合体させることで、情報ブロックを符号ブロックに変換することにより、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換可能な変換方法、及び変換装置を提供することを課題とする。
【0011】
また、本発明は、上述した変換方法を用いて変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する際に用いて最適な復調方法、及び復調装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明による変換方法は、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを、符号ブロックに逐次変換する際に用いられる変換方法であって、前記情報ブロックを、それぞれが複数のセグメントを含む複数の原サブブロックに分割し、各原サブブロック中に含まれる複数のセグメントのそれぞれ1つに割り付けられた原情報の全てを反転して得られた反転情報を含む反転サブブロックを、各原サブブロックに対応付けて複数生成し、前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体させることにより、前記情報ブロックを前記符号ブロックに変換することを要旨とする。
【0013】
また、本発明による変換装置は、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを、符号ブロックに逐次変換するように構成された変換装置であって、前記情報ブロックを、それぞれが複数のセグメントを含む複数の原サブブロックに分割する分割手段と、当該分割手段で分割された各原サブブロック中に含まれる複数各セグメントのそれぞれ1つに割り付けられた原情報の全てを反転して得られた反転情報を含む反転サブブロックを、各原サブブロックに対応付けて複数生成する生成手段と、前記複数の原サブブロックと、前記生成手段で生成された複数の反転サブブロックとを合体させことにより、前記情報ブロックを前記符号ブロックに変換する合体手段とを備えたことを要旨とする。
【0014】
本発明による変換方法および変換装置によれば、変換単位となる情報ブロックが、情報ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報と、その反転情報とを合体させた符号ブロックに変換されて、変換単位での原情報とその反転情報との数が均衡する結果として、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換することができる。
【0015】
さらに、本発明による復調方法は、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを、それぞれが複数のセグメントを含む複数の原サブブロックに分割し、各原サブブロック中に含まれる複数のセグメントのそれぞれ1つに割り付けられた原情報の全てを反転して得られた反転情報を含む反転サブブロックを、各原サブブロックに対応付けて複数生成し、前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体させることで情報ブロックから変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する際に用いられる復調方法であって、前記変換された符号ブロックのうち、前記各原サブブロックから、当該各原サブブロック中に含まれる複数の各セグメントのそれぞれに割り付けられた原情報を抜き取ることにより、前記変換された符号ブロックを元の情報ブロックに復調することを要旨とする。
【0016】
さらに、本発明による復調装置は、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを、それぞれが複数のセグメントを含む複数の原サブブロックに分割し、各原サブブロック中に含まれる複数のセグメントのそれぞれ1つに割り付けられた原情報の全てを反転して得られた反転情報を含む反転サブブロックを、各原サブブロックに対応付けて複数生成し、前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体させることで情報ブロックから変換された復調単位となる符号ブロックを、元の情報ブロックに復調するように構成された復調装置であって、前記復調単位となる符号ブロックのうち、各原サブブロックから、当該各原サブブロック中に含まれる複数の各セグメントのそれぞれに割り付けられた原情報を抜き取る原情報抜取手段を備えて構成されることを要旨とする。
【0017】
本発明による復調方法および復調装置によれば、上述した変換方法を用いて変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する際に用いて最適な復調方法を得ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る変換方法、復調方法、変換装置、及び復調装置の各々の実施形態について、図に基づいて詳細に説明する。
【0034】
図1は、本発明に係る第1の変換装置を表す機能ブロック構成図、図2は、本発明に係る第1の変換装置で変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する第1の復調装置を表す機能ブロック構成図、図3は、本発明に係る第1の変換装置又は第1の復調装置の各々で変換又は復調後の各ブロックを表す図、図4は、本発明に係る第2の変換装置を表す機能ブロック構成図、図5は、本発明に係る第2の変換装置で変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する第2の復調装置を表す機能ブロック構成図、図6は、本発明に係る第2の変換装置又は第2の復調装置の各々で変換又は復調後の各ブロックを表す図、図7(a),(b)は、本発明のその他の実施形態に係る変換装置又は復調装置の各々で変換又は復調後の各ブロックを表す図である。
【0035】
まず、本発明に係る変換方法の概略について説明すると、本変換方法は、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを、符号ブロックに逐次変換する際に用いられる変換方法である。
【0036】
詳しく述べると、本変換方法は、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを複数の原サブブロックに分割し、分割された複数の各原サブブロック中に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報を含む反転サブブロックを、複数の各原サブブロックに対応付けてそれぞれ生成し、そして、複数の原サブブロックと、生成された複数の反転サブブロックとを合体させることにより、情報ブロックを符号ブロックに変換することを特徴としている。
【0037】
本変換方法によれば、変換単位となる情報ブロックが、情報ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報と、その反転情報とを合体させた符号ブロックに変換されて、変換単位での原情報とその反転情報との数が均衡する結果として、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換することができる。
【0038】
なお、本変換方法の変形例として、複数の原サブブロックと、生成された複数の反転サブブロックとを合体させるにあたり、複数の反転サブブロックの各々は、複数の原サブブロックのうち、任意の位置にそれぞれ挿入されることを妨げないものとされる。
【0039】
また、本変換方法の変形例として、複数の原サブブロックと、生成された複数の反転サブブロックとを合体させるにあたり、複数の反転サブブロックの各々は、複数の原サブブロックのうち、各自に対応する原サブブロックのそれぞれに隣接させて挿入されるものとされる。
【0040】
次に、本発明に係る復調方法の概略について説明すると、本復調方法は、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを複数の原サブブロックに分割し、当該分割された複数の各原サブブロック中に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報を含む反転サブブロックを、前記複数の各原サブブロックに対応付けてそれぞれ生成し、前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体させることで情報ブロックから変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する際に用いられる復調方法である。
【0041】
詳しく述べると、本復調方法は、変換された符号ブロックのうち、複数の各原サブブロックの各々から、複数の各原サブブロック中に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付けられた原情報を抜き取ることにより、変換された符号ブロックを元の情報ブロックに復調することを特徴としている。
【0042】
本復調方法によれば、上述した変換方法を用いて変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する際に用いて最適な復調方法を得ることができる。
【0043】
ここで、上述した本発明に係る変換方法と、以下に述べる第1の変換装置11、及び第2の変換装置51との対応関係について述べると、第1乃至第2の変換装置11,51は、本発明に係る変換方法を、相互に異なる構成をもって具現化したものである。また、これと同様に、その他の実施形態に係る変換装置は、本発明に係る変換方法を、第1乃至第2の変換装置11,51とは異なる構成をもって具現化したものであるが、第1乃至第2の変換装置11,51に準じた構成をとるため、その図示説明を省略する。
【0044】
さて、本発明に係る第1の変換装置11の概略構成について、図1を参照して説明すると、第1の変換装置11は、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを順次シリアル入力する情報入力端子13と、分割手段として機能するシリアル/パラレル変換器(以下、「SP変換器」と言う。)15と、生成手段として機能し、論理否定演算を行う複数のノット回路17と、合体手段として機能するパラレル/シリアル変換器(以下、「PS変換器」と言う。)19と、符号ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた情報を順次シリアル出力する符号出力端子21と、を備えて構成されている。
【0045】
SP変換器15は、情報入力端子13を介してシリアル入力した例えば8ビット長の情報ブロックを、複数の原サブブロックA,B,C,…,Hに8等分に分割するとともに、分割した各原サブブロックA,B,C,…,H中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報をそれぞれパラレル出力するシリアル/パラレル変換機能を有している。
【0046】
複数のノット回路17の各々は、SP変換器15で分割された複数の各原サブブロックA,B,C,…,H中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報を含む反転サブブロックを、複数の各原サブブロックA,B,C,…,Hに対応付けて生成する生成機能を有している。
【0047】
PS変換器19は、複数の原サブブロックA,B,C,…,Hと、複数のノット回路17の各々で生成された複数の反転サブブロックとを合体させることにより、8ビット長の情報ブロックを、16ビット長の符号ブロックに変換する合体機能を有しており、ここで合体された符号ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた情報は、符号出力端子21を介してシリアル出力されるように構成されている。具体的には、PS変換器19は、複数の原サブブロックA,B,C,…,H中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報の各々に対応付けて、各原情報に対応する各反転情報の各々を、各原情報に隣接する次位置に挿入するように構成されている。これにより、第1の変換装置11で変換後の符号ブロックにおける情報配列は、図3に示すように、原情報と、原情報に対応する反転情報とが交互に位置するように整列することになる。
【0048】
次に、上述のように構成された第1の変換装置11の動作について説明すると、第1の変換装置11において、まず、SP変換器15は、情報入力端子13を介してシリアル入力した変換単位となる8ビット長の情報ブロックを、複数の原サブブロックA,B,C,…,Hに8等分に分割するとともに、分割した各原サブブロックA,B,C,…,H中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報をそれぞれパラレル出力する。
【0049】
これを受けて、複数のノット回路17の各々は、SP変換器15で分割された複数の各原サブブロックA,B,C,…,H中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報を含む反転サブブロックを、複数の各原サブブロックA,B,C,…,Hに対応付けて生成する。
【0050】
そして、PS変換器19は、複数の原サブブロックA,B,C,…,Hと、複数のノット回路17の各々で生成された複数の反転サブブロックとを合体させることにより、8ビット長の情報ブロックを、16ビット長の符号ブロックに変換する。ここで合体された符号ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた情報は、符号出力端子21を介してシリアル出力される。
【0051】
したがって、第1の変換装置11によれば、変換単位となる情報ブロックが、情報ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報と、その反転情報とを合体させた符号ブロックに変換されて、変換単位での原情報とその反転情報との数が均衡する結果として、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換することができる。
【0052】
一方、本発明に係る第1の復調装置31の概略構成について、図2を参照して説明すると、第1の復調装置31は、第1の変換装置11で変換されて、例えば図示しない伝送路を介して送出されてきた符号系列から順次抽出される復調単位となる符号ブロックを順次シリアル入力する符号入力端子33と、符号入力端子33を介してシリアル入力した例えば16ビット長の符号ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた情報を一旦蓄積するとともに、蓄積した情報を、次述するPS変換器37、又は後述する誤り検出回路41に分配してパラレル出力するSP変換器35と、原情報抜取手段として機能するPS変換器37と、PS変換器37で復調された元の情報ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報を順次シリアル出力する情報出力端子39と、原情報抜取手段、反転情報抜取手段、及び一致判定手段として機能する誤り検出回路41と、を備えて構成されている。
【0053】
PS変換器37は、SP変換器35に蓄積されている復調単位となる符号ブロックのうち、複数の各原サブブロックの各々から、複数の各原サブブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報を抜き取る原情報抜取機能を有している。具体的には、PS変換器37は、SP変換器35に蓄積されている、原情報及び反転情報を含む情報のうち、原情報を選択的に抜き取ることにより、符号ブロックを元の情報ブロックに復調するように構成されている。
【0054】
誤り検出回路41は、排他的論理和演算を行う複数のイクスクルーシブオア回路43と、複数のイクスクルーシブオア回路43からの出力に対して論理積演算を行うアンド回路45と、を含んで構成されており、アンド回路45からの出力は、状態出力端子47を介して出力されるように構成されている。
【0055】
複数のイクスクルーシブオア回路43は、SP変換器35に蓄積されている復調単位となる符号ブロックのうち、複数の各原サブブロックの各々から、この各原サブブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報を抜き取る原情報抜取機能と、復調単位となる符号ブロックのうち、複数の各反転サブブロックの各々から、この各反転サブブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた反転情報を抜き取る反転情報抜取機能と、を有している。具体的には、複数のイクスクルーシブオア回路43の各々は、SP変換器35に蓄積されている、原情報及び反転情報を含む情報のうち、相互に対応する情報の組み合わせを選択的にそれぞれ抜き取り、抜き取った各組み合わせに係る情報間で排他的論理和演算を行うことで、相互に対応する原情報と反転情報との一致性を検証するように構成されている。
【0056】
アンド回路45は、相互に対応する原情報と反転情報との組み合わせのうち、両者が一致する組み合わせが存在するか否かに係る一致判定を行う一致判定機能を有している。具体的には、アンド回路45は、複数のイクスクルーシブオア回路43の各々から出力される排他的論理和演算結果に対して論理積演算を行うことで、相互に対応する原情報と反転情報とが一致する組み合わせが存在するか否かを判定するように構成されている。
【0057】
次に、上述のように構成された第1の復調装置31の動作について説明すると、第1の復調装置31において、まず、SP変換器15は、符号入力端子33を介してシリアル入力した16ビット長の符号ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた情報を一旦蓄積するとともに、蓄積した情報を、PS変換器37、又は誤り検出回路41に分配してパラレル出力する。
【0058】
これを受けて、PS変換器37は、SP変換器35に蓄積されている復調単位となる符号ブロックのうち、複数の各原サブブロックの各々から、複数の各原サブブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報を抜き取ることにより、符号ブロックを元の情報ブロックに復調し、復調した情報を、情報出力端子39を介して出力する。
【0059】
したがって、第1の復調装置31によれば、上述のようにして変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する際に用いて最適な復調装置を得ることができる。
【0060】
一方、誤り検出回路41において、複数のイクスクルーシブオア回路43の各々は、SP変換器35に蓄積されている、原情報及び反転情報を含む情報のうち、相互に対応する情報の組み合わせを選択的にそれぞれ抜き取り、抜き取った各組み合わせに係る情報間で排他的論理和演算を行うことで、相互に対応する原情報と反転情報との一致性を検証する。具体的には、イクスクルーシブオア回路43は、ある組み合わせに係る情報が「0」と「1」のように相互に異なる場合には「1」を出力する一方、ある組み合わせに係る情報が「1」と「1」、又は「0」と「0」のように一致する場合には「0」を出力するので、複数のイクスクルーシブオア回路43からの各出力を監視することで、相互に対応する原情報と反転情報とが一致する誤り発生箇所を容易に特定することができる。
【0061】
複数のイクスクルーシブオア回路43から出力される排他的論理和演算結果を受けて、アンド回路45は、排他的論理和演算結果に対して論理積演算を行うことで、相互に対応する原情報と反転情報とが一致する組み合わせが存在するか否かに係る一致判定を行い、この一致判定結果、つまり誤り検出結果が、状態出力端子47を介して出力される。さらに言えば、アンド回路45は、正常時には「1」を出力する一方、異常時には「0」を出力するので、この出力を監視することで、異常状態が発生した旨を容易に認識することができる。
【0062】
なお、上述した一致判定の結果、両者が一致する組み合わせが存在する旨の判定が下されたとき、すなわち、相互に対応する原情報と反転情報とが一致する誤り発生箇所が存在する場合には、本第1の復調装置31では、異常状態が発生したとみなして、この旨を出力するようにしている。
【0063】
したがって、例えば、第1の変換装置11で変換された符号ブロックを伝送路を介して伝送する際に、伝送元から伝送先宛になんらかの異常状態が発生した旨を伝えたいとの要求が生じた場合には、伝送元において上述した両者が一致する組み合わせを符号ブロック中に強制的に含ませておけば、伝送元から伝送先宛に異常状態が発生した旨を確実に伝えることができる。
【0064】
また、異常状態の態様は、伝送誤り又は復調誤りを含むものとされる。この場合、上述した両者が一致する組み合わせが存在するとき、伝送誤り又は復調誤り等の符号誤りが発生したとみなす結果として、符号誤りを容易に検出可能な復調装置を得ることができる。
【0065】
なお、誤り検出処理の具体例としては、前述した複数のイクスクルーシブオア回路43からの各出力と、アンド回路45の出力を監視する以外にも、例えば、復調単位となる符号ブロック中に含まれる原情報と反転情報との数が均衡していることを利用して、原情報と反転情報との数を各々計数することで、誤り検出処理を実行することができる。
【0066】
さらに、上述した形態の誤り検出処理に加えて、既知の巡回冗長検査(CRC)や奇偶検査(パリティチェック)等の誤り検出処理を組み合わせて適用すれば、さらに精度が高い誤り検出処理を実現することができる。
【0067】
上述した誤り検出結果を受けて、例えば図示しない誤り符号訂正回路において、相互に対応する原情報と反転情報とが一致する誤り発生箇所を対象とする誤り符号訂正処理が実行されることになる。
【0068】
なお、誤り符号訂正処理の具体例としては、例えば、上述した誤り検出処理結果を受けて、復調単位となる符号ブロック中に含まれる原情報と反転情報との数が均衡していることに鑑みて、誤り検出処理で検出された符号誤り箇所と、原情報と反転情報との各数の計数結果を参照して、原情報の誤りか、又は反転情報の誤りかを識別し、この識別結果に基づいて、誤っている情報を訂正する誤り符号訂正処理を実行することができる。
【0069】
次に、本発明に係る第2の変換装置51、及び第2の復調装置61の概略構成について以下に順次説明する。なお、第1の変換装置11、及び第2の復調装置31と、第2の変換装置51、及び第2の復調装置61との間で共通する機能を有する部材間には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0070】
初めに、本発明に係る第2の変換装置51の概略構成について、図4を参照して説明すると、第2の変換装置51は、情報入力端子13と、SP変換器15と、複数のノット回路17と、PS変換器19と、符号出力端子21と、を備えて構成されている。
【0071】
SP変換器15は、情報入力端子13を介してシリアル入力した例えば8ビット長の情報ブロックを、複数の原サブブロックP1 ,P2 に2等分に分割するとともに、分割した各原サブブロックP1 ,P2 中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報をそれぞれパラレル出力するシリアル/パラレル変換機能を有している。
【0072】
複数のノット回路17の各々は、SP変換器15で分割された複数の各原サブブロックP1 ,P2 中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報を含む反転サブブロックP1 *,P2 *を、複数の各原サブブロックP1 ,P2 に対応付けて生成する生成機能を有している。
【0073】
PS変換器19は、複数の原サブブロックP1 ,P2 と、複数のノット回路17の各々で生成された複数の反転サブブロックP1 *,P2 *とを合体させることにより、8ビット長の情報ブロックを16ビット長の符号ブロックに変換する合体機能を有しており、ここで合体された符号ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた情報は、符号出力端子21を介してシリアル出力されるように構成されている。具体的には、PS変換器19は、複数の原サブブロックP1 ,P2 の各々に対応付けて、該当する複数の反転サブブロックP1 *,P2 *の各々を、各原サブブロックP1 ,P2 に隣接する次位置に挿入するように構成されている。これにより、第2の変換装置51で変換後の符号ブロックにおける情報配列は、図6に示すように、各原サブブロックP1 ,P2 と、これに対応する各反転サブブロックP1 *,P2 *とが交互に位置するように整列することになる。
【0074】
次に、上述のように構成された第2の変換装置51の動作について説明すると、第2の変換装置51において、まず、SP変換器15は、情報入力端子13を介してシリアル入力した変換単位となる8ビット長の情報ブロックを、複数の原サブブロックP1 ,P2 に2等分に分割するとともに、分割した各原サブブロックP1 ,P2 中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報をそれぞれパラレル出力する。
【0075】
これを受けて、複数のノット回路17の各々は、SP変換器15で分割された複数の各原サブブロックP1 ,P2 中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報を含む反転サブブロックP1 *,P2 *を、複数の各原サブブロックP1 ,P2 に対応付けて生成する。
【0076】
そして、PS変換器19は、複数の原サブブロックP1 ,P2 と、複数のノット回路17の各々で生成された複数の反転サブブロックP1 *,P2 *とを合体させることにより、8ビット長の情報ブロックを16ビット長の符号ブロックに変換する。ここで合体された符号ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた情報は、情報出力端子21を介してシリアル出力される。
【0077】
したがって、第2の変換装置51によれば、第1の変換装置11と同様に、変換単位となる情報ブロックが、情報ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報と、その反転情報とを合体させた符号ブロックに変換されて、変換単位での原情報とその反転情報との数が均衡する結果として、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換することができる。
【0078】
一方、本発明に係る第2の復調装置61の概略構成について、図5を参照して説明すると、第2の復調装置61は、符号入力端子33と、SP変換器35と、PS変換器37と、情報出力端子39と、誤り検出回路41と、を備えて構成されている。
【0079】
PS変換器37は、SP変換器35に蓄積されている、原情報及び反転情報を含む情報のうち、原情報を選択的に抜き取ることにより、符号ブロックを元の情報ブロックに復調するように構成されている。
【0080】
誤り検出回路41は、複数のイクスクルーシブオア回路43と、アンド回路45と、を含んで構成されており、アンド回路45からの出力は、状態出力端子47を介して出力されるように構成されている。
【0081】
次に、上述のように構成された第1の復調装置31の動作について説明すると、第1の復調装置31において、まず、SP変換器15は、符号入力端子33を介してシリアル入力した16ビット長の符号ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた情報を一旦蓄積するとともに、蓄積した情報を、PS変換器37、又は誤り検出回路41に分配してパラレル出力する。
【0082】
これを受けて、PS変換器37は、SP変換器35に蓄積されている復調単位となる符号ブロックのうち、複数の各原サブブロックP1 ,P2 の各々から、この各原サブブロックP1 ,P2 中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報を抜き取ることにより、符号ブロックを元の情報ブロックに復調し、復調した情報を、情報出力端子を介して出力する。
【0083】
したがって、第2の復調装置61によれば、第1の復調装置31と同様に、上述のようにして変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する際に用いて最適な復調装置を得ることができる。
【0084】
一方、誤り検出回路41における動作、及びその効果は、第1の復調装置31と同様であるので、その重複した説明を省略する。
【0085】
しかも、その他の実施形態に係る変換装置、及び復調装置によれば、図7(a),(b)に示すように、上記詳細に説明した変換装置、及び復調装置と同様の手順を用いることで、所定の変換及び復調が実現されることになる。
【0086】
なお、本発明に係る変換装置、及び復調装置を、例えば、変換装置で情報ブロックから変換された符号ブロックを、伝送路を介して復調装置宛に伝送し、復調装置において受信した符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する形態に適用した場合を考えると、本発明では簡易な装置構成を採用しているため、容易に高速動作を行わせることが可能である結果として、符号ブロックの動作周波数が情報ブロックの動作周波数の2倍となるにもかかわらず、その動作はきわめて安定したものとなり、何らの問題も生じることはない。
【0087】
また、動作周波数が高いことに起因する電磁波障害(EMI)を低減する手法として、各装置を低電圧駆動することが従来より実施されているが、この低電圧駆動の場合には、直流成分の変動による受信誤りが発生しやすくなることが一般に知られている。しかしながら、本発明では、直流成分が完全に除去されているので、直流成分の変動に起因する上記悪影響を全く考慮する必要はない結果として、各装置を低電圧駆動することにより、受信誤りを生じさせることなく、動作周波数が高いことに起因する電磁波障害(EMI)を低減することができる。
【0088】
なお、本発明は、上述した実施形態の例に限定されることなく、請求の範囲内において適宜に変更された形態で実施することができる。
【0089】
すなわち、例えば、本実施形態中、変換装置で変換後の符号ブロックにおける情報配列は、原情報と、原情報に対応する反転情報とが交互に位置するように整列する形態を例示して説明したが、本発明はこの形態に限定されることなく、変換対象となる符号ブロックの範囲内において、原情報と、この原情報に対応する反転情報とを、任意の位置関係となるように自由に配列させることが可能であることは言うまでもない。
【0090】
【発明の効果】
請求項1又は5の発明によれば、変換単位となる情報ブロックが、情報ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報と、その反転情報とを合体させた符号ブロックに変換されて、変換単位での原情報とその反転情報との数が均衡する結果として、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換することができる。
【0091】
また、請求項4又は8の発明によれば、変換された符号ブロックのうち、複数の各原サブブロックの各々から、複数の各原サブブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報を抜き取ることにより、変換された符号ブロックを元の情報ブロックに復調するので、したがって、本発明に係る変換方法を用いて変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する際に用いて最適な復調方法を得ることができる。
【0092】
さらに、請求項9の発明によれば、例えば、符号ブロックを伝送路を介して伝送する際に、伝送元から伝送先宛になんらかの異常状態が発生した旨を伝えたいとの要求が生じた場合には、伝送元において上述した両者が一致する組み合わせを符号ブロック中に強制的に含ませておけば、伝送元から伝送先宛に異常状態が発生した旨を確実に伝えることができる。
【0093】
そして、請求項10の発明によれば、異常状態は、伝送誤り又は復調誤りを含むものとされるので、この場合、上述した両者が一致する組み合わせが存在するとき、伝送誤り又は復調誤り等の符号誤りが発生したとみなす結果として、符号誤りを容易に検出可能な復調装置を得ることができるというきわめて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る第1の変換装置を表す機能ブロック構成図である。
【図2】図2は、本発明に係る第1の変換装置で変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する第1の復調装置を表す機能ブロック構成図である。
【図3】図3は、本発明に係る第1の変換装置又は第1の復調装置の各々で変換又は復調後の各ブロックを表す図である。
【図4】図4は、本発明に係る第2の変換装置を表す機能ブロック構成図である。
【図5】図5は、本発明に係る第2の変換装置で変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する第2の復調装置を表す機能ブロック構成図である。
【図6】図6は、本発明に係る第2の変換装置又は第2の復調装置の各々で変換又は復調後の各ブロックを表す図である。
【図7】図7(a),(b)は、本発明のその他の実施形態に係る変換装置又は復調装置の各々で変換又は復調後の各ブロックを表す図である。
【符号の説明】
11 第1の変換装置
13 情報入力端子
15 シリアル/パラレル(SP)変換器(分割手段)
17 複数のノット回路(生成手段)
19 パラレル/シリアル(PS)変換器(合体手段)
21 符号出力端子
31 第1の復調装置
33 符号入力端子
35 シリアル/パラレル(SP)変換器
37 パラレル/シリアル(PS)変換器(原情報抜取手段)
39 情報出力端子
41 誤り検出回路
43 複数のイクスクルーシブオア回路(原情報抜取手段、及び反転情報抜取手段)
45 アンド回路(一致判定手段)
47 状態出力端子
51 第2の変換装置
61 第2の復調装置
Claims (10)
- 情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを、符号ブロックに逐次変換する際に用いられる変換方法であって、
前記情報ブロックを、それぞれが複数のセグメントを含む複数の原サブブロックに分割し、
各原サブブロック中に含まれる複数のセグメントのそれぞれ1つに割り付けられた原情報の全てを反転して得られた反転情報を含む反転サブブロックを、各原サブブロックに対応付けて複数生成し、
前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体させることにより、前記情報ブロックを前記符号ブロックに変換することを特徴とする変換方法。 - 前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体させるにあたり、当該複数の反転サブブロックの各々は、前記複数の原サブブロックの任意の位置にそれぞれ挿入されることを特徴とする請求項1に記載の変換方法。
- 前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体させるにあたり、当該複数の反転サブブロックの各々は、前記複数の原サブブロックのうち、各自に対応する原サブブロックのそれぞれに隣接させて挿入されることを特徴とする請求項1に記載の変換方法。
- 情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを、それぞれが複数のセグメントを含む複数の原サブブロックに分割し、各原サブブロック中に含まれる複数のセグメントのそれぞれ1つに割り付けられた原情報の全てを反転して得られた反転情報を含む反転サブブロックを、各原サブブロックに対応付けて複数生成し、
前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体させることで情報ブロックから変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する際に用いられる復調方法であって、
前記変換された符号ブロックのうち、前記各原サブブロックから、当該各原サブブロック中に含まれる複数の各セグメントのそれぞれに割り付けられた原情報を抜き取ることにより、前記変換された符号ブロックを元の情報ブロックに復調することを特徴とする復調方法。 - 情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを、符号ブロックに逐次変換するように構成された変換装置であって、
前記情報ブロックを、それぞれが複数のセグメントを含む複数の原サブブロックに分割する分割手段と、
当該分割手段で分割された各原サブブロック中に含まれる複数各セグメントのそれぞれ1つに割り付けられた原情報の全てを反転して得られた反転情報を含む反転サブブロックを、各原サブブロックに対応付けて複数生成する生成手段と、
前記複数の原サブブロックと、前記生成手段で生成された複数の反転サブブロックとを合体させことにより、前記情報ブロックを前記符号ブロックに変換する合体手段と、
を備えたことを特徴とする変換装置。 - 前記合体手段は、前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体させるにあたり、当該複数の反転サブブロックの各々を、前記複数の原サブブロックの任意の位置にそれぞれ挿入することを特徴とする請求項5に記載の変換装置。
- 前記合体手段は、前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体させるにあたり、当該複数の反転サブブロックの各々を、前記複数の原サブブロックのうち、各自に対応する原サブブロックのそれぞれに隣接させて挿入することを特徴とする請求項5に記載の変換装置。
- 情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを、それぞれが複数のセグメントを含む複数の原サブブロックに分割し、各原サブブロック中に含まれる複数のセグメントのそれぞれ1つに割り付けられた原情報の全てを反転して得られた 反転情報を含む反転サブブロックを、各原サブブロックに対応付けて複数生成し、前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体させることで情報ブロックから変換された復調単位となる符号ブロックを、元の情報ブロックに復調するように構成された復調装置であって、
前記復調単位となる符号ブロックのうち、各原サブブロックから、当該各原サブブロック中に含まれる複数の各セグメントのそれぞれに割り付けられた原情報を抜き取る原情報抜取手段を備えて構成されることを特徴とする復調装置。 - 前記復調単位となる符号ブロックのうち、前記各反転サブブロックのから、当該各反転サブブロック中に含まれる複数の各セグメント毎に割り付けられた反転情報を抜き取る反転情報抜取手段と、
前記原情報抜取手段で抜き取られた原情報と、当該原情報に対応する、前記反転情報抜取手段で抜き取られた反転情報との組み合わせのうち、両者が一致する組み合わせが存在するか否かに係る一致判定を行う一致判定手段と、
をさらに備え、
前記一致判定手段における一致判定の結果、前記両者が一致する組み合わせが存在する旨の判定が下されたとき、異常状態が発生したとみなすことを特徴とする請求項8に記載の復調装置。 - 前記異常状態は、伝送誤り又は復調誤りを含むことを特徴とする請求項9に記載の復調装置。
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